JP2002282448A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002282448A
JP2002282448A JP2001092837A JP2001092837A JP2002282448A JP 2002282448 A JP2002282448 A JP 2002282448A JP 2001092837 A JP2001092837 A JP 2001092837A JP 2001092837 A JP2001092837 A JP 2001092837A JP 2002282448 A JP2002282448 A JP 2002282448A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に、レール手段への遊技球の着地に起因し
て静電気ノイズが発生した場合でも、その静電気ノイズ
を遊技機外へ誘導して、遊技に関連する制御を司る制御
装置に悪影響を与えないようにすることができる遊技機
を提供する。 【解決手段】 外レール40のうち発射手段10で発射
された遊技球Bが着地する着地点付近に導電性部材50
を設け、外レール40への遊技球Bの着地に起因するこ
とにより発生する静電気ノイズを、導電性部材50から
パチンコ機1の外部へ誘導するノイズ誘導手段55を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は遊技機に関し、特
に、レール手段への遊技球の着地に起因することより発
生する静電気ノイズを、遊技機外へ誘導するように構成
した遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、パチンコ機等の遊技機には、遊
技ホールの島構造体に装着される遊技枠、遊技枠に着脱
可能に保持される遊技盤、遊技盤に形成されて複数の遊
技部品を配置した遊技領域、遊技球を発射する発射手
段、発射された遊技球を遊技領域へ誘導するレール手段
等が設けられている。遊技部品として、多数の障害釘、
風車、入賞手段等があり、発射手段で発射された遊技球
は、レール手段に誘導されて遊技領域に投入され、障害
釘や風車等によって方向を変えながら落下し、その遊技
球が入賞手段に入賞すると遊技球の払い戻しが得られ
る。
【0003】最近では、前記遊技部品として、図柄始動
手段、図柄表示手段、可変入賞手段を設け、図柄始動手
段が遊技球を検出したことを条件に、図柄表示手段に複
数の遊技図柄を例えば3列に夫々変動表示させ、変動停
止時の遊技図柄の組合せが特別態様(例えば、「77
7」)になった場合に、その後所定条件を満たすまで、
遊技球が入賞し易いように可変入賞手段を開閉制御し
て、多数の遊技球の払い戻しが一挙に得られるようにし
た遊技機が主流となっている。
【0004】パチンコ機等のレール手段は、遊技盤に組
付けられた外レールと内レールを有し、通常、これらレ
ールは夫々ステンレス鋼等の金属材料で形成されてい
る。外レールと内レールの内側に遊技領域が形成され、
遊技領域外から発射手段で発射された遊技球が、外レー
ルと内レールの間の球通路を通って遊技領域に投入され
る。各レールの成形及び遊技盤への組付けについては、
帯状のレール基材を適当な長さに切断し、そのレールの
一端縁付近に複数の割りピンを適当間隔おきに取付け、
レールを遊技領域の外周に沿って湾曲させ、複数の割ピ
ンを遊技盤の複数のピン穴に夫々圧入するようにして行
っている。
【0005】ところで、図5に示すように、発射手段で
発射された遊技球100 は、先ず、発射球誘導部材101 で
誘導されてその左端部から飛び出し、外レール102 に乗
り移って誘導される。遊技球100 が外レール102 に着地
する着地点については、遊技球100 の発射速度の違い等
によって、レールの長さ方向に数cm(例えば、3、4c
m)程度の幅でバラツキがあることは確かであり、遊技
球100 が発射球誘導部材101 から外レール102 に確実に
乗り移るようにするために、遊技球100 の外レール102
への着地による摩擦・衝撃を軽減するのに限界があるの
も確かである。
【0006】発射球誘導部材101 と外レール102 の間に
間隙103 を設けてあるのは、発射された遊技球100 が遊
技領域まで届かずに失速して戻ってきた場合、その遊技
球100 を間隙103 から下側に落下させ、返還通路104 を
介して球受け皿に返還するためである。一般に、パチン
コ機等にはこのような間隙103 が設けられており、それ
故、遊技球100 は間隙103 を飛び越えるように、発射球
誘導部材101 からジャンプし外レール102 に着地するよ
うになっている。尚、105 が内レールである。
【0007】さて、パチンコ機等の遊技機には、遊技に
関連する制御を司る制御装置が設けられ、その制御装置
の誤作動を防止して信頼性を確保するためにも、制御装
置に悪影響を与える虞があるノイズを発生させないよう
にする対策が必要である。このノイズとして、遊技球が
外レールに着地した際、その着地に起因して発生する静
電気ノイズが含まれることが十分に考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 従来のパチンコ機等
では、発射手段で発射された遊技球が外レールに着地す
る際、その着地に起因して主に静電気ノイズが発生し、
これにより放射ノイズも発生し易くなって遊技に関連す
る制御を司る制御装置に悪影響を与える虞がある。ま
た、外レールのうち発射された遊技球が何度も繰り返し
着地する部分に傷がつき易く、そうなれば、遊技球が外
レールでスムースに誘導されなくなること、静電気ノイ
ズが一層発生し易くなること等の虞がある。
【0009】一方、従来のパチンコ機等では、金属製の
レールの成形と遊技盤への組付けについては、帯状のレ
ール基材を適当な長さに切断し、そのレールの一端縁付
近に複数の割りピンを適当間隔おきに取付て、レールを
遊技領域の外周に沿って湾曲させ、複数の割ピンを遊技
盤の複数のピン穴に夫々圧入して行わなければならない
ため大変である。尚、外レールのうち発射された遊技球
が何度も繰り返し着地する部分に傷がついた場合でも、
その部分だけを交換することができず、外レール全体を
交換しなければならないため、外レールの組付けを含む
交換作業が大変であり、その交換に要するコストも高価
になる。
【0010】本発明の目的は、レール手段への遊技球の
着地に起因して発生する静電気ノイズを遊技機外へ誘導
することにより放射ノイズも発生しにくくして、そのノ
イズが遊技に関連する制御を司る制御装置に悪影響を与
えないようにし、また、レール手段の大部分を合成樹脂
材料で構成して遊技盤への組付けを容易にし、特にその
ような場合に、静電気ノイズを遊技機外部へ誘導する為
の構成で以て遊技球の着地点を補強できる遊技機を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】 請求項1の遊技機は、
遊技枠に着脱可能に保持される遊技盤と、この遊技盤に
形成されて複数の遊技部品を配置した遊技領域と、遊技
球を発射する発射手段と、発射された遊技球を遊技領域
へ誘導するレール手段を備えた遊技機において、前記レ
ール手段のうち発射手段で発射された遊技球が着地する
着地点付近に設けられた導電性部材と、前記レール手段
への遊技球の着地に起因することにより発生する静電気
ノイズを、前記導電性部材から遊技機外へ誘導するノイ
ズ誘導手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】この遊技機では、遊技枠に着脱可能に保持
される遊技盤と、この遊技盤に形成されて複数の遊技部
品を配置した遊技領域が設けられ、発射手段により遊技
球が発射されると、その遊技球がレール手段により遊技
領域へ誘導される。レール手段のうち発射手段で発射さ
れた遊技球が着地する着地点付近に導電性部材が設けら
れ、レール手段への遊技球の着地に起因して静電気ノイ
ズが発生した場合でも、その静電気ノイズがノイズ誘導
手段により導電性部材から遊技機外へ誘導される。ノイ
ズ誘導手段は、例えば、導電性部材をアースして構成さ
れる。
【0013】このように、レール手段への遊技球の着地
に起因して静電気ノイズが発生しても、その静電気ノイ
ズを遊技機外部へ誘導することができるため、放射ノイ
ズも発生しにくくなり、そのノイズが遊技に関連する制
御を司る制御装置に悪影響を与えないようにすることが
できる。レール手段の導電性部材以外の大部分を合成樹
脂材料で構成した場合に、本発明の作用をより効果的に
発揮させることができる。即ち、レール手段の構成を簡
単にして遊技盤への組付けを容易に行うことができると
共に、その結果レール手段の耐久性が低下した場合で
も、前記導電性部材により遊技球の着地点付近を補強し
て耐久性を高めることが可能になる。
【0014】請求項2の遊技機は、請求項1の発明にお
いて、前記レール手段の導電性部材以外の部分は、合成
樹脂材料で構成されたことを特徴とするものである。レ
ール手段の遊技盤への組付けが簡単になるだけでなく、
導電性部材により遊技球の着地点付近を補強することが
できる。尚、導電性部材に傷がついて交換が必要な場合
でも、導電性部材だけを交換可能に構成でき、これによ
り、交換作業を容易に行うことができそれに要するコス
トも軽減できる。
【0015】請求項3の遊技機は、請求項1の発明にお
いて、前記レール手段の少なくともレール部は合成樹脂
材料で構成され、前記導電性部材はレール部を被覆する
ように構成されたことを特徴とするものである。レール
部と導電性部材を有するレール手段の構造を簡単化で
き、それで以て、請求項2同様に、レール手段の遊技盤
への組付けが簡単になるだけでなく、導電性部材により
遊技球の着地点付近を補強することができる。尚、導電
性部材に傷がついて交換が必要な場合でも、導電性部材
だけを交換可能に構成でき、これにより、交換作業を容
易に行うことができそれに要するコストも軽減できる。
【0016】請求項4の遊技機は、請求項1〜3の何れ
かの発明において、前記発射手段で発射された遊技球を
レール手段へ誘導する発射球誘導部が導電性部材で構成
され、この導電性部材とレール手段の導電性部材との電
位差を軽減する電位差軽減手段を設けたことを特徴とす
るものである。
【0017】発射手段で発射された遊技球をレール手段
へ誘導する発射球誘導部を導電性部材で構成し、この導
電性部材とレール手段の導電性部材との電位差を電位差
軽減手段により軽減するので、レール手段への遊技球の
着地に起因する静電気ノイズの発生を抑制することが可
能となる。また、発射球誘導部、又は、発射球誘導部に
接触している遊技球に帯電している静電気を、ノイズ誘
導手段を介して遊技機外部へ誘導することもでき、この
静電気によって生じる悪影響を阻止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施形態は、レー
ル手段である外レールと内レールの内側の遊技領域に、
図柄始動手段、図柄表示手段、可変式入賞手段、複数の
入賞手段等を設けたパチンコ機に本発明を適用した場合
の一例である。尚、パチンコホールに設けられた島構造
体に、その長さ方向に複数のパチンコ機1が配設され、
各パチンコ機1の左側にカード式貸出し装置2が配設さ
れ、各カード式貸出し装置2は右側のパチンコ機1に電
気的に接続されている。
【0019】図1、図2に示すように、カード式弾球遊
技機であるパチンコ機1は、矩形枠状の外枠3と、外枠
3に開閉自在に枢着された前枠4を有し、外枠3が島構
造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前枠4
(遊技枠に相当する)に遊技盤5が裏側から着脱可能に
保持され、遊技盤5の前側に窓部6aを有するガラス扉
6と、上皿8を取付けた前面板7が夫々開閉自在に枢着
されている。前枠4の下部において前面板7の下側に、
上皿8から溢流し又は抜き取った遊技球Bを貯留する下
皿9が固定的に設けられ、この下皿9の右側に遊技球B
を発射する発射手段10の発射ハンドル30が取付けら
れている。
【0020】上皿8の前面部の右部には、カード式貸出
し装置2に対する球貸し操作用の操作パネル14が設け
られ、この操作パネル14に、カード式貸出し装置2に
挿入されている球貸カード(図示略)の度数残高を最大
3桁の数字で表示可能な残高表示部14a、カード式貸
出し装置2に所定度数分の遊技球Bの貸出しを指令する
為に操作する貸出スイッチ14b、カード式貸出し装置
2に挿入されている球貸カードの返却を指令する為に操
作する返却スイッチ14cが設けられている。
【0021】図2に示すように、遊技盤5にはレール手
段15である外レール40と内レール41がほぼ環状に
設けられ、これらレール40,41の内側に遊技領域5
aが形成され、発射手段10により発射された遊技球B
は、レール40,41により遊技領域5aに誘導されて
投入される。遊技領域5aには、遊技部品として、多数
の障害釘(図示略)や風車の他に、液晶ディスプレイ1
6、図柄始動手段17、可変入賞手段18、複数の普通
入賞手段19、2つのゲート20等が、夫々所定の位置
に配置されている。
【0022】図柄表示手段21としての液晶ディスプレ
イ16は、左右方向に並ぶ3つ(左、中、右)の遊技図
柄表示部22a〜22cと、その下側右隅部分に2つの
普通図柄表示部23a,23bとを有する。図柄始動手
段17が遊技球Bを検出したことを条件に、遊技図柄表
示部22a〜22cに、複数の遊技図柄が夫々変動表示
(スクロール表示)されて停止し、ゲート20を遊技球
Bが通過したことを条件に、普通図柄表示部23a,2
3bに、複数の普通図柄が夫々変動表示(スクロール表
示)されて停止する。
【0023】図柄始動手段17は、開閉自在の左右1対
の開閉爪17aを備えた電動チューリップであり、前記
普通図柄表示部23a,23bに表示される変動停止時
の2つの普通図柄の組み合わせが当り(例えば、「7
7」)になった場合に、通常閉じている開閉爪17aが
所定時間だけ開いて、図柄始動手段17に遊技球Bを入
賞させ易くする。可変入賞手段18は開閉板18aを備
え、遊技者にとってこの開閉板18aを開いた有利な第
1状態と、開閉板18aを閉じた不利な第2状態とに変
化可能になっている。通常時、可変入賞手段18は開閉
板18aを閉じた第2状態になっており、この第2状態
では遊技球Bが入賞することがない。
【0024】前記遊技図柄表示部22a〜22cに表示
される変動停止時の遊技図柄の組合せが特定態様(例え
ば、「777」等)になった場合に、所謂「大当り」と
称する利益状態が発生し、可変入賞手段18は開閉板1
8aを例えば複数回間欠的に開放し、その可変入賞手段
18に遊技球Bが入賞し易くなるため、遊技者にとって
有利な状態になる。
【0025】この利益状態では、可変入賞手段18を第
2状態から第1状態に切換えて、そこに所定数(例え
ば、10球)の遊技球Bが入賞又は所定時間(例えば、
30秒)経過するまでに特定領域18bに遊技球Bが入
球すれば、第1状態を継続するラウンドを、最大で所定
数ラウンド(例えば、15ラウンド)繰り返すことによ
り、可変入賞手段18に多数の遊技球Bを入賞させ、そ
の入賞球数の数倍又は10数倍の数の遊技球Bの払戻しを
行って遊技者に利益を還元する。尚、遊技盤5の裏側に
は、このような遊技に関連する制御を司る制御装置が設
けられている。
【0026】前記発射手段10と外レール40と内レー
ル41について詳細に説明する。図2に示すように、発
射手段10は、発射ハンドル30と、発射ハンドル30
の回動操作により駆動される発射モータ31と、発射モ
ータ31により回転駆動されるカム体32と、カム体3
2の回転により駆動されて発射球誘導部材35の右端部
上側の打撃位置にセットされた遊技球Bを打撃する打撃
槌33を有する。
【0027】発射ハンドル30を操作することにより、
上皿8から遊技球Bが1個ずつ前記打撃位置に供給さ
れ、その遊技球Bが打撃槌33により打撃されて、発射
球誘導部材35に沿って左斜め上側へ発射される。尚、
発射ハンドル30の回動操作角度に応じた打撃力で打撃
槌33により遊技球Bを打撃し、遊技球Bの発射速度
(遊技球Bの遊技領域5aへの投入速度)を調節できる
ようになっている。
【0028】図2〜図4に示すように、発射球誘導部材
35は、発射手段10で発射された遊技球Bをレール手
段15へ誘導する為の部材であり、縦断面M形に形成さ
れている。この発射球誘導部材35は導電性部材で構成
され、その右端から左方へ斜め上側へ傾斜し、その左端
が遊技盤5の下端付近に位置するように、前枠4に固定
的に設けた取付部材39に複数のネジ35aにより固定
されている。
【0029】図2〜図4に示すように、外レール40と
内レール41は、夫々、レール部40a,41aと、レ
ール部40a,41aから後方へ突出する複数のピン部
40b,41bとを一体形成した合成樹脂材料で構成さ
れている。遊技盤5には複数のピン穴が形成され、これ
らピン穴に複数のピン部40b,41bを圧入すること
により、外レール40と内レール41が遊技盤5に組付
けられている。
【0030】外レール40においては、下端部が発射球
誘導部材35の左側近くにおいてその傾斜方向延長線上
付近に位置し、そこから楕円的に右回り方向へ、下端部
を0度として約225度位置まで延び、その上端部分が
遊技盤5の右端部に固定されたガイド部材49の上部に
当接している。内レール41においては、右端部分が外
レール40の上端部分の下側でガイド部材49に当接
し、そこから略楕円状に右回り方向へ、下端部を0度と
して約315度位置から約135度位置まで延びてい
る。外レール40と内レール41の約0度位置から約1
35度位置において、これらレール40,41の間に球
通路42が形成され、遊技領域5a外から発射された遊
技球Bは、この球通路42を通って遊技領域5aに投入
される。
【0031】発射球誘導部材35と外レール40の間に
は間隙45が設けられ、発射手段10で発射された遊技
球Bが遊技領域5aまで届かずに失速して戻ってきた場
合、その遊技球Bが間隙45から下側に落下して、返還
通路46の開口に受け止められ、その返還通路46を通
って下皿9に返還されるようになっている。この間隙4
5があることにより、遊技球Bは間隙45を飛び越える
ように、発射球誘導部材35からジャンプし外レール4
0に着地することになる。
【0032】尚、返還通路46の左上側に、入賞等によ
り遊技球Bを上皿8に払い戻す為の通路口47が形成さ
れている。前面板7が開放された場合、この通路口47
は上皿8から分離し、通路口47の奥側に遊技球Bが存
在すれば溢れ落ちるが、その下側に溢れ落ちる遊技球B
を下皿9に返還する返還通路48も設けられている。
【0033】尚、球通路42の上端付近に取付けられた
球戻り阻止部材43により、一旦遊技領域5aに投入さ
れた遊技球Bが球通路42に戻らないように阻止し、ガ
イド部材49のうち外レール40の上端部付近に取付け
られた球止め緩衝ゴム44により、遊技領域5aへの投
入速度が速い遊技球Bを受け止めて適度に緩衝するよう
にしてある。尚、ガイド部材49の左面は円弧状のガイ
ド面が形成され、レール40,41に加えてこのガイド
面も遊技領域5の形成に寄与している。
【0034】図3、図4に示すように、外レール40の
うち発射手段10で発射された遊技球Bが着地する着地
点付近に、導電性部材50が設けられている。前述のよ
うに、外レール40のレール部40aとピン部40bは
合成樹脂材料で構成され、導電性部材50はレール部4
0の上下両面を被覆するように構成されている。
【0035】発射手段10により発射された遊技球B
は、外レール40発射球誘導部材35から飛び出して外
レール40に着地するが、その着地をスムースに行いこ
れらの間に作用する摩擦・衝撃を軽減するのに限界があ
る。そして、遊技球Bが外レール40に着地する着地点
については、遊技球Bの発射速度の違い等によって、レ
ール40の長さ方向に数cm(例えば、3cm)程度の幅で
バラツキがあることは確かであり、導電性部材50は、
このバラツキのある着地点を含むように外レール40の
長さ方向に所定長さ(例えば、10cm)に亙って設けら
れている。
【0036】外レール40への遊技球Bの着地に起因し
て静電気ノイズが発生する虞があるが、この静電気ノイ
ズを導電性部材50からパチンコ機1の外部へ誘導する
ノイズ誘導手段55が、導電性部材50をアース配線5
5aを介してアースすることで構成されている。また、
この導電性部材50と、導電性部材である発射球誘導部
材35との電位差を軽減する電位差軽減手段57が、導
電性部材50と発射球誘導部材35とを等電位配線57
aを介して接続することで構成されている。
【0037】ここで、外レール40と内レール41の成
形及び遊技盤5への組付けについて説明する。合成樹脂
製の外レール40と内レール41のレール部40a,4
1aは、夫々射出成形にて遊技領域5aに応じたサイズ
と形状に成形され、その際、遊技盤5に形成された複数
のピン穴に圧入される複数のピン部40b,41bも夫
々一体成形される。外レール40においては次に導電性
部材50を取付け、その後、複数のピン部40b,41
bを遊技盤5の複数のピン穴に夫々圧入して、レール4
0,41が遊技盤5に組付けられる。
【0038】このパチンコ機1の作用・効果について説
明する。上皿8に遊技球Bが収容されている状態で、発
射手段10の発射ハンドル30を回動操作すると、上皿
8から遊技球Bが1個ずつ発射球誘導部材35の打撃位
置に供給され、その遊技球Bが打撃槌33により打撃さ
れて、例えば1分間に100 個の割合で遊技球Bが発射さ
れる。
【0039】発射手段10により発射された各遊技球B
は、先ず、発射球誘導部材35で誘導されその左端部か
ら飛び出し、外レール40に乗り移って誘導される。遊
技球Bが外レール40に着地する着地点については、遊
技球Bの発射速度の違い等によって、レール40の長さ
方向に数cm程度の幅でバラツキがあるものの、前記導電
性部材50を設けたことにより、遊技球Bは全てこの導
電性部材50上に着地することになる。
【0040】従って、外レール40への遊技球Bの着地
に起因して静電気ノイズが発生しても、ノイズ誘導手段
55により、その静電気ノイズを導電性部材50からパ
チンコ機1の外部へ確実に誘導することができるため、
放射ノイズも発生しにくくなり、そのノイズが遊技に関
連する制御を司る制御装置に悪影響を与えないように
し、制御装置の誤作動を防止して信頼性を高めることが
可能になる。
【0041】しかも、本実施形態のように、外レール4
0の導電性部材50以外の部分と内レール41を合成樹
脂材料で構成した場合に、本発明の作用・効果をより顕
著に発揮させることができる。即ち、外レール40の導
電性部材50以外の部分と内レール41を合成樹脂材料
で構成することにより、遊技領域5aに応じたサイズと
形状のレール部40a,41aと複数のピン部40b,
41b一体成形して簡単に構成し、複数のピン部40
b,41bを遊技盤5の複数のピン穴に圧入してレール
40,41を遊技盤5に簡単に組付けることが可能にな
る。
【0042】その結果、外レール40の耐久性が低下し
た場合でも、導電性部材50により遊技球Bの着地点付
近を補強することができるので、耐久性を高めることが
できる。尚、導電性部材50に傷がついて交換が必要な
場合でも、外レール40全体を交換しなくても、導電性
部材50だけを交換可能に構成でき、これにより、交換
作業を容易に行うことができそれに要するコストも軽減
可能になる。
【0043】発射手段10で発射された遊技球Bを外レ
ール40へ誘導する発射球誘導部材35を導電性部材で
構成し、この発射球誘導部材35と外レール40の導電
性部材50との電位差を電位差軽減手段57により軽減
するので、外レール40への遊技球Bの着地に起因する
静電気ノイズの発生を抑制することが可能となる。ま
た、発射球誘導部材35、又は、発射球誘導部材35に
接触している遊技球Bに帯電している静電気を、ノイズ
誘導手段55を介してパチンコ機1の外部へ誘導できる
ため、この静電気によって生じる悪影響も阻止すること
ができる。
【0044】次に、変更形態について説明する。 1〕前記実施形態では、導電性部材50はレール部40
の上下両面を被覆するように構成されているが、少なく
とも、遊技球Bが着地するレール部40の上面にのみ導
電性部材50を被覆して構成してもよい。 2〕導電性部材50をレール部40を被覆して構成する
のではなく、発射手段10で発射された遊技球Bが着地
する着地点付近のレール部40の一部分の代わりに、導
電性部材50として構成された別部材からなるレール部
を設けてもよい。
【0045】3〕導電性部材として、金属材料で構成さ
れた導電性部材だけでなく、導電性樹脂を適用可能であ
る。そうした場合、外レール全体を導電性樹脂により一
体成形することが可能になり、外レールの構成及び組付
けがより一層簡単になる。 4〕発射球誘導部材35については、必ずしも導電性部
材で構成する必要はなく、また、この発射球誘導部材3
5と外レール40の導電性部材50との電位差を軽減す
る電位差軽減手段57を設けることも必須ではない。
【0046】5〕その他、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲において、前記実施形態に種々変更を加えて実施する
ことが可能であり、上記以外の種々のパチンコ機、更に
はアレンジボール機等の種々の遊技機に本発明を適用可
能である。
【0047】
【発明の効果】 請求項1の遊技機によれば、レール手
段のうち発射手段で発射された遊技球が着地する着地点
付近に導電性部材を設け、レール手段への遊技球の着地
に起因して静電気ノイズが発生した場合でも、その静電
気ノイズをノイズ誘導手段により導電性部材から遊技機
外へ誘導することができるため、放射ノイズも発生しに
くくなり、そのノイズか遊技に関連する制御を司る制御
装置に悪影響を与えないようにすることができる。レー
ル手段の導電性部材以外の大部分を合成樹脂材料で構成
した場合には、レール手段の構成を簡単にして遊技盤へ
の組付けを容易に行い、導電性部材により遊技球の着地
点付近を補強して耐久性を高めることができる。
【0048】請求項2の遊技機によれば、レール手段の
導電性部材以外の部分を、合成樹脂材料で構成したの
で、レール手段の遊技盤への組付けが簡単になり、しか
も、導電性部材により遊技球の着地点を補強することが
できる。導電性部材に傷がついて交換が必要な場合で
も、導電性部材だけを交換可能に構成でき、これによ
り、交換作業を容易に行うことができそれに要するコス
トも軽減できる。
【0049】請求項3の遊技機によれば、レール手段の
少なくともレール部を合成樹脂材料で構成し、導電性部
材をレール部を被覆するように構成したので、レール手
段の構造を簡単化でき、それで以て、レール手段の遊技
盤への組付けが簡単になり、しかも、導電性部材により
遊技球の着地点を補強することができる。導電性部材に
傷がついて交換が必要な場合でも、導電性部材だけを交
換可能に構成でき、これにより、交換作業を容易に行う
ことができそれに要するコストも軽減できる。
【0050】請求項4の遊技機によれば、発射手段で発
射された遊技球をレール手段へ誘導する発射球誘導部を
導電性部材で構成し、この導電性部材とレール手段の導
電性部材との電位差を軽減する電位差軽減手段を設けた
ので、レール手段への遊技球の着地に起因する静電気ノ
イズの発生を抑制することが可能となり、また、発射球
誘導部、又は、発射球誘導部に接触している遊技球に帯
電している静電気を、ノイズ誘導手段を介して遊技機外
部へ誘導することもでき、この静電気によって生じる悪
影響を阻止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機の斜視図で
ある。
【図2】パチンコ機のガラス扉と前面板を開放した状態
の正面図である。
【図3】パチンコ機の要部のレール手段を含む正面図で
ある。
【図4】パチンコ機の要部のレール手段を含む斜視図で
ある。
【図5】従来技術に係るパチンコの機要部のレール手段
を含む斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 4 前枠 5 遊技盤 5a 遊技領域 10 発射手段 15 レール手段 16 液晶ディスプレイ 17 図柄始動手段 18 可変入賞手段 19 普通入賞手段 20 ゲート 35 発射球誘導部材 50 導電性部材 55 ノイズ誘導手段 57 電位差軽減手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技枠(4) に着脱可能に保持される遊技
    盤(5) と、この遊技盤(5) に形成されて複数の遊技部品
    (16`20) を配置した遊技領域(5a)と、遊技球を発射する
    発射手段(10)と、発射された遊技球を遊技領域(5a)へ誘
    導するレール手段(40,41) を備えた遊技機において、 前記レール手段(40)のうち発射手段(10)で発射された遊
    技球が着地する着地点付近に設けられた導電性部材(50)
    と、 前記レール手段(40)への遊技球の着地に起因することに
    より発生する静電気ノイズを、前記導電性部材(50)から
    遊技機外へ誘導するノイズ誘導手段(55)と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記レール手段(40)の導電性部材(50)以
    外の部分は、合成樹脂材料で構成されたことを特徴とす
    る請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記レール手段(40)の少なくともレール
    部(40a) は合成樹脂材料で構成され、前記導電性部材(5
    0)はレール部(40a) を被覆するように構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記発射手段(10)で発射された遊技球を
    レール手段(40)へ誘導する発射球誘導部(35)が導電性部
    材で構成され、この導電性部材(35)とレール手段(40)の
    導電性部材(50)との電位差を軽減する電位差軽減手段(5
    7)を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載の遊技機。
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