JP2002283330A - ハニカム成形体の製造方法及び乾燥装置 - Google Patents
ハニカム成形体の製造方法及び乾燥装置Info
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Abstract
成形体を,外周スキン部に割れ,しわ等の欠陥を生じさ
せることなく乾燥することができるハニカム成形体の製
造方法及び乾燥装置を提供すること。 【解決手段】 厚さ0.125mm以下のセル壁11を
ハニカム状に配して多数のセル10を設けたセラミック
製のハニカム成形体1を製造する方法において,押出成
形された粘土質のハニカム成形体1を乾燥するに当た
り,ハニカム成形体1を湿度が70%以上の高湿度雰囲
気に晒すと共に,周波数1000〜10000MHz領
域のマイクロ波を照射した後,さらに熱風乾燥を実施す
る。
Description
にその乾燥工程および乾燥装置に関する。
に当たっては,粘土質のハニカム成形体を押出成形し,
これを乾燥した後,焼成する。ハニカム成形体の乾燥方
法としては,例えば特開昭63−166745号公報に
示されているように,ハニカム成形体の上方及び下方に
配置した電極間に電流を流して発生させた高周波を用い
る方法が知られている。この方法は,ハニカム成形体の
内外を均一に加熱し,乾燥速度差により生じる収縮量差
が原因となる外周スキン部の割れ,しわ等の欠陥の発生
を防止しようとするものである。
の排ガス浄化装置の触媒担体として一般的に用いられて
きたセル壁厚さ0.30〜0.15mm,外周スキン部
の厚さ0.3〜1.0mmのハニカム成形体に対しては
有効である。しかしながら,近年の排気ガス浄化性能向
上等のニーズにより開発されてきたセル壁厚さが0.1
25mm以下で,外周スキン部の厚さが0.5mm以下
の薄壁品においては,セル壁自身の強度および外周スキ
ン部自身の強度が従来よりも低い。そのため,この薄壁
品においては,従来の高周波を用いた方法では,外周ス
キン部の欠陥発生に対する十分な対策が困難となってき
た。
れたもので,セル壁厚さが0.125mm以下のハニカ
ム成形体を,外周スキン部に割れ,しわ等の欠陥を生じ
させることなく乾燥することができるハニカム成形体の
製造方法及び乾燥装置を提供しようとするものである。
mm以下のセル壁をハニカム状に配して多数のセルを設
けたセラミック製のハニカム成形体を製造する方法にお
いて,押出成形された粘土質のハニカム成形体を乾燥す
るに当たり,該ハニカム成形体を湿度が70%以上の高
湿度雰囲気に晒すと共に,周波数1000〜10000
MHz領域のマイクロ波を照射して乾燥した後,上記ハ
ニカム成形体に対して,上記セルを通過するように熱風
を当てることを特徴とするハニカム成形体の製造方法に
ある。
く,湿度が70%以上という高湿度雰囲気において上記
ハニカム成形体を加熱する。これにより,ハニカム成形
体の外周表面が変形するような急激な乾燥を防止して外
周表面を適度な湿度に保つことができる。これにより,
外周表面と内部との乾燥速度差を低減することができ
る。そのため,セル壁厚さが0.125mm以下と薄
く,外周スキン部の厚みも比較的薄い場合においても,
ハニカム成形体の内外の乾燥速度差による収縮量差を小
さくすることができる。それ故,外周スキン部の割れ,
しわ等の欠陥を防止することができる。上記高湿度雰囲
気の湿度としては高いほどより好ましく,80%以上,
あるいは過飽和状態でもよい。
として,上記マイクロ波を用いる。これにより,上記高
湿度雰囲気での加熱を実現することができる。すなわ
ち,従来の高周波による加熱の場合,ハニカム成形体の
近傍に電極を配置する必要がある。この電極を高湿度雰
囲気内に配置すれば,電極間で放電や絶縁破壊を起こ
し,電極破損による設備故障が生じるおそれがある。
通じて導くことが可能であり,被加熱物の近傍に電極を
設ける必要がない。そのため,マイクロ波は,上記高湿
度雰囲気においても容易にハニカム成形体に到達し,こ
れを加熱することができる。このように,本発明では,
マイクロ波加熱と高湿度雰囲気との組合せによって,セ
ル壁厚さが0.125mmと非常に薄く,外周スキン部
も比較的薄い場合においても,乾燥時の外周スキン部の
割れやしわの発生を十分に防止することができる。そし
て,この乾燥時の品質向上によって,その後の焼成工程
を経て得られる焼成品としてのハニカム成形体を優れた
品質とすることができる。
囲気でのマイクロ波による乾燥後,上記ハニカム成形体
に対して,上記セルを通過するように熱風を当てる。こ
の場合には,上記高湿度雰囲気でのマイクロ波加熱の制
御を容易にすることができ,マイクロ波加熱による,ハ
ニカム成形体の過剰な加熱を防止することができる。そ
して,過剰加熱のおそれのない温度の熱風によって精度
のよい完全乾燥を実現することができる。なお,上記の
完全乾燥とは,およそ,ハニカム成形体の水分含有量が
初期の5%以下となった場合をいう。
の温度が50〜140℃であることが好ましい。上記熱
風の温度は上記作用効果を得るために制限されるもので
はなく,任意の温度を採用することができる。しかし,
上記熱風が50℃未満である場合には,上記ハニカム成
形体の温度が下がり過ぎて,乾燥効率が低下するおそれ
がある。また,上記熱風が140℃を超える場合には,
急激な乾燥の進行により上記ハニカム成形体にトラブル
が発生するおそれがある。
カム成形体を乾燥するに当たり,上記マイクロ波の照射
により上記ハニカム成形体の水分含有量を重量比5〜3
0%とした後,上記熱風を当てることが好ましい。上記
マイクロ波を照射した後の上記ハニカム成形体の水分含
有量は,上記作用効果を得るために制限されるものでは
なく,上記マイクロ波加熱と上記熱風乾燥を組み合わせ
ることによって一定の作用効果を得ることができる。
ハニカム成形体の水分含有量が5%未満とする場合に
は,上記マイクロ波加熱する際の制御が難しくなる。そ
して,上記マイクロ波の照射ムラ等によって,上記ハニ
カム成形体の一部が過剰過熱するおそれがある。また,
上記ハニカム成形体の水分含有量が30%を超える場合
には,その後,上記ハニカム成形体に熱風を当てても,
完全乾燥状態に達し得ないおそれがある。なお,より好
ましくは,上記ハニカム成形体中の水分の10〜20%
がまだ残存する程度までの乾燥を上記高湿度雰囲気での
マイクロ波加熱により行い,その後,熱風により完全乾
燥を行うのが良い。
カム成形体を乾燥するに当たり,上記ハニカム成形体に
対して,上記熱風を当てた後に,さらに冷風を当てるこ
とが好ましい。上記のごとく,ハニカム成形体を乾燥し
た後の取り扱い容易性を考慮すれば,上記ハニカム成形
体を室温まで冷却するのが良い。その際,上記ハニカム
成形体に冷風を当てると,より効率的に冷却することが
できる。
ついて,端面の切り落とし作業を実施する場合に有効で
ある。上記ハニカム成形体が高温である場合には,上記
切り落とし時の切り粉粉末が再付着してしまう問題があ
るからである。
の温度が0〜30℃であることが好ましい。上記冷風の
温度は,上記作用効果を得るために制限されるものでは
ない。しかし,上記冷風の温度が,0℃未満である場合
には,上記ハニカム成形体が急激に冷却され,上記外周
スキン部等にトラブルを発生するおそれがある。また,
上記冷風の温度が30℃を超える場合には,効率良く,
上記ハニカム成形体を冷却することができない。
mm以下のセル壁をハニカム状に配して多数のセルを設
けたセラミック製のハニカム成形体を製造するに当た
り,押出成形された粘土質のハニカム成形体を乾燥する
乾燥装置であって,上記ハニカム成形体を収納する乾燥
槽と,該乾燥槽内を湿度が70%以上の高湿度雰囲気と
する加湿装置と,周波数1000〜10000MHz領
域のマイクロ波を上記乾燥槽内に供給するマイクロ波発
生装置と,上記乾燥槽の内部又は外部において上記ハニ
カム成形体に当てる熱風を発生する熱風発生装置を有す
ることを特徴とするハニカム成形体の乾燥装置である。
法における乾燥を容易に実現することができ,品質に優
れたハニカム成形体を製造することができる。すなわ
ち,上記乾燥槽内に乾燥すべきハニカム成形体を配置
し,上記加湿装置によって乾燥槽内の湿度を70%以上
に高めることにより高湿度雰囲気を形成する。そして,
上記マイクロ波発生装置からマイクロ波を導入すること
により,ハニカム成形体をマイクロ波加熱することがで
きる。これにより,外周スキン部に割れやしわを発生さ
せずにハニカム成形体を乾燥させることができる。
て,上記熱風発生装置が送出する熱風を上記ハニカム成
形体に当てることにより,上述した高湿度雰囲気でのマ
イクロ波加熱と,熱風による加熱との組合せによる乾燥
を容易に行うことができる。上述したごとく,この場合
には,上記高湿度雰囲気でのマイクロ波加熱の制御を容
易にすることができ,マイクロ波過熱によるトラブルを
未然に防止することができる。そして,過剰加熱のおそ
れのない温度の熱風によって精度のよい上記完全乾燥を
実現することができる。なお,上記乾燥装置は,ハニカ
ム成形体を乾燥槽に対して順次連続的に搬入・搬出する
連続装置としてもよいし,バッチ型の装置としてもよ
い。
発生装置は,温度が50〜140℃である熱風を発生す
る熱風発生源を有していることが好ましい。上記温度範
囲による熱風によれば,上記のごとく,上記ハニカム成
形体を効率良く,外周スキン部等のトラブルを回避しな
がら乾燥することができる。
装置は,上記乾燥槽の内部又は外部において上記ハニカ
ム成形体に当てる冷風を発生する冷風発生装置を有して
いることが好ましい。この場合には,上記熱風乾燥後の
ハニカム成形体を,速やかに冷却することができる。そ
のため,上記乾燥工程以降の工程を安全かつ速やかに実
施することができる。特に,上記のごとく,上記ハニカ
ム成形体が冷却されていれば,両端面の切り落とし作業
を実施する際,切り粉粉末が再付着するのを十分防止す
ることができる。
発生装置は,温度が0〜30℃である冷風を発生する冷
風発生源を有していることが好ましい。上記温度範囲に
ある冷風によれば,上記のごとく,上記ハニカム成形体
を効率的良く,外周スキン部等のトラブルを回避しなが
ら冷却することができる。
及び乾燥装置につき,図1,図2を用いて説明する。本
例は,図2に示すごとく,厚さt1が0.125mm以
下のセル壁11をハニカム状に配して多数のセル10を
設けたセラミック製のハニカム成形体1を製造する方法
である。本例のハニカム成形体1は,同図に示すごと
く,四角形のセル10を有し,厚さt2が0.5mm以
下の円筒状の外周スキン部12を有する形状を呈してい
る。なお,上記セル形状,全体形状は用途に合わせて変
更可能である。
ハニカム成形体1を乾燥するに当たり,ハニカム成形体
1を湿度が70%以上の高湿度雰囲気に晒すと共に,周
波数1000〜10000MHz領域のマイクロ波を照
射する。そして,その後,上記ハニカム成形体に対し
て,上記セルを通過するように熱風を当てる。以下,こ
の内容について詳しく説明する。
っては,まず,主にコーディエライトとなるセラミック
原料粉100重量部に対して,有機バインダー5重量部
と,水15重量部とを添加して混練し,粘土状のセラミ
ック原料を作製した。次に,このセラミック原料を押出
成形機(図示略)を用いてハニカム成形型より押し出す
と共に順次所定長さに切断し,粘土状のハニカム成形体
1を成形した。上記押出成形機としては,プランジャー
式,オーガ式等がある。また,本例ではハニカム成形型
のセル壁部のスリット幅を0.115mm,外周スキン
部のスリット幅を0.3mmとした。
ハニカム成形体1を図1に示す乾燥装置3を用いて乾燥
した。乾燥装置3は,同図に示すごとく,上記ハニカム
成形体1を収納する乾燥槽30と,該乾燥槽30内を湿
度が70%以上の高湿度雰囲気とする加湿装置32と,
周波数1000〜10000MHz領域のマイクロ波を
上記乾燥槽30内に供給するマイクロ波発生装置34
と,上記マイクロ波を照射後の上記ハニカム成形体1に
当てる熱風を発生する熱風発生装置37とを有する。
より運搬されるハニカム成形体1を複数個分を収納でき
る大きさを有している。そして,一方の側壁303の前
後上下の4角部分に,4つのマイクロ波発生装置34か
らそれぞれ延設された導波管340が接続されて開口し
ている。この開口部がマイクロ波導入口341である。
装置32としてのボイラーから延設され分岐した2本の
蒸気配管320が接続され開口している。この開口部が
蒸気導入口321である。この蒸気導入口321から導
入される蒸気は,上記のごとくボイラーより送られる高
温蒸気であり,その温度は80℃以上である。
燥槽30の外部で上記ローラコンベア42の下に配設し
てある。この熱風発生装置36は,上記ローラコンベア
42上を移動してくる搬送トレイ5に対して,鉛直方向
に120℃の熱風を吹き上げるよう構成されている。こ
の温度は上記ハニカム成形体1が含有するバインダが燃
焼しない温度である。
は,上記ハニカム成形体を搬送する搬送装置4を有して
おり,複数のハニカム成形体1を連続的に乾燥槽30に
搬入・搬出できるよう構成された連続装置となってい
る。具体的には,乾燥槽30内には,その入口部301
と出口部302とを結ぶようにベルトコンベア41が配
設されている。また,乾燥槽30の出口側外部には,ロ
ーラコンベア42が配設されている。
ーラコンベア42よりなる搬送装置4は,ハニカム成形
体1を載置した搬送トレイ5を搬送するよう構成されて
いる。本例では,搬送トレイ5として,誘電損失が0.
1以下,気孔率が10%以上,断面開口面積比が50%
以上の多孔質のセラミックス,本例ではコーディエライ
ト製のものを使用した。なお,この材質は,尿素樹脂,
その他のものに変更することもできる。また,搬送トレ
イ5上においては,ハニカム成形体1のセル10の開口
端面の一方(101)を上記搬送トレイ5の上面51に
当接させて載置した。これにより,各ハニカム成形体1
は,そのセル10が鉛直方向に向くと共に,搬送トレイ
5の気孔と連通状態となる。
記のごとく押出成形されたハニカム成形体1を乾燥する
に当たっては,まず,図1に示すごとく,所定長さに切
断された各ハニカム成形体1を搬送トレイ5上に載置し
て順次ベルトコンベア41上に載せる。これにより,各
ハニカム成形体1は,順次乾燥槽30内に搬入されてい
く。
体1は,ベルトコンベア41の動きに伴って,入口部3
01側から出口部302側に移動しながら乾燥されてい
く。ここで,乾燥槽30内は,上記加湿装置32から導
入される高温蒸気によって湿度が70%以上(本例では
80%以上),温度が80℃以上の高湿度雰囲気となっ
ていると共に,上記マイクロ波発生装置34から発せら
れるマイクロ波が導入されている。そのため,乾燥槽3
0内のハニカム成形体1は,外周スキン部12の割れや
しわの発生を防止しつつ急速に乾燥される。
高温の高湿度雰囲気となっているので,ハニカム成形体
1が加熱される際に,外周表面が変形するような急激な
乾燥が防止され,適度な湿度に保たれる。そのため,外
周表面と内部との乾燥速度差を低減することができる。
そのため,セル壁厚さが0.125mm以下と薄い本例
のハニカム成形体1であっても,その内外の乾燥速度差
による収縮量差を小さくすることができる。それ故,外
周スキン部12の割れ,しわ等の欠陥を防止することが
できる。
して,上記マイクロ波を用いる。マイクロ波は,上記乾
燥槽30内が上記のような高湿度雰囲気となっていて
も,導波管70を介して容易に導入できる。そのため,
複雑な設備構成をとることなく,ハニカム成形体1を容
易に誘電加熱することができる。このように,本例で
は,マイクロ波加熱と高湿度雰囲気との組合せによっ
て,セル壁厚さが0.125mm以下,外周スキン部の
厚さが0.3mm以下の薄肉品である場合においても,
乾燥時の外周スキン部12の割れやしわの発生を十分に
防止することができる。
湿度雰囲気でのマイクロ波による乾燥後,ハニカム成形
体1に対して,上記熱風発生装置36から発する熱風を
セル10を通過するように当てる。すなわち,本例で
は,ハニカム成形体1の乾燥を高湿度雰囲気でのマイク
ロ波加熱と熱風による加熱との組合せにより行う。具体
的には,乾燥前のハニカム成形体中の水分の10〜20
%がまだ残存する程度までの乾燥を上記高湿度雰囲気で
のマイクロ波加熱により行い,その後,水分含有量が5
%以下となるように熱風により完全乾燥を行う。
ロ波加熱の制御を容易にすることができ,マイクロ波加
熱の過剰加熱によってハニカム成形体のバインダー成分
が焼失するなどの不具合を防止することができる。そし
て,過剰加熱のおそれのない温度の熱風によって精度の
よい完全乾燥を実現することができる。
搬送装置4を有し,連続操業可能な構成を有している。
そのため,非常に効率よく乾燥工程を行うことができ
る。また,本例の搬送トレイ5は,上記のごとく誘電損
失が0.1以下,気孔率が10%以上,断面開口面積比
が50%以上の多孔質のコーディエライトという特定の
セラミックスを用いている。そのため,上記マイクロ波
による乾燥時には,水分の滞留防止,および搬送トレイ
5の高温化防止を図ることができる。更に,熱風加熱時
には,上記気孔を通した熱風の供給によって,セル10
内への熱風の通過を容易に行うことができる。
の乾燥槽30に導入する高温蒸気量の変化により湿度を
変化させ,湿度と外周スキン部の品質との相関を見る実
験を行った。湿度以外の条件は実施形態例1と同様とし
た。
燥槽30の槽内湿度,縦軸を外周スキン部の割れ・しわ
不良率をとった。各実験は,それぞれ20個のハニカム
成形体を処理し,少しでも割れ・しわのあったものを不
良品としてその個数の割合を算出して不良率とした。同
図より知られるごとく,湿度を50%より高めることに
より割れ・しわ防止効果が現れ,70%以上ではほぼ確
実に割れ・しわの防止ができることがわかった。
を変化させると共に,上記と同様に乾燥槽30内の湿度
を変化させ,乾燥時の水分の滞留による不具合の有無を
みる実験を行った。搬送トレイ5の気孔率および乾燥槽
30内の湿度以外の条件は実施形態例1と同様とした。
送トレイの気孔率を,縦軸に乾燥槽30の湿度をとった
ものである。各条件での処理は一回ずつ行い,少しでも
セル壁あるいは外壁スキン部の溶出があった場合をXと
し,なかったものを○として図にプロットした。同図よ
り知られるごとく,湿度が高いほど溶出しやすくなる
が,少なくとも湿度が70%の場合には,搬送トレイの
気孔率を10%以上とすることにより溶出を防止するこ
とができることがわかる。そして,湿度100%であっ
ても,少なくとも搬送トレイの気孔率を25%以上とす
ることにより溶出防止を図ることができることもわか
る。
の乾燥装置6は,図4に示すごとく,ハニカム成形体1
を収納する乾燥槽60と,該乾燥槽60内を湿度が70
%以上の高湿度雰囲気とする加湿装置62と,周波数1
000〜10000MHz領域のマイクロ波を上記乾燥
槽60内に供給するマイクロ波発生装置64とを有す
る。
置されたハニカム成形体1を複数個支持できる受け台6
8を設けてある。この受け台68は上下方向に貫通する
貫通穴を複数有し通気性を有している。また,乾燥槽6
0の一方の側壁603の左右上下の4角部分に,4つの
マイクロ波発生装置64からそれぞれ延設された導波管
640が接続されて開口している。この開口部がマイク
ロ波導入口641である。また,乾燥槽60には図示し
ない入口部を有し,上記ハニカム成形体1を出し入れで
きるようになっている。
装置62としてのボイラーから延設され分岐した2本の
蒸気配管620が接続され開口している。この開口部が
蒸気導入口621である。この蒸気導入口621から導
入される蒸気は,上記のごとくボイラーより送られる高
温蒸気であり,その温度は80℃以上である。
燥槽60内に配置した。この熱風発生装置66は,上記
受け台68の下方から上方に向けて120℃の熱風を吹
き上げるよう構成されている。この熱風は,上記受け台
68および搬送トレイ5を貫通してハニカム成形体1の
セル10を通過するように流れる。上記搬送トレイ5と
しては実施形態例1と同様のものを用いる。
るに当たっては,まず,図5に示すごとく,所定長さに
切断された複数のハニカム成形体1をそれぞれ搬送トレ
イ5上に載置し,さらにこれらを上記受け台68上に配
置する。そして,この状態で,乾燥槽60内に加湿装置
62から高温蒸気を導入して湿度70%以上の高湿度雰
囲気を形成すると共に,マイクロ波発生装置64からマ
イクロ波を導入してマイクロ波加熱を行う。
〜20%残存する程度まで上記高湿度雰囲気でのマイク
ロ波加熱を行う。その後,高温蒸気の導入を停止すると
共にマイクロ波の導入を停止する。そして,乾燥槽60
内を換気した後,熱風発生装置66から熱風を吹き上げ
る。これにより,受け台68および搬送トレイ5を通過
した熱風が各ハニカム成形体1のセル10を通過する。
これにより,ハニカム成形体1の水分含有量が5%以下
となる完全乾燥を行う。
成形体1を搬出し,その後,再び乾燥すべきハニカム成
形体1を乾燥槽60内に配置することにより,上記一連
の乾燥作業を繰り返し行うことができる。このように,
本例では,バッチ式の乾燥装置6を用いても,実施形態
例1の連続式の乾燥装置3の場合と同様の優れた乾燥方
法を実施することができる。その他は実施形態例1と同
様の作用効果が得られる。
高温のハニカム成形体1に対して,さらに冷風を当てて
冷却した例である。図6に示すごとく,乾燥装置3を用
いて上記乾燥工程を実施した。上記乾燥装置3には,実
施形態例1の乾燥装置3を基にして,冷風発生装置37
を追加している。具体的には,上記冷風発生装置37を
上記熱風発生装置36に隣接して,上記搬送装置4の下
流側に配設した。この冷風発生装置36は,上記ローラ
コンベア42上を移動してくる搬送トレイ5に対して,
鉛直方向に15℃の冷風を吹き上げるよう構成されてい
る。
装置3を用いて,上記ハニカム成形体1の乾燥工程を実
施した。以下,この内容について説明する。実施形態例
1で説明したごとく,上記乾燥装置3に搬入された上記
ハニカム成形体1は,マイクロ波を照射され,一定の水
分が残留する状態まで乾燥する。その後,上記ハニカム
成形体1は,上記熱風発生装置36で発生した熱風を受
けて,上記のごとく,完全乾燥する。
上記ローラコンベア42上を搬送され,上記冷風発生装
置37の位置に到達する。本例では,上記熱風乾燥後の
ハニカム成形体1に対して,上記冷風発生装置37から
発する冷風をセル10を通過するように当てる。すなわ
ち,本例では,マイクロ波加熱と熱風の組み合わせによ
る乾燥工程に,さらに,冷風による強制冷却を組み合わ
せた例である。で発生した冷風を当てる。具体的には,
上記ハニカム成形体1の温度が,30 ℃以下になるま
で冷却した。
る上記ハニカム成形体1は,十分に冷却されている。そ
のため,上記乾燥装置3から上記ハニカム成形体1を搬
出した後,直ちに,その両端面の切り落とし作業を実施
した場合であっても,上記ハニカム成形体1に切断時の
切り粉粉末が再付着することがない。したがって,本例
によれば,上記乾燥工程からその次の工程への移行時間
が短縮化でき,上記ハニカム成形体1の製造を効率良く
実施することができる。上記以外の構成及び作用効果に
ついては,実施形態例1と同様である。
説明図。
の斜視図,(b)セル壁厚さを示す説明図。
不良率との関係を示す説明図。
度とハニカム成形体の溶出との関係を示す説明図。
説明図。
説明図。
Claims (9)
- 【請求項1】 厚さ0.125mm以下のセル壁をハニ
カム状に配して多数のセルを設けたセラミック製のハニ
カム成形体を製造する方法において,押出成形された粘
土質のハニカム成形体を乾燥するに当たり,該ハニカム
成形体を湿度が70%以上の高湿度雰囲気に晒すと共
に,周波数1000〜10000MHz領域のマイクロ
波を照射して乾燥した後,上記ハニカム成形体に対し
て,上記セルを通過するように熱風を当てることを特徴
とするハニカム成形体の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において,上記熱風の温度が5
0〜140℃であることを特徴とするハニカム成形体の
製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2において,上記ハニカム
成形体を乾燥するに当たり,上記マイクロ波の照射によ
り上記ハニカム成形体の水分含有量を重量比5〜30%
とした後,上記熱風を当てることを特徴とするハニカム
成形体の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
上記ハニカム成形体を乾燥するに当たり,上記ハニカム
成形体に対して,上記熱風を当てた後に,さらに冷風を
当てることを特徴とするハニカム成形体の製造方法。 - 【請求項5】 請求項4において,上記冷風の温度が0
〜30℃であることを特徴とするハニカム成形体の製造
方法。 - 【請求項6】 厚さ0.125mm以下のセル壁をハニ
カム状に配して多数のセルを設けたセラミック製のハニ
カム成形体を製造するに当たり,押出成形された粘土質
のハニカム成形体を乾燥する乾燥装置であって,上記ハ
ニカム成形体を収納する乾燥槽と,該乾燥槽内を湿度が
70%以上の高湿度雰囲気とする加湿装置と,周波数1
000〜10000MHz領域のマイクロ波を上記乾燥
槽内に供給するマイクロ波発生装置と,上記乾燥槽の内
部又は外部において上記ハニカム成形体に当てる熱風を
発生する熱風発生装置を有することを特徴とするハニカ
ム成形体の乾燥装置。 - 【請求項7】 請求項6において,上記熱風発生装置
は,温度が50〜140℃である熱風を発生する熱風発
生源を有していることを特徴とするハニカム成形体の乾
燥装置。 - 【請求項8】 請求項6又は7において,上記乾燥装置
は,上記乾燥槽の内部又は外部において上記ハニカム成
形体に当てる冷風を発生する冷風発生装置を有している
ことを特徴とするハニカム成形体の乾燥装置。 - 【請求項9】 請求項8において,上記冷風発生装置
は,温度が0〜30℃である冷風を発生する冷風発生源
を有していることを特徴とするハニカム成形体の乾燥装
置。
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