JP2010243362A - 組合せ秤のトップコーン及び組合せ秤 - Google Patents

組合せ秤のトップコーン及び組合せ秤 Download PDF

Info

Publication number
JP2010243362A
JP2010243362A JP2009093212A JP2009093212A JP2010243362A JP 2010243362 A JP2010243362 A JP 2010243362A JP 2009093212 A JP2009093212 A JP 2009093212A JP 2009093212 A JP2009093212 A JP 2009093212A JP 2010243362 A JP2010243362 A JP 2010243362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top cone
weighing
bias
cone
weighed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009093212A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5320136B2 (ja
Inventor
Tsuyoshi Miyanaga
剛志 宮永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
Priority to JP2009093212A priority Critical patent/JP5320136B2/ja
Publication of JP2010243362A publication Critical patent/JP2010243362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5320136B2 publication Critical patent/JP5320136B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】
比較的単純な構成であるにもかかわらず、適度なばらつきをもって計量ホッパへ被計量物を供給できる組合せ秤のトップコーンを提供する。
【解決手段】
本発明に係るトップコーン9は、組合せ秤100の頂部に配設される円錐状のトップコーンであって、平面視においてその中心点21と頂点20とが一致しない頂点偏心形状を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、組合せ秤の上面に配設される円錐状のトップコーンに関し、また、このトップコーンを備えた組合せ秤に関する。
組合せ秤は、一定重量の内容物を袋詰めしようとする場合などに用いられる重量の測定装置である。例えば、100グラムの内容物を生成しようとする場合、理想的には25グラム前後の内容物を各計量ホッパに供給して、内容物の正確な重量をそれぞれ計量する。そして、内容物の合計重量が100グラムである例えば4つの計量ホッパからなる組合せを選択し、選択された計量ホッパは内容物を排出する。最後に、これらの内容物を集めれば合計重量が100グラムの内容物が出来上がる。これが組合せ秤による組合せ秤量の原理である。なお、以下では上記の100グラムのように目標となる重量を目標重量と呼び、上記のような組合せ秤量の演算を組合せ演算と呼ぶこととする。
上記の原理から理解できるように、全ての計量ホッパに例えば26グラムの内容物が供給されているとすると、100グラムの内容物を生成することはできない。つまり、各計量ホッパへ供給される内容物(被計量物)の重量に、大きなばらつきがある場合だけでなく、ばらつきが小さい場合も目標重量に近い組合せが成立しにくいのである。そのため、効率のよい組合せ秤量を行うには、各計量ホッパへ供給する被計量物の重量に大きなばらつきが生じるのを抑え、かつ、ある程度の重量のばらつきをもって計量ホッパに被計量物を供給するのが望ましい。
計量ホッパに適度なばらつきをもって被計量物を供給しようとする場合、トップコーンに対する被計量物の投入位置が重要になる。一般的な組合せ秤の頂部には被計量物を各方向に分配する円錐状のトップコーンが設けられており、このトップコーンがいかに被計量物を分配するかによって、各計量ホッパに供給される被計量物のばらつきの程度が決まるのである。
そこで従来、計量ホッパへ適切な重量のばらつきをもって被計量物を供給することを目的として、供給装置と組合せ秤の間に被計量物が供給される位置を変更できる移動装置を設け、これにより組合せ秤への被計量物の投入位置をトップコーンの中心からずらし、被計量物のばらつきを調整する方法が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。また、トップコーンを含む分散フィーダ全体を三次元的に傾斜させて、被計量物のばらつきを調整する装置も提案されている(特許文献3参照)。
特開平4−285823号公報 特開2003−327326号公報 特開平2−136717号公報
ところが、上述した従来技術のうち移動装置を設ける方法は、大掛かりな装置が必要となり、組合せ秤の改良ではとどまらず、システム全体の改良が必要であった。また、分散フィーダを三次元的に傾斜させる装置であっても、三次元的な動作の制御が必要であるため少なくとも3つの昇降装置が必要であった。そこで、これらと同等、又はこれら以上の機能を有しつつ、これらよりも単純な構成を備えた装置が望まれていた。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、比較的単純な構成であるにもかかわらず、適度なばらつきをもって計量ホッパへ被計量物を供給できる組合せ秤のトップコーンおよび組合せ秤を提供することを目的としている。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、本発明に係るトップコーンは、組合せ秤の頂部に配設される円錐状のトップコーンであって、平面視においてその中心点と頂点とが一致しない頂点偏心形状を有する。なお、ここでいう「中心点」とは、平面視におけるトップコーンの形状が円形や楕円形であれば図形上の中心の点を意味し、図形上の中心を明確に求められないような形状であれば、例えばその図形に内接する楕円の中心の点を意味する。かかる構成によれば、トップコーンが頂点偏心形状を有しているため、方向ごとに被計量物の供給量が異なり、適度なばらつきをもって計量ホッパへ被計量物を供給できる。また、かかる構成によれば、複雑な駆動装置等が必要ないため比較的単純な構成とすることができる。
また、上記のトップコーンにおいて、中心軸の異なる複数の部分円錐が連結して形成されるようにしてもよい。かかる構成によれば、単純な形状である円錐を組み合わせて製造できるため、トップコーンの設計および製造を比較的容易に行うことができる。
また、本発明に係る組合せ秤は、上記のトップコーンと、鉛直方向に伸延する軸を回転軸として前記トップコーンを回転させる回転駆動部と、を備えている。かかる構成によれば、計量ホッパに供給する被計量物の偏りの程度(ばらつきの程度)が適切でない場合には、トップコーンを回転させることにより、上記の偏りの程度が小さく又は大きくなるよう調整することができる。
また、上記の組合せ秤において、前記回転軸が前記トップコーンのうち頂点以外の点を通るようにしてもよい。かかる構成によれば、トップコーンが回転すると、トップコーンの頂点が大きく移動することになるため、計量ホッパに供給される被計量物のばらつきを素早く修正することができる。
また、上記の組合せ秤において、前記回転軸が前記トップコーンの頂点を通るようにしていもよい。かかる構成は、偏りの程度がトップコーンの頂点位置の変動に敏感に反応する被計量物の秤量作業に適している。
また、上記の組合せ秤において、前記トップコーンによって分配された被計量物を受け取る複数の計量ホッパと、該計量ホッパが受け取った被計量物の重量を計量する計量部と、前記計量ホッパが受け取った被計量物の重量の信号を前記計量部から受信するとともに、前記回転駆動部を制御する演算制御部と、をさらに備え、前記演算制御部は、前記計量ホッパが受け取った被計量物の重量の信号に基づいて、前記トップコーンから分配される被計量物の前記トップコーンの周方向における偏りの程度及び偏りの方向を算出し、前記偏りの程度が所定以上であると判定した場合には、前記偏りの方向へ分配される被計量物の量が減少するように、前記トップコーンを回転させるようにしてもよい。
また、上記の組合せ秤において、前記回転軸が前記トップコーンのうち頂点以外の点を通り、前記演算制御部は、前記偏りの程度が所定以上であると判定した場合には、前記トップコーンの頂点が前記偏りの方向側に位置するように前記トップコーンを回転させるようにしてもよい。
また、上記の組合せ秤において、前記回転軸が前記トップコーンの頂点を通り、前記演算制御部は、前記偏りの程度が所定以上であると判定した場合には、前記トップコーンのうち傾斜の緩やかな面が前記偏りの方向に面するように前記トップコーンを回転させるようにしてもよい。
本発明によれば、比較的単純な構成であるにもかかわらず、適度なばらつきをもって計量ホッパへ被計量物を供給できる組合せ秤のトップコーンおよび組合せ秤を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る組合せ秤の概略の構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るメインフィーダの概略の構成図である。 本発明の第1実施形態に係る回転駆動部の制御方法を示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るメインフィーダの概略の構成図である。
以下、本発明に係る組合せ秤について図を参照しながら説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、その重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
はじめに、本発明の第1実施形態に係る組合せ秤100について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る組合せ秤100の構成を説明する。図1は本実施形態に係る組合せ秤100の概略の構成図である。なお、図中の黒丸は、被計量物Mを表している。図1に示すように、本実施形態に係る組合せ秤100は、メインフィーダ1と、リニアフィーダ2と、供給ホッパ3と、計量ホッパ4と、計量部5と、集合シュート6と、入力表示部7と、演算制御部8と、から主に構成されている。以下、各構成について順に説明する。
メインフィーダ1は、組合せ秤100の頂部に配設されており、リニアフィーダ2に被計量物Mを供給する機能を有している。メインフィーダ1は、円錐状の形状を有するトップコーン9と、トップコーン9を振動させる加振器10と、トップコーン9及び加振器10を回転させる回転駆動部11と、から主に構成されている。被計量物Mは、組合せ秤100よりも上方に配設された供給装置101からメインフィーダ1のトップコーン9に供給される。供給された被計量物Mはトップコーン9の上面に堆積し、トップコーン9が振動することで、トップコーン9の半径方向外側に向かって分配される。なお、本実施形態では、被計量物Mは供給装置101から組合せ秤100の中心軸に向かって投入される。また、メインフィーダ1の詳細な構成については、別途説明する。
リニアフィーダ2は、メインフィーダ1から受け取った被計量物Mを供給ホッパ3に供給する機能を有している。リニアフィーダ2は、トップコーン9の外周付近から半径方向外側に伸延しているフィーダパン12と、フィーダパン12を振動さる加振器13から構成されている。フィーダパン12が振動することで、フィーダパン12上の被計量物Mは、半径方向外側に搬送される。なお、図1では、リニアフィーダ2が紙面の左右に記載されているが、実際には組合せ秤100の全周に渡って放射状に複数配設されている。この点は、供給ホッパ3、計量ホッパ4、および計量部5も同様である。
供給ホッパ3は、各フィーダパン12に対応するようにしてその下方にそれぞれ配設されている。供給ホッパ3は、底部に開閉可能なゲート14を有しており、ゲート14を閉じた状態でフィーダパン12から被計量物Mを受け取る。供給ホッパ3は、対応する計量ホッパ4が空になったとき、ゲート14を開放して被計量物Mを計量ホッパ4に供給する。なお、供給ホッパ3のゲート14の開閉は、演算制御部8によって制御されている。
計量ホッパ4は、各供給ホッパ3に対応するようにしてその下方に配設されている。計量ホッパ4は、底部に開閉可能なゲート15を有しており、ゲート15を閉じた状態で供給ホッパ3から被計量物Mを受け取る。ゲート15が開放されると、被計量物Mが集合シュート6に排出される。計量ホッパ4のゲート14の開閉は、演算制御部8によって制御されている。
計量部5は、組合せ秤100の内部に配置されており、計量ホッパ4が保持する被計量物Mの重量を計量する機能を有している。計量部5は、ロードセルを備えており、このロードセルからの電気信号に基づいて被計量物Mの重量を算出(計量)する。本実施形態では、ロードセルからの電気信号は演算制御部8に送られ、演算制御部8によって被計量物Mの重量が算出される。ただし、計量部5の内部で被計量物Mの重量を算出してからその信号を演算制御部8に送信するようにしてもよい。
集合シュート6は、計量ホッパ4から排出された被計量物Mを集めて組合せ秤100の下方に配置された包装機102へ排出する排出経路としての機能を有している。集合シュート6は、全ての計量ホッパ4を下から覆うようにして配設されており、計量ホッパ4のゲート15が開放されたときに排出された被計量物Mを全て受け取ることができる。
入力表示部7は、組合せ秤100と作業者をつなぐインタフェースであって、組合せ秤100の運転条件や組合せ演算の条件などを入力することができ、また、計量結果等を表示する機能を有している。入力表示部7は、演算制御部8と無線または有線で信号のやり取りを行うことができる。なお、本実施形態に係る入力表示部7は、タッチパネルを採用している。
演算制御部8は、CPUやメモリを含むマイクロコンピュータからなり、組合せ秤100全体を制御するとともに、組合せ演算を行う機能を有している。また、本実施形態に係る演算制御部8は、メインフィーダ1の回転駆動部11を制御する機能も有している。なお、演算制御部8は、単独の演算制御装置で構成されていてもよく、分散配置されて協働する複数の制御装置で構成されてもよい。演算制御部8による回転駆動部11の制御方法については、後で詳細に説明する。以上が、本実施形態に係る組合せ秤100の構成である。
次に、図2を参照して、上述したメインフィーダ1について、さらに詳細に説明する。図2は、本実施形態に係るメインフィーダ1の概略の構成図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。上述したように、メインフィーダ1は、トップコーン9と、加振器10と、回転駆動部11と、から主に構成されている。以下、各構成について順に説明する。
トップコーン9は、円錐状の形状を有しており、頂点20を含む第1領域部16と、第1領域部16の下方に位置する第2領域部17の2つの部分から構成されている。第1領域部16は第1軸18を中心軸とする部分円錐の形状を有している。一方、第2領域部17は上記の第1軸18とは異なる第2軸19を中心軸とする部分円錐の形状を有している。つまり、本実施形態に係るトップコーン9は、全体として中心軸の異なる2つの部分円錐を連結した偏心形状を有している。さらに換言すれば、トップコーン9は平面視において、その中心点21(第2軸19)と頂点20(第1軸18)とが一致していない形状を有している(図2(a)参照)。なお、第1軸18および第2軸19は、いずれも鉛直方向に伸延する軸である。また、トップコーン9は、第2領域部17の中心軸である第2軸19が組合せ秤100の中心軸に一致するように配設されている。なお、トップコーン9は、金属製の板を曲げて第1領域部16の部分円錐と第2領域部17の部分円錐をそれぞれ別々に成型し、その後第1領域部16と第2領域部17を互いに溶接することで製造することができる。円錐の一部である部分円錐は、単純な形状であって比較的容易に製造できるため、これらを連結して製造することができるトップコーン9もまた容易に製造することができる。
加振器10は、トップコーン9を振動させる機能を有している。加振器10は、基礎となる基礎部材22と、基礎部材22の上面に配設された電磁石23と、トップコーン9に結合する振動部材24と、基礎部材22と振動部材24とを連結する3枚の板ばね25(図2(b)は紙面奥側の板ばねが隠れた状態である)と、から主に構成されている。電磁石23は励磁されていない状態では振動部材24と接しておらず、振動部材24との間にわずかな隙間が形成されるように板ばね25に支持されている。板ばね25は等間隔で3箇所に配設されており、傾斜した状態で振動部材24を支持している。また、振動部材24のうち電磁石23に対向する面は磁性体になっている。以上のような構成により、電磁石23が励磁状態になると、振動部材24が板ばね25に抗して電磁石23の方向(下方)に引寄せられる。一方、電磁石23が励磁の状態から非励磁の状態になると、もとに戻ろうとする板ばね25の反発力によって振動部材24が電磁石23と反対の方向(上方)に移動する。そのため、電磁石23が励磁と非励磁を繰り返すことにより、振動部材24が上下に振動することになる。上述したとおり、振動部材24とトップコーン9とは連結されているため、振動部材24が上下に振動することにより、トップコーン9も上下に(正確には上下ねじれ方向に)振動する。なお、加振器10による振動が組合せ秤100を構成する他の機器に伝わって悪影響を及ばさないように、加振器10と回転駆動部11との間には振動を吸収する3つのばね26(図2(b)は紙面奥側のばねが隠れた状態である)及びこれを支える中間板27が設けられている。
回転駆動部11は、加振器10及びトップコーン9を回転させる機能を有している。回転駆動部11は、演算制御部8によって制御されており、加振器10及びトップコーン9を任意の角度位置へと回転させるステップモータ28を備えている。なお、本実施形態では、加振器10及びトップコーン9を安定して支えるために、回転可能に中間板27を支持する軸受け部材29がステップモータ28を取り巻くように配設されている。また、加振器13及びトップコーン9は、トップコーン9の第2領域部17の中心軸である第2軸19を回転軸として回転するように配設されている。なお、演算制御部8は、トップコーン9の頂点20が回転軸(第2軸19)からみてどの方向に位置しているかをステップモータ28の制御パルスに基づいて検出しながら、回転駆動部11を制御している。
以上が本実施形態に係るメインフィーダ1の構成である。上記のように、本実施形態に係るメインフィーダ1のトップコーン9は頂点20が偏心した形状を有しているため、仮にトップコーン9が回転しない場合であっても一定の機能を発揮する。つまり、被計量物Mがトップコーン9に供給されると、各方向に異なる量の被計量物Mを分配することになるため、ある程度の偏り(ばらつき)をもって被計量物Mを各計量ホッパ4に供給することができる。また、本実施形態では、被計量物Mの種類や各種の条件に応じて形状の異なる別のトップコーン9を交換するという単純な作業により、各条件等に適した秤量作業を行うことができる。
なお、以上では、第1軸18および第2軸19はいずれも鉛直方向に伸延する軸である場合について説明したが、これらの軸は必ずしも鉛直方向に伸延する軸である必要はない。例えば、第1軸18が鉛直方向に対して傾斜していてもよい。つまり、第1領域部16の部分円錐が傾いていてもよい。また、本実施形態では、トップコーン9が2つの部分円錐が連結した形状(2段の形状)である場合について説明したが、トップコーン9は3つ以上の部分円錐が連結した形状(3段以上の形状)であってもよく、各領域部分の間で特に明確な境界を設けずに表面が滑らかに形成されていてもよい。ただし、本実施形態のように、トップコーン9が中心軸の異なる複数の部分円錐が連結したような形状であれば、比較的容易に設計や製作を行うことができる。
次に、図3を参照して、演算制御部8による回転駆動部11の制御方法について説明する。図3は、演算制御部8による回転駆動部11の制御方法を示したフローチャートである。なお、本実施形態では、トップコーン9から計量ホッパ4に供給された被計量物Mの偏りの程度(以下、単に「偏りの程度」という。)を示す指標として、「対向重量差」という概念を用いる(具体的には後述する)。偏りの程度を表す方法は様々あるが、対向重量差はその一例である。なお、トップコーン9から計量ホッパ4に供給された被計量物Mに偏りがある場合に、被計量物Mが他に比べて多く供給されている方向を「偏りの方向」と呼ぶこととする。
まず、演算制御部8は、許容対向重量差の下限値及び上限値を取得する(ステップS301)。具体的には、作業者により入力表示部7を介して許容対向重量差の上限値及び下限値が入力されると、演算制御部8はそれらの値を取得する。例えば、作業者によって許容対向重量差の下限値として5グラム、許容対向重量差の上限値として10グラムといった具体的な値が入力されると、演算制御部8はこれらの値を取得する。
続いて、演算制御部8は、各計量ホッパ4に供給された被計量物Mの重量の平均値を計量ホッパ4ごとに算出する(ステップS302)。具体的には、演算制御部8は、各計量ホッパ4が保持する被計量物Mの重量を表す信号を計量部5から取得し、この信号に基づいて被計量物Mの正確な重量を算出(取得)する。そして、この作業を例えば10回など所定回数行い、取得した複数の値に基づいて各計量ホッパ4に供給された被計量物Mの平均値を計量ホッパ4ごとに算出する。
続いて、演算制御部8は、偏りの程度及び偏りの方向を算出する(ステップS303)。上述したように、本実施形態では偏りの程度を表すものとして対向重量差を用いる。具体的には、ある一の計量ホッパ4に供給された被計量物Mの平均重量から、これに対向する他の計量ホッパ4に供給された被計量物Mの平均重量を差し引いて重量差を算出する。これを全周に配置された計量ホッパ4について行い、そのうち最も大きな重量差を対向重量差とする。また、最も大きい重量差となった計量ホッパ4の対において、平均重量が大きい方の計量ホッパ4が配設されている方向を上記の偏りの方向とする。
例えば、組合せ秤100の本体の周辺に計量ホッパ4が12個所に配設されているとすると、第1番目と第7番目の計量ホッパ4に供給された被計量物Mの平均重量の差を算出し、第2番目と第8番目の計量ホッパ4に供給された被計量物Mの平均重量の差を算出するといったように、対向する位置に配設された計量ホッパ4の間で、供給された被計量物Mの平均重量の差を順に算出する。そして、仮に第2番目と第8番目の計量ホッパ4に供給された被計量物Mの重量差が他の対による重量差よりも大きい場合は、第2番目と第8番目の計量ホッパ4による重量差を対向重量差とする。このとき、第2番目の計量ホッパ4に供給された被計量物Mの平均重量が、第8番目の計量ホッパ4に供給された被計量物Mの平均重量よりも大きければ、トップコーン9の回転軸(第2軸19)からみて第2番目の計量ホッパ4が配設されている方向を偏りの方向とする。
続いて、演算制御部8は、偏りの程度が小さすぎるか否かを判定する(ステップS304)。具体的には、ステップS303で算出した対向重量差が、ステップS301で取得した許容対向重量差の下限値以下であるか否かを判定する。上記の例でいえば、対向重量差が5グラム以下であるか否かを判定する。そして、対向重量差が許容対向重量差の下限値以下であると判定した場合、つまり偏りの程度が小さすぎると判定した場合(ステップS304でYES)はステップS305へ進む。一方、対向重量差が許容対向重量差の下限値よりも大きいと判定した場合、つまり偏りの程度が小さすぎることはないと判定した場合(ステップS304でNO)にはステップS306へ進む。
ステップS304において、偏りの程度が小さすぎると判定した場合(ステップS304でYES)、演算制御部8は、偏りの程度が大きくなるように回転駆動部11を制御する(ステップS305)。具体的には、演算制御部8は、回転駆動部11を制御してトップコーン9を現在の角度位置から例えば180度回転させて、被計量物Mの投入位置に対するトップコーン9の頂点20の位置を変化させ、偏りの程度が大きくなるように促す。ただし、偏りの程度を大きくすることができるのであれば、これ以外の他の方法を採用しても良い。そして、このステップS305を経た後は終了する。
一方、ステップS304において、偏りの程度が小さすぎることはないと判定した場合(ステップS304でNO)、演算制御部8は、偏りの程度が大きすぎるか否かを判定する(ステップS306)。具体的には、ステップS303で算出した対向重量差が、ステップS301で取得した許容対向重量差の上限値以上であるか否かを判定する。上記の例でいえば、対向重量差が10グラム以上であるか否かを判定する。そして、対向重量差が許容対向重量差の上限値よりも小さいと判定した場合、つまり偏りの程度が大きすぎることはないと判定した場合(ステップS306でNO)は終了する。一方、対向重量差が許容対向重量差の上限値以上であると判定した場合、つまり偏りの程度が大きすぎると判定した場合(ステップS306でYES)にはステップS307へ進む。
ステップS306において、偏りの程度が大きすぎると判定した場合(ステップS306でYES)、演算制御部8は、偏りの程度が小さくなるように回転駆動部11を制御する(ステップS307)。具体的には、演算制御部8は、回転駆動部11を制御してステップS303で算出した偏りの方向にトップコーン9の頂点20が位置するようにトップコーン9を回転させる。例えば、第8番目の計量ホッパ4が配設されている方向を偏りの方向とすると、回転軸(第2軸19)からみて第8番目の計量ホッパ4の方向にトップコーン9の頂点20が位置するようにトップコーン9を回転させる。これにより、回転軸からみてトップコーン9の頂点20の位置とは反対の方向に被計量物Mが導かれやすくなる。これにより、トップコーン9の頂点20の方向に位置する計量ホッパ4に供給される被計量物Mの重量が減少するとともに、頂点20と反対の方向に位置する計量ホッパ4に供給される被計量物Mの重量は増加する。
以上が本実施形態に係る演算制御部8による回転駆動部11の制御方法である。上記のように、本実施形態では、偏りの程度(ばらつきの程度)が小さすぎるか又は大きすぎるかを検出して、その結果に応じてトップコーン9の角度位置を調整し、不適切な偏りが生じる場合はこれを是正している。よって、適切なばらつきをもって計量ホッパ4に被計量物Mを供給することができる。なお、本実施形態では、トップコーン9のうち平面視における中心点を通る軸を回転軸とする場合について説明したが、トップコーン9のうち頂点以外の点を通る軸を回転軸とする場合であれば同様の効果を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る組合せ秤100について説明する。本実施形態に係る組合せ秤100は、第1実施形態に係る組合せ秤100と基本的に同じ構成を備えている。ただし、本実施形態に係る組合せ秤100では、トップコーン9の配設位置が第1実施形態に係る組合せ秤100と異なる。
図4は、本実施形態に係るメインフィーダ1の概略の構成図であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。図4に示すように、本実施形態に係るメインフィーダ1は、第1実施形態に係るメインフィーダ1と同様、トップコーン9と、加振器10と、回転駆動部11と、から主に構成されている。ただし、第1実施形態に係るトップコーン9は平面視における中心点21(第2軸19)が組合せ秤100の中心軸に一致するように配設されていたのに対し、本実施形態ではトップコーン9は頂点20(第1軸18)が組合せ秤100の中心軸に一致するように配設される。
そして、第1実施形態に係るトップコーン9は平面視における中心点21を通る第2軸19を回転軸として回転していたのに対し(図2(b)参照)、本実施形態に係るトップコーン9は頂点20を通る第1軸18を回転軸として回転する。なお、トップコーン9の回転は、回転駆動部11を介して演算制御部8により制御されている。そして、演算制御部8はトップコーン9のうち傾斜の緩やかな面(トップコーン9の頂点20から下端辺までの直線距離が大きい部分をいう。図4(b)では紙面右側の面がこれにあたる。)がどの方向に面しているかを把握しながら、回転駆動部11を制御している。
また、本実施形態に係る回転駆動部11の制御方法は、第1実施形態に係る回転駆動部11の制御方法と基本的に同じであって、対向重量差が許容対向重量差の上限値以上であると判定した場合、つまり偏りの程度が大きすぎると判定した場合、演算制御部8は偏りの程度が小さくなるように回転駆動部11を制御する点も同じである(図3のステップS306及びS307参照)。ただし、偏りの程度を小さくする具体的な手法が第1実施形態の場合と異なる。つまり、本実施形態では、偏りの程度が大きすぎると判定した場合、演算制御部8は、トップコーン9のうち傾斜の緩やかな面が偏りの方向に位置するようにトップコーン9を回転させる。
傾斜の緩やかな面は、傾斜の急な面に比べ被計量物Mが滑りにくく堆積しやすい。そのため、トップコーン9に供給された被計量物Mは、傾斜の急な面の方に流れやすくなる。つまり、傾斜の緩やかな面が面する方向には被計量物Mの供給量が減少するとともに、傾斜が緩やかな面が面する方向と反対の方向(傾斜が急な面が面する方向)には被計量物Mの供給量が増加する。よって、トップコーン9のうち傾斜の緩やかな面が偏りの方向に位置することにより、偏りの程度を小さくすることができるのである。
以上が、本実施形態に係る組合せ秤100についての説明である。以上のような構成であっても、トップコーン9によって分配される被計量物Mの偏りの程度(ばらつきの程度)が大きくなりすぎた場合には、修正することができ、適切なばらつきをもって計量ホッパ4に被計量物Mを供給することができる。なお、本実施形態に係る組合せ秤100によれば、トップコーン9が回転しても頂点20の位置は変化せず、トップコーン9が回転したことによる影響は第1実施形態の場合に比べ小さい。そのため、わずかなトップコーン9の位置変更によっても大きく供給量が変化するような被計量物M、例えばトップコーン9の上面で滑りやすい被計量物Mの秤量には本実施形態の構成は好適である。
以上、本発明に係る第1実施形態及び第2実施形態について図を参照して説明したが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上記の本実施形態では、偏りの程度を表すものとして対向重量差を用いたが、各計量ホッパ4に供給された被計量物Mの平均重量を求め、各計量ホッパ4の中央をその平均重量の質点と仮定し、それらの質点の全てを合せた重心の位置を算出し、組合せ秤100の中心軸からその重心の位置までの距離を偏りの程度とするなど他の基準を用いても良い。
本発明によれば、比較的単純な構成であるにもかかわらず、計量ホッパへの適度な分散状況を実現可能な組合せ秤のトップコーンおよび組合せ秤を提供することができる。よって、組合せ秤の技術分野において有益である。
1 メインフィーダ
4 計量ホッパ
5 計量部
8 演算制御部
9 トップコーン
10 加振器
11 回転駆動部
16 第1領域部
17 第2領域部
18 第1軸
19 第2軸
20 頂点
21 中心点
100 組合せ秤
M 被計量物

Claims (8)

  1. 組合せ秤の頂部に配設される円錐状のトップコーンであって、平面視においてその中心点と頂点とが一致しない頂点偏心形状を有する、トップコーン。
  2. 中心軸の異なる複数の部分円錐が連結して形成された、請求項1に記載のトップコーン。
  3. 請求項1又は2に記載のトップコーンと、鉛直方向に伸延する軸を回転軸として前記トップコーンを回転させる回転駆動部と、を備えた組合せ秤。
  4. 前記回転軸が前記トップコーンのうち頂点以外の点を通る、請求項3に記載の組合せ秤。
  5. 前記回転軸が前記トップコーンの頂点を通る、請求項3に記載の組合せ秤。
  6. 前記トップコーンによって分配された被計量物を受け取る複数の計量ホッパと、該計量ホッパが受け取った被計量物の重量を計量する計量部と、前記計量ホッパが受け取った被計量物の重量の信号を前記計量部から受信するとともに、前記回転駆動部を制御する演算制御部と、をさらに備え、
    前記演算制御部は、前記計量ホッパが受け取った被計量物の重量の信号に基づいて、前記トップコーンから分配される被計量物の前記トップコーンの周方向における偏りの程度及び偏りの方向を算出し、前記偏りの程度が所定以上であると判定した場合には、前記偏りの方向へ分配される被計量物の量が減少するように前記トップコーンを回転させる、請求項3に記載の組合せ秤。
  7. 前記回転軸が前記トップコーンのうち頂点以外の点を通り、
    前記演算制御部は、前記偏りの程度が所定以上であると判定した場合には、前記トップコーンの頂点が前記偏りの方向側に位置するように前記トップコーンを回転させる、請求項6に記載の組合せ秤。
  8. 前記回転軸が前記トップコーンの頂点を通り、
    前記演算制御部は、前記偏りの程度が所定以上であると判定した場合には、前記トップコーンのうち傾斜の緩やかな面が前記偏りの方向に面するように前記トップコーンを回転させる、請求項6に記載の組合せ秤。
JP2009093212A 2009-04-07 2009-04-07 組合せ秤 Active JP5320136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093212A JP5320136B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 組合せ秤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093212A JP5320136B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 組合せ秤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010243362A true JP2010243362A (ja) 2010-10-28
JP5320136B2 JP5320136B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=43096526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009093212A Active JP5320136B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 組合せ秤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5320136B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016114551A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 株式会社イシダ 組合せ計量装置
JP2016114375A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 株式会社イシダ 分散供給装置とそれを搭載した組合せ計量装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5426986B2 (ja) * 2009-10-06 2014-02-26 株式会社イシダ 組合せ計量装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0374774B2 (ja) * 1984-03-19 1991-11-28
JP2649073B2 (ja) * 1988-11-16 1997-09-03 大和製衡株式会社 分散供給装置の制御方法及び装置
JP3083861B2 (ja) * 1991-03-14 2000-09-04 大和製衡株式会社 分散供給装置の制御方法及び装置
JP2007114185A (ja) * 2005-09-21 2007-05-10 Ishida Co Ltd 組合せ計量装置
JP4190800B2 (ja) * 2002-05-10 2008-12-03 大和製衡株式会社 分散供給装置
JP5102099B2 (ja) * 2008-05-09 2012-12-19 株式会社イシダ 組合せ計量装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0374774B2 (ja) * 1984-03-19 1991-11-28
JP2649073B2 (ja) * 1988-11-16 1997-09-03 大和製衡株式会社 分散供給装置の制御方法及び装置
JP3083861B2 (ja) * 1991-03-14 2000-09-04 大和製衡株式会社 分散供給装置の制御方法及び装置
JP4190800B2 (ja) * 2002-05-10 2008-12-03 大和製衡株式会社 分散供給装置
JP2007114185A (ja) * 2005-09-21 2007-05-10 Ishida Co Ltd 組合せ計量装置
JP4343937B2 (ja) * 2005-09-21 2009-10-14 株式会社イシダ 組合せ計量装置
JP5102099B2 (ja) * 2008-05-09 2012-12-19 株式会社イシダ 組合せ計量装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016114375A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 株式会社イシダ 分散供給装置とそれを搭載した組合せ計量装置
JP2016114551A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 株式会社イシダ 組合せ計量装置
WO2016098493A1 (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 株式会社イシダ 組合せ計量装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5320136B2 (ja) 2013-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4516644A (en) Apparatus for regulating flow of articles in computer scale
JP5320136B2 (ja) 組合せ秤
JP4895412B1 (ja) 多品種秤量装置および多品種秤量装置システム構成
JP5308851B2 (ja) 組合せ秤及び計量システム
JP2002296098A (ja) 組合せ計量装置
CN106687779A (zh) 分散供给装置以及组合计量装置
WO2012056503A1 (ja) ホッパゲート開閉機構
JP5620451B2 (ja) 粉体定量分割装置並びに粉体定量分割方法
JP5366493B2 (ja) 組合せ秤の物品搬送装置
JP4755546B2 (ja) 排出装置及び二重シュート式組合せ秤
KR101238978B1 (ko) 벌크제품용 중량 측정장치
CN102762962B (zh) 具有对置轮的称量设备
JP5248246B2 (ja) 組合せ秤の物品搬送装置
JPH11108742A (ja) エアースライド式コンベアスケール
CN107472924A (zh) 自动称重加料机
AU2021346763A1 (en) Method for calculating bulk material conveying rates or bulk material loads of a vibratory machine
JP2013104773A (ja) 組合せ秤
JP5259440B2 (ja) 組合せ秤
JP2011013003A (ja) 組合せ秤
CN207361369U (zh) 自动称重加料机
WO2013183647A1 (ja) 分散供給装置とそれを備えた組合せ計量装置
JP6779957B2 (ja) 組合せ計量装置
JP6675921B2 (ja) 組合せ秤
WO2016098493A1 (ja) 組合せ計量装置
JP6537347B2 (ja) 組合せ秤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5320136

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250