JP2002292353A - 食品廃棄物等の乾燥装置 - Google Patents

食品廃棄物等の乾燥装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理槽に投入することのできる1バッチ分の
食品廃棄物を減少させることなく、乾燥品と混合した状
態で処理することのできる新規な食品廃棄物の乾燥装置
を開発することを技術課題とした。 【解決手段】 食品廃棄物Wを混合・破砕して乾燥する
乾燥機1と、この乾燥機1に対して供給する食品廃棄物
Wを事前に破砕するための破砕機5とを具えるととも
に、前記破砕機5から乾燥機1に対して食品廃棄物Wを
定量的に供給するための定量供給機を具えたことを特徴
として成り、食品廃棄物Wを破砕した状態で乾燥機1に
連続的あるいは半連続的に供給することができるため、
乾燥機1に投入することのできる1バッチ分の食品廃棄
物Wを減少させることなく、乾燥品Dと混合した状態で
処理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は厨芥等の処理装置に
関するものであって、特に乾燥処理を円滑且つ効果的に
行うことのできる食品廃棄物等の乾燥装置に係るもので
ある。
【0002】
【発明の背景】従来より、レストラン、ファーストフー
ド店、コンビニエンスストア等の比較的小規模な店舗並
びにホテル、社員食堂、食品加工工場等の大型施設で発
生する厨芥、食品残渣等の食品廃棄物は、処理業者等に
よって回収され、清掃工場等において焼却処分された
後、埋立処分されている。しかし近時、焼却、埋立等の
最終処分の前処理として、あるいは堆肥等として有効利
用するために、個々のレストラン、食品加工工場等にお
いて食品廃棄物の乾燥処理を行うことが社会的に要請さ
れ始めている。
【0003】そして上記乾燥処理を行う装置の一例とし
て円錐型混合破砕乾燥機が用いられている。この円錐型
混合破砕乾燥機1は図3に示すように、逆円錐状の処理
槽10内に回転翼100を具えて成り、この回転翼10
0によって処理槽10全体に被処理物の循環流を起こさ
せて、被処理物の混合、破砕及び乾燥の性能を高めるよ
うにしたものである。しかしながら野菜屑等の水分が多
いものを処理する場合には、混合された状態での水分値
が20〜30%W.B以上になるものは内壁面に付着し
たり塊状になってしまい、回転翼100にかかる負荷が
増大して運転が不安定になってしまうことがあった。
【0004】そこで上述のような事態を回避すべく、前
バッチの処理で得た乾燥品の一部を処理槽10内に残留
させ、この乾燥品と処理槽10に新たに供給する食品廃
棄物とを混合することにより、混合物の水分値を食品廃
棄物単体の水分値よりも減少させた状態で乾燥を行うこ
とも実施されている。しかしこの場合には、特に野菜
屑、魚のあら等は見かけ密度が低く体積が大きいので、
乾燥品がすでに存在する処理槽10内に供給して処理す
ることのできる食品廃棄物1バッチの量は必然的に少な
くなり、処理効率が低下してしまう。そこで処理量を多
くするためには処理槽10の容量を増やさなければなら
ず、その場合には装置全体の大型化、価格上昇を招いて
しまうため、小規模店舗には不向きなものとなってしま
う。
【0005】
【解決を試みた技術課題】本発明はこのような背景を認
識してなされたものであり、食品廃棄物を破砕した状態
で連続的あるいは半連続的に処理槽に供給することによ
り、処理槽に投入することのできる1バッチ分の食品廃
棄物を減少させることなく、乾燥品と混合した状態で処
理することのできる新規な食品廃棄物の乾燥装置を開発
することを技術課題としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
食品廃棄物等の乾燥装置は、食品廃棄物を混合・破砕し
て乾燥する乾燥機と、この乾燥機に対して供給する食品
廃棄物を事前に破砕するための破砕機とを具えるととも
に、前記破砕機から乾燥機に対して食品廃棄物を定量的
に供給するための定量供給機を具えたことを特徴として
成るものである。この発明によれば、食品廃棄物を破砕
した状態で乾燥機に供給することができるため、乾燥機
に投入することのできる1バッチ分の食品廃棄物を減少
させることなく、乾燥品と混合した状態で処理すること
ができる。
【0007】また請求項2記載の食品廃棄物等の乾燥装
置は、前記要件に加え、前記乾燥機は、逆円錐状の処理
槽内にリボン状の攪拌翼を具えるとともに、前記処理槽
の上部に乾燥品の排出口を形成したものであることを特
徴として成るものである。この発明によれば、攪拌翼の
回転及び排出口の開放を行うだけで乾燥品を排出するこ
とができるため、その度合いを調節することにより容易
に乾燥品の一部を処理槽内に残留させることができる。
また処理槽の下部に排出口を設ける場合と比べてその上
下寸法を短く設定することができるため、装置全体を小
型化することができる。
【0008】更にまた請求項3記載の食品廃棄物等の乾
燥装置は、前記要件に加え、前記破砕機から排出される
破砕後の食品廃棄物等を蓄積する貯留ホッパを具えると
ともに、この貯留ホッパにレベル計を具えたことを特徴
として成るものである。この発明によれば、貯留ホッパ
内の食品廃棄物の量及び貯留ホッパから排出した食品廃
棄物の量を把握することができ、所望量の食品廃棄物を
乾燥機に供給することができる。
【0009】更にまた請求項4記載の食品廃棄物等の乾
燥装置は、前記要件に加え、前記処理槽内に位置する被
処理物の重量を測定可能に構成したことを特徴として成
るものである。この発明によれば、処理槽内に残留して
いる乾燥品の量を把握することができるため、所望量の
乾燥品を残留させることが可能となる。
【0010】更にまた請求項5記載の食品廃棄物等の乾
燥装置は、前記要件に加え、前記乾燥機、破砕機及び定
量供給機を筐体内に一体的に具えたことを特徴として成
るものである。この発明によれば、食品廃棄物の乾燥装
置を小規模店舗の厨房等に設置できるように形成するこ
とができる。そしてこれら各請求項記載の発明の構成を
手段として前記課題の解決が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の食品廃棄物等の乾燥
装置について説明する。なおこの実施の形態では、レス
トラン、ファーストフード店等、比較的小規模な店舗に
配備されるタイプの食品廃棄物等の乾燥装置Sについて
説明する。なお食品廃棄物とは、レストラン、食品加工
工場等から廃棄される厨芥、食品残渣等を意味するもの
であり、野菜、肉、魚等、含有率の高い廃棄物である。
このため焼却、埋立等の最終処分の前処理として、ある
いは肥料・飼料等として有効利用するため、腐敗を防
ぎ、且つ容積を減少させることを目的として、前記レス
トラン、食品加工工場等において食品廃棄物の乾燥が行
われるものである。
【0012】図1、2、3に示すように食品等の乾燥装
置Sは、乾燥機1、熱媒循環機2、水分除去装置3及び
破砕機5を具えて構成されるものであり、前記乾燥機
1、水分除去装置3及び破砕機5を筐体6内に一体的に
具えるとともに、熱媒循環機2を別ユニットとして具え
て成るものである。
【0013】前記乾燥機1は一例として円錐型混合破砕
乾燥機を適用するものであり、図3に示すように処理槽
10内に投入された食品廃棄物Wを、回転翼100によ
って混合、攪拌するとともに、食品廃棄物Wを加熱する
ことにより発生した凝縮性ガス(水蒸気)を排気して、
前記食品廃棄物Wの混合、破砕、乾燥を行う装置であ
る。前記処理槽10は、逆円錐形に形成した処理槽内板
11の外側ほぼ全域に対して適宜の間隔をあけて同様の
逆円錐形のジャケット外体12を配し、これら処理槽内
板11及びジャケット外体12の上部開口部を天板13
によって塞ぐことにより、前記処理槽内板11の内部空
間を乾燥処理のための処理空間とするものである。
【0014】また前記処理槽内板11とジャケット外体
12との間には適宜ジャマ板14を設けることにより両
部材の連結を図るとともに冷水、温水、蒸気、油等の熱
媒の循環経路を形成する。前記ジャケット外体12の下
部には流入管15を取り付け、一方、ジャケット外体1
2の上部に流出管16を取り付けるとともに、これら流
入管15及び流出管16対して後述する熱媒循環機2が
接続される。
【0015】またこの実施の形態では、処理槽10内を
減圧させて乾燥を行うため、天板13に形成した排気口
17の後段側にバグフィルタF並びにコンデンサ30及
び真空ポンプ31を具えた水分除去装置3を設けた。更
に前記処理槽10の下部には処理槽内板11とジャケッ
ト外体12とを貫通する投入口18を形成し、処理槽1
0の上部には処理槽内板11とジャケット外体12とを
貫通する排出口19を形成した。
【0016】また前記天板13上にはモータM1及び減
速機104を具えるとともに、その出力軸を処理槽10
内に配した回転翼100の一例である円錐リボン回転翼
における回転軸101に連結する。この回転軸101に
は、図3に示すように軸方向に沿って、長さの異なる支
持バー102を長さ順に固定するものであり、この実施
の形態では7本の支持バー102を平面視で90°ずつ
回転させるように取り付けた。そして前記支持バー10
2の端部に対して、幅細のリボン翼103二本を、位相
が180°ずれた状態で取り付けてゆくことにより、先
細り螺旋形状の円錐リボン型の回転翼100が構成され
る。因みに上記回転翼100については、リボン翼10
3を一本のみ具えるような構成を採ることもできる。
【0017】また前記処理槽10に供給された被処理物
の重量を測定可能に構成する場合には、一例として処理
槽10の下部にロードセル10aを具えるように構成す
る。
【0018】次に前記破砕機5について説明する。この
ものは図1に示すようにホッパ51の下方に破砕筒52
を連通状態で具えるものであり、この破砕筒52内に図
示しない回転刃を具えるとともに、この回転刃に接続さ
れる回転軸53をモータM2によって回転駆動するもの
である。なお前記ホッパ51または破砕筒52内に食品
廃棄物Wが投入されたことを検知するためのセンサを具
えるようにしてもよい。そして前記破砕筒52には破砕
品を排出するための開口部が形成されるものであり、こ
の開口部を覆うように排出シュート54が設けられる。
そしてこの排出シュート54の下方には貯留ホッパ55
を連通状態で具えるものであり、この貯留ホッパ55の
底部にモータM3によって駆動される定量供給機たるス
クリューコンベヤ56を具える。なお前記貯留ホッパ5
5の上部にはレベル計57を具えるものであり、この実
施の形態では一例として電極式レベルセンサーを適用し
て、貯留ホッパ55の内容物の嵩高を検知できるように
構成した。
【0019】そして前記スクリューコンベヤ56の排出
端にボールバルブ58を具え、更にこのボールバルブ5
8に供給管59を接続するとともに、この供給管59を
前記乾燥機1における処理槽10に形成した投入口18
に挿通する。なお前記ボールバルブ58はモータM4に
よって開閉されるものである。
【0020】そして上述した乾燥機1、水分除去装置3
及び破砕機5を筐体6内に一体的に具えるものであり、
これら機器は制御盤7によってその動作が制御されるも
のである。また前記筐体6には投入口61が形成され、
この投入口61の下方に前記破砕機5におけるホッパ5
1が位置するものであり、投入口61は蓋62により開
閉される。また前記乾燥機1における処理槽10の上方
には点検扉63が設けられ、処理槽10内部の目視点検
等が行え得るように構成される。
【0021】また前記破砕機5の単位時間当たりの処理
能力を、前記乾燥機1の単位時間当たりの処理能力より
も優れたものとする。
【0022】比較的小規模な店舗に配備されるタイプの
食品廃棄物等の乾燥装置Sは一例として上述したように
構成されるものであり、一例として以下のようにして食
品廃棄物Wの乾燥処理が行われる。 〔食品廃棄物の投入及び破砕〕まず蓋62を開けて食品
廃棄物Wを破砕機5におけるホッパ51内に投入するも
のであり、その後蓋62が閉められたことが確認された
らモータM3が起動される。食品廃棄物Wは破砕筒52
内において図示しない回転刃の作用によって破砕され、
順次排出シュート54を通じて貯留ホッパ55内に減容
された状態で蓄積される。
【0023】その後も厨房内等において逐次発生する食
品廃棄物Wを、逐次ホッパ51内に投入するものであ
り、貯留ホッパ55内に蓄積された破砕後の食品廃棄物
Wが一定量に達したことをレベル計57が検出した時点
で、ボールバルブ58を開放するとともにスクリューコ
ンベヤ56を駆動する。
【0024】〔乾燥処理〕このとき乾燥機1において
は、あらかじめ熱媒循環機2から送られてくる温水等の
熱媒体を処理槽内板11とジャケット外体12との間を
通過させて処理槽10を昇温しておくとともに、処理槽
10内部には前回の処理で得た乾燥品Dを適量残してお
く。そして回転翼100を回転駆動し、処理槽10下部
に設けた投入口18から順次投入されてくる破砕後の食
品廃棄物Wの乾燥処理を行うものである。具体的には水
分除去装置3によって水分を多量に含む処理槽10内の
雰囲気から水分を分離して外部に排出するものであり、
食品廃棄物Wは徐々に水分が除去されながら回転翼10
0の作用によって更に細かく破砕されてゆく。やがて破
砕機5から1バッチ分の所定量の食品廃棄物Wを送出完
了したら、スクリューコンベヤ56を停止し、ボールバ
ルブ58を閉鎖して仕上げ乾燥に入る。一方、破砕機5
においては、レベル計57によって食品廃棄物の送出が
完了したことを確認した時点で、引き続いて新たな食品
廃棄物Wの受入れ、破砕、蓄積を行う。
【0025】〔乾燥品の排出〕やがて所定時間が経過し
て仕上げ乾燥が終了したら、排出口19を開放状態と
し、回転翼100の回転を持続するものであり、乾燥品
Dはリボン翼103によって処理槽内板11の内壁に沿
って上昇し、排出口19に到達した時点でここから排出
され、受け容器C内に蓄積される。このとき処理槽10
内の乾燥品Dをすべて排出することなく、その一部を処
理槽10内に残留させておく。そして前記貯留ホッパ5
5内に所定量の食品廃棄物Wが蓄積された時点で、同様
の操作が繰り返されるものである。
【0026】
【他の実施の形態】本発明の食品廃棄物等の乾燥装置は
上述した実施の形態を基本となる実施の形態とするもの
であるが、本発明の技術的思想に基づいて以下に示す実
施の形態を採ることもできる。すなわち上述した実施の
形態では、比較的小規模な店舗に配備されるタイプの食
品廃棄物等の乾燥装置Sについて説明したが、この実施
の形態では、ホテル、社員食堂、食品加工工場等、大規
模な施設に配備されるタイプの食品廃棄物等の乾燥装置
S1について説明する。
【0027】図3中符号S1で示すものが食品廃棄物等
の乾燥装置であって、このものは筐体を有しないこと以
外は基本的に前出の食品廃棄物等の乾燥装置Sと同様の
構成を採るものであり、乾燥機1、熱媒循環機2、水分
除去装置3、破砕機50及び定量供給機たるスクリュー
コンベヤ560を具えて成る。また扱う食品廃棄物Wが
多量であるため投入コンベヤ8及び排出コンベヤ9を具
えて構成される。以下これら食品廃棄物等の乾燥装置S
1を構成する各要素について説明するが、食品廃棄物等
の乾燥装置Sと同様の構造のものについては説明を省略
し、全体のレイアウトを中心に説明する。
【0028】前記食品廃棄物等の乾燥装置S1は、図4
に示すように投入コンベヤ8、破砕機50、スクリュー
コンベヤ560、乾燥機1及び排出コンベヤ9を直列的
に配置して成るものであり、前記乾燥機1の補機として
熱媒循環機2及び水分除去装置3を具えて成る。前記供
給破砕装置50は、ホッパ510の下方に破砕筒520
を連通状態で具えるものであり、この破砕筒520内に
図示しない回転刃を具えるものである。なお前記ホッパ
510と破砕筒520との間にはロータリーバルブ51
1を具えるものであり、このロータリーバルブ511の
運転操作によって前記破砕筒520内に過剰な量の食品
廃棄物Wが投入されることを防げるように構成した。ま
た前記ホッパ510または破砕筒520内に食品廃棄物
Wが投入されたことを検知するためのセンサを具えるよ
うにしてもよい。
【0029】そして前記破砕筒520には破砕品を排出
するための開口部が形成されるものであり、この開口部
を覆うように排出シュート540が設けられる。そして
この排出シュート540の下方には貯留ホッパ550を
連通状態で具えるものであり、この貯留ホッパ550の
底部にモータM3によって駆動されるスクリューコンベ
ヤ560を具える。なお前記貯留ホッパ550の上部に
はレベル計570を具えるものであり、この実施の形態
では一例として電極式レベルセンサーを適用して、貯留
ホッパ550の内容物の嵩高を検知できるように構成し
た。
【0030】そして前記スクリューコンベヤ560の排
出端にボールバルブ580を具え、更にこのボールバル
ブ580に供給管590を接続するとともに、この供給
管580を乾燥機1における処理槽10に形成した投入
口18に挿通する。なお前記ボールバルブ580はモー
タM4によって開閉されるものである。
【0031】そして食品廃棄物等の乾燥装置S1を運用
するにあたっては、特に食品加工工場等においては定量
的且つ連続的に食品廃棄物Wが発生するものであり、こ
のものは投入コンベヤ8によって定量的且つ連続的にホ
ッパ510に投入される。このためロータリーバルブ5
11を適宜運転操作することにより、破砕筒520に過
剰な量の食品廃棄物が供給されないように調整するもの
である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、食品廃棄物を破砕した
状態で処理槽に供給することにより、処理槽に投入する
ことのできる1バッチ分の食品廃棄物を減少させること
なく、乾燥品と混合した状態で処理するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品廃棄物の乾燥装置を示す正面図で
ある。
【図2】同上左側面図及び右側面図である。
【図3】乾燥機を示す断面図である。
【図4】食品廃棄物の乾燥装置の他の実施の形態を骨格
的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 乾燥機 10 処理槽 10a ロードセル 11 処理槽内板 12 ジャケット外体 13 天板 14 ジャマ板 15 流入管 16 流出管 17 排気口 18 投入口 19 排出口 100 回転翼 101 回転軸 102 支持バー 103 リボン翼 104 減速機 F バグフィルタ 2 熱媒循環機 3 水分除去装置 30 コンデンサ 31 真空ポンプ 5 破砕機 51 ホッパ 52 破砕筒 53 回転軸 54 排出シュート 55 貯留ホッパ 56 スクリューコンベヤ(定量供給機たる) 57 レベル計 58 ボールバルブ 59 供給管 6 筐体 61 投入口 62 蓋 63 点検扉 7 制御盤 8 投入コンベヤ 9 排出コンベヤ 50 破砕機 510 ホッパ 511 ロータリーバルブ 520 破砕筒 540 排出シュート 550 貯留ホッパ 560 スクリューコンベヤ(定量供給機たる) 570 レベル計 580 ボールバルブ 590 供給管 C 受け容器 D 乾燥品 M1 モータ M2 モータ M3 モータ M4 モータ S 食品廃棄物等の乾燥装置 S1 食品廃棄物等の乾燥装置 W 食品廃棄物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA09 AB05 AC01 AC24 AC25 AC40 AC45 AC46 AC58 AC59 AC60 AC63 AC68 AC75 AC79 AC83 AC86 BA01 CA06 CB22 CB23 DA01 DA14 DA17 4D004 AA03 AA04 AB01 CA04 CA42 CB27 CB45

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品廃棄物を混合・破砕して乾燥する乾
    燥機と、この乾燥機に対して供給する食品廃棄物を事前
    に破砕するための破砕機とを具えるとともに、前記破砕
    機から乾燥機に対して食品廃棄物を定量的に供給するた
    めの定量供給機を具えたことを特徴とする食品廃棄物等
    の乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記乾燥機は、逆円錐状の処理槽内にリ
    ボン状の攪拌翼を具えるとともに、前記処理槽の上部に
    乾燥品の排出口を形成したものであることを特徴とする
    請求項1記載の食品廃棄物等の乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記破砕機から排出される破砕後の食品
    廃棄物等を蓄積する貯留ホッパを具えるとともに、この
    貯留ホッパにレベル計を具えたことを特徴とする請求項
    1または2記載の食品廃棄物等の乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記処理槽内に位置する被処理物の重量
    を測定可能に構成したことを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載の食品廃棄物等の乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記乾燥機、破砕機及び定量供給機を筐
    体内に一体的に具えたことを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載の食品廃棄物等の乾燥装置。
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