JP2016114551A - 組合せ計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で物品を効果的に分散できる組合せ計量装置を提供する。【解決手段】組合せ計量装置1は、上方の物品投入位置Pから投入される物品を分散させる円錐形の分散部20と、分散部20の周囲に配置され、分散部20から供給される物品を搬送する複数の搬送部30と、分散部20の頂部21と物品投入位置Pとの間に配置され、分散部20に対して非対称に取り付けられた規制部材22と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、組合せ計量装置に関する。
従来の組合せ計量装置として、例えば特許文献1に記載された装置が知られている。特許文献1に記載の組合せ計量装置は、投入される物品を分散させる分散部と、分散部により分散された物品を搬送する複数の搬送部と、を備えている。この組合せ計量装置では、分散部に、投入される物品を分散させるほぐし装置が設けられている。ほぐし装置は、分散部に固定されたリングにおいて直径方向に延在するバーに設けられ、当該バーから上方に向かって延出する複数のフォークと、分散部の上方において回転可能に設けられたバーに設けられ、当該バーから下方に向かって延出する複数のフォークとがオーバーラップするように配置されている。
また、特許文献2に記載の組合せ計量装置は、複数の放射状搬送路が形成された放射フィーダを備えている。放射フィーダの頂上部には、上方から投入される物品を拡散させる拡散板が設けられている。拡散板は、水平方向に延在しており、その延在方向における中心部が放射フィーダの頂上部に位置している。
実開昭64−8638号公報 特開平5−264329号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の構成では、ほぐし装置の構造が複雑であるため製造コストが割高になると共に、回転するフォークに物品が接触したときに物品に傷が付くおそれがある。また、上記特許文献2に記載の構成では、上方から投入された物品が拡散板に接触したとしても、拡散板を中心として物品が塊状になって物品が分散しない状態になることもあった。
本発明は、簡易な構成で物品を効果的に分散できる組合せ計量装置を提供することを目的とする。
本発明に係る組合せ計量装置は、上方の物品投入位置から投入される物品を分散させる円錐形の分散部と、分散部の周囲に配置され、分散部から供給される物品を搬送する複数の搬送部と、を備える組合せ計量装置であって、分散部の頂部と物品投入位置との間に配置され、分散部に対して非対称に取り付けられた規制部材を備える。
この組合せ計量装置では、物品投入位置と分散部との間に規制部材を配置しているため、分散部に物品が接触する前に、物品を空中で分散させることができる。そのため、物品が塊の状態で分散部に落下することを防止できる。したがって、分散部において物品を効率良く分散させることができる。また、規制部材を分散部に対して非対称な配置(アンバランスな配置)としている。そのため、物品が頂部を中心にバランスよく分散部に落下する状態を防止することができ、分散部において確実な分散を実現することができる。
本発明に係る組合せ計量装置は、上方の物品投入位置から投入される物品を分散させる円錐形の分散部と、分散部の周囲に配置され、分散部から供給される物品を搬送する複数の搬送部と、を備える組合せ計量装置であって、分散部の頂部と物品投入位置との間に配置され、弾性部材を介して取り付けられた規制部材を備える。
この組合せ計量装置では、物品投入位置と分散部との間に規制部材を配置しているため、分散部に物品が接触する前に、物品を空中で分散させることができる。そのため、物品が塊の状態で分散部に落下することを防止できる。したがって、分散部において物品を効率良く分散させることができる。また、弾性部材を介して規制部材を配置している。これにより、規制部材に物品が接触したときに、物品の重量が重いほどその重量に応じた弾性部材の反発力が得られるため、その反発力によって、物品を効果的に分散させることができる。
一実施形態においては、規制部材は、頂部に対して平面視においてずれて取り付けられている。この構成により、規制部材が頂部に対して非対称な配置となるため、物品が頂部を中心にバランスよく分散部に落下する状態をより一層防止することができ、確実な分散を実現することができる。
一実施形態においては、規制部材は、頂部側から上方に向かって傾斜している。これにより、側面視において規制部材が物品の落下方向において非対称に配置されるため、物品が頂部を中心にバランスよく分散部に落下する状態をより一層防止することができ、確実な分散を実現することができる。また、上方の物品投入位置から投入される物品が分散部に落下するまでに規制部材と接触する面積を増やすことができる。したがって、物品をより効果的に分散させることができる。
一実施形態においては、規制部材は、分散部に取り付けられており、分散部は、振動によって物品を分散させる。この構成により、分散部の振動が規制部材にも伝搬するため、規制部材も振動する。これにより、規制部材に接触する物品を振動によって効果的に分散させることができる。
一実施形態においては、規制部材は、長尺の板状を呈している。これにより、規制部材における物品との接触面積を大きくすることができる。また、分散部が振動によって物品を分散する構成の場合には、規制部材を板状の部材とすることにより、分散部の振動が規制部材に効果的に伝搬して規制部材が振動する。そのため、物品をより効果的に分散させることが可能となる。
一実施形態においては、物品投入位置には、規制部材とは逆方向に傾斜をした補助規制部材が配置されている。これにより、物品が規制部材に接触する前に補助規制部材によって規制部材の傾斜方向とは逆方向の落下方向に物品を投入するため、規制部材での分散効果が効果的に図れる。
本発明によれば、簡易な構成で物品を効果的に分散できる。
図1は、一実施形態に係る組合せ計量装置を模式的に示す図である。 図2は、組合せ計量装置の構成を示すブロック図である。 図3は、クロスフィーダ及び分散テーブルを示す側面図である。 図4は、クロスフィーダ及び分散テーブルを示す正面図である。 図5は、分散部材を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(1)全体構成
図1は、一実施形態に係る組合せ計量装置を模式的に示す図である。図2は、組合せ計量装置の構成を示すブロック図である。図1又は図2に示されるように、組合せ計量装置1は、クロスフィーダ10と、分散テーブル(分散部)20と、複数の放射フィーダ(搬送部)30と、複数のプールホッパ40と、複数の計量ホッパ50と、集合排出シュート60と、タイミングホッパ70と、制御部80と、を備えている。
上記構成を有する組合せ計量装置1は、以下のように機能する。組合せ計量装置1には、外部からクロスフィーダ10に、組合せ計量装置1の被計量物としての物品が供給される。物品は、例えば食品であり、具体的には、例えば野菜(もやし)等である。クロスフィーダ10によって搬送されてくる物品は、分散テーブル20に投入される。分散テーブル20は、物品を分散させながら搬送し、分散テーブル20の周囲に配置された複数の放射フィーダ30に物品を供給する。放射フィーダ30のそれぞれは、分散テーブル20から供給された物品を、各放射フィーダ30に対応して設けられたプールホッパ40まで搬送し、そのプールホッパ40に供給する。
各プールホッパ40に供給された物品は、そのプールホッパ40の下方に配置された計量ホッパ50へと受け渡される。制御部80は、計量ホッパ50が有する後述のロードセル56の計量値(計量ホッパ50内の物品の計量値)を基に組合せ計量演算を行い、組合せ計量演算の結果が所定の許容範囲内で、且つ、最も目標値に近くなる物品の組合せを選択する。選択された組合せに含まれる計量ホッパ50内の物品は、集合排出シュート60へと排出される。集合排出シュート60に排出された物品は、タイミングホッパ70に供給される。タイミングホッパ70は、例えば、組合せ計量装置1の後段に設置された製袋包装機等に物品を供給する。
(2)詳細構成
続いて、組合せ計量装置1の各部の構成について詳細に説明する。
(2−1)クロスフィーダ
クロスフィーダ10は、分散テーブル20に物品を供給する。クロスフィーダ10は、組合せ計量装置1に外部から供給された物品を例えばコンベア11により搬送し、分散テーブル20に供給する。クロスフィーダ10は、分散テーブル20の上方に配置されている。クロスフィーダ10のコンベア11から物品が供給(投入)される部分が、物品を分散テーブル20に上方から投入する物品投入位置Pとなっている。なお、物品投入位置Pは、コンベア11の端部近傍の領域だけに限定されず、物品が分散テーブル20に到達するまでの間の位置も含んでいる。
図3は、クロスフィーダ及び分散テーブルを示す側面図である。図4は、クロスフィーダ及び分散テーブルを示す正面図である。図3及び図4に示されるように、クロスフィーダ10には、補助分散部材(補助規制部材)12が設けられている。補助分散部材12は、クロスフィーダ10から供給された物品を空中で分散する。補助分散部材12は、物品投入位置Pに配置されている。具体的には、補助分散部材12は、コンベア11の先端からコンベア11の搬送方向(図中Y方向)において所定の間隔をあけて配置された部材10aに固定具13によって固定されている。なお、部材10aは、コンベア11の搬送方向において移動可能に設けられている。
補助分散部材12は、第1分散部14と、2つの第2分散部15と、2つの第3分散部16と、を有している。第1分散部14、第2分散部15及び第3分散部16のそれぞれは、板状体であり、例えば、SUS等の金属で形成されている。第1分散部14、第2分散部15及び第3分散部16のそれぞれは、略短冊状を呈しており、長さ寸法が同等とされている。
第1分散部14、第2分散部15及び第3分散部16は、幅方向(図中X方向)において所定の間隔をあけて並んで配置されている。具体的には、図4に示されるように、補助分散部材12では、幅方向の中央部に第1分散部14が配置され、その第1分散部14と所定の間隔をあけて第1分散部14を挟む位置に第2分散部15がそれぞれ配置されており、第2分散部15と所定の間隔をあけて第2分散部15を挟む位置に第3分散部16がそれぞれ配置されている。
第1分散部14、第2分散部15及び第3分散部16は、各面14a,15a,16aが鉛直方向(図中Z方向)に交差するように(各面14a,15a,16aが上を向くように)、一端部がクロスフィーダ10の部材10aに固定されている。つまり、第1分散部14、第2分散部15及び第3分散部16は、鉛直方向に対して、傾斜して配置されている。第1分散部14の鉛直方向に対する傾斜角度θ1は、第2分散部15の傾斜角度θ2よりも大きい(θ1>θ2)。また、第2分散部15の傾斜角度θ2は、第3分散部16の傾斜角度θ3よりも大きい(θ2>θ3)。すなわち、θ1>θ2>θ3の関係を満たしている。
上記構成を有する補助分散部材12は、コンベア11から供給(投入)された物品を各面14a,15a,16aで受け止めて、例えば塊状の物品を空中で分散する。補助分散部材12により分散された物品は、分散テーブル20に落下する。
(2−2)分散テーブル
分散テーブル20は、円錐台状(円錐形)のテーブル状の部材である。分散テーブル20は、平面の頂部21を有する。分散テーブル20は、分散テーブル20の上方に設置されたクロスフィーダ10から、物品の供給を受ける。分散テーブル20は、例えば、図示しない電磁石により振動させられることで、供給された物品を周方向に分散させながら径方向外向きに搬送する。分散テーブル20の外縁まで搬送された物品は、分散テーブル20の外縁側下方に配置された複数の放射フィーダ30に供給される。
図5は、分散部材を示す図である。図3〜図5に示されるように、分散テーブル20には、分散部材(規制部材)22が設けられている。分散部材22は、クロスフィーダ10から供給される物品を分散テーブル20に到達する前に空中で分散する。分散部材22は、分散テーブル20の頂部21と物品投入位置Pとの間に配置されている。本実施形態では、分散部材22は、分散テーブル20の頂部21に取り付けられている。分散部材22は、例えばSUS等の金属で形成されている。分散部材22は、固定部24と、分散部26と、を有している。分散部材22は、例えば金属の板状体を曲げ加工することにより、固定部24及び分散部26が一体に形成されている。
固定部24は、分散テーブル20の頂部21に固定される部分である。固定部24は、例えば、L字形状を呈している。固定部24は、弾性部材28を介して、頂部21に固定されている。弾性部材28は、例えば、ゴムである。固定部24は、頂部21に対して、当該頂部21との間に弾性部材28を介在させて、例えば、ボルトB及びナットNにより固定されている。なお、弾性部材28の厚みは、適宜設定されればよい。弾性部材28としては、例えば、ばね等を用いることができる。
分散部26は、物品と当接して物品を分散する部分である。分散部26は、長尺の板部材であり、略短冊形状を呈している。分散部26は、一端部が固定部24に接続されている。分散部26は、一端部(頂部21側)から上方に向かって傾斜して設けられている。分散部26の傾斜角度は、適宜設定されればよい。分散部26は、物品が接触する接触面26aを有している。接触面26aは、本実施形態では、例えば平面である。接触面26aは、例えば、物品の付着を抑制するために表面に凹凸が形成されていてもよいし、湾曲していてもよい。分散部26の長さ寸法は、設計に応じて適宜設定されればよい。
上記構成を有する分散部材22は、円錐台状を呈する分散テーブル20に非対称に配置されている。具体的には、分散部材22は、頂部21に対して、平面視においてずれて取り付けられている。詳細には、分散部材22は、分散部26の長手方向の中央部が頂部21に対して水平方向にずれた位置に配置されるように、頂部21に取り付けられている。すなわち、分散部材22は、分散テーブル20の形状に対して、アンバランスに配置されている。また、分散部材22は、クロスフィーダ10に設けられた補助分散部材12の各分散部14,15,16の傾斜方向と逆方向に傾斜するように、頂部21に取り付けられている。すなわち、補助分散部材12の各分散部14,15,16の延在方向と分散部材22の分散部26の延在方向とは、交差する。また、図4に示されるように、分散部材22は、幅方向(X方向)において、第1分散部14と同じ位置に配置されている。
上記構成を有する分散部材22は、クロスフィーダ10(補助分散部材12)から供給された物品を分散部26の接触面26aで受け止めて、物品を分散する。分散部材22により分散された物品は、分散テーブル20に落下する。
(2−3)放射フィーダ
組合せ計量装置1は、複数の放射フィーダ30を有する。複数の放射フィーダ30は、分散テーブル20の周囲に環状に配置されている。複数の放射フィーダ30は、分散テーブル20を中心として放射状に延びている。
各放射フィーダ30は、例えば、図示しない電磁石により振動させられることで、分散テーブル20から供給された物品を、径方向外向き(分散テーブル20から遠ざかる向き)に搬送する。各放射フィーダ30の外縁まで搬送された物品は、各放射フィーダ30の外縁側下方に配置されるプールホッパ40に供給される。
(2−4)プールホッパ
組合せ計量装置1は、放射フィーダ30と同数のプールホッパ40を有する。プールホッパ40は、各放射フィーダ30の外縁側下方に1つ配置されている。プールホッパ40には、上方に配置された放射フィーダ30から供給される物品が一時的に貯留される。
各プールホッパ40の下部には、PHゲート42が設けられている。PHゲート42が開かれることで、プールホッパ40の下方に配置された計量ホッパ50に、プールホッパ40内の物品が供給される。各PHゲート42は、図示しないリンク機構が、ステッピングモータ44により動作させられることで開閉する。ステッピングモータ44の開閉は、制御部80により制御される。
(2−5)計量ホッパ
組合せ計量装置1は、プールホッパ40と同数の計量ホッパ50を有する。各プールホッパ40の下方には、計量ホッパ50が1つ配置される。計量ホッパ50は、プールホッパ40から供給された物品の重量、すなわち放射フィーダ30からプールホッパ40を介して供給された物品の重量を計量する。
各計量ホッパ50の下部には、WHゲート52が設けられている。WHゲート52が開かれることで、集合排出シュート60に、計量ホッパ50内の物品が供給される。各WHゲート52は、図示しないリンク機構が、ステッピングモータ54により動作させられることで開閉する。ステッピングモータ54の開閉は、制御部80により制御される。
各計量ホッパ50は、計量ホッパ50に保持される物品を計量するためのロードセル56を有する。ロードセル56は、計量機構の一例である。ロードセル56の計量結果は、計量信号として、図示しない増幅器を介して後述する制御部80のマルチプレクサ83に送信される。
(2−6)集合排出シュート
集合排出シュート60は、排出経路部材の一例である。集合排出シュート60は、ロードセル56の計量結果に基づいた組合せ計量後に、計量ホッパ50から組合せに選択された計量済みの物品が供給される。集合排出シュート60は、計量ホッパ50から供給された物品を集合させてタイミングホッパ70に供給する。
(2−7)タイミングホッパ
タイミングホッパ70は、集合排出シュート60から供給された物品を、後段の製袋包装機等に受け渡す。タイミングホッパ70の下部には、THゲート72が設けられている。THゲート72が開かれることで、後段の製袋包装機等に、タイミングホッパ70内の物品が供給される。THゲート72は、図示しないリンク機構が、ステッピングモータ74により動作させられることで開閉する。ステッピングモータ74の開閉は、制御部80により制御される。タイミングホッパ70は、このTHゲート72を閉鎖している間は、集合排出シュート60から滑り落ちた被計量物を受け、その内部に保持し、THゲート72を開放することによって、保持した被計量物を下方へ送り、後段の製袋包装機等に受け渡す。
(2−8)制御部
図2に示されるように、制御部80は、CPU(Central Processing Unit)81と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリ82と、を有する。また、制御部80は、マルチプレクサ83と、A/D変換器84と、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)85と、を有する。
マルチプレクサ83は、DSP85の命令に従い、ロードセル56の重量信号から1の重量信号を選択し、A/D変換器84に送信する。A/D変換器84は、マルチプレクサ83から受け取った重量信号(アナログ信号)を、DSP85から送信されるタイミング信号に従いデジタル信号に変換し、DSP85に送信する。DSP85は、A/D変換器84から送信されたデジタル信号に対してフィルタ処理を行う。
制御部80は、ステッピングモータ44、ステッピングモータ54、ステッピングモータ74、及びタッチパネル86等、組合せ計量装置1の各部と接続されている。タッチパネル86は、入力と出力の両機能を兼ね備えた液晶ディスプレイ(LCD)であり、入力部及び出力部として機能する。タッチパネル86は、組合せ計量に関する各種設定等の入力を受け付ける。例えば、タッチパネル86は、運転パラメータの入力、及び、物品の1個当たりの重量に関する単重値の入力等を受け付ける。制御部80では、CPU81が、メモリ82に記憶されているプログラムを実行することで、組合せ計量装置1の各部を制御する。
制御部80は、例えば、計量ホッパ50における計量値を基に、組合せ計量演算を行う。具体的には、制御部80は、DSP85によりフィルタ処理された信号を用いて、各計量ホッパ50に保持されている物品の重量を算出し、重量の合計が所定の目標重量範囲で、且つ、最も目標値に近くなるよう組合せ計量演算を行う。そして、制御部80は、組合せ計量演算の結果を基に、計量ホッパ50の組合せを決定し、決定された計量ホッパ50のWHゲート52が開くよう、ステッピングモータ54の動作を制御する。また、制御部80は、タイミングホッパ70のTHゲート72の開閉を制御する。
(作用効果)
以上説明したように、組合せ計量装置1では、物品投入位置Pと分散テーブル20との間に分散部材22を配置しているため、分散テーブル20に物品が接触する前に、物品を空中で分散させることができる。そのため、物品が塊の状態で分散部に落下することを防止できる。したがって、分散テーブル20において物品を効率良く分散させることができる。また、分散部材22を分散テーブル20に対して非対称な配置(アンバランスな配置)としている。そのため、物品が分散テーブル20の頂部21を中心にバランスよく分散テーブル20に落下する状態を防止することができ、分散テーブル20において確実な分散を実現することができる。
本実施形態では、分散部材22は、弾性部材28を介して分散テーブル20の頂部21に取り付けられている。これにより、分散部材22に物品が接触したときに、物品の重量が重いほどその重量に応じた弾性部材28の反発力が得られるため、その反発力によって、物品を効果的に分散させることができる。
本実施形態では、分散部材22は、分散テーブル20の頂部21に対して平面視においてずれて取り付けられている。この構成により、分散部材22が頂部21に対して非対称な配置となるため、物品が頂部21を中心にバランスよく分散テーブル20に落下する状態をより一層防止することができ、確実な分散を実現することができる。
本実施形態では、分散部材22は、頂部21側から上方に向かって傾斜している。これにより、側面視において分散部材22が物品の落下方向において非対称に配置されるため、物品が頂部21を中心にバランスよく分散テーブル20に落下する状態をより一層防止することができ、確実な分散を実現することができる。また、上方の物品投入位置Pから投入される物品が分散テーブル20に落下するまでに分散部材22と接触する面積を増やすことができる。したがって、物品をより効果的に分散させることができる。
本実施形態では、分散テーブル20は、振動によって物品を分散させる。この構成により、分散テーブル20の振動が分散部材22にも伝搬するため、分散部材22も振動する。これにより、分散部材22に接触する物品を振動によって効果的に分散させることができる。
本実施形態では、分散部材22は、長尺の板状を呈している。これにより、分散部材22の接触面26aと物品とが接触する接触面積を大きくすることができる。また、分散テーブル20が振動によって物品を分散するため、分散部材22を板状の部材とすることにより、分散テーブル20の振動が分散部材22に効果的に伝搬して分散部材22が振動する。そのため、物品をより効果的に分散させることが可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態では、物品として食品を一例に説明したが、物品は他のものであってもよい。
上記実施形態では、規制部材である分散部材22が分散テーブル20に設けられている構成を一例に説明したが、規制部材は、分散テーブル20の頂部21と物品投入位置Pとの間に配置されていればよい。つまり、分散部材は、分散テーブル20に設けられていなくてもよく、例えば、クロスフィーダ10に設けられていてもよい。或いは、クロスフィーダ10及び分散テーブル20とは別に設けられていてもよい。また、クロスフィーダ10に設けられた補助分散部材12を規制部材としてもよい。
上記実施形態では、分散部材22の分散部26が傾斜して配置される形態を一例に説明したが、分散部材22の形状はこれに限定されない。分散部材は、分散テーブル20に対して非対称に配置されていればよく、いかなる形状であってもよい。
上記実施形態では、分散部材22が板状である形態を一例に説明したが、分散部材22は、例えば、柱状であってもよい。また、上記実施形態では、分散部材22の分散部26が短冊状を呈している形態を一例に説明したが、分散部26の形状はこれに限定されない。分散部26の形状は、設計に応じて適宜設定されればよい。
上記実施形態では、補助分散部材12が第1分散部14、2つの第2分散部15、及び、2つの第3分散部16を有する形態を一例に説明したが、補助分散部材12の構成はこれに限定されない。補助分散部材に設けられる分散部の数及び形状は、設計に応じて適宜設定されればよい。
上記実施形態では、分散テーブル20が振動によって物品を分散させる形態を一例に説明したが、分散テーブル20は、回転することによって物品を分散させてもよい。また、放射フィーダ30が振動によって物品を搬送する形態を一例に説明したが、放射フィーダ30は、例えば、回転駆動可能なコイルユニット(スクリュー)によって物品を搬送してもよい。
1…組合せ計量装置、12…補助分散部材(補助規制部材)、20…分散テーブル(分散部)、22…分散部材(規制部材)、28…弾性部材、30…放射フィーダ(搬送部)、P…物品投入位置。

Claims (7)

  1. 上方の物品投入位置から投入される物品を分散させる円錐形の分散部と、
    前記分散部の周囲に配置され、前記分散部から供給される前記物品を搬送する複数の搬送部と、を備える組合せ計量装置であって、
    前記分散部の頂部と前記物品投入位置との間に配置され、前記分散部に対して非対称に取り付けられた規制部材を備える、組合せ計量装置。
  2. 上方の物品投入位置から投入される物品を分散させる円錐形の分散部と、
    前記分散部の周囲に配置され、前記分散部から供給される前記物品を搬送する複数の搬送部と、を備える組合せ計量装置であって、
    前記分散部の頂部と前記物品投入位置との間に配置され、弾性部材を介して取り付けられた規制部材を備える、組合せ計量装置。
  3. 前記規制部材は、前記頂部に対して平面視においてずれて取り付けられている、請求項1又は2に記載の組合せ計量装置。
  4. 前記規制部材は、前記頂部側から上方に向かって傾斜している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
  5. 前記規制部材は、前記分散部に取り付けられており、
    前記分散部は、振動によって前記物品を分散させる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
  6. 前記規制部材は、長尺の板状を呈している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
  7. 前記物品投入位置には、前記規制部材とは逆方向に傾斜をした補助規制部材が配置されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
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