JPH09141629A - ハニカム構造体押出装置 - Google Patents

ハニカム構造体押出装置

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JPH09141629A
JPH09141629A JP30301095A JP30301095A JPH09141629A JP H09141629 A JPH09141629 A JP H09141629A JP 30301095 A JP30301095 A JP 30301095A JP 30301095 A JP30301095 A JP 30301095A JP H09141629 A JPH09141629 A JP H09141629A
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groove
forming
honeycomb structure
cell wall
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邦宏 児玉
Hiroshi Furuhashi
洋 古橋
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    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B3/00Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor
    • B28B3/20Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein the material is extruded
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外周部のセル壁および外被に歪みや欠損など
のないハニカム構造体を押出成形可能なハニカム構造体
押出装置を提供する。 【解決手段】 押出ダイス10は成形部11と供給部1
2とを有し、成形部11には、押出側に設けられた成形
溝111および供給側に設けられ成形溝111よりも広
幅のガイド溝112からなるセル壁形成溝110が形成
されている。供給部12は、セル壁形成溝110に連通
する材料供給孔121および外被形成路113に連通す
る材料供給孔122を備える。整流板30は成形部11
の外周に嵌合されて供給部12の押出側に当接し、その
内周面が成形部11の外周面に密着することによりガイ
ド溝112内の材料が外被形成路113へ流出すること
を抑制している。これにより、成形部11の外周付近に
位置する成形溝111の部分にも充分な量の材料2が供
給されるので、外周付近のセル壁1aの欠損を防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハニカム構造体押
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハニカム構造体は、例えば自動車の排気
ガス浄化用装置等に利用されており、特にセラミックか
らなるものは各種の触媒用担体として使用されている。
そして、このセラミックからなるハニカム構造体は機械
的強度が低いことから、ハニカム構造体の外被を各セル
を構成するセル壁より厚肉にして外被とセル壁とを一体
構造で形成することにより、機械的強度を高める構造が
採られている。
【0003】このようなハニカム構造体を押出成形する
ためのハニカム構造体押出装置として、図9に示すよう
に、セル壁を成形する成形溝201を有する押出ダイス
202の外周と押出マスク203との間に外被を成形す
る環状の外被形成路204を設けたものが知られてい
る。ここで、外被の押出速度とセル壁の押出速度とが異
なると、押出成形されたハニカム構造体(以下、「成形
品」という)の外被や外周部のセル壁に歪みや欠損が生
じる恐れがある。このため、一般に押出ダイスの押出材
料(以下、「材料」という)流れ上流側には図示しない
制御プレートが配設されており、この制御プレートの形
状により外被形成路に供給される材料量と成形溝に供給
される材料量とのバランスを調節して外被とセル壁との
押出速度を揃えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】材料の流動性の変動に
より外被形成路に供給される材料量を変更する場合や成
形品を焼成する際の収縮量の変動に対応して成形品の外
径を変更する場合などには、この制御プレートを交換す
る必要が生じる。しかし、押出ダイスの材料流れ上流側
に制御プレートを設ける従来のハニカム構造体押出装置
によると、この制御プレートを交換するときには押出ダ
イスを一旦取外す必要があるため段取替えが困難であ
る。
【0005】ところで、特公平3−17645号公報お
よび特公昭61−164号公報には、図8に示すよう
に、成形溝301内の材料流れを均一にしてセル壁の機
械的強度が均一なハニカム構造体を得るために、成形溝
301の材料流れ上流側にこの成形溝より広幅のガイド
溝302を設けた二段溝構造を有するハニカム成型用ダ
イスが開示されている。
【0006】しかし、特公平3−17645号公報およ
び特公昭61−164号公報に開示されたハニカム成型
用ダイスを用いてセル壁よりも厚肉の外被を有するハニ
カム構造体を成形しようとすると、成形溝よりも外被形
成路の方が流路抵抗が小さいため、押出ダイスの外周付
近においてガイド溝の押出側端から成形溝に流入すべき
材料がガイド溝の側方から外被形成路に流入してしま
う。これにより、成形溝に供給される材料が不足して成
形品の外周部のセル壁が欠損するという問題がある。
【0007】本発明の目的は、外周部のセル壁および外
被に歪みや欠損などのないハニカム構造体を押出成形可
能なハニカム構造体押出装置を提供することにある。本
発明の他の目的は、セル壁の押出速度に対する外被の押
出速度を調節するための制御プレートの交換が容易なハ
ニカム構造体押出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載のハニカム構造体押出装置では、複
数の第1材料供給孔および第1材料供給孔群を囲んで配
置された複数の第2材料供給孔を有する供給部とこの供
給部の押出側に続いて第2供給孔群の内側に設けられセ
ル壁を成形可能なセル壁形成溝を有する成形部とからな
る押出ダイスに対し、成形部を囲んで供給部の押出側に
環状の制御プレートを設けるという手段が採用される。
これにより、押出ダイスを取外すことなく制御プレート
を容易に交換することができる。したがって、制御プレ
ートを交換して外被形成路に供給される材料量を変更す
る場合や成形品を焼成する際の収縮量の変動に対応して
成形品の外径を変更する場合などに段取替えが容易であ
る。
【0009】また、請求項2記載のハニカム構造体押出
装置では、請求項1に記載された制御プレートの内周面
を成形部の外周面と供給側から押出側に向けて所定幅で
当接させることによりセル壁形成溝と外被形成路との連
通を部分的に遮断するという手段が採用される。制御プ
レートの形状を変更することによりセル壁形成溝から外
被形成路に流出する材料量を変更することができるの
で、セル壁と外被とが等しい速度で押出されるように外
被形成路を流通する材料量を調節することができる。こ
れにより、外周部のセル壁および外被に歪みや欠損など
のないハニカム構造体を押出成形可能なハニカム構造体
押出装置が得られる。
【0010】また、請求項3記載のハニカム構造体押出
装置では、セル壁形成溝が成形部の押出側に設けられる
成形溝と成形部の供給側に設けられたガイド溝とからな
る。第1材料供給孔からガイド溝に供給された材料は、
成形溝よりも広幅のガイド溝から成形溝に流入する際の
流動抵抗によりガイド溝内に拡がる。これにより、押出
方向に垂直な平面内における成形溝内の材料流れを均一
にしてセル壁の機械的強度を向上させることができる。
請求項2に記載されたように、制御プレートの内周面は
このガイド溝の形成された供給側から押出側に向けて成
形部の外周面と所定幅で当接し、これによりセル壁形成
溝と外被形成路との連通を部分的に遮断している。した
がって、この所定幅を調節することによりガイド溝から
外被形成路に流出する材料量を制御して、外周部のセル
壁を成形する部分の成形溝にも充分な量の材料を供給す
ることができる。これにより、外周部のセル壁および外
被に歪みや欠損などのないハニカム構造体を押出成形可
能なハニカム構造体押出装置が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。本発明の一実施例によるハニカム構造
体押出装置を図1〜図6に示し、このハニカム構造体押
出装置によって押出成形されたハニカム構造体を図7に
示す。図7に示すように、ハニカム構造体1は、断面矩
形状のセルを複数個形成するために格子状に配置される
複数のセル壁1aと、このセル壁1aの周縁部を支持す
るとともに外力からセル壁1aを保護するための筒形状
の外被1bとから構成されている。
【0012】セル壁1aは、後述するダイス10のセル
壁成形溝110により押出成形され、その厚さは80μ
m以下に設定されている。外被1bは、ダイス10の後
述する外被形成路113により前記セル壁1aと同時に
かつ一体に押出成形され、セル壁1aの壁厚の2倍以上
の厚さを有する。このように、セル壁1aの周囲を覆う
外被1bの壁厚をセル壁1aの壁厚の2倍以上に設定す
ることで、ハニカム構造体1の機械的強度を高めてい
る。
【0013】図6に示すように、前述したハニカム構造
体1を押出成形するハニカム構造体押出装置は、押出材
料が投入されたシリンダ3、シリンダ3内を往復移動可
能なピストン4、シリンダ3の押出側に配設されたダイ
ス部5、ダイス部5を保持するダイスホルダ6からな
る。ピストン4は、油圧によって押出圧力を与えられ、
シリンダ3内に投入された粘土状のセラミックス材料2
をダイス部5に供給する。この材料2は、ダイス部5を
押出方向に流通することによりハニカム構造体1に成形
され、ダイス部5の押出側から連続的に押し出される。
【0014】このとき、シリンダ3内の材料2がダイス
部5によりハニカム形状に絞り込まれる際に大きな押出
抵抗を受けるのでシリンダ3内の材料2は高圧になる。
そこで、ダイス部5とシリンダ4との接合面4aには、
この接合面4aに形成された僅かな隙間に侵入した材料
2が径外側に漏洩することを防止するために環状のシー
ル部材7が設けられている。また、ピストン4とシリン
ダ3との摺動部4bにはOリング8が設けられており、
このOリング8により摺動部4bからシリンダ3内の材
料2が漏洩することを防止している。
【0015】セル壁1aの厚さが小さくなるにつれて材
料2の押出抵抗は増大するため、この押出抵抗に打ち勝
つように押出圧力を大きくするか、あるいは材料2の粘
度を低くくして押出抵抗を小さくする必要がある。押出
圧力の増大および材料粘度の低下は、いずれも接合面4
aからの材料2の漏洩が起こり易くなる方向であるた
め、シール部材7は本発明の一実施例のようにセル壁1
aの厚さが80μm以下となるような極薄のセル壁を有
するハニカム構造体を押し出す場合に特に有効に機能す
る。シール部材7としては、ゴムおよびテフロンなどの
樹脂からなるOリングや、銅や鉛などの金属シートを用
いることができる。ここで、シール部材7を設ける代わ
りに、シリンダ3とダイス部5との接合面4aの面粗度
を6.3Z以下としてこの接合面の密着性を向上させる
ことによっても、シリンダ3内の材料2が接合面4aか
ら漏洩することを防止できる。
【0016】次に、ダイス部5の構成を説明する。図1
〜図3に示すように、ダイス部5は、押出ダイス10、
押出マスク20および制御プレートとしての整流板30
からなる。押出ダイス10は、ハニカム構造体1のセル
壁1aを押し出すため断面格子状に互いに連通したセル
壁成形溝110が形成された円板状の成形部11と、成
形部11の材料供給側に接合された角板状の供給部12
とからなる。
【0017】セル壁形成溝110は成形部11を貫通す
るとともに成形部11の外周に開口しており、成形部1
1の押出側に設けられる成形溝111と、成形部11の
供給側に成形溝111に対応した形状に設けられ成形溝
111よりも広幅のガイド溝112とからなる。供給部
12には、セル壁形成溝110の格子点にそれぞれ連通
し材料供給側に向かって延びて開口する互いに独立した
材料供給孔121と、この材料供給孔121より径方向
外側の仮想円周上に配置されセル壁形成溝110と連通
することなく供給部12を貫通する材料供給孔122と
が形成されている。材料供給孔121の直径はガイド溝
112の幅よりも小さい。また、材料供給孔122の押
出側開口部は成形部11の外周よりも径方向外側であ
る。
【0018】整流板30はドーナツ盤状であり、このド
ーナツ盤の内周が成形部11の外周に嵌合されるととも
に、ドーナツ盤の一平面が供給部12の押出側端面に密
着している。このように、整流板30は押出ダイス10
の押出側に設けられているので、押出ダイス10を取り
外すことなく交換することができる。整流板30の内周
端部には、押出側に延びガイド溝112の軸方向長L1
よりもやや小さい高さL0 を有する環状凸部31が設け
られている。この環状凸部31の内周面は成形部11の
外周面にその全周にわたって密着しているため、成形部
11の外周へのガイド溝112の開口部112aは環状
凸部31によって供給側から長さL0 の位置まで塞がれ
ている。これに対して、成形部11の外周への成形溝1
11の開口部111aは環状凸部31によって塞がれて
いない。また、整流板30には、材料供給孔122に対
応した位置に材料供給孔122よりも小径の貫通孔32
が設けられている。
【0019】押出マスク20は押出ダイス10の外径よ
りも大きい内径を有する環状であり、その中心が成形部
11の中心と一致するように、整流板30の押出側端面
に密着して配置されている。押出マスク20の押出側内
周には径内方向に突出する環状凸部21が形成されてお
り、この環状凸部21は供給側に形成されたテーパ面2
1a、成形部11の外周面と対向する内周面21bおよ
び押出側に形成されたテーパ面21cを有する。押出マ
スク20の供給側端面は、材料供給孔122の押出側開
口の外径側を、その開口面積を約半分にするように塞い
でいる。そして、この押出マスク20の内周面と環状凸
部31の外周面および押出ダイス20の外周面との間に
環状の外被形成路113が形成される。この外被形成路
113は、環状凸部31によりガイド溝112との連通
がほぼ遮断されており、成形溝113とは連通してい
る。
【0020】ここで、押出ダイス10の製造方法を図4
および図5を用いて説明する。本発明の一実施例による
押出ダイス10の製造方法の一例を図4に示す。図4
(a)に示すように、まず焼入れを行っていない硬度H
RC17〜20のSKD61からなる厚板50を用意す
る。この厚板50の一面50aを切削加工し、中央部に
ガイド溝112の長さL1 と等しい高さの凸部51を形
成する。このとき切削されなかった部分が供給部12と
なる。図4(b)に示すように、厚板50の他面50b
側から供給部12を貫通する直径0.9mmの材料供給
孔121をドリル加工した後、図4(c)に示すよう
に、一面50a側からCBN砥石を用いたスリット加工
により凸部50aに溝幅180μmのガイド溝112を
形成する。なお、図4(b)では厚板50の天地が図4
(a)および図4(c)とは逆に示されている。
【0021】次に、図4(d)に示すように、凸部51
に厚板50と同材質の板52を熱拡散接合する。そし
て、厚板50および板52の硬度を上げるために熱処理
として真空焼入れおよび焼戻しを行い、硬度をHRC4
0〜50とした。その後、図4(e)に示すように、C
NB砥石を用いて硬度を上げた板52をスリット加工
し、溝幅80μm以下の成形溝111を形成する。
【0022】最後に、図4(f)に示すように、凸部5
1および板52の不要な外周部を放電加工により除去し
て成形部11を形成する。このように、熱処理を行う
前、すなわち厚板50の硬度が比較的低い状態で材料供
給孔121を形成することにより、ドリル加工を高速か
つ高精度に行うことが可能となる。また、成形溝111
をスリット加工する前に、熱処理により板52の硬度を
上げている。硬度が上がることにより材料の粘りが低下
することから研削抵抗が低減されるため、スリット加工
を高速かつ高精度に行うことができる。この成形溝11
1に限らず、溝幅130μm以下のスリット加工を行う
場合には、被加工材を熱処理して硬度を上げた後に溝を
加工することにより高速かつ高精度な加工を行うことが
できる。さらに、熱処理により厚板50および板52の
硬度が増して高硬度の押出ダイス10が得られるため、
押出ダイス10の耐摩耗性が向上して押出ダイス10の
寿命を従来に比べて延長することができる。
【0023】厚板50の材質としては、SKD61以外
にもSKD11などの合金工具鋼、SKH51などの高
速度工具鋼が使用可能である。また、板22の材質とし
ては、厚板50とは異なる材質であって耐摩耗性に優れ
た超硬などを用いることにより、さらに押出ダイス10
の寿命を延長することも可能である。なお、板52の熱
拡散接合および熱処理時の歪みによりガイド溝112の
溝ピッチが変化することがある。この場合にガイド溝1
12と成形溝111とが位置ずれしてもガイド溝112
と成形溝111とを連通させられるように、ガイド溝1
12の溝幅は成形溝111の溝幅の二倍以上とすること
が好ましい。
【0024】続いて、押出ダイス10の製造方法の他の
例を図5に示す。図5(a)に示すように、熱処理を行
っていないSKD61からなり供給部12となる板60
を用意し、図5(b)に示すように、この板60をドリ
ル加工して板60を貫通する材料供給孔121を形成す
る。また、図5(c)に示すように、熱処理を行ってい
ないSKD61からなり成形部11となる板61を別途
用意し、図5(d)に示すように、この板61にスリッ
ト加工を行ってガイド溝112を形成する。
【0025】次いで、図5(e)に示すように、ガイド
溝112側の面を接合面として、板61を板60に熱拡
散接合する。上記押出ダイス10の製造方法の一例と同
様に熱処理を行って板60、61の硬度を上げたのち、
図5(f)に示すように、板61をスリット加工して成
形溝111を形成する。最後に、図5(g)に示すよう
に、板61の不要な外周部を放電加工により除去して成
形部11を形成する。
【0026】次に、このダイス部5における材料流れを
説明する。ピストン3の押出圧力により、図1の上方か
ら材料供給孔121に供給された材料2は、図1に矢印
Aで示すように、材料供給孔121の押出側端部からガ
イド溝112の格子点に供給される。ガイド溝112か
ら成形溝111に流入する際の流動抵抗により、図1お
よび図3に矢印Bで示すように、各材料供給孔121か
ら供給された材料2はガイド溝112の全体に分配され
てガイド溝112を満している。したがって、隣接する
材料供給孔121から供給された材料2はガイド溝11
2内において連結される。そして、矢印CおよびC1 で
示すように、ピストン3の押出圧力によりガイド溝11
2内の材料2が成形溝111内に供給され成形部11の
押出側から押し出されることにより、格子状に連結され
たセル壁1aが成形される。このとき、前述のようにガ
イド溝112の開口部112aは環状凸部31によって
供給側から長さL0 の位置まで塞がれているため、開口
部112aから外被形成路113へと流出する材料2の
流れは抑えられている。これにより、ハニカム構造体1
の外周付近のセル壁1aを形成する材料流れC1も充分
な流量を有するため、外周付近のセル壁1aの欠損を防
止することができる。
【0027】一方、ピストン3の押出圧力により、図1
の上方から材料供給孔122に供給された材料2は、図
1に矢印Dで示すように、貫通孔32を経由して外被形
成路113へと流入する。この外被形成路113内にお
いて、材料2はテーパ面21aによって絞られる。さら
に、前述のように成形部11の外周において成形溝11
1と外被形成路113とは連通しているので、ハニカム
構造体1の外周付近のセル壁1aを形成する材料流れC
1 の一部は図1で矢印C2 で示すように外被形成路11
3へと流入する。矢印C2 で示す材料流れが矢印Dで示
す材料流れと合流することによりセル壁1aと外被1b
とが連結される。この矢印C2 で示す材料流れは、矢印
C1 で示す材料流れの流量をハニカム構造体1の外周付
近のセル壁1aが欠損するほど減らすことはない。そし
て、図1に矢印Eで示すように、この合流した材料が内
周面21bの押出側端部から押し出されることにより、
セル壁1aと連結された外被1bが形成される。外被1
bの壁厚さは、内周面21bと成形部11の外周面との
間隔により決定される。ここで、テーパ面21aにより
外被形成路113の幅が材料押出側に向かって徐々に狭
くなるため、外被1bを形成する材料の流れを安定させ
ることができ、外被1bの壁厚を一定に保つことができ
る。このようにして、材料流れCおよびC1 から形成さ
れるセル壁1aと材料流れEから形成される外被1bと
が連結されたハニカム構造体1が押出成形される。
【0028】ここで、材料流れEの流速に対して材料流
れCおよびC1 の流速が大きいと、外被1bを形成する
材料が不足して外被bに欠損が生じる。この場合には、
環状凸部31の高さL0 がより小さい整流板に交換して
ガイド溝112の押出側の一部を外被形成路113と連
通させる。これにより、ガイド溝112内の材料2の一
部が外被形成路113へと流出して外被形成路113を
流通する材料量が増加し、材料流れEの流速を大きくし
て材料流れCおよびC1 の流速と等しくなるように調節
することができる。
【0029】逆に、材料流れCおよびC1 の流速に対し
て材料流れEの流速が大きいと、外被1bを形成する材
料が過剰となって外被bおよび外周部のセル壁1aに歪
みが生じる。この場合には、環状凸部31の高さL0 が
より大きい整流板に交換して成形溝111と外被形成路
113との連通を供給側の一部で遮断する。これによ
り、材料流れC2 の流量を抑えて外被形成路113を流
通する材料量を減少させ、材料流れEの流速を小さくし
て材料流れCおよびC1 の流速と等しくなるように調節
することができる。このとき、環状凸部31により成形
溝111と外被形成路113との連通を完全に遮断する
と、セル壁1aを形成する材料2と外被1bを形成する
材料とが混合しないためセル壁1aと外被1bとの連結
強度が不足する。したがって、環状凸部31の高さは成
形溝11の少なくとも供給側の一部が外被形成路113
と連通する程度に設定する。
【0030】このように、環状凸部31の高さによりセ
ル壁1aと外被1bとが等しい速度で押出されるように
調節し、これにより外周部のセル壁1aおよび外被1b
に歪みや欠損などのないハニカム構造体1を押出成形す
ることができる。さらに、整流板30を材料供給孔12
2の径が異なる他の整流板に交換することによっても、
セル壁1aと外被1bとが等しい速度で押出されるよう
に調節することができる。
【0031】本発明の一実施例によるハニカム構造体押
出装置によると、整流板30に設けられた環状凸部31
の内周面が成形部11の外周面に密着してガイド溝11
2と外被形成溝113との連通をほぼ遮断しているの
で、成形部11の外周においてガイド溝112から外被
形成路113へ材料2が流出することを抑制している。
これにより、成形部11の外周付近に位置する成形溝1
11の部分にも充分な材料2が供給されるので、外周付
近のセル壁1aの欠損を防止することができる。また、
整流板30を交換して環状凸部の高さを変更することに
より、ガイド溝112および成形溝111から外被形成
路113に流入する材料量を制御し、セル壁1aと外被
1bとが等しい速度で押出されるように調節することが
できる。これにより、外周部のセル壁1aおよび外被1
bに歪みや欠損などのないハニカム構造体1を得ること
ができる。
【0032】押出ダイスの供給側に制御プレートが設け
られていた従来技術とは異なり、本発明の一実施例では
整流板30が押出ダイス10の供給側に設けられている
ため押出ダイス10を取外すことなく整流板30を交換
することができるので、整流板30の交換作業が容易で
ある。したがって、この整流板の交換により上記のよう
にセル壁1aと外被1bとが等しい速度で押出されるよ
うに調節したりハニカム構造体1の外径を変更したりす
る際の段取替えが容易である。
【0033】なお、上記実施例ではセル壁形成溝110
がガイド溝112と成形溝111との二段溝構造の成形
部11を備えたハニカム構造体押出装置について説明し
たが、セル壁形成溝が成形溝のみからなる一段溝構造の
成形部を備えたハニカム構造体押出装置に本発明を適用
してもよい。この場合にも、上記実施例のように整流板
の内周面を成形部の外周面に当接させてセル壁形成溝と
外被形成路との連通を部分的に遮断することにより、外
被形成路に供給される材料量を制御してセル壁と外被と
が等しい速度で押出されるように調節することができ
る。
【0034】さらに、上記実施例では材料供給孔122
と外被形成路113とは整流板30の貫通孔32を経由
して連通しているが、整流板に貫通孔を設ける替わりに
整流板の内周面と成形部の外周面との間に第2材料供給
孔と外被形成路とを連通する連通路を設けてもよい。外
被形成路への材料供給量はこの連通路の開口面積により
制御され、この開口面積は整流板を交換することにより
変更可能である。この場合にも、整流板が供給部の押出
側に設けられていることにより、整流板の交換が容易で
あるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるハニカム構造体押出装
置のダイス部を示す要部断面図である。
【図2】図1のII方向矢視図である。
【図3】図1の III−III 線断面図である。
【図4】本発明の一実施例によるハニカム構造体押出装
置において、押出ダイスの製造方法の一例を示す斜視図
である。
【図5】本発明の一実施例によるハニカム構造体押出装
置において、押出ダイスの製造方法の他の例を示す斜視
図である。
【図6】本発明の一実施例によるハニカム構造体押出装
置を示す模式的断面図である。
【図7】本発明の一実施例によるハニカム構造体押出装
置により成形されたハニカム構造体を示す斜視図であ
る。
【図8】従来のハニカム構造体押出装置の押出ダイスを
示す模式的断面図である。
【図9】従来のハニカム構造体押出装置の押出ダイスを
示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1 ハニカム構造体 1a セル壁 1b 外被 2 材料 3 シリンダ 4 ピストン 5 ダイス部 7 シール部材 8 Oリング 10 押出ダイス 11 成形部 12 供給部 20 押出マスク 30 整流板(制御プレート) 31 環状凸部 32 貫通孔 110 セル壁形成溝 111 成形溝 112 ガイド溝 113 外被形成路 121 材料供給孔(第1材料供給孔) 122 材料供給孔(第2材料供給孔)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連結したセル壁と、内部にこのセ
    ル壁を収容しこのセル壁の周囲に連結する筒状の外被と
    からなるハニカム構造体を押出成形可能なハニカム構造
    体押出装置であって、 材料供給側に開口する複数の第1材料供給孔および前記
    第1材料供給孔群を囲んで配置され材料供給側から前記
    ハニカム構造体の押出側まで貫通する複数の第2材料供
    給孔を有する供給部と、前記供給部の押出側に続いて前
    記第2材料供給孔群の内側に設けられ前記第1材料供給
    孔に連通するとともに押出側に開口し前記セル壁を成形
    可能なセル壁形成溝を有する成形部とからなる押出ダイ
    スと、 前記成形部を囲み、前記供給部の押出側に当接する環状
    の制御プレートと、 前記制御プレートの押出側に当接し、前記成形部の外周
    との間に前記セル壁形成溝に連通し前記外被を成形可能
    な環状の外被形成路を形成する押出マスクと、 を備え、 前記制御プレートにより前記外被形成溝に供給される材
    料量を調節することを特徴とするハニカム構造体押出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御プレートは前記第2材料供給孔
    に連通する貫通孔を有し、前記制御プレートの内周面は
    前記成形部の外周面と供給側から押出側に向けて所定幅
    で当接することにより前記セル壁形成溝と前記外被形成
    路との連通を部分的に遮断していることを特徴とする請
    求項1記載のハニカム構造体押出装置。
  3. 【請求項3】 前記セル壁形成溝は、前記成形部の押出
    側に設けられる成形溝と、前記成形部の供給側に前記成
    形溝に対応した形状に設けられ前記成形溝よりも広幅の
    ガイド溝とからなることを特徴とする請求項2記載のハ
    ニカム構造体押出装置。
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