JP2002283837A - 移動用車両のキャビン - Google Patents

移動用車両のキャビン

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JP2002283837A JP2001145042A JP2001145042A JP2002283837A JP 2002283837 A JP2002283837 A JP 2002283837A JP 2001145042 A JP2001145042 A JP 2001145042A JP 2001145042 A JP2001145042 A JP 2001145042A JP 2002283837 A JP2002283837 A JP 2002283837A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の簡易型キャビンにおいて、前方散布型
の散布作業車両では薬剤がキャビン内に入るおそれがあ
った。 【解決手段】 移動用車両のキャビン7であって、キャ
ビン7を構成するルーフ24の後部上面に換気口30を
開口し、該換気口30にファン31を取り付けるととも
に、該換気口30上方を覆う蓋体33を設け、該蓋体3
3を開閉回動可能に構成し、前記キャビン7の側部を側
部被覆体26で覆い、該側部被覆体26の下部をキャビ
ン側部面よりも小さく構成し、キャビン下側部に外部と
連通する開放部49を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動用車両のキャ
ビンに関し、特に、乗用管理機の運転部を覆うキャビン
の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から乗用管理機の座席やステアリン
グハンドル等の運転部をキャビンで覆う技術は公知とな
っている。例えば、特開平10−297281号公報の
技術である。この技術は、前支柱と、後支柱と、両者の
上部を連結する補強パイプとにより、箱状に形成して、
下部を主フレームに固定し、上部にルーフを配置し、前
部はガラス、その他の側面及び後面は透明の合成樹脂シ
ートにより覆いキャビンを構成して、運転部を覆ってい
た。また、ルーフにブロアを設けて外気を吸入するよう
に構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記技術にお
けるブロアはルーフの前上部に配置されて、吸気口が前
端下面に配置されていたので、機体前部に散布部を配置
した場合には、作業時において散布されて飛散した薬剤
の一部が吸引されることになり、オペレーターにかかる
おそれがあった。また、左右両側に配置された透明シー
トで構成した側方シートはワンタッチ締め具を用いて開
閉可能として、ドアの役目を果たすように構成している
が、非作業時の路上走行等ではドアを開いた状態で走行
する場合があり、この場合には側方シートを取り外す
か、或いは、巻きつけて固定するようにしていたが、側
方シートを外すと収納しておく場所がなく、後支柱に巻
き付けておくには手間がかかり、下部が固定されず垂れ
て後輪に巻き付いたり、後輪と擦れて汚れたり、傷つい
たりするおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、移動用車両の
キャビンであって、キャビンを構成するルーフの後部上
面に換気口を開口し、該換気口にファンを取り付けると
ともに、該換気口上方を覆う蓋体を設け、該蓋体を開閉
回動可能に構成したものである。
【0006】請求項2においては、移動用車両のキャビ
ンであって、キャビンを構成するルーフに複数の換気口
を開口し、該各換気口にそれぞれファンを取り付けると
ともに、該換気口上方を覆う蓋体を設け、該蓋体を開閉
回動可能に構成したものである。
【0007】請求項3においては、前記蓋体の開閉及び
作業・非作業を検知し、前記蓋体が開き作業時のみファ
ンが作動するように構成したものである。
【0008】請求項4においては、前記キャビンの側部
を覆う側部被覆体を、キャビン側面の中途部より上方を
覆い、側部被覆体の下側に外部と連通する開放部を設け
たものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の解決すべき課題及び手段
は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明の
一実施例を説明する。図1は本発明のキャビンを装備し
た乗用管理機の側面図、図2はキャビンの側面図、図3
は同じく斜視図、図4は後部被覆体部分の後面図、図5
は蓋体取付部分の斜視図、図6はファン駆動の電気回路
図、図7はルーフ最高部の拡大断面図、図8は複数の換
気口を配置したときのキャビンの側面図,図9は複数の
換気口を配置したときの蓋体取付部分の斜視図、図10
は複数の換気口を配置したときの蓋体取付部分の平面図
である。
【0010】まず、本発明に係るキャビンを具備した移
動用車両の一実施例である乗用管理機の概略構成から説
明する。図1において、前後方向に配置したメインフレ
ーム1の前部上にエンジン2を載置し、該エンジン2を
ボンネット3により覆っている。該ボンネット1後方に
はオペレーターが着座する座席4やステアリングハンド
ル5等からなる運転部6を覆う後述する本発明のキャビ
ン7が設けられている。前記メインフレーム1の前下方
には前輪8を支承し、後下方には後輪9を支承してい
る。
【0011】また、メインフレーム1の前部両側から前
方に作業機昇降機構10を配置し、該作業機昇降機構1
0の前部に作業機機となるブーム11を左右傾倒可能に
取り付けている。該作業機昇降機構10は平行リンクに
より構成してシリンダ等のアクチュエータでブーム11
を平行に昇降できるようにしている。該ブーム11は中
央のセンタブーム11aと、その両側のサイドブーム1
1b・11bと、その外側に配置した延長ブーム11c
・11cからなり、それぞれのブーム11a・11b・
11cには所定間隔を開けて薬液を噴霧するノズル12
・12・・・を配置している。サイドブーム11b・1
1bと延長ブーム11c・11cはそれぞれ折り畳める
ようにしており、該サイドブーム11bはシリンダ等の
駆動によって斜め上後方向に折り畳めるようにしてい
る。延長ブーム11c・11cは手動で操作する。但
し、作業機昇降機構10及びブーム11はメインフレー
ム1の後部に配置して散布する構成とすることも可能で
ある。
【0012】前記メインフレーム1の中途部から後部上
には薬液タンク13が載置され、該薬液タンク13とボ
ンネット3の間のメインフレーム1上をステップ14と
し、メインフレーム1の後端上に動力噴霧機15が配置
され、該動力噴霧機15は前記エンジン2からの動力に
よって駆動され、薬液タンク13から図示しないホース
を介して薬液を吸入して、動力噴霧機15の吐出口より
図示しないホースを介して前記ノズル12・12・・・
へ薬液を圧送するようにしている。
【0013】前記薬液タンク13は合成樹脂等で一体的
に形成され、後上部に薬剤や水を投入する蓋体13aが
設けられ、前部の左右中央には凹状に凹ませて座席4が
載置され、その後部両側上に後述するキャビン7の後フ
レーム22の下端を取り付けて支えるための座部が形成
されている。薬液タンク13の後底部には薬液を動力噴
霧機15に供給する吸入口を設けている。
【0014】次に、本発明のキャビン7について、図1
〜図5より説明する。本発明のキャビン7は運転部6の
前部左右両側に立設する前フレーム21・21と、後部
両側に立設する後フレーム22・22と、該前フレーム
21・21と後フレーム22・22の上部間を連結する
上部フレーム23と、該上部フレーム23に固定して上
部を覆うルーフ24と、前面を覆う前部被覆体25と、
両側面を覆う側部被覆体26・26と、後部を覆う後部
被覆体27等により構成されている。
【0015】前記前フレーム21は側面視「く」字状に
曲げて、下端を薬液タンク13の取付面と同等として、
ステップ14両側のメインフレーム1上に固定してい
る。後フレーム22の下端は前記座席4両側後部の薬液
タンク13上面に固定され、薬液タンク13への固定部
の高さだけ、後フレーム22を短く構成して材料コスト
を低減している。なお、後フレーム22の取り付け部に
は座を一体的に薬液タンク13に形成し、該薬液タンク
13は肉厚を増加したり、リブ等を形成したりして補強
しキャビン7の後部を支えられるだけの剛性を確保して
いる。上部フレーム23は四角形状に構成して枠組み構
成として剛性をアップしている。
【0016】前記ルーフ24は合成樹脂等軽量、かつ、
成形容易な材料で構成して、前記上部フレーム23より
も広く構成して各フレームの上方を覆うようにしてい
る。該ルーフ24の最も高い部分の平面部には、図5、
図7に示すように、後述する喚起口30とファン31上
方を覆う蓋体33等が設けられ、その両側に排水用の溝
24a・24aが適宜間隔を開けて平行に複数設けられ
て、強度アップを図っている。そして、この蓋体33の
左右両側から溝24a・24aに向かって斜面24b・
24bが形成されている。即ち、ルーフ24上に降雨等
があった場合、開口部30はルーフ24の最高部に取り
付けられているので、水が溜まることがなくファン31
側へ水が流れることはない。そして更に、溝24a・2
4aがないとルーフ24端まで緩やかな傾斜となってし
まうが、このように溝24a・24aがあると前記斜面
24b・24bは急斜面となって排水性を向上できるの
である。そして、この斜面24bの傾斜は蓋体33と溝
24aとの間の距離が短い程大きくなって排水性も高く
なるのである。
【0017】また、その両側やルーフ24周囲には折り
曲げ部を設けて、軽量でありながら強度がアップするよ
うにしている。該ルーフ24の内面には図示しない断熱
材が貼設され、太陽光等が当たりルーフ24表面が熱せ
られてもキャビン7内の温度の上昇を抑えるようにして
いる。
【0018】そして、図2、図5に示すように、該ルー
フ24の後部左右中央には換気口30が開口され、つま
り、喚起口30に取り付けるファン31や蓋体33等を
取り付けても変形等が生じない強度を有する前記溝24
aを避けた近傍位置に配置している。該換気口30はオ
ペレーター20が着座したときの頭上方向に位置するよ
うに配置している。そして、該換気口30にファン31
が取り付けられ、該ファン31は前記断熱材よりも室内
側に突出して取り付けられ、ファン31による室内への
風を送り出す効率を上げている。
【0019】該ファン31の吸引側となる外側上部には
フィルタ32が設けられて、塵埃や薬剤等がキャビン7
内に浸入しないようにしている。該フィルタ32は取付
台36上にネジ等を用いて固定できるようにしており、
目詰まり等が生じたときには容易に交換できるようにし
ている。なお、ファン31をルーフ24上に配置するこ
とによって、ファンを容量アップしてキャビン内の換気
性を高めたい場合等において容易に対応できるようにな
る。つまり、ファンを容量アップしたい場合には、必然
的にファン自体が大きくなり、取付面積も大きくなる。
従来術のようにルーフ前端とフロントガラスの間では大
きさが限られてしまう。その点本発明のように、面積が
広いルーフの天井部分に配置することによって、ファン
の大きさに合わせて換気口を容易に変更して、キャビン
7内を換気するに十分な容量のファンを取り付けること
ができるようになる。
【0020】そして、換気口30は蓋体33によって覆
うこうとができるようにしている。該換気口30の前部
には回動支点となるヒンジ34を設けて蓋体33の前部
を枢支して蓋体33の後側を開閉可能として、前記ファ
ン31の駆動により後方より外気を吸い込めるようにし
ている。該蓋体33は本実施例では平面視四角形状の箱
状に構成して、ルーフ24より上方に突出した取付台3
6上のフィルタ32を覆えるようにしている。但し,蓋
体33の形状は四角形状に限定するものではない。ま
た、作業機を後部に装着した場合には、後側から舞い上
がる薬剤の吸い込みを避けるために、前記ヒンジ34を
後側に設けて、蓋体33は前方を開閉するように構成す
ることもできる。この場合ヒンジの軸を挿抜する等の操
作で開閉方向を切り換えられるように構成することもで
きる。
【0021】また、蓋体33の後内面にはU字状に構成
した支え金具35の一端が枢支され、該支え金具35は
上方へ跳ね上げることによって蓋体33内に収納でき、
この状態のまま閉じたり、目一杯開放したりできるよう
にしている。なお、図2の33" で示す目一杯開放した
状態では蓋体33の上端がルーフ24に当接して完全に
倒れないようにして開閉を行い易いようにしている。ま
た、支え金具35を下方へ回動して下端を前記取付台3
6に設けたホルダ37・37に係合させることによって
蓋体33を突っ張って開けた状態(図2の33' )に維
持できるようにしている。
【0022】なお、ホルダ37を前後方向に所定間隔を
開けて複数配置することにより、支え金具35の係止位
置を変更して蓋体33の開放角度を変更するように構成
することもできる。ただし、開放角度を調節する構成は
前記技術に限定するものではなく、支え金具35をルー
フ24側に枢支し、ホルダ37を蓋体33側に取り付け
ても良く、また、ヒンジ34の位置に固定部材を設けて
もよい。また、ルーフ24に開閉操作用の孔を開口し
て、蓋体33に開閉レバーを連結して、キャビン7内か
ら開閉操作できるように構成することもできる。
【0023】また、前記取付台36にマグネット39が
上方に向けて突出され、鉄板等で構成した蓋体33を後
方へ回動して閉じたときに、内面を吸着して走行時等に
振動しないようにして、閉じた状態を維持できるように
している。また、蓋体33の下端周囲には縁部33aを
形成し、該縁部33aの底面にシール部材40を貼設し
て、閉じた時に密閉できるようにして、ファン31側に
雨等が浸入しないように防水性を高めている。また、両
側の前後方向の縁部33aとルーフ24上面との間にそ
れぞれジャバラ等を設けて、蓋体33を開けた状態のと
きに側面をジャバラが覆う用にして、後方のみ開放する
ように構成して、薬剤が側方を流れても喚起口30へ浸
入し難い構成とすることもできる。
【0024】そして、前記ファン31は運転部6に設け
た換気スイッチ41を操作することによりON・OFF
の操作が可能であるが、蓋体33を閉じた状態でファン
31を作動させても無駄である。そこで、蓋体33を閉
じた位置に検知体となるスイッチ42を設け、図6に示
すように、該スイッチ42は開けたときに閉じる(ON
する)スイッチとして換気スイッチ41と直列に接続
し、蓋体33を開けたときのみ作動するように構成する
こともできる。また、ファン31は作業時のみ使用し、
非作業時は側部被覆体26等を開放して使用しないもの
であるから、作業時のみ作動するように、動力噴霧機1
5の噴霧レバー(作業レバー)等に検知体となるスイッ
チ43を設け、該スイッチ43で作業時を検出するよう
にして、該スイッチ43を換気スイッチ41と直列に接
続する構成とすることもできる。このように構成するこ
とで、蓋体33が開けられ、作業時のみファン31を駆
動することができ、メンテナンス等の時には不意にファ
ン31が回転することも防止できる。また、蓋体33と
取付台36またはルーフ24との間にモータあるいはシ
リンダ等のアクチュエータを介装し、該アクチュエータ
を前記換気スイッチ41またはスイッチ43と接続し、
換気スイッチ41またはスイッチ43がONされると、
アクチュエータが作動して蓋体33が自動的に開けら
れ、ファン31を駆動し、換気スイッチ41またはスイ
ッチ43がOFFとなると、アクチュエータが蓋体33
を閉じ方向に作動し、または、蓋体33の自重により自
動的に閉じるようにし、ファン31が停止するように構
成することもできる。
【0025】また、前記換気口30は、次のように複数
設けることもできる。即ち、図8乃至図10に示すよう
に、本実施例では、ルーフ24の前部左右中央と後部左
右中央に換気口30・30を開口し、一方(後部)の換
気口30は、オペレーター20が着座したときの頭上方
向に配置し、他方(前部)の換気口30は、後部換気口
の前方位置でその下方に障害物等が位置せず、空気取り
入れに対して遮ったり邪魔になったりすることがない位
置に配置している。この場合も、前部の換気口30及び
後部の換気口30は、前述の場合と同様に、換気口30
に取り付けるファン31や蓋体33等を取り付けても変
形等が生じない強度を有する前記溝24aを避けた近傍
位置に配置している。その他の部分は前述の図2、図5
における実施例と同様の構成である。但し、換気口を小
さく構成することによって三つ以上配置することも可能
であり、前後方向だけでなく左右方向、斜め方向にも配
置することができる。
【0026】また、前記支え金具35は、図9、図10
に示すように、コの字状に形成することもできる。該支
え金具35の一端は蓋体33の後内面に枢支されてお
り、該支え金具35は上方へ跳ね上げることによって蓋
体33内に収納できるようにしている。また支え金具3
5をコの字状にすることで、前記取付台36に設けたホ
ルダ37を一つにでき、コンパクトにすることができ
る。
【0027】次に、被覆体について説明する。図3に示
すように、前記前部被覆体25は上方に配置するフロン
トガラス51と下方に配置するフロントシート52から
なり、前記左右の前フレーム21・21間の上下中途部
に横設された補強フレーム53の上側と、前フレーム2
1・21と上部フレーム23の間にフロントガラス51
が固定される。該フロントガラス51は透明の強化プラ
スチックや強化ガラスや合わせガラス等より構成されて
いる。54はワイパーである。
【0028】そして、補強フレーム53と前フレーム2
1・21と前フレーム21・21下端より内水平方向に
突設した補強フレーム59・59の間にフロントシート
52を固定している。該フロントシート52は中央下部
に切欠52aを形成して正面視逆凹状に構成しており、
該切欠52aがボンネット3の外形に略一致するように
形成して、運転部6の前方を保護できるようにしてい
る。該フロントシート52はナイロンや塩化ビニール等
の透明の合成樹脂シートにより構成され、軽量化及び低
コスト化を図っている。このようにして、前部被覆体2
5により前方を覆うようにしている。
【0029】前記側部被覆体26と後部被覆体27は前
記フロントシート52と同様に透明のナイロンや塩化ビ
ニール等の透明の合成樹脂シートにより構成され、視界
を確保するとともに、ガラスや鉄板等を採用するよりも
軽量化及び低コスト化を図っている。また、前記側部被
覆体26・26と後部被覆体27の透明シートは一枚の
シートを切断等の加工を施して組立性を向上してコスト
削減を図ることもでき、また、側部被覆体26・26と
後部被覆体27をそれぞれ別々のシートで分割構成とす
ることで、メンテナンスの向上を図ることもできる。
【0030】前記側部被覆体26は左右対称に構成され
るため、一方について説明する。該側部被覆体26は前
フレーム21と上部フレーム23と後フレーム22の間
に張設され、該側部被覆体26はキャビン7の側部面を
覆うが、下側は覆わない構成として、キャビン7の下側
部に外部と連通する開放部49を設けている。つまり、
側部被覆体26の下辺26cの後端位置は、後フレーム
22の下端位置となる薬液タンク13上面と略一致させ
て、薬液タンク13の上面に沿って斜め下前方へ延設し
て、キャビン7の側面の中途部より上方を覆う構成と
し、前記下辺26cと前フレーム21とステップ14と
薬液タンク13前部との間で構成する部分を開放部49
として、該開放部49よりキャビン7内と室外を連通す
るように構成している。
【0031】また、側部被覆体26は前下端より後上方
に向かって円弧状のファスナー55が設けられ、該ファ
スナー55により、ドア部26aと固定部26bに分け
られるようにしている。つまり、ファスナー55を開い
た状態において、固定部26bは前フレーム21と上部
フレーム23との間で張設され、ドア部26aは前部と
上部が分離されて後フレーム22側のみ付いた状態とな
る。
【0032】このような構成において、ファスナー55
を閉じた状態では、運転部6の側方が覆われ、側部被覆
体26の下方は開放されたままとなる。ファスナー55
を開けると、ドア部26aは後フレーム22側を中心に
開放することが可能となり、オペレーターが昇降できる
ようにしている。この開放状態を維持できるように後フ
レーム22近傍、または、ドア部26a後部に、ベルト
または紐または面状ファスナー等よりなる固定部材56
を設けており、ドア部26aを折り畳んで、或いは、巻
き込んで固定部材56で固定することによって開放状態
を維持できるようにしている。なお、ドア部26aの下
辺26cは上部フレーム23と略平行に配置されるた
め、後フレーム22近傍で折り畳んだり、或いは、巻き
付けて固定部材56によって確実に固定することができ
る。つまり、ドア部26aの下部が従来のようにステッ
プまで延設された構成では、後フレーム22より下方の
部分が固定されず垂れたままの状態となるため、ドア部
26aの下部が後輪9に擦れたりするのである。
【0033】後部被覆体27は図4に示すように、上部
フレーム23と左右の後フレーム22・22の間に張設
しており、下辺27cは薬液タンク13の上面と略一
致、または、上面形状に沿うように形成され、後部被覆
体27には左右一側下端より他側上部に向かって円弧状
のファスナー57が設けられている。該ファスナー57
によってドア部27aと固定部27bに分離できるよう
にしており、ファスナー57を開けて分離した状態にお
いて、固定部27bは上部フレーム23と後フレーム2
2に張設され、ドア部27aは一側部と上部が外れて他
側の後フレーム22に付いたままとなる。
【0034】そして、前記同様に固定部材56を他側の
後フレーム22近傍に配置して、ファスナー57を開け
た状態で折り畳んだり、巻き込んで固定できるようにし
ている。このドア部27bを開けた状態では、薬液タン
ク13上部に設けた蓋体13aを開閉することが可能と
なる。
【0035】以上のような構成において、本発明のキャ
ビン7は通常の防風や防雨としての機能に加えて、防除
作業や施肥作業等の場合に薬剤からオペレーター20を
保護できるようにしている。つまり、噴霧作業時におい
ては、ファスナー55・57が閉じられて、ファン31
も駆動される。この状態で前進走行しながら散布作業を
行なうと、機体前方に設けたブーム11に配置したノズ
ル12・12・・・より薬液が噴霧される。このとき、
当然ながら薬剤を散布したあとに機体が突入することに
なるため、オペレーターの前方から後方へ噴霧された薬
剤が駆け抜けることになるが、ファン30の駆動によっ
て、オペレーター20の頭上方向に配置される換気口3
0より外気がキャビン7内に吸入され、側部被覆体26
・26の下方の空間より機外に排出され、有害な薬剤が
キャビン7内に入ることはないのである。また、前方は
前部被覆体25により覆われているため、直接薬剤が入
ることはない。前述の如く、頭上方向にファン31を一
つ設けた場合は、薬剤が最も有害になるオペレーター2
0の頭部付近がファン31により保護されるが、風の流
れを妨げる位置にオペレーター20が座るため、薬剤を
排出するための風の力が減少し、キャビン7内部に薬剤
が若干残る可能性がある。しかし、前述の図8乃至図1
0に示すように、頭上方向とその前部にファン31・3
1を設けることで、前部のファン31でキャビン内部に
浸入する薬剤を取り除き、頭上方向のファン31で最も
有害になる頭部付近を保護することが可能となる。
【0036】そして、換気口30の上前方に蓋体33が
枢支されて、開けたときには斜め後上方に向かって配置
される。よって、機体が前進することによる空気の流れ
は上後方へ導くこととなり、散布作業時に舞い上がった
薬剤は入り難く、例え換気口30に薬剤が至ってもフィ
ルタ32によって浸入を防止されるのである。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0038】即ち、請求項1に示す如く、移動用車両の
キャビンであって、キャビンを構成するルーフの後部上
面に換気口を開口し、該換気口にファンを取り付けると
ともに、該換気口上方を覆う蓋体を設け、該蓋体を開閉
回動可能に構成したので、蓋体によって雨がキャビン内
に入ることを防止し、作業時のみ開けて外気を吸入する
ことができるようになる。
【0039】請求項2に示す如く、移動用車両のキャビ
ンであって、キャビンを構成するルーフに複数の換気口
を開口し、該各換気口にそれぞれファンを取り付けると
ともに、該換気口上方を覆う蓋体を設け、該蓋体を開閉
回動可能に構成したので、一つの換気口からの空気の取
り込みがオペレーターによって邪魔になっても、他方の
換気口から空気を取り込むことができて、キャビン内の
風の流れがよくなり、キャビン内部に薬剤が浸入するこ
とを防止できる。
【0040】請求項3に示す如く、前記蓋体の開閉及び
作業・非作業を検知し、前記蓋体が開き作業時のみファ
ンが作動するように構成したので、誤って換気スイッチ
をONにしたままでもファンは作業時以外作動すること
はなく、無駄なファンの駆動がなくなる。また、蓋体を
開けないと作動しないので、蓋体の開け忘れを防止でき
る。
【0041】請求項4に示す如く、前記キャビンの側部
を覆う側部被覆体を、キャビン側面の中途部より上方を
覆い、側部被覆体の下側に外部と連通する開放部を設け
たので、ファンにより吸入した外気を排出しやすくな
り、換気性を高めることができたのである。また、側部
被覆体の上下長さが短くなり、シート状に構成してドア
とした場合には、後部方向へ折り畳んで容易に固定する
ことができて、側部被覆体の下部が垂れ下がることをな
くすことができ、汚れ等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャビンを装備した乗用管理機の側面
図である。
【図2】キャビンの側面図である。
【図3】同じく斜視図である。
【図4】後部被覆体部分の後面図である。
【図5】蓋体取付部分の斜視図である。
【図6】ファン駆動の電気回路図である。
【図7】ルーフ最高部の拡大断面図である。
【図8】複数の換気口を配置したときのキャビンの側面
図である。
【図9】複数の換気口を配置したときの蓋体取付部分の
斜視図である。
【図10】複数の換気口を配置したときの蓋体取付部分
の平面図である。
【符号の説明】
7 キャビン 24 ルーフ 26 側部被覆体 30 換気口 31 ファン 33 蓋体 35 支え金具 49 開放部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D003 AA08 BB12 CA36 CA38 DA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動用車両のキャビンであって、キャビ
    ンを構成するルーフの後部上面に換気口を開口し、該換
    気口にファンを取り付けるとともに、該換気口上方を覆
    う蓋体を設け、該蓋体を開閉回動可能に構成したことを
    特徴とする移動用車両のキャビン。
  2. 【請求項2】 移動用車両のキャビンであって、キャビ
    ンを構成するルーフに複数の換気口を開口し、該各換気
    口にそれぞれファンを取り付けるとともに、該換気口上
    方を覆う蓋体を設け、該蓋体を開閉回動可能に構成した
    ことを特徴とする移動用車両のキャビン。
  3. 【請求項3】 前記蓋体の開閉及び作業・非作業を検知
    し、前記蓋体が開き作業時のみファンが作動するように
    構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    移動用車両のキャビン。
  4. 【請求項4】 前記キャビンの側部を覆う側部被覆体
    を、キャビン側面の中途部より上方を覆い、側部被覆体
    の下側に外部と連通する開放部を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の移動用車両のキャビン。
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