JP3220971B2 - ハニカム構造体押出装置 - Google Patents

ハニカム構造体押出装置

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JP3220971B2
JP3220971B2 JP24012295A JP24012295A JP3220971B2 JP 3220971 B2 JP3220971 B2 JP 3220971B2 JP 24012295 A JP24012295 A JP 24012295A JP 24012295 A JP24012295 A JP 24012295A JP 3220971 B2 JP3220971 B2 JP 3220971B2
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honeycomb structure
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハニカム構造体押
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハニカム構造体は、例えば自動車の排気
ガス浄化用装置等に利用されており、特にセラミックか
らなるものは各種の触媒用担体として使用されている。
そして、このセラミックからなるハニカム構造体は機械
的強度が低いことから、ハニカム構造体の外被を各セル
を構成するセル壁より厚肉にして外被とセル壁とを一体
構造で形成することにより、機械的強度を高める構造が
採られている。
【0003】このようなハニカム構造体を押出成形法に
より成形する押出ダイスとして、例えば特公昭54−2
8850号公報に開示される「ハニカム構造体押出装
置」、特公平3−17644号公報に開示される「ハネ
ーカム構造押出装置」、特開平7−52129号公報に
開示される「ハニカム構造体押出装置およびそれを使用
したハニカム構造体の製造方法」、特開平7−6088
0号公報に開示される「ハニカム構造体押出装置および
それを使用したハニカム構造体の製造方法」等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特公昭54−2885
0号公報に開示される「ハニカム構造体押出装置」で
は、ハニカム構造体を押し出す排出通路を有する排出部
の周縁部が外周方向に所定角で傾斜した傾斜面に形成さ
れる押出ダイスと、この傾斜面に対向し所定角の傾斜面
に形成される押え枠とからハニカム構造体押出ダイスを
構成している。これにより、セル壁の4倍以上の肉厚の
外周壁を有する一体構成のハニカム構造体の成形を可能
にしている。しかしながら、この「ハニカム構造体押出
装置」によると、押出成形されたハニカム構造体(以
下、「成形品」という。)を焼成するときに生ずる収縮
の変動に対応して成形品の外径を変更しようとすると、
押出ダイスの供給通路上流側に材料供給量を制御可能な
プレートを配設し、このプレートの形状を変えることに
より成形品の外径を変更するか、あるいは押出ダイスの
形状を変えることにより成形品の外径を変更する必要が
ある。そして、このプレートを取替える場合、押出ダイ
スよりも材料上流側にこのプレートは位置するため、押
出ダイスを一旦取外した後、このプレートを変更する必
要がある。そのため、成形品の外径変更時において段取
替えが困難になるという問題を生ずる。
【0005】特公平3−17644号公報に開示される
「ハネーカム構造押出装置」では、押出ダイスの周縁部
が外周方向に傾斜したテーパ状の副面を有するととも
に、この副面と同じテーパ角からなるテーパ状の出口面
を有する押出マスクを有する構成により、成形品の外周
部のセル壁のつぶれを防止している。成形品の焼成収縮
の変動に対応するため成形品の外径変更を押出マスクを
用いて行った場合、押出ダイスの副面と押出マスクの入
口面との間に形成される隙間に流入する材料の流量調整
を押出マスクの入口面に当接する環状のバックプレート
の中央開口の大きさを変えることにより、材料が流入す
る押出材料供給孔の数を増減させることにより行ってい
る。しかしながら、この「ハネーカム構造押出装置」に
よると、成形品の外径を変更するごとに押出マスクおよ
びバックプレートを取替えなければならず、バックプレ
ートが押出ダイスより材料上流側に位置するため、押出
ダイスをも一旦取り外さなければバックプレートを交換
することができない。そのため、成形品の外径変更に伴
う段取替えが困難になるという問題が生ずる。
【0006】特開平7−52129号公報に開示される
「ハニカム構造体押出装置およびそれを使用したハニカ
ム構造体の製造方法」では、ハニカム構造体の押し壁を
排出する排出通路の周縁部が外周方向に形成した押出ダ
イスと、この押出ダイスの傾斜面に対向する押え枠とを
有する構成において、傾斜面と押え枠との間に形成され
る空間のうち、最内周方向の空間がそれ以外の空間より
も少なくなるように設定されている。これにより、外周
壁の肉厚がセル壁の肉厚の5倍以内程度においても均一
な膜厚の外周壁を有する成形品を押出成形可能にしてい
る。しかしながら、この「ハニカム構造体押出装置およ
びそれを使用したハニカム構造体の製造方法」による
と、前述同様、成形品の外径を変更するために行う材料
の流量調整を押出ダイスの上流側に位置するバックプレ
ートあるいはマスキングプレートにより行っているた
め、成形品の外径変更時に伴う段取替えが困難になると
いう問題を生ずる。
【0007】特開平7−60880号公報に開示される
「ハニカム構造体押出装置およびそれを使用したハニカ
ム構造体の製造方法」では、ハニカム構造体のセル壁を
排出する排出通路の周縁部が外周方向に形成した押出ダ
イスと、この押出ダイスの傾斜面に対向する押え枠とを
有する構成において、排出通路の成形材料入口面が外周
方向に傾斜することにより、成形品の外周部にセル壁の
変形がなく、均一な膜厚の外周壁を有する成形品を押出
成形可能にしている。しかしながら、この「ハニカム構
造体押出装置およびそれを使用したハニカム構造体の製
造方法」によると、押出ダイスに形成される排出通路の
加工が困難なうえ、前述同様、材料の流量調整を行うバ
ックプレート等を押出ダイスの材料上流側に設けている
ため、成形品の外径変更時に伴う段取替えが困難になる
という問題を生ずる。
【0008】本発明の目的は、成形品の形状変更に伴う
段取替えを容易にするハニカム構造体押出装置を提供す
ることである。また、本発明の別の目的は、セル壁より
壁厚が厚い外被を均一速度で押出し可能なハニカム構造
体押出装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの本発明による請求項1記載の手段を採用することが
できる。この手段によると、押出マスクの流量制御面に
よって第2の材料供給孔の押出側開口の一部または全部
を閉塞可能であることから、例えば流量制御面の形状が
異なった押出マスクを複数用意してこの第2の材料供給
孔の押出側開口の開口面積を制御することにより、外被
形成路に流入するハニカム構造体の外被の材料量を調節
することができる。これにより、ハニカム構造体のセル
壁を成形溝から押し出す押出速度と外被を外被形成路か
ら押し出す押出速度とが等しくなるように外被形成路に
流入する外被の材料量を調節することで、外被およびセ
ル壁に歪みや欠損等がないハニカム構造体を成形するこ
とができる。しかも、押出成形されたハニカム構造体を
焼成するときに生ずる収縮の変動に対応して成形品の外
径を変更する場合、押出ダイスの押出側に位置する押出
マスクを取替えることにより容易に段取替えをできる効
果がある。
【0010】なお、請求項2記載の手段を採用すること
により、第1の材料供給孔および第2の材料供給孔のす
べてにハニカム構造体を形成する材料が供給されること
から、押出ダイスの供給側に設けられたバックプレート
等によって、成形されるハニカム構造体の直径等に応じ
て第1の材料供給孔または第2の材料供給孔に供給され
る材料を遮断したり流通させたり制御する必要がない。
したがって、成形品の形状変更に伴う段取替えを容易に
する効果がある。
【0011】また、請求項3記載の手段を採用すること
により、ダイス側テーパ面とマスク側テーパ面とは、互
いに平行または材料押出方向に向かうに従い互いに近づ
くことから、材料押出側に向かって互いに遠ざかるよう
に設定されている場合と較べ、外被を形成する材料の流
れを安定させることができる。したがって、外被の壁厚
を一定に保つ効果がある。
【0012】さらに、請求項4記載の手段を採用するこ
とにより、ダイス側テーパ面に開口する成形溝と連通す
る第1の材料供給孔の一部は、第1の材料供給孔の残部
の内径より小径に形成されることから、第1の材料供給
孔の一部の材料押出抵抗が増加し、ダイス側テーパ面に
開口することにより第1の材料供給孔の残部より浅くな
った第1の材料供給孔の一部の材料押出抵抗の減少分を
補填することができる。したがって、第1の材料供給孔
の一部から押出成形されるセル壁と第1の材料供給孔の
残部から押出成形されるセル壁とを互いに等しい速度で
押し出すことができ、セル壁および外被に歪みや欠損等
が生じないハニカム構造体の成形を可能にする効果があ
る。
【0013】さらにまた、請求項5記載の手段を採用す
ることにより、ダイス側テーパ面は、押出ダイスの押出
側端面に対して所定角αで傾斜することから、この所定
角αより大きく設定したことにより生ずるダイスの加工
上の問題や強度上の問題、および所定角αより小さく設
定したことにより生ずる外被に近接するセル壁が変形す
る問題を回避することができる。
【0014】また、請求項6記載の手段を採用すること
により、流量制御面により前記第2の材料供給孔の押出
側開口の開口面積が制御されるとき、押出マスクの内周
壁面における内径は拡径または縮径し、ダイス側テーパ
面とマスク側テーパ面との最短離隔距離は所定距離に保
持されることから、外被の壁厚を所定厚さに維持したま
ま、ハニカム構造体の外径を変更することができる。し
たがって、押出成形されたハニカム構造体を焼成すると
きに生ずる収縮の変動に対応して成形品の外径を前述し
た段取替えにより容易に変更できる効果がある。
【0015】さらに、請求項7記載の手段を採用するこ
とにより、流量制御面により第2の材料供給孔の押出側
開口の開口面積が制御されるとき、ダイス側テーパ面と
マスク側テーパ面との最短離隔距離は拡大または縮小す
るように変更され、押出マスクの内周壁面は所定位置に
位置することから、ハニカム構造体の外径を所定の直径
に維持したまま、外被の壁厚を変更することができる。
したがって、ハニカム構造体に所望の機械的強度を付与
するために外被の壁厚を前述した段取り替えにより容易
に変更できる効果がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるハニカム構造
体押出装置を図1および図3に示し、このハニカム構造
体押出装置によって押出成形されたハニカム構造体を図
2に示す。
【0017】図2に示すように、ハニカム構造体1は、
断面矩形状のセルを複数個形成するために格子状に配置
される複数のセル壁1aと、このセル壁1aの径方向両
端部を支持するとともに外力からセル壁1aを保護する
ための筒形状の外被1bとから構成されている。セル壁
1aは、後述するダイス10のセル壁成形溝17により
押出成形され、その厚さは200μm以下に設定されて
いる。
【0018】外被1bは、ダイス10の外被形成路29
により前記セル壁1aと同時にかつ一体に押出成形さ
れ、セル壁1aの壁厚の2倍以上の厚さに設定されてい
る。このように、セル壁1aの周囲を覆う外被1bの壁
厚をセル壁1aの壁厚の2倍以上に設定することで、ハ
ニカム構造体1の機械的強度を高めている。図1に示す
ように、前述したハニカム構造体1を押出成形するハニ
カム構造体押出装置は、その主要部をダイス10と押出
マスク20とから構成しており、ダイス10の図1で上
方から材料が供給され下方に押し出されることによりハ
ニカム構造体1を成形する。
【0019】板形状を有するダイス10は、ハニカム構
造体1のセル壁1aを押し出すため断面格子状に互いに
連通したセル壁成形溝15a、15b、15c、17
と、このセル壁成形溝15a、15b、15c、17に
それぞれ連通し材料供給側に向かって延びて開口する材
料供給孔12a、12b、12c、13と、この材料供
給孔12aより径方向外側に位置しセル壁成形溝17と
連通することなく貫通する材料供給孔11a、11b、
11cとがそれぞれ形成されている。また、ダイス10
の材料供給側には材料供給側端面16が形成されてお
り、材料押出側には成形品押出側端面18a、テーパ面
19および外被材出口側端面18bがそれぞれ形成され
ている。
【0020】材料供給側のほぼ中央に位置する成形品押
出側端面18aは円形状を有し、前述した複数のセル壁
成形溝17が開口している。この成形品押出側端面18
aに開口する複数のセル壁成形溝17から押し出される
セル壁1aがハニカム構造体1の中心軸付近を構成す
る。この成形品押出側端面18aの周囲には、成形品押
出側端面18aに対して角度αで材料供給側に傾くテー
パ面19が環状に形成されている。このテーパ面19に
は、セル壁成形溝15a、15b、15cがそれぞれ開
口している。そして、テーパ面19の外側には、テーパ
面19を囲むように外被材出口側端面18bが形成され
ており、外被材出口側端面18bが開口している。成形
品押出側端面18aとテーパ面19とを材料押出側端面
とする柱形状からなるダイス10の一部が特許請求の範
囲に記載される「内側部」に相当し、外被材出口側端面
18bを材料押出側端面とする筒形状からなるダイス1
0の一部が特許請求の範囲に記載される「外側部」に相
当する。
【0021】ここで、テーパ面19のテーパ角αは、3
0〜60°の範囲で設定されている。テーパ角αを60
°より大きく設定すると、テーパ面19の径方向長さが
大きくなり、材料供給側端面16と成形品押出側端面1
8aとの間隔、すなわちダイス10の軸方向長さが大き
くなる。すると、セル壁成形溝15a、15b、15
c、17の長さも長くなることからダイス10の加工が
困難になるとともに、材料をセル壁成形溝15a、15
b、15c、17より押し出すときに生ずる反押出方向
に作用する力(以下、「材料押出抵抗」という。)の増
大によりダイス10に加わる力が増加しダイスの強度を
高める必要が生ずる。これにより、ダイス10の製造コ
ストおよび設備コストの増大を招く。一方、テーパ角α
を30°より小さく設定すると、後述する外被形成路2
9から押し出された外被1bが径方向内側に向かって押
し出されるため、外周部に位置するセル壁1aに対して
過剰な力が加わり、外被1bに近接するセル壁1aの変
形を招く。したがって、このテーパ角αは前述した30
〜60°の範囲に設定されることが望ましい。
【0022】また、セル壁成形溝15a、15b、15
cにそれぞれ連通する材料供給孔12a、12b、12
cは、その内径がセル壁成形溝17に連通する材料供給
孔13の内径より小径に形成されている。これは、材料
供給孔12a、12b、12cにそれぞれ連通するセル
壁成形溝15a、15b、15cがダイス10に形成さ
れるテーパ面19にそれぞれ開口していることから、材
料供給孔13に連通するセル壁成形溝17よりもセル壁
成形溝15a、15b、15cの方が溝長さが短くなる
ことにより生ずる材料押出抵抗の減少を補うためであ
る。したがって、セル壁成形溝15a、15b、15c
が短縮されたことによる材料押出抵抗の減少分を補填で
きるように材料供給孔12a、12b、12cの内径を
小さく設定し材料押出抵抗を増大させている。これによ
り、セル壁成形溝17から押出成形されるセル壁1aと
セル壁成形溝15a、15b、15cからそれぞれ押出
成形されるセル壁1aとを互いに等しい速度で押し出す
ことができ、セル壁1aおよび外被1bに歪みや欠損等
が生じないハニカム構造体1を成形することができる。
【0023】さらに、材料供給孔12a、12b、12
cより径方向外側に位置する材料供給孔11a、11
b、11cの内径は、材料供給孔12a、12b、12
cより小径に形成されている。これは、材料供給孔11
a、11b、11cがセル壁成形溝を介することなく外
被材出口側端面18bに開口しているため、前述した材
料供給孔12a、12b、12cと同様、材料供給孔1
1a、11b、11cの内径を小径化することによって
セル壁成形溝17により生ずる材料押出抵抗と同等の材
料押出抵抗を生じさせるためである。これにより、外被
形成路29を介して押し出される外被1bは、セル壁成
形溝15a、15b、15c、17により押し出される
セル壁1aと等しい速度で押し出される。したがって、
外被1bおよびセル壁1aに歪みや欠損等のないハニカ
ム構造体1を成形することができる。
【0024】押出マスク20は内径D1 を有する環状に
形成されており、前述したダイス10のテーパ面19と
外被材出口側端面18bとにより形成されるダイス10
の環状の切欠き内に位置している。そして、この押出マ
スク20の図1で上方に位置する上端面21は、ダイス
10の外被材出口側端面18bに当接可能に形成されて
おり、この上端面21の形状によって前述した材料供給
孔11a、11b、11cの開口面積が制御される。つ
まり、後述するように、押出マスク20を図1に二点鎖
線で表される押出マスク30に取替えることにより、上
端面21から形状の異なる上端面31に変更されるた
め、材料供給孔11a、11b、11cの開口面積を任
意の制御することができる。
【0025】ここで、押出マスク20と押出マスク30
との相違を説明する。押出マスク20と押出マスク30
との相違点は、それぞれの内径が異なる点と、テーパ面
のテーパ角が異なる点である。押出マスク30は押出マ
スク20より内径を拡大するように形成されているた
め、その内周壁面35は押出マスク20の内周壁面25
より径方向外側に位置している。これにより、ハニカム
構造体1の外被1bの形成位置が径方向外側に移動する
ことになる。また図1に示す点線Aと平行に位置する点
線B上にテーパ面33と内周壁面35との接続点が位置
するように、押出マスク30のテーパ面33は押出マス
ク20のテーパ面23よりテーパ角度が小さく設定され
ている。なお、図1に示す点線Aは、ダイス10のテー
パ面19の輪郭の延長線である。このようにテーパ面3
3と内周壁面35との接続点を点線B上に位置させるこ
とで、この点線B上に位置する押出マスク20のテーパ
面23と内周壁面25との接続点とダイス10のテーパ
面19との最短距離w1 を確保することができる。そし
て、この距離w1 によって押出マスク20により形成さ
れる外被1bの壁厚が決まるため、ハニカム構造体1の
外被1bの壁厚を同じに設定しながら外径を変える場合
においては、この距離w1 を確保する必要がある。した
がって、押出マスク30のテーパ面33と内周壁面35
との接続点を点線B上に位置させることにより距離w1
を確保している。
【0026】押出マスク20のテーパ面23の所定角
は、ダイス10のテーパ面19とこのテーパ面23との
間に形成される外被形成路29の幅が材料押出側に向か
って徐々に狭くなるように設定されている。これによ
り、材料押出側に向かって徐々に広くなるように設定さ
れている場合と較べ、外被1bを形成する材料の流れを
安定させることができ、外被1bの壁厚を一定に保つこ
とができる。なお、テーパ面19とテーパ面33との間
に形成される外被形成路29は、材料押出側に向かって
幅が広がらなければ材料を安定して押し出すことができ
るため、テーパ面19とテーパ面23とが互いに平行に
なるようにそれぞれを位置させても良い。
【0027】ここで、押出マスクの位置と材料供給孔1
1a、11b、11cから押し出される材料量との関係
を図1に基づいて説明する。押出マスク20の上端面2
1とテーパ面23との接続点が図1でP1 に位置するこ
とによって、材料供給孔11aの材料出口側開口部が閉
塞され、また材料供給孔11bの材料出口側開口部のほ
ぼ半分が塞がれている。これに対し、押出マスク30の
上端面31とテーパ面33との接続点が図1でP2 に位
置することによって、材料供給孔11aの材料出口側開
口部のほぼ半分が塞がり、材料供給孔11bの材料出口
側開口部は開放されている。
【0028】このように、押出マスク20と押出マスク
30とにより材料供給孔11a、11bの材料出口側開
口部の開口面積は制御することによって、押出マスク3
0の内径が押出マスク20の内径より拡大されたことに
より径方向外側に移動する外被1bを形成する材料量が
外被1bの形成時に係わらず一定となるように制御して
いる。つまり、押出マスク20により外被1bを形成
するとき、セル壁成形溝15a、15bから押し出され
る材料は材料供給孔11b、11cにより押し出される
材料とともに外被形成路29内を流れながら押出マスク
20の内周壁面25に沿って押し出され外被1bを形成
する。これに対し押出マスク20より内径が大きく設
定されている押出マスク30によりハニカム構造体1を
形成すると、外被1bを形成するための材料はセル壁成
形溝15aから押し出される材料と材料供給孔11a、
11b、11cから押し出される材料とからなり、これ
らの材料が外被形成路39内を流れ押出マスク30の内
周壁面35に沿って押し出されることにより外被1bを
形成する。
【0029】このとき、押出マスク20により形成され
る外被1bの材料を押し出していたセル壁成形溝15b
からは、外被1bではなくセル壁1aを形成するための
材料が押し出されている。したがって、押出マスク20
から押出マスク30に取替えることによってセル壁形成
溝15bから押し出されるセル壁1aが1枚増えるた
め、この1枚分のセル壁に相当する材料が外被1bを形
成する材料から不足することになる。ところが、押出マ
スク30の上端面31により制御される材料供給孔11
a、11bについて着目すると、押出マスク20の上端
面により材料供給孔11aの開口部は全面が塞がり、材
料供給孔11bの開口部は開口面積のほぼ半分が塞がれ
ているのに対し、押出マスク30の上端面31によって
塞がれているのは材料供給孔11aの開口面積に対する
ほぼ半分だけである。これにより、外被1bを形成する
材料量がセル壁1枚分減ったとしても、材料供給孔11
a、11bより供給される材料量がセル壁1枚分の材料
を補充しているため、外被1bの材料量は不足すること
はない。したがって、押出マスク20から押出マスク3
0の変更によりハニカム構造体1の外径が拡大されたと
しても外被1bの壁厚を変えることなく外被1bに歪み
や欠損等のないハニカム構造体1を成形することができ
る。
【0030】次に、ハニカム構造体1が押出成形される
様子を図3に基づいて説明する。まず、図3(a) に示す
ように、ダイス10に押出マスク20を取付けた状態に
ついて説明する。ハニカム構造体1のセル壁1aおよび
外被1bを構成する材料がダイス10の材料供給側端面
16に開口する材料供給孔11a、11b、11c、1
2a、12b、12c、13にそれぞれ供給される。こ
のとき、押出マスク20はその上端面21とテーパ面2
3との接続点が図3(a) に示すP1 に位置するように設
定されていることから、材料供給孔11aに供給される
材料は上端面21によりその押出を阻止され、材料供給
孔11bに供給される材料は材料出口側の開口面積の内
ほぼ半分が上端面21により閉じられているため全開時
の押出量のほぼ半分が押し出されることなる。そして、
材料供給孔13、12cに供給される材料がセル壁成形
溝17、15cから徐々に押し出されセル壁1aを形成
する。このとき、セル壁成形溝15cの溝長さがセル壁
形成溝17より短くダイス10に形成されていても、セ
ル壁成形溝15cに連通する材料供給孔12cの内径が
セル壁成形溝17に連通する材料供給孔13の内径より
も小さく設定さているため、材料をそれぞれのセル壁成
形溝から押し出すときに生じる材料押出抵抗がほぼ等し
くなる。これにより、セル壁成形溝17から押し出され
るセル壁1aとセル壁成形溝15cから押し出されるセ
ル壁1aとがそれぞれ等速に押し出される。またセル壁
1aが押し出されると同時に材料供給孔11b、11
c、12aにそれぞれ供給された材料も材料出口側開
口、セル壁形成溝15cを介して外被形成路29に流入
する。この外被形成路29に流入し充満した材料は押出
マスク20の内周壁面25に沿って押し出されるため、
図3(a) に示す距離w1 の壁厚を有する外被1bが前述
したセル壁1aとともに一体形成される。これにより、
外径D1、壁厚w1 の外被1bを有するハニカム構造体
1を押出形成することがきる。
【0031】次にダイス10に押出マスク30を取付け
た状態を図3(b) に基づいて説明する。押出マスク20
を押出マスク30に取替えると、押出マスクの内径がD
1 より大きく設定されているD2 に変更される。また図
3(b) に示すP2 に示す位置に押出マスク30の上端面
31とテーパ面33との接続点が位置することから、押
出マスク20のときには全閉されていた材料供給孔11
aがほぼ半分程度開口し、上端面21によりほぼ半分の
開口に制御されていた材料供給孔11bが全開してい
る。これにより、ダイス10の材料供給側端面16から
材料供給孔11a、11b、11c、12a、12b、
12c、13に供給される材料がセル壁成形溝15a、
15b、15c、17および材料供給孔11a、11
b、11cから押し出され、セル壁形成溝17、15
b、15cから押し出される材料によってセル壁1aが
形成される。そして、材料供給孔11a、11b、11
c、セル壁形成溝15aから外被形成路39内に押し出
される材料は、外被形成路39内に充満した後、押出マ
スク30の内周壁面35に沿って幅w1 の外被1bを形
成しながら押し出される。このとき、前述したように押
出マスク20により外被1bを形成していたときには形
成されなかったセル壁形成溝15cからセル壁1aが形
成されるが、このセル壁1枚が増えたことによる材料は
押出マスク30の上端面31により制御される材料供給
孔11a、11bの材料がセル壁1枚分に相当する分増
えたことにより外被1bの壁厚w1 を変えることなくし
て外径D2 、壁厚w1 からなる外被1bとセル壁1aを
有するハニカム構造体1を押出成形することができる。
【0032】なお、図3(b) に示す押出マスク30から
図3(a) に示す押出マスク20に変更したときは、外被
1bを形成する材料がセル壁1枚分増えることからこの
過剰となった材料量を増やすため押出マスク20の上端
面21により材料供給孔11a、11bの開口面積を制
御することでセル壁1枚分の材料量を削減している。こ
れにより、外径の異なったハニカム構造体を形成して
も、外被1bの壁厚w1を一定にしながら外径変更する
ことができる。
【0033】さらに、材料供給側端面16側においてダ
イス10に供給される材料量を制御するバックプレート
あるいはマスキングプレート等を設け、これらによって
材料量を制御するものではなく、すべての材料供給孔1
1a、11b、11c、12a、12b、12c、13
に材料を供給している。そのため、ハニカム構造体1の
外径に変更があった場合においても、ダイス10の材料
押出側に位置する押出マスクを取替えるだけで外被1b
の壁厚を一定にしたままハニカム構造体の外径を変える
ことができる。したがって、成形品の外径変更時に伴う
段取替えを容易にする効果がある。
【0034】また、材料供給孔11a、11b、11
c、12a、12b、12c、13のそれぞれの内径は
連通するセル壁成形溝の溝長さまたはセル壁成形溝が連
通しない等の諸条件により材料押出抵抗が所定の値とな
るように内径が設定されていることから、それぞれのセ
ル壁成形溝および外被形成路から押し出される押出速度
を等しくすることができる。これにより、各セル壁1a
と外被1bとをそれぞれ等速で押し出すことができるた
め、外被1bおよび外周側に位置するセル壁1aに歪み
や欠損等が生じることのないハニカム構造体1を成形す
ることができる。
【0035】(第2実施例)本発明の第2実施例による
ハニカム構造体押出装置を図4および図5に示す。第1
実施例と実質的に同一の構成部分には同一符号を付す。
図4および図5に示す第2実施例は、ハニカム構造体1
の外径を変えることなく外被1bの壁厚を変えるために
用いられるハニカム構造体押出装置であり、押出マスク
の形状が第1実施例と異なる。
【0036】図4および図5に示すように、押出マスク
40と押出マスク50とは、同一の所定の内径を有する
環状にそれぞれ形成されている。そして、押出マスク4
0、50のそれぞれの上端面41、51は、ダイス10
の外被材出口側端面18bに当接可能に形成されてい
る。この上端面41、51の形状によって材料供給孔1
1a、11b、11cの開口面積が制御される。つま
り、上端面41によって、材料供給孔11a、11bの
材料出口側開口の全面を閉塞している。また上端面51
によって、材料供給孔11aの材料出口側開口の開口面
積のほぼ半分を閉塞し、材料供給孔11bの材料出口側
開口の全開にしている。したがって、材料供給孔11
a、11bに供給される材料は上端面41によってはそ
の押出を阻止されるが、上端面51によっては全開して
いる材料供給孔11aと半開している材料供給孔11b
とからは押し出される。これにより、外被形成路59に
供給される材料量が増加し、この材料の増加分は外被1
bの壁厚の増加に充てられる。
【0037】また、図4および図5に示すように、押出
マスク50により形成される外被1bの壁厚になるw3
が押出マスク40により形成される外被1bの壁厚にな
るw2 より大きくなるように押出マスク50のテーパ面
53が決定されている。これにより、押出マスク50に
より形成される外被1bの壁厚は、押出マスク40によ
り形成される外被1bの壁厚より厚く成形される。この
壁厚が増加したことによる材料の不足分は、前述した上
端面41、51の形状によって制御される材料供給孔1
1a、11bから材料の増加分により補填される。
【0038】これにより、押出マスク40を押出マスク
50に取替えることにより、同一外径で外被1bの壁厚
だけを厚くしたハニカム構造体1を押出成形することが
できる。このため、従来のようにダイス10に供給され
る材料量を制御するバックプレートあるいはマスキング
プレート等を材料供給側端面16側に設けることなくし
て、ダイス10の材料押出側に位置する押出マスクを取
替えるだけでハニカム構造体1の外被1bの壁厚を変え
ることができる。したがって、成形品の外被壁厚変更時
に伴う段取替えを容易にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるハニカム構造体押出
装置の主要部を示す説明図である。
【図2】第1実施例のハニカム構造体押出装置により押
出形成されるハニカム構造体の斜視図である。
【図3】第1実施例のハニカム構造体押出装置の各使用
状態を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例によるハニカム構造体押出
装置の主要部を示す説明図である。
【図5】第2実施例のハニカム構造体押出装置の各使用
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハニカム構造体 1a セル壁 1b 外被 10 ダイス (押出ダイス) 11a、b、c 材料供給孔 (第2の材料供給
孔) 12a、b、c 材料供給孔 (第1の材料供給
孔の一部) 13 材料供給孔 (第1の材料供給
孔の残部) 15a、b、c セル壁成形溝 (成形溝) 16 材料供給側端面 17 セル壁成形溝 (成形溝) 18a 成形品押出側端面 18b 外被材出口側端面 19 テーパ面 (ダイス側テーパ
面) 20、30、40、50 押出マスク 21、31、41、51 上端面 (流量制御面) 23、33、43、53 テーパ面(マスク側テーパ
面) 25、35、45、55 内周壁面 29、39、49、59 外被形成路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 雅一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−24817(JP,A) 特開 昭57−157706(JP,A) 特開 昭56−101809(JP,A) 特開 平7−60880(JP,A) 特開 平7−52129(JP,A) 特開 平5−131427(JP,A) 実開 昭62−1908(JP,U) 特公 平3−17644(JP,B2) 特公 昭54−28850(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 3/00 - 5/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連結したセル壁と、内部にこのセ
    ル壁を収容しこのセル壁の周囲に連結する筒状の外被と
    からなるハニカム構造体を押出成形可能なハニカム構造
    体押出装置であって、 前記ハニカム構造体が押し出される押出側に開口し前記
    セル壁を成形可能な成形溝、この成形溝に連通し材料が
    供給される供給側に開口する第1の材料供給孔および前
    記押出側周縁に外周方向に肉厚が薄くなるように傾斜す
    るダイス側テーパ面が形成される内側部と、この内側部
    の周囲に位置し供給側から押出側に貫通する第2の材料
    供給孔が形成される外側部とを有する押出ダイスと、 前記ダイス側テーパ面に対向して位置し前記外被を成形
    可能な外被形成路を形成するマスク側テーパ面、このマ
    スク側テーパ面より外周方向に位置し前記第2の材料供
    給孔の押出側開口の一部または全部を閉塞可能な流量制
    御面および前記マスク側テーパ面より内周方向に位置す
    る内周壁面を有する押出マスクと、 を備えることを特徴とするハニカム構造体押出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の材料供給孔および前記第2の
    材料供給孔のすべてに前記ハニカム構造体を形成する材
    料が供給されることを特徴とする請求項1記載のハニカ
    ム構造体押出装置。
  3. 【請求項3】 前記ダイス側テーパ面と前記マスク側テ
    ーパ面とは、互いに平行または材料押出方向に向かうに
    従い互いに近づくことを特徴とする請求項1または2記
    載のハニカム構造体押出装置。
  4. 【請求項4】 前記ダイス側テーパ面に開口する前記成
    形溝と連通する前記第1の材料供給孔の一部は、前記第
    1の材料供給孔の残部の内径より小径に形成されること
    を特徴とする請求項1、2または3記載のハニカム構造
    体押出装置。
  5. 【請求項5】 前記ダイス側テーパ面は、前記押出ダイ
    スの押出側端面に対して所定角αで傾斜することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のハニカム構
    造体押出装置。
  6. 【請求項6】 前記流量制御面により前記第2の材料供
    給孔の押出側開口の開口面積が制御されるとき、 前記押出マスクの内周壁面における内径は、拡径または
    縮径し、 前記ダイス側テーパ面と前記マスク側テーパ面との最短
    離隔距離は、所定距離に保持されることを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか一項に記載のハニカム構造体押出
    装置。
  7. 【請求項7】 前記流量制御面により前記第2の材料供
    給孔の押出側開口の開口面積が制御されるとき、 前記ダイス側テーパ面と前記マスク側テーパ面との最短
    離隔距離は、拡大または縮小するように変更され、 前記押出マスクの内周壁面は、所定位置に位置すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のハニ
    カム構造体押出装置。
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