JP2002283867A - 自動変速操作装置 - Google Patents
自動変速操作装置Info
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- JP2002283867A JP2002283867A JP2001095689A JP2001095689A JP2002283867A JP 2002283867 A JP2002283867 A JP 2002283867A JP 2001095689 A JP2001095689 A JP 2001095689A JP 2001095689 A JP2001095689 A JP 2001095689A JP 2002283867 A JP2002283867 A JP 2002283867A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】レバー部材の回動軸からの抜けを確実に防止す
ることができ、且つ、組み付け工数や部品点数を削減す
ることができる自動変速操作装置を提供する。 【解決手段】シフトレバー3を移動自在に保持するブラ
ケット4と、シフトレバー3のパーキング位置又はニュ
ートラル位置からの移動をロックするシフトロックスト
ッパ18と、エンジンキーをブラケット3内に挿通する
ことにより回動し、ロックを解除するレバー部材17
と、シフトロックストッパ18を非解除する方向にレバ
ー部材17を付勢する付勢手段19とを具備し、エンジ
ンキーの挿入によりロックを強制解除可能な自動変速操
作装置であって、レバー部材17の回動方向に延びる長
孔20をブラケット4に形成するとともに、該長孔20
に挿通可能な突起部17dをレバー部材17に形成した
ものである。
ることができ、且つ、組み付け工数や部品点数を削減す
ることができる自動変速操作装置を提供する。 【解決手段】シフトレバー3を移動自在に保持するブラ
ケット4と、シフトレバー3のパーキング位置又はニュ
ートラル位置からの移動をロックするシフトロックスト
ッパ18と、エンジンキーをブラケット3内に挿通する
ことにより回動し、ロックを解除するレバー部材17
と、シフトロックストッパ18を非解除する方向にレバ
ー部材17を付勢する付勢手段19とを具備し、エンジ
ンキーの挿入によりロックを強制解除可能な自動変速操
作装置であって、レバー部材17の回動方向に延びる長
孔20をブラケット4に形成するとともに、該長孔20
に挿通可能な突起部17dをレバー部材17に形成した
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の自動変速機
を操作するための自動変速操作装置に関し、特に、エン
ジンキー等の細長部材から成るロック解除部材によって
シフトロックを強制的に解除し得る自動変速操作装置に
関する。
を操作するための自動変速操作装置に関し、特に、エン
ジンキー等の細長部材から成るロック解除部材によって
シフトロックを強制的に解除し得る自動変速操作装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動変速機(Automatic Transmis
sion)を備えた車両においては、自動変速操作装置の誤
作動による急発進を防止するためのシフトロック機構が
広く採用されている。かかるシフトロック機構は、車両
の運転手が発進時にブレーキペダルとアクセルペダルと
を踏み違えないよう、発進時にブレーキペダルを踏まな
いと自動変速操作装置のP(パーキング)位置からシフ
ト操作できないよう構成されたものである。また、車速
が一定以上で走行している場合に、シフトレバーのR
(リバース)位置への操作を規制するように構成された
ものもある。
sion)を備えた車両においては、自動変速操作装置の誤
作動による急発進を防止するためのシフトロック機構が
広く採用されている。かかるシフトロック機構は、車両
の運転手が発進時にブレーキペダルとアクセルペダルと
を踏み違えないよう、発進時にブレーキペダルを踏まな
いと自動変速操作装置のP(パーキング)位置からシフ
ト操作できないよう構成されたものである。また、車速
が一定以上で走行している場合に、シフトレバーのR
(リバース)位置への操作を規制するように構成された
ものもある。
【0003】上記シフトロック機構を採用するには、車
両側から送信される電気信号に基づき伸縮可能な操作部
を有するソレノイドと、シフトレバーと係合して当該シ
フトレバーの移動を規制し、スライドすることによりシ
フトレバーとの係合が解かれて当該シフトレバーのロッ
クを解除するロック手段と、操作部の伸縮動作により回
動して該回動動作をロック手段に伝達し、当該ロック手
段をロックの解除側にスライドさせる操作部材とを自動
変速操作装置内に備え、ロック手段をシフトレバーに係
合させてその移動を規制する。
両側から送信される電気信号に基づき伸縮可能な操作部
を有するソレノイドと、シフトレバーと係合して当該シ
フトレバーの移動を規制し、スライドすることによりシ
フトレバーとの係合が解かれて当該シフトレバーのロッ
クを解除するロック手段と、操作部の伸縮動作により回
動して該回動動作をロック手段に伝達し、当該ロック手
段をロックの解除側にスライドさせる操作部材とを自動
変速操作装置内に備え、ロック手段をシフトレバーに係
合させてその移動を規制する。
【0004】そして、かかるロックの解除を行うには、
ブレーキペダルの状態や車速に応じてソレノイドの操作
部を伸長又は縮小させ、操作部材を回動させるととも
に、該回動に伴ってロック手段をスライドさせて当該ロ
ック手段とシフトレバーとの係合を解くことにより行わ
れている。
ブレーキペダルの状態や車速に応じてソレノイドの操作
部を伸長又は縮小させ、操作部材を回動させるととも
に、該回動に伴ってロック手段をスライドさせて当該ロ
ック手段とシフトレバーとの係合を解くことにより行わ
れている。
【0005】然るに、このようなシフトロック機構にお
いては、電気系統のトラブル(例えば、バッテリが上が
った場合等)が生じてしまうと、ソレノイドを動作する
ことができなくなって車両の牽引等を困難にしてしまう
虞があるため、手動でシフトロックを強制的に解除する
機構が設けられている。該手動による解除機構は、例え
ば自動変速操作装置のカバー部材(エスカッション等)
にエンジンキー等を挿通するための挿通孔が設けられて
おり、該挿通孔に挿通されたエンジンキーが解除手段に
作用することで、強制的に解除が行われる機構とされて
いる。
いては、電気系統のトラブル(例えば、バッテリが上が
った場合等)が生じてしまうと、ソレノイドを動作する
ことができなくなって車両の牽引等を困難にしてしまう
虞があるため、手動でシフトロックを強制的に解除する
機構が設けられている。該手動による解除機構は、例え
ば自動変速操作装置のカバー部材(エスカッション等)
にエンジンキー等を挿通するための挿通孔が設けられて
おり、該挿通孔に挿通されたエンジンキーが解除手段に
作用することで、強制的に解除が行われる機構とされて
いる。
【0006】このようなシフトロック機構の強制的解除
手段は、従来、ブラケットに設けられた回動軸を中心に
回動自在に設けられたレバー部材から主に構成されてお
り、カバー部材の挿通孔から挿入されたエンジンキーの
先端がレバー部材の一端部を押圧することにより、当該
レバー部材を回動させ、操作部材が連動してロック手段
をスライドさせて当該ロック手段とシフトレバーとの係
合を解くよう動作するものである。即ち、操作部材の回
動をレバー部材の回動により行わせているので、ソレノ
イドが動作しなくてもシフトレバーのロックを解除する
ことができる。
手段は、従来、ブラケットに設けられた回動軸を中心に
回動自在に設けられたレバー部材から主に構成されてお
り、カバー部材の挿通孔から挿入されたエンジンキーの
先端がレバー部材の一端部を押圧することにより、当該
レバー部材を回動させ、操作部材が連動してロック手段
をスライドさせて当該ロック手段とシフトレバーとの係
合を解くよう動作するものである。即ち、操作部材の回
動をレバー部材の回動により行わせているので、ソレノ
イドが動作しなくてもシフトレバーのロックを解除する
ことができる。
【0007】また、前記レバー部材の回動時や車両に振
動が加わった際に当該レバー部材が回動軸から抜けて脱
落等してしまうのを防止すべく、レバー部材を取り付け
た後に回動軸の先端をかしめたり、或いはプッシュナッ
ト等を使用したりして当該レバー部材の軸部材延設方向
への移動を規制していた。
動が加わった際に当該レバー部材が回動軸から抜けて脱
落等してしまうのを防止すべく、レバー部材を取り付け
た後に回動軸の先端をかしめたり、或いはプッシュナッ
ト等を使用したりして当該レバー部材の軸部材延設方向
への移動を規制していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動変速操作装置においては、レバー部材が回動軸
から抜けてしまうのを防止すべく、回動軸先端をかしめ
る工程やプッシュナットを取り付ける工程が必要であっ
たため、組み付け工数や部品点数を増加させてしまうと
いう問題があった。
来の自動変速操作装置においては、レバー部材が回動軸
から抜けてしまうのを防止すべく、回動軸先端をかしめ
る工程やプッシュナットを取り付ける工程が必要であっ
たため、組み付け工数や部品点数を増加させてしまうと
いう問題があった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、レバー部材の回動軸からの抜けを確実に防止
することができ、且つ、組み付け工数や部品点数を削減
することができる自動変速操作装置を提供することにあ
る。
たもので、レバー部材の回動軸からの抜けを確実に防止
することができ、且つ、組み付け工数や部品点数を削減
することができる自動変速操作装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シフトレバーを移動自在に保持するブラケットと、前記
シフトレバーのパーキング位置又はニュートラル位置か
らの移動をロックするロック手段と、前記ブラケットか
ら突設された回動軸に回動自在に取り付けられるととも
に、細長部材から成るロック解除部材を前記ブラケット
内に挿通することにより回動し、前記ロック手段による
ロックを解除するレバー部材と、前記ロック手段を非解
除する方向に前記レバー部材を付勢する付勢手段とを具
備し、前記ロック解除部材の挿入により前記ロック手段
によるロックを強制解除可能な自動変速操作装置であっ
て、前記レバー部材の回動方向に延びる長孔を前記ブラ
ケットに形成するとともに、該長孔に挿通可能な突起部
を前記レバー部材に形成したことを特徴とする。
シフトレバーを移動自在に保持するブラケットと、前記
シフトレバーのパーキング位置又はニュートラル位置か
らの移動をロックするロック手段と、前記ブラケットか
ら突設された回動軸に回動自在に取り付けられるととも
に、細長部材から成るロック解除部材を前記ブラケット
内に挿通することにより回動し、前記ロック手段による
ロックを解除するレバー部材と、前記ロック手段を非解
除する方向に前記レバー部材を付勢する付勢手段とを具
備し、前記ロック解除部材の挿入により前記ロック手段
によるロックを強制解除可能な自動変速操作装置であっ
て、前記レバー部材の回動方向に延びる長孔を前記ブラ
ケットに形成するとともに、該長孔に挿通可能な突起部
を前記レバー部材に形成したことを特徴とする。
【0011】かかる構成によれば、例えばエンジンキー
等のロック解除部材をブラケット内に挿通してレバー部
材を付勢手段による付勢に抗して回動させる際、当該レ
バー部材の回動と共に突起部も回動するのであるが、か
かる突起部は、ブラケットに形成された長孔に挿通され
た状態を保持しつつ回動することとなる。そして、レバ
ー部材の回動によりロック手段によるシフトレバーのロ
ックを解除させる。
等のロック解除部材をブラケット内に挿通してレバー部
材を付勢手段による付勢に抗して回動させる際、当該レ
バー部材の回動と共に突起部も回動するのであるが、か
かる突起部は、ブラケットに形成された長孔に挿通され
た状態を保持しつつ回動することとなる。そして、レバ
ー部材の回動によりロック手段によるシフトレバーのロ
ックを解除させる。
【0012】請求項2記載の発明は、前記突起部が、前
記レバー部材が前記付勢手段によって付勢された状態に
おいて、先端が前記長孔の一端部に当接し、当該レバー
部材の更なる回動を規制するよう形成されたことを特徴
とする。
記レバー部材が前記付勢手段によって付勢された状態に
おいて、先端が前記長孔の一端部に当接し、当該レバー
部材の更なる回動を規制するよう形成されたことを特徴
とする。
【0013】かかる構成によれば、付勢手段によってレ
バー部材が付勢される方向に対し、突起部の先端が長孔
の一端部に当接してレバー部の更なる回動を規制する。
バー部材が付勢される方向に対し、突起部の先端が長孔
の一端部に当接してレバー部の更なる回動を規制する。
【0014】請求項3記載の発明は、前記レバー部材
が、回動軸線方向の両側面にそれぞれ前記突起部が形成
されたことを特徴とする。
が、回動軸線方向の両側面にそれぞれ前記突起部が形成
されたことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、前記ブラケットの
車内側を覆うカバー部材を具備し、該カバー部材の前記
ブラケットへの組み付け時に前記回動軸と対向する部位
に、当該回動軸先端と当接又は近接して覆うための抜止
め部を一体形成したことを特徴とする。
車内側を覆うカバー部材を具備し、該カバー部材の前記
ブラケットへの組み付け時に前記回動軸と対向する部位
に、当該回動軸先端と当接又は近接して覆うための抜止
め部を一体形成したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら具体的に説明する。本実施形態に係
る自動変速操作装置は、自動変速機(オートマチックト
ランスミッション)の変速操作を行うためのものであ
り、図1に示すように、車両のインストルメントパネル
2に配設され、シフトレバー(セレクトレバー)3を移
動自在に保持するブラケット4と、カバー部材(エスカ
ッション)7と、シフトロック機構(後述する)とを有
する。
図面を参照しながら具体的に説明する。本実施形態に係
る自動変速操作装置は、自動変速機(オートマチックト
ランスミッション)の変速操作を行うためのものであ
り、図1に示すように、車両のインストルメントパネル
2に配設され、シフトレバー(セレクトレバー)3を移
動自在に保持するブラケット4と、カバー部材(エスカ
ッション)7と、シフトロック機構(後述する)とを有
する。
【0017】ブラケット4は、車両の運転者が変速操作
を行うべく把持し回動動作せしめるためのシフトレバー
3を有し、車両変速操作装置1の本体を構成するもので
ある。このブラケット4は、ダイキャスト金型によるア
ルミ成形品から成るものであり、図2に示すように、車
内側をカバー部材(エスカッション)4により覆われて
車両のインストルメントパネル2内に搭載される。
を行うべく把持し回動動作せしめるためのシフトレバー
3を有し、車両変速操作装置1の本体を構成するもので
ある。このブラケット4は、ダイキャスト金型によるア
ルミ成形品から成るものであり、図2に示すように、車
内側をカバー部材(エスカッション)4により覆われて
車両のインストルメントパネル2内に搭載される。
【0018】シフトレバー3は、図2で示すように、運
転者が把持し得る操作ノブ3aを先端に有するものであ
り、基端側が支持ブラケット11及び揺動ピン(不図
示)を介して基端部材13(図3及び図4参照)に取り
付けられている。かかる構成により、シフトレバー3
は、左右方向に揺動可能なように構成されている。尚、
揺動ピンには図示しないスプリングが配設され、シフト
レバー3を常時左方向へ付勢するよう構成されている。
更に、シフトレバー3の基端側には、ブラケット4に固
定されたチェッカー6の凹凸に係脱可能な係合爪12が
突出形成されている。
転者が把持し得る操作ノブ3aを先端に有するものであ
り、基端側が支持ブラケット11及び揺動ピン(不図
示)を介して基端部材13(図3及び図4参照)に取り
付けられている。かかる構成により、シフトレバー3
は、左右方向に揺動可能なように構成されている。尚、
揺動ピンには図示しないスプリングが配設され、シフト
レバー3を常時左方向へ付勢するよう構成されている。
更に、シフトレバー3の基端側には、ブラケット4に固
定されたチェッカー6の凹凸に係脱可能な係合爪12が
突出形成されている。
【0019】プレート5は、六角ボルト8によりブラケ
ット3の側面に固定される一方、車体のステアリングハ
ンガーブラケット(不図示)にも固定され、ブラケット
3を車両に固定する役割を果たしている。そして支持軸
9がプレート5に形成された孔、基端部材13に形成さ
れた揺動用孔、及びブラケット3に一体成形された支持
用孔を貫通し、当該支持軸9を中心にシフトレバー3を
上下方向へ回動可能にしている。
ット3の側面に固定される一方、車体のステアリングハ
ンガーブラケット(不図示)にも固定され、ブラケット
3を車両に固定する役割を果たしている。そして支持軸
9がプレート5に形成された孔、基端部材13に形成さ
れた揺動用孔、及びブラケット3に一体成形された支持
用孔を貫通し、当該支持軸9を中心にシフトレバー3を
上下方向へ回動可能にしている。
【0020】このように、揺動ピン及び支持軸9を中心
としたシフトレバー3の左右及び上下方向への回動(揺
動)により、自動変速機に対して変速レンジを選択する
よう構成されている。尚、基端部材13の一端には波状
の節度受部13b(図3及び図4参照)が形成されてお
り、シフトレバー3を回動させると、先端が当該節度受
部13bに押圧された板バネ10から節度を受け得るよ
う構成されている。
としたシフトレバー3の左右及び上下方向への回動(揺
動)により、自動変速機に対して変速レンジを選択する
よう構成されている。尚、基端部材13の一端には波状
の節度受部13b(図3及び図4参照)が形成されてお
り、シフトレバー3を回動させると、先端が当該節度受
部13bに押圧された板バネ10から節度を受け得るよ
う構成されている。
【0021】カバー部材7は、ブラケット4の車室側を
覆うものであり、シフトレバー3の上下方向の回動と共
に摺動する可撓性板材14を有するとともに、上面に文
字(P、R、N、D、2、1等)が印刷された化粧パネ
ルが取り付けられる。かかるカバー部材7は、樹脂成形
品から成り、その隅部にロック解除部材としてのエンジ
ンキーを挿入することができる挿入孔7aが形成されて
いる。
覆うものであり、シフトレバー3の上下方向の回動と共
に摺動する可撓性板材14を有するとともに、上面に文
字(P、R、N、D、2、1等)が印刷された化粧パネ
ルが取り付けられる。かかるカバー部材7は、樹脂成形
品から成り、その隅部にロック解除部材としてのエンジ
ンキーを挿入することができる挿入孔7aが形成されて
いる。
【0022】シフトロック機構は、図3に示すように、
伸縮自在な作動部15aを有するソレノイド15と、三
方に延びる3本の腕部(第1腕部16a、第2腕部16
b及び第3腕部16c)を有する操作部材16と、ロッ
ク手段としてのシフトロックストッパ18とから主に構
成され、基端部材13に形成された規制孔13aに対し
シフトロックストッパ18を挿入又は抜き出しを行うこ
とにより、シフトレバー3の上下方向の回動をロック又
は該ロックの解除を行うものである。尚、シフトロック
ストッパ18が規制孔13aに挿通された状態におい
て、シフトレバー3はパーキング(P)又はニュートラ
ル(N)の位置となるよう設計されている。
伸縮自在な作動部15aを有するソレノイド15と、三
方に延びる3本の腕部(第1腕部16a、第2腕部16
b及び第3腕部16c)を有する操作部材16と、ロッ
ク手段としてのシフトロックストッパ18とから主に構
成され、基端部材13に形成された規制孔13aに対し
シフトロックストッパ18を挿入又は抜き出しを行うこ
とにより、シフトレバー3の上下方向の回動をロック又
は該ロックの解除を行うものである。尚、シフトロック
ストッパ18が規制孔13aに挿通された状態におい
て、シフトレバー3はパーキング(P)又はニュートラ
ル(N)の位置となるよう設計されている。
【0023】操作部材16は、同図に示すように、その
中央近傍のボス部に形成された孔にブラケット4から突
出形成された軸部4aを挿通させることにより、当該軸
部4aを中心に回動自在とされるとともに、第3腕部1
6cには凸部16dを有したものであり、第2腕部16
bがシフトロックストッパ18に形成された凹部18a
に連結され、且つ、凸部16dが作動部15aの先端の
孔に挿通されて組み付けられている。
中央近傍のボス部に形成された孔にブラケット4から突
出形成された軸部4aを挿通させることにより、当該軸
部4aを中心に回動自在とされるとともに、第3腕部1
6cには凸部16dを有したものであり、第2腕部16
bがシフトロックストッパ18に形成された凹部18a
に連結され、且つ、凸部16dが作動部15aの先端の
孔に挿通されて組み付けられている。
【0024】一方、シフトロックストッパ18は、既述
したようにシフトレバー3のロック状態では基端部材1
3に形成された規制孔13aに挿入されており、ブレー
キを踏んだことを検知してソレノイド15に信号が伝達
されると、その作動部15aが同図の状態から引っ込ん
で、操作部材16を同図中のa方向へ回動させる。かか
る回動に伴い第2腕部16bと連結されたシフトロック
ストッパ18が同図中b方向へスライドし、図4で示し
たように、基端部材13の規制孔13aから抜き出さ
れ、シフトレバー3のロックが解除される。
したようにシフトレバー3のロック状態では基端部材1
3に形成された規制孔13aに挿入されており、ブレー
キを踏んだことを検知してソレノイド15に信号が伝達
されると、その作動部15aが同図の状態から引っ込ん
で、操作部材16を同図中のa方向へ回動させる。かか
る回動に伴い第2腕部16bと連結されたシフトロック
ストッパ18が同図中b方向へスライドし、図4で示し
たように、基端部材13の規制孔13aから抜き出さ
れ、シフトレバー3のロックが解除される。
【0025】以上、変速操作装置1が具備するシフトロ
ック機構について説明したが、かかるシフトロック機構
によるシフトレバー3のロックの解除は、専らソレノイ
ド15の動作によって行われるため、車両のバッテリが
上がる等の電気系統のトラブルが生じた場合はロック解
除を行えない。このような場合に手動で強制的にシフト
レバー3のロックの解除を行うべく、本実施形態の変速
操作装置1においては、レバー部材17及び付勢手段1
9を備えている。
ック機構について説明したが、かかるシフトロック機構
によるシフトレバー3のロックの解除は、専らソレノイ
ド15の動作によって行われるため、車両のバッテリが
上がる等の電気系統のトラブルが生じた場合はロック解
除を行えない。このような場合に手動で強制的にシフト
レバー3のロックの解除を行うべく、本実施形態の変速
操作装置1においては、レバー部材17及び付勢手段1
9を備えている。
【0026】レバー部材17は、エンジンキーを挿入孔
7aからブラケット内に挿通することにより回動し、シ
フトロックストッパ18によるシフトレバー3のロック
を解除するものであり、図5に示すように、ブラケット
4から突出形成された回動軸4bに挿通可能な挿通孔1
7cを有し、当該回動軸4bを中心に回動自在に組み付
けられる。
7aからブラケット内に挿通することにより回動し、シ
フトロックストッパ18によるシフトレバー3のロック
を解除するものであり、図5に示すように、ブラケット
4から突出形成された回動軸4bに挿通可能な挿通孔1
7cを有し、当該回動軸4bを中心に回動自在に組み付
けられる。
【0027】また、レバー部材17は、一端に挿通孔7
aから挿通されたエンジンキーを受けるためのキー受け
部17aが形成され、他端に操作部材16を回動し得る
作動部17bが形成されおり、ブラケット4から突出形
成された凸部4cに一端が結合された付勢手段(スプリ
ング)19によって、同図中c方向へ付勢された状態に
て組み付けられる。
aから挿通されたエンジンキーを受けるためのキー受け
部17aが形成され、他端に操作部材16を回動し得る
作動部17bが形成されおり、ブラケット4から突出形
成された凸部4cに一端が結合された付勢手段(スプリ
ング)19によって、同図中c方向へ付勢された状態に
て組み付けられる。
【0028】ここで、本実施形態においては、レバー部
材17の回動方向に延びる長孔20(図2参照)をブラ
ケット4に形成するとともに、該長孔20に挿通可能な
突起部17dをレバー部材17に形成している。即ち、
図6に示すように、レバー部材17が付勢手段19によ
って付勢された状態で回動軸4bに取り付けられた状態
では、突起部17dが長孔20内に挿通した状態であ
り、且つ、突起部17dの先端が長孔20の一端部20
aに当接しており、付勢手段19の付勢力によるレバー
部材17の更なる回動を規制している。尚、突起部17
dの先端は、長孔20との当接を行わせるべく、同図の
如く微少量屈曲して形成するのが好ましい。
材17の回動方向に延びる長孔20(図2参照)をブラ
ケット4に形成するとともに、該長孔20に挿通可能な
突起部17dをレバー部材17に形成している。即ち、
図6に示すように、レバー部材17が付勢手段19によ
って付勢された状態で回動軸4bに取り付けられた状態
では、突起部17dが長孔20内に挿通した状態であ
り、且つ、突起部17dの先端が長孔20の一端部20
aに当接しており、付勢手段19の付勢力によるレバー
部材17の更なる回動を規制している。尚、突起部17
dの先端は、長孔20との当接を行わせるべく、同図の
如く微少量屈曲して形成するのが好ましい。
【0029】そして、図7に示すように、キー受け部1
7aがエンジンキーKEYの先端により押圧されると、
突起部17dが長孔20に挿通されつつレバー部材17
が回動し、図8に示すように、レバー部材17の回動に
伴って作動部17bが第1腕部16aを押圧して操作部
材16を回動させ、操作部材16の第2腕部16bと連
結されたシフトロックストッパ18を同図中紙面手前方
向へ摺動させる。かかるシフトロックストッパ18の摺
動により、当該シフトロックストッパ18の先端が基端
部材13の規制孔13aから抜け出ることとなり、シフ
トレバー3のロックが強制的に解除される。
7aがエンジンキーKEYの先端により押圧されると、
突起部17dが長孔20に挿通されつつレバー部材17
が回動し、図8に示すように、レバー部材17の回動に
伴って作動部17bが第1腕部16aを押圧して操作部
材16を回動させ、操作部材16の第2腕部16bと連
結されたシフトロックストッパ18を同図中紙面手前方
向へ摺動させる。かかるシフトロックストッパ18の摺
動により、当該シフトロックストッパ18の先端が基端
部材13の規制孔13aから抜け出ることとなり、シフ
トレバー3のロックが強制的に解除される。
【0030】上記構成によれば、突起部17dが長孔2
0に挿通されつつレバー部材17が回動するので、回動
軸4bの先端をかしめたりプッシュナット等を使用した
りすることなく、レバー部材17の回動軸4bからの脱
落を防止することができる。即ち、長孔20はブラケッ
ト4の成形金型に形状を造り込んでおくことにより当該
ブラケットの製造時に同時に形成することができ、ま
た、突起部17d及び17d’もレバー部材17の成形
金型に形状を造り込んでおけば当該レバー部材17の製
造時に同時に形成することができるため、これら長孔2
0及び突起部17d及び17d’のための別途の形成工
程は不要であり、部品点数も増加しないのである。
0に挿通されつつレバー部材17が回動するので、回動
軸4bの先端をかしめたりプッシュナット等を使用した
りすることなく、レバー部材17の回動軸4bからの脱
落を防止することができる。即ち、長孔20はブラケッ
ト4の成形金型に形状を造り込んでおくことにより当該
ブラケットの製造時に同時に形成することができ、ま
た、突起部17d及び17d’もレバー部材17の成形
金型に形状を造り込んでおけば当該レバー部材17の製
造時に同時に形成することができるため、これら長孔2
0及び突起部17d及び17d’のための別途の形成工
程は不要であり、部品点数も増加しないのである。
【0031】また、レバー部材17が付勢手段によって
付勢された状態において、突起部17dの先端を長孔2
0の一端部20aに当接させているので、レバー部材1
7の付勢方向に対するストッパ機能を兼ね備えることが
できる。尚、突起部17dの先端は、微小量屈曲させな
くてもよく、その場合、長孔20の一端部20aからの
反作用を有効に受けるべく、先端の径を太くするのが好
ましい。
付勢された状態において、突起部17dの先端を長孔2
0の一端部20aに当接させているので、レバー部材1
7の付勢方向に対するストッパ機能を兼ね備えることが
できる。尚、突起部17dの先端は、微小量屈曲させな
くてもよく、その場合、長孔20の一端部20aからの
反作用を有効に受けるべく、先端の径を太くするのが好
ましい。
【0032】また、本実施形態におけるレバー部材17
は、突起部17dと同様の突起部17d’を回動軸線方
向の対向する側面に形成しているので、車両の左右ハン
ドルの相違に伴ってレバー部材のブラケットに対する取
り付け向きが変わっても共用化することができる。即
ち、左ハンドル車におけるレバー部材17の取り付け
は、突起部17d’が形成された面がブラケット4の側
面に近接する向きとなり、該ブラケット4の側面に長孔
が形成されるので、突起部17d’が長孔内を挿通する
こととなる。
は、突起部17dと同様の突起部17d’を回動軸線方
向の対向する側面に形成しているので、車両の左右ハン
ドルの相違に伴ってレバー部材のブラケットに対する取
り付け向きが変わっても共用化することができる。即
ち、左ハンドル車におけるレバー部材17の取り付け
は、突起部17d’が形成された面がブラケット4の側
面に近接する向きとなり、該ブラケット4の側面に長孔
が形成されるので、突起部17d’が長孔内を挿通する
こととなる。
【0033】更に、本実施形態のカバー部材7において
は、ブラケット4への組み付け時に回動軸4bと対向す
る面に、当該回動軸4b先端と当接又は近接して覆う抜
け止め部7bが一体形成されている。これにより、レバ
ー部材17の回動軸4bからの抜け止め効果を更に向上
させることができるとともに、抜け止め部7bは、カバ
ー部材7に一体形成されているので、組み付け工数及び
部品点数の削除も同時に図ることができる。また、本抜
け止め部7bにより回動軸4bが覆われているので、ゴ
ミ等の異物の浸入を防止することができる。
は、ブラケット4への組み付け時に回動軸4bと対向す
る面に、当該回動軸4b先端と当接又は近接して覆う抜
け止め部7bが一体形成されている。これにより、レバ
ー部材17の回動軸4bからの抜け止め効果を更に向上
させることができるとともに、抜け止め部7bは、カバ
ー部材7に一体形成されているので、組み付け工数及び
部品点数の削除も同時に図ることができる。また、本抜
け止め部7bにより回動軸4bが覆われているので、ゴ
ミ等の異物の浸入を防止することができる。
【0034】以上、本実施形態について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えばレバー部
材17に突起部17d又は17d’のいずれか一方のみ
を形成して、車両において右ハンドル用又は左ハンドル
用に特化させてもよい。また、カバー部材7に形成され
る抜け止め部7bは、適宜形成するものとし、突起部1
7dによる抜け止め効果が十分であれば形成しなくても
よい。
発明はこれに限定されるものではなく、例えばレバー部
材17に突起部17d又は17d’のいずれか一方のみ
を形成して、車両において右ハンドル用又は左ハンドル
用に特化させてもよい。また、カバー部材7に形成され
る抜け止め部7bは、適宜形成するものとし、突起部1
7dによる抜け止め効果が十分であれば形成しなくても
よい。
【0035】更に、本実施形態においては、インストル
メントパネル2に配設される自動変速操作装置に適用し
ているが、車両のフロアに配設するタイプの自動変速操
作装置にも適用し得る。また更に、ロックを強制解除さ
せるエンジンキーの代わりに、他の細長部材(例えば、
ドライバー等)を用い、これをカバー部材7の挿入孔7
aに挿入してレバー部材17を動作させるようにしても
よい。
メントパネル2に配設される自動変速操作装置に適用し
ているが、車両のフロアに配設するタイプの自動変速操
作装置にも適用し得る。また更に、ロックを強制解除さ
せるエンジンキーの代わりに、他の細長部材(例えば、
ドライバー等)を用い、これをカバー部材7の挿入孔7
aに挿入してレバー部材17を動作させるようにしても
よい。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、突起部は常時
ブラケットに形成された長孔に挿通された状態となっ
て、レバー部材の回動軸延設方向への移動を規制するの
で、レバー部材の回動軸からの抜けを確実に防止するこ
とができ、且つ、抜け止めのためのかしめ作業等やプッ
シュナット等別途部材を不要とするため、組み付け工数
や部品点数を削減することができる。
ブラケットに形成された長孔に挿通された状態となっ
て、レバー部材の回動軸延設方向への移動を規制するの
で、レバー部材の回動軸からの抜けを確実に防止するこ
とができ、且つ、抜け止めのためのかしめ作業等やプッ
シュナット等別途部材を不要とするため、組み付け工数
や部品点数を削減することができる。
【0037】請求項2の発明によれば、付勢手段によっ
てレバー部材が付勢される方向に対し、突起部の先端が
長孔の一端部に当接してレバー部材の更なる回動を規制
するので、レバー部材の付勢方向に対するストッパ機能
を兼ね備えることができる。
てレバー部材が付勢される方向に対し、突起部の先端が
長孔の一端部に当接してレバー部材の更なる回動を規制
するので、レバー部材の付勢方向に対するストッパ機能
を兼ね備えることができる。
【0038】請求項3の発明によれば、前記レバー部材
が、回動軸線方向の両側面にそれぞれ前記突起部が形成
されているので、車両の左右ハンドルの相違に伴ってレ
バー部材のブラケットに対する取り付け向きが変わって
も共用化することができる。
が、回動軸線方向の両側面にそれぞれ前記突起部が形成
されているので、車両の左右ハンドルの相違に伴ってレ
バー部材のブラケットに対する取り付け向きが変わって
も共用化することができる。
【0039】請求項4の発明によれば、カバー部材に前
記レバー部材の回動軸先端と当接又は近接して覆うため
の抜止め部を形成したので、レバー部材の抜け止め効果
を更に向上させることができる。また、抜け止め部は、
カバー部材に一体形成されているので、抜け止め効果の
向上に加え、組み付け工数及び部品点数の削除も同時に
図ることができる。
記レバー部材の回動軸先端と当接又は近接して覆うため
の抜止め部を形成したので、レバー部材の抜け止め効果
を更に向上させることができる。また、抜け止め部は、
カバー部材に一体形成されているので、抜け止め効果の
向上に加え、組み付け工数及び部品点数の削除も同時に
図ることができる。
【図1】本発明の実施形態に係る自動変速操作装置を示
す側面図
す側面図
【図2】本発明の実施形態に係る自動変速操作装置を示
す斜視図
す斜視図
【図3】本発明の実施形態に係る自動変速操作装置にお
けるシフトロック機構によるロック状態を示す模式図
けるシフトロック機構によるロック状態を示す模式図
【図4】本発明の実施形態に係る自動変速操作装置にお
けるシフトロック機構によるロックの解除状態を示す模
式図
けるシフトロック機構によるロックの解除状態を示す模
式図
【図5】本発明の実施形態に係る自動変速操作装置にお
けるレバー部材及び付勢手段を示す斜視図
けるレバー部材及び付勢手段を示す斜視図
【図6】本発明の実施形態に係る自動変速操作装置にお
けるレバー部材の突起部が長孔に挿入された状態を示す
模式図
けるレバー部材の突起部が長孔に挿入された状態を示す
模式図
【図7】本発明の実施形態に係る自動変速操作装置にお
けるレバー部材による強制ロック解除の動作を示す模式
図
けるレバー部材による強制ロック解除の動作を示す模式
図
【図8】本発明の実施形態に係る自動変速操作装置にお
けるレバー部材による強制ロック解除の動作を示す模式
図
けるレバー部材による強制ロック解除の動作を示す模式
図
1…自動変速操作装置 2…インストルメントパネル 3…シフトレバー 3a…操作ノブ 4…ブラケット 4a…軸部 4b…回動軸 4c…凸部 5…プレート 6…チェッカー 7…カバー部材 7a…挿入孔 7b…抜け止め部 8…六角ボルト 9…支持軸 10…板バネ 11…支持ブラケット 12…係合爪 13…基端部材 13a…規制孔 13b…節度受部 14…可撓性板材 15…ソレノイド 15a…作動部 16…操作部材 16a…第1腕部 16b…第2腕部 16c…第3腕部 16d…凸部 17…レバー部材 17a…キー受け部 17b…作動部 17c…挿通孔 17d、17d’…突起部 18…シフトロックストッパ(ロック手段) 19…付勢手段 20…長孔 20a…一端部 KEY…エンジンキー(ロック解除部材)
Claims (4)
- 【請求項1】シフトレバーを移動自在に保持するブラケ
ットと、 前記シフトレバーのパーキング位置又はニュートラル位
置からの移動をロックするロック手段と、 前記ブラケットから突設された回動軸に回動自在に取り
付けられるとともに、細長部材から成るロック解除部材
を前記ブラケット内に挿通することにより回動し、前記
ロック手段によるロックを解除するレバー部材と、 前記ロック手段を非解除する方向に前記レバー部材を付
勢する付勢手段と、を具備し、前記ロック解除部材の挿
入により前記ロック手段によるロックを強制解除可能な
自動変速操作装置であって、 前記レバー部材の回動方向に延びる長孔を前記ブラケッ
トに形成するとともに、該長孔に挿通可能な突起部を前
記レバー部材に形成したことを特徴とする自動変速操作
装置。 - 【請求項2】前記突起部は、前記レバー部材が前記付勢
手段によって付勢された状態において、先端が前記長孔
の一端部に当接し、当該レバー部材の更なる回動を規制
するよう形成されたことを特徴とする請求項1記載の自
動変速操作装置。 - 【請求項3】前記レバー部材は、回動軸線方向の両側面
にそれぞれ前記突起部が形成されたことを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の自動変速操作装置。 - 【請求項4】前記ブラケットの車内側を覆うカバー部材
を具備し、該カバー部材の前記ブラケットへの組み付け
時に前記回動軸と対向する部位に、当該回動軸先端と当
接又は近接して覆うための抜止め部を一体形成したこと
を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載
の自動変速操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001095689A JP2002283867A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 自動変速操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001095689A JP2002283867A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 自動変速操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002283867A true JP2002283867A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18949705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001095689A Pending JP2002283867A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 自動変速操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002283867A (ja) |
-
2001
- 2001-03-29 JP JP2001095689A patent/JP2002283867A/ja active Pending
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