JP2003236494A - 難破砕材料を含んだ食品廃棄物の乾燥処理方法並びにその装置 - Google Patents

難破砕材料を含んだ食品廃棄物の乾燥処理方法並びにその装置

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JP2003236494A JP2002034043A JP2002034043A JP2003236494A JP 2003236494 A JP2003236494 A JP 2003236494A JP 2002034043 A JP2002034043 A JP 2002034043A JP 2002034043 A JP2002034043 A JP 2002034043A JP 2003236494 A JP2003236494 A JP 2003236494A
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dryer
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drying
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Kazunori Wakiya
和紀 脇屋
Rikiya Inuma
力哉 井沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品の廃棄物を乾燥機に投入するにあたっ
て、食品成分と難破砕材料とを分離することにより、弁
当、ファーストフード等の食品廃棄物の乾燥処理を、円
滑且つ効率的に行うことのできる新規な難破砕材料を含
んだ食品廃棄物の乾燥処理方法並びにその装置の開発を
技術課題とした。 【解決手段】 食品廃棄物W0の食品成分W1と、難破
砕材料W2とを分離するとともに食品成分W1をペース
ト状として乾燥機1に投入し、且つこの投入にあたって
は乾燥機負荷を安定化させた状態とすることを特徴とし
て成り、乾燥機1における投入口18の目詰まりや、包
装資材等の難破砕材料W2によって食品成分W1の混合
・攪拌が阻害されて乾燥処理効率が低下してしまうとい
った事態を回避することができ、食品廃棄物W0を効率
的に乾燥処理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品廃棄物の処理装
置に関するものであって、特に各種包装資材や割り箸等
の難破砕材料が混在する食品廃棄物の乾燥処理を、円滑
且つ効率的に行うことのできる難破砕材料を含んだ食品
廃棄物の乾燥処理装置に係るものである。
【0002】
【発明の背景】従来より、レストラン、ファーストフー
ド店、コンビニエンスストア等の比較的小規模な店舗並
びにホテル、社員食堂、食品加工工場等の大型施設で発
生する厨芥、食品残渣等の食品の廃棄物は、処理業者等
によって回収され、清掃工場等において焼却処分された
後、埋立処分されている。しかし近時、焼却、埋立等の
最終処分の前処理として、あるいは堆肥等として有効利
用するために、個々のレストラン、食品加工工場等にお
いて前記廃棄物を乾燥処理することが社会的に要請され
始めている。
【0003】そして上記乾燥処理を行うための装置とし
ては、一例として円錐型混合攪拌乾燥機が用いられてい
る。この乾燥機1は図2に示すように、逆円錐状の処理
槽10内に回転翼100を具えて成り、この回転翼10
0によって処理槽10全体に被処理物の循環流を起こさ
せて、被処理物の混合、攪拌及び乾燥の性能を高めるよ
うにしたものである。
【0004】ところで前記廃棄物を乾燥機に投入するに
あたっては、得られる乾燥品を飼料やコンポスト化する
等して有効利用するために、食品成分以外の異物を取り
除くことが必要となる。具体的には割り箸、つまよう
じ、貝殻、骨、更には弁当容器並びにこのものを被覆す
るラップフィルムやハンバーガーを包む包装紙等の難破
砕材料を分別する必要があった。しかしながらこれら難
破砕材料を取り除く作業は非常に手間がかかるため、特
に繁忙時には注意を促しても徹底されにくく、食品成分
に難破砕材料が混入するのは避けられないのが実状であ
る。
【0005】そして前記食品成分にいったん難破砕材料
が混入してしまうと、スクリューコンベア等の供給装置
や乾燥機の投入口において目詰まりを生じてしまった
り、乾燥槽内における食品成分の攪拌・混合を阻害して
乾燥処理効率を著しく低下させてしまう。更には難破砕
材料の混入した乾燥品は、飼料やコンポスト等として再
利用するのに適さなくなってしまい、商品価値が著しく
低下してしまう。
【0006】
【解決を試みた技術課題】本発明はこのような背景を認
識してなされたものであり、食品の廃棄物を乾燥機に投
入するにあたって、食品成分と難破砕材料とを分離する
ことにより、厨芥、弁当、ファーストフード等の食品廃
棄物の乾燥処理を、円滑且つ効率的に行うことのできる
新規な難破砕材料を含んだ食品廃棄物の乾燥処理方法並
びにその装置の開発を技術課題としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
食品廃棄物の乾燥処理方法は、難破砕材料を含んだ食品
廃棄物を乾燥処理して再資源化する方法において、前記
食品廃棄物の食品成分と、難破砕材料とを分離するとと
もに食品成分をペースト状として乾燥機に投入し、且つ
この投入にあたっては乾燥機負荷を安定化させた状態と
することを特徴として成るものである。この発明によれ
ば、乾燥機における投入口の目詰まりや、包装資材等の
難破砕材料によって食品成分の攪拌・混合が阻害されて
乾燥処理効率が低下してしまうといった事態を回避する
ことができ、食品廃棄物を効率的に乾燥処理することが
できる。また得られる乾燥品には難破砕材料が混入して
いないため、このものを飼料やコンポスト化する等して
有効利用することができる。
【0008】また請求項2記載の難破砕材料を含んだ食
品廃棄物の乾燥処理方法は、前記要件に加え、前記難破
砕材料と分離された食品成分の投入は、乾燥機の上方か
ら行うことを特徴として成るものである。この発明によ
れば、食品成分を、主に重力の作用によって乾燥機内に
投入することができるため、食品成分の含水率、粘度の
変動に伴う供給量の変動を引き起こすことなく、所望量
の食品成分を乾燥機に投入することができる。
【0009】更にまた請求項3記載の難破砕材料を含ん
だ食品廃棄物の乾燥処理方法は、前記要件に加え、前記
乾燥機負荷を安定化させるにあたっては、ペースト状と
なった食品成分をストレージタンクに貯留しておき、こ
こから乾燥機に投入することを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、乾燥機への食品成分の供給をよ
り安定的に行うことができる。
【0010】また請求項4記載の難破砕材料を含んだ食
品廃棄物の乾燥処理装置は、難破砕材料を含んだ食品廃
棄物を乾燥処理して再資源化する装置において、前記食
品廃棄物の食品成分と難破砕材料とを分離するとともに
食品成分をペースト状とする圧縮分離機と、前記食品成
分を混合・攪拌して乾燥する乾燥機とを具えたことを特
徴として成るものである。この発明によれば、オペレー
タは食品廃棄物の包装資材等を除去することなく、難破
砕材料を含んだ状態の食品廃棄物を乾燥処理装置に投入
することができるため、乾燥処理装置の扱いを簡略なも
のとすることができる。また乾燥機における投入口の目
詰まりや、難破砕材料によって食品成分の混合・攪拌が
阻害されて乾燥処理効率が低下してしまうといった事態
を回避することができ、食品廃棄物を効率的に乾燥処理
することができる。また得られる乾燥品には包装資材等
が混入していないため、このものを飼料やコンポスト化
する等して有効利用することができる。
【0011】更にまた請求項5記載の難破砕材料を含ん
だ食品廃棄物の乾燥処理装置は、前記請求項4記載の要
件に加え、前記乾燥機における食品成分の投入口を、乾
燥機の上部に具えたことを特徴として成るものである。
この発明によれば、食品成分を、主に重力の作用によっ
て乾燥機内に投入することができるため、食品成分の含
水率、粘度の変動に伴う供給量の変動を引き起こすこと
なく、所望量の食品成分を乾燥機に投入することができ
る。
【0012】更にまた請求項6記載の難破砕材料を含ん
だ食品廃棄物の乾燥処理装置は、前記請求項4または5
記載の要件に加え、前記乾燥機と圧縮分別機との間にス
トレージタンクを具えたことを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、乾燥機への食品成分の供給をよ
り安定的に行うことができる。そしてこれら各請求項記
載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の難破砕材料を含んだ
食品廃棄物の乾燥処理方法並びにその装置について説明
するものであり、まずはじめに乾燥処理装置の構成につ
いて説明したのち、引き続いてこの装置を用いた難破砕
材料の乾燥処理方法について説明を行う。なお前記食品
廃棄物W0とは、図1に拡大して示すように食品成分W
1を、難破砕材料W2の一例である樹脂フィルムや紙類
等の包装資材を用いて被覆した弁当、ファーストフー
ド、各種袋詰めの食材等を意味すものである。また食品
廃棄物W0には、レストラン、食品加工工場等から廃棄
される厨芥、食品残渣等も含まれるものであり、この場
合、食品成分W1に対して、割り箸、つまようじ、貝
殻、骨、玉葱の薄皮等の難破砕材料W2が混入している
ケースが多い。
【0014】前記乾燥処理装置Sは図1に示すように、
乾燥機1、熱媒循環機2、水分除去装置3及び圧縮分別
機5を具えて構成されるものである。前記乾燥機1は、
実施の形態では一例として円錐型混合攪拌乾燥機を適用
するものであり、この装置は図2に示すように処理槽1
0内に投入された被処理物を、回転翼100によって混
合、攪拌するとともに、被処理物を加熱することにより
発生した凝縮性ガス(水蒸気)を排気して、被処理物の
混合、攪拌、乾燥を行う装置である。前記処理槽10
は、逆円錐形に形成した処理槽内板11の外側ほぼ全域
に対して適宜の間隔をあけて同様の逆円錐形のジャケッ
ト外体12を配し、これら処理槽内板11及びジャケッ
ト外体12の上部開口部を天板13によって塞ぐことに
より、前記処理槽内板11の内部空間を乾燥処理のため
の処理空間とするものである。
【0015】また前記処理槽内板11とジャケット外体
12との間には適宜ジャマ板14を設けることにより両
部材の連結を図るとともに、温水、蒸気、油等の熱媒の
循環経路を形成する。前記ジャケット外体12の下部に
は流入管15を取り付け、一方、ジャケット外体12の
上部に流出管16を取り付けるとともに、これら流入管
15及び流出管16対して熱媒循環機2が接続される。
【0016】またこの実施の形態では、前記処理槽10
内を減圧させて乾燥処理を行うため、天板13に形成し
た排気口17の後段側にバグフィルタF並びにコンデン
サ30及び真空ポンプ31を具えた水分除去装置3を設
けた。更に前記天板13には投入口18を形成し、処理
槽10の上下寸法の中心付近には排出口19を形成し
た。
【0017】また前記天板13上にはモータM及び減速
機104を具えるとともに、その出力軸を処理槽10内
に配した回転翼100の一例である円錐リボン回転翼に
おける回転軸101に連結する。この回転軸101に
は、図2に示すように軸方向に沿って、長さの異なる支
持バー102を長さ順に固定するものであり、この実施
の形態では7本の支持バー102を平面視で90°ずつ
回転させるように取り付けた。そして前記支持バー10
2の端部に対して、幅細のリボン翼103二本を、位相
が180°ずれた状態で取り付けてゆくことにより、先
細り螺旋形状の円錐リボン型の回転翼100が構成され
る。因みに上記回転翼100については、リボン翼10
3を一本のみ具えるような構成を採ることもできる。ま
た前記処理槽10に供給された被処理物の重量を測定可
能に構成する場合には、一例として処理槽10の下部に
ロードセル10aを具えるように構成する。
【0018】次に前記圧縮分別機5について説明する
と、このものは食品廃棄物W0の食品成分W1にホモジ
ネート処理を施してペーストPとするとともに、難破砕
材料W2を分離する装置である。この実施の形態では前
記圧縮分別機5として一例として油研工業株式会社製の
生ゴミ圧縮分別機YGシリーズを用いるものであり、こ
の圧縮分別機5は図1に示すように筐体50内に後述す
る加圧容器51等を具え、食品廃棄物W0の投入部とし
てホッパ52を具えて成るものである。前記加圧容器5
1は図3に示すようなシリンダ様の部材であり、側周部
分に上から投入口53、流出孔54及び排出口55を形
成して成る。また加圧容器51内には上下一対のラム5
6、57を具えるものであり、適宜のシリンダによって
上下動するように構成される。
【0019】そして前記圧縮分別機5を用いた食品廃棄
物W0の処理プロセスは以下に示す通りである。先ず図
3(a)に示すように、適宜の搬送手段によって食品廃
棄物W0を投入口53から加圧容器51内に供給するも
のであり、食品廃棄物W0は、流出孔54の下方に位置
するラム57上に位置することとなる。続いて図3
(b)に示すように上方のラム56を下降させるもので
あり、これにより食品廃棄物W0は加圧されて食品成分
W1が流出孔54から流出する過程でホモジネート処理
が施され、ペーストPとなる。なおここでペーストPと
は、食品成分W1が微細に粉砕されるとともに、食品成
分W1から滲みだした水分によって流動性の増した状態
のものを意味するものであって、必ずしも糊状のものを
意味するものではない。そして図3(c)に示すように
上方のラム56を上昇させるとともに、下方のラム57
を前記排出口55の下方に位置させる。このときラム5
7上には圧縮された難破砕材料W2が残留しているもの
であり、これを排出シリンダ58によって排出口55か
ら排出するものである。
【0020】また前記乾燥機1と圧縮分別機5との間に
ストレージタンク7を具えるものであり、このストレー
ジタンク7は乾燥機1の上方に配置される。更にこの実
施の形態では前記ストレージタンク7と乾燥機1との間
の管路にはバルブ70を具えるようにした。このように
前記圧縮分別機5から乾燥機1の投入口18までの部分
は、食品成分W1と難破砕材料W2とを含んで成る食品
廃棄物W0から食品成分W1のみを抽出するとともにこ
の食品成分W1を流動性に優れたペーストPとし、更に
このペーストPの定量供給を可能にするものである。す
なわち前記圧縮分別機5から乾燥機1の投入口18まで
の部分によって、実質的に乾燥機1の負荷の安定化を図
るものである。
【0021】本発明の乾燥処理装置Sは一例として上述
したように構成されるものであり、以下この装置を用い
た難破砕材料を含んだ食品廃棄物の乾燥処理方法につい
て説明する。 (1)食品成分のペースト化及び難破砕材料の分別 まず図1に示すように、投入コンベヤ8によって食品廃
棄物W0を圧縮分別機5におけるホッパ52に投入する
ものであり、食品廃棄物W0は加圧容器51内に供給さ
れ、食品成分W1が流動性に優れたペーストPとなるも
のであり、このとき同時に難破砕材料W2がペーストP
と分別される。そして前記ペーストPはストレージタン
ク7に送られてここに蓄積されるものであり、一方、難
破砕材料W2は外部に排出され、適宜脱水処理が施され
た後に廃棄される。その後ペーストPが所定量ストレー
ジタンク7に蓄積されると圧縮分別機5の運転は休止さ
れる。
【0022】(2)乾燥機へのペーストの安定供給 そしてバルブ70の開度を適宜調節してストレージタン
ク7内のペーストPを乾燥機1に供給するものであり、
ペーストPは主に重力の作用によって乾燥機1内に投入
されることとなる。このため、ペーストPの含水率、粘
度の変動に伴う供給量の変動を引き起こしてしまうこと
なく、所望量を乾燥機1に供給することができるもので
ある。またペーストPは流動性が良好であるため、管路
や投入口18において目詰まりを引き起こしてしまうこ
とがない。なお前記乾燥機1における処理槽10内の雰
囲気は、水分除去装置3における真空ポンプ31の作用
によって負圧になっているため、投入口18からのペー
ストPの流入がスムーズに行われるものである。またス
トレージタンク7から乾燥機1へのペーストPの供給が
終了すると、バルブ70を閉とし、圧縮分別機5の運転
が再開される。
【0023】(3)ペースト(食品成分)の乾燥処理 そして乾燥機1においては、あらかじめ熱媒循環機2か
ら送られてくる温水等の熱媒体を処理槽内板11とジャ
ケット外体12との間を通過させて処理槽10を昇温し
ておくものであり、回転翼100を回転駆動し、天板1
3に設けた投入口18から順次投入されてくるペースト
Pの乾燥処理を行うものである。具体的には水分除去装
置3によって水分を多量に含む処理槽10内の雰囲気か
ら水分を分離して外部に排出するものであり、ペースト
Pは徐々に水分が除去されながら回転翼100の作用に
よって混合・攪拌されながら乾燥が進行する。なお従来
の手法によると、人手によって難破砕材料W2と分別し
た食品成分W1を破砕機等を用いて破砕した後、このも
のを乾燥機1に投入していたが、この場合には投入口1
8の目詰まりを引き起こしてしまったり、処理槽10内
での攪拌・混合がうまくいかず、乾燥処理効率を低下さ
せてしまうといったことが起こっていたが、本発明によ
ればこのような事態を回避することができるものであ
る。
【0024】(4)乾燥品の排出 やがて、ペーストPの乾燥が終了したら、排出口19を
開放状態とし、回転翼100の回転を持続するものであ
り、乾燥品Dはリボン翼103によって処理槽内板11
の内壁に沿って上昇し、排出口19に到達した時点でこ
こから排出され、受け容器C内に蓄積される。なおこの
とき処理槽10内の乾燥品Dをすべて排出することな
く、その一部を処理槽10内に残留させておくようにし
てもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、食品廃棄物W0に含ま
れる食品成分W1をペーストPにするとともに、難破砕
材料W2を分離した状態で乾燥機1に供給することによ
り、食品廃棄物W0の乾燥処理を、円滑且つ効率的に行
うことができる。特にオペレータは食品廃棄物W0の包
装資材等を除去することなく、このものを乾燥処理装置
Sに投入することができるため、乾燥処理装置Sの扱い
を簡略なものとすることができる。また得られる乾燥品
Dには難破砕材料W2が混入していないため、このもの
を飼料やコンポスト化する等して有効利用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品廃棄物の乾燥処理装置を示す正面
図である。
【図2】乾燥機を示す断面図である。
【図3】圧縮分別装置における加圧容器の作用を段階的
に示す断面図である。
【符号の説明】
S 乾燥処理装置 1 乾燥機 10 処理槽 10a ロードセル 11 処理槽内板 12 ジャケット外体 13 天板 14 ジャマ板 15 流入管 16 流出管 17 排気口 18 投入口 19 排出口 100 回転翼 101 回転軸 102 支持バー 103 リボン翼 104 減速機 2 熱媒循環機 3 水分除去装置 30 コンデンサ 31 真空ポンプ F バグフィルタ 5 圧縮分別機 50 筐体 51 加圧容器 52 ホッパ 53 投入口 54 流出孔 55 排出口 56 ラム 57 ラム 58 排出シリンダ 7 ストレージタンク 70 バルブ 8 投入コンベヤ 9 排出コンベヤ C 受け容器 D 乾燥品 M モータ P ペースト W0 食品廃棄物 W1 食品成分 W2 難破砕材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA05 AB02 AC01 AC24 AC58 AC59 AC67 DA01 4D004 AA04 AA12 AA16 AB10 BA04 CA03 CA04 CA22 CA42 CB13 CB27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 難破砕材料を含んだ食品廃棄物を乾燥処
    理して再資源化する方法において、前記食品廃棄物の食
    品成分と、難破砕材料とを分離するとともに食品成分を
    ペースト状として乾燥機に投入し、且つこの投入にあた
    っては乾燥機負荷を安定化させた状態とすることを特徴
    とする難破砕材料を含んだ食品廃棄物の乾燥処理方法。
  2. 【請求項2】 前記難破砕材料と分離された食品成分の
    投入は、乾燥機の上方から行うことを特徴とする請求項
    1記載の難破砕材料を含んだ食品廃棄物の乾燥処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記乾燥機負荷を安定化させるにあたっ
    ては、ペースト状となった食品成分をストレージタンク
    に貯留しておき、ここから乾燥機に投入することを特徴
    とする請求項1または2記載の難破砕材料を含んだ食品
    廃棄物の乾燥処理方法。
  4. 【請求項4】 難破砕材料を含んだ食品廃棄物を乾燥処
    理して再資源化する装置において、前記食品廃棄物の食
    品成分と難破砕材料とを分離するとともに食品成分をペ
    ースト状とする圧縮分離機と、前記食品成分を混合・攪
    拌して乾燥する乾燥機とを具えたことを特徴とする難破
    砕材料を含んだ食品廃棄物の乾燥処理装置。
  5. 【請求項5】 前記乾燥機における食品成分の投入口
    を、乾燥機の上部に具えたことを特徴とする請求項4記
    載の難破砕材料を含んだ食品廃棄物の乾燥処理装置。
  6. 【請求項6】 前記乾燥機と圧縮分別機との間にストレ
    ージタンクを具えたことを特徴とする請求項4または5
    記載の難破砕材料を含んだ食品廃棄物の乾燥処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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