JPH07267342A - 板の搬送装置 - Google Patents

板の搬送装置

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JPH07267342A
JPH07267342A JP5879994A JP5879994A JPH07267342A JP H07267342 A JPH07267342 A JP H07267342A JP 5879994 A JP5879994 A JP 5879994A JP 5879994 A JP5879994 A JP 5879994A JP H07267342 A JPH07267342 A JP H07267342A
Authority
JP
Japan
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plate
conveyor
coating
distance
plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP5879994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kawashima
高廣 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5879994A priority Critical patent/JPH07267342A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体PCM鋼板を塗装する際に使用する板の
搬送装置に関し、塗装の際にのみ板間距離を縮めること
ができるものを提供する。 【構成】 搬送速度が一定の塗装用コンベア14と、搬
送速度を変化することができる可変コンベア16と、速
度が一定の搬送用コンベア18と塗装用コンベア14に
よって搬送される板に塗料を噴射して塗装を行う塗装装
置20と、搬送用コンベア18と可変コンベア16との
間に板間距離を測定する近接スイッチ28を設け、制御
部32が、近接スイッチ28で検知した板間距離が設定
距離以上の場合に可変コンベア16の搬送速度を上昇さ
せ、板間距離を縮める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体PCM鋼板を塗装
する際に使用する板の搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、冷蔵庫の外箱は粉体PCM鋼板(以下、鋼板とい
う)よりなり、この鋼板は、外箱の形状に組立てる前に
板の状態で塗装を行っている。
【0003】この塗装を行う方法は、複数枚の鋼板を所
定の間隔(以下、板間距離という)をあけて、コンベア
で連続して搬送しつつ、コンベアの上方に設けられた塗
装装置から、鋼板に向けて塗料を噴射して塗装を行って
いる。
【0004】しかしながら、この塗装方法であると、鋼
板と次の鋼板との隙間に向かっても、塗料が吹付けられ
るため、この塗料分だけ無駄になっていた。
【0005】この場合に、板間距離を小さくすれば無駄
な塗料が少くなる。しかし、コンベアを複数連結して使
用する場合に、鋼板がコンベアから次のコンベアへ乗り
移る時にスリップして板間距離が縮まることがある。ま
た、塗装を行うまでの前処理の工程、例えば水洗いや水
切り乾燥などの工程におけるアルカリ脱脂やリン酸亜鉛
処理におけるスプレー圧によって鋼板にぶれが発生し板
間距離が縮まることがある。そして、板間距離が縮まっ
て、鋼板同士が重なってしまった場合には、重なった部
分に塗料が吹付けられず、塗装不良になるという問題が
あった。
【0006】そのため、従来、この板間距離は最低10
cmあけていた。
【0007】そこで、本発明は、塗装の際にのみ板間距
離を縮めることができる板の搬送装置を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の板の
搬送装置は、複数枚の板を、所定の板間距離を開けて複
数のコンベアで連続して搬送する搬送装置であって、搬
送速度が一定の塗装用コンべアと、前記塗装用コンべア
に板を搬送すると共に、搬送速度が可変の可変コンべア
と、前記可変コンべアに板を搬送すると共に、搬送速度
が一定の搬送用コンベアと、前記塗装用コンべアによっ
て搬送される板に塗料を噴射して、該板を塗装する塗装
手段と、前記搬送用コンベアと前記可変コンべアとの間
に配した板間距離を測定する検知手段と、前記検知手段
で検知した板間距離が設定距離以上の場合に前記可変コ
ンべアの搬送速度を上昇させ、板間距離を縮める制御手
段を有するものである。
【0009】請求項2の板の搬送装置は、請求項1のも
のにおいて、前記制御手段は、前記作業用コンべア群に
板が一定時間搬送されない場合に前記塗装手段の塗料の
噴射を停止するものである。
【0010】
【作 用】請求項1の板の搬送装置であると、検知手段
で検知した板間距離が設定距離以上の場合には、制御装
置が、可変コンベアの搬送速度を上昇させ、板間距離を
縮める。そのため、塗装用コンベアにおける板間距離が
縮まり、吹付けられる塗料が無駄になることがない。
【0011】請求項2の板の搬送装置であると、塗装用
コンベアに板が一定時間搬送されない場合には、制御手
段が塗装手段の塗料の噴射を停止するため、塗料が無駄
になることがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の鋼板10の搬送装
置12について、図1および図2に基づいて説明する。
【0013】図1は、搬送装置12の概略図である。
【0014】符号14は、塗装用コンベアである。この
塗装用コンベア14の搬送速度は、一定速度Vである。
【0015】符号16は、塗装用コンベア14の直前に
設けられた可変コンベアである。この可変コンベア16
は、その搬送速度を変化させることができる。
【0016】符号18は、可変コンベア16の直前に設
けられた搬送用コンベアである。この搬送用コンベア1
8は、塗装用コンベア14と同じ搬送速度Vで動く。そ
して、鋼板10は、搬送用コンベア18、可変コンベア
16を経て塗装用コンベア14に搬送される。
【0017】符号20は、塗装用コンベア14の上方に
設けられた塗装装置である。この塗装装置20の内部に
は、塗料タンクが設けられ、このタンク内の塗料がノズ
ル22から、塗装用コンベア14により搬送されている
鋼板10に噴射される。
【0018】符号24は、可変コンベア16を駆動させ
るモータである。このモータ24は、インバータ26に
よってその速度を変化させることができる。
【0019】符号28は、可変コンベア16と搬送用コ
ンベア18との間に設けられた第1近接スイッチであ
る。この第1近接スイッチ28は、可変コンベア16に
送られた鋼板10の終端が通過することによりON状態
となり、搬送用コンベア18から送られてくる次の鋼板
10の前端部が通過することによりOFF状態となる。
そして、このON状態からOFF状態になるまでの時間
を板間時間として検知するものである。この板間時間
は、板間距離に比例する。
【0020】符号30は、可変コンベア16の上方に設
けられた第2近接スイッチである。この第2近接スイッ
チ30は、可変コンベア16により搬送される鋼板10
の板間時間を検知する。
【0021】符号32は、シーケンサよりなる制御部で
ある。この制御部32には、インバータ26、第1近接
スイッチ28、第2近接スイッチ30および塗装装置2
0が接続され、第1近接スイッチ28と第2近接スイッ
チ30とからの信号により、インバータ26に対し周波
数指示を行い、モータ24の速度を変化させて、可変コ
ンベア16の搬送速度を変化させるものである。
【0022】次に、この制御部32における制御状態を
図2に基づいて説明する。
【0023】ステップ1で、可変コンベア16を、搬送
用コンベア18及び塗装用コンベア14と同じ搬送速度
である通常速度Vで運転させ、鋼板10を複数枚搬送さ
せステップ2に進む。
【0024】ステップ2において、第1近接スイッチ2
8が検知した板間時間が、設定時間以下であればステッ
プ1に戻り、そうでなければステップ3に進む。例え
ば、板間距離が10cmで運ばれてきているものを、塗
装の際に2cmに短縮する場合には、設定時間を、板間
距離2cmに相当する時間に設定しておく。
【0025】ステップ3において、可変コンベア16の
速度を上昇させ、鋼板10の搬送速度を上げ、板間距離
を縮める。なお、この速度を上昇させるタイミングは、
板間距離を測定した鋼板10が、完全に可変コンベア1
6に乗移ってから行う。
【0026】ステップ4において、第2近接スイッチ3
0の検知した板間時間が設定時間以下になれば、ステッ
プ1に戻り、可変コンベア16の速度を通常速度Vに戻
す。また、設定時間以上であればステップ3に戻り、さ
らに可変コンベア16の速度を上げて板間距離を縮め
る。
【0027】これにより、塗装用コンベア14において
は、板間距離が縮まっているため、塗装装置20から連
続して塗料を鋼板10に吹付けても塗料が無駄になるこ
とがなく、塗料使用量を削減できる。また、第2近接ス
イッチ30で、板間距離を調節しているため、鋼板1
0,10同士が重なり合って未塗装部分が生じることが
ない。
【0028】なお、制御部32は、第2近接スイッチ3
0において、板間時間が所定時間以上になった場合、た
とえば、次の鋼板が搬送されるまでに30秒以上経過し
ている場合には、塗装装置20からの塗料の噴射を止め
る。これにより、鋼板が搬送されてこない場合には、塗
料の無駄をなくすことができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の板の搬送装置であると、制御
手段によって塗装用コンベアにおける板間距離が縮まる
ため、塗装手段から噴射される塗料の無駄を削減でき
る。
【0030】請求項2の板の搬送装置であると、板が一
定時間搬送されない場合には、塗装手段の塗料の噴射を
停止するため、塗料の無駄を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す搬送装置の概略図であ
る。
【図2】制御部の制御フローチャートである。
【符号の説明】
10 鋼板 12 搬送装置 14 塗装用コンベア 16 可変コンベア 18 搬送用コンベア 20 塗装装置 24 モータ 26 インバータ 28 第1近接スイッチ 30 第2近接スイッチ 32 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の板を、所定の板間距離を開けて複
    数のコンベアで連続して搬送する搬送装置であって、 搬送速度が一定の塗装用コンべアと、 前記塗装用コンべアに板を搬送すると共に、搬送速度が
    可変の可変コンべアと、 前記可変コンべアに板を搬送すると共に、搬送速度が一
    定の搬送用コンベアと、 前記塗装用コンべアによって搬送される板に塗料を噴射
    して、該板を塗装する塗装手段と、 前記搬送用コンベアと前記可変コンべアとの間に配した
    板間距離を測定する検知手段と、 前記検知手段で検知した板間距離が設定距離以上の場合
    に前記可変コンべアの搬送速度を上昇させ、板間距離を
    縮める制御手段を有することを特徴とする板の搬送装
    置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、 前記塗装用コンべアに板が一定時間搬送されない場合に
    前記塗装手段の塗料の噴射を停止することを特徴とする
    請求項1記載の板の搬送装置。
JP5879994A 1994-03-29 1994-03-29 板の搬送装置 Pending JPH07267342A (ja)

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Cited By (5)

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