JP2002279085A - 斎場予約システム及びその方法 - Google Patents

斎場予約システム及びその方法

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JP2002279085A
JP2002279085A JP2001075633A JP2001075633A JP2002279085A JP 2002279085 A JP2002279085 A JP 2002279085A JP 2001075633 A JP2001075633 A JP 2001075633A JP 2001075633 A JP2001075633 A JP 2001075633A JP 2002279085 A JP2002279085 A JP 2002279085A
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Japan
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reservation
information
control unit
recreation area
server
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JP2001075633A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tsukagoshi
真一 塚越
Yoko Yamashita
洋子 山下
Toshimasa Ikegami
敏正 池上
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 条件にあった斎場を時間や手間を費やすこと
なく予約することができるようにする。 【解決手段】 予約希望者用情報端末200が斎場予約
希望者による検索条件を送信する(S118)と、斎場
予約サーバ100はその検索条件と登録者情報に基づい
て斎場情報から条件にあった斎場を検索する(S12
0)。斎場予約サーバ100は検索結果を故人の住所か
ら近い順にソートした上で、検索結果一覧画面を提供し
(S122)、予約希望者用情報端末200はそれを表
示する(S124)。予約希望者用情報端末200が斎
場予約希望者による予約指示を送信する(S126)
と、斎場予約サーバ100は斎場予約を行い(S12
8)、予約希望者用情報端末200と管理者用情報端末
300に予約通知を送信する。各情報端末200,30
0はその予約通知を表示する(S132,S134)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末とサーバ
とを利用して斎場を予約するための技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】葬儀の場合は、結婚式などの場合と異な
り、予めその開催日程を予定しておくことができない。
従って、人が亡くなった際に、緊急に、斎場などを予約
しなければならず、従来は、一般的に電話などの手段を
使って予約するしかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、斎場を予約
する場合、斎場は電話帳などで探すしか方法がなく、条
件にあった斎場を予約するにはかなりの時間と手間がか
かるという問題があった。また、例えば、県境の近くに
住んでいて、隣接する県にある斎場の方が近い場合で
も、電話帳には掲載されておらず、予約できないという
問題もあった。また、そのような斎場予約の代行を業者
に依頼した場合には、その分、費用がかかるという問題
もあった。
【0004】従って、本発明の目的は、上記した従来の
問題点を解決し、条件にあった斎場を時間や手間を費や
すことなく予約することができる斎場予約システムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記した目的の少なくとも一部を達成するために、本発明
の斎場予約システムは、斎場を予約するための斎場予約
システムであって、斎場予約希望者によって操作される
情報端末であって、第1の入力部と、第1の出力部と、
第1の制御部と、を備えた予約希望者用情報端末と、斎
場に関する情報及び登録者に関する情報を格納するデー
タベースと、第2の制御部と、を備えたサーバと、を備
え、前記第1の制御部は、前記斎場予約希望者による操
作によって、前記第1の入力部を介して予約したい斎場
の条件が入力された場合に、該斎場条件を前記サーバに
送信し、前記第2の制御部は、送信された前記斎場条件
と、前記データベースに格納されている少なくとも前記
斎場情報と、に基づいて、前記斎場条件を満たす斎場を
検索し、その検索結果を前記予約希望者用情報端末に送
信し、前記第1の制御部は、送信された検索結果を前記
第1の出力部を介して出力すると共に、その後、前記斎
場予約希望者による操作によって、前記第1の入力部を
介して所定の斎場を予約する旨の予約指示が入力された
場合に、該予約指示を前記サーバに送信し、前記第2の
制御部は、送信された前記予約指示に基づいて、前記デ
ータベースに格納されている前記斎場情報のうち、前記
予約指示が示す斎場の情報を更新して、該斎場の予約を
行った後、予約を行った旨の通知を前記予約希望者用情
報端末に送信し、前記第1の制御部は、送信された前記
通知を前記第1の出力部を介して出力することを要旨と
する。
【0006】このように、本発明の斎場予約システムに
おいては、まず、予約希望者用情報端末から、斎場予約
希望者が予約したい斎場の条件がサーバに送信され、サ
ーバでは、その斎場条件と、データベースに格納されて
いる斎場情報と、に基づいて、斎場条件にあった斎場が
検索され、その検索結果が予約希望者用情報端末に送信
され、予約希望者用情報端末では、その検出結果が出力
される。その後、斎場予約希望者から予約指示があった
場合、予約希望者用情報端末から、その予約指示がサー
バに送信され、サーバでは、その予約指示に基づいて、
斎場情報のうち、予約指示が示す斎場の情報が更新され
て、その斎場の予約が行われ、予約を行った旨の通知が
予約希望者用情報端末に送信され、予約希望者用情報端
末では、その通知が出力される。
【0007】従って、本発明の斎場予約システムによれ
ば、斎場予約希望者は、自らが希望する条件にあった斎
場を時間や手間を費やすことなく予約することができ
る。
【0008】なお、本明細書において、斎場とは、葬儀
が行なわれる式場を意味する他、葬儀に関わる式場や施
設なども含む概念である。例えば、葬儀のみならず、通
夜や法事などが行なわれる式場や、火葬場などの施設も
含まれる。
【0009】本発明の斎場予約システムにおいて、前記
斎場条件が、予約したい日または日時に関する条件を含
み、前記斎場情報が、斎場の予約状況を表す情報を含む
場合、前記第2の制御部は、それら条件及び情報に基づ
いて、少なくとも、予約したい日または日時に空いてい
る斎場を検索することが好ましい。
【0010】このような構成を採ることにより、斎場予
約希望者が希望する日程に合った斎場を確実に見つけ出
すことができる。
【0011】本発明の斎場予約システムにおいて、前記
第2の制御部は、前記斎場を検索する際、前記データベ
ースに格納されている前記登録者情報に、故人に関連す
る情報が含まれている場合に、前記斎場条件及び前記斎
場情報の他、前記登録者情報(例えば、宗派等)に基づ
いて検索を行うことが好ましい。
【0012】このように、登録者情報に故人に関連する
情報が含まれている場合には、その登録者情報も併せて
利用して検索を行うことにより、斎場予約希望者が斎場
条件を入力する際、必要最小限の入力項目を入力するだ
けで済む。
【0013】本発明の斎場予約システムにおいて、斎場
管理者によって操作される情報端末であって、第2の出
力部と、第3の制御部と、を備えた管理者用情報端末を
さらに備え、前記第2の制御部は、前記斎場の予約を行
った後、その予約の対象となった斎場に関わる前記管理
者用情報端末に対し、予約を行った旨の通知を送信し、
前記第3の制御部は、送信された前記通知を前記第2の
出力部を介して出力することが好ましい。
【0014】このように、斎場管理者側にも情報端末を
置いて、その斎場に予約が入った場合には、その通知が
出力されるように構成することにより、斎場管理者側で
も、その斎場の予約状況を確実に把握することができ
る。
【0015】本発明の斎場予約システムにおいて、前記
第2の制御部は、前記データベースに格納されている前
記登録者情報に、故人に関連する情報として、連絡先の
情報が含まれている場合、前記斎場の予約を行った後
に、前記連絡先情報に基づいて、葬儀通知発送先リスト
を作成して前記予約希望者用情報端末に送信し、前記第
1の制御部は、送信された前記葬儀通知発送先リストを
前記第1の出力部を介して出力することが好ましい。
【0016】このような構成を採ることにより、斎場予
約希望者は、出力された葬儀通知発送先リストを見なが
ら、葬儀通知を送るべき相手を、漏れがないようチェッ
クすることができる。
【0017】本発明の斎場予約システムにおいて、前記
サーバは、印刷装置をさらに備えると共に、前記第1の
制御部は、前記斎場予約希望者による操作によって、前
記第1の入力部を介して葬儀通知を発送する旨の発送指
示が入力された場合に、該発送指示を前記サーバに送信
し、前記第2の制御部は、送信された前記発送指示に従
って、前記葬儀通知および宛名を前記印刷装置に印刷さ
せることが好ましい。
【0018】このような構成を採ることより、斎場予約
希望者が発送指示をするだけで、サーバ側において、葬
儀通知および宛名が印刷され、葬儀通知の発送の準備が
行われるので、斎場予約希望者は余分な手間をかけなく
て済み、大幅に負担が軽減される。
【0019】本発明の斎場予約システムにおいて、前記
第1の制御部は、前記斎場予約希望者による操作によっ
て、前記第1の入力部を介して葬儀通知を発送する旨の
発送指示が入力された場合に、該発送指示を前記サーバ
に送信し、前記第2の制御部は、送信された前記発送指
示に従って、前記葬儀通知を電子通信手段を介して前記
連絡先に発送することが好ましい。
【0020】このような構成を採ることにより、斎場予
約希望者が発送指示をするだけで、サーバから葬儀通知
が自動的に発送されるので、斎場予約希望者の負担が大
幅に軽減される。
【0021】本発明の斎場予約システムにおいて、前記
第2の制御部は、前記データベースに格納されている前
記登録者情報に、故人に関連する情報として、連絡先の
情報が含まれている場合、斎場予約を行った年の年末
に、喪中欠礼通知発送案内を前記予約希望者用情報端末
に送信し、前記第1の制御部は、送信された前記喪中欠
礼通知発送案内を前記第1の出力部を介して出力するこ
とが好ましい。
【0022】このように、葬儀予約希望者に喪中欠礼通
知発送案内が届くことにより、斎場予約希望者は、葬儀
があった年の年末に忘れることなく、喪中欠礼通知を発
送することができると共に、喪中欠礼通知を自分で発送
するかサーバ側に依頼するかの選択も行うことができ
る。
【0023】本発明の斎場予約システムにおいて、前記
サーバは、印刷装置をさらに備えると共に、前記第1の
制御部は、前記斎場予約希望者による操作によって、前
記第1の入力部を介して喪中欠礼通知を発送する旨の発
送指示が入力された場合に、該発送指示を前記サーバに
送信し、前記第2の制御部は、送信された前記発送指示
に従って、前記喪中欠礼通知および宛名を前記印刷装置
に印刷させることが好ましい。
【0024】このような構成を採ることより、斎場予約
希望者が発送指示をするだけで、サーバ側において、喪
中欠礼通知通知および宛名が印刷され、喪中欠礼通知の
発送の準備が行われる。喪中欠礼通知は、年賀状などと
違って定型的、事務的なものであるから、このように発
送準備を自動で行うことにより、斎場予約希望者にかか
る負担を大幅に省くことができる。
【0025】本発明の斎場予約システムにおいて、前記
第1の制御部は、前記斎場予約希望者による操作によっ
て、前記第1の入力部を介して喪中欠礼通知を発送する
旨の発送指示が入力された場合に、該発送指示を前記サ
ーバに送信し、前記第2の制御部は、送信された前記発
送指示に従って、前記喪中欠礼通知を電子通信手段を介
して前記連絡先に発送することが好ましい。
【0026】このような構成を採ることにより、斎場予
約希望者が発送指示をするだけで、サーバから喪中欠礼
通知が自動的に発送されるので、斎場予約希望者の負担
が大幅に軽減される。
【0027】なお、本発明は、斎場予約システム、斎場
予約方法、それらシステムを構築するためのコンピュー
タプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した
記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内
に具現化されたデータ信号、等の種々の態様で実現する
ことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。かかる説明は、以下に掲げる項
目の順序で行う。 A.斎場予約システムの構成: B.斎場予約システムのハードウェア構成: C.斎場予約システムの動作内容: C−1.斎場情報及び登録者情報の内容: C−2.斎場の予約: C−3.葬儀通知の発送: C−4.喪中欠礼通知の発送: D.変形例:
【0029】A.斎場予約システムの構成:図1は本発
明の一実施例としての斎場予約システムの構成を示すブ
ロック図である。
【0030】図1に示すように、本実施例の斎場予約シ
ステムは、サーバ事業者によって管理される斎場予約サ
ーバ100と、斎場予約希望者によって操作される予約
希望者用情報端末200と、斎場管理者によって操作さ
れる管理者用情報端末300と、を備えており、斎場予
約サーバ100と各情報端末200,300は、それぞ
れ、インターネット400に接続されている。ここで、
サーバ事業者とは、本斎場予約システムを運営し、斎場
予約サーバ100を管理している者をいい、斎場管理者
とは、予約対象となる斎場を運営管理している者をい
う。また、斎場予約希望者とは、例えば、斎場予約サー
バ100に予め登録されている登録者が亡くなった場合
に、その登録者の葬儀を行う斎場の予約を希望する者を
いい、例えば、その葬儀に携わる、その登録者の家族や
親戚などである。
【0031】斎場予約サーバ100は、一般的なサーバ
用コンピュータによって構成されており、制御部102
と、入力部104と、出力部106と、を備えている。
また、ハードディスク装置(図示せず)内には、斎場情
報112や登録者情報114を格納したデータベース1
10が構築されている。斎場予約サーバ100は、専用
線を介してインターネット400に接続されている。な
お、図示されてはいないが、斎場予約サーバ100は、
公衆回線にも接続されている。
【0032】また、予約希望者用,管理者用の各情報端
末200,300は、それぞれ、一般的なPC(パーソ
ナルコンピュータ)によって構成されており、斎場予約
希望者の家庭や、斎場管理者の施設などに備え付けられ
ている。各情報端末200,300は、それぞれ、制御
部202,302と、入力部204,304と、出力部
206,306と、を備えている。情報端末200及び
300は、図1では、それぞれ1台ずつしか記載されて
いないが、実際は、それぞれ複数台あって、各予約希望
者,各斎場管理者が各々所有している。情報端末200
及び300は、何れも、公衆回線や専用線を介してイン
ターネット400に接続可能となっている。
【0033】B.斎場予約システムのハードウェア構
成:次に、本実施例の斎場予約システムを構成する斎場
予約サーバ100及び各情報端末200,300のハー
ドウェアの構成について簡単に説明する。
【0034】図2は図1に示す斎場予約サーバ100の
ハードウェア構成を示すブロック図である。斎場予約サ
ーバ100は、前述したとおり、一般的なサーバ用コン
ピュータによって構成されており、図2に示すように、
コンピュータプログラムに従って種々の処理や制御を行
なうためのCPU150と、各種周辺装置との間でデー
タなどのやり取りを行なうためのI/O部152と、上
記コンピュータプログラムを記憶したり、処理中に得ら
れたデータなどを記憶したりするためのメモリ154
と、キーボードやマウスやタブレットなどから成り、ユ
ーザからの指示などを入力するための入力装置156
と、CRTや液晶ディスプレイなどから成り、データの
内容などを表示するためのモニタ158と、モデムやタ
ーミナルアダプタやネットワークカードなどから成り、
ネットワークを介して他の装置と通信を行なうための通
信装置160と、各種の情報を格納するためのハードデ
ィスク装置162と、上記コンピュータプログラムの書
き込まれたCD−ROM164を読み取るためのCD−
ROMドライブ装置166と、データの内容などを印刷
するためのプリンタ168と、を備えている。
【0035】このうち、ハードディスク装置162内に
は、図1に示したデータベース110が構築されてい
る。また、入力装置156は、図1に示した入力部10
4に相当し、モニタ158やプリンタ168は、出力部
106に相当する。また、CPU150は、メモリ15
4に記憶された上記コンピュータプログラムを読み出し
て実行することにより、図1に示した制御部102とし
て機能する。なお、メモリ154やI/O部152や通
信装置160なども含めて制御部102と考えるように
しても良い。
【0036】本実施例では、メモリ154に記憶された
上記コンピュータプログラムは、記録媒体であるCD−
ROM164に記録された形態で提供され、CD−RO
Mドライブ装置166により読み取られることによっ
て、斎場予約サーバ100内に取り込まれる。取り込ま
れたコンピュータプログラムは、ハードディスク装置1
62に転送され、その後、起動時などにメモリ154に
転送される。あるいは、読み取られたコンピュータプロ
グラムは、ハードディスク装置162を介さず、直接、
メモリ154に転送するようにしても良い。
【0037】このように、本実施例では、コンピュータ
プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する「記
録媒体」としてCD−ROMを利用することを述べた
が、その他にも、フレキシブルディスクや光磁気ディス
ク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、
バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュー
タの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)およ
び外部記憶装置等の、コンピュータが読取り可能な種々
の媒体を利用できる。
【0038】また、コンピュータプログラムは、このよ
うな記録媒体に記録された形態での提供の他、ネットワ
ークを介して、コンピュータプログラムを供給するプロ
グラムサーバ(図示せず)にアクセスし、プログラムサ
ーバから斎場予約サーバ100内に取り込むようにして
も良い。
【0039】また、上記コンピュータプログラムの一部
は、オペレーティングシステムプログラムによって構成
するようにしても良い。
【0040】さらにまた、本実施例においては、制御部
102を、それぞれ、ソフトウェアによって実現してい
るが、これらはハードウェアによって実現するようにし
ても良い。
【0041】一方、予約希望者用,管理者用の各情報端
末200,300は、述したように、それぞれ、一般的
なPCによって構成されており、基本的には、図2に示
したサーバ型コンピュータと同様な構成となっている。
【0042】図3は図1に示す予約希望者用情報端末2
00のハードウェア構成を示すブロック図である。予約
希望者用情報端末200は、図3に示すように、CPU
250と、I/O部252と、メモリ254と、入力装
置256と、モニタ258と、通信装置260と、プリ
ンタ268と、を備えている。これらの各構成要素は、
それぞれ、図2に示したCPU150,I/O部15
2,メモリ154,入力装置156,通信装置160,
プリンタ168と同様の動作を行っており、それらにつ
いての詳しい説明は省略する。
【0043】なお、入力装置256は、図1に示した入
力部204に相当し、モニタ258やプリンタ268
は、出力部206に相当する。また、CPU250は、
メモリ254に記憶されたコンピュータプログラムを読
み出して実行することにより、図1に示した制御部20
2として機能する。なお、メモリ254やI/O部25
2や通信装置260なども含めて制御部202と考える
ようにしても良い。
【0044】なお、図1に示す管理者用情報端末300
のハードウェア構成も、図3に示したハードウェア構成
と同様な構成となっており、それについての説明は省略
する。
【0045】C.斎場予約システムの動作内容:図4、
図5及び図6はそれぞれ図1に示した斎場予約システム
の動作内容を説明するためのフローチャートである。図
4、図5及び図6において、左が予約希望者用情報端末
200の動作内容を示し、中央が斎場予約サーバ100
の動作内容を示し、右が管理者用情報端末300の動作
内容を示す。なお、図4における末尾のaは、図5にお
ける先頭のaにつながっている。
【0046】C−1.斎場情報及び登録者情報の内容:
前提として、斎場予約サーバ100のデータベース11
0には、予め、予約対象となり得る斎場に関する情報が
斎場情報112として、登録された人に関する情報が登
録者情報114として、それぞれ格納されている。
【0047】このうち、斎場情報112としては、その
斎場の名称及び種別(葬儀社の斎場、寺院の斎場、互助
会の斎場、公営の斎場、教会の斎場など)や、その斎場
の場所や、その斎場で葬儀を開催できる宗教,宗派や、
その斎場に収容できる人数や、その斎場の使用料(葬儀
一式の費用や接待飲食費なども含む)や、その斎場で利
用できる設備などの情報が登録されている。また、その
他、その斎場の予約状況を表す予約情報も併せて登録さ
れている(ステップS102)。
【0048】登録者情報114としては、その登録者の
氏名や、その登録者の登録番号及びパスワードや、その
登録者の住所や、その登録者の属する宗教,宗派や、そ
の登録者が死亡した場合に斎場予約希望者に成り得る者
(例えば、家族や親戚など)の氏名などの情報の他、そ
の登録者が死亡した場合に葬儀の連絡などをしてもらい
たい者の連絡先に関する情報などが登録されている(ス
テップS104)。この連絡先情報としては、年賀状の
送り先などを利用するようにしてもよい。
【0049】なお、斎場情報112は、斎場管理者が管
理者用情報端末300を用いて、登録者情報114は、
登録者本人あるいはその家族や親戚などが予約希望者用
情報端末200を用いて、インターネット400を介し
て斎場予約サーバ100に登録することができる。
【0050】C−2.斎場の予約:このように、斎場情
報112や登録者情報114が斎場予約サーバ100に
格納されている状態において、或る登録者が死亡した場
合、前述したとおり、その登録者の家族や親戚などが斎
場予約希望者となって、所有する予約希望者用情報端末
200を操作する。
【0051】まず、斎場予約希望者が、予約希望者用情
報端末200の入力部204から、斎場予約サーバ10
0への接続を指示すると、制御部202は、予約希望者
用情報端末200をインターネット400を介して斎場
予約サーバ100に接続する(ステップS106)。こ
れにより、予約希望者用情報端末200の出力部206
であるモニタ258には、斎場予約サーバ100によっ
て提供される認証画面が表示される(ステップS10
8,S110)。
【0052】その認証画面において、斎場予約希望者
が、登録者である故人の登録番号とパスワードを入力す
ると、制御部202は、その情報を斎場予約サーバ10
0に送信する(ステップS112)。斎場予約サーバ1
00の制御部102は、その情報を受け取ると、データ
ベース110の登録者情報114から、該当する登録番
号及びパスワードを読み出して、送られてきた情報と比
較し、一致していれば、予約希望者用情報端末200か
らのその後のアクセスを許可する。そして、制御部20
2は、データベース110の登録者情報114から、該
当する登録者の氏名,住所,属する宗教,宗派などの情
報を読み出し、それらの情報を掲載した斎場検索画面
を、予約希望者用情報端末200に対し提供する(ステ
ップS114)。これにより、予約希望者用情報端末2
00のモニタ258には、図7に示すような斎場検索画
面が表示される(ステップS116)。
【0053】図7は図1における予約希望者用情報端末
200のモニタ258に表示される斎場検索画面502
を示す説明図である。斎場予約画面502には、図7に
示すように、左側には登録者である故人の登録番号、氏
名、住所及び属する宗教,宗派が表示され、右側には、
検索条件を入力するための項目が表示される。
【0054】そこで、斎場予約希望者が、予約希望者用
情報端末200の入力部204から、検索条件として、
例えば、葬儀を行う希望日時と、葬儀に参加する参加人
数と、を入力すると、制御部202は、その検索条件を
斎場予約サーバ100に送信する(ステップS11
8)。斎場予約サーバ100の制御部102は、その検
索条件を受け取ると、まず、先に読み出した故人の属す
る宗教,宗派の情報と、受け取った検索条件のうち、参
加人数の情報と、に基づいて、データベース110の斎
場情報112から、条件にあった斎場を検索する(ステ
ップS120)。即ち、その宗教,宗派による葬儀が開
催できる斎場であって、その参加人数を収容できる斎場
を検索することになる。次に、制御部102は、こうし
て得られた斎場の中から、さらに、先に受け取った検索
条件のうち、希望日時の情報に基づいて、条件にあった
斎場を検索する(ステップS120)。即ち、斎場情報
112に含まれる予約情報を参照しながら、希望日時に
空いている斎場を検索することになる。
【0055】その後、検索結果が得られたら、制御部1
02は、検索により導き出された斎場について、斎場情
報112から、その斎場の場所、使用料、設備などの情
報を読み出す。そして、先に読み出した登録者である故
人の住所の情報と、その斎場の場所の情報とを参照しな
がら、検出された斎場を、故人の住所から近い順にソー
トし、その斎場の名称、種別、場所、収容人数、使用
料、設備などの情報を掲載した検索結果一覧画面を作成
し、予約希望者用情報端末200に提供する(ステップ
S122)。これにより、予約希望者用情報端末200
のモニタ258には、図8に示すような検索結果一覧画
面が表示される(ステップS124)。
【0056】図8は図1における予約希望者用情報端末
200のモニタ258に表示される検索結果一覧画面5
04を示す説明図である。検索結果一覧画面504に
は、図8に示すように、斎場毎に、その斎場の名称、種
別、場所、収容人数、使用料、設備及び備考の情報が表
示され、それぞれの斎場の情報は、上から順番に、その
場所が故人の住所から近い順に並んで表示される。
【0057】斎場予約希望者は、その検索結果一覧画面
504を見て、予約したい斎場を決定し、予約希望者用
情報端末200の入力部204から、その斎場を予約す
る旨の予約指示を入力する。制御部202は、その予約
指示を斎場予約サーバ100に送信する(ステップS1
26)。斎場予約サーバ100の制御部102は、その
予約指示を受け取ると、その予約指示の示す斎場につい
て、データベース110の斎場情報112に含まれる予
約情報を読み出して、その予約指示の示す希望日時にそ
の斎場が空いているか否かを確認する。その結果、空い
ていれば、その予約情報を更新して(具体的には、希望
日時おける予約情報を「空き」から「予約」に書き換え
て)、斎場の予約を行う(ステップS128)。そし
て、制御部102は、斎場の予約を行った旨の予約通知
を、予約指示を行った予約希望者用情報端末200と、
予約の対象となった斎場の管理者用情報端末300とに
送信する(ステップS130)。各情報端末200,3
00の制御部202,302は、それぞれ、その予約通
知を受け取ると、その通知内容を出力部206,306
であるモニタに表示させる(ステップS132,S13
4)。
【0058】また、斎場予約希望者が予約指示を入力す
る際には、付帯的な情報として、登録者である故人の死
亡日時や、喪主の氏名及び故人との続柄などの情報も併
せて入力させるようにしている。このような付帯情報が
斎場予約サーバ100に送られると、制御部102が、
この付帯情報を葬儀情報として、データベース110の
登録者情報114中の、登録者である故人に関する情報
に付加する。なお、その故人に関する情報に、死亡した
場合に斎場予約希望者に成り得る者として、家族や親戚
など氏名などが既に登録されている場合には、斎場予約
希望者が予約指示をする際、そのうちの誰が喪主となる
かを指定するだけでもよい。
【0059】一方、制御部102が空き状況を確認した
結果、その希望日時が空いていない場合(例えば、斎場
予約サーバ100において斎場の検索が行われてから、
予約指示が斎場予約サーバ100に送信されるまでの間
に、対象となる斎場が第三者に予約されてしまったよう
な場合)には、制御部102は、予約指示を行った予約
希望者用情報端末200に対して、その斎場が既に予約
されている旨の予約不可通知を送信する。予約希望者用
情報端末200の制御部202は、その予約不可通知を
受け取ると、その通知内容をモニタ258に表示させ
る。
【0060】斎場予約希望者は、図8に示した検索結果
一覧画面504を見て、予約したい斎場が見あたらない
場合や、斎場予約サーバ100から予約不可通知を受け
取った場合には、図7に示した斎場予約画面502に戻
した上で、改めて、別の検索条件を入力するようにす
る。
【0061】また、斎場予約希望者は、図8に示した検
索結果一覧画面504を見た後、予約対象候補をさらに
絞り込みたい場合には、検索条件を追加入力して、絞り
込み検索を行なうようにしても良い。具体的には、例え
ば、前述したように、検索条件として、葬儀を行う希望
日時と、葬儀に参加する参加人数と、を入力して検索を
行った後に、さらに、葬儀に用いる予算などを追加入力
して、絞り込み検索を行ない、予約対象候補を絞り込む
のである。
【0062】また、斎場予約サーバ100の制御部10
2は、検索条件に従って斎場の検索を行った際、検索条
件を満たす斎場が見つからない場合には、その検索条件
に近い斎場を導き出して、検索結果とするようにしても
良い。
【0063】以上説明したように、本実施例によれば、
斎場予約希望者は、自らが希望する条件にあった斎場を
時間や手間を費やすことなく予約することができる。ま
た、斎場検索では、近い斎場が隣接する県にあっても、
その斎場の情報が登録されている限り検索され得るの
で、行政区画に関わらず近い斎場を予約することが可能
である。
【0064】C−3.葬儀通知の発送:予約希望者用情
報端末200のモニタ258に表示された予約通知の内
容には、希望した斎場の予約が成立した旨の記載の他
に、葬儀通知発送先リストを作成するか否かの問い合わ
せも併せて記載されている(ステップS130)。そこ
で、斎場予約希望者が、モニタ258に表示された予約
通知の内容を確認し、入力部204から葬儀通知発送先
リストの作成を依頼する旨の作成指示を入力すると、制
御部202は、その作成指示を斎場予約サーバ100に
送信する(ステップS136)。斎場予約サーバ100
の制御部102は、その作成指示を受け取ると、データ
ベース110の登録者情報114から、該当する登録者
(即ち、故人)の連絡先情報を読み出して、その情報に
基づいて、葬儀通知発送先リストを作成し、そのリスト
を掲載した発送先リスト画面を、予約希望者用情報端末
200に対し提供する(ステップS138)。これによ
り、予約希望者用情報端末200のモニタ258には、
図9に示すような発送先リスト画面が表示される(ステ
ップS140)。
【0065】図9は図1における予約希望者用情報端末
200のモニタ258に表示される発送先リスト画面5
06を示す説明図である。発送先リスト画面506に
は、図9に示すように、発送相手毎に、その発送相手の
氏名、分類(親類、友人、同僚などの登録者である故人
との間柄など)、住所、電話番号、ファクシミリ番号、
電子メールアドレスの情報が表示される。なお、電話番
号や、ファクシミリ番号や、電子メールアドレスがない
場合には、空欄となっている。また、右端の2列には、
それぞれ、その発送相手に対して葬儀通知を発送するか
否かを指示するための「通知要否」の欄と、その発送相
手に対して葬儀通知をどのような方法で発送するかを指
示するための「発送方法」の欄が設けられている。
【0066】「通知要否」欄は、初期状態では、すべて
の発送相手について、葬儀通知を発送する旨を示す
「要」となっている。また、「発送方法」の欄は、初期
状態では、登録者が連絡先情報を斎場予約サーバ100
に登録した段階で予め指示した方法がそれぞれ記載され
ている。
【0067】なお、発送方法としては、郵送、ファクシ
ミリ、電子メールの何れかの方法を採ることができる。
但し、ファクシミリ番号がない発送相手に対しては、フ
ァクシミリを発送方法として選択することはできず、ま
た、電子メールアドレスがない発送相手に対しては、電
子メールを発送方法として選択できないようになってい
る。また、必要に応じて、電子郵便や電報などの発送方
法を選択できるようにしても良い。
【0068】斎場予約希望者は、図9に示す発送先リス
ト画面506を見て、葬儀通知の発送先をチェックし、
葬儀通知の発送が不要な発送相手に対しては、入力部2
04を操作して、「通知要否」欄の内容を「要」から
「否」に変更する。また、発送方法を変更したい場合
も、同様に、入力部204を操作して、「発送方法」欄
の内容を、所望の発送方法に変更する。
【0069】なお、モニタ258の画面を見ながらでは
チェックしづらい場合には、斎場予約希望者が入力部2
04から印刷指示を入力することによって、制御部20
2が、出力部206であるプリンタ268から、発送先
リスト画面506に表示された葬儀通知発送先リストを
印刷して出力させることで、斎場予約希望者は、その印
刷された発送先リストを見ながらチェックするようにし
ても良い。
【0070】また、図3に示した予約希望者用情報端末
200では、出力部206としてプリンタ268を備え
ているが、プリンタを備えていない情報端末を用いてい
る場合には、葬儀通知発送先リストを印刷することがで
きない。そこで、そのような場合には、モニタ258に
表示されている発送先リスト画面506に、「ファック
ス送信依頼」または「電子郵便発送依頼」などのボタン
を用意しておき、葬儀予約希望者が、入力部204によ
って、そのボタンをクリックして指示を入力することに
より、制御部202が、その指示を斎場予約サーバ10
0に送信する。すると、斎場予約サーバ100の制御部
102は、その指示に従って、葬儀通知発送先リストを
公衆回線を介してファクシミリ送信するか、または、電
子郵便で発送させて、斎場予約希望者の手元に印刷物と
して届けるようにする。
【0071】葬儀通知発送先リストのチェックが終了す
ると、斎場予約希望者は、入力部204から、チェック
済みの葬儀通知発送先リストに従って、葬儀通知の発送
を依頼する旨の発送指示を入力すると、制御部202
は、その発送指示を斎場予約サーバ100に送信する
(ステップS142)。斎場予約サーバ100の制御部
102では、その発送指示を受け取ると、葬儀通知発送
先リストの内容がチェックによって変更されている場合
には、その変更内容に応じて、データベース110に格
納されている元の連絡先情報を更新する。
【0072】次に、制御部102は、葬儀通知を作成し
て、葬儀通知発送先リストに従って、葬儀通知の発送準
備または発送を行う(ステップS144)。具体的に
は、まず、制御部102が、登録者情報114の葬儀情
報などから、登録者である故人の氏名や、喪主の氏名や
故人との続柄、故人の死亡日時の情報を読み出すと共
に、斎場情報112の予約情報から、葬儀の日時や、斎
場の場所の情報を読み出し、それらの情報を元にして、
葬儀通知の内容を作成する。次に、制御部102は、葬
儀通知発送先リストに基づいて「通知要否」欄が「要」
となっている人数のうち、「発送方法」欄が「郵送」と
なっている人数を導き出し、その人数分だけ、先に作成
した葬儀通知をプリンタ168に印刷させると共に、葬
儀通知発送先リストの「住所」欄の記載に基づいて、宛
名印刷もプリンタ168に行わせる。印刷された葬儀通
知は、サーバ事業者の手を介して、発送相手に郵送され
る。
【0073】また、制御部102は、「発送方法」欄が
「FAX」となっている発送相手に対しては、葬儀通知
発送先リストの「FAX」欄に記載されたファクシミリ
番号に基づいて、先に作成した葬儀通知を、斎場予約サ
ーバ100に接続された公衆回線を介してファクシミリ
送信により発送する。さらに、制御部102は、「発送
方法」欄が「メール」となっている発送相手に対して
は、葬儀通知発送先リストの「電子メール」欄に記載さ
れた電子メールアドレスに基づいて、先に作成した葬儀
通知を電子メールによってインターネット400を介し
て送信する。
【0074】以上説明したように、本実施例によれば、
斎場予約希望者は、斎場予約サーバ100で作成された
葬儀通知発送先リストを見ながら、葬儀通知を送るべき
相手を、漏れがないようチェックすることができる。ま
た、斎場予約希望者は、葬儀通知の発送を指示するだけ
で、斎場予約サーバ100側において、葬儀通知の作成
や、葬儀通知の発送準備または発送が行われるので、斎
場予約希望者は余分な手間をかけなくて済み、大幅に負
担が軽減される。
【0075】C−4.喪中欠礼通知の発送:以上、本実
施例の斎場予約システムについて、斎場予約から葬儀通
知発送までの一連の動作を説明したが、本実施例の斎場
予約システムでは、葬儀が行われた年の年末において、
さらに、次のような動作を行う。
【0076】即ち、斎場予約サーバ100の制御部10
2は、内部時計を参照し、年末の、予め定めされた設定
日時になったら、データベース110の登録者情報11
4から、その年に亡くなった登録者を検索し、その登録
者について斎場予約を行った予約希望者用情報端末20
0を特定する(ステップS146)。
【0077】そして、制御部102は、その予約希望者
用情報端末200に対して、喪中欠礼通知の発送を行う
か否かの問い合わせを行う喪中欠礼通知発送案内を送信
する(ステップS148)。予約希望者用情報端末20
0の制御部202は、その発送案内を受け取ると、モニ
タ258にその発送案内を表示させる(ステップS15
0)。斎場予約希望者は、その案内を見て、喪中欠礼通
知の発送を希望する場合には、入力部204から喪中欠
礼通知の発送を依頼する旨の発送指示を入力する。この
発送指示には、喪中欠礼通知の差出人に関する情報も付
加する。制御部202は、その入力された発送指示を斎
場予約サーバ100に送信する(ステップS152)。
【0078】斎場予約サーバ100の制御部102は、
その発送指示を受け取ると、喪中欠礼通知を作成して、
喪中欠礼通知の発送準備または発送を行う(ステップS
154)。
【0079】具体的には、制御部102は、発送指示に
含まれている差出人に関する情報や、登録者情報114
中の、故人に関する情報を元にして、喪中欠礼通知の内
容を作成する。そして、制御部102は、登録者情報1
14から、該当する登録者の連絡先情報を読み出して、
その連絡先情報に基づいて、前述した葬儀通知を発送し
たときと同様の方法により、葬儀通知を発送したと同様
な発送相手に対して、喪中欠礼通知を発送する。
【0080】このように、本実施例によれば、斎場予約
希望者が、喪中欠礼通知の発送を指示するだけで、斎場
予約サーバ100側において、喪中欠礼通知通知の作成
や、喪中欠礼通知の発送準備または発送が行われるの
で、斎場予約希望者にかかる負担を大幅に省くことがで
きる。
【0081】D.変形例:なお、本発明は上記した実施
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様にて実施することが可能
である。
【0082】上記した実施例では、各情報端末200,
300はPCによって構成されているものとして説明し
たが、インターネット専用端末や、インターネットに接
続可能なテレビや、ゲーム機器や、セットトップボック
スなどによって構成するようにしてもよい。また、イン
ターネット接続機能を有する携帯電話機や、携帯情報端
末や、携帯メール端末などであってもよい。なお、イン
ターネット専用端末などは、いわゆるIT政策などによ
って、各家庭に配布されるものを利用するようにしても
よい。
【0083】また、上記した実施例では、斎場予約サー
バ100は、予約希望者用情報端末200からの予約指
示を受け取って、斎場情報112に含まれる予約情報を
確認し、空いていれば、予約を行っていたが、別の方法
として、予約指示を受け取った後、一旦、管理者用情報
端末300にその指示を伝達した上で、管理者用情報端
末300からの、斎場管理者による予約確認通知を受け
取ってから、予約を行うようにしても良い。この場合に
は、予約を行った後の、管理者用情報端末300に対す
る予約通知の送付は不要となる。
【0084】また、斎場管理者に対する予約通知は、フ
ァクシミリや電子メールで行うようにしても良い。
【0085】また、上記した実施例では、登録者の住所
や、宗教,宗派などの情報は予め登録者情報114とし
て、登録されていたが、これらの情報は、斎場予約希望
者が、斎場検索を行う際に、入力するようにしても良
い。
【0086】また、上記した実施例では、葬儀通知の発
送に際して、事前に、斎場予約サーバ100側で葬儀通
知発送先リストを作成し、斎場予約希望者がチェックで
きるようにしていたが、データベース110に格納され
ている連絡先情報(即ち、葬儀通知発送先)を変更する
必要がないことが明らかである場合には、葬儀通知発送
先リストを作成することなく、斎場予約希望者が直ちに
葬儀通知の発送指示を出すようにしても良い。
【0087】また、上記した実施例では、喪中欠礼通知
の発送に際して、事前に、喪中欠礼通知の発送先リスト
は作成していないが、これを斎場予約サーバ100側で
作成して、斎場予約希望者がチェックできるよう、予約
希望者用情報端末200に送付するようにしても良い。
【0088】また、上記した実施例では、斎場予約サー
バ100において、制御部102が葬儀通知の内容や喪
中欠礼通知の内容を作成した後、それら葬儀通知,喪中
欠礼通知の印刷や発送を行うようにしていたが、葬儀通
知,喪中欠礼通知の内容を作成した段階で、それらを、
一旦、斎場予約サーバ100から予約希望者用情報端末
200に送信して、斎場予約希望者による内容のチェッ
クを仰ぐようにしても良い。そして、その結果、予約希
望者用情報端末200から、修正なしとの斎場予約希望
者による回答が得られたら、斎場予約サーバ100にお
いて、それら葬儀通知,喪中欠礼通知の印刷や発送を行
うようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての斎場予約システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す斎場予約サーバ100のハードウェ
ア構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す予約希望者用情報端末200のハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示した斎場予約システムの動作内容を説
明するためのフローチャートである。
【図5】図1に示した斎場予約システムの動作内容を説
明するためのフローチャートである。
【図6】図1に示した斎場予約システムの動作内容を説
明するためのフローチャートである。
【図7】図1における予約希望者用情報端末200のモ
ニタ258に表示される斎場検索画面502を示す説明
図である。
【図8】図1における予約希望者用情報端末200のモ
ニタ258に表示される検索結果一覧画面504を示す
説明図である。
【図9】図1における予約希望者用情報端末200のモ
ニタ258に表示される発送先リスト画面506を示す
説明図である。
【符号の説明】
100…斎場予約サーバ 102…制御部 104…入力部 106…出力部 110…データベース 112…斎場情報 114…登録者情報 150…CPU 152…I/O部 154…メモリ 156…入力装置 158…モニタ 160…通信装置 162…ハードディスク装置 164…CD−ROM 166…CD−ROMドライブ装置 168…プリンタ 200…希望者用情報端末 202…制御部 204…入力部 206…出力部 250…CPU 252…I/O部 254…メモリ 256…入力装置 258…モニタ 260…通信装置 268…プリンタ 300…管理者用情報端末 302…制御部 304…入力部 306…出力部 400…インターネット 502…斎場検索画面 504…検索結果一覧画面 506…発送先リスト画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池上 敏正 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NK12 PP13 PQ32 PQ46 UU08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斎場を予約するための斎場予約システム
    であって、 斎場予約希望者によって操作される情報端末であって、
    第1の入力部と、第1の出力部と、第1の制御部と、を
    備えた予約希望者用情報端末と、 斎場に関する情報及び登録者に関する情報を格納するデ
    ータベースと、第2の制御部と、を備えたサーバと、 を備え、 前記第1の制御部は、前記斎場予約希望者による操作に
    よって、前記第1の入力部を介して予約したい斎場の条
    件が入力された場合に、該斎場条件を前記サーバに送信
    し、 前記第2の制御部は、送信された前記斎場条件と、前記
    データベースに格納されている少なくとも前記斎場情報
    と、に基づいて、前記斎場条件を満たす斎場を検索し、
    その検索結果を前記予約希望者用情報端末に送信し、 前記第1の制御部は、送信された検索結果を前記第1の
    出力部を介して出力すると共に、その後、前記斎場予約
    希望者による操作によって、前記第1の入力部を介して
    所定の斎場を予約する旨の予約指示が入力された場合
    に、該予約指示を前記サーバに送信し、 前記第2の制御部は、送信された前記予約指示に基づい
    て、前記データベースに格納されている前記斎場情報の
    うち、前記予約指示が示す斎場の情報を更新して、該斎
    場の予約を行った後、予約を行った旨の通知を前記予約
    希望者用情報端末に送信し、 前記第1の制御部は、送信された前記通知を前記第1の
    出力部を介して出力することを特徴とする斎場予約シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の斎場予約システムにお
    いて、 前記斎場条件が、予約したい日または日時に関する条件
    を含み、 前記斎場情報が、斎場の予約状況を表す情報を含む場
    合、 前記第2の制御部は、それら条件及び情報に基づいて、
    少なくとも、予約したい日または日時に空いている斎場
    を検索することを特徴とする斎場予約システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の斎場予約システムにお
    いて、 前記第2の制御部は、前記斎場を検索する際、前記デー
    タベースに格納されている前記登録者情報に、故人に関
    連する情報が含まれている場合に、前記斎場条件及び前
    記斎場情報の他、前記登録者情報に基づいて検索を行う
    ことを特徴とする斎場予約システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の斎場予約システムにお
    いて、 斎場管理者によって操作される情報端末であって、第2
    の出力部と、第3の制御部と、を備えた管理者用情報端
    末をさらに備え、 前記第2の制御部は、前記斎場の予約を行った後、その
    予約の対象となった斎場に関わる前記管理者用情報端末
    に対し、予約を行った旨の通知を送信し、 前記第3の制御部は、送信された前記通知を前記第2の
    出力部を介して出力することを特徴とする斎場予約シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の斎場予約システムにお
    いて、 前記第2の制御部は、前記データベースに格納されてい
    る前記登録者情報に、故人に関連する情報として、連絡
    先の情報が含まれている場合、前記斎場の予約を行った
    後に、前記連絡先情報に基づいて、葬儀通知発送先リス
    トを作成して前記予約希望者用情報端末に送信し、 前記第1の制御部は、送信された前記葬儀通知発送先リ
    ストを前記第1の出力部を介して出力することを特徴と
    する斎場予約システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の斎場予約システムにお
    いて、 前記サーバは、印刷装置をさらに備えると共に、 前記第1の制御部は、前記斎場予約希望者による操作に
    よって、前記第1の入力部を介して葬儀通知を発送する
    旨の発送指示が入力された場合に、該発送指示を前記サ
    ーバに送信し、 前記第2の制御部は、送信された前記発送指示に従っ
    て、前記葬儀通知および宛名を前記印刷装置に印刷させ
    ることを特徴とする斎場予約システム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の斎場予約システムにお
    いて、 前記第1の制御部は、前記斎場予約希望者による操作に
    よって、前記第1の入力部を介して葬儀通知を発送する
    旨の発送指示が入力された場合に、該発送指示を前記サ
    ーバに送信し、 前記第2の制御部は、送信された前記発送指示に従っ
    て、前記葬儀通知を電子通信手段を介して前記連絡先に
    発送することを特徴とする斎場予約システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の斎場予約システムにお
    いて、 前記第2の制御部は、前記データベースに格納されてい
    る前記登録者情報に、故人に関連する情報として、連絡
    先の情報が含まれている場合、斎場予約を行った年の年
    末に、喪中欠礼通知発送案内を前記予約希望者用情報端
    末に送信し、 前記第1の制御部は、送信された前記喪中欠礼通知発送
    案内を前記第1の出力部を介して出力することを特徴と
    する斎場予約システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の斎場予約システムにお
    いて、 前記サーバは、印刷装置をさらに備えると共に、 前記第1の制御部は、前記斎場予約希望者による操作に
    よって、前記第1の入力部を介して喪中欠礼通知を発送
    する旨の発送指示が入力された場合に、該発送指示を前
    記サーバに送信し、 前記第2の制御部は、送信された前記発送指示に従っ
    て、前記喪中欠礼通知および宛名を前記印刷装置に印刷
    させることを特徴とする斎場予約システム。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の斎場予約システムに
    おいて、 前記第1の制御部は、前記斎場予約希望者による操作に
    よって、前記第1の入力部を介して喪中欠礼通知を発送
    する旨の発送指示が入力された場合に、該発送指示を前
    記サーバに送信し、 前記第2の制御部は、送信された前記発送指示に従っ
    て、前記喪中欠礼通知を電子通信手段を介して前記連絡
    先に発送することを特徴とする斎場予約システム。
  11. 【請求項11】 斎場を予約するための斎場予約方法で
    あって、 (a)斎場予約希望者によって操作される情報端末と、
    斎場に関する情報を格納するデータベースを備えたサー
    バと、を用意する工程と、 (b)前記斎場予約希望者による操作によって、前記情
    報端末に予約したい斎場の条件が入力された場合に、前
    記情報端末が前記斎場条件を前記サーバに送信する工程
    と、 (c)前記サーバが、送信された前記斎場条件と、前記
    データベースに格納されている前記斎場情報と、に基づ
    いて、前記斎場条件を満たす斎場を検索し、その検索結
    果を前記情報端末に送信する工程と、 (d)前記情報端末が、送信された検索結果を出力する
    工程と、 (e)前記斎場予約希望者による操作によって、前記情
    報端末に所定の斎場を予約する旨の予約指示が入力され
    た場合に、前記情報端末が前記予約指示を前記サーバに
    送信する工程と、 (f)前記サーバが、送信された前記予約指示に基づい
    て、前記データベースに格納されている前記斎場情報の
    うち、前記予約指示が示す斎場の情報を更新し、該斎場
    の予約を行う工程と、 (g)前記サーバが、予約を行った旨の通知を前記情報
    端末に送信する工程と、 (h)前記情報端末が、送信された前記通知を出力する
    工程と、 を備える斎場予約方法。
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