JP2000289626A - ステアリング位置調整制御装置 - Google Patents

ステアリング位置調整制御装置

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JP2000289626A JP9893599A JP9893599A JP2000289626A JP 2000289626 A JP2000289626 A JP 2000289626A JP 9893599 A JP9893599 A JP 9893599A JP 9893599 A JP9893599 A JP 9893599A JP 2000289626 A JP2000289626 A JP 2000289626A
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兼司 林
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裕紀 颯田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動開始時及び作動中の作動音を低減できる
ステアリング位置調整制御装置を提供すること。 【解決手段】 モータ171,181がFETにより目
標速度V0になるようにデューティ制御されるステアリ
ング位置調整制御装置において、モータの実速度Vmは
回転数センサ176,186が発する所定回転角毎のパ
ルス信号の時間間隔により検知し、制御装置19は、デ
ューティ値を作動開始時から回転数センサが2パルス発
するまでにかかる実初期デューティ維持時間Trの間は
予め設定された初期デューティ値DTsに維持するとと
もに、予め設定された理想速度にて作動開始した場合に
作動開始時から回転数センサが2パルス発するまでにか
かる理想初期デューティ維持時間Tiと実初期デューテ
ィ維持時間Trとを比較して次回作動開始時の初期デュ
ーティ値DTsを補正する学習制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるステ
アリングホイールの位置調整機構の制御に関するもので
あり、特に、作動開始時及び作動中の作動音を低減でき
るステアリング位置調整機構の制御に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両においては運転者が乗降し易
くするために、エンジンオフでキーシリンダから車両キ
ーを抜くと、制御装置は降車要求がなされているものと
判断し、自動でチルトアップすると共にステアリングホ
イールが前進して乗降性を向上させ、運転者の体型に合
わせ、ステアリングホイールの位置を上下または前後方
向に変化させるステアリング位置調整装置が知られてい
る。
【0003】この装置は、ステアリングホイールを支持
する固定コラムに揺動コラム及び移動コラムを設けて、
上下または前後方向に移動させステアリングホイールの
位置調整を行うものであり、これはチルト アンド テ
レスコピック装置と呼ばれるものであり、運転者が車両
キーをキーシリンダに差し込むと自動でチルトダウンす
ると共にステアリングホイールが後進するものである。
【0004】このような装置においてステアリングホイ
ールを上下または前後に移動させるモータは、例えば、
ソアラ新型車解説書(1991年5月、トヨタ自動車株
式会社発行)の3―105頁に記載のように、モータド
ライバ部にリレーを用いた制御装置により制御される。
【0005】しかし、モータ制御にリレーを用いて行う
場合には、作動開始時リレーがONした瞬間に、電源電
圧(バッテリー電圧)相当の電力がモータに供給され、
そのモータのパルス的な駆動力がステアリング位置調整
機構へ入力されることになる。
【0006】このとき、ステアリング位置調整機構に内
蔵されているギヤ機構部及びネジ機構部に不可避的に存
在するバックラッシュ等のクリアランスの存在により、
ギヤ同志又はネジ同志が噛み合う瞬間に衝撃音や打音が
発生し、これは、操作フィーリング上好ましくないもの
であった。
【0007】そこで、モータをFETにて駆動し、モー
タの回転速度が予め設定された目標速度になるようにモ
ータに通電する電流のデューティ値を逐次補正制御する
ことでモータの回転速度を可変とし、作動開始時、モー
タの回転速度を徐々に増加させ、作動開始時の上記衝撃
音や打音等の作動音の発生を抑えることが考えられてい
る。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、モー
タをFETにてデューティー制御する際に必要なモータ
の回転数センサは、所定回転角毎に発するパルス信号の
時間間隔により回転数を検知する安価なタイプのもの
(例えばロータリーエンコーダ)が使用されることが多
く、このタイプの回転数センサを使用した場合、作動開
始時から回転数センサが2パルス発するまでの間はモー
タの回転速度の演算が不可能である。よって、その間
は、通常のデューティー制御を行うことができず、予め
定めた一定の初期デューティー値を維持してモータを作
動させざるを得ない。
【0009】このとき、ステアリング位置調整制御装置
の固体誤差によりモータの初期負荷トルクにはバラツキ
が存在するため、一定の初期デューティー値によりモー
タを初期駆動させると、モータの初期負荷トルクが小さ
いものに対しては、必要以上にモータの初期角加速度が
発生し、上記バックラッシュ等の存在による衝撃音や打
音等の作動音が発生する場合がある。他方、モータの初
期負荷トルクが大きいものに対しては、初期駆動力が相
対的に不足し作動しない場合があるという問題があっ
た。
【0010】また、モータをFETにてデューティー制
御する際に、モータの回転数センサ出力にノイズ等が入
った場合、モータを制御する制御装置が適切なデューテ
ィー値を演算できず、モータに供給されるデューティー
値が急激に変化することによりモータ駆動力が不必要に
急変する場合がある。このように、モータ駆動力が不必
要に急変すると、ステアリング位置調整制御装置の滑ら
かな作動が妨げられるばかりでなく、上述の衝撃音や打
音等の作動音が発生するという問題もあった。
【0011】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、モータをFETにてデューティー制
御しモータの回転速度を可変にできるステアリング位置
調整制御装置において、作動開始時及び作動中の作動音
を低減できるものを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた請求項1に記載の発明は、ステアリングホイ
ールの位置調整を行うステアリング位置調整機構と、前
記ステアリング位置調整機構を駆動するモータと、前記
モータの回転速度を所定回転角毎に発するパルス信号の
時間間隔により検知する回転数センサと、前記ステアリ
ング位置調整機構を作動時に予め設定された前記モータ
の目標速度と前記回転数センサからの実速度との偏差を
演算し偏差に応じて前記モータに通電する信号のデュー
ティ値を変え速度制御を行い、前記モータへの通電電流
を可変にするモータ駆動回路を有する制御装置とを具備
し、前記目標速度は、作動開始時、前記ステアリングホ
イールが作動開始位置より所定量移動するまで徐々に増
加するよう設定され、前記モータが前記駆動回路のFE
Tにより駆動され前記目標速度になるように制御される
ステアリング位置調整制御装置において、前記制御装置
は、前記デューティ値を作動開始時から前記回転数セン
サが2パルス発するまでにかかる実初期デューティ維持
時間の間は予め設定された初期デューティ値に維持する
とともに、予め設定された理想速度にて作動開始した場
合に作動開始時から前記回転数センサが2パルス発する
までにかかる理想初期デューティ維持時間と前記実初期
デューティ維持時間とを比較して次回作動開始時の初期
デューティ値を補正する学習制御を行うことを特徴とす
るステアリング位置調整制御装置とした。
【0013】上記の構成によりモ−タは、駆動回路のF
ETにより駆動されデューティ制御が行われ、常にモー
タの回転速度が目標速度になるように制御される。ま
た、目標速度は、作動開始時、ステアリングホイールが
作動開始位置より所定量移動するまで徐々に増加するよ
う設定され、作動開始時のステアリング位置調整機構内
のギヤ機構部等の衝撃音や打音等の作動音の発生を極力
抑えている。その際、モータの回転速度は、所定回転角
毎に発するパルス信号の時間間隔により検知する回転数
センサにて検知されるので、作動開始時から回転数セン
サが2パルス発するまでの間はモータの回転速度の演算
が不可能であり、その間は通常のデューティー制御を行
うことができず、制御装置は、予め設定された初期デュ
ーティー値にてモータを駆動する。この間を実初期デュ
ーティー維持時間と定義する。
【0014】また、制御装置には、作動開始時ステアリ
ング位置制御機構内にて衝撃音や打音等の作動音が発生
せず、かつ、初期駆動力が不足し作動開始できない状態
が生じない程度の適切な初期駆動力にて作動開始した場
合の理想速度にてモータが作動開始した場合に、作動開
始から回転数センサが2パルス発するまでにかかる時間
(理想初期デューティー維持時間と定義する。)が別途
記憶されている。そして、ステアリング位置調整制御装
置の固体誤差によるモータの初期負荷トルクのバラツキ
により、一般的に実初期デューティー維持時間は、理想
初期デューティー維持時間と一致しないので、制御装置
は、この理想初期デューティー維持時間と実初期デュー
ティー維持時間とを比較し、次回作動開始時の初期デュ
ーティー値を補正する学習制御を行い、次回作動開始時
にモータが極力理想速度に近い速度にて作動開始できる
ようにする。
【0015】このように請求項1に記載の発明によれ
ば、作動が開始される度ごとに、初期デューティー値が
学習されるので、作動開始時の固体誤差に起因するモー
タの初期負荷トルクのバラツキがあっても、その各々の
固体は全て、モータが極力理想速度に近い速度にて作動
開始するように別々に調整され、作動開始時の衝撃音や
打音等の作動音の発生を抑えることが可能となるもので
ある。
【0016】また、請求項2に記載の発明は、ステアリ
ングホイールの位置調整を行うステアリング位置調整機
構と、前記ステアリング位置調整機構を駆動するモータ
と、前記モータの回転速度を検知する回転数センサと、
前記ステアリング位置調整機構を作動時に予め設定され
た前記モータの目標速度と前記回転数センサからの実速
度との偏差を演算し偏差に応じて前記モータに通電する
信号のデューティ値を変え速度制御を行い、前記モータ
への通電電流を可変にするモータ駆動回路を有する制御
装置とを具備し、前記モータが前記駆動回路のFETに
より駆動され前記目標速度になるように制御されるステ
アリング位置調整制御装置において、前記制御装置は、
前記デューティ値の変化速度の絶対値が所定値を超える
場合に前記デューティ値の変化速度を前記所定値に抑え
るように制御することを特徴とするステアリング位置調
整制御装置とした。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、制御装置
は、デューティ値の変化速度の絶対値が所定値を超える
場合にデューティ値の変化速度を所定値に抑えるように
制御する。ここで、所定値は、モータに供給されるデュ
ーティー値の変化により装置の滑らかな作動が妨げられ
ることなく、かつ、ステアリング位置調整機構内にて衝
撃音や打音等の作動音が発生しない程度の値とする。
【0018】これにより、例えば、モータの回転数セン
サ出力にノイズ等が入った場合、モータを制御する制御
装置が適切なデューティー値を演算できず、モータに供
給されるデューティー値の変化速度が急激に変化する場
合であっても、モータ駆動力の不必要な急変を回避する
ことができ、作動中において、ステアリング位置調整制
御装置の滑らかな作動が確保され、上述の衝撃音や打音
等の作動音の発生を回避することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0020】ステアリング位置調整制御装置(以下、ス
テアリング装置と称す)1は、車両等においてチルト機
構17によりステアリングホイール2の上下位置、また
はテレスコ機構18により前後位置を調整するものであ
り、その構成を図1〜図4に示す。
【0021】ステアリング装置1は、主に、固定コラム
11、固定コラム11に対して軸方向に移動する移動コ
ラム12、移動コラム12に枢支され揺動する揺動コラ
ム13、固定コラム11に軸支されたロアシャフト1
4、ロアシャフト14が挿入され回転を伝達するセンタ
シャフト15、ステアリングホイール2が嵌まりステア
リングホイール2の回転操作をセンタシャフト15に伝
達するアッパシャフト16、ステアリングホイール2の
位置を上下に移動させるチルト機構17、前後に移動さ
せるテレスコ機構18、及びチルト機構17とテレスコ
機構18のモータ171,181を制御する制御装置1
9とを備えるものである。
【0022】固定コラム11は車両のボデーに取付けブ
ラケット25により固定され、移動コラム12は、車両
前後方向(A方向)に固定コラム11に対し移動可能と
なっている。移動コラム12は固定コラム11に設けら
れたピン20により軸方向ガイドされ、固定コラム11
に対し回転規制されている。また、揺動コラム13は、
移動コラム12に固定された枢支ピン21により車両の
上下方向(B方向)で揺動可能に枢支される。
【0023】ロアシャフト14は、固定コラム11に対
して端部近傍に配設されたベアリング55により回転可
能に支持され、図示1に示すロアシャフト14の左端は
車両の前輪に連係される。ロアシャフト14の図示右端
外周にはロアシャフトの軸方向に延在するスプライン1
41が形成されている。センタシャフト15は、移動コ
ラム12内に回転可能に配設され、ロアシャフト14と
同軸上に並んでいる。また、センタシャフト15は、図
示左端に円筒部151を有しており、この円筒部151
の内周には、センタシャフト15の軸方向に延在するス
プライン152が形成されている。円筒部151には、
ロアシャフト14の図示右端が挿入され、ロアシャフト
14のスプライン141がスプライン152に係合して
いる。このスプライン141,152の係合により、セ
ンタシャフト15は、ロアシャフト14と一体回転が可
能になり、ロアシャフト14に対し車両前後方向(図示
A方向)に移動可能になっている。アッパシャフト16
は、揺動コラム13に固定された円筒部材22に回転可
能に支持され、ロアシャフト14及びセンタシャフト1
5と同軸上に並んでいる。アッパシャフト16の図1に
示す左端部は、ボールジョイント23を介してセンタシ
ャフト15に連結されており、このボールジョイント2
3によりアッパシャフト16はセンタシャフト15と一
体回転可能となり、センタシャフト15に対し車両の上
下方向(B方向)に揺動可能となる。このアッパシャフ
ト16の右端には、ステアリングホイール2(図示せ
ず)が嵌め込まれ固定される。
【0024】(チルト機構)チルト機構17は、揺動コ
ラム13を移動コラム12のピン21に対し車両上下方
向に揺動させ、ステアリングホイール2の位置を上下に
移動させるものである。このチルト機構17は、移動コ
ラム12にピン26で軸支され回転中心Cで回動可能な
チルト用のモータ171と、図3に示されるようにサン
ギヤの周りに3つの遊星ギヤが配設されたものが内歯を
有するリング内に配設されたギヤ機構172と、ギヤ機
構172の回転を伝達するスクリューシャフト174
と、揺動コラム13に設けられスクリューシャフト17
4に噛合するナット部材175とを備えている。
【0025】チルト用のモータ171は、固定コラム1
1の下側に取り付けられ、ギヤ機構172は固定コラム
11に一体または別体で設けられるモータハウジング内
に配設されると共に、モータ171の回転をホール素子
で検出するホールICから成る回転数センサ176がモ
ータハウジング177に設けられ、モータ171の回転
数を検出できるようになっている。回転数センサ176
はモータ出力軸に設けられたマグネットの回転による磁
束の変化を検知することで信号が出力され、モータ回転
数が検知できるものである。
【0026】チルト用のモータ171が回転すると図3
に示すギヤ機構172が駆動され、ギヤ機構172の回
転は、その後、スクリューシャフト174へと伝達さ
れ、揺動コラム13に設けられたナット部材175の位
置がスクリューシャフト174の回転により変化するも
のとなる。これにより、チルト用のモータ171は回動
中心Cを中心として回動がなされ、揺動コラム13は枢
支ピン21を中心として回動し、揺動コラム13の位置
がB方向に変化する。
【0027】(テレスコ機構)テレスコ機構18は、移
動コラム13を固定コラム11に対し車両の前後方向
(A方向)に移動させるためのものである。このテレス
コ機構18は、テレスコ用のモータ181と、図4に示
されるようにモータ181の出力軸に設けられた第1及
び第2ギヤを有するギヤ機構182と、ギヤ機構182
の回転を伝達するスクリューシャフト184と、移動コ
ラム側に固定されるナット部材185とを備えている。
【0028】テレスコ用のモータ181は、固定コラム
11の側面に取り付けられ、ギヤ機構182は、モータ
181の出力軸に第1ギヤが連結され、第2ギヤは第1
ギヤ螺合し内部にスクリューシャフト184が嵌着され
た状態となっているため、モータ181の回転によりス
クリューシャフト184が一体で回転するものとなる。
また、ナット部材185は、移動コラム12に取付けブ
ラケットを介して固定され、スクリューシャフト184
に螺合される。その結果、スクリューシャフト184が
回転した時にそれが車両の前後方向(図示A方向)に移
動するようになっている。またこの場合、モータ181
の回転を検出するホールICから成る回転数センサ18
6が固定コラム11のモータハウジング部187に設け
られ、モータ181の回転数を検出できるようになって
いる。回転数センサ186はモータ出力軸に設けられた
マグネットの動きによる磁束の変化を検知し、磁束の変
化により信号が出力され、モータ回転数が検知できる。
【0029】次に、ステアリング装置1の作動を説明す
る。運転者がステアリングホイール2を操作すると、ア
ッパシャフト16、センタシャフト15及びロアシャフ
ト14が一体回転し、その結果、車両の前輪が操舵され
る。
【0030】(チルト機構)チルト機構17を駆動する
ように、制御装置19でチルト用のモータ171が所定
角度だけ駆動されると、ギヤ機構172及びスクリュー
シャフト174が一体回転する。すると、スクリューシ
ャフト174とナット部材175の螺合により、ナット
部材175がA方向に移動し、結果、モータ171が回
転中心Cで回転し、揺動コラム13及び円筒部材22が
移動コラム12に対し枢支ピン21を支点として図示B
方向に揺動する。このとき、アッパシャフト16はボー
ルジョイント23を介してセンタシャフト15に連結さ
れているため、アッパシャフト16も揺動コラム13と
共にセンタシャフト15に対し図示B方向に揺動する。
これにより、ステアリングホイール2が図示B方向(車
両上下方向)に移動し、ステアリングホイール2の上下
位置の調整がなされる。
【0031】なお、モータ171の回転と揺動コラム1
3のB方向の位置ひいてはステアリングホイール2のB
方向の位置とは、ギヤ機構172、スクリューシャフト
174、ナット部材175を介して一対一に関係づけら
れることになるので、モータ171の回転数からステア
リングホイール2のB方向の位置が算出でき、回転数セ
ンサ176は、ステアリングホイール2のB方向の位置
センサとしての役割も果たしている。
【0032】(テレスコ機構)また、制御装置19によ
りテレスコ用のモータ181が所定角度だけ駆動される
と、ギヤ機構182及びスクリューシャフト184が一
体回転する。すると、スクリューシャフト184及びナ
ット部材185間の螺合により、ナット部材185がA
方向に移動し、その結果、移動コラム12が固定コラム
11に対し図示A方向に移動する。従って、移動コラム
12に枢支ピン21を介して支持された揺動コラム13
及び円筒部材22も図示A方向に一体的に移動するもの
となり、アッパシャフト16及びセンタシャフト15も
図示A方向に一体的に移動する。これにより、ステアリ
ングホイール2が図示A方向(車両前後方向)に移動
し、ステアリングホイール2の前後位置の調整がなされ
る。
【0033】なお、モータ181の回転と移動コラム1
2のA方向の位置ひいてはステアリングホイール2のA
方向の位置とは、ギヤ機構182、スクリューシャフト
184、ナット部材185を介して一対一に関係づけら
れることになるので、モータ181の回転数からステア
リングホイール2のA方向の位置が算出でき、回転数セ
ンサ186は、ステアリングホイール2のA方向の位置
センサとしての役割も果たしている。
【0034】次に、チルト機構17及びテレスコ機構1
8を制御する制御装置19について説明する。制御装置
19は図1に示されるように、固定コラム11の下側に
設けられている。制御装置19はバッテリ49により電
源が供給され、動作するようになっており、バッテリ4
9からは電源回路39を介してマイクロコンピュータ1
91に供給されるようになっているが、この場合、バッ
テリ電圧が変動しても常に一定の電圧がマイクロコンピ
ュータ191に供給されるようになっている。また、制
御装置19はバスを介して相互に接続された入力ポート
192、出力ポート193、CPU194、ROM19
5、RAM196及びタイマ197を含むマイクロコン
ピュータ191を備える。この制御装置19には、キー
スイッチ(オートスイッチ)31、チルト機構17を手
動操作により動作させるチルト用操作スイッチ32及び
テレスコ機構18を手動操作により動作させるテレスコ
用操作スイッチ33が電気的に接続されている。キース
イッチ31は、キーシリンダに車両キーが挿入された時
にON(オン)に切り換わり、車両キーがキーシリンダ
から抜かれた時にOFF(オフ)に切り換わる。チルト
用操作スイッチ32及びテレスコ用操作スイッチ33
は、運転者が操作可能な場所に設置され、チルト用操作
スイッチ32はチルト機構171を動作させ、チルトア
ップ及びチルトダウンさせ、また、テレスコ用操作スイ
ッチ33はテレスコ機構181を動作させて、ステアリ
ングホイール2の位置を前後に移動させるものである。
【0035】これらのスイッチによる信号は、増幅回路
198a〜198cを介してそれぞれ入力ポート192
からCPU194に入力されるように構成されている。
また、これらの信号を受けて出力ポート193からはチ
ルト用モータ駆動回路(ドライバ回路)199a及びテ
レスコ用モータ駆動回路(ドライバ回路)199bを介
して、それぞれチルト用のモータ171及びテレスコ用
のモータ181に、信号が出力されるように構成されて
いる。モータ171,181を駆動するドライバ回路は
高速切り換えが行えるFET41〜48が使用されて、
モータ171,181をデューティ比によるパルス信号
で制御するようになっている。
【0036】また、モータ171,181にはモータ回
転数を検知する回転数センサが設けられており、検出し
た信号(正弦波)はパルス検出回路198d、入力ポー
ト192で波形整形されて矩形波となり、その矩形波が
マイクロコンピュータ191へと入力される。この回転
数センサは、前述のようにステアリングホイール2の位
置センサとしても機能している。
【0037】ROM195は、図6に示される後述する
プログラムを記憶し、CPU194は、そのプログラム
を実行する。RAM196はプログラムの実行に必要な
変数データを一時的に記憶するものである。
【0038】次に、制御装置19の処理について説明す
る。尚、チルト機構17のモータ171とテレスコ機構
18のモータ181の制御は基本的に同じであるので、
両者を区別せずに扱い、ここではその制御概要として、
本発明を採用した場合の制御装置19の処理について図
6により説明する。
【0039】まず、ステップ101において、制御開始
前の処理として、作動開始時のステアリングホイール2
の位置の読み込みと作動終了時の停止目標位置が入力さ
れる。また、ステアリングホイール2の位置によるモー
タ171,181の目標速度V0が予め読み込まれる。
この目標速度V0は、ステアリングホイール2の位置の
関数として予め定められており、チルト機構17,テレ
スコ機構18の可動範囲の両終端近傍では、両終端に向
けて徐々に減少するように設定してある(図8参照)。
また、目標速度V0は、ステアリングホイール2の位置
が、作動開始位置から所定の位置まではゼロから徐々に
増加するように優先的に設定し直され(図9参照)、ま
た、制御終了時の停止目標位置から所定量手前の位置に
達しているときは、その位置から停止目標位置にかけて
徐々に減少させ、停止目標位置でゼロになるように優先
的に設定し直される(図10参照)。
【0040】そして、次のステップ102では、請求項
1に係る発明である初期デューティー値学習処理を行
う。処理デューティ値学習処理の具体的は処理内容は、
図7により説明する。図7において、ステップ201で
は、現在の初期デューティ値DTs及び理想初期デュー
ティ維持時間Tiが読み込まれる。ステップ202で
は、現在の初期デューティ値DTsが、モータ171,
181に与えられる駆動デューティDTとされる。これ
により、モータ171,181は初期デューティ値DT
s一定にてデューティ制御開始されることになる。
【0041】次にステップ203では、実初期デューテ
ィ維持時間Trを計測するためタイマTがリセットさ
れ、また、回転数センサ176,186のパルス信号の
出力回数をカウントするためのカウンタNもリセットさ
れる。
【0042】ステップ204では、モータ171,18
1が駆動デューティDTにてデューティ駆動され、その
後ステップ205では、パルス信号の出力回数のカウン
タNが2回に達しているか否かを判断する。カウンタN
が2回に達していなかったら、モータ171,181の
実速度の算出が不可能なのでステップ204へ戻り、モ
ータ171,181は駆動デューティDT(=DTs一
定)にてデューティ制御が継続され、この間駆動デュー
ティDTは初期デューティ値DTs一定に維持される。
カウンタNが2回に達していたら、次のステップ206
へ進み、タイマTがリセットされてからの経過時間Tが
実初期デューティ維持時間Trとして記憶され、ステッ
プ207にて次回作動開始時の適切な初期デューティ値
DTsが算出され記憶される。算出式は、DTs←DT
s+K0(Tr―Ti)である。ここで、K0は比例ゲ
イン(正の値)である。すなわち、実初期デューティ維
持時間Trと理想初期デューティ維持時間Tiとを比較
し、(Tr―Ti)が正のときはモータ171,181
の初期制御開始速度が理想速度に対して遅いことになる
ので、次回の初期デューティ値DTsを現在の値に対し
て増加させる。(Tr―Ti)が負のときはモータ17
1,181の初期制御開始速度が理想速度に対して速い
ことになるので、次回の初期デューティ値DTsを現在
の値に対して減少させる。このように、次回の初期デュ
ーティ値DTsを作動開始の度ごとに学習させることに
より、次回作動開始時にモータ171,181が極力理
想速度に近い速度にて作動開始できるようになり、作動
開始時の衝撃音や打音等の発生を抑えることが可能とな
るものである。以上が、初期デューティ値学習処理の具
体的な処理内容である。
【0043】さて、図6にもどり、カウンタNが2回に
達しモータ171,181の実速度が算出可能となって
いるので、ステップ103へ進みモータ171,181
の制御ルーチンに入る。まず、ステップ103では、現
在のステアリングホイール2の位置とモータ171,1
81のそれぞれの実速度Vmが回転数センサ176,1
86により検出される。ステップ104では、モータの
実速度Vmと目標速度V0との速度偏差ΔV(=Vm−
V0)が算出され、ステップ105では、速度偏差ΔV
に比例定数K(正の値)を乗じた値ΔV・Kが、駆動デ
ューティDTの変化速度ΔDTとされる。次にステップ
106では、|ΔDT|が予め記憶されている値ΔDT
max(正の値)より大きいか否かが判断される。ここ
で、ΔDTmaxは、駆動デューティDTの変化速度の上
限値を決定する値であり、この値は、装置の滑らかな作
動を妨げることなくかつ、衝撃音や打音等の作動音が発
生しない程度の値とする。|ΔDT|がΔDTmaxより
小さい場合にはそのままステップ108へ進むが、|Δ
DT|がΔDTmaxより大きい場合にはステップ107
進み、ΔDT=(±)ΔDTmaxに設定し直される。こ
こで、ΔDTが正の値であった場合にはΔDT=ΔDT
max、ΔDTが負の値であった場合にはΔDT=―ΔD
Tmaxとなる。このステップ107の処理が請求項2に
係る発明部分であり、これにより、回転数センサ17
6,186の出力にノイズ等が入った場合等のデューテ
ィ値の変化速度の急変が回避でき、モータ駆動力の不必
要な急変を回避することができるので、滑らかな作動が
確保され、作動中の衝撃音や打音等の作動音の発生を回
避することが可能となる。
【0044】ステップ108では、次にモータ171,
181に与える適正な駆動デュ−ティDT(=ΔDT+
DT0)が算出される。ここで、DT0は現在モータに与
えられていた駆動デュ−ティである。駆動デューティD
Tは0%〜100%の範囲で変化する。この演算によ
り、モータ171,181は常に実速度Vmが目標速度
V0に近づくように制御され、ステップ109では、ス
テップ108で設定されたデュ−ティ比でパルス信号を
制御装置19に出力しモータ171,181を駆動す
る。
【0045】次にステップ110では、ステアリングホ
イール2の位置が停止目標位置に達したか否かが判定さ
れる。停止目標位置に達していれば本制御は目的を達し
たことになり制御を終了する。停止目標位置に達してい
なければステアリングホイール2を次の位置へ進ませる
ためにステップ103に戻り、ステップ103からステ
ップ110までの処理を繰り返し、制御を継続する。
【0046】以上のように、モータ171,181をデ
ューティ制御することにより、作動開始時及び作動中
の、ステアリング位置調整機構中のネジ機構部及びギヤ
機構部のバックラッシ等の存在による打音や衝撃音等の
作動音の発生を抑えることができる。
【0047】
【効果】本発明によれば、モータをFETにてデューテ
ィー制御しモータの回転速度を可変にできるステアリン
グ位置調整制御装置において、作動開始時及び作動中の
作動音を低減できるものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるステアリング位
置調整制御装置の要所部分断面を示した側面図である。
【図2】 本発明の一実施形態におけるステアリング位
置調整制御装置の上視図である。
【図3】 図1に示すチルト用のモータ断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態におけるステアリング位
置調整制御装置の軸方向断面の下視図である。
【図5】 本発明の一実施形態における制御装置とのつ
ながりを示す接続図である。
【図6】 本発明の一実施形態における制御装置の処理
を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の一実施形態における初期デューティ
値学習処理のフローチャートである。
【図8】 本発明の一実施形態におけるステアリングホ
イールの位置とモータの目標回転速度を示す図である。
【図9】 本発明の一実施形態におけるステアリングホ
イールの作動開始位置近傍でのモータの目標回転速度を
示す図である。
【図10】 本発明の一実施形態におけるステアリング
ホイールの停止目標位置近傍でのモータの目標回転速度
を示す図である。
【符号の説明】
2 ステアリングホイール 19 制御装置 41〜48 FET 171 チルト用のモータ(モータ) 176,186 回転数センサ 181 テレスコ用のモータ(モータ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールの位置調整を行う
    ステアリング位置調整機構と、前記ステアリング位置調
    整機構を駆動するモータと、前記モータの回転速度を所
    定回転角毎に発するパルス信号の時間間隔により検知す
    る回転数センサと、前記ステアリング位置調整機構を作
    動時に予め設定された前記モータの目標速度と前記回転
    数センサからの実速度との偏差を演算し偏差に応じて前
    記モータに通電する信号のデューティ値を変え速度制御
    を行い、前記モータへの通電電流を可変にするモータ駆
    動回路を有する制御装置とを具備し、前記目標速度は、
    作動開始時、前記ステアリングホイールが作動開始位置
    より所定量移動するまで徐々に増加するよう設定され、
    前記モータが前記駆動回路のFETにより駆動され前記
    目標速度になるように制御されるステアリング位置調整
    制御装置において、 前記制御装置は、前記デューティ値を作動開始時から前
    記回転数センサが2パルス発するまでにかかる実初期デ
    ューティ維持時間の間は予め設定された初期デューティ
    値に維持するとともに、予め設定された理想速度にて作
    動開始した場合に作動開始時から前記回転数センサが2
    パルス発するまでにかかる理想初期デューティ維持時間
    と前記実初期デューティ維持時間とを比較して次回作動
    開始時の初期デューティ値を補正する学習制御を行うこ
    とを特徴とするステアリング位置調整制御装置。
  2. 【請求項2】 ステアリングホイールの位置調整を行う
    ステアリング位置調整機構と、前記ステアリング位置調
    整機構を駆動するモータと、前記モータの回転速度を検
    知する回転数センサと、前記ステアリング位置調整機構
    を作動時に予め設定された前記モータの目標速度と前記
    回転数センサからの実速度との偏差を演算し偏差に応じ
    て前記モータに通電する信号のデューティ値を変え速度
    制御を行い、前記モータへの通電電流を可変にするモー
    タ駆動回路を有する制御装置とを具備し、前記モータが
    前記駆動回路のFETにより駆動され前記目標速度にな
    るように制御されるステアリング位置調整制御装置にお
    いて、 前記制御装置は、前記デューティ値の変化速度の絶対値
    が所定値を超える場合に前記デューティ値の変化速度を
    前記所定値に抑えるように制御することを特徴とするス
    テアリング位置調整制御装置。
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