JPH11108742A - エアースライド式コンベアスケール - Google Patents

エアースライド式コンベアスケール

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Publication number
JPH11108742A
JPH11108742A JP28454297A JP28454297A JPH11108742A JP H11108742 A JPH11108742 A JP H11108742A JP 28454297 A JP28454297 A JP 28454297A JP 28454297 A JP28454297 A JP 28454297A JP H11108742 A JPH11108742 A JP H11108742A
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JP
Japan
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weight
weighed
discharged
air
main body
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Withdrawn
Application number
JP28454297A
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English (en)
Inventor
Kazuo Usui
和男 碓氷
Junzo Yomoda
順造 四方田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Scale Co Ltd
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
Taiheiyo Cement Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd, Taiheiyo Cement Corp filed Critical Yamato Scale Co Ltd
Priority to JP28454297A priority Critical patent/JPH11108742A/ja
Publication of JPH11108742A publication Critical patent/JPH11108742A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防塵、防臭構造を適用してもメンテナンスに
比較的手間が掛からず、搬送効率を高くすること。 【解決手段】 セメント9が供給される供給口19と下
流側に設けた排出口20と圧力空気25が供給される給
気口26を有する本体部13と、通気孔を有し傾斜した
状態で本体部13に設けられ給気口26から供給された
圧力空気25を下面から上面に通り抜けさせながら供給
口19から供給されたセメント9を滑落させて排出口2
0から排出させる傾斜壁14と、傾斜壁14上のセメン
ト9の重量を検出する重量検出器15と、傾斜壁14上
を滑落するセメント9の滑落速度を検出する速度検出装
置16と、重量検出器15が検出したセメント9の重量
と速度検出装置16が検出したセメント9の滑落速度に
基づいて排出口20から排出されるセメント9の時間当
たりの重量を演算する演算部17と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粉状又は粒状の
被計量物を連続して搬送する間に時間当たりに搬送され
る被計量物の重量、又は所定時間の間に搬送された被計
量物の合計重量を計測するエアースライド式コンベアス
ケールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンベアスケールとして、図14
に示すベルト式コンベアスケールが使用されている。ベ
ルト式コンベアスケールは、モータ1によって回転駆動
される駆動プーリ2と従動プーリ3とこの両プーリ2、
3に掛けられている無端ベルト4とからなるベルトコン
ベア5を備えている。従動プーリ3には、パルス発生器
6が接続しており、このパルス発生器6は従動プーリ3
の回転速度を検出して演算部7に出力している。演算部
7は、パルス発生器6から入力する従動プーリ3の回転
速度を表すパルス信号に基づいて無端ベルト4の走行速
度VB を演算することができる。そして、上側走行路を
走行する無端ベルト4の中央部は、複数の計量キャリア
8で支持されており、無端ベルト4により搬送される粉
状の被計量物9、例えばセメントがこの計量キャリア8
上を通過すると、その被計量物9の重量と対応する力が
その計量キャリア8を支持するリンク機構10を伝わ
り、ロードセル11により検出されて、その検出信号で
ある計量信号WB が演算部7に入力する。
【0003】演算部7は、ロードセル11より入力した
被計量物9の計量信号WB 、パルス発生器6より入力し
たパルス信号に基づいて演算して得られた無端ベルト4
の走行速度VB 、及び計量信号WB と対応する被計量物
9の無端ベルト4上の長さLB (既知)を演算して、ベ
ルトコンベア5によって搬送された被計量物9の単位時
間当たりの重量(以下、「流量」ということもある。)
Q、及び時間t0 からt1 までの間に搬送された被計量
物9の合計重量(以下、「積算重量」ということもあ
る。)Wt を演算することができる。なお、この流量Q
及び積算重量Wtは、演算部7と接続する表示部12に
表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、被計量物9
がセメント等の粉体であると、この粉体をベルトコンベ
ア5により搬送する際に空気中に飛散することがあり、
これを防止するために、ベルトコンベア5を防塵構造、
及び防臭構造にするという要求が高まっている。つま
り、ベルトコンベア5を密閉構造にすることにより防
塵、防臭を実現することができる。
【0005】しかし、ベルトコンベア5は、駆動プーリ
2、従動プーリ3、及び無端ベルト4等の可動部分、及
びモータ1等の電気部分を有しているし、部品点数も多
いので、メンテナンスの回数、手間、及び時間が比較的
多く掛かるものであるのに、このベルトコンベア5を密
閉構造にすると、そのメンテナンスの度にその密閉構造
を構成する密閉容器を開放する必要があり、メンテナン
スに多くの手間と時間が掛かり、メンテナンスの費用が
嵩むという問題がある。そして、ベルトコンベア5は、
大がかりであり一般に高価であるのに、密閉構造にする
と、更にコストが掛かり、このベルト式コンベアスケー
ルが高価なものになるという問題もある。
【0006】本発明は、比較的安価であり、防塵、防臭
構造を適用してもメンテナンスに比較的手間が掛から
ず、搬送効率の高いエアースライド式コンベアスケール
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るエアー
スライド式コンベアスケールは、粉状又は粒状の被計量
物が供給される供給口とこの供給口よりも被計量物が滑
落する方向の下流側に設けられている被計量物の排出口
と気体が供給される給気口とを有する本体部と、多数の
小さい通気孔を有し傾斜した状態で上記本体部に設けら
れ上記給気口から供給された気体を下面から上面に通り
抜けさせながら上記供給口から供給された被計量物を上
記通気孔が開口する上面に沿って滑落させて上記排出口
から排出させる傾斜壁と、上記本体部を支持し上記傾斜
壁上の被計量物の重量を検出する重量検出手段と、上記
傾斜壁上を滑落する被計量物の滑落速度を検出するため
の速度検出手段と、上記重量検出手段が検出した被計量
物の重量と上記速度検出手段が検出した被計量物の滑落
速度に基づいて上記排出口から排出される被計量物の時
間当たりの重量、又は所定時間の間に排出される被計量
物の合計重量を演算する演算手段と、を具備することを
特徴とするものである。
【0008】第2の発明に係るエアースライド式コンベ
アスケールは、第1の発明において、上記重量検出手段
は、上記本体部の略総重量を支持し上記傾斜壁上の被計
量物の重量を検出することを特徴とするものである。
【0009】第3の発明に係るエアースライド式コンベ
アスケールは、水平軸を中心にして揺動自在に支持部に
より支持されこの支持部を通る鉛直線に略沿う上方に粉
状又は粒状の被計量物が供給される供給口とこの供給口
よりも被計量物が滑落する方向の下流側に設けられてい
る被計量物の排出口と気体が供給される給気口とを有す
る本体部と、多数の小さい通気孔を有し傾斜した状態で
上記本体部に設けられ上記給気口から供給された気体を
下面から上面に通り抜けさせながら上記供給口から供給
された被計量物を上記通気孔が開口する上面に沿って滑
落させて上記排出口から排出させる傾斜壁と、上記本体
部を上記支持部から離れた箇所で支持し上記傾斜壁上の
被計量物の重量を検出する重量検出手段と、上記傾斜壁
上を滑落する被計量物の滑落速度を検出するための速度
検出手段と、上記重量検出手段が検出した被計量物の重
量と上記速度検出手段が検出した被計量物の滑落速度に
基づいて上記排出口から排出される被計量物の時間当た
りの重量、又は所定時間の間に排出される被計量物の合
計重量を演算する演算手段と、を具備することを特徴と
するものである。
【0010】第4の発明に係るエアースライド式コンベ
アスケールは、第1、第2、又は第3の発明において、
上記演算手段により演算して得られる上記排出口から排
出される被計量物の時間当たりの重量、又は所定時間の
間に排出される被計量物の合計重量が、予め定めた目標
重量、又は目標合計重量に一致するように、又は近づく
ように上記給気口から供給される気体の供給量を制御す
る制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】第5の発明に係るエアースライド式コンベ
アスケールは、第1、第2、又は第3の発明において、
上記本体部の供給口に被計量物を供給する供給手段を設
けたことを特徴とするものである。
【0012】第6の発明に係るエアースライド式コンベ
アスケールは、第5の発明において、上記演算手段によ
り演算して得られる上記排出口から排出される被計量物
の時間当たりの重量、又は所定時間の間に排出される被
計量物の合計重量が、予め定めた目標重量、又は目標合
計重量に一致するように、又は近づくように上記供給手
段により供給される被計量物の供給量を制御する制御手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0013】本発明のエアースライド式コンベアスケー
ルによると、粉状又は粒状の被計量物を、傾斜壁上を滑
落させて搬送する間に被計量物が排出口から時間当たり
に排出される重量、又は所定時間の間に排出口から排出
される被計量物の合計重量を演算手段が演算することが
できる。つまり、被計量物を供給口に投入すると、被計
量物は傾斜壁上を滑落して排出口から排出される。そし
て、給気口から供給された気体は、傾斜壁の下面から傾
斜壁に設けられている多数の通気孔を通って上面側に通
り抜け、これによって、傾斜壁上を滑落する粉状又は粒
状の被計量物を少し浮き上がらせるように作用し、その
結果、被計量物を滞ることなく安定した速度及び流量で
傾斜壁上を滑落させることができる。演算手段は、重量
検出手段が検出した被計量物の重量と速度検出手段が検
出した被計量物の滑落速度に基づいて排出口から排出さ
れる被計量物の時間当たりの重量、又は所定時間の間に
排出される被計量物の合計重量を演算することができ
る。
【0014】第2の発明によると、重量検出手段が本体
部の総重量を支持し、この本体部に設けられている傾斜
壁上を滑落する被計量物の重量を計量することができ
る。これにより、傾斜壁上の被計量物の総重量を重量検
出手段により支持して検出することができる。
【0015】第3の発明によると、本体部は揺動自在に
支持部に支持されており、この支持部を通る鉛直線に略
沿う上方に供給口が設けられているので、供給口から投
入される被計量物の重量及び衝撃を支持部により吸収す
ることができる。これにより、支持部から離れた箇所で
本体部を支持する重量検出手段は、供給口から投入され
る被計量物の重量及び衝撃を受けることがなく、傾斜壁
上を滑落する被計量物の重量を検出することができる。
【0016】第4の発明では、更に、演算手段により演
算して得られる被計量物の時間当たりの重量(以下、
「流量」という。)、又は所定時間の間に排出される被
計量物の合計重量(以下、「積算重量」という。)が、
予め定めた目標重量(以下、「目標流量」という。)、
又は目標合計重量(以下、「目標積算重量」という。)
に一致するように、又は近づくように上記給気口から供
給される気体の供給量を制御することができる。つま
り、演算手段が演算して得られた流量(又は積算重量)
が目標流量(又は目標積算重量)よりも大きければ給気
量を減少させて被計量物の滑落速度を減少させ、これに
より排出口から排出される被計量物の流量(又は積算重
量)を目標流量(又は目標積算重量)に一致、又は近づ
けることができる。つまり、給気量を減少させることに
より被計量物の滑落抵抗をその減少させた分だけ増加さ
せることができるからである。
【0017】逆に、演算手段が演算して得られた流量
(又は積算重量)が目標流量(又は目標積算重量)より
も小さければ給気量を増加させて被計量物の滑落速度を
増加させ、これにより排出口から排出される被計量物の
流量(又は積算重量)を目標流量(又は目標積算重量)
に一致、又は近づけることができる。つまり、給気量を
増加させることにより被計量物の滑落抵抗をその増加さ
せた分だけ減少させることができるからである。
【0018】第5の発明によると、供給手段が本体部の
供給口に被計量物を供給するので、傾斜壁上には供給手
段により供給された被計量物の重量が掛かることとな
り、重量検出手段は、傾斜壁上の被計量物の重量を検出
することができる。そして、供給手段による被計量物の
供給量を変更することにより、排出口から排出される被
計量物の時間当たりの重量、又は所定時間の間に排出さ
れる被計量物の合計重量を変更することができる。
【0019】第6の発明によると、演算手段により演算
して得られる被計量物の時間当たりの重量(以下、「流
量」という。)、又は所定時間の間に排出される被計量
物の合計重量(以下、「積算重量」という。)が、予め
定めた目標重量(以下、「目標流量」という。)、又は
目標合計重量(以下、「目標積算重量」という。)に一
致するように、又は近づくように供給手段により供給さ
れる被計量物の供給量を制御することができる。つま
り、演算手段が演算して得られた流量(又は積算重量)
が目標流量(又は目標積算重量)よりも大きければ供給
手段による被計量物の供給量を減少させ、これにより排
出口から排出される被計量物の流量(又は積算重量)を
目標流量(又は目標積算重量)に一致、又は近づけるこ
とができる。
【0020】逆に、演算手段が演算して得られた流量
(又は積算重量)が目標流量(又は目標積算重量)より
も小さければ供給手段による被計量物の供給量を増加さ
せ、これにより排出口から排出される被計量物の流量
(又は積算重量)を目標流量(又は目標積算重量)に一
致、又は近づけることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係るエアースライド式コ
ンベアスケールの第1実施形態を図1至図5、及び図7
を参照して説明する。各図に示す13は本体部、14は
傾斜壁、15重量検出器、16は速度検出装置、17は
演算部である。図1は同コンベアスケールの縦断面図、
図2は同コンベアスケールを図1のA−A方向から見た
横断面図、図3は同コンベアスケールを図1のB−B方
向から見た縦断面図である。この実施形態のエアースラ
イド式コンベアスケールは、図1に示す貯槽18内の粉
状体(セメント等)、又は粒状体(合成樹脂のペレット
等)の被計量物9が供給装置46に送り込まれて、この
供給装置46によって本体部13の供給口19に供給さ
れる。そして、この供給口19に供給された被計量物9
を傾斜壁14上を滑落させて排出口20から排出すると
共に、排出口20から排出される被計量物9の単位時間
当たりの重量(以下、「流量Q」ともいう。)、及びオ
ペレータがこのエアースライド式コンベアスケールに予
め設定した設定時間の間に排出口20から排出された被
計量物9の合計重量(以下、「積算重量Wt 」ともい
う。)を演算してその内容を表示部21に表示すること
ができるものである。
【0022】供給装置46は、図1に示すように、スク
リュー式供給フィーダであり、スクリュー47と、この
スクリュー47を覆い架台31に固定されている被覆壁
48と、スクリュー47を回転駆動する変速機付きモー
タ49とを備えている。そして、スクリュー47の基端
側の被覆壁48の上面に設けられている被計量物9の送
り込み口に貯槽18の排出口30が連結しており、スク
リュー47の先端側の被覆壁48の下面に設けられてい
る被計量物9の送り出し口50にフレキシブルダクト2
9を介して本体部13の供給口19が連結している。貯
槽18は、架台31に支持されている。
【0023】この供給装置46によると、設定されてい
る回転速度でモータ49が駆動すると、この回転軸と連
結するスクリュー47は所定方向に回転し、これによっ
て、貯槽18内の被計量物9が自重によってこの供給装
置46の送り込み口内に供給され、スクリュー47の回
転速度に比例した体積の被計量物9を送り出し口50、
及びフレキシブルダクト29を介して本体部13の供給
口19に供給することができる。
【0024】本体部13は、図1乃至図3に示すよう
に、略直方体形の箱状のものであり、図2の平面図に示
すように、供給口19側の互いに平行する両側壁の2箇
所と排出口20側の互いに平行する両側壁の2箇所の合
計4箇所が、対応する各吊り下げ板24を介して合計4
台の重量検出器15により吊り下げられて支持されてい
る。そして、本体部13の上壁13bに被計量物9が投
入される供給口19を設けてあり、この供給口19より
も被計量物9が滑落する方向の下流側の下壁13cに被
計量物9が排出される排出口20を設けてある。また、
図1に示すように、この本体部13の側壁13aには、
圧力空気25が供給される給気口26も設けてある。こ
の給気口26は、本体部13内に設けられている傾斜壁
14の下面と略平行する方向に圧力空気25を吐出する
ように開口している。図1に示す27は点検口であり蓋
28で閉じられている。
【0025】また、本体部13の供給口19は、図1に
示すように、フレキシブルダクト29を介して供給装置
46の送り出し口50と接続しており、供給装置46に
より送り出された被計量物9は、送り出し口50、フレ
キシブルダクト29、及び供給口19を通って本体部1
3内の傾斜壁14上に供給される。そして、給気口26
は、フレキシブルダクト32を介して給気管33と接続
している。給気管33は架台31に固定されており、コ
ンプレッサ(図示せず)の圧力空気の吐出口と接続して
いる。排出口20は、フレキシブルダクト34を介して
排出シュート35と接続しており、排出シュート35は
架台31に固定されている。この排出シュート35から
排出された被計量物9は、例えばタンクローリーのタン
ク内に投入される。このように、本体部13の供給口1
9と供給装置46の送り出し口50をフレキシブルダク
ト29を介して連結し、本体部13の排出口20と排出
シュート35をフレキシブルダクト34を介して連結
し、更に、本体部13の給気口26と給気管33をフレ
キシブルダクト32を介して連結したのは、被計量物9
が傾斜壁14上に供給されて、4台の重量検出器15に
より吊り下げられている本体部13が下方に変位する際
に3つの各連結部がこの変位の抵抗とならないようにす
るためであり、これにより、傾斜壁14上を滑落する被
計量物9の重量を重量検出器15により精度良く検出す
ることができる。従って、各フレキシブルダクト29、
32、34は、伸縮及び曲げ方向の変形に対して抵抗が
殆ど生じない構成としてある。そして、本体部13は、
上壁13b、下壁13c、及び4つの側壁13a、・・
・により内部を密閉した構造となっており、これによ
り、本体部13内で搬送される被計量物9である粉状体
が外部の空気中に飛散することがなく、粉状体に対して
の防塵、防臭を図ることができる。なお、図2に示すよ
うに、本体部13の横揺れを防止するために、8つのス
トッパー51を架台31に設けてある。このストッパー
51は、本体部13に設けられている突起52の側縁と
隙間を隔てて配置されており、本体部13が水平方向に
揺動するとこの突起52と当接して本体部13の横揺れ
を防止することができ、これによって、被計量物9の計
量時間の短縮を図ることができる。
【0026】傾斜壁14は、略長方形の布から成ってお
り、図1に示すように、供給口19から排出口20に向
かって下り勾配となるように傾斜角度θ(約12°)で
本体部13内に張った状態で設けてある。ただし、傾斜
角度θを約12°としたが、被計量物9の性状、搬送能
力等に応じて適切な傾斜角度θとするとよい。そして、
傾斜壁14を構成する布の繊維の隙間が請求項1に記載
の多数の小さい通気孔である。傾斜壁14は、本体部1
3の下壁13cとこの下壁13cと隣接する3つの側壁
13a、・・・と排出口20側の支持壁36とにより空
気室37を形成しており、この空気室37内に給気口2
6が開口している。また、図7に示すように、傾斜壁1
4の供給口19側の略2/3の大きさの矩形部分は、そ
の部分と対応する大きさの金属性の多孔板38によって
補強支持されており、この多孔板38には、その上面に
位置している傾斜壁14の矩形部分に圧力空気を万遍な
く送り込むことができるように多数の円孔が設けられて
いる。この多孔板38は、傾斜壁14を下から支持して
おり、これにより、供給口19から投入される被計量物
9の重量により傾斜壁14が弛んだり、破れないように
することができる。ただし、傾斜壁14の略2/3の部
分を多孔板38によって補強支持したが、傾斜壁14の
下面全部を多孔板38によって補強支持する構成として
もよい。
【0027】重量検出器15は、起歪体に歪ゲージを設
けてなるロードセルであり、図1に示すように、荷重受
部15aが本体部13の四隅を吊り下げ板24を介して
直接吊り下げて支持している。従って、この4台の重量
検出器15は、傾斜壁14上を滑落する被計量物9の総
重量を検出して計量信号を出力することができる。この
計量信号は、重量検出器15と接続する演算部17に入
力する。ただし、重量検出器15は、歪ゲージを使用す
る形式のロードセルとしたが、これ以外の例えば容量式
等の他の形式のロードセルとしてもよい。
【0028】速度検出装置16は、図1に示すように、
本体部13内であって排出口20の手前に配置されてい
る羽根車39とこの羽根車39の回転速度を検出するパ
ルス発生器6を有し、傾斜壁14上を滑落する被計量物
9の滑落速度を検出する装置である。羽根車39は、図
5に示すように、回転軸40を中心にして放射状に伸延
する8枚の平板状の羽根39a、・・・からなるもので
あり、図4に示すように、互いに間隔を隔てて回転軸4
0に同等のものを3つ固着して設けてある。回転軸40
は、図4に示すように、水平に配置され両端が軸受41
により回動自在に支持されており、各軸受41は本体部
13に取り付けてある。この3つの羽根車39のうちの
中央の1つの羽根車39と両側の2つの羽根車39は、
位相を互いにずらせてあり、これにより回転軸40に対
する羽根39a、・・・の位置を変えてある。そして、
回転軸40の一方の端部は、パルス発生器6の回転軸と
カップリング42を介して連結しており、このパルス発
生器6は、ブラケット43により支持されて本体部13
に取り付けられている。ただし、羽根車39は、8枚の
羽根39a、・・・からなるものとしたが、これ以外の
例えば7枚、9枚等の他の枚数の羽根39a、・・・か
らなるものとしてもよい。そして、3つの羽根車39を
設けた構成としたが、これ以外の例えば1つ、2つ、4
つ等の他の個数の羽根車39を設けた構成としてもよ
い。
【0029】この速度検出装置16によると、3つの羽
根車39は、傾斜壁14上を滑落する被計量物9と接触
してその被計量物9の移動によって回転駆動され、この
羽根車39の回転速度と対応する周波数のパルス信号を
パルス発生器6が発生する。このパルス信号は、傾斜壁
14上を滑落する被計量物9の滑落速度と対応してお
り、パルス発生器6と接続する演算部17に入力する。
【0030】演算部17は、例えば中央演算処理装置
(CPU)で構成されており、記憶部(図示せず)に予
め記憶されているプログラムに従って演算処理を行うも
のである。つまり、重量検出器15が検出した被計量物
9の計量信号と速度検出装置16が検出したパルス信号
(滑落速度信号)に基づいて、傾斜壁14上を滑落する
被計量物9の滑落速度VE 、排出口20から排出される
被計量物9の時間当たりの重量(流量)Q、及びオペレ
ータにより予め設定された時間の間に排出口20から排
出される被計量物9の合計重量(積算重量)Wt を演算
して、流量Q、及び積算重量Wt を表示部21に表示さ
せるものである。
【0031】次に、演算部17が流量Q及び積算重量W
t を演算する演算式を説明する。これら演算式(1)、
(2)、(3)は記憶部(図示せず)に記憶されてい
る。ここで、4台の重量検出器15が検出した傾斜壁1
4上の被計量物9の総重量を表す計量信号がFG 、傾斜
壁14上の被計量物9の搬送長さをLE とすると、傾斜
壁14上の搬送方向の単位長さ当たりの被計量物9の重
量we は、 we =FG /LE ・・・(1) の演算で求めることができる。
【0032】一方、速度検出装置16により検出された
パルス信号に基づいて演算された滑落速度がVE であ
り、傾斜壁14上の単位長さ当たりの被計量物9の重量
がweであるから排出口20から排出される被計量物9
の流量Qは、 Q=we ×VE ・・・(2) となる。
【0033】更に、排出される被計量物9の重量を積算
する時間をt0 からt1 とすると、積算重量Wt
【0034】
【数1】
【0035】となる。ただし、時間t0 、t1 は、オペ
レータによって設定された設定時間である。演算部17
は、上記(1)式、(2)式、(3)式に従って演算を
行うことにより本体部13の排出口20から排出される
被計量物9の流量Q及び積算重量W t を出力して表示部
21に表示させることができる。
【0036】上記構成のエアースライド式コンベアスケ
ールによると、図1に示す給気口26から圧力空気が空
気室37内に供給されており、この空気室37内に供給
された圧力空気は、傾斜壁14に形成されている多数の
通気孔を通って上面側に吹き出している。この傾斜壁1
4の上面側に吹き抜けた圧力空気は、被計量物9と共に
排出口20を通って排出される。この状態で貯槽18内
の被計量物9が貯槽18の排出口30、供給装置46、
フレキシブルダクト29、及び供給口19を通って本体
部13内の傾斜壁14上に投入され、更に自重によって
傾斜壁14を滑落して排出口20から排出される。
【0037】そして、被計量物9が傾斜壁14上を滑落
する際には、圧力空気が傾斜壁14の多数の通気孔を通
って下面側から上面側に吹き抜けているので、傾斜壁1
4を滑落する被計量物9の全部又は一部は、この圧力空
気の吹き出し力によって少し浮き上がり、これにより、
被計量物9が極めてスムースに傾斜壁14上を滑落す
る。従って、被計量物9を安定した流量Qで排出口20
から排出することができる。このように、安定した流量
Qで被計量物9を排出することができるので、排出口2
0から排出される被計量物9の流量Q、及び排出口20
から排出された被計量物9の積算重量Wt を正確に演算
して表示することができる。
【0038】また、図1に示すように、貯槽18に収容
されている被計量物9の重量WT は、排出口30を通っ
て供給装置46に掛かるが、供給装置46は架台31に
支持されているので、重量WT を架台31により支持す
ることができ、従って、貯槽18内の被計量物9の重量
T が変動しても、その影響が重量検出器15に及ぶこ
とがなく、その結果、傾斜壁14上を滑落する被計量物
9の重量を正確に検出することができる。更に、供給装
置46の送り出し口50から送り出された被計量物9
は、傾斜壁14上に落下するが、この落差Hを比較的低
くしてあるので、送り出し口50から送り出された被計
量物9が傾斜壁14上に落下したときの衝撃を少なくす
ることができ、その結果、傾斜壁14上を滑落する被計
量物9の重量を正確に検出することができる。そして、
供給装置46により本体部13の供給口19に被計量物
9を供給する構成であるので、傾斜壁14上には供給装
置46により供給されて滑落中の被計量物9の重量が掛
かることとなり、重量検出器15は、傾斜壁14上を滑
落する被計量物9の総重量を検出することができる。こ
れにより、傾斜壁14上を滑落する被計量物9の重量を
正確に検出することができる。これにより、傾斜壁14
上を滑落する被計量物9の流量Q、及び積算重量Wt
正確に演算することができる。
【0039】また、被計量物9を、傾斜壁14上を滑落
させて搬送するシンプルな構成であるので、従来のベル
ト式コンベアスケールと比較して安価なエアースライド
式コンベアスケールを提供することができる。そして、
メンテナンスの回数、及びそれに掛かる時間と手間をベ
ルト式のものよりも軽減することができる。
【0040】更に、本体部13を密封構造としたので、
粉状体である被計量物9が傾斜壁14上を滑落する際に
外部の空気中に飛散しないようにすることができ、防
塵、防臭を図ることができる。そして、本体部13を密
閉構造としたが、このエアースライド式コンベアスケー
ルは、元々メンテナンスが殆ど不要であるので、密閉構
造としたことによりメンテナンスに手間と時間が掛かり
過ぎるという事態は起こり得ない。
【0041】次に、第2実施形態を図8を参照して説明
する。第2実施形態と第1実施形態のエアースライド式
コンベアスケールが相違するところは、第2実施形態で
は、演算部17に代えて演算制御部45を設け、この演
算制御部45と変速機付きモータ49との間にモータド
ライバ53を接続して設けたところである。この演算制
御部45が請求項1、2、5に記載の演算手段と請求項
6に記載の制御手段とに対応している。これ以外は、第
1実施形態と同等であり、同等部分を同一の図面符号で
示し、詳細な説明を省略する。演算制御部45は、排出
口20から排出される被計量物9の流量Q、及び排出口
20から排出される被計量物9の積算重量Wt を演算す
る演算部17の演算機能を備えると共に、この演算して
得られる被計量物9の流量Qが、予め設定した目標流量
T に一致するように、又は近づくようにモータドライ
バ53に制御信号を出力することができる。モータドラ
イバ53は、制御信号を入力すると、モータ49の回転
軸(スクリュー47)の回転速度をその制御信号の命令
通りの速度に変更する制御信号をモータ49に出力する
ものである。更に、演算制御部45は、演算して得られ
る積算重量Wt が、予め設定した目標積算重量WtTに一
致するように、又は近づくようにモータドライバ53に
制御信号を出力してスクリュー47の回転速度を制御す
ることもできるものである。従って、このエアースライ
ド式コンベアスケールの使用の目的に応じて、流量Qが
目標流量QT に一致し、又は近づく制御を行うようにセ
ットできるし、積算重量Wt が目標積算重量WtTに一致
し、又は近づく制御を行うようにセットできる。
【0042】この第2実施形態のエアースライド式コン
ベアスケールによると、演算制御部45が演算して得ら
れた被計量物9の流量Q(又は積算重量Wt )が、予め
設定されている目標流量QT (又は目標積算重量WtT
よりも大きければ、その大きい量と対応する予め定めら
れている回転速度だけモータ49(スクリュー47)の
回転速度を減速させる制御信号をモータドライバ53に
出力して供給装置46による被計量物9の送り出し量を
減少させ、これにより排出口20から排出される被計量
物9の流量Q(又は積算重量Wt )を目標流量QT (又
は目標積算重量WtT)に一致、又は近づけることができ
る。つまり、スクリュー47の回転速度を減速して供給
装置46による被計量物9の送り出し量を減少させる
と、傾斜壁14上の被計量物9の流量Qを減少させるこ
とができ、これによって積算重量Wt も減少させること
ができる。
【0043】逆に、演算制御部45が演算して得られた
被計量物9の流量Q(又は積算重量Wt )が、目標流量
T (又は目標積算重量WtT)よりも小さければ、その
小さい量と対応する予め定められている回転速度だけモ
ータ49(スクリュー47)の回転速度を増速させる制
御信号をモータドライバ53に出力して供給装置46に
よる被計量物9の送り出し量を増加させ、これにより排
出口20から排出される被計量物9の流量Q(又は積算
重量Wt )を目標流量QT (又は目標積算重量WtT)に
一致、又は近づけることができる。つまり、スクリュー
47の回転速度を増速して供給装置46による被計量物
9の送り出し量を増加させると、傾斜壁14上の被計量
物9の流量Qを増加させることができ、これによって積
算重量Wt も増加させることができる。
【0044】これにより、例えばセメントをタンクロー
リーやフレキシブルコンテナ等に被計量物9を投入する
場合は、その投入後では投入重量を計量することが困難
であるので、従来では所望の重量のセメントをこれらタ
ンクローリー等に投入することが難しかったが、このエ
アースライド式コンベアスケールを使用することによ
り、精度良く必要な重量のセメントを投入することがで
きる。
【0045】次に、第3実施形態を図9を参照して説明
する。第3実施形態と第1実施形態のエアースライド式
コンベアスケールが相違するところは、第1実施形態で
は、図2に示すように、本体部13の四隅を合計4台の
重量検出器15により吊り下げてこの本体部13を支持
する構成であるのに対して、第3実施形態では、図9乃
至図11に示すように、本体部13の供給口19の下方
部を支持部23により揺動自在に支持し、本体部13の
排出口20側の端部を1台の重量検出器15により吊り
下げて支持する構成としたところと、傾斜壁14上の搬
送方向の単位長さ当たりの被計量物9の重量we を、第
1実施形態では、上記(1)式を演算して求めるのに対
して、第3実施形態では、下記(4)式を演算して求め
るところである。これ以外は、第1実施形態と同等であ
り、同等部分を同一の図面符号で示し、詳細な説明を省
略する。
【0046】本体部13は、図9に示す左側端部の下面
に設けられている水平軸22を中心にして揺動自在に支
持部(軸受)23により支持され、本体部13の図9に
示す右側端部が吊り下げ板24を介して1台の重量検出
器15により吊り下げられて支持されている。そして、
この支持部23を通る鉛直線に沿う上方に被計量物9が
投入される供給口19を設けてある。このように、この
本体部13によると、本体部13が供給口19の真下方
向に設けられている支持部23により支持されているの
で、供給装置46の送り出し口50から送り出されて傾
斜壁14上に落下する被計量物9の落下の衝撃をこの支
持部23により吸収することができる。このように、被
計量物9の衝撃が重量検出器15に伝わり難いので、落
下の衝撃が大きい被計量物9を計量する場合でも、傾斜
壁14上を滑落する被計量物9の重量を重量検出器15
により正確に検出することができ、これにより、被計量
物9の流量Q、及び積算重量Wt を正確に演算すること
ができる。
【0047】次に、傾斜壁14上の搬送方向の単位長さ
当たりの被計量物9の重量we を演算する演算式(4)
を説明する。この演算式(4)は、記憶部(図示せず)
に記憶されている。ここで、図6に示すように、重量検
出器15が検出した計量信号がFL 、水平軸22から重
量検出器15の荷重受部15aまでの距離がLC 、水平
軸22から傾斜壁14上の被計量物9の重心位置までの
距離がLW とすると、傾斜壁14上の被計量物9の重量
E は、 FL C =WE W の関係から、 WE =FL C /LW の演算で求めることができる。従って、傾斜壁14の被
計量物9の搬送長さをLE とすると、傾斜壁14上の単
位長さ当たりの被計量物9の重量we は、 we =WE /LE =FL C /(LW E ) ・・・(4) の演算で求めることができる。しかる後に、演算部17
が演算式(2)、(3)を演算して、本体部13の排出
口20から排出される被計量物9の流量Q及び積算重量
t を出力して表示部21に表示させることができる。
【0048】次に、第4実施形態(図示せず)を説明す
る。第4実施形態と第3実施形態のエアースライド式コ
ンベアスケールが相違するところは、第4実施形態で
は、演算部17に代えて演算制御部45を設け、この演
算制御部45と変速機付きモータ49との間にモータド
ライバ53を接続して設けたところである。これ以外
は、第3実施形態と同等であり、同等部分の詳細な説明
を省略する。また、演算制御部45、及びモータドライ
バ53は、第2実施形態のものと同等であり、同等の機
能を果たすものであるので詳細な説明を省略する。
【0049】次に、第5実施形態に係るエアースライド
式コンベアスケールを図12を参照して説明する。図1
2に示す13は本体部、14は傾斜壁、15重量検出
器、16は速度検出装置、17は演算部である。図12
は同コンベアスケールの縦断面図である。この実施形態
のエアースライド式コンベアスケールは、図12に示す
貯槽18内の粉状体(セメント等)、又は粒状体(合成
樹脂のペレット等)の被計量物9が供給口19に直接投
入され、この供給口19から投入された被計量物9を傾
斜壁14上を滑落させて排出口20から排出すると共
に、排出口20から排出される被計量物9の単位時間当
たりの重量(以下、「流量Q」ともいう。)、及びオペ
レータがこのエアースライド式コンベアスケールに予め
設定した設定時間の間に排出口20から排出された被計
量物9の合計重量(以下、「積算重量Wt 」ともい
う。)を演算してその内容を表示部21に表示すること
ができるものである。
【0050】本体部13は、図12に示すように、第3
実施形態と同等のものであり、図12に示す左側端部の
下面に設けられている水平軸22を中心にして揺動自在
に支持部(軸受)23により支持され、本体部13の図
12に示す右側端部が吊り下げ板24を介して1台の重
量検出器15により吊り下げられて支持されている。そ
して、この支持部23を通る鉛直線に沿う上方に被計量
物9が投入される供給口19を設けてあり、この供給口
19よりも被計量物9が滑落する方向の下流側に被計量
物9が排出される排出口20を設けてある。また、図1
2に示すように、この本体部13の側壁13aには、第
1及び第3実施形態と同様に、圧力空気25が供給され
る給気口26を設けてある。この給気口26は、本体部
13内に設けられている傾斜壁14の下面と略平行する
方向に圧力空気25を吐出するように開口している。こ
のように、この本体部13によると、本体部13が供給
口19の真下方向に設けられている支持部23により支
持されているので、貯槽18に収容されている被計量物
9の重量WT が供給口19を通って本体部13に掛かる
が、この重量WT をこの支持部23により支持すること
ができるし、供給口19から投入された被計量物9の衝
撃もこの支持部23により吸収することができる。これ
により、傾斜壁14上を滑落する被計量物9の重量を重
量検出器15により正確に検出することができる。
【0051】また、本体部13の供給口19は、図12
に示すように、フレキシブルダクトを29介して多量の
被計量物9が収容されている貯槽18の排出口30を接
続してあり、貯槽18内の被計量物9は自重によって排
出口30、フレキシブルダクト29、及び供給口19を
通って本体部13内の傾斜壁14上に供給される。貯槽
18は、架台31に支持されている。そして、給気口2
6は、フレキシブルダクト32を介して給気管33と接
続している。給気管33は架台31に固定されており、
コンプレッサ(図示せず)の圧力空気の吐出口と接続し
ている。排出口20は、フレキシブルダクト34を介し
て排出シュート35と接続しており、排出シュート35
は架台31に固定されている。このように、本体部13
の供給口19と貯槽18の排出口30をフレキシブルダ
クト29を介して連結し、本体部13の排出口20と排
出シュート35をフレキシブルダクト34を介して連結
し、更に、本体部13の給気口26と給気管33をフレ
キシブルダクト32を介して連結したのは、本体部13
が水平軸22を中心にして揺動する際に3つの各連結部
がこの揺動の抵抗とならないようにするためであり、こ
れにより、傾斜壁14上を滑落する被計量物9の重量を
重量検出器15により精度良く検出することができる。
従って、各フレキシブルダクト29、32、34は、伸
縮及び曲げ方向の変形に対して抵抗が殆ど生じない構成
としてある。そして、本体部13は、上壁13b、下壁
13c、及び4つの側壁13a、・・・により内部を密
閉した構造となっており、これにより、本体部13内で
搬送される被計量物9である粉状体が外部の空気中に飛
散することがなく、粉状体に対しての防塵、防臭を図る
ことができる。
【0052】傾斜壁14は、略長方形の布から成ってお
り、図12に示すように、第1実施形態のものと同等で
あり、同様にして設けられて機能するものである。傾斜
壁14は、本体部13の下壁13cとこの下壁13cと
隣接する3つの側壁13a、・・・と排出口20側の支
持壁36とにより空気室37を形成しており、この空気
室37内に給気口26が開口している。また、第1実施
形態と同様に、傾斜壁14は、金属性の多孔板38によ
って補強支持されている。この多孔板38は、傾斜壁1
4を下から支持しており、これにより、貯槽18内の被
計量物9の重量WT により傾斜壁14が弛んだり、破れ
ないようにすることができる。ただし、傾斜壁14の略
2/3の部分を多孔板38によって補強支持したが、傾
斜壁14の下面全部を多孔板38によって補強支持する
構成としてもよい。
【0053】重量検出器15は、第1実施形態と同等の
ロードセルであり、図12に示すように、荷重受部15
aが本体部13の右側端部を吊り下げ板24を介して吊
り下げ支持している。従って、この重量検出器15は、
傾斜壁14上を滑落する被計量物9の重量を検出して計
量信号を出力することができる。この計量信号は、重量
検出器15と接続する演算部17に入力する。
【0054】速度検出装置16は、図12に示すよう
に、第1実施形態のものと同等であり、同様にして設け
られて機能するものであるので、同一の図面符号で示し
詳細な説明を省略する。
【0055】演算部17は、第1実施形態と同様に、例
えば中央演算処理装置(CPU)で構成されており、記
憶部(図示せず)に予め記憶されているプログラムに従
って演算処理を行うものである。つまり、重量検出器1
5が検出した被計量物9の計量信号と速度検出装置16
が検出したパルス信号(滑落速度信号)に基づいて、傾
斜壁14上を滑落する被計量物9の滑落速度VE 、排出
口20から排出される被計量物9の時間当たりの重量
(流量)Q、及びオペレータにより予め設定された時間
の間に排出口20から排出される被計量物9の合計重量
(積算重量)Wtを演算して、流量Q、及び積算重量W
t を表示部21に表示させるものである。
【0056】この演算部17は、第3実施形態で説明し
たように、傾斜壁14上の搬送方向の単位長さ当たりの
被計量物9の重量we を演算式(4)を演算して求め、
しかる後に、演算部17が演算式(2)、(3)の演算
を行うことにより本体部13の排出口20から排出され
る被計量物9の流量Q及び積算重量Wt を出力して表示
部21に表示させることができる。
【0057】上記第5実施形態のエアースライド式コン
ベアスケールによると、図12に示す給気口26から圧
力空気が空気室37内に供給されており、この空気室3
7内に供給された圧力空気は、傾斜壁14に形成されて
いる多数の通気孔を通って上面側に吹き出している。こ
の傾斜壁14の上面側に抜けた圧力空気は、被計量物9
と共に排出口20を通って排出される。この状態で貯槽
18内の被計量物9が貯槽18の排出口30、フレキシ
ブルダクト29、及び供給口19を通って本体部13内
の傾斜壁14上に自重によって下降して投入され、更に
自重によって傾斜壁14を滑落して排出口20から排出
される。
【0058】そして、被計量物9が傾斜壁14上を滑落
する際には、圧力空気が傾斜壁14の多数の通気孔を通
って下面側から上面側に吹き抜けているので、第1実施
形態と同様に、被計量物9を安定した流量Qで排出口2
0から排出することができる。このように、安定した流
量Qで被計量物9を排出することができるので、排出口
20から排出される被計量物9の流量Q、及び排出口2
0から排出された被計量物9の積算重量Wt を正確に演
算して表示することができる。
【0059】また、貯槽18内の被計量物9の重量WT
は、支持部23により支持されているので、貯槽18内
の被計量物9の重量WT が変動してもその影響が重量検
出器15に及ぶことがなく、従って、貯槽18内の被計
量物9の重量WT が変動した場合でも、傾斜壁14上を
滑落する被計量物9の重量を正確に検出することができ
る。よって、被計量物9の上記流量Q、及び積算重量W
t を正確に演算することができる。
【0060】更に、第1実施形態と同様に、被計量物9
を、傾斜壁14上を滑落させて搬送するシンプルな構成
であるので、従来のベルト式コンベアスケールと比較し
て安価であり、メンテナンスの回数、及びそれに掛かる
時間と手間をベルト式のものよりも軽減することができ
る。
【0061】また、本体部13を密封構造としたので、
粉状体である被計量物9が傾斜壁14上を滑落する際に
外部の空気中に飛散しないようにすることができ、防
塵、防臭を図ることができる。そして、このエアースラ
イド式コンベアスケールは、元々メンテナンスが殆ど不
要であるので、密閉構造としたことによりメンテナンス
に手間と時間が掛かり過ぎるという事態は起こり得な
い。
【0062】次に、第6実施形態を図13を参照して説
明する。第6実施形態と第5実施形態のエアースライド
式コンベアスケールが相違するところは、給気管33の
途中に圧力空気の流量を調整する流量調整弁44を設
け、演算部17に代えて演算制御部45を設けたところ
である。この演算制御部45が請求項1、3に記載の演
算手段と請求項4に記載の制御手段とに対応している。
これ以外は、第5実施形態と同等であり、同等部分を同
一の図面符号で示し、詳細な説明を省略する。演算制御
部45は、排出口20から排出される被計量物9の流量
Q、及び排出口20から排出される被計量物9の積算重
量Wt を演算する演算部17の演算機能を備えると共
に、この演算して得られる被計量物9の流量Qが、予め
設定した目標流量QT に一致するように、又は近づくよ
うに流量調整弁44に制御信号を出力して給気口26か
ら供給される圧力空気の供給量を制御することができる
ものであり、更に、演算して得られる積算重量Wt が、
予め設定した目標積算重量WtTに一致するように、又は
近づくように流量調整弁44に制御信号を出力して給気
口26から供給される圧力空気の給気流量を制御するこ
ともできるものである。従って、このエアースライド式
コンベアスケールの使用の目的に応じて、流量Qが目標
流量QT に一致し、又は近づく制御を行うようにセット
できるし、積算重量Wt が目標積算重量WtTに一致し、
又は近づく制御を行うようにセットできる。
【0063】この第6実施形態のエアースライド式コン
ベアスケールによると、演算制御部45が演算して得ら
れた被計量物9の流量Q(又は積算重量Wt )が、予め
設定されている目標流量QT (又は目標積算重量WtT
よりも大きければ、その大きい量と対応する予め定めら
れている量だけ圧力空気の給気流量を減少させる制御信
号を流量調整弁44に出力して被計量物9の滑落速度を
減少させ、これにより排出口20から排出される被計量
物9の流量Q(又は積算重量Wt )を目標流量QT (又
は目標積算重量WtT)に一致、又は近づけることができ
る。つまり、圧力空気の給気流量を減少させると、傾斜
壁14上の被計量物9の流動性が低下するので流量Qを
減少させることができ、これによって積算重量Wt も減
少させることができる。
【0064】逆に、演算制御部45が演算して得られた
被計量物9の流量Q(又は積算重量Wt )が、目標流量
T (又は目標積算重量WtT)よりも小さければ、その
小さい量と対応する予め定められている量だけ圧力空気
の給気流量を増加させる制御信号を流量調整弁44に出
力して被計量物9の滑落速度を増加させ、これにより排
出口20から排出される被計量物9の流量Q(又は積算
重量Wt )を目標流量QT (又は目標積算重量WtT)に
一致、又は近づけることができる。つまり、圧力空気の
給気流量を増加させると、傾斜壁14上の被計量物9の
流動性を向上するので流量Qを増加させることができ、
これによって積算重量Wt も増加させることができる。
【0065】これにより、例えばセメントをタンクロー
リーやフレキシブルコンテナ等に投入する場合は、その
投入後では投入重量を計量することが困難であるので、
従来では所望の重量のセメントをこれらタンクローリー
等に投入することが難しかったが、このエアースライド
式コンベアスケールを使用することにより、精度良く必
要な重量のセメントを投入することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によると、被計量物を、傾斜壁上
を滑落させて搬送する構成であるので、従来のベルトコ
ンベアのように駆動プーリ等の可動部分が存在せず、モ
ータ等の電気部分も存在していないし、比較的部品点数
も少なく、これにより、従来のベルト式コンベアスケー
ルと比較して安価であり、構造の簡単なエアースライド
式コンベアスケールを提供することができる。そして、
上記のように簡単な構造であるので、メンテナンスの回
数、及びそれに掛かる時間と手間を従来のものよりも格
段に軽減し、又は殆ど不要にすることができるという効
果がある。また、被計量物が例えば粉状体であり、粉状
体が傾斜壁上を滑落する際に空気中に飛散しないように
するためには傾斜壁を本体部内に密閉すればよい。つま
り、メンテナンスが殆ど不要である本発明によると、そ
の密閉構造を構成する密閉本体を開放する必要性が殆ど
ないので、メンテナンスに手間と時間が殆ど掛からず、
実用上使用し易い密閉形のコンベアスケールを提供する
ことができる。
【0067】更に、被計量物を傾斜壁上を滑落させて搬
送する構成であり、従来のベルトコンベアのように可動
部分が存在しないので、ベルト式と比較して搬送能力の
向上を図ることができる。
【0068】第2の発明によると、傾斜壁上の被計量物
の総重量を重量検出手段により直接支持して検出するこ
とができる構成であるので、例えば図14に示すリンク
機構10が有している機械的摩擦抵抗による重量検出誤
差というものが存在せず、被計量物の重量を正確に検出
することができ、これにより、演算手段は、排出口から
排出される被計量物の時間当たりの重量、又は所定時間
の間に排出される被計量物の合計重量を正確に演算する
ことができる。
【0069】第3の発明によると、供給口から投入され
る被計量物の重量及び衝撃を支持部により吸収すること
ができる構成であるので、例えば供給口に貯槽の排出口
を接続し、この供給口の上方に貯槽を配置した場合、貯
槽内の被計量物の重量を支持部により支持することがで
きるし、更に、貯槽内の被計量物がその排出口から排出
されて傾斜壁上に落下して生じる衝撃を支持部により支
持することができる。これによって、貯槽内の被計量物
の重量や、被計量物が傾斜壁上に落下して生じる衝撃に
影響されることなく、傾斜壁上を滑落する被計量物の重
量を正確に検出することができるという効果がある。
【0070】第5の発明によると、供給手段が本体部の
供給口に被計量物を供給するので、傾斜壁上には供給手
段により供給された被計量物の重量が掛かることとな
り、重量検出手段は、傾斜壁上の被計量物の重量を検出
することができる。これにより、傾斜壁上を滑落する被
計量物の重量を正確に検出することができ、排出口から
排出される被計量物の時間当たりの重量、又は所定時間
の間に排出される被計量物の合計重量を正確に演算する
ことができるという効果がある。
【0071】第4及び第6の各発明によると、排出口か
ら時間当たりに排出させる被計量物の目標重量、又は所
定時間の間に排出させる被計量物の目標合計重量を、予
めこのエアースライド式コンベアスケールに設定してお
くことにより、排出口から時間当たりに排出される被計
量物の重量、又は所定時間の間に排出される被計量物の
合計重量を、その目標重量、又は目標合計重量に一致さ
せ、又は近づくようにすることができる。そして、例え
ばセメント等の粉状体をタンクローリーやフレキシブル
コンテナ等に投入する場合は、その投入した被計量物の
重量が極めて重いこと、及び風袋重量のばらつき等の原
因により、その投入された被計量物の重量を正確に計量
することは難しいが、第4及び第6の各発明によると、
精度良く必要な重量のセメント等の被計量物をタンクロ
ーリーやフレキシブルコンテナ等に投入することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るエアースライド
式コンベアスケールの縦断面図である。
【図2】同第1実施形態の同コンベアスケールを図1の
A−A方向から見た横断面図である。
【図3】同第1実施形態の同コンベアスケールを図1の
B−B方向から見た縦断面図である。
【図4】同第1実施形態の速度検出装置の羽根車を示す
本体部の縦断面図である。
【図5】同第1実施形態の速度検出装置の羽根車を図4
のC−C方向から見た縦断面図である。
【図6】同発明の第3実施形態の演算部が演算する流量
Q、及び積算重量Wt の求め方を説明するのに使用した
本体部の縦断面図である。
【図7】同第1実施形態の傾斜壁及び多孔板の縦断面図
である。
【図8】同発明の第2実施形態に係るエアースライド式
コンベアスケールの縦断面図である。
【図9】同発明の第3実施形態に係るエアースライド式
コンベアスケールの縦断面図である。
【図10】同第3実施形態の同コンベアスケールを図9
のD−D方向から見た横断面図である。
【図11】同第3実施形態の同コンベアスケールを図9
のE−E方向から見た縦断面図である。
【図12】同発明の第5実施形態に係るエアースライド
式コンベアスケールの縦断面図である。
【図13】同発明の第6実施形態に係るエアースライド
式コンベアスケールの縦断面図である。
【図14】従来のベルト式コンベアスケールの概略構成
図である。
【符号の説明】
9 被計量物 13 本体部 14 傾斜壁 15 重量検出器 16 速度検出装置 17 演算部 19 供給口 20 排出口 22 水平軸 23 支持部 25 圧力空気 26 給気口 29、32、34 フレキシブルダクト 44 流量調整弁 45 演算制御部 46 供給装置 49 モータ 53 モータドライバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉状又は粒状の被計量物が供給される供
    給口とこの供給口よりも被計量物が滑落する方向の下流
    側に設けられている被計量物の排出口と気体が供給され
    る給気口とを有する本体部と、多数の小さい通気孔を有
    し傾斜した状態で上記本体部に設けられ上記給気口から
    供給された気体を下面から上面に通り抜けさせながら上
    記供給口から供給された被計量物を上記通気孔が開口す
    る上面に沿って滑落させて上記排出口から排出させる傾
    斜壁と、上記本体部を支持し上記傾斜壁上の被計量物の
    重量を検出する重量検出手段と、上記傾斜壁上を滑落す
    る被計量物の滑落速度を検出するための速度検出手段
    と、上記重量検出手段が検出した被計量物の重量と上記
    速度検出手段が検出した被計量物の滑落速度に基づいて
    上記排出口から排出される被計量物の時間当たりの重
    量、又は所定時間の間に排出される被計量物の合計重量
    を演算する演算手段と、を具備することを特徴とするエ
    アースライド式コンベアスケール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエアースライド式コン
    ベアスケールにおいて、上記重量検出手段は、上記本体
    部の略総重量を支持し上記傾斜壁上の被計量物の重量を
    検出することを特徴とするエアースライド式コンベアス
    ケール。
  3. 【請求項3】 水平軸を中心にして揺動自在に支持部に
    より支持されこの支持部を通る鉛直線に略沿う上方に粉
    状又は粒状の被計量物が供給される供給口とこの供給口
    よりも被計量物が滑落する方向の下流側に設けられてい
    る被計量物の排出口と気体が供給される給気口とを有す
    る本体部と、多数の小さい通気孔を有し傾斜した状態で
    上記本体部に設けられ上記給気口から供給された気体を
    下面から上面に通り抜けさせながら上記供給口から供給
    された被計量物を上記通気孔が開口する上面に沿って滑
    落させて上記排出口から排出させる傾斜壁と、上記本体
    部を上記支持部から離れた箇所で支持し上記傾斜壁上の
    被計量物の重量を検出する重量検出手段と、上記傾斜壁
    上を滑落する被計量物の滑落速度を検出するための速度
    検出手段と、上記重量検出手段が検出した被計量物の重
    量と上記速度検出手段が検出した被計量物の滑落速度に
    基づいて上記排出口から排出される被計量物の時間当た
    りの重量、又は所定時間の間に排出される被計量物の合
    計重量を演算する演算手段と、を具備することを特徴と
    するエアースライド式コンベアスケール。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、又は3に記載のエアース
    ライド式コンベアスケールにおいて、上記演算手段によ
    り演算して得られる上記排出口から排出される被計量物
    の時間当たりの重量、又は所定時間の間に排出される被
    計量物の合計重量が、予め定めた目標重量、又は目標合
    計重量に一致するように、又は近づくように上記給気口
    から供給される気体の供給量を制御する制御手段を設け
    たことを特徴とするエアースライド式コンベアスケー
    ル。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、又は3に記載のエアース
    ライド式コンベアスケールにおいて、上記本体部の供給
    口に被計量物を供給する供給手段を設けたことを特徴と
    するエアースライド式コンベアスケール。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のエアースライド式コン
    ベアスケールにおいて、上記演算手段により演算して得
    られる上記排出口から排出される被計量物の時間当たり
    の重量、又は所定時間の間に排出される被計量物の合計
    重量が、予め定めた目標重量、又は目標合計重量に一致
    するように、又は近づくように上記供給手段により供給
    される被計量物の供給量を制御する制御手段を設けたこ
    とを特徴とするエアースライド式コンベアスケール。
JP28454297A 1997-09-30 1997-09-30 エアースライド式コンベアスケール Withdrawn JPH11108742A (ja)

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