JP4819522B2 - 整準方法及び整準装置 - Google Patents

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Description

本発明は、測量機等の測定機器に用いられる整準方法及び整準装置に関するものである。
測定機器、例えば測量機により測定を行うには、先ず測量機を水平状態に設置することが要求され、測量機には設置状態を水平にする為の整準装置が具備されている。
図4に於いて、整準装置を具備した測量機について略述する。又、図4に示される測量機は、レーザ光線を回転照射して基準面を形成する回転レーザ装置である。
回転レーザ装置1はケーシング2と、投光光軸3を有するレーザ投光器4とを具備し、該レーザ投光器4は前記ケーシング2に収納され、任意の方向に傾動可能となっている。
前記レーザ投光器4の上部に回動部5が回転自在に設けられ、該回動部5にはペンタプリズム6が設けられている。
前記回動部5には走査ギア7が設けられ、前記レーザ投光器4には駆動ギア8を有する走査モータ9が設けられ、前記回動部5は前記走査モータ9により前記駆動ギア8、前記走査ギア7を介して回転駆動される。
前記ケーシング2の内部には、前記レーザ投光器4の周囲に設けられたX軸、Y軸に関し、2組のX軸傾斜機構11、Y軸傾斜機構(一方は図示せず)が収納され、前記X軸傾斜機構11はX軸傾斜用モータ12と、前記レーザ投光器4と平行な方向の回転中心を有するX軸傾斜用スクリュー13と、該X軸傾斜用スクリュー13に螺合するスライドナット14とを有する。前記X軸傾斜用モータ12は回転角を制御可能なモータ、例えばステッピングモータが用いられている。
前記レーザ投光器4は前記投光光軸3に対して直交し水平方向に延出する傾斜アーム15を2本(一方は図示せず)有し、又両傾斜アーム15は直交し、該傾斜アーム15と前記スライドナット14とはピンを介して係合している。
前記X軸傾斜用モータ12は駆動ギア16、傾斜用ギア17を介して前記X軸傾斜用スクリュー13を回転させることができる。該X軸傾斜用スクリュー13の回転により前記スライドナット14が上下に移動し、該スライドナット14が上下動することによって前記傾斜アーム15が傾動し、前記レーザ投光器4が傾斜する。
又、図示していないもう1組のY軸傾斜機構は、前記X軸傾斜機構11と同様の機構によって、該X軸傾斜機構11が傾斜する方向と直交する方向に前記レーザ投光器4を傾斜可能となっている。
前記投光光軸3に対して直交する平面内にX軸傾斜センサ18、Y軸傾斜センサ19が設けられ、前記X軸傾斜センサ18と前記Y軸傾斜センサ19とは直交し、前記X軸傾斜センサ18は前記傾斜アーム15に対して平行となっている。前記X軸傾斜センサ18、前記Y軸傾斜センサ19により前記レーザ投光器4の任意の方向の傾斜角を検出でき、前記X軸傾斜センサ18、前記Y軸傾斜センサ19の検出結果に基づき、2組の前記X軸傾斜機構11、Y軸傾斜機構(一方は図示せず)により2本の前記傾斜アーム15(一方は図示せず)を介して前記レーザ投光器4を傾斜させ、該レーザ投光器4が鉛直になる様に整準し、又該レーザ投光器4を任意の角度にも傾斜させることができる。
該レーザ投光器4が鉛直に整準された状態で、該レーザ投光器4からレーザ光線が射出され、該レーザ光線は前記ペンタプリズム6によって水平方向に偏向され、水平方向に照射される。更に、前記走査モータ9により前記駆動ギア8、前記走査ギア7を介して前記回動部5が回転されることで、レーザ光線が回転照射され、水平基準面が形成される。
又、一旦前記レーザ投光器4が鉛直に整準された状態から前記X軸傾斜用モータ12が所定回転量(所定パルス数)、前記X軸傾斜用スクリュー13を回転させることで、前記レーザ投光器4を所定の角度に傾斜させることができ、この状態でレーザ光線を回転照射することで、傾斜基準面が形成される。
上記した様に、前記回転レーザ装置1により基準面を形成する場合、先ず回転レーザ装置1の整準が行われるが、従来の整準方法について図5により説明する。
図5は、傾斜センサが光学式チルトセンサであった場合の傾斜角度と、整準時間を示すものである。又、図5中の曲線Qは、光学式チルトセンサの傾斜角度を示すものであり、曲線Sは、光学式チルトセンサの出力信号を表すものである。
尚、説明を簡単にする為、以下は前記X軸傾斜センサ18に関する整準について説明する。
該X軸傾斜センサ18は液体を満たした気泡管内の気泡の位置によって傾斜角を検出するものである為、前記X軸傾斜センサ18には傾斜させた場合の気泡の移動による応答遅れがある。従って、整準は前記X軸傾斜センサ18の応答遅れを考慮したものとなる。
又、該X軸傾斜センサ18は水平に対して微小角範囲については角度検出が可能であるが、検出範囲を超えると、傾斜方向は検出できるが、傾斜角自体の検出はできない特性を有している。測定は、傾斜角が測定可能なダイナミックレンジ領域と、傾き方向のみが検出可能なダイナミックレンジ超過領域に分けて行われる。
即ち図5に示す様に、ダイナミックレンジ超過領域では、前記X軸傾斜センサ18の傾いている方向が検出され、前記X軸傾斜機構11により検出された方向と逆方向に前記回転レーザ装置1が傾斜される。次に、前記X軸傾斜センサ18の出力信号の目標値(設定記憶された0値)を通過したか否かを判断し、目標値の通過を確認した場合には、前記X軸傾斜機構11により傾き速度を減じ前記X軸傾斜センサ18の傾き方向を反転させる様に前記回転レーザ装置1を傾かせる。そして、再び目標値の通過を確認した場合には、前記X軸傾斜機構11により更に傾き速度を減じ、前記X軸傾斜センサ18の傾き方向を再度反転させる様に前記回転レーザ装置1を傾かせる。これらの動作を繰返すことにより、ダイナミックレンジ領域迄減衰させ、前記回転レーザ装置1を水平に整準することができる。
次に、ダイナミックレンジ領域に入ったら整準動作を遅くし、ハンチングを起こさない様に水平に整準する。
上記従来の整準方法では、前記X軸傾斜センサ18を目標値(設定記憶された0値)を通過する様に傾斜させ、目標値である水平を通過する毎に、前記X軸傾斜センサ18の傾斜方向の反転を繰返し、ダイナミックレンジ領域に入ると、該X軸傾斜センサ18の検出角が0となる様に収斂させるものであり、整準が完了する迄に多くの時間が掛るという問題があった。
特開2001−183134号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、整準作業での傾斜センサの水平検出の収斂時間を短縮し、迅速に整準時間が完了できる整準方法及び整準装置を提供しようとするものである。
本発明は、傾斜センサが設けられた装置本体に於いて、前記傾斜センサの応答遅れを予め求め、前記傾斜センサが0点を検出する様に第1方向に前記装置本体を傾斜させ、0点が検出された後、更に0点が検出される様に前記第1方向と逆の第2方向に傾斜させ、両0が検出される間の時間を求め、該時間と前記応答遅れを基に前記第2方向から更に第1方向に傾斜させる駆動時間を算出し、該駆動時間で前記装置本体を傾斜させ、傾斜後傾斜状態を所定時間維持した後、前記傾斜センサの検出結果を基に整準を行い収斂させる整準方法に係り、又前記第2方向に傾斜させる駆動速度は、前記第1方向に駆動させる駆動速度の1/2であり、前記第2方向から更に第1方向に傾斜させる駆動速度は、前記第2方向への駆動速度と同じである整準方法に係るものであり、又前記第2方向から更に第1方向に傾斜させる駆動時間は、前記両0が検出される間の時間の1/3である整準方法に係るものであり、更に又前記第2方向から更に第1方向に傾斜させ、傾斜後傾斜状態を維持する時間は1.6秒より小さい時間である整準方法に係るものである。
又本発明は、傾斜センサと、装置本体を傾斜駆動するモータとが設けられた装置本体に於いて、前記傾斜センサの応答遅れを予め求め、前記傾斜センサが0点を検出する様に第1方向に前記装置本体を傾斜させ、0点が検出された後、更に0点が検出される様に前記第1方向と逆の第2方向に傾斜させ、両0が検出される間の時間を求め、該時間と前記応答遅れを基に更に第1方向に傾斜させる駆動時間を算出し、該駆動時間で前記装置本体を傾斜させ、傾斜後傾斜状態を所定時間維持した後、前記傾斜センサの検出に基づき整準を行い収斂させる制御部を具備する整準装置に係るものである。
本発明によれば、傾斜センサが設けられた装置本体に於いて、前記傾斜センサの応答遅れを予め求め、前記傾斜センサが0点を検出する様に第1方向に前記装置本体を傾斜させ、0点が検出された後、更に0点が検出される様に前記第1方向と逆の第2方向に傾斜させ、両0が検出される間の時間を求め、該時間と前記応答遅れを基に前記第2方向から更に第1方向に傾斜させる駆動時間を算出し、該駆動時間で前記装置本体を傾斜させ、傾斜後傾斜状態を所定時間維持した後、前記傾斜センサの検出結果を基に整準を行い収斂させるので、前記傾斜センサの水平検出の収斂時間が短縮し、迅速な整準が可能となる。
又本発明は、傾斜センサと、装置本体を傾斜駆動するモータとが設けられた装置本体に於いて、前記傾斜センサの応答遅れを予め求め、前記傾斜センサが0点を検出する様に第1方向に前記装置本体を傾斜させ、0点が検出された後、更に0点が検出される様に前記第1方向と逆の第2方向に傾斜させ、両0が検出される間の時間を求め、該時間と前記応答遅れを基に更に第1方向に傾斜させる駆動時間を算出し、該駆動時間で前記装置本体を傾斜させ、傾斜後傾斜状態を所定時間維持した後、前記傾斜センサの検出に基づき整準を行い収斂させる制御部を具備するので、前記傾斜センサの水平検出の収斂時間が短縮し、迅速な整準が可能となる等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
本発明が実施される測量機器としては、図4に示した測量機が例示される。先ず、図1、図2により本発明の原理を説明する。尚、説明を簡略化する為、X軸についての整準を説明する。又、図1中、曲線Qはレーザ投光器4の傾斜角、曲線SはX軸傾斜センサ18が出力する検出角を示している。
測量機は水平状態になく、前記X軸傾斜センサ18の最大検出角度α以上に傾斜しているものとする。又、前記X軸傾斜センサ18は、傾斜方向は検出する。
前記X軸傾斜センサ18の検出結果を基に、該X軸傾斜センサ18の検出角度が0度となる方向1にX軸傾斜用モータ12を駆動し、前記レーザ投光器4を傾斜させる。前記X軸傾斜用モータ12は所定速度、例えば最大速度V1で定速回転される(STEP:01)。
前記X軸傾斜センサ18が0位置(A点)を検出する。A点を検出した時点より次の0位置を検出する迄の時間のカウントを開始する(STEP:02)。前記X軸傾斜センサ18が0位置を検出した時点(A点)で、装置本体の実質的な傾斜は、前記X軸傾斜センサ18の応答遅れにより0位置をオーバランしている。その為、前記X軸傾斜用モータ12は前記最大速度V1より小さい所定速度V2で、逆方向2に定速回転される(STEP:03)。逆方向の回転速度V2は、例えばV2=V1/2とする。
装置本体は逆方向2に向けて傾斜し、前記X軸傾斜センサ18は再び0位置(B点)を検出する。カウントはB点検出時点にて終了する(STEP:04)。逆方向2に於いても、前記X軸傾斜センサ18の応答遅れにより、未だ0位置をオーバランしている。
従って、前記X軸傾斜用モータ12は収束に向け、方向3に向けて速度V3で駆動時間Xtだけ反転駆動される。反転駆動される場合の駆動時間Xtは、前記A点から前記B点に至る時間Tを基に算出される(STEP:05)。
前記方向1に駆動される前記X軸傾斜用モータ12は設定された速度(既知の速度V1)で而も定速であり、同様に逆方向2に駆動される場合も、前記X軸傾斜用モータ12は設定された速度(既知の速度V2)で而も定速となっている。この為、前記時間Tは前記X軸傾斜センサ18の応答遅れを現す固有のパラメータとなっている。応答遅れは、前記X軸傾斜センサ18内の液体の粘性に起因し、温度の影響を受ける。例えば温度が低い場合には液体の粘性が高く、前記X軸傾斜センサ18の応答時間Tは長くなる。
ここで、応答遅れを現すパラメータを応答遅れ係数ηとした場合、該応答遅れ係数ηは温度に依存する係数である。前記駆動時間Xtは(KT×η)によって求められる。Kは後述するV3と共に実験的に得られる係数である。本実施の形態ではK=1/3である。
前記応答遅れ係数ηは、実験、実測で予め求めておくものとする。例えば、温度を適宜変更して既知の速度V1、V2で前記X軸傾斜センサ18を傾斜させた場合の、該X軸傾斜センサ18の機械的な傾斜速度に対する検出角度の出力速度、出力値等を測定して応答遅れを求める等である。又、任意の傾斜角に対する前記X軸傾斜センサ18の応答速度を求めておく。
速度V1は、前記X軸傾斜用モータ12の負荷、前記X軸傾斜センサ18のハンチング等を考慮して求められ、本実施の形態では数秒(3〜5秒)で装置本体を1°傾斜させる回転速度である。又、速度V2はあまり速いと傾斜センサの収束に時間が掛り、遅いと整準に時間が掛る為、本実施の形態ではV2=V1/2となっている。尚、減速の度合いについては、前記応答遅れ係数ηを考慮して最適な値が選択される。
速度V3の値も、応答遅れ係数ηと同様、実験、実測により設定し、既定値とする。尚、前記速度V3の値は、複数の値を設定し、前記時間Tの値に応じて適正値を選択する様にしてもよい。本実施の形態でのV3は、駆動時間を変数として、例えばV3=V2=V1/2となっている。
而して、前記速度V3で、駆動時間Xtだけ前記X軸傾斜用モータ12を方向3に駆動した時(STEP:06)に、実質的に装置本体の傾斜角を例えば3′の範囲となる様に、駆動時間Xtを設定することができる。駆動時間XtはXt=KT×ηとK=1/3と応答遅れ係数ηにより決まる。然し乍ら、本実施の形態では広い温度範囲(−10℃〜+40℃)でη=1が適応可能となっている。又、駆動時間Xtは、Xtだけ駆動した場合に、前記X軸傾斜センサ18の傾きが0又は0を僅かに越える傾斜となる時間としてもよい。
但し、この時の前記X軸傾斜センサ18はオーバすることにより3′より多く検出するので、収束する迄そのまま一定時間待機させる(STEP:07)。本実施の形態では単純に温度等に影響を受けない最大時間(例えば1.6秒程度)となっている。尚、最大時間は、使用される液体の粘性等を考慮して決定してもよい。
前記X軸傾斜センサ18の検出角が、例えば、3′以内であることが確認されると(STEP:08)、該X軸傾斜センサ18の検出結果を基に、該X軸傾斜センサ18の出力値が0となる様に、前記X軸傾斜用モータ12がフィードバック制御される(微調整、STEP:09)。
又、前記X軸傾斜用モータ12を、速度V3で、駆動時間Xtだけ駆動した場合に、前記X軸傾斜センサ18の検出角が3′を越えていた場合は、該X軸傾斜センサ18の検出角度が0度となる様、前記X軸傾斜用モータ12を駆動する手順に戻り(STEP:01)、整準が繰返される。
尚、Y軸、Y軸傾斜センサ19に関しても同様に整準が行われる。
図3は、本発明の概略構成を示している。図中、22は演算制御部、23は記憶部、24はX軸モータ制御部、25はY軸モータ制御部、26は測量機内の温度を検出する温度センサを示している。
前記記憶部23には、図2で示した整準シーケンスを行わせる為のシーケンスプログラムが格納され、又前記速度V1、速度V2、速度V3、温度に対応した応答遅れ係数η等、整準に必要なデータが格納されている。
前記温度センサ26の検出により、適宜前記記憶部23に記憶されている温度に応じた応答遅れ係数ηが選択され、前記駆動時間Xtが決定される。
前記構成に基づく作動を略述する。
整準が開始されると、前記X軸傾斜センサ18、前記Y軸傾斜センサ19からの信号を基に前記演算制御部22は傾斜方向を判断し、前記X軸モータ制御部24、前記Y軸モータ制御部25を介して傾斜が0になる方向に前記X軸傾斜用モータ12、Y軸傾斜用モータ21を駆動し(STEP:01)、又前記X軸傾斜センサ18、前記Y軸傾斜センサ19からの検出信号が0となった時点で、前記X軸傾斜用モータ12、前記Y軸傾斜用モータ21を、前記X軸傾斜センサ18、前記Y軸傾斜センサ19からの信号が0となる迄、速度V2で反転駆動する(STEP:02〜STEP:04)。
前記演算制御部22は、2つの0が検出された時間差Tを求めると共に、前記応答遅れ係数ηを基にXtを演算し、前記X軸傾斜用モータ12、前記Y軸傾斜用モータ21を速度V3で時間Xtだけ駆動し、駆動後一定時間待機する(STEP:05〜STEP:07)。
次に、前記X軸傾斜センサ18、前記Y軸傾斜センサ19の検出角が、3′以内であるかどうかが判断され、3′以内である場合は、微調整が行われ、整準が完了し、3′を越える場合は、シーケンスのSTEP:01に戻り、再度整準が実施される(STEP:08、STEP:09)。
本発明によれば、往復で0点を検出することによる0点間の時間に基づき、概略傾斜センサが検出可能な位置迄整準動作を収斂させることができ、又モータの駆動速度V3が予め、前記X軸傾斜センサ18、前記Y軸傾斜センサ19の特性に基づいて求められているので、傾きを収斂させる為の傾斜作動の繰返しを最小限とすることができ、整準時間を短縮し、迅速に整準が完了できる。
本発明の実施の形態に於ける整準作動時の傾斜センサの出力状態を示す線図である。 本発明の実施の形態に於ける整準作業のフローチャートである。 本発明の実施の形態の概略を示すブロック図である。 本発明が実施される装置の一例である測量機の断面図である。 従来の整準作動時の傾斜センサの出力状態を示す線図である。
符号の説明
1 回転レーザ装置
2 ケーシング
3 投光光軸
4 レーザ投光器
5 回動部
11 X軸傾斜機構
12 X軸傾斜用モータ
13 X軸傾斜用スクリュー
14 スライドナット
15 傾斜アーム
18 X軸傾斜センサ
19 Y軸傾斜センサ
22 演算制御部
23 記憶部
24 X軸モータ制御部
25 Y軸モータ制御部

Claims (5)

  1. 傾斜センサが設けられた装置本体に於いて、前記傾斜センサの応答遅れを予め求め、前記傾斜センサが0点を検出する様に第1方向に前記装置本体を傾斜させ、0点が検出された後、更に0点が検出される様に前記第1方向と逆の第2方向に傾斜させ、両0が検出される間の時間を求め、該時間と前記応答遅れを基に前記第2方向から更に第1方向に傾斜させる駆動時間を算出し、該駆動時間で前記装置本体を傾斜させ、傾斜後傾斜状態を所定時間維持した後、前記傾斜センサの検出結果を基に整準を行い収斂させることを特徴とする整準方法。
  2. 前記第2方向に傾斜させる駆動速度は、前記第1方向に駆動させる駆動速度の1/2であり、前記第2方向から更に第1方向に傾斜させる駆動速度は、前記第2方向への駆動速度と同じである請求項1の整準方法。
  3. 前記第2方向から更に第1方向に傾斜させる駆動時間は、前記両0が検出される間の時間の1/3である請求項1の整準方法。
  4. 前記第2方向から更に第1方向に傾斜させ、傾斜後傾斜状態を維持する時間は1.6秒より小さい時間である請求項1の整準方法。
  5. 傾斜センサと、装置本体を傾斜駆動するモータとが設けられた装置本体に於いて、前記傾斜センサの応答遅れを予め求め、前記傾斜センサが0点を検出する様に第1方向に前記装置本体を傾斜させ、0点が検出された後、更に0点が検出される様に前記第1方向と逆の第2方向に傾斜させ、両0が検出される間の時間を求め、該時間と前記応答遅れを基に更に第1方向に傾斜させる駆動時間を算出し、該駆動時間で前記装置本体を傾斜させ、傾斜後傾斜状態を所定時間維持した後、前記傾斜センサの検出に基づき整準を行い収斂させる制御部を具備することを特徴とする整準装置。
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