JP2002296033A - 測量機 - Google Patents

測量機

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JP2002296033A
JP2002296033A JP2001095917A JP2001095917A JP2002296033A JP 2002296033 A JP2002296033 A JP 2002296033A JP 2001095917 A JP2001095917 A JP 2001095917A JP 2001095917 A JP2001095917 A JP 2001095917A JP 2002296033 A JP2002296033 A JP 2002296033A
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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】望遠鏡部を高速に駆動する高速駆動用駆動制御
モードと、低速に駆動する低速駆動用制御モードとを有
する測量機の駆動装置を得る。 【解決手段】スイッチ108をA側に切替えると高速駆
動用制御ループが構成される。CPU101はパルス信
号をアップダウンカウンタ102に送る。アップダウン
カウンタ102はアップカウントを行う。第1のPWM
発生装置103は読みとったカウント値に応じてデュー
ティ比を変化させてPWMパルスを発生する。モータド
ライバ104はPWMパルス波形にしたがってモータ1
05にパルス状の駆動電圧を供給する。スイッチ108
をB側に切替えると低速駆動用制御ループが構成され
る。CPU101は第2のPWM発生装置107にPW
M制御信号を出力する。第2のPWM発生装置107は
PWM制御信号にしたがってPWMパルスを発生する。
モータドライバ104はPWMパルス波形にしたがって
モータ105にパルス状の駆動電圧を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測量の対象に向け
られる測量用光学系をモータなどで回転駆動する測量機
に関する。
【0002】
【従来の技術】測量機に備えられる測量用光学系をモー
タで回転駆動する技術が知られている。たとえば、特開
平4−163608号公報には、測量用光学系の回転角
を検出するエンコーダを設け、駆動モータにより測量用
光学系を回転させ、エンコーダによる検出出力に基づい
てモータの回転を制御する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モータによる測量機の
駆動制御は、測量用光学系の向きをターゲットに素早く
合わせるために高速駆動が要求される一方で、測量用光
学系をターゲットに正確に合わせて停止させるための低
速駆動も要求される。高速駆動では、たとえば、測量用
光学系を10度回転させるように操作者が測量機に回転
角を入力すると、測量機は測量用光学系の回転角を指定
された値にするように素早く回転駆動する。一方、低速
駆動では、測量用光学系の回転角が、たとえば、1秒単
位で正確に回転駆動される。このように高速から低速ま
で広いダイナミックレンジの駆動制御を行うためには、
自動車の変速機のように複雑な減速機構が必要である。
【0004】本発明の目的は、高速から低速までの速度
変化に対応して測量用光学系を駆動する測量機を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図
1、図3に対応づけて本発明を説明する。 (1)請求項1に記載の発明は、測量の対象に向けられ
る測量用光学系を駆動する測量機に適用される。そし
て、光学系13を駆動する駆動モータ105と、第1の
周波数および第1のパルス幅を有する第1の駆動信号を
出力し、駆動モータ105を第1の駆動速度で駆動制御
する第1の駆動制御回路101,102,103,10
4,106と、第1の周波数より低い第2の周波数、お
よび第1のパルス幅より広い第2のパルス幅を有する第
2の駆動信号を出力し、駆動モータ105を第1の駆動
速度より低速の第2の駆動速度で駆動制御する第2の駆
動制御回路101,107,104,106と、第1の
駆動信号および第2の駆動信号のいずれか一方を駆動モ
ータ105に供給する制御回路101,108とを備え
ることにより、上述した目的を達成する。 (2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の測量
機において、光学系13の駆動量に応じた信号を出力す
る符号化回路106と、符号化回路106から出力され
る信号を用いて測角演算する測角演算回路101と、符
号化回路106から出力される信号を用いて内挿演算す
る内挿演算回路101とをさらに備え、第2の駆動制御
回路101,107,104,106は、測角演算およ
び内挿演算の結果に応じて第2の周波数および第2のパ
ルス幅の少なくとも一方を変化させることを特徴とす
る。 (3)請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の測量
機において、第2の駆動制御回路101,107,10
4,106は、光学系13が動き始めると光学系13を
減速し、光学系13が略停止すると光学系13を加速す
るように第2の駆動信号を変化させることを特徴とす
る。 (4)請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の測量
機において、第2の周波数は1Hz〜20Hzのいずれ
かであり、第2のパルス幅は100μsec〜20msecの
いずれかであることを特徴とする。 (5)請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の測量
機において、光学系13の駆動量に応じた信号を出力す
る符号化回路106と、符号化回路106から出力され
る信号を用いて測角演算する測角演算回路101と、符
号化回路106から出力される信号を用いて内挿演算す
る内挿演算回路101とをさらに備え、第1の駆動制御
回路101,102,103,104,106は、測角
演算の結果に応じて第1のパルス幅を変化させ、第2の
駆動制御回路101,107,104,106は、測角
演算および内挿演算の結果に応じて第2の周波数および
第2のパルス幅の少なくとも一方を変化させることを特
徴とする。 (6)請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の測量
機において、光学系13の駆動速度を検出する速度検出
装置101をさらに備え、制御回路101,108は、
速度検出装置101により検出された駆動速度が所定値
を超える場合に第1の駆動信号を駆動モータ105に供
給し、検出された駆動速度が所定値以下の場合に第2の
駆動信号を駆動モータ105に供給することを特徴とす
る。
【0006】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明をわかりやすく説明するために実施の形態
の図と対応づけたが、これにより本発明が実施の形態に
限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
よる駆動装置を備えた測量機の正面図(一部断面図)であ
る。図1において、測量機は、本体11が支持部12に
より水平方向に回転可能に支持される。測量対象に向け
られる測量用光学系を構成する望遠鏡部13は、水平軸
3によって支持される。水平軸3は、本体11により鉛
直方向に回転可能に支持される。望遠鏡部13は、対物
レンズ14と、図1の望遠鏡部13の反対側に設けた不
図示の接眼レンズとを有する。望遠鏡部13が水平方
向、および鉛直方向に回転されることにより、不図示の
ターゲットに対する視準が行われる。本実施の形態で
は、望遠鏡部13が鉛直方向、および水平方向のそれぞ
れの方向に、モータによって回転駆動される。鉛直方
向、および水平方向の回転は、それぞれ同様の構成を有
する駆動装置で駆動制御される。そこで、本実施の形態
の説明では鉛直方向の駆動装置を例にあげて説明し、水
平方向の駆動装置の説明を省略する。
【0008】本体11の内部には、水平駆動用のモータ
1と、モータ1の出力軸に設けられたギア1aと、ギア
2aと、ウォームギア2bと、水平軸3を回転させるウ
ォームホイール3aとが設けられている。モータ1の回
転は、ギア1a、2aと、ウォームギア2bおよびウォ
ームホイール3aとにより減速されて水平軸3に伝達さ
れる。水平軸3が回転すると、水平軸3を回転中心にし
て望遠鏡部13が鉛直方向に回転駆動される。水平軸3
にはエンコーダ4が設けられている。エンコーダ4は、
円盤41とフォトインタラプタ42とで構成される。図
2はエンコーダ4の円盤41を示す図である。図2にお
いて、円盤41の中心Oが、図1の水平軸3の回転中心
と一致する。円盤41の外周部には、外周に沿ってスリ
ット41aが設けられている。スリット41aの数は、
たとえば、16200である。したがって、スリット1
つ当たりの間隔は、360度/16200=80秒の角
度に相当する。
【0009】図1のフォトインタラプタ42は、不図示
の発光素子と受光素子とを有し、発光素子と受光素子と
の間に円盤41のスリット41aを挟むように設けられ
る。フォトインタラプタ42の発光素子から発した光は
円盤41のスリット41aに照射され、スリット41a
を通過した光がフォトインタラプタ42の受光素子で受
光される。受光素子は、受光した光の強さに応じて検出
信号を出力する。水平軸3の回転にともない円盤41が
回転すると、受光素子で受光される光はスリット41a
を通過する状態と、スリットとスリットとの間で妨げら
れる状態とが繰り返されて強弱を繰り返す。制御回路部
5は、強弱を繰り返す検出信号に基づいて水平軸3の回
転角、すなわち、望遠鏡部13の回転角を検出し、モー
タ1を駆動制御する。たとえば、検出信号が強弱を2回
繰り返す場合、望遠鏡部13の回転角は160秒であ
る。また、制御回路部5は、検出信号に基づいて水平軸
3(望遠鏡部13)の回転速度を検出する。
【0010】以上説明した測量機では、望遠鏡部13が
次の2つの方式で駆動される。 操作者が不図示の操作パネルから望遠鏡部13の回転
角を指定し、制御回路部5は望遠鏡部13を指定された
角度だけ回転駆動させるようにモータ1を駆動制御す
る。 操作者が不図示の操作パネルからスイッチを操作し、
制御回路部5がスイッチの操作量に応じてモータ1を駆
動制御する。
【0011】の場合、指定された角度が大きいとき、
制御回路部5は望遠鏡部13を早く回転させるように高
速で駆動制御を行い、指定された回転角に近づいたと
き、指定角度で正確に停止するように低速で駆動制御を
行う。の場合、スイッチの操作量が大きいとき、制御
回路部5は望遠鏡部13を早く回転させるように高速で
駆動制御を行い、スイッチの操作量が小さいとき、望遠
鏡部13をゆっくり回転させるように低速で駆動制御を
行う。本発明は、望遠鏡部13の駆動制御モードとし
て、高速駆動用の駆動制御モードと低速駆動用の制御モ
ードとを備えることに特徴がある。
【0012】以下、モータ1の駆動制御について詳細に
説明する。図3は、駆動制御回路の一例を説明するブロ
ック図である。図3において、駆動制御ブロックは、C
PU101と、アップダウンカウンタ102と、第1の
PWM発生装置103と、モータドライバ104と、モ
ータ105と、測量機エンコーダ106と、第2のPW
M発生装置107と、スイッチ108とを有する。モー
タ105は図1のモータ1に相当し、測量機エンコーダ
106は図1のエンコーダ4に相当する。CPU101
をはじめとする他の各ブロックは、図1の制御回路部5
に含まれる。
【0013】−高速駆動用制御モード− CPU101がスイッチ108に切替え制御信号を出力
し、スイッチ108をA側に切替えると、高速駆動用制
御ループが構成される。高速駆動用制御ループは、CP
U101と、アップダウンカウンタ102と、第1のP
WM発生装置103と、モータドライバ104と、モー
タ105と、測量機エンコーダ106とで構成される。
なお、図3において、高速駆動用制御モードに関する制
御信号の流れを破線で示し、後述する低速駆動用制御モ
ードに関する制御信号の流れを一点鎖線で示す。また、
高速駆動用制御モード、および低速駆動用制御モードの
双方に関係する制御信号の流れを実線で示す。
【0014】CPU101は、パルス信号を発生してア
ップダウンカウンタ102に送る。アップダウンカウン
タ102は、CPU101からのパルス信号をアップカ
ウントパルスとしてアップカウントを行う。第1のPW
M発生装置103は、アップダウンカウンタ102のカ
ウント値を所定時間ごとに読みとり、カウント値に応じ
てデューティ比を変化させてPWMパルスを発生する。
第1のPWM発生装置103から発生されるPWMパル
スの周波数f1は、たとえば、10kHzである。第1
のPWM発生装置103は、読みとったカウント値が大
きくなるとPWMパルスのデューティ比d1を高くし、
読みとったカウント値が小さくなるとPWMパルスのデ
ューティ比d1を低くする。デューティ比d1が高くな
るとパルス幅が広がり、デューティ比d1が低くなると
パルス幅が狭くなる。
【0015】モータドライバ104は、第1のPWM発
生装置103から出力されたPWMパルス波形にしたが
って、モータ105に供給するパルス状の駆動電圧を発
生する。モータ105に供給される駆動電圧パルスの周
波数およびデューティ比は、第1のPWM発生装置10
3によるPWMパルスの周波数f1およびデューティ比
d1と同じである。なお、周波数f1は、モータ105
が有する電気的時定数の数分の1とされる。これによ
り、モータ105に印加される駆動電圧パルスのオン/
オフに起因するモータ105の回転速度ムラが最小限に
抑えられる。
【0016】モータ105は、駆動電圧パルスが供給さ
れると回転を始める。これにより、図1の水平軸3が回
転し、測量機エンコーダ106から検出信号が出力され
る。測量機エンコーダ106から出力された検出信号は
アップダウンカウンタ102に送られる。アップダウン
カウンタ102は、測量機エンコーダ106からの検出
信号をダウンカウントパルスとしてダウンカウントを行
う。つまり、検出信号が強弱を繰り返す回数によってダ
ウンカウントされる。この結果、CPU101から出力
されるパルス信号(アップカウントパルス)と、測量機エ
ンコーダ106から出力される検出信号(ダウンカウン
トパルス)とが釣り合った速度でモータ105の回転速
度が一定になる。CPU101から出力するアップカウ
ントパルスの速度を調整することにより、モータ105
の回転速度が制御される。駆動電圧パルスのデューティ
比が高くなるとモータ105の回転速度が上がり、駆動
電圧パルスのデューティ比が低くなるとモータ105の
回転速度が下がる。CPU101は、測量機エンコーダ
106からの検出信号が単位時間当たりに強弱を繰り返
す回数をカウントすることにより、水平軸3の回転速度
を検出する。
【0017】−低速駆動用制御モード− CPU101がスイッチ108に切替え制御信号を出力
し、スイッチ108をB側に切替えると、低速駆動用制
御ループが構成される。低速駆動用制御ループは、CP
U101と、第2のPWM発生装置107と、モータド
ライバ104と、モータ105と、測量機エンコーダ1
06とで構成される。
【0018】CPU101は、第2のPWM発生装置1
07にPWM制御信号を出力する。第2のPWM発生装
置107は、PWM制御信号にしたがってPWMパルス
を発生する。第2のPWM発生装置107から発生され
るPWMパルスは、たとえば、周波数f2が3Hzであ
り、デューティ比d2が0.3%である。モータドライ
バ104は、第2のPWM発生装置107から出力され
たPWMパルス波形にしたがって、モータ105に供給
するパルス状の駆動電圧を発生する。モータ105に供
給される駆動電圧パルスの周波数およびデューティ比
は、第2のPWM発生装置107によるPWMパルスの
周波数f2およびデューティ比d2と同じである。
【0019】周波数f2が3Hzでデューティ比d2が
0.3%の場合、駆動電圧パルスの1周期当たりにモー
タ105に印加される電圧印加時間は、(1/f2)×d
2=(1/3)×0.003=1msecである。つまり、
モータ105には、パルス幅が1msecの駆動電圧パル
スが1秒当たり3回印加される。これにより、モータ1
05は、一瞬動き始めるとすぐに印加電圧が切られて回
転速度が低下する回転動作を繰り返す。すなわち、測量
機の望遠鏡部13(図1)は、動いたり止まったりの動作
を繰り返して微動する。モータ105に印加される1つ
の駆動電圧パルスによってモータ105が回転する角度
は十分に小さくされているので、測量機を操作する操作
者にとって、望遠鏡部13の回転速度はゆっくりとした
一定の動きにみえる。このような低速駆動用制御モード
では、PWMパルスのデューティー比を1%以下にする
ので、消費電力を低く抑えることができる。
【0020】モータ105に印加される1つの駆動電圧
パルスによって望遠鏡部13(図1)が回転する角度は、
図1の減速ギア2などの偏芯、水平軸3の加工精度など
の理由により一定にならない。そこで、CPU101
は、後述する測角演算を行い、演算結果に基づいてデュ
ーティ比d2、および周波数f2のいずれか一方、ある
いは両方を変化するように、第2のPWM発生装置10
7に対してPWM制御信号を出力する。周波数f2が低
くなるとパルス幅が広がり、周波数f2が高くなるとパ
ルス幅が狭くなる。また、デューティ比d2が高くなる
とパルス幅が広がり、デューティ比d2が低くなるとパ
ルス幅が狭くなる。これにより、モータ105に印加さ
れる単位駆動電圧パルス当たりの望遠鏡部13の回転角
のばらつきが抑えられる。
【0021】測角演算について説明する。CPU101
は、測量機エンコーダ106から出力される検出信号の
強弱の回数をカウントして望遠鏡部13の回転角を検出
する。上述したように、エンコーダを構成する円盤41
に設けられるスリット41aの間隔は80秒である。C
PU101は、モータ105に対する駆動制御を開始後
に測量機エンコーダ106から出力される検出信号をカ
ウントパルスとしてカウントする。CPU101はさら
に、カウントパルスのカウント数nに80秒を掛けるこ
とにより、駆動開始後の望遠鏡部13の回転角を求め
る。この方法による回転角の分解能は80秒である。な
お、このような測角演算は、高速駆動用制御モードおよ
び低速駆動用制御モードにかかわらず、モータ105を
駆動するときは常に行われる。分解能を80秒以下にす
る角度検出は、以下に説明する内挿演算によって行う。
【0022】上述したフォトインタラプタ42は一対の
受光素子42A、42Bを有し、互いに90度の位相が
ずれた2つの検出信号を出力するように構成されてい
る。図4は、スリット41aと、受光素子42Aおよび
42Bとの位置関係を説明する図である。図4におい
て、スリット41aの間隔がΔh、受光素子42Aおよ
び受光素子42Bの受光部の間隔がΔh/4に調整され
ている。受光素子42A上をスリット41aが通過して
いるとき、スリット41aを通過した光が受光素子42
Aで最も強く受光される。円盤41が回転することによ
りスリット41aが図4の左から右へ移動する場合、ス
リット41aが右へΔh/4移動したとき、受光素子4
2B上をスリット41aが通過する。このとき、スリッ
ト41aを通過した光が受光素子42Bで最も強く受光
される。このように、受光素子42Aにより受光される
光の検出信号に対し、位相が360度/4=90度遅れ
た光の検出信号が受光素子42Bから出力される。
【0023】図5は、受光素子42Aによる検出信号si
gA、および受光素子42Bによる検出信号sigBの信号
波形を示す図である。図5において、横軸は角度θであ
り、縦軸は受光レベルである。横軸の角度θは、スリッ
ト41aの間隔Δh(80秒)を360度として表したも
のである。検出信号sigBをsinθで表すと、検出信号si
gAはcosθで表される。
【0024】図3のCPU101は、位相が90度異な
る2つの検出信号sigAおよびsigBを測量機エンコーダ
106から入力し、2つの検出信号の値からθを算出す
る。検出信号sigBおよびsigAは、たとえば、最大値が
3.0V、最小値が2.0Vの電圧信号である。CPU
101は、入力された検出信号sigBおよびsigAをそれ
ぞれ内部のA/D変換回路でディジタル値に変換し、直
流成分(この場合2.5V)を除去する。これにより、直
流成分が除去された両信号値は、次式(1)、(2)で示す
ようにsinθ、cosθで表される。
【数1】 cosθ=sigA−Voffset (1) sinθ=sigB−Voffset (2) ただし、Voffsetは検出信号sigBおよびsigAに含まれ
る直流成分であり、この場合2.5Vである。
【0025】CPU101は、上式(1)および(2)を用
いて、次式(3)によりθを算出する。
【数2】 θ=tan−1(sinθ/cosθ) (3) 上式(3)により算出されるθ=90度の場合、望遠鏡部
13の回転角20秒に相当し、θ=180度の場合、望
遠鏡部13の回転角40秒に相当する。つまり、θ=1
度当たりの望遠鏡部13の回転角は80/360=0.
222秒である。
【0026】CPU101は、カウントパルスのカウン
ト数nと内挿演算により算出されるθとに基づいて、次
式(4)により望遠鏡部13の回転角aを検出する。な
お、カウント数nをカウントするカウントパルスは、受
光素子42Aにより受光される光の検出信号、および受
光素子42Bにより受光される光の検出信号のうちいず
れか一方を用いればよい。
【数3】 a=80×n + θ×80/360 (4) 上式(4)により算出される回転角aの単位は秒である。
【0027】測角演算は、上式(1)〜(4)の内挿演算に
演算時間を要する。上述したように、低速駆動用制御モ
ード時に第2のPWM発生装置107から発生されるP
WMパルスの周波数f2の例は3Hzであり、デューテ
ィ比d2の例は0.3%である。この場合、モータ10
5に1msecの間電圧が印加されると、332msecの間
モータ105に電圧が印加されない。一般に、内挿演算
は遅くとも約50msecあれば終了されるので、モータ
105に次の駆動電圧パルスが印加されるまでの間に上
式(1)〜(4)による内挿演算を含む測角演算を終了させ
ることができる。CPU101は、測角演算を終える
と、第2のPWM発生装置107から出力されるPWM
制御信号のデューティ比d2、および周波数f2を演算
結果に応じて変化させる。これにより、次の電圧パルス
がモータ105に印加されることによって駆動される望
遠鏡部13の回転角が所定の値に制御される。たとえ
ば、モータ105に1msecの間電圧パルスを印加する
場合、望遠鏡部13の回転角が0.3秒になるように制
御する。
【0028】図6は、CPU101によって行われる高
速駆動用の駆動制御モードと低速駆動用の制御モードと
の切替え処理を説明するフローチャートである。図6に
よる処理は、測量機の操作者が不図示の操作パネルから
スイッチを操作し、望遠鏡部13を駆動する角度(目標
角度)を入力すると起動する。ステップS1において、
CPU101は、第1のPWM発生装置103を用いる
高速駆動用制御モードにしてモータ105の駆動を開始
させてステップS2へ進む。ステップS2において、C
PU101は、カウントパルスのカウント数nを読み込
んでステップS3へ進む。ステップS3において、CP
U101は、80×nにより望遠鏡部13が駆動された
角度を算出し、算出角度が目標角度に対して規定角度内
か否かを判定する。ここで、規定角度は、たとえば、1
度とする。CPU101は、目標角度まで1度以内の場
合にステップS3を肯定判定してステップS4に進み、
目標角度まで1度を超える場合にステップS3を否定判
定してステップS2へ戻る。ステップS2に戻る場合
は、後述するように駆動速度を低下させることなく、モ
ータ105が継続して駆動される。
【0029】ステップS4において、CPU101は、
アップカウントパルスの速度を下げて指令速度、すなわ
ち、水平軸3の回転速度を低下させ、ステップS5へ進
む。ステップS5において、CPU101は、指令速度
が規定速度以下か否かを判定する。ここで、規定速度
は、たとえば、デューティ比d1が10%でモータ10
5が駆動されるときの水平軸3の回転速度である。CP
U101は、単位時間当たりのパルスカウント値から水
平軸3の回転速度を検出し、回転速度が規定速度以下の
場合にステップS5を肯定判定してステップS6に進
み、回転速度が規定速度を超える場合にステップS5を
否定判定してステップS4へ戻る。ステップS4へ戻る
場合は、さらに駆動速度が低下される。
【0030】ステップS6において、CPU101は、
第2のPWM発生装置107を用いる低速駆動用制御モ
ードに切替えてステップS7に進む。ステップS7にお
いて、CPU101は、上式(4)により角度aを算出し
てステップS8へ進む。ステップS8において、CPU
101は、算出した角度aが目標角度まで規定角度内か
否かを判定する。ここで、規定角度は、たとえば、1秒
とする。CPU101は、目標角度まで1秒以内の場合
にステップS8を肯定判定してステップS9へ進み、目
標角度まで1秒を超える場合にステップS8を否定判定
してステップS7へ戻る。ステップS7に戻る場合は、
さらにモータ105が駆動される。
【0031】ステップS9において、CPU101は、
第2のPWM発生装置107にPWM制御信号の出力を
停止させ、モータ105の駆動の駆動を停止させて図6
の処理を終了する。
【0032】図7は、不図示の操作パネルから操作者が
スイッチを操作し、このスイッチの操作量に応じてモー
タ105を駆動する場合に、CPU101によって行わ
れる高速駆動用の駆動制御モードと低速駆動用の制御モ
ードとの切替え処理を説明するフローチャートである。
図7による処理は、測量機の操作者が望遠鏡部13の駆
動用スイッチを操作すると起動する。駆動用スイッチ
は、不図示のハンドルと、不図示の粗動ボタン(早送り
ボタン)とで構成される。
【0033】図7のステップS21において、CPU1
01は、粗動ボタンが押されたか否かを判定する。粗動
ボタンが操作された場合はステップS21を肯定判定し
てステップS22へ進み、粗動ボタンが操作されない場
合はステップS21を否定判定してステップS23へ進
む。ステップS22において、CPU101は、高速駆
動用制御モードにしてモータ105の駆動を行い、ステ
ップS25へ進む。
【0034】ステップS23において、CPU101
は、操作者によるハンドルの回転速度があらかじめ定め
られている基準値より大きいか否かを判定する。ハンド
ルの回転速度が基準値より大きい場合は、ステップS2
3を肯定判定してステップS22へ進み、ハンドルの回
転速度が基準値以下の場合は、ステップS23を否定判
定してステップS24へ進む。
【0035】ステップS24において、CPU101
は、低速駆動用制御モードにしてモータ105の駆動を
行い、ステップS25へ進む。ステップS25におい
て、CPU101は、ハンドルの操作が終了されたか否
かを判定する。ハンドルの操作が継続されている場合
は、ステップS25を否定判定してステップS21へ戻
り、ハンドルの操作が終了された場合は、ステップS2
5を肯定判定し、モータ105の駆動を停止して図7の
処理を終了する。
【0036】以上説明した実施の形態によれば、次の作
用効果が得られる。 (1)モータ105に印加する駆動電圧パルスを発生さ
せるために、高速駆動用制御モードと低速駆動用制御モ
ードとを備えるようにしたので、高速駆動用制御モード
にしたとき、望遠鏡部13の回転角が目標角度になるま
で素早く回転駆動させることができる。また、低速駆動
用制御モードにしたとき、望遠鏡部13の回転角を0.
3秒きざみで微動させて正確に合わせることができる。 (2)高速駆動用制御モードでモータ105を駆動する
とき、周波数f1=10kHzで駆動電圧パルスをモー
タ105に印加するので、印加電圧のオン/オフによる
モータ105の回転速度ムラが最小限に抑えられる。 (3)低速駆動用制御モードでモータ105を駆動する
とき、周波数f2=3Hz、デューティ比d2=0.3
%で駆動電圧パルスをモータ105に印加するので、モ
ータ105に1msec間電圧が印加されると、その後3
32msec間電圧が印加されない。この結果、一瞬動き
始めるとすぐに回転速度が低下する微動動作をさせるこ
とができる。 (4)高速駆動用制御モードでモータ105の回転速度
を低下させようとデューティ比d1を小さくする場合、
モータ105に印加される駆動電圧パルスのパルス幅は
非常に狭くなる。周波数f1=10kHzでデューティ
比d1=0.3%にする場合を考えると、駆動パルス幅
は300nsecである。この場合、モータ105は回転
抵抗に負けて動かないことがある。しかし、上述した低
速駆動用制御モードでは、デューティ比d2=0.3%
の場合の駆動パルス幅は1msecであるので、モータ1
05を確実に駆動することができる。 (5)望遠鏡部13の回転角は、内挿演算を含む測角演
算によってエンコーダ4による分解能(80秒)より高い
精度で検出される。内挿演算は、低速駆動用制御モード
時において、モータ105に駆動電圧パルスが印加され
ていない間に終了する。次にモータ105に印可される
駆動電圧パルスの周波数f2およびデューティ比d2
は、測角演算結果に基づいて変化させるようにしたの
で、単位電圧パルス当たりの望遠鏡部13の回転角を所
定値、たとえば、0.3秒に制御できる。 (6)高速駆動用制御モードから低速駆動用制御モード
への切替えは、水平軸3の回転速度が規定速度以下(ス
テップS5で肯定判定)になると行われるようにしたの
で、望遠鏡部13をゆっくり回転駆動させる場合に自動
的に低速駆動用制御モードへ切替えることができる。こ
の結果、測量機の操作性が向上する。 (7)低速駆動用制御モードから高速駆動用制御モード
への切替えは、粗動ボタンの操作の他に、操作者のハン
ドル操作によるハンドルの回転速度が基準値より大きく
なる(ステップS23の肯定判定)と行われるようにした
ので、望遠鏡部13を素早く回転駆動させる場合に自動
的に高速駆動用制御モードへ切替えることができる。こ
の結果、測量機の操作性が向上する。
【0037】上述した説明では、低速駆動用制御モード
において、CPU101が第2のPWM発生装置107
から出力されるPWM制御信号のデューティ比d2、お
よび周波数f2を測角演算結果に応じて変化させ、モー
タ105に電圧パルスが印加されるごとに駆動される望
遠鏡部13の回転角を一定値にするよう制御した。した
がって、微動速度が一定になる。この代わりに、モータ
105に電圧パルスが印加されるごとに駆動される望遠
鏡部13の回転角を変化させるように、デューティ比d
2、および周波数f2を測角演算結果に応じて変化させ
てもよい。この場合には、微動速度に変化を与えること
ができる。
【0038】高速駆動用の駆動制御モードと低速駆動用
の制御モードとの切替えはCPU101が行うようにし
たが、ロジック回路を用いて切替えを行ってもよい。
【0039】第1のPWM発生装置103から発生され
るPWMパルスの周波数f1を10kHzで一定とし、
デューティ比d1を変えて速度制御するように説明し
た。周波数f1を一定にする代わりに、上述したモータ
105の電気的時定数の数分の1にする範囲で周波数f
1を変化させるようにしてもよい。
【0040】第2のPWM発生装置107から発生され
るPWMパルスの周波数f2を3Hz、デューティ比d
2を0.3%として説明した。周波数f2は、1Hzか
ら20Hzの範囲内で変えてよい。デューティ比d2は
0.1〜1%の範囲内で変えてよい。この場合には、P
WMパルス幅は100μsecから10msecの間の値にな
る。
【0041】上述したステップS23において、操作者
によるハンドルの回転速度が基準値より大きいか否かを
判定し、高速駆動用の駆動制御モードと低速駆動用の制
御モードとの切替えを行うようにした。この代わりに、
水平軸3の回転速度が規定速度を超えるか否かで切替え
るようにしてもよい。ここで、規定速度は、たとえば、
デューティ比が10%でモータ105が駆動されるとき
の水平軸3の回転速度とする。この場合には、低速駆動
用制御モードでデューティ比d2が高められ、モータ1
05の回転速度が高くなって水平軸3の回転速度が規定
速度を変えるとステップS22へ進む。ステップS22
へ進むと高速駆動用の駆動制御モードにされる。一方、
水平軸3の回転速度が規定速度以下の場合はステップS
24へ進み、低速駆動用の駆動制御モードにされる。こ
れにより、水平軸3、すなわち、望遠鏡部13の回転速
度により、高速駆動用の駆動制御モードと低速駆動用の
制御モードとが切替えられる。
【0042】特許請求の範囲における各構成要素と、発
明の実施の形態における各構成要素との対応について説
明すると、望遠鏡部13が測量用光学系に、周波数f1
が第1の周波数に、周波数f1およびデューティ比d1
で決定されるパルス幅が第1のパルス幅に、第1のPW
M発生装置103によるPWMパルスが第1の駆動信号
に、CPU101、アップダウンカウンタ102、第1
のPWM発生装置103、モータドライバ104、およ
び測量機エンコーダ106が第1の駆動制御回路に、周
波数f2およびデューティ比d2で決定されるパルス幅
が第2のパルス幅に、第2のPWM発生装置107によ
るPWMパルスが第2の駆動信号に、高速駆動用制御モ
ードによる駆動時のモータ105の回転速度が第1の駆
動速度に、低速駆動用制御モードによる駆動時のモータ
105の回転速度が第2の駆動速度に、CPU101、
第2のPWM発生装置107、モータドライバ104、
および測量機エンコーダ106が第2の駆動制御回路
に、CPU101およびスイッチ108が制御回路に、
測量機エンコーダ106が符号化回路に、CPU101
が測角演算回路、内挿演算回路および速度検出装置に、
規定速度が所定値に、それぞれ対応する。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1に記
載の発明による測量機では、測量の対象に向けられる測
量用光学系を駆動する駆動モータを第1の駆動速度で駆
動制御する第1の駆動制御回路と、第1の駆動速度より
低速の第2の駆動速度で駆動制御する第2の駆動制御回
路とを備え、いずれか一方の制御回路で駆動モータを駆
動するようにした。これにより、複雑な減速機構を備え
ることなく、高速から低速までの速度変化に対応して測
量用光学系を駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による駆動装置を備えた測
量機の正面図(一部断面図)である。
【図2】エンコーダの円盤を示す図である
【図3】駆動制御回路の一例を説明するブロック図であ
る。
【図4】スリットと受光素子との位置関係を説明する図
である。
【図5】受光素子による検出信号波形を示す図である。
【図6】高速駆動用の駆動制御モードと低速駆動用の制
御モードとの切替え処理を説明するフローチャートであ
る。
【図7】高速駆動用の駆動制御モードと低速駆動用の制
御モードとの切替え処理を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,105…モータ、 1a,2a…ギ
ア、2b…ウォームギア、 3…水平
軸、3a…ウォームホイール、 4,10
6…エンコーダ、5…制御回路部、
11…本体、12…支持部、 1
3…望遠鏡部、14…対物レンズ、
41…円盤、41a…スリット、 4
2…フォトインタラプタ、42A,42B…受光素子、
101…CPU、102…アップダウンカウ
ンタ、 103…第1のPWM発生装置、104…
モータドライバ、 107…第2のPWM発
生装置、108…スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測量の対象に向けられる測量用光学系を駆
    動する測量機において、 前記光学系を駆動する駆動モータと、 第1の周波数および第1のパルス幅を有する第1の駆動
    信号を出力し、前記駆動モータを第1の駆動速度で駆動
    制御する第1の駆動制御回路と、 前記第1の周波数より低い第2の周波数、および前記第
    1のパルス幅より広い第2のパルス幅を有する第2の駆
    動信号を出力し、前記駆動モータを前記第1の駆動速度
    より低速の第2の駆動速度で駆動制御する第2の駆動制
    御回路と、 前記第1の駆動信号および前記第2の駆動信号のいずれ
    か一方を前記駆動モータに供給する制御回路とを備える
    ことを特徴とする測量機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の測量機において、 前記光学系の駆動量に応じた信号を出力する符号化回路
    と、 前記符号化回路から出力される前記信号を用いて測角演
    算する測角演算回路と、 前記符号化回路から出力される前記信号を用いて内挿演
    算する内挿演算回路とをさらに備え、 前記第2の駆動制御回路は、前記測角演算および前記内
    挿演算の結果に応じて前記第2の周波数および前記第2
    のパルス幅の少なくとも一方を変化させることを特徴と
    する測量機。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の測量機において、 前記第2の駆動制御回路は、前記光学系が動き始めると
    前記光学系を減速し、前記光学系が略停止すると前記光
    学系を加速するように前記第2の駆動信号を変化させる
    ことを特徴とする測量機。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の測量機において、 前記第2の周波数は1Hz〜20Hzのいずれかであ
    り、前記第2のパルス幅は100μsec〜20msecのい
    ずれかであることを特徴とする測量機。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の測量機において、 前記光学系の駆動量に応じた信号を出力する符号化回路
    と、 前記符号化回路から出力される前記信号を用いて測角演
    算する測角演算回路と、 前記符号化回路から出力される前記信号を用いて内挿演
    算する内挿演算回路とをさらに備え、 前記第1の駆動制御回路は、前記測角演算の結果に応じ
    て前記第1のパルス幅を変化させ、 前記第2の駆動制御回路は、前記測角演算および前記内
    挿演算の結果に応じて前記第2の周波数および前記第2
    のパルス幅の少なくとも一方を変化させることを特徴と
    する測量機。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の測量機において、 前記光学系の駆動速度を検出する速度検出装置をさらに
    備え、 前記制御回路は、前記速度検出装置により検出された駆
    動速度が所定値を超える場合に前記第1の駆動信号を前
    記駆動モータに供給し、検出された駆動速度が所定値以
    下の場合に前記第2の駆動信号を前記駆動モータに供給
    することを特徴とする測量機。
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