JP2002287653A - 表示装置およびその製造方法、ならびに携帯端末およびその製造方法 - Google Patents

表示装置およびその製造方法、ならびに携帯端末およびその製造方法

Info

Publication number
JP2002287653A
JP2002287653A JP2001295516A JP2001295516A JP2002287653A JP 2002287653 A JP2002287653 A JP 2002287653A JP 2001295516 A JP2001295516 A JP 2001295516A JP 2001295516 A JP2001295516 A JP 2001295516A JP 2002287653 A JP2002287653 A JP 2002287653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
semiconductor chip
display device
control system
main surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001295516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002287653A5 (ja
Inventor
Masumitsu Ino
益充 猪野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001295516A priority Critical patent/JP2002287653A/ja
Publication of JP2002287653A publication Critical patent/JP2002287653A/ja
Publication of JP2002287653A5 publication Critical patent/JP2002287653A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICチップをLCDパネルの裏面側に配し、
フレキシブルケーブルでLCDパネル内の回路部と電気
的接続を行う構成を採った場合、ICチップおよびフレ
キシブルケーブルの厚みの分だけ液晶表示装置全体の肉
厚が厚くなる。 【解決手段】 複数の画素が行列状に配置されてなる画
素部とこの画素部に対して画素信号を書き込むべく駆動
する駆動系とが形成された第1の基板61と、第1の基
板61に対向させる状態で画素部側に配置された第2の
基板62と、第1の基板61と第2の基板62との間に
保持された電気光学効果を有する液晶層63とを具備す
る表示装置であって、駆動系を制御するための制御系が
形成された半導体チップ65を備え、この半導体チップ
65が第1の基板61における液晶層63側に形成され
た窪み61aの内部に収納されていることを特徴とする
表示装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置およびこ
れを用いた携帯端末、さらにはこれらの製造方法に関
し、特に液晶ディスプレイ(LCD;liquid crystal d
isplay)やエレクトロルミネセンス(EL;electrolum
inescence)ディスプレイなどの表示装置およびこれを
表示部として用いた携帯端末、さらにその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機、コンピュータある
いは携帯端末などの表示装置として、近年、薄型で低消
費電力のパネルディスプレイが多用されるようになって
きている。このパネルディスプレイとしては、ガラス基
板等の透明絶縁基板(パネル)上に、スイッチング素子
として例えばTFT(thin film transistor;薄膜トラ
ンジスタ)を用いた画素を行列状に多数配列し、液晶や
エレクトロルミネセンス等の電気光学効果を有する物質
と組み合わせたアクティブマトリクス型表示装置が知ら
れている。
【0003】このアクティブマトリクス型表示装置とし
て、従来、例えば、画素部を駆動するために基板上に形
成される周辺回路のうちの少なくとも一部の周辺回路
を、画素に接続されたアクティブ素子と同様の相補型の
TFTで構成し、残りの周辺回路を半導体チップで構成
した液晶表示装置が知られている(特開平4−2427
24号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術の場合に
は、図15に示すように、一部の周辺回路101が形成
された透明絶縁基板102と、これと対向配置された透
明絶縁基板(対向基板)103との間に液晶層104を
保持してなる液晶表示装置において、半導体チップで構
成した周辺回路、即ちICチップ105を、透明絶縁基
板102の周辺回路101とは反対側の面に取り付け、
フレキシブルケーブル106を用いて周辺回路101と
の間の電気的接続をなす構成を採ることになる。
【0005】しかしながら、かかる構成を採った場合
に、図15から明らかなように、ICチップ105およ
びフレキシブルケーブル106の厚みta(例えば、1
mm程度)の分だけ液晶表示装置全体の肉厚tbが厚く
なる。したがって、当該液晶表示装置を表示部として用
いる機器の厚みも厚くなってしまう。特に、携帯端末、
例えば携帯電話機では、装置本体の薄型化および小型化
が進められており、この携帯電話機の表示部として用い
られる液晶表示装置の肉厚tbが厚いと、電話機本体の
薄型化の妨げとなる。またさらに、フレキシブルケーブ
ル106と周辺回路101との接続を図るための端子
を、周辺回路101から引き出して透明絶縁基板102
における周辺回路101側の面に設ける必要がある。こ
のため、この端子を設けるための表示領域の周縁部分、
いわゆる「額縁」が大きくなり、電話機本体の小型化の
妨げとなる。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、装置全体の薄型化を
可能とした表示装置およびこれを用いた携帯端末、さら
にこれらの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による表示装置
は、複数の画素が行列状に配置されてなる画素部とこの
画素部に対して画素信号を書き込むべく駆動する駆動系
とが形成された第1の基板と、第1の基板に対向させる
状態で画素部側に配置された第2の基板と、第1の基板
と第2の基板との間に保持された電気光学効果を有する
物質層とを具備する表示装置であって、駆動系を制御す
るための制御系が形成された半導体チップを備え、この
半導体チップが第1の基板および第2の基板の少なくと
も一方における物質層側に形成された窪みの内部に収納
された構成となっている。この表示装置は、携帯電話機
などの携帯端末において、その表示部として用いられ
る。
【0008】上記構成の表示装置およびこれを用いた携
帯端末において、半導体チップを第1の基板および第2
の基板の少なくとも一方における物質層側に形成された
窪みの内部に収納したことで、第1の基板と第2の基板
と半導体チップとが重ねられるため、第1の基板表面に
半導体チップを搭載するための特別なスペースを設ける
必要はなく、しかも、表示装置全体の厚さが半導体チッ
プの厚さに依存することがない。また、半導体チップに
設けられた制御系と第1の基板に設けられた駆動系と
は、フレキシブルケーブルなどを用いることなく、例え
ば、第1の基板上に形成された配線または制御系もしく
は駆動系の配線に設けられたバンプ等によって直接接続
されるため、ケーブル接続用の端子などを第1の基板上
に形成する必要はない。したがって、表示装置全体の薄
型化および小型化、ひいてはこれを表示部として用いる
携帯端末の薄型化および小型化が図れる。
【0009】また、本発明による表示装置の製造方法
は、先ず、第1の基板の一主面上に、複数の画素が行列
状に配置されてなる画素部と、この画素部に画素信号を
書き込むべく駆動する駆動系とを形成する。一方、駆動
系を制御するための制御系が設けられた半導体チップを
形成する。その後、第1の基板および第2の基板の少な
くとも一方における一主面側に形成された窪み内に、制
御系の形成面を上方に向けた状態で半導体チップを嵌合
させるとともに、半導体チップに設けられた制御系と第
1の基板に設けられた駆動系とを接続し、第1の基板の
一主面側と第2の基板の一主面側とを対向配置させる。
そして、第1の基板と前記第2の基板との間に電気光学
効果を有する物質層を保持させる。
【0010】半導体チップが第1の基板に形成された窪
みの内部に収納されている表示装置の製造方法において
は、先ず、第1の基板の一主面上に、複数の画素が行列
状に配置されてなる画素部と、この画素部に画素信号を
書き込むべく駆動する駆動系とを形成する。一方、駆動
系を制御するための制御系が設けられた半導体チップを
形成する。その後、第1の基板の一主面側に形成された
窪み内に、前記制御系の形成面を上方に向けた状態で前
記半導体チップを嵌合させ、次に半導体チップおよび駆
動系を覆う状態で第1の基板の一主面上に平坦化絶縁膜
を形成する。そして、この平坦化絶縁膜に、駆動系およ
び制御系に達するコンタクトホールを形成し、このコン
タクトホールを介して駆動系および制御系に接続される
配線を平坦化絶縁膜上に形成する。その後、第1の基板
の一主面側と第2の基板の一主面側とを対向配置し、第
2の基板と第1の基板との間に電気光学効果を有する物
質層を保持させる。
【0011】また、半導体チップが第2の基板に形成さ
れた窪みの内部に収納されている表示装置の製造方法に
おいては、先ず、第1の基板の一主面上に、複数の画素
が行列状に配置されてなる画素部と、この画素部に画素
信号を書き込むべく駆動する駆動系とを形成し、この駆
動系に接続された配線を形成する。一方、駆動系を制御
するための制御系が設けられた半導体チップを形成す
る。その後、第2の基板の一主面側に形成された窪み内
に、制御系の形成面を上方に向けた状態で半導体チップ
を嵌合させる。次に、駆動系に接続された配線と半導体
チップに設けられた制御系を接続させる状態で、第1の
基板の一主面側と第2の基板の一主面側とを対向配置さ
せる。そして、第1の基板と第2の基板との間に電気光
学効果を有する物質層を保持させる。
【0012】さらに、半導体チップが第2の基板に形成
された窪みの内部に収納されている表示装置におけるも
う1つの製造方法としては、上述した製造方法と同様に
半導体チップを形成する工程までを行い、その後、駆動
系に接続された配線と半導体チップに設けられた制御系
を接続させる状態で、第1の基板上に半導体チップを搭
載する。次に、駆動系に接続された半導体チップを第2
の基板の一主面側に形成された窪み内に嵌合させる状態
で、第1の基板の一主面側と第2の基板の一主面側とを
対向配置させる。その後、第1の基板と第2の基板との
間に電気光学効果を有する物質層を保持させる。
【0013】上述したような製造方法は携帯電話機など
の携帯端末における表示部の製造にも適用される。ま
た、これらの製造方法によれば、上述した構成の表示装
置を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図
1は、本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の構成
例を示す概略構成図であり、アナログ点順次駆動方式の
アクティブマトリクス型液晶表示装置に適用された場合
を示している。
【0015】図1において、本実施形態に係るアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置は、画素11が行列状に多
数配列されてなる画素部(有効画素領域)12、画素部
12の各画素11を行単位で順次選択する垂直ドライバ
13、行単位で選択された各画素11に画素信号を書き
込む水平ドライバ14およびこれらドライバ13,14
をコントロールする制御系15がLCDパネル16上に
実装された構成となっている。
【0016】LCDパネル16は、2枚の透明絶縁基板
(例えば、ガラス基板)を有し、画素部12において、
一方の基板上にm行分のゲートライン(垂直選択ライ
ン)17-1〜17-mとn列分の信号ライン(ソースライ
ン)18-1〜18-nとがマトリクス状に配線されるとと
もに、所定の間隔をもって対向配置された他方の基板と
の間に液晶層が保持された構造となっている。そして、
ゲートライン17-1〜17-mと信号ライン18-1〜18
-nとの各交叉部分に画素11が配される。
【0017】画素11の各々は、ゲート電極がゲートラ
イン17-1〜17-mに接続され、ソース電極が信号ライ
ン18-1〜18-nに接続された画素トランジスタである
ポリシリコンTFT19と、このTFT19のドレイン
電極に画素電極が接続された液晶セル(液晶容量)20
と、TFT19のドレイン電極に一方の電極が接続され
た補助容量21とから構成されている。
【0018】この画素構造において、液晶セル20は、
TFT19で形成される画素電極とこれに対応して形成
される対向電極との間で発生する容量を意味する。この
液晶セル20の対向電極は、補助容量21の他方の電極
と共にコモン線22に接続されている。コモン線22に
は、所定の直流電圧がコモン電圧VCOMとして与えら
れる
【0019】ここで、液晶セル20の駆動法として、例
えばコモン電圧VCOMを1H(1水平期間)ごとに反
転するいわゆるコモン反転駆動法が採られる。このコモ
ン反転駆動法を用いることにより、コモン電圧VCOM
の極性が1Hごとに反転することから、各画素11に画
素信号を書き込むための水平ドライバ14の低電源電圧
化が図れ、デバイス全体の消費電力の低減に寄与できる
ことになる。
【0020】垂直ドライバ13は、例えば図2に示すよ
うに、シフトレジスタ31、レベルシフタ32およびゲ
ートバッファ33を有する構成となっている。シフトレ
ジスタ31は、垂直スタートパルスVSTが入力される
と、この垂直スタートパルスVSTを垂直クロックVC
Kに同期して順次転送することによって各転送段からシ
フトパルスとして順次出力する。
【0021】レベルシフタ32は、シフトレジスタ31
の各転送段から出力されるシフトパルスを昇圧してゲー
トバッファ33に供給する。ゲートバッファ33は、レ
ベルシフタ32で昇圧されたシフトパルスを垂直走査パ
ルスとして画素部12のゲートライン17-1〜17-mに
順次印加し、画素部12の各画素11を行単位で選択駆
動することによって垂直走査を行う。
【0022】水平ドライブ14は、例えば図3に示すよ
うに、シフトレジスタ34、レベルシフタ、データラッ
チ回路36、D/Aコンバータ37およびバッファ38
を有する構成となっている。シフトレジスタ34は、水
平スタートパルスHSTが入力されると、この水平スタ
ートパルスHSTを水平クロックHCKに同期して順次
転送することによって各転送段からシフトパルスとして
順次出力し、水平走査を行う。
【0023】レベルシフタ35は、シフトレジスタ34
の各転送段から出力されるシフトパルスを昇圧してデー
タラッチ回路36に供給する。データラッチ回路36
は、レベルシフタ35を通してシフトレジスタ34から
与えられるシフトパルスに応答して、入力される所定ビ
ットのデジタル画像データdataを順次ラッチする。
D/Aコンバータ37は例えば基準電圧選択型の構成を
とり、データラッチ回路36にラッチされたデジタル画
像データをアナログ画像信号に変換し、バッファ38を
通して画素部12の信号ライン18-1〜18-nに与え
る。
【0024】再び図1において、垂直ドライバ13およ
び水平ドライバ14を制御する制御系15は、タイミン
グコントローラ(TC)23、基準電圧発生源24およ
びDC-DCコンバータ25などを有し、これら回路が
画素部12と同一の基板、即ちLCDパネル16上に垂
直ドライバ13および水平ドライバ14と共に実装され
た構成となっている。
【0025】この制御系15において、タイミングコン
トローラ23には、例えば、外部の電源部(図示せず)
から電源電圧VDDが、外部のCPU(図示せず)から
デジタル画像データdataが、外部のクロック発生器
(図示せず)からクロックCLKがそれぞれ図示せぬT
CP(tape carrier package)を通して入力される。
【0026】なお、本例では、CPU、画像データを格
納するメモリあるいはクロック発生器をLCDパネル1
6の外部に設けるとしたが、それらの少なくとも1つを
制御系15の一部としてLCDパネル16上に実装する
ことも可能である。
【0027】タイミングコントローラ23は、タイミン
グ制御しつつ、垂直スタートパルスVST、垂直クロッ
クVCKなどのクロック信号および各種のコントロール
信号を垂直ドライバ13に、水平スタートパルスHS
T、水平クロックHCKなどのクロック信号、各種のコ
ントロール信号およびデジタル画像データdataを水
平ドライバ14にそれぞれ供給する。
【0028】基準電圧発生源24は、互いに電圧値の異
なる複数の基準電圧を発生し、これら複数の基準電圧を
水平ドライバ14の基準電圧選択型D/Aコンバータ3
7に対してその基準電圧として与える。DC-DCコン
バータ25は、低い電圧の直流電圧(低電圧)を2種類
以上の高い直流電圧(高電圧)に変換して垂直ドライバ
13、水平ドライバ14、基準電圧発生源24などの各
回路部に与える。
【0029】上記構成の点順次駆動方式のアクティブマ
トリクス型液晶表示装置において、垂直ドライバ13お
よび水平ドライバ14を構成するトランジスタは、TF
T、特に画素部12の画素トランジスタと同じポリシリ
コンTFTにより、画素部12と同じ透明絶縁基板上で
かつ液晶層がシール部材によって封止される領域内に形
成される。この場合、ポリシリコンの移動度の関係で、
垂直ドライバ13および水平ドライバ14の駆動周波数
の動作範囲は10MHz以下に限定される。
【0030】画素部12の画素トランジスタおよび駆動
系を構成とするトランジスタとして用いられるポリシリ
コンTFTには、ゲート電極が酸化膜の下に配置される
ボトムゲート構造のものと、ゲート電極が酸化膜の上に
配置されるトップゲート構造のものとがある。これらポ
リシリコンTFTの断面構造を図4(a),(b)に示
す。
【0031】図4(a)に示すボトムゲート構造のTF
Tでは、ガラス基板41の上にゲート電極42が形成さ
れ、その上にゲート酸化膜43を介してポリシリコン
(Poly−Si)層44が形成され、さらにその上に
層間絶縁膜45が形成されている。また、ゲート電極4
2の側方のゲート絶縁膜43上には、N+拡散層からな
るソース領域46およびドレイン領域47が形成され、
これら領域46,47にはソース電極48およびドレイ
ン電極49がそれぞれ接続されている。
【0032】図4(b)に示すトップゲート構造のTF
Tでは、ガラス基板51の上にポリシリコン層52が形
成され、その上にゲート酸化膜53を介してゲート電極
54が形成され、さらにその上に層間絶縁膜55が形成
されている。また、ポリシリコン層52の側方のガラス
基板51上には、N+拡散層からなるソース領域56お
よびドレイン領域57が形成され、これら領域56,5
7にはソース電極58およびドレイン電極59がそれぞ
れ接続されている。
【0033】一方、制御系15のタイミングコントロー
ラ23、基準電圧発生源24およびDC-DCコンバー
タ25は、単結晶シリコンによってIC化される。そし
て、このシリコンICは、垂直ドライバ13および水平
ドライバ14が形成された基板(透明絶縁基板)の同一
面側に実装される。この単結晶シリコンによって形成さ
れたシリコンICは、100MHzでも駆動することが
可能である。
【0034】上述したように、低速駆動で特性バラツキ
が大きい回路部分、即ち垂直ドライバ13および水平ド
ライバ14に関してポリシリコンTFTを用いて構成す
ることにより、信頼性の面において、ポリシリコンTF
Tによる回路部分は画素部12の密閉された空間で封印
された構造になるため、TFTのVth(閾値電圧)シ
フトの原因となるNa+イオン等の混入がなくなる。こ
のとき、液晶表示装置の厚さの面においては、TFTは
液晶セル(液晶層)に比べて無視できるほど薄いため、
液晶表示装置自体の厚さを増加させる要因とはならな
い。
【0035】一方、高速駆動する回路部分、もしくは特
性バラツキが小さい回路部分、即ち制御系15のタイミ
ングコントローラ23、基準電圧発生源24およびDC
-DCコンバータ25に関しては単結晶シリコンでIC
化し、垂直ドライバ13および水平ドライバ14と同一
基板上に配置する構成を採る。この場合の液晶表示装置
の横断面を図5に示す。
【0036】図5において、先述したように、垂直ドラ
イバ13などが形成された透明絶縁基板61と、これと
対向配置された透明絶縁基板(対向基板)62との間に
液晶層63を保持し、かつシール部材64で封止してな
る液晶表示装置において、制御系15をIC化してなる
ICチップ65は、透明絶縁基板61において垂直ドラ
イバ13などが設けられた表面側に形成された窪み61
a内に収納され、その上部にシール部材64が設けられ
る。ただし、ICチップ65が、完全に窪み61a内に
収納される必要はなく、一部が透明絶縁基板61の表面
から突出していても良い。この際、突出高さは、透明絶
縁基板61,62間の間隔よりも十分に小さく、かつシ
ール部材64による封止を妨げることのない高さである
こととする。さらに、ICチップ65をこのような状態
で収納可能なように、ICチップ65の厚みは、透明絶
縁基板61よりも薄く形成されていることとする。
【0037】図6に、透明絶縁基板61の窪み61a内
に収納されたICチップ65の断面図を示す。図6にお
いて、透明絶縁基板61に形成された窪み61aは、内
部収納されるICチップ65の収まりを確保するため
に、好ましくは側壁が順テーパ形状に成形されている。
そして、ICチップ65の機能面側を上方に向けて透明
絶縁基板61の窪み61a内に嵌め込む状態で、ICチ
ップ65が透明絶縁基板61に実装されている。なお、
透明絶縁基板61とICチップ65とは、接着部材66
により接着固定されている。
【0038】また、透明絶縁基板61上には、このIC
チップ65と、図4(a),図4(b)を用いて説明し
たポリシリコンTFT(ここでの図示は省略した)を用
いて構成された駆動系とを覆う状態で、平坦化絶縁膜6
7が設けられている。この平坦化絶縁膜67にはコンタ
クトホール68が形成されていると共に、この平坦化絶
縁膜67上には、コンタクトホール68を介して、駆動
系およびICチップ65に形成された制御系に接続され
た配線69が設けられている。つまり、この配線69に
よって、透明絶縁基板61上に形成された駆動系の回路
とICチップ65に形成された制御系の回路とが接続さ
れるのである。
【0039】以下、ICチップ65の詳しい構成およ
び、このICチップ65の形成から配線69の形成まで
の製造工程を、図7および図8の製造工程図を用いて順
次説明する。
【0040】先ず、図7(1)に示すように、シリコン
ウエハ601の表面側をパターンエッチングし、側壁テ
ーパ形状の窪み602を形成する。この際、リソグラフ
ィー法によって形成したマスクパターン上から、例えば
ウェットエッチングまたは等方性のドライエッチングを
行うことで、側壁テーパ形状の窪み602を形成する。
【0041】次に、図7(2)に示すように、窪み60
2の内壁を覆う状態で、シリコンウエハ601の表面上
に、例えばポーラスシリコンからなる選択エッチング層
603を形成する。この際、フッ酸溶液中における陽極
酸化法により、シリコンウエハ601の表面層に空洞を
有するシリコン層、すなわちポーラスシリコン層を形成
してこれを選択エッチング層603とする。
【0042】その後、この選択エッチング層603上に
単結晶シリコンをエピタキシャル成長させてシリコン層
604を形成し、シリコンウエハ601表面のシリコン
層604を研磨除去して窪み602の内部にのみ島状の
シリコン層604を残す。なお、選択エッチング層60
3は、後の工程でシリコンウエハ601上に形成した単
結晶シリコンからなるシリコン層を分離させるための膜
であり、ポーラスシリコンに限定されることはないが、
この選択エッチング層603上に単結晶シリコン膜を生
成可能でかつ単結晶シリコンに対して選択的にエッチン
グが可能な材料で構成されることとする。
【0043】その後、図7(3)に示すように、通常の
MOSプロセスによって、シリコン層604の表面上に
ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極、およびゲ
ート電極脇のシリコン層604表面に形成されたソース
・ドレイン拡散層を備えたトランジスタ605を形成す
る。その後、このトランジスタ605を覆う状態で層間
絶縁膜606を形成し、この層間絶縁膜606にトラン
ジスタ605に達するコンタクトホール607を形成
し、このコンタクトホール607を介してトランジスタ
605に接続された配線608を形成する。この配線6
08は、コンタクトホール607内に形成されたプラグ
部分とこれに接続された配線部分とで形成することもで
きる。以上によって、シリコン層604の表面側に、制
御系の回路を形成する。
【0044】次に、図7(4)に示すように、この配線
608を覆う状態で、層間絶縁膜606上に保護膜60
9を形成し、さらにシリコン層604の周囲の保護膜6
09、層間絶縁膜606をエッチング除去して選択エッ
チング層603を露出させる。その後、シリコンウエハ
601およびシリコン層604に対して選択的に、選択
エッチング層(603)をエッチング除去する。この
際、選択エッチング層(603)がポーラスシリコンか
ら成る場合には、このエッチングは、フッ酸と硝酸との
混酸をエッチング溶液として用いたウェットエッチング
によって行われる。これによって、シリコンウエハ60
1に対してトランジスタ605および配線608が形成
されたシリコン層604を分離し、これをICチップ6
5とする。これによって、特に膜厚の薄いICチップ6
5を得ることができる。
【0045】なお、ICチップ65の形成方法は、以上
のような形成方法に限定されることはなく、例えばシリ
コンウエハの表面側に機能部分(トランジスタおよび配
線)を形成した後、このシリコンウエハを裏面側から研
磨することによって薄型化し、これを分割して各ICチ
ップとしても良い。
【0046】一方、上記ICチップ65の形成とは別
に、図8(1)に示すように、透明絶縁基板61の表面
側をパターンエッチングし、側壁テーパ形状の窪み61
aを形成する。この窪み61aは、透明絶縁基板61の
周縁部分に形成されることとする。また、窪み61aの
大きさおよび内壁形状は、少なくとも上述したICチッ
プ65のシリコン層604を嵌合させることが可能な大
きさを有し、例えば図7(1)を用いて説明したシリコ
ンウエハ601の窪み602と同一であるか、これより
も大きいこととする。なお、ICチップ65におけるシ
リコン層604の側壁がテーパ形状でない場合には、こ
の窪み61aの側壁もテーパ形状にする必要はない。
【0047】次に、図8(2)に示すように、透明絶縁
基板61の窪み61a内に、接着部材66を介してIC
チップ65を嵌合させ、接着部材66によってICチッ
プ65を透明絶縁基板61に接着固定する。この際、ト
ランジスタ605や配線608等が形成され保護膜60
9で保護された面側を上方に向け、シリコン層604側
を窪み61a内に嵌合させる。
【0048】その後、図8(3)に示すように、保護膜
609に、配線608に達するコンタクトホール610
を形成する。
【0049】次いで、図8(4)に示すように、ICチ
ップ65および、図4(a),図4(b)を用いて説明
したポリシリコンTFT(ここでの図示は省略した)を
用いて構成された駆動系、さらには画素部を覆う状態
で、透明絶縁基板61上に平坦化絶縁膜67を形成す
る。この平坦化絶縁膜67に、ICチップ65の配線6
08に達するコンタクトホール68を形成する。この際
同時に、ここでの図示を省略した駆動系の回路に接続さ
れるコンタクトホールも形成する。なお、コンタクトホ
ール68は、コンタクトホール610を介して配線60
8に達することになる。また、平坦化絶縁膜67は、例
えば感光性ポリイミドのような感光性樹脂からなるもの
であっても良く、この場合にはリソグラフィー処理によ
って直接平坦化絶縁膜67にコンタクトホール68を形
成する。
【0050】その後、先に示した図6のように、コンタ
クトホール68を介して、ICチップ65の制御系、お
よび透明絶縁基板61上に形成した駆動系に接続される
配線69を、平坦化絶縁膜67上に形成する。この配線
69は、例えばアルミニウムで形成する。これによっ
て、配線69によって制御系および駆動系を接続する。
【0051】また以上のようにして配線69を形成した
後、ここでの図示は省略したが、例えばこの配線69を
覆う状態でさらに保護膜を形成し、この保護膜をパター
ニングして画素部の電極を開口させる。
【0052】その後、先の図5に示したように、透明絶
縁基板61に対して透明絶縁基板62を対向して配置
し、透明絶縁基板61と透明絶縁基板62との間のIC
チップ65上を含む周縁部分に充填したシール部材64
によって、透明絶縁基板61と透明絶縁板62とを封止
する。その後、封止部内に液晶層63を封入し、封入口
を完全密封することで、液晶表示装置を完成させる。
【0053】このように、ICチップ65を透明絶縁基
板61の窪み61a内に実装した場合、ICチップ65
自体については、IC作製時に保護層609によってそ
の機能面側が覆われるため、信頼性の面で問題になるこ
とはない。
【0054】以上の様にして得られた上記実装構造にお
いて、ICチップ65は、透明絶縁基板61に形成され
た窪み61a内に収納され、シール部材64を介して透
明絶縁基板61と透明絶縁基板62とに挟まれた位置に
設けられる。これにより、液晶表示装置全体の厚さ(肉
厚)t2がICチップ65の厚さt1に依存することが
ないため、液晶表示装置の薄型化が図れる。すなわち、
透明絶縁基板61、透明絶縁基板62およびシール部材
64のトータルの厚さが液晶表示装置自体の厚さt2と
なる。
【0055】さらに加えて、透明絶縁基板61の表面に
ICチップ65を搭載するための特別なスペースを設け
る必要はなく、ICチップ65に設けられた制御系と駆
動系とを、フレキシブルケーブルなどを用いることな
く、透明絶縁基板61上に形成された配線69によって
直接接続されるため、ケーブル接続用の端子などを透明
絶縁基板61上に形成する必要もない。したがって、シ
ール部材64でシールされた領域が液晶表示装置自体の
大きさとなる。
【0056】また、周辺回路をIC化し、このICチッ
プ65を透明絶縁基板61上に実装することにより、L
CDパネル16の外部回路と電気的に接続する箇所を少
なくすることができるため、LCDパネル16の機械振
動などに対する信頼性を向上できるとともに、製造工程
での電気的な接続不良の発生も少なくなる。
【0057】しかも、ICチップ65が透明絶縁基板6
1の窪み61aに収納され、シール部材64で封止され
た状態で透明絶縁基板62の間に挟持されるため、IC
チップ65に対して外部から力が加わりにくい構造とす
ることができる。
【0058】また、本実施形態に係る液晶表示装置にお
いては、装置自体の薄型化を図ることに加えて、装置自
体の軽量化を図るために、透明絶縁基板61,62の基
板材料としてPET(polyethylene telephtalete)やP
ES(polyethersulfone)などの有機材料を用いるように
する。
【0059】透明絶縁基板61,62の基板材料の組み
合わせとしては、次の4つのケースが考えられる。ケー
ス1では、透明絶縁基板61,62の基板材料として共
にシリコン酸化物を用いる。ケース2では、透明絶縁基
板61の基板材料としてシリコン酸化物を用い、透明絶
縁基板62の基板材料としてPETやPESなどの有機
材料を用いる。ケース3では、透明絶縁基板61,62
の基板材料として共にPETやPESなどの有機材料を
用いる。ケース4では、透明絶縁基板61の基板材料と
してPETやPESなどの有機材料を用い、透明絶縁基
板62の基板材料としてシリコン酸化物を用いる。
【0060】ケース1〜ケース4の基板材料の組み合わ
せのうち、ケース3の組み合わせ、即ち透明絶縁基板6
1,62の基板材料として共にPETやPESなどの有
機材料を用いるのが、当該材料が非常に軽量であること
から、液晶表示装置自体の薄型化および軽量化を図る上
で一番有利である。
【0061】なお、上記実施形態においては、アナログ
点順次駆動方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置
に適用した場合について説明したが、これに限られるも
のではなく、以下に説明するいわゆる時分割駆動方式
(セレクタ方式)のアクティブマトリクス型液晶表示装
置にも適用可能である。
【0062】(第2実施形態)図9は本実施形態における
液晶表示装置の断面図である。図9に示す液晶表示装置
は、垂直ドライバ13などの駆動系が形成された透明絶
縁基板61と、これと対向配置された透明絶縁基板(対
向基板)62との間に液晶層63を保持し、かつシール
部材64で封止して構成されている。本実施形態は、図
1を用いて説明した制御系15をIC化してなるICチ
ップ65が、透明絶縁基板(対向基板)62の液晶層6
3側に形成された窪み62a内に収納されている点で、
第1実施形態の液晶表示装置と異なるが、その他の構成
は同一であることとし、同一な構成についての説明は省
略する。
【0063】本実施形態においてICチップ65は、透
明絶縁基板61に設けられた垂直ドライバ13などの駆
動系に対向配置される位置、さらに詳しくはこの駆動系
に接続された配線に対向配置される位置に形成された透
明絶縁基板62の窪み62a内に収納される。図10に
示したように、窪み62aは、第1実施形態の窪み61
aと同様に順テーパ形状に成形されており、ICチップ
65は透明絶縁基板62の窪み62a内に嵌め込む状態
で、透明絶縁基板62に実装されている。なお、透明絶
縁基板62とICチップ65とは、接着部材111で接
着固定されている。このような状態において、ICチッ
プ65は制御系15の形成面側、具体的には、トランジ
スタ605や配線608等が形成された面側を透明絶縁
基板61側に向けて配置されている。また、配線608
には保護膜層609に形成されたコンタクトホール61
0を介して金等の材料で形成されたバンプ112が設け
られている。
【0064】一方、透明絶縁基板61上には、第1実施
形態において図4(a),図4(b)を用いて説明した
ポリシリコンTFT(図示省略)を用いて構成された駆
動系が設けられている。ここで、この駆動系に接続され
た配線113が透明絶縁基板61上に設けられており、
その上部には配線113を覆う状態で、平坦化絶縁膜1
14が設けられている。平坦化絶縁膜114には配線1
13の一部に達するコンタクトホール115が形成され
ている。この配線113の一部は、コンタクトホール1
15を介して、前述したバンプ112に接続される。つ
まり、駆動系に接続された配線113と、ICチップ6
5に形成された制御系15の回路とがバンプ112によ
り接続されているのである。この際、ICチップ65が
透明絶縁基板62の表面から突出する高さは、透明絶縁
基板61,62間の間隔よりも小さく、かつ、バンプ1
12を介して駆動系に接続された配線113と接続可能
な高さに調整されるものとする。
【0065】対向配置された透明絶縁基板61,62の
周縁部はシール部材64によって封止されており、IC
チップ65と駆動系に接続された配線113とが接続さ
れている外側が封止されている。しかし、これより内側
にシール部材64が浸入した場合においても、配線11
3とバンプ112の接続状態が確保されていれば問題な
い。
【0066】このような液晶表示装置の製造方法におい
ては、図11に示したように透明絶縁基板62の窪み6
2a内に接着部材111を介してICチップ65を嵌合
させ、接着部材111によりICチップ65と透明絶縁
基板62とを接着固定させる。この場合、ICチップ6
5のシリコン層604側を窪み62a内に嵌合させて、
トランジスタ605や配線608等が形成され保護膜6
09で保護された面側を透明絶縁基板61側に対向配置
できるようにする。
【0067】ここで、ICチップ65の形成において、
第1実施形態では図8で示したように、ICチップ65
を透明絶縁基板61の窪み61aに嵌合させた後、配線
608を覆う保護膜609に配線608に達するコンタ
クトホール610を形成した。しかし、本実施形態にお
いては、コンタクトホール610の形成までをシリコン
ウエハ601上で行い、さらに、コンタクトホール61
0内の配線608に保護膜609から突出させてバンプ
112を形成する(図示省略)。その後、図7を用いて
説明したように、シリコン層604の周囲の保護膜60
9、層間絶縁膜606をエッチング除去して選択エッチ
ング層603を露出させて、シリコンウエハ601およ
びシリコン層604に対して選択的に、選択エッチング
層603をエッチング除去する。これによって、シリコ
ンウエハ601に対してトランジスタ605および配線
608が形成されたシリコン層604を分離し、ICチ
ップ65を得る。
【0068】一方、図4(a)、図4(b)を用いて説
明したポリシリコンTFTを用いて構成された垂直ドラ
イバ13等の駆動系に、駆動系に接続された配線113
を形成する。そして、この駆動系および配線113を覆
うように、透明絶縁基板61上に平坦化絶縁膜114を
形成する。そして、この平坦化絶縁膜114に配線11
3の一部に達するコンタクトホール115を形成する。
【0069】次に、透明絶縁基板61の周縁部分に、シ
ール部材64をスクリーン印刷等により塗付する。この
とき、コンタクトホール115により露出した配線11
3の一部にシール部材64を塗付しないように注意す
る。そして、ポリシリコンTFTに接続された配線11
3と、ICチップ65の配線608に設けられたバンプ
112を接続させる状態で、透明絶縁基板61と透明絶
縁基板62とを対向配置させる。そして、透明絶縁基板
61の周縁部分に塗布されたシール部材64によって、
透明絶縁基板61と透明絶縁基板62とを封止する。そ
の後、封止部内に液晶層63を封入し、封入口を完全密
封することで、液晶表示装置を完成させる。
【0070】尚、本実施形態の液晶表示装置は図12に
示すような製造方法によっても得ることが可能である。
先ず、上述した方法と同様に、配線608にバンプ11
2が設けられたICチップ65を得る。
【0071】一方、透明絶縁基板61には上述したよう
にポリシリコンTFTから構成される駆動系に接続され
た配線113を平坦化絶縁膜114で覆い、この平坦化
絶縁膜114に配線113の一部に達するコンタクトホ
ール115を形成する。ここで、図12に示すように、
この配線113の一部とICチップ65の配線608に
設けられたバンプ112を接続させる状態で、ICチッ
プ65を透明絶縁基板61上に搭載する。次に、透明絶
縁基板61の周縁部分に、シール部材64をスクリーン
印刷等により塗付する。
【0072】その後、ICチップ65を透明絶縁基板6
2に形成された窪み62a内に嵌合させる状態で、透明
絶縁基板61と透明絶縁基板62とを対向配置させる。
そして、透明絶縁基板61の周縁部分に塗布されたシー
ル部材64によって、透明絶縁基板61と透明絶縁基板
62とを封止する。その後、封止部内に液晶層63を封
入し、封入口を完全密閉することで、液晶表示装置を完
成させる。尚、この方法においては、透明絶縁基板61
上に搭載されたICチップ65を埋め込む状態でシール
部材64を塗布することにより、ICチップ65と透明
絶縁基板62の間に介在する接着部材111とシール部
材64を兼ねさせることができる。また、これにより、
ICチップ65をシール部材64により封止することも
可能である。
【0073】また、本実施形態においては、バンプ11
2がICチップ65に設けられている例について説明し
たが、本実施形態はこれに限定されることなく、ポリシ
リコンTFT側の配線113におけるコンタコトホール
115により開口された部分にバンプ112が形成され
ていてもよい。
【0074】以上のようにして得られた図9に示した液
晶表示装置において、ICチップ65は、透明絶縁基板
62に形成された窪み62a内に収納され、透明絶縁基
板61と透明絶縁基板62とに挟まれた位置に設けられ
る。これにより、液晶表示装置全体の厚さ(肉厚)t2
がICチップ65の厚さt1に依存することがない。ま
た、ICチップ65を搭載するための特別なスペースを
設ける必要はなく、透明絶縁基板61上に形成された配
線113によってバンプ112を介して接続される。し
たがって、第1実施形態と同様の効果を得ることができ
る。さらに、ICチップ65を垂直ドライバ13などの
駆動系に重ねて設けられることから、表示領域の周縁部
分、いわゆる「額縁」を小さくすることができ、第1実
施形態における液晶表示装置よりもさらなる小型化が可
能である。
【0075】また、第1実施形態および第2実施形態に
おいては、それぞれ、ICチップ65が1つ配置されて
いる例について説明したが、ICチップ65は複数であ
っても構わない。さらに、これらの実施形態ではICチ
ップ65が透明絶縁基板61、62のどちらか一方に形
成されている例について説明したが、透明絶縁基板6
1、62の両方に形成されていてもよい。この場合は、
例えば、第1実施形態と同様に第1のICチップ65と
駆動系とが平坦化絶縁膜67上に形成された配線69で
接続される。そして、配線69はさらなる平坦化絶縁膜
で覆われており、配線69の一部に達成するコンタクト
ホールが形成される。一方、透明絶縁基板62の窪み6
2aにはバンプ112が設けられた第2のICチップ6
5が嵌合固定されており、バンプ112がコンタクトホ
ールを介して配線69に接続されることとする。
【0076】図13は、本発明が適用された時分割駆動
方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置の構成例を
示す概略構成図である。
【0077】図13において、時分割駆動方式のアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置は、画素71が行列状に
多数配列されてなる画素部72、画素部72の各画素7
1を行単位で順次選択する垂直ドライバ73、行単位で
選択された各画素71に画素信号を書き込む水平ドライ
バ74、時分割駆動のための時分割スイッチ部75およ
び垂直、水平ドライバ73,74や時分割スイッチ部7
5をコントロールする制御系76がLCDパネル77上
に実装された構成となっている。
【0078】画素71の各々は、ゲート電極がゲートラ
イン78-1〜78-mに接続され、ソース電極が信号ライ
ン79-1〜79-nに接続されたポリシリコンTFT80
と、このTFT80のドレイン電極に画素電極が接続さ
れた液晶セル81と、TFT20のドレイン電極に一方
の電極が接続された補助容量82とから構成されてい
る。かかる構成の画素71の各々において、液晶セル8
1の対向電極は、補助容量82の他方の電極と共にコモ
ン線83に接続されている。コモン線83には、所定の
直流電圧がコモン電圧VCOMとして与えられる
【0079】ここで、時分割駆動法について説明する。
時分割駆動法とは、画素部72の互いに隣り合う複数本
の信号ラインを1単位(ブロック)として分割し、この
1分割ブロック内の複数本の信号ラインに与える信号電
圧を時系列で水平ドライバ74の各出力端子から出力す
る一方、複数本の信号ラインを1単位として時分割スイ
ッチ部75を設け、この時分割スイッチ部75によって
水平ドライバ74から出力される時系列の信号電圧を時
分割でサンプリングして複数本の信号ラインに順次与え
る駆動方法である。
【0080】この時分割駆動を実現するために、水平ド
ライバ74は、複数本の信号ラインを1単位とし、これ
ら複数本の信号ラインに与える信号電圧を時系列で出力
する構成となっている。この水平ドライバ74の構成の
一例を図14に示す。
【0081】図14から明らかなように、水平ドライバ
74は、シフトレジスタ84、サンプルスイッチ群8
5、レベルシフタ86、データラッチ回路87およびD
/Aコンバータ88を有し、本例では、例えば5ビット
のデジタル画像データdata1〜data5や電源電
圧Vdd,Vssをシフトレジスタ84のシフト方向に
おける両側から取り込む構成となっている。
【0082】上記構成の水平ドライバ74において、シ
フトレジスタ84は、水平スタートパルスHSTが入力
されると、この水平スタートパルスHSTを水平クロッ
クHCKに同期して順次転送することによって各転送段
からシフトパルスとして順次出力し、水平走査を行う。
サンプルスイッチ群85におけるサンプルスイッチの各
々は、シフトレジスタ84から順次出力されるシフトパ
ルス(サンプリングパルス)に応答して、入力されるデ
ジタル画像データdata1〜data5を順次サンプ
リングする。
【0083】レベルシフタ86は、サンプルスイッチ群
85でサンプリングされた例えば5Vのデジタルデータ
を液晶駆動電圧のデジタルデータに昇圧する。データラ
ッチ回路87は、レベルシフタ86で昇圧されたデジタ
ルデータを1H分蓄積するメモリである。D/Aコンバ
ータ88は例えば基準電圧選択型の構成をとり、データ
ラッチ回路87から出力される1H分のデジタル画像デ
ータをアナログ画像信号に変換して出力する。
【0084】そして、水平ドライバ74として、いわゆ
るカラム反転駆動方式のものが用いられる。この水平ド
ライバ74は、カラム反転駆動を実現するために、各出
力端子の奇数、偶数ごとに電位が反転する信号電圧を出
力し、かつその信号電圧の極性を1フィールドごとに反
転する。ここで、カラム反転駆動方式とは、垂直方向に
隣接する画素間では同極性となり、しかもこの画素極性
の状態を1フィールドごとに反転させる駆動方式であ
る。なお、水平ドライバ74は、1Hコモン(VCO
M)反転駆動にも対応可能である。
【0085】一方、時分割スイッチ部75は、水平ドラ
イバ74から出力される時系列の信号電圧を時分割でサ
ンプリングするアナログスイッチ(トランスミッション
スイッチ)によって構成されている。この時分割スイッ
チ部75の具体的な構成例を図15に示す。なお、この
時分割スイッチ部75は、水平ドライバ74の各出力に
対して1個ずつ設けられるものである。また、ここで
は、R(赤),G(緑),B(青)に対応して3時分割
駆動を行う場合を例に採って示している。
【0086】この時分割スイッチ部75は、PchMO
SトランジスタおよびNchMOSトランジスタが並列
に接続されてなるCMOS構成のアナログスイッチ75
-1,75-2,75-3によって構成されている。なお、本
例では、アナログスイッチ75-1,75-2,75-3とし
て、CMOS構成のものを用いるとしたが、PMOSあ
るいはNMOS構成のものを用いることも可能である。
【0087】この時分割スイッチ部75において、3個
のアナログスイッチ75-1,75-2,75-3の各入力端
が共通に接続され、各出力端が3本の信号ライン79-
1,79-2,79-3の各一端にそれぞれ接続されてい
る。そして、これらアナログスイッチ75-1,75-2,
75-3の各入力端には、水平ドライバ74から時系列で
出力される信号電位が与えられる。
【0088】また、1個のアナログスイッチにつき2本
ずつ、合計6本の制御ライン89-1〜89-6が配線され
ている。そして、アナログスイッチ75-1の2つ制御入
力端(即ち、CMOSトランジスタの各ゲート)が制御
ライン89-1,89-2に、アナログスイッチ75-2の2
つ制御入力端が制御ライン89-3,89-4に、アナログ
スイッチ75-3の2つ制御入力端が制御ライン89-5,
89-6にそれぞれ接続されている。
【0089】6本の制御ライン89-1〜89-6に対し
て、3個のアナログスイッチ75-1,75-2,75-3を
順に選択するためのゲート選択信号S1〜S3,XS1
〜XS3が、後述するタイミングコントローラ(TC)
90(図13を参照)から与えられる。ただし、ゲート
選択信号XS1〜XS3は、ゲート選択信号S1〜S3
の反転信号である。
【0090】ゲート選択信号S1〜S3,XS1〜XS
3は、水平ドライバ74から出力される時系列の信号電
位に同期して、3個のアナログスイッチ75-1,75-
2,75-3を順次オンさせる。これにより、アナログス
イッチ75-1,75-2,75-3は、水平ドライバ74か
ら出力される時系列の信号電位を、1H期間に3時分割
でサンプリングしつつ、対応する信号ライン79-1,7
9-2,79-3にそれぞれ供給する。
【0091】再び図13において、垂直ドライバ73、
水平ドライバ74および時分割スイッチ部75を制御す
る制御系76は、タイミングコントローラ(TC)9
0、基準電圧発生源91およびDC-DCコンバータ9
2などを有し、これら回路が画素部72と同一の基板、
即ちLCDパネル77上に垂直ドライバ73、水平ドラ
イバ74および時分割スイッチ部75と共に実装された
構成となっている。
【0092】この制御系76において、タイミングコン
トローラ90には、例えば、外部の電源部(図示せず)
から電源電圧VDDが、外部のCPU(図示せず)から
デジタル画像データdataが、外部のクロック発生器
(図示せず)からクロックCLKがそれぞれTCP(図
示せず)を通して入力される。
【0093】なお、本例では、CPU、画像データを格
納するメモリあるいはクロック発生器をLCDパネル7
7の外部に設けるとしたが、それらの少なくとも1つを
制御系76の一部とし、この制御系76を単結晶シリコ
ンIC化してLCDパネル77上に実装することも可能
である。
【0094】また、CPU、メモリあるいはクロック発
生器以外にも、LCD用光源制御回路やLCD(EL)
表示用のグラフィックコントローラ、さらには本表示装
置を後述するように例えば携帯電話機の表示部として用
いる場合にはトランシーバ回路やバッテリ制御回路等の
各種の制御回路について、それらの少なくとも1つを制
御系76の一部として単結晶シリコンIC化し、LCD
パネル77上に実装することも可能である。
【0095】ここで、LCD用光源制御回路は、LCD
のバックライトあるいはフロントライトを制御する回路
であり、携帯電話機の待機時は、光源(発光ダイオー
ド、蛍光表示管)に電源を供給しないが、携帯電話機の
入力操作時に電源を供給する機能を持っている。LCD
(EL)表示用のグラフィックコントローラは、トラン
シーバ回路から供給される画像データをLCD,ELの
画像領域で表示できるような画像フォーマットに変換す
る回路であり、例えば、水平160画素×垂直160画
素の表示方式に変換する。
【0096】トランシーバ回路は通信用の回路であり、
電磁波で到来するデジタル信号やアナログ信号を受信
し、これを電気信号のデジタル信号やアナログ信号に変
換して出力する。バッテリ制御回路は、使用していない
ときに、一定時間経過後に自動的にCPU、LCE(E
L)パネル、グラフィックコントローラのクロックを低
速動作にして低消費電力化を図る。なお、携帯電話機の
表示部として用いた場合は、CPUは、携帯電話で言う
ボタン操作時の入力情報をデジタルデータに変換する機
能をも持つことになる。
【0097】タイミングコントローラ90は、タイミン
グ制御しつつ、垂直スタートパルスVST、垂直クロッ
クVCKなどのクロック信号および各種のコントロール
信号を垂直ドライバ73に、水平スタートパルスHS
T、水平クロックHCKなどのクロック信号、各種のコ
ントロール信号およびデジタル画像データdataを水
平ドライバ74に、先述したゲート選択信号S1〜S
3,XS1〜XS3を時分割スイッチ部75にそれぞれ
供給する。
【0098】基準電圧発生源91は、互いに電圧値の異
なる複数の基準電圧を発生し、これら複数の基準電圧を
水平ドライバ74の基準電圧選択型D/Aコンバータ8
7に対してその基準電圧として与える。DC-DCコン
バータ92は、低い電圧の直流電圧(低電圧)を2種類
以上の高い直流電圧(高電圧)に変換して垂直ドライバ
73、水平ドライバ74、基準電圧発生源91などの各
回路部に与える。
【0099】上記構成の時分割駆動方式のアクティブマ
トリクス型液晶表示装置において、垂直ドライバ73、
水平ドライバ74を構成するトランジスタ、および時分
割スイッチ部75を構成する各アナログスイッチは、T
FT、特に画素部72の画素トランジスタと同じポリシ
リコンTFTにより、画素部72と同じ透明絶縁基板上
でかつ液晶層がシール部材によって封止される領域内に
形成される。
【0100】一方、制御系76のタイミングコントロー
ラ90、基準電圧発生源91およびDC-DCコンバー
タ92は、単結晶シリコンを用いてIC化される。そし
て、このICチップは、垂直ドライバ73および水平ド
ライバ74と同一平面上、即ちこれらドライバ73,7
4が形成された基板の窪み内に収納され、固定される。
【0101】上述したように、低速駆動で特性バラツキ
が大きい回路部分、即ち垂直ドライバ73、水平ドライ
バ74および時分割スイッチ部75に関してポリシリコ
ンTFTを用いて構成する一方、高速駆動する回路部
分、もしくは特性バラツキが小さい回路部分、即ち制御
系76のタイミングコントローラ90、基準電圧発生源
91よびDC-DCコンバータ92に関しては単結晶シ
リコンでIC化し、垂直ドライバ73および水平ドライ
バ74と同一基板上に配置する構成を採ることにより、
先述した実施形態の場合と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0102】なお、本実施形態では、タイミングコント
ローラ90、基準電圧発生源91およびDC-DCコン
バータ92を垂直ドライバ72側に実装するとしたが、
図16に示すように、タイミングコントローラ90、基
準電圧発生源91およびDC-DCコンバータ92を水
平ドライバ73と一体にIC化し、当該ICチップ98
をLCDパネル77に実装することも可能である。
【0103】これによれば、垂直ドライバ72の横に
は、タイミングコントローラ90、基準電圧発生源91
およびDC-DCコンバータ92が占有していた面積分
の領域が不要になり、その占有面積分だけLCDパネル
77の水平方向の額縁幅を削減できるため、水平方向の
額縁を狭くしたい仕様の表示装置に適用した場合に有用
なものとなる。
【0104】その際、図17に示すように、タイミング
コントローラ90、基準電圧発生源91およびDC-D
Cコンバータ92以外にも、先述したように、CPU
a、メモリあるいはクロック発生器b、さらにはLCD
用光源制御回路c、LCD(EL)表示用のグラフィッ
クコントローラd、電話用のトランシーバ回路e、バッ
テリ制御回路f等の各種の制御回路の少なくとも一つを
水平ドライバ74と一体にIC化し、当該ICチップ9
8’をLCDパネル77に実装するようにしても良いこ
とは勿論である。
【0105】また、上記各実施形態では、電気光学効果
を有する物質として液晶を用いたアクティブマトリクス
型液晶表示装置に適用した場合を例に採って説明した
が、エレクトロルミネセンス(EL)を用いたEL表示
装置などの他のアクティブマトリクス型表示装置にも同
様に適用可能である。この場合、各画素部には、EL発
光素子が設けられ、このEL発光素子が2つの基板間に
保持されることになる。
【0106】また、本発明に係る表示装置は、パーソナ
ルコンピュータ、ワードプロセッサ等のOA機器やテレ
ビジョン受像機などのディスプレイとして用いられる
外、特に装置本体の薄型化が進められている携帯電話機
やPDA(personal digital assistants)などの携帯端
末の表示部として用いて好適なものである。
【0107】図18は、本発明が適用される携帯端末、
例えば携帯電話機の構成の概略を示す外観図である。
【0108】本例に係る携帯電話機は、装置筐体93の
前面側に、スピーカ部94、表示部95、操作部96お
よびマイク部97が上部側から順に配置された構成とな
っている。かかる構成の携帯電話機において、表示部9
5には例えば液晶表示装置が用いられ、この液晶表示装
置として先述した本発明に係る液晶表示装置が用いられ
る。
【0109】このように、携帯電話機などの携帯端末に
おいて、本発明に係る液晶表示装置を表示部95として
用いることにより、当該液晶表示装置は装置本体を薄型
化および小型化できる構成となっていることから、携帯
端末の装置本体の薄型化および小型化に大きく寄与でき
る利点がある。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動系が形成された基板、またはその対向基板の窪み内
に、当該駆動系を制御する制御系を半導体チップで形成
するようにしたことにより、表示装置全体の厚さおよび
大きさが半導体チップの厚さおよび大きさに依存するこ
とがないため、表示装置全体の薄型化および小型化、ひ
いてはこれを表示部として用いる携帯端末の薄型化およ
び小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の構成
例を示す概略構成図であり、アナログ点順次駆動方式の
アクティブマトリクス型液晶表示装置に適用された場合
を示している。
【図2】アナログ点順次駆動方式のアクティブマトリク
ス型液晶表示装置における垂直ドライバの構成の一例を
示すブロック図である。
【図3】アナログ点順次駆動方式のアクティブマトリク
ス型液晶表示装置における水平ドライバの構成の一例を
示すブロック図である。
【図4】ポリシリコンTFTの断面構造を示す断面図で
あり、(a)はボトムゲート構造の場合を、(b)はト
ップゲート構造の場合をそれぞれ示している。
【図5】本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の横
断面図である。
【図6】第1実施形態における透明絶縁基板上の回路部
分とICチップとの電気的な接続部分の構造を示す断面
図である。
【図7】本発明の一実施例に係る液晶表示装置の製造方
法を示す断面工程図(その1)である。
【図8】本発明の一実施例に係る液晶表示装置の製造方
法を示す断面工程図(その2)である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の横
断面図である。
【図10】第2実施形態における透明絶縁基板上の回路
部分とICチップとの電気的な接続部分の構造を示す断
面図である。
【図11】第2実施形態に係る液晶表示装置の製造方法
を示す断面図(その1)である。
【図12】第2実施形態に係る液晶表示装置の製造方法
を示す断面図(その1)である。
【図13】本発明が適用された時分割駆動方式のアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置の構成例を示す概略構成
図である。
【図14】時分割駆動方式のアクティブマトリクス型液
晶表示装置における水平ドライバの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図15】時分割スイッチ部の構成の一例を示す回路図
である。
【図16】本発明の応用例を示す概略構成図である。
【図17】本発明の他の応用例を示す概略構成図であ
る。
【図18】本発明に係る携帯電話機の構成の概略を示す
外観図である。
【図19】従来例に係る液晶表示装置を示す横断面図で
ある。
【符号の説明】
11,71…画素、12,72…画素部、13,73…
垂直ドライバ、14,74…水平ドライバ、15,76
…制御系、16,77…LCDパネル、19,80…ポ
リシリコンTFT、20,81…液晶セル、23,90
…タイミングコントローラ、24,91…基準電圧発生
源、25,92…DC-DCコンバータ、61,62…
透明絶縁基板、61a,62a…窪み、65,98,9
8’…ICチップ、67…平坦化絶縁膜、68…コンタ
クトホール、69,113…配線
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1368 G02F 1/1368 5G435 G09F 9/30 330 G09F 9/30 330Z 338 338 365 365Z 9/35 9/35 H01L 21/336 H01L 27/12 B 27/12 29/78 626C 29/786 627D Fターム(参考) 2H088 EA22 HA01 HA06 2H090 JB04 JC03 2H092 GA59 GA60 JB41 MA17 PA01 PA04 5C094 AA15 AA31 AA43 AA47 AA48 AA53 AA56 BA03 BA27 BA43 CA19 DA07 DA09 DA12 DA13 DB01 DB02 DB05 EA02 EA04 EA05 EA07 EB02 FA01 FA02 FB12 FB14 FB15 GB10 5F110 AA30 BB01 BB02 BB04 CC02 CC07 CC08 DD01 DD21 DD25 GG02 GG12 GG13 NN73 NN74 NN78 QQ16 5G435 AA07 AA14 AA17 AA18 BB05 BB12 CC09 EE32 EE37 EE41 HH12 HH13 HH14 KK05 KK09

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素が行列状に配置されてなる画
    素部とこの画素部に対して画素信号を書き込むべく駆動
    する駆動系とが形成された第1の基板と、前記第1の基
    板に対向させる状態で前記画素部側に配置された第2の
    基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持
    された電気光学効果を有する物質層とを具備する表示装
    置であって、 前記駆動系を制御するための制御系が形成された半導体
    チップを備え、この半導体チップが前記第1の基板およ
    び前記第2の基板の少なくとも一方における前記物質層
    側に形成された窪みの内部に収納されていることを特徴
    とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記画素部の画素トランジスタおよび前
    記駆動系を構成するトランジスタが薄膜トランジスタで
    あることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体チップは前記第1の基板にお
    ける窪みの内部に収納されており、 前記半導体チップと前記駆動系とを覆う状態で前記第1
    の基板上に形成された平坦化絶縁膜の上部に配線が形成
    され、この配線により前記平坦化絶縁膜に形成されたコ
    ンタクトホールを介して前記駆動系と前記半導体チップ
    に設けられた制御系とが接続されていることを特徴とす
    る請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体チップは前記第2の基板にお
    ける窪みの内部に収納されており、 前記第1の基板上に前記駆動系に接続された配線が形成
    され、この配線と前記半導体チップに設けられた制御系
    とが接続されていることを特徴とする請求項1記載の表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の基板と前記第2の基板との周
    縁部分に充填されたシール部材によって、前記半導体チ
    ップが封止されていることを特徴とする請求項1記載の
    表示装置。
  6. 【請求項6】 前記物質層が液晶層であることを特徴と
    する請求項1記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記物質層がエレクトロルミネセンス層
    であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 第1の基板の一主面上に、複数の画素が
    行列状に配置されてなる画素部と、この画素部に画素信
    号を書き込むべく駆動する駆動系とを形成する工程と、 前記駆動系を制御するための制御系が設けられた半導体
    チップを形成する工程と、 前記第1の基板および第2の基板の少なくとも一方にお
    ける一主面側に形成された窪み内に、前記制御系の形成
    面を上方に向けた状態で前記半導体チップを嵌合させる
    とともに、前記半導体チップに設けられた制御系と前記
    第1の基板に設けられた駆動系とを接続し、前記第1の
    基板の一主面側と前記第2の基板の一主面側とを対向配
    置させる工程と、 前記第1の基板と前記第2の基板との間に電気光学効果
    を有する物質層を保持させる工程とを行うことを特徴と
    する表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の基板の一主面側に形成された
    窪み内に前記半導体チップを嵌合させ、 前記半導体チップおよび前記駆動系を覆う状態で前記第
    1の基板の一主面上に平坦化絶縁膜を形成し、 この平坦化絶縁膜に前記駆動系および前記半導体チップ
    に設けられた制御系に達するコンタクトホールを形成し
    て、 このコンタクトホールを介して前記平坦化絶縁膜上に形
    成した配線により前記駆動系と前記制御系とを接続する
    ことを特徴とする請求項8記載の表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の基板の一主面上に前記画素
    部と前記駆動系を形成した後、この駆動系に接続された
    配線を形成し、 前記第2の基板の一主面側に形成された窪み内に、前記
    制御系の形成面を上方に向けた状態で前記半導体チップ
    を嵌合させて、 前記配線と前記半導体チップに設けられた制御系を接続
    させる状態で、前記第1の基板の一主面側と前記第2の
    基板の一主面側とを対向配置させることを特徴とする請
    求項8記載の表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の基板の一主面上に前記画素
    部と前記駆動系を形成した後、この駆動系に接続された
    配線を形成し、 この配線と前記半導体チップに設けられた制御系を接続
    させる状態で、前記第1の基板上に前記半導体チップを
    搭載して、 この半導体チップを前記第2の基板の一主面側に形成さ
    れた窪み内に嵌合させる状態で、前記第1の基板の一主
    面側と前記第2の基板の一主面側とを対向配置させるこ
    とを特徴とする請求項8記載の表示装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の基板と前記第2の基板との
    間に前記半導体チップを挟み込むことを特徴とする請求
    項8記載の表示装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の基板と前記第2の基板との
    周縁部分にシール部材を充填し、当該シール部材によっ
    て前記半導体チップを封止することを特徴とする請求項
    8記載の表示装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 複数の画素が行列状に配置されてなる
    画素部とこの画素部に対して画素信号を書き込むべく駆
    動する駆動系とが形成された第1の基板と、前記第1の
    基板に対向させる状態で前記画素部側に配置された第2
    の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に保
    持された電気光学効果を有する物質層とを具備し、前記
    駆動系を制御するための制御系が形成された半導体チッ
    プを備え、この半導体チップが前記第1の基板および前
    記第2の基板の少なくとも一方における前記物質層側に
    形成された窪みの内部に収納されている表示装置を表示
    部として用いたことを特徴とする携帯端末。
  15. 【請求項15】 前記画素部の画素トランジスタおよび
    前記駆動系を構成するトランジスタが薄膜トランジスタ
    であることを特徴とする請求項14記載の携帯端末。
  16. 【請求項16】 前記半導体チップは前記第1の基板に
    おける窪みの内部に収納されており、 前記半導体チップと前記駆動系とを覆う状態で前記第1
    の基板上に形成された平坦化絶縁膜の上部に配線が形成
    され、この配線により前記平坦化絶縁膜に形成されたコ
    ンタクトホールを介して前記駆動系と前記半導体チップ
    に設けられた制御系とが接続されていることを特徴とす
    る請求項14記載の携帯端末。
  17. 【請求項17】 前記半導体チップは前記第2の基板に
    おける窪みの内部に収納されており、 前記第1の基板上に前記駆動系に接続された配線が形成
    され、この配線と前記半導体チップに設けられた制御系
    とが接続されていることを特徴とする請求項14記載の
    携帯端末。
  18. 【請求項18】 前記第1の基板と前記第2の基板との
    周縁部分に充填されたシール部材によって、前記半導体
    チップが封止されていることを特徴とする請求項14記
    載の携帯端末。
  19. 【請求項19】 前記物質層が液晶層であることを特徴
    とする請求項14記載の携帯端末。
  20. 【請求項20】 前記物質層がエレクトロルミネセンス
    層であることを特徴とする請求項14記載の携帯端末。
  21. 【請求項21】 表示部を備えた携帯端末の製造方法で
    あって、 第1の基板の一主面上に、複数の画素が行列状に配置さ
    れてなる画素部と、この画素部に画素信号を書き込むべ
    く駆動する駆動系とを形成する工程と、 前記駆動系を制御するための制御系が設けられた半導体
    チップを形成する工程と、 前記第1の基板および第2の基板の少なくとも一方にお
    ける一主面側に形成された窪み内に、前記制御系の形成
    面を上方に向けた状態で前記半導体チップを嵌合させる
    とともに、前記半導体チップに設けられた制御系と前記
    第1の基板に設けられた駆動系とを接続し、前記第1の
    基板の一主面側と前記第2の基板の一主面側とを対向配
    置させる工程と、 前記第1の基板と前記第2の基板との間に電気光学効果
    を有する物質層を保持させる工程とを行うことを特徴と
    する携帯端末の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記第1の基板の一主面側に形成され
    た窪み内に前記半導体チップを嵌合させ、 前記半導体チップおよび前記駆動系を覆う状態で前記第
    1の基板の一主面上に平坦化絶縁膜を形成し、 この平坦化絶縁膜に前記駆動系および前記半導体チップ
    に設けられた制御系に達するコンタクトホールを形成し
    て、 このコンタクトホールを介して前記平坦化絶縁膜上に形
    成した配線により前記駆動系と前記制御系とを接続する
    ことを特徴とする請求項21記載の携帯端末の製造方
    法。
  23. 【請求項23】 前記第1の基板の一主面上に前記画素
    部と前記駆動系を形成した後、この駆動系に接続された
    配線を形成し、 前記第2の基板の一主面側に形成された窪み内に、前記
    制御系の形成面を上方に向けた状態で前記半導体チップ
    を嵌合させて、 前記配線と前記半導体チップに設けられた制御系を接続
    させる状態で、前記第1の基板の一主面側と前記第2の
    基板の一主面側とを対向配置させることを特徴とする請
    求項21記載の携帯端末の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記第1の基板の一主面上に前記画素
    部と前記駆動系を形成した後、この駆動系に接続された
    配線を形成し、 この配線と前記半導体チップに設けられた制御系を接続
    させる状態で、前記第1の基板上に前記半導体チップを
    搭載して、 この半導体チップを前記第2の基板の一主面側に形成さ
    れた窪み内に嵌合させる状態で、前記第1の基板の一主
    面側と前記第2の基板の一主面側とを対向配置させるこ
    とを特徴とする請求項21記載の携帯端末の製造方法。
  25. 【請求項25】 前記第1の基板と前記第2の基板との
    間に前記半導体チップを挟み込むことを特徴とする請求
    項21記載の携帯端末の製造方法。
  26. 【請求項26】 前記第1の基板と前記第2の基板との
    周縁部分にシール部材を充填し、当該シール部材によっ
    て前記半導体チップを封止することを特徴とする請求項
    21記載の携帯端末の製造方法。
JP2001295516A 2001-01-19 2001-09-27 表示装置およびその製造方法、ならびに携帯端末およびその製造方法 Pending JP2002287653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001295516A JP2002287653A (ja) 2001-01-19 2001-09-27 表示装置およびその製造方法、ならびに携帯端末およびその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001010977 2001-01-19
JP2001-10977 2001-01-19
JP2001295516A JP2002287653A (ja) 2001-01-19 2001-09-27 表示装置およびその製造方法、ならびに携帯端末およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002287653A true JP2002287653A (ja) 2002-10-04
JP2002287653A5 JP2002287653A5 (ja) 2008-10-09

Family

ID=26607938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001295516A Pending JP2002287653A (ja) 2001-01-19 2001-09-27 表示装置およびその製造方法、ならびに携帯端末およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002287653A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005031661A (ja) * 2003-06-20 2005-02-03 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 表示装置
JP2005114792A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Hitachi Ltd 画像表示装置
JP2005338592A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Sony Corp 表示装置
KR100723645B1 (ko) 2003-06-27 2007-05-30 가시오게산키 가부시키가이샤 표시장치
KR100877174B1 (ko) * 2006-06-06 2009-01-07 게넘 코포레이션 비디오 개선 시스템 및 방법
JP2009070861A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Hitachi Displays Ltd 表示装置
US7843135B2 (en) 2005-12-14 2010-11-30 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Organic light-emitting diode display and method of manufacturing the same
US8184225B2 (en) 2005-09-05 2012-05-22 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device, production method thereof, and display device
US8378930B2 (en) 2004-05-28 2013-02-19 Sony Corporation Pixel circuit and display device having symmetric pixel circuits and shared voltage lines
JP2013229584A (ja) * 2012-03-28 2013-11-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 駆動回路、駆動回路を備える信号処理装置、信号処理装置の作製方法および表示装置
JP2015179881A (ja) * 2007-05-18 2015-10-08 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2017038048A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置、電子部品、及び電子機器
JP2019086773A (ja) * 2017-11-03 2019-06-06 世憲 曾 画素ユニット、画素アレイ、マルチメディア装置及びその製造方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640879A (en) * 1979-09-07 1981-04-17 Philips Nv Diaplay unit
JPS6329546A (ja) * 1986-07-22 1988-02-08 Ricoh Co Ltd 集積回路装置を実装した電子装置
JPH0413116A (ja) * 1990-05-07 1992-01-17 Fujitsu Ltd 液晶表示パネル駆動用icの実装方法
JPH04352131A (ja) * 1991-05-30 1992-12-07 Toshiba Corp 平板型表示装置
JPH08320461A (ja) * 1995-03-20 1996-12-03 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 液晶表示装置の作製方法
JPH09171192A (ja) * 1995-12-19 1997-06-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方 法
JPH1096948A (ja) * 1996-09-19 1998-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置
WO2000008517A1 (en) * 1998-08-05 2000-02-17 Koninklijke Philips Electronics N.V. Liquid crystal display device

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640879A (en) * 1979-09-07 1981-04-17 Philips Nv Diaplay unit
JPS6329546A (ja) * 1986-07-22 1988-02-08 Ricoh Co Ltd 集積回路装置を実装した電子装置
JPH0413116A (ja) * 1990-05-07 1992-01-17 Fujitsu Ltd 液晶表示パネル駆動用icの実装方法
JPH04352131A (ja) * 1991-05-30 1992-12-07 Toshiba Corp 平板型表示装置
JPH08320461A (ja) * 1995-03-20 1996-12-03 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 液晶表示装置の作製方法
JPH09171192A (ja) * 1995-12-19 1997-06-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方 法
JPH1096948A (ja) * 1996-09-19 1998-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置
WO2000008517A1 (en) * 1998-08-05 2000-02-17 Koninklijke Philips Electronics N.V. Liquid crystal display device

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005031661A (ja) * 2003-06-20 2005-02-03 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 表示装置
KR100723645B1 (ko) 2003-06-27 2007-05-30 가시오게산키 가부시키가이샤 표시장치
JP2005114792A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Hitachi Ltd 画像表示装置
JP4651926B2 (ja) * 2003-10-03 2011-03-16 株式会社 日立ディスプレイズ 画像表示装置
US9711086B2 (en) 2004-05-28 2017-07-18 Sony Corporation Display device having shared column lines
US9934726B2 (en) 2004-05-28 2018-04-03 Sony Corporation Display device having shared column lines
US10170042B2 (en) 2004-05-28 2019-01-01 Sony Corporation Display device having shared column lines
JP2005338592A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Sony Corp 表示装置
US8378930B2 (en) 2004-05-28 2013-02-19 Sony Corporation Pixel circuit and display device having symmetric pixel circuits and shared voltage lines
US8519915B2 (en) 2004-05-28 2013-08-27 Sony Corporation Pixel circuit and display device having an electrooptic element
US9202424B2 (en) 2004-05-28 2015-12-01 Sony Corporation Display device having shared column lines
US8643572B2 (en) 2004-05-28 2014-02-04 Sony Corporation Pixel circuit and display device having an electrooptic element controlled in luminance by a signal line
US8937581B2 (en) 2004-05-28 2015-01-20 Sony Corporation Display device having shared column lines
US8988327B2 (en) 2004-05-28 2015-03-24 Sony Corporation Display device having shared column lines
US9460669B2 (en) 2004-05-28 2016-10-04 Sony Corporation Display device having shared column lines
US8184225B2 (en) 2005-09-05 2012-05-22 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device, production method thereof, and display device
JP5057981B2 (ja) * 2005-09-05 2012-10-24 シャープ株式会社 半導体装置及びその製造方法並びに表示装置
US7843135B2 (en) 2005-12-14 2010-11-30 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Organic light-emitting diode display and method of manufacturing the same
KR100877174B1 (ko) * 2006-06-06 2009-01-07 게넘 코포레이션 비디오 개선 시스템 및 방법
JP2015179881A (ja) * 2007-05-18 2015-10-08 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2018129522A (ja) * 2007-05-18 2018-08-16 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2021064793A (ja) * 2007-05-18 2021-04-22 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2009070861A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Hitachi Displays Ltd 表示装置
JP2013229584A (ja) * 2012-03-28 2013-11-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 駆動回路、駆動回路を備える信号処理装置、信号処理装置の作製方法および表示装置
US9812217B2 (en) 2012-03-28 2017-11-07 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Driver circuit, signal processing unit having the driver circuit, method for manufacturing the signal processing unit, and display device
JP2017038048A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置、電子部品、及び電子機器
JP2019086773A (ja) * 2017-11-03 2019-06-06 世憲 曾 画素ユニット、画素アレイ、マルチメディア装置及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4649706B2 (ja) 表示装置およびこれを用いた携帯端末
US7184014B2 (en) Liquid crystal display device
JP4352598B2 (ja) 液晶表示装置および携帯端末
KR100674543B1 (ko) 표시 장치의 구동 회로
US6992652B2 (en) Liquid crystal display device and driving method thereof
JP5057321B2 (ja) 表示装置の製造方法
JP2002287653A (ja) 表示装置およびその製造方法、ならびに携帯端末およびその製造方法
JP2005156766A (ja) 表示システムおよびそれを用いた電子機器
JP2013040981A (ja) 表示装置および電子機器
US10274796B2 (en) Display having narrow bezel
JP4761681B2 (ja) 液晶表示装置
JP2005123864A (ja) レベル変換回路および表示装置
JP2001184000A (ja) 表示装置
TWI406211B (zh) 資料驅動電路、顯示裝置及顯示裝置之控制方法
JP4877413B2 (ja) 表示装置およびこれを用いた携帯端末
JP2000056334A (ja) 電気光学装置用基板、電気光学装置、電子機器及び投写型表示装置
JP3711006B2 (ja) 表示装置
JP5196694B2 (ja) 画像表示装置およびこれを備えた電子機器
JP2001183998A (ja) 表示装置
JP2008015282A (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080821

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091008

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091008

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111122