JP2002284308A - 物品の整列装置の制御方法 - Google Patents
物品の整列装置の制御方法Info
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Abstract
収容しながら整列させることができる物品の整列装置の
制御方法を提供すること。 【解決手段】 上流の第1の搬送手段1から搬送されて
くる個々の物品2を、第2の搬送手段16における複数
の収容部11に個別に収容して順次集積エリアAに搬送
しながら物品2の所定数を集積エリアAで整列させる物
品の整列装置の制御方法である。第1の搬送手段1によ
る物品2の搬送速度に同調させて第2の搬送手段16に
おける収容部11を連続的に移動させる一方、第1の搬
送手段1で搬送されている物品2の搬送間隔の変動に基
づいて物品2を収容する収容部11の移動速度を補正す
ることを特徴とする。
Description
用ナプキン、使い捨ておむつ等の吸収性物品の製造工程
において用いられる物品の整列装置の制御方法に関す
る。
搬送手段から搬送されてくる個々の物品を、複数の収容
部に個別に収容して集積エリアに順次搬送し、該集積エ
リアで該物品を所定数ずつ整列させる物品の整列装置に
関する従来技術としては、例えば、特許第269095
5号の技術が知られている。
れてくる個々の物品を、チェーン駆動によって間欠的に
周回移動される受取羽根で個別に受け取って物品集積部
に移送し、該物品集積部において整列された所定数の物
品を排出装置で排出するものであり、該物品投入コンベ
アから搬送されてくる物品の有無を検出し、物品の欠落
があった場合には、前記受取羽根の駆動を停止させるよ
うに制御するものである。
搬送されてくる物品を検出し、その個々の物品毎に受取
羽根をその取付間隔で間欠的に駆動するため、高速にな
るほどその駆動時の加減速変動が大きくなり、高速で物
品を収容しながら整列を行うことは困難であり、機械的
な振動やノイズも大きくなる等の問題もあった。
てくる物品を高速で安定的に収容しながら整列させるこ
とができる物品の整列装置の制御方法を提供することに
ある。
搬送手段から搬送されてくる個々の物品を、第2の搬送
手段における複数の収容部に個別に収容して順次集積エ
リアに搬送しながら該物品の所定数を該集積エリアで整
列させる物品の整列装置の制御方法において、前記第1
の搬送手段による前記物品の搬送速度に同調させて前記
第2の搬送手段における前記収容部を連続的に移動させ
る一方、該第1の搬送手段で搬送されている該物品の搬
送間隔の変動に基づいて該物品を収容する該収容部の移
動速度を補正することを特徴とする物品の整列装置の制
御方法を提供することにより、前記目的を達成したもの
である。
形態に基づき図面を参照しながら説明する。
法を、生理用ナプキン(以下、単にナプキンともい
う。)の集積移送システムに適用した一実施形態の概略
を示したものである。同図において、符号Sは集積移送
システム、10は整列装置、100は制御装置、M1〜
M3はサーボモーター、E1〜E3はエンコーダ(パル
スジェネレータ)、A1〜A3はサーボアンプをそれぞ
れ示している。
は、上流の搬送コンベア(第1の搬送装置)1と、整列
装置10と、制御装置100とを備えている。
る個装されたナプキン2を整列装置10の収納ポケット
(収納部)11に所定の搬送速度で導くベルトコンベア
である。搬送コンベア1は、サーボモーターM1によっ
て駆動するように構成されており、サーボモーターM1
は、制御装置100の速度指令により制御されるサーボ
アンプA1の出力に基づいて駆動するように構成されて
いる。
2と、駆動チェーン12を略長円状の周回軌道に張設す
るテンションユニット13と、駆動チェーン12を前記
搬送コンベア1側における直線部分において駆動するス
プロケット14と、駆動チェーン12をナプキン2の移
送側の直線部分において駆動するスプロケット15とを
具備する搬送手段(第2の搬送手段)16を備えてい
る。
12のリンク(図示せず)に取り付けられた多数の羽根
110の二枚でそれぞれ仕切られて形成されており、こ
れらの羽根110は、駆動チェーン12の周回軌道の直
線部分においては略平行に整列し、湾曲部分において
は、その曲率に応じて間口が広がるように構成されてい
る。
回軌道が、前記搬送コンベア1の下流に位置するナプキ
ン2の収容位置において、一部湾曲されており、これに
よって収納ポケット11の間口が広がり、ナプキン2が
確実に収納できるようにしてある。
12の軌道の円弧部分に配設される円盤状ガイド13
0,131と、これら円盤状ガイド130,131を所
定間隔に支持するシャフト132とを備えている。テン
ションユニット13は、図における上下方向に伸びるガ
イド(図示せず)に沿って移動できるようになってい
る。そして、前記スプロケット15を停止させて駆動チ
ェーン12をロックして集積エリアAに羽根110が略
平行に整列され、所定数のナプキン2が整列・集積され
たあとに、テンションユニット13全体が図における下
方に移動することで、収容エリアにおける収容ポケット
11の移動に支障を来さずに後続のナプキン2の収容が
行えるようにしてある。
ーM2,M3によって駆動するように構成されており、
サーボモーターM2,M3は、制御装置100で速度指
令により制御されるサーボアンプA2,A3からの出力
に基づいて駆動するように構成されている。
01,102と、これら光電センサーの検出出力に基づ
いて、前記スプロケット14の駆動を制御する制御部1
03とを備えている。
ベアー1上において、ナプキン2の通過の有無を検出
し、その検出出力を制御部103に送信するものであ
る。搬送コンベア1の上流側に配された光電センサー1
01による検出出力は、個々に搬送されるナプキン2の
搬送間隔の算出に用いられ、搬送コンベアー1の下流の
搬送端近傍に配設された光電センサー102は、ナプキ
ン2の検出搬送間隔の変動に対応する収容ポケット11
の移動速度補正のタイミングをとるトリガーとして機能
するものである。
続して搬送されてくるナプキン2の欠落を検出する役割
も果たすため、その検出位置の間隔は、個々のナプキン
2の設定搬送間隔(距離)Dにナプキン2の搬送方向に
おける全長の1/2を加えた値程度にしてある。
ーラで構成され、前記サーボアンプA1〜A3に速度指
令を出力することにより、前記搬送コンベア1、スプロ
ケット14,15の駆動を制御するもの(上位コントロ
ーラ)である。
サーボモーターM1のエンコーダE1からのサーボアン
プA1経由した出力を、収容ポケット11の移動速度
(駆動チェーン12の周回速度)に変換する速度換算部
104と、速度換算部104の出力に基づいてサーボア
ンプA2への速度指令信号を出力する演算処理部105
と、前記光電センサー101から入力される検出出力に
基づいてナプキン2の搬送間隔の変動を演算するととも
に該変動に対応する収容ポケット11の移動速度の補正
量を演算する補正量演算部106と、前記光電センサー
102から入力される検出出力に基づいて、補正量演算
部106で演算された補正量を前記速度換算部104で
換算された速度に加算する補正のタイミングを演算する
補正タイミング演算部107とを備えた補正制御部10
8を備えている。
ポケット11の移動速度の補正時間は、本実施形態にお
いては、ナプキン2が設定搬送間隔を移動する時間の1
/3以下である。
を、その好ましい実施形態として前記集積移送システム
Sの定常状態における制御動作に基づいて説明する。
ては、搬送コンベア1が、その上流の移送装置(図示せ
ず)の移送速度に対応して一定の搬送速度で駆動されて
おり、これによりナプキン2が一定の搬送速度で高速搬
送される。
搬送コンベア1を駆動させるサーボモータM1の前記エ
ンコーダーE1からの出力が、前記速度換算部104で
収容ポケット11の移動速度に換算され、その出力が演
算処理部105に入力される。そして、搬送コンベア1
において、光電センサー101,102でナプキンが検
出されると、演算処理部105からの速度指令信号がサ
ーボアンプA2へ出力され、サーボモータM2でスプロ
ケット14が駆動されて駆動チェーン12が周回し、収
容ポケット11が搬送コンベア1の搬送速度に同調して
略一定速度で連続的に移動される。
ナプキン2は、前記光電センサー101でその通過が逐
次検出され、その検出出力に基づいて、搬送間隔の変動
が前記補正量演算部106で逐次演算されるとともに該
変動に対応する収容ポケット11の移動速度の補正量が
演算される。また、前記光電センサー102でその通過
が逐次検出され、その検出出力に基づいて、補正量演算
部106で演算された補正量を前記速度換算部104で
換算された速度に加算する補正のタイミングが演算され
る。
補正量が、演算処理装置105において、前記補正のタ
イミングで加算される。そして、該補正を含む速度指令
信号がアンプA2に出力され、サーボモーターM2の出
力がその補正分だけ増減される。これにより、駆動チェ
ーン12の周回速度が増減され、当該補正を要するナプ
キン2を収容すべき収容ポケット11の移動速度が補正
される。なお、本実施形態では、制御部103におい
て、光電センサー101,102によって搬送コンベア
1上のナプキン2が検出されない(欠落している)場合
には、スプロケット14を一旦停止させることにより、
収容ポケット11に空きが生じないようにプログラムさ
れている。
は、その逆の直線部分の集積エリアAに周回軌道に沿っ
て搬送されて整列される。そして、所定の数のナプキン
2が搬送されて整列・集積されると、前記制御部103
が、駆動チェーン12をロックするように、前記スプロ
ケット15を停止させる。そして、図示しない移送装置
によって、整列・集積されたナプキン2が収容ポケット
11から取り出され、下流に移送される。この際、駆動
チェーン12は、サーボモーターM2において駆動され
続けるが、前記テンションユニット13全体がガイド
(図示せず)に沿って図1の下方に移動するため、後続
のナプキン2の収容は、支障なく高速で行われる。
ば、定常状態において、基本的には一定速度で連続的に
収容ポケット11を移動させ、搬送コンベア1で搬送さ
れているナプキン2の搬送間隔に変動がある場合には、
その搬送間隔の変動に基づいて当該ナプキンを収容する
収容ポケット11の移動速度が所定の補正タイミングで
補正される。従って、従来のような間欠的な制御方法と
は異なり、ナプキン2を収容する際に毎回収容ポケット
11を加減速移動させることはなく、また、速度補正時
の加減速変動は小さいことから、個々に搬送されてくる
ナプキン2を高速で安定的に収容しながら整列させるこ
とができる。
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜
変更することができる。
ては、前記実施形態におけるように、二つの光電センサ
を用い、一方のセンサからの検出出力に基づいてナプキ
ンの搬送間隔の変動を求める一方で、他方のセンサーか
らの検出出力に基づいて補正のタイミングを求めること
が基本的な構成となるが、一つの光電センサの検出出力
のみに基づいて、搬出間隔の変動、補正のタイミングを
求めるようにすることもできる。また、前記検出手段に
は、光電センサー以外、例えば、赤外線等の他の検出手
段を用いることができる。
つ、等の吸収性物品のように、個々に搬送されてくる製
品を所定数整列・集積させる整列装置に特に好適に用い
られるが、これに限られるものではなく、他の製品の整
列装置にも適用できることはいうまでもない。
物品を高速で安定的に収容しながら整列させることがで
きる。
物品の整列システムを模式的に示した図である。
模式的に示したブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 上流の第1の搬送手段から搬送されてく
る個々の物品を、第2の搬送手段における複数の収容部
に個別に収容して順次集積エリアに搬送しながら該物品
の所定数を該集積エリアで整列させる物品の整列装置の
制御方法において、 前記第1の搬送手段による前記物品の搬送速度に同調さ
せて前記第2の搬送手段における前記収容部を連続的に
移動させる一方、該第1の搬送手段で搬送されている該
物品の搬送間隔の変動に基づいて該物品を収容する該収
容部の移動速度を補正することを特徴とする物品の整列
装置の制御方法。
Priority Applications (1)
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2001
- 2001-03-26 JP JP2001087591A patent/JP4020593B2/ja not_active Expired - Fee Related
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