JP5248246B2 - 組合せ秤の物品搬送装置 - Google Patents

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本発明は、組合せ秤に備えられる物品搬送装置に関し、特に物品搬送装置が備えるフィーダパンの構造に関する。
組合せ秤は、一般に、複数の計量容器を備えており、複数の計量容器内の被計量物の計量値を種々に組合せ、これらの組合せの中から、合計重量が目標重量に最も近い値の組合せを選択し、選択された組合せの計量容器から被計量物を排出するものである。組合せ秤には、被計量物を複数の計量容器に分散させて供給するために物品搬送装置が備えられている。
上記のような物品搬送装置として、例えば、特許文献1に記載されているように、分散フィーダと、この分散フィーダを包囲するように放射状に配置された複数の直進フィーダとを備えたものが知られている。分散フィーダは、円錐状のトップコーンと、このトップコーンに振動を付与する振動器を備えており、トップコーンの略中央部に供給された物品(組合せ秤における被計量物)はトップコーン上をその傾斜と振動とにより分散しながら転落し、トップコーンの周縁から直進フィーダへ落下する。また、直進フィーダは、フィーダパンと、このフィーダパンに振動を付与する振動器とを備えている。そして、分散フィーダから直進フィーダのフィーダパンに送られてきた物品は、フィーダパンの振動により下流側(供給ホッパ側)へ搬送され、各直進フィーダに対応して設けられた供給ホッパへ落下する。供給ホッパへ落下した物品は、供給ホッパの下方に配置された計量ホッパ(計量容器)に投入される。
上述のような直進フィーダのフィーダパンには、一般に、分散フィーダのトップコーンの周縁下部から供給ホッパの上方まで物品を搬送する搬送面と、この搬送面の両側に沿ってそれぞれ起立した側壁とが一体的に構成されている。複数の直進フィーダのフィーダパンは、隣接するフィーダパンの側壁同士を上下に重ね合わせるようにして、分散フィーダのトップコーンの周縁を環状に包囲するように配置されている。ところが、このように隣接して配置された直進フィーダのフィーダパンとの境界(側壁)を物品が跨る現象が生じ、これにより後続する物品の移動が阻止されてブリッジが発生し、物品が円滑にフィーダパン上を搬送されなくなることが課題となっていた。
そこで、このようなフィーダパン同士の境界における物品の跨り現象を防止するために、特許文献1及び特許文献2に記載のフィーダパンには、物品を搬送面側に強制的に流れさせるガイド部が側壁上に設けられている。このガイド部は、物品の直線的な移動を転向させて隣接するフィーダパンの何れかに物品を流れさせることのできる形状を有している。
実開平6−25223号公報 実開平7−38927号公報
ところで、上記のような物品搬送装置において、直進フィーダのフィーダパンは、搬送される物品の形状等に応じて好適なものが採用される。図9は従来の組合せ秤に備えられた物品搬送装置を説明する図である。例えば、図9(a)に示すように、トップコーン3の周縁近傍の側壁からガイド部59が立ち上がった形状のフィーダパン5が知られている。このようなフィーダパンを、以下に便宜的にタイプAという。また、例えば、図9(b)に示すように、側壁はタイプAのものと比較して低く、且つ、搬送方向中途部の側壁からガイド部59が立ち上がった形状のフィーダパン5が知られている。このようなフィーダパンを、以下に便宜的にタイプBという。
タイプAのフィーダパン5では、分散フィーダ30から直進フィーダ50に落下した物品は、フィーダパン5の上流部に供給されるやいなや各フィーダパン5の搬送面58に分かれて移動するので、一旦搬送面58に落ちた物品は側壁及びガイド部59を乗り越えて隣接するフィーダパンへ移動することはない。タイプAのフィーダパンは、主に、キャンディやポテトチップスなどのフィーダパン上を滑らかに転がり落ちる物品に適している。一方、タイプBのフィーダパン5では、フィーダパン5の上流部に供給された物品は、フィーダパン5の上流部では比較的低い側壁を乗り越えて又は跨って隣接するフィーダパン間を移動することが可能であり、ガイド部59より下流部ではガイド部59により隣接するフィーダパン間の移動が阻まれて各フィーダパンの搬送面58に案内される。タイプBのフィーダパンは、キャベツの千切りやシュレッドチーズなどの性状が柔らかくて付着性(粘着性)があり比重が小さい物品に適している。但し、搬送面の傾斜、側壁の高さ、ガイド部の立ち上がり位置及び角度は、各物品に応じて適宜定められて、特にフィーダパンの形状によって物品の特性が限定されるわけではない。
タイプBのフィーダパンでは、物品によるブリッジの発生を防止するために、側壁が比較的低く形成され、ガイド部の立ち上がり角度もやや緩やかに形成されることが多い。しかし、このようなフィーダパンでは、物品がガイド部を乗り越えて下流側へ流れ落ちてしまい供給ホッパ内ではなく隣接する供給ホッパ間に落下することがある。このように供給ホッパ内に投入されなかった物品は、計量されずに組合せ秤から排出されて計量不良を引き起こしたり、組合せ秤の外へ飛散して無駄になったりすることから、被計量物がフィーダパンのガイド部を乗り越えて下流側へ流れ落ちてしまう事態は好ましくない。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、隣接するフィーダパン同士の間を乗り越えて物品が落下することを防止することができる組合せ秤の物品搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の組合せ秤の物品搬送装置は、フィーダパンと前記フィーダパンを加振する振動器とを備えて前記フィーダパン上で物品を搬送する組合せ秤の物品搬送装置において、前記フィーダパンは、前記物品の搬送方向に延びる略平面状の搬送面と、前記搬送面の両脇に沿って起立する2つの壁面と、前記2つの壁面のうち一方の上端に連設され且つ前記搬送面側に下る斜面とその反対側に下る斜面とを有する第一振分面と、前記第一振分面上を移動する前記物品が当接するように前記第一振分面上に設けられ且つ当接する前記物品に下向きの加速度を付与する当接面とを、備えるものである。
上位構成の物品搬送装置によれば、第一振分面上を移動する物品は、当接面に当接して下向きの加速度を付与されることにより移動方向を転向し、下方に位置する搬送面に至る。従って、物品搬送装置のフィーダパン上を搬送される物品が、第一振分面の後端から落下することがない。よって、第一振分面が隣接するフィーダパンの搬送面間に位置するように複数のフィーダパンを配置する場合には、隣接するフィーダパン同士の間を乗り越えて物品が落下することを防止することができる。
前記組合せ秤の物品搬送装置において、前記当接面は、前記搬送面に対して90度以下の傾きを有することが望ましい。これにより、当接面に当接した物品は効果的に移動方向が転向され、確実に搬送面へと移動することができる。
また、前記組合せ秤の物品搬送装置において、前記第一振分面は、前記搬送面側に下る斜面とその反対側に下る斜面とにより形成される稜線の高さが前記搬送面に対して変化する部分を有し、この部分に前記当接面が設けられていることが望ましい。これにより、搬送面から離れる方向へ移動しようとする物品の移動方向を搬送面側へ転向させ、物品を搬送面に確実に移動させることができる。
さらに、前記組合せ秤の物品搬送装置において、前記当接面は、搬送方向上流側よりも下流側が下方に位置していることが望ましい。これにより、物品を、当接面と第一振分面との間でブリッジを起こすことなく、搬送方向下流側且つ下方へ移動させて搬送面へ至るように案内することができる。
また、前記組合せ秤の物品搬送装置において、前記フィーダパンは、前記2つの壁面のうち他方の上端に連設され且つ前記搬送面側に下る斜面を有する第二振分面を更に備えることができる。
このとき、前記組合せ秤の物品搬送装置は、前記フィーダパンを複数備え、互いに隣接して配置される一方の前記フィーダパンの前記第一振分面が、他方の前記フィーダパンの前記第二振分面の上方に位置するように、複数の前記フィーダパンが組み合わされて配置される。
さらに、前記組合せ秤の物品搬送装置において、前記振動器は、前記フィーダパンを前記搬送方向及び上方向への加速度成分を有するように加振するように構成することができる。これにより、フィーダパンの振動とフィーダパンが備える当接面の形状とにより、より効果的に物品を振り分けて搬送方向へ搬送することができる。
本発明は、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、第一振分面上を移動する物品は、当接面に当接して移動方向を転向して下方に位置する搬送面に至るので、隣接するフィーダパン同士の間を乗り越えて物品が落下することを防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複説明を省略する。
(実施の形態)
〔組合せ秤99〕
まず、本発明の実施の形態に係る組合せ秤99の概略構成について説明する。図1は本発明の実施の形態に係る組合せ秤の概略構成を説明する図である。
図1に示すように、組合せ秤99は、外部から受け取った被計量物(以下、物品ともいう)をその量を調整しながら供給する供給装置1と、物品の組合せ秤量を行う複数の計量ホッパ8と、供給装置1より供給された物品を各計量ホッパ8へ搬送する分散フィーダ30、複数の直進フィーダ50及び複数の供給ホッパ7と、組合せ秤量された物品を包装などの次工程へ送り出す集合シュート11、集合ファンネル12及び集合ホッパ10と、組合せ秤99の制御及び組合せ演算を行う制御装置16とを備えている。
供給装置1は、振動器2が取り付けられたトラフ(大型の細長い容器)を備え、このトラフには図示されていない他の装置から物品が供給される。この供給装置1では、トラフの振動によって、トラフ上の物品が分散フィーダ30へ供給される。但し、供給装置1は、無端状ベルトとこの無端状ベルトに列状に配置された複数の容器とで構成されたベルトコンベアであってもよい。
分散フィーダ30は、組合せ秤99の本体の上部(集合シュート11の上方)に設けられている。分散フィーダ30は、円錐形状のトップコーン3と、このトップコーン3を加振する振動器4とを備えている。供給装置1より分散フィーダ30のトップコーン3上に供給された物品は、振動によってトップコーン3上を滑り落ちるうちに放射状に分散する。なお、分散フィーダ30の上方には、分散フィーダ30にある物品の量(具体的には、分散フィーダ30のトップコーン3上にある物品の層厚)を検出するためのレベルセンサ1aが設けられている。レベルセンサ1aは、例えば、超音波センサで構成することができる。
分散フィーダ30の周囲には、複数の直進フィーダ50が放射状に配設されている。各直進フィーダ50は、フィーダパン5と、このフィーダパン5を加振する振動器6とを備えている。分散フィーダ30より直進フィーダ50のフィーダパン5上に送られた物品は、振動によって供給ホッパ7に送り出される。
各直進フィーダ50の物品の送出側に供給ホッパ7が1つずつ設けられ、複数の供給ホッパ7は環状に配置されている。さらに、各供給ホッパ7の下方には計量容器としての計量ホッパ8が1つずつ設けられ、複数の計量ホッパ8は環状に配置されている。各供給ホッパ7はゲート7aを備えており、このゲート7aが開かれると、供給ホッパ7に保持されている物品は、その下方に位置する計量ホッパ8に投入される。
各計量ホッパ8は、計量ホッパ8内の物品の重量を計量するために、ロードセル等の重量センサ9を備えている。各重量センサ9の計量値(検出信号)は、制御装置16へ伝達される。
複数の計量ホッパ8の下方には、集合シュート11が設けられ、集合シュート11の下端部には集合ファンネル12が設けられ、集合ファンネル12の下方には集合ホッパ10が設けられている。各計量ホッパ8はゲート8aを備えており、このゲート8aが開かれると、計量ホッパ8に保持されている物品は集合シュート11上を滑り落ちて集合ファンネル12から排出され、集合ホッパ10に投入される。また、集合ホッパ10はゲート10aを備えており、このゲート10aが開かれると、集合ホッパ10に保持されている物品は、図示しない包装機へ投入される。
続いて、組合せ秤99の制御系統の構成について説明する。図2は組合せ秤の制御装置の機能ブロック図である。
図2に示すように、制御装置16は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUを内蔵した演算制御部22と、運転プログラムを含む処理プログラム等を記憶し作業領域として利用される主記憶装置部21と、運転条件データ等が格納された補助記憶装置部23と、I/O回路18と、A/D変換回路13と、ゲート駆動回路14と、振動制御回路15とを、備えている。
演算制御部22には、組合せ秤99のユーザーインターフェースである操作設定表示装置17が、信号を相互に送受信可能に接続されている。この操作設定表示装置17は、組合せ秤99の運転に係る操作や設定条件を演算制御部22へ入力するタッチパネル式の操作部と、演算制御部22の出力を受けて組合せ秤99の操作画面や運転状態などを表示するスクリーン(表示部)とにより構成されている。
ゲート駆動回路14は、供給ホッパ7、計量ホッパ8、及び集合ホッパ10に信号を送信可能に接続されている。そして、ゲート駆動回路14は、演算制御部22から信号を受けて、供給ホッパ7、計量ホッパ8、及び集合ホッパ10に信号を送信するように構成されている。また、振動制御回路15は、供給装置1、分散フィーダ30、及び直進フィーダ50に信号を送信可能に接続されている。そして、振動制御回路15は、演算制御部22からの信号を受けて、供給装置1、分散フィーダ30、及び直進フィーダ50に信号を送信するように構成されている。
I/O回路18はレベルセンサ1aと接続されており、レベルセンサ1aからの検出信号は、I/O回路18を介して演算制御部22に入力される。また、A/D変換回路13は重量センサ9と接続されており、重量センサ9からの検出信号は、A/D変換回路13を介して検出値に変換されて、演算制御部22へ入力される。
なお、本実施の形態において、制御装置16とは、単独の制御装置のみならず複数の制御装置からなる制御装置群をも意味する。従って、制御装置16は、単独の制御装置で構成されていてもよく、分散配置され共働して制御する複数の制御装置で構成されていてもよい。
ここで、上記構成の組合せ秤99の動作を説明する。
組合せ秤99の制御装置16は、運転プログラムを実行して、供給装置1及び組合せ秤99の動作制御を行うとともに組合せ演算を行う。まず、制御装置16は、振動制御回路15を介して、供給装置1の振動器2、並びに分散フィーダ30及び直進フィーダ50の振動器4,6を動作させるように制御する。これにより、供給装置1から分散フィーダ30に供給された物品は、トップコーン3から円周方向に分散されて、直進フィーダ50を通じて、各供給ホッパ7へ送給される。このとき、制御装置16は、レベルセンサ1aにより分散フィーダ30のトップコーン3上の物品の量を検出し、その物品の量が所定量(しきい値)より少なくなると、振動制御回路15を介して供給装置1の振動器2を動作させることにより、トップコーン3上に常時、所定量以上の物品が供給されるようにしている。
続いて、制御装置16は、計量ホッパ8が空であることを検知して、ゲート駆動回路14を介して供給ホッパ7のゲート7aを開放するように制御する。これにより、供給ホッパ7から計量ホッパ8に物品が投入される。計量ホッパ8に物品が投入されると、制御装置16は、重量センサ9による計測値(各計量ホッパ8に保持されている物品の重量)をA/D変換回路13を介して検出し、検出された物品の重量に基づいて組合せ演算を行う。この組合せ演算では、複数の計量ホッパ8のうち、保持する物品の合計重量が目標重量に最も近い値の組合せが1つ選択される。
制御装置16は、集合ホッパ10が空であることを検知して、ゲート駆動回路14を介して組合せに選択された複数の計量ホッパ8のゲート8aを開放するように制御する。これにより、組合せに選択された計量ホッパ8に保持されていた物品が、集合シュート11を通じて集合ファンネル12より排出され、集合ホッパ10に投入される。そして、制御装置16は、図示せぬ包装機からの排出許可信号を検知して、ゲート駆動回路14を介して集合ホッパ10のゲート10aを開放するように制御する。これにより、集合ホッパ10に保持されている組合せ秤量された物品は、集合ホッパ10から放出されて図示しない包装機へ投入される。
〔直進フィーダの構造〕
次に、直進フィーダ50の構造について詳細に説明する。図3はフィーダパンの平面図、図4は図3におけるIV−IV矢視断面図、図5はフィーダパンの斜視図、図6は返し板の変形例1を示すフィーダパンの断面図、図7は返し板の変形例2を示すフィーダパンの断面図、図8はフィーダパン上を移動する物品の流れを説明する図である。なお、図3では、1つのフィーダパン5を実線で表し、このフィーダパン5に隣接して配置されたフィーダパンを二点鎖線で表している。
図1に示すように、直進フィーダ50は、フィーダパン5とこのフィーダパン5を加振する振動器6とを備えて、フィーダパン5上で物品を搬送する物品搬送装置である。直進フィーダ50は、周知構造の傾斜する複数枚の板バネを有する振動器6を備え、その振動器6の上部に取付片によってフィーダパン5が支持されている。後述する振動器6は、フィーダパン5を搬送方向及び上方向の加速度成分を有するように加振するように構成されており、これにより、物品は搬送方向に搬送される。図3〜5に示すようにフィーダパン5には、搬送面51と、搬送面51の両側に沿って起立した壁面52,52と、壁面52,52の上端に連続して設けられた上層側振分面530及び下層側振分面531とが一体的に形成されて、全体として平面視略扇形形状を有している。
搬送面51は、分散フィーダ30のトップコーン3の周縁部下方を基端51aとし、円錐状のトップコーン3の円錐軸を略中心として放射方向に延びる平面に形成されており、その終端51bは、供給ホッパ7の上部開口上に位置している。以下、この搬送面51が基端51aから終端51bへ延びる方向を「搬送方向」という。搬送面51は、フィーダパン5の最下段を形成している。この搬送面51には、搬送方向下流側へ下る傾斜が設けられており、この傾斜と振動器6により付与される振動とによって、基端51a側へ落下した物品は、終端51b側へ向けて搬送面51上を移動する。
壁面52は、搬送面51の搬送方向と略直交する方向の端辺を下端として起立する面であって、搬送面51の両脇に沿ってそれぞれ設けられている。この搬送面51と壁面52,52とにより、搬送方向と略直交する方向の横断面が略箱形状となり、この箱形状の部分がフィーダパン5の主搬送部となる。なお、壁面52,52は、搬送面51に対して90度以上180度未満の傾きを有しており、この傾きは、フィーダパン5の最下段である搬送面51に一旦落下した物品は、壁面52,52を乗り越えることなく搬送面51上を通って搬送方向へ移動できるように定められる。
上層側振分面530と下層側振分面531とは、隣接して配置されたフィーダパン5,5において平面視において上下に重なり合って配置される部分である。上層側振分面530は隣接して配置されたフィーダパン5,5において上側に重なり、下層側振分面531は隣接して配置されたフィーダパン5,5において下側に重なる。なお、隣接して配置されたフィーダパン5,5において、上層側振分面530と、下層側振分面531との間は、各フィーダパン5,5が振動しても干渉しない程度に離間されている。
上層側振分面530は、2つの壁面52,52のうち一方の上端に連設され、且つ、搬送面51側に下る斜面とその反対側に下る斜面とから成る横断面略山型形状を有しており、その山型の頂部が連続して稜線を形成している。なお、上層側振分面530の斜面の傾きは、壁面52の傾きよりも緩やかに形成されている。上層側振分面530の基端は、壁面52の基端部近傍において隣接するフィーダパン5,5同士の干渉を避けた位置に形成されている。
そして、本実施の形態において、上層側振分面530の搬送面51に対する稜線の傾斜角度は、基端から後端にかけて3段階(基端部53a,中途部53b,後端部53c)に変化している。上層側振分面530の基端部53aの稜線は、搬送面51と略平行である。なお、本実施の形態において搬送面51の基端51aから僅かの間は、搬送面51の他の大部分と比較して大きく傾斜しているが、ここでいう「搬送面51」とは搬送面51の基端51aから僅かの間を除く大部分のことである。この基端部53aに続く上層側振分面530の搬送方向の中途部53bの稜線は、後端側に行くに連れて搬送面51から高くなるように傾斜している。さらに、上層側振分面530の後端部53cの稜線は、中途部53bと比較してより急に傾斜している。
一方、下層側振分面531は、2つの壁面52,52のうち他方の上端に連設され、且つ、搬送面51側に下る斜面を有している。この下層側振分面531の斜面の傾きは、壁面52の傾きよりも緩やかに形成されている。なお、本実施の形態においては、下層側振分面531の剛性を向上させるために、下層側振分面531の壁面52とは反対側に沿ってリブが形成されている。上層側振分面530の基端は、上層側振分面530の稜線が搬送面51に対して変化を開始する位置に合わせて、壁面52の搬送方向中途部に設けられている。下層側振分面531の搬送面51に対する傾斜角度は、その基端から後端にかけて2段階(中途部53b,後端部53c)に変化している。下層側振分面531の中途部53bの斜面は、後端側に行くに連れて搬送面51から高くなるように傾斜している。この中途部53bに続く上層側振分面530の後端部53cの斜面は、中途部53bと比較してより急に傾斜している。
そして、上層側振分面530において、稜線の高さが搬送面51に対して変化する部分(中途部53b又は後端部53c)には、上層側振分面530上を下流側へ移動する物品が当接するように返し板55が設けられている。この返し板55において物品が当接する面(上流側の面)を、「当接面55a」という。当接面55aは、搬送面51に対して垂直若しくは垂直よりも基端51a側に傾いている。換言すれば、当接面55aは、搬送面51に対して90度以下の傾きを有している。これにより、当接面55aに当接した物品には下向きの加速度が付与され、物品は移動方向を搬送面51側へ転向する。
さらに、当接面55aは、搬送方向において上流側よりも下流側が下方に位置している。これにより、物品が当接面55aと上層側振分面530との間で滞留してブリッジを起こすことがなく、物品は当接面55aに案内されて搬送方向下流側且つ下方へ移動して搬送面51へ至る。
なお、返し板55の形状は本実施の形態に限定されるものではなく、少なくとも上層側振分面530の稜線とその近傍に亘る範囲の大きさを有し、上層側振分面530を稜線を跨って移動する物品が、この返し板55の当接面55aに当接して移動方向を下方へ転向し、この結果、上層側振分面530の両側に位置する搬送面51,51の何れかに移動できるような形状であればよい。例えば、板状の返し板55に代えて上層側振分面530上に当接面55aを有するブロック状の突形状部が設けられていてもかまわない。
なお、図3〜5に示すフィーダパン5では、返し板55は、上層側振分面530の中途部53b上に設けられている。但し、返し板55の位置は、上層側振分面530の中途部53bに限定されず、例えば、図6に示すように、上層側振分面530の中途部53bと後端部53cとの境界に設けたり、或いは、図7に示すように、上層側振分面530の後端部53cに設けたりすることができる。つまり、当接面55aが、搬送面51から離れようとする物品の移動方向を搬送面側へ転向させることのできる位置に設けられていればよい。
次に、上記構成のフィーダパン5での物品の動きについて説明する。
図5に示すように、組合せ秤99にセッティングされたフィーダパン5は、隣接するフィーダパン5,5の上層側振分面530と下層側振分面531とが平面視において一部重複するように組み合わされて配置され、このように配置された上層側振分面530と下層側振分面531とにより振分面53が形成される。つまり、隣接する2つのフィーダパン5,5において、2つの下段の搬送面51,51の間に1つの上段の振分面53が存在することとなる。
振分面53は、図5において点線で示す稜線54を介して、隣接する2つのフィーダパン5,5のうち一方へ向かって下る斜面と他方へ向かって下る斜面とをそれぞれ有している。そして、振分面53は、上流側から下流側に向かって順に、搬送面51に対して、稜線54の高さがほぼ変化しない基端部53aと、稜線54の高さが下流側に向かうに連れて高くなるように傾斜している中途部53bと、稜線54の高さが下流側に向かうに連れて高くなるように中途部53bよりも大きく傾斜している後端部53cとを有している。この振分面53の後端部53cは、従来のフィーダパンに見られるような、物品の直線的な移動を阻止して搬送面側に流れさせるガイド部としての機能を有している。
図8に示すように、分散フィーダ30のトップコーン3の周縁から落下してきた物品は、フィーダパン5の下段の搬送面51及び上段の振分面53の上に落ちる。
搬送面51に落ちた物品は、フィーダパン5が振動器6により加振されるとともに、搬送面51が基端51aから後端51bに向かって下る傾きを有することから、搬送面51上を搬送方向に移動して終端51bに至り、供給ホッパ7へ落下する。
一方、振分面53の基端部53aに落ちた物品は、振分面53の稜線54の両側の斜面に沿って搬送面51へ移動するものもあれば、稜線54を跨って振分面53上を下流側へ移動するものもある。特に、千切りキャベツやシュレッドチーズなどの性状が柔らかくて相互に粘着し易く且つ細長い形状の物品は、振分面53上を稜線に沿って下流側へ移動する傾向が大きい。
振分面53上を稜線に沿って下流側へ移動した物品が、振分面53の中途部53bに至ると、稜線54の傾斜が大きくなることから、その大部分は振分面53の稜線54を介して両側の斜面に沿って搬送面51へ移動するが、幾分かは稜線54を跨って振分面53上を下流側へ移動する。振分面53の中途部53bを稜線54に沿って下流側へ移動する物品は、やがて返し板55の当接面55aに当接し、その移動方向を下方へ転向して、下段にある搬送面51へ移動する。このように当接面55aが設けられることによって、稜線54を跨って振分面53上を下流側へ移動しようとする、つまり、搬送面51から離れる方向へ移動しようとする物品の移動方向が、搬送面へ向かう方向へ転向する。そして、搬送面51へ移動した物品は、搬送面51上を移動して後端51bへ至り、供給ホッパ7へ落下する。
なお、返し板55は、振分面53において稜線54を含む斜面の高い部分に設けられていることから、振分面53を下流側へ移動する物品のうち当接面55aに当接しないものは、振分面53の斜面の裾の部分を通過していることとなる。このように振分面53の斜面の裾の部分を通過する物品は、既に搬送面51へ又は直接に供給ホッパ7へ向かうベクトルを有しているので、後端部53cを乗り越えて供給ホッパ7から外れた位置に落下することはない。また、振分面53の中途部53bの斜面の裾の部分を下流側へ移動して振分面53の後端部53cに至る物品があっても、これらの物品は後端部53cにより下流側への直線的な移動が阻止されて搬送面51へ移動して、供給ホッパ7へ落下する。
上述のようにして、分散フィーダ30から直進フィーダ50のフィーダパン5に供給された物品は、搬送面51の後端51bの後下方に配置された供給ホッパ7へ必ず落下する。従って、物品が振分面53の後端(隣接するフィーダパン同士の間)を乗り越えて隣接して配置された供給ホッパ7,7の間に落下することはない。
以上のように、本発明に係る組合せ秤の物品搬送装置は、隣接するフィーダパン同士の間を乗り越えようとする物品の移動方向を転向させる当接面を設けることによって、フィーダパンに供給された物品の全てを搬送面の後端の後下方へ搬出できるようにされたものであり、搬送面や壁面並びに振分面などの細部形状に拘らず広くフィーダパンに適用させることができる。
本発明の実施の形態に係る組合せ秤の概略構成を説明する図である。 組合せ秤の制御装置の機能ブロック図である。 フィーダパンの平面図である。 図3におけるIV−IV矢視断面図である。 フィーダパンの斜視図である。 返し板の変形例1を示すフィーダパンの断面図である。 返し板の変形例2を示すフィーダパンの断面図である。 フィーダパン上を移動する物品の流れを説明する図である。 従来の組合せ秤に備えられた物品搬送装置を説明する図である。
符号の説明
1 供給装置
2 振動器
3 トップコーン
4 振動器
5 フィーダパン
6 振動器
7 供給ホッパ
8 計量ホッパ
9 重量センサ
10 集合ホッパ
11 集合シュート
12 集合ファンネル
16 制御装置
30 分散フィーダ
50 直進フィーダ
51 搬送面
52 壁面
53 振分面
530 上層側振分面
531 下層側振分面
54 稜線
55 返し板
55a 当接面
99 組合せ秤

Claims (7)

  1. フィーダパンと前記フィーダパンを加振する振動器とを備えて前記フィーダパン上で物品を搬送する組合せ秤の物品搬送装置において、
    前記フィーダパンは、
    前記物品の搬送方向に延びる略平面状の搬送面と、前記搬送面の両脇に沿って起立する2つの壁面と、前記2つの壁面のうち一方の上端に連設され且つ前記搬送面側に下る斜面とその反対側に下る斜面とを有する第一振分面と、前記第一振分面上を移動する前記物品が当接するように前記第一振分面上に設けられ且つ当接する前記物品に下向きの加速度を付与する当接面とを、備える、
    組合せ秤の物品搬送装置。
  2. 前記当接面は、前記搬送面に対して90度以下の傾きを有する、
    請求項1に記載の組合せ秤の物品搬送装置。
  3. 前記第一振分面は、前記搬送面側に下る斜面とその反対側に下る斜面とにより形成される稜線の高さが前記搬送面に対して変化する部分を有し、この部分に前記当接面が設けられている、
    請求項1又は2に記載の組合せ秤の物品搬送装置。
  4. 前記当接面は、搬送方向上流側よりも下流側が下方に位置している、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の組合せ秤の物品搬送装置。
  5. 前記フィーダパンは、前記2つの壁面のうち他方の上端に連設され且つ前記搬送面側に下る斜面を有する第二振分面を更に備える、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の組合せ秤の物品搬送装置。
  6. 前記フィーダパンを複数備え、互いに隣接して配置される一方の前記フィーダパンの前記第一振分面が、他方の前記フィーダパンの前記第二振分面の上方に位置するように、複数の前記フィーダパンが組み合わされて配置されている、
    請求項5に記載の組合せ秤の物品搬送装置。
  7. 前記振動器は、前記フィーダパンを前記搬送方向及び上方向への加速度成分を有するように加振するように構成されている、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の組合せ秤の物品搬送装置。
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