JPH0934948A - ワークフローシステムにおける電子書類差戻し方法 - Google Patents

ワークフローシステムにおける電子書類差戻し方法

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JPH0934948A
JPH0934948A JP18265095A JP18265095A JPH0934948A JP H0934948 A JPH0934948 A JP H0934948A JP 18265095 A JP18265095 A JP 18265095A JP 18265095 A JP18265095 A JP 18265095A JP H0934948 A JPH0934948 A JP H0934948A
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JP18265095A
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Yoshihide Omura
善秀 大村
Takashi Kobayashi
小林  隆
Megumi Yonezawa
恵 米澤
Yoshitsugu Morooka
佳嗣 諸岡
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークフローを使用した業務において、書類
不備発生時に効率的に書類を文責者に差戻すこと。 【構成】 電子書類内の情報項目毎に文責者の識別情報
を文責テーブルに予め登録しておき、任意の担当者端末
装置において差戻し操作と差し戻すべき情報項目が選択
されたならば、その差し戻すべき情報項目に対応する文
責者の識別情報を前記文責テーブルから検索し、その検
索結果で得た文責者の担当者端末装置に対して電子書類
を返送する。または、電子書類内の情報項目毎に最終更
新者の識別情報を文責テーブルに記録し、差し戻すべき
情報項目に対応する最終更新者の識別情報を前記文責テ
ーブルから検索し、その検索結果で得た最終更新者の担
当者端末装置に対して電子書類を返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の情報項目から成
る電子書類を予め定めた転送順序に従って次の担当者端
末装置に順次転送して一連の業務を遂行するワークフロ
ーシステムワークフローシステムにおける書類差戻し方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】企業の業務の生産性を上げる情報技術の
一つに、ワークフローシステムがある。このワークフロ
ーシステムとは、日経コンピュータ1994年5.2号
(日経BP社)pp.57〜60に記載のとおり、ある
組織に属する複数の人間が、書類を回覧しながら共同作
業を行うような業務において、書類を電子化し、その電
子化された書類(以下、電子書類という)を電子通信で
回覧することにより作業の効率を上げるという機能を持
ち、また電子書類が全体のどのフェーズにあるのかとい
う情報ををリアルタイムに取得できる進捗管理の機能を
持つツールのことである。
【0003】ワークフローは、業務における電子書類の
回覧経路を予め定義しておくことにより、業務の各プロ
セス(作業)が終了したら定義された回覧経路に従って
自動的に次のプロセスに書類を送付する機能を持つ。
【0004】
【発明が解決しようとする問題】しかし、かかる従来の
方法には、次のような問題点がある。
【0005】すなわち、書類を回覧している途中でその
書類の一部に不備が見つかったとき、不備のある情報項
目の文責が誰にあるのかを知らなければ、書類の差戻し
先が分からず、結局最初の書類入力者を探して送り戻さ
なければならない。また、差戻し先が分かっていたとし
ても、その都度、該当者に手作業で送り返すのは面倒で
あり、作業効率の低下を招く。
【0006】本発明の第1の目的は、書類内に不備が発
見された時、不備項目の文責者に自動的に差し戻し、作
業を効率的に遂行することができるワークフローシステ
ムにおける書類差戻し方法を提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、電子書類を差戻し
た時に、不備の文責者が簡単に不備に関する詳細な情報
を取得することができるワークフローシステムにおける
書類差戻し方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するために、電子書類内の情報項目毎に文責者
の識別情報を文責テーブルに予め登録しておき、任意の
担当者端末装置において差戻し操作と差し戻すべき情報
項目が選択されたならば、その差し戻すべき情報項目に
対応する文責者の識別情報を前記文責テーブルから検索
し、その検索結果で得た文責者の担当者端末装置に対し
て電子書類を返送することを特徴とする。
【0009】または、電子書類内の情報項目毎に最終更
新者の識別情報を文責テーブルに記録し、任意の担当者
端末装置において差戻し操作と差し戻すべき情報項目が
選択されたならば、その差し戻すべき情報項目に対応す
る最終更新者の識別情報を前記文責テーブルから検索
し、その検索結果で得た最終更新者の担当者端末装置に
対して電子書類を返送することを特徴とする。
【0010】さらに、第2の目的を達成するために、差
し戻すべき情報項目を含んだ電子書類を返送する際に、
コメントを付加して返送することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記手段によれば、任意の処理段階の処理担当
者が受け取った電子書類内に不備を発見した時、その不
備項目を選択し、さらに差戻し操作を行うと、不備項目
に対応した文責者の識別情報が文責テーブルから検索さ
れ、その検索結果で得た文責者の担当者端末装置に対し
て電子書類が返送される。
【0012】この場合、電子書類内の情報項目毎に最終
更新者の識別情報を文責テーブルに記録しておくことに
よっても、該当文責者に不備項目を含む電子書類が返送
される。
【0013】これによって、不備項目を発見した担当者
は該当文責者が誰であるかを考慮せずに差し戻すことが
できる。
【0014】また、差戻し時にコメントを付加して返送
することにより、不備内容等を容易に文責者に伝え、不
備の文責者側では、簡単に不備に関する詳細な情報を取
得することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により詳細に
説明する。
【0016】図1は、本発明を用いるワークフローシス
テムの一実施例を示すシステム構成図であり、電子書類
の各項目に必要な情報を入力する複数の担当者端末装置
1a〜1nと、これらの担当者端末装置1a〜1nとネ
ットワーク3で結合され、電子書類の転送制御を行うサ
ーバコンピュータ2ととから構成されている。
【0017】サーバコンピュータ2には、電子書類とし
ての伝票の情報を記憶する伝票テーブル4、伝票の各項
目の文責者の識別情報を予め記憶した文責テーブル5、
不備の伝票項目に対するコメントを記憶するコメントフ
ァイル6、伝票の回覧経路をネットワークアドレス羅列
で記憶したルート管理テーブル7が設けられている。
【0018】なお、この実施例では、電子書類として、
出金伝票を複数の担当者で処理する場合を例に挙げて説
明する。
【0019】図2は、伝票テーブル4の構成図であり、
出金を要求している依頼者の名前の格納領域411、依
頼者の所属部署の格納領域412、購入した品物の名前
の格納領域413、品物に対応したコード番号の格納領
域414、品物の価格の格納領域415、今期の所属部
署における予算残高の格納領域416、さらに伝票自体
を識別する情報として伝票ナンバ417の格納領域が設
けられている。
【0020】図3は、文責テーブル5の構成図であり、
図2で示した伝票項目のそれぞれに対して責任を持つ文
責者名501〜507とネットワークアドレス511〜
517とから成る識別情報が予め格納され、ネットワー
クアドレス511〜517が判明すれば、そのネットワ
ークアドレスの文責者に対し不備項目を持つ出金伝票を
電子メールとして返送することができるようになってい
る。
【0021】図4は、コメントファイル6の構成図であ
り、図2で示した伝票項目の出金伝票内に不備項目が発
見された時、審査を行う特定の担当者が不備の内容をコ
メント形式で入力したものを格納するようになってい
る。
【0022】図5は、図2の伝票を担当者端末装置1a
〜1nの表示画面に表示される伝票画面700の一例を
示すものであり、表示欄701には依頼者の名前が表示
され、ここに入力されたデータは伝票テーブル4の格納
領域411に格納される。以下同様に、表示欄702に
入力されたデータは伝票テーブル4の格納領域412
に、表示欄703に入力されたデータは伝票テーブル4
の格納領域413に、表示欄704に格納されたデータ
は伝票テーブル4の格納領域414に、表示欄705に
入力されたデータは伝票テーブル4の格納領域415
に、表示欄706に格納されたデータは伝票テーブル4
の格納領域に、表示欄707に入力されたデータは伝票
テーブル4の格納領域417に格納される。
【0023】この伝票画面700の下部には、2つの機
能ボタン710,715が表示され、このボタンを押す
(マウスカーソルで選択する)ことにより、担当者端末
装置に以下の処理を実行させる。すなわち、審査の結
果、記入不備がないときは「OK」ボタン710を押
し、伝票を次の担当者端末に転送させ、不備がみつかっ
た場合は「差戻し」ボタン715を押すことにより伝票
を文責者に差戻す処理を実行させる。
【0024】図6は、図5の伝票画面700において
「差戻し」ボタン715を押した後の伝票画面800で
あり、「差戻し」ボタン715を押すことによりマウス
ポインタ805が新たに表示される。また、「差戻しエ
リアを指定して下さい」というメッセージ810が表示
される。
【0025】図7は、伝票を差戻す際にその確認を行う
ための差戻し確認ウィンドウ900の一例を示すもので
あり、伝票を差戻す先の文責者の名称及びネットワーク
アドレスから成る識別情報905が表示されると共に、
差戻す際のコメント910が表示される。
【0026】さらに、機能ボタン921、922、92
3が表示され、この機能ボタンを押すことにより担当者
端末装置に以下の処理を実行させる。すなわち、差戻し
を確認して送付をおこなう時には「OK」ボタン921
を押し、差戻しをキャンセルしたい場合は「キャンセ
ル」ボタン922を押し、コメントを記入したい場合は
コメントボタン923を押す。コメント910の内容
は、コメントボタン923を押すことによって入力可能
になる。
【0027】図8は、ある出金伝票処理業務の業務の流
れを示したワークフロー図であり、第1プロセス100
で1人目の記入者Aが伝票の一部に記入し、第2プロセ
ス105で2人目の記入者Bが伝票の別の部分に記入す
る。第3プロセス110では、審査担当者が伝票のチェ
ックを行った後、伝票の残りの部分を記入して伝票を完
成させ、第4プロセス115で処理担当者が実際に伝票
出金を行うことを示している。
【0028】次に、図8のワークフローに従って出金伝
票を処理する図1の実施例の動作を図9および図10の
フローチャートを参照して説明する。
【0029】まず、第1のプロセス100において一人
目の記入者Aによる出金伝票に対する入力処理記入者A
の担当者端末装置1aで行われる。この入力に対するフ
ローチャートが図9であり、まず、記入者Aの担当者端
末装置1aの表示部画面に図5に示した伝票画面700
が表示される(ステップ200)。
【0030】そこで、記入者Aが例えば入力者の名前を
表示欄701に入力したら(ステップ225)、その記
入された内容をネットワーク3を通じてサーバコンピュ
ータ2に送信し、伝票テーブル4の対応する格納領域4
11に格納する(ステップ230)。
【0031】1つの項目について以上の一連の処理が終
了し、まだ入力する別の項目があるならばステップ22
5に戻る。入力終了ならば、第1のプロセス100にお
ける処理は終了し、次の第2のプロセス105へ移る
(ステップ240)。具体的には、ルート管理テーブル
7に格納されたネットワークアドレスによって第2の担
当者端末装置に伝票が配送される。
【0032】第2のプロセス105における2人目の記
入者Bによる伝票項目の入力処理も第1のプロセス10
0における処理と同様である。
【0033】次に、第3のプロセス110において、入
力された伝票に対する審査を行う。この審査に対するフ
ローチャートが図10である。
【0034】まず、審査担当者は自分が使用する担当者
端末装置1nの表示部に表示される図5の伝票画面70
0を見て、記入された各項目に不備がないかチェックを
行う。そして、審査の結果、出金伝票に不備が無けれ
ば、「OK」ボタン710、不備があれば「差戻し」ボ
タン715を押す。審査担当者の担当者端末装置1n
は、ボタンが押されたのを確認したら(ステップ30
0)、押されたボタンがどのボタンかを識別する。
【0035】「OK」ボタン710が押された場合は不
備が検出されなかったので、そのまま審査終了とし、次
に第4のプロセス115に移行させ、ここで依頼された
出金処理を実行する。
【0036】「差戻し」ボタン715が押された場合
は、不備が検出されているので差戻しの為の処理を実行
させる(ステップ305)。
【0037】「差戻し」ボタン715が押されると、審
査担当者の担当者端末装置1nは伝票画面を図5の伝票
画面700から図6の伝票画面800のように変化させ
る。
【0038】ここで、不備項目選択のためのマウスカー
ソル805を画面上に出現させ、審査担当者に不備項目
選択を行ってもらうためのメッセージ810を表示する
(ステップ310)。
【0039】例えば、ここでは品名に記入不足が発生し
たとして、審査担当者は伝票画面800上の該当項目欄
703に対して項目選択操作を行う(ステップ31
5)。
【0040】項目選択操作とは、不備の検出された項目
に対して何らかの選択指示を行うことで、例えば該当項
目欄703をマウスなどのポインティングデバイスでダ
ブルクリックすることによって実施する。なお、この他
に、例えば該当項目欄703に画面上のカーソルを移動
して決定ボタンを押す、等の方法も考えられる。
【0041】審査担当者の担当者端末装置1nは、内容
不備の項目欄703が選択されたことを確認すると、不
備項目の文責者の識別情報をサーバコンピュータに問い
合わせる。サーバコンピュータは、その問い合わせに対
し、予め作成しておいた文責テーブル5から不備項目7
03に対する文責者名503とネットワークアドレス5
13を検索し(ステップ320)、問い合わせ元の審査
担当者の担当者端末装置1nに送信し、その画面に不備
差戻しを確認するためのメッセージと文責者識別情報9
05を持つ確認ウィンドウ900を表示する(ステップ
325)。
【0042】このウィンドウ900内で審査担当者は3
つのボタンを選択することができる。審査担当者の担当
者端末装置1nはボタンが押されたのを確認したら(ス
テップ330)、押されたボタンがどのボタンかを識別
する。
【0043】不備だと思っていた項目が実はそうでなか
ったとき、キャンセルボタン922が押された時には、
ステップ300のチェック開始時まで戻る(ステップ3
35)。
【0044】また、不備伝票を差戻す際に、文責者がど
の部分を間違えたのか容易に分かるようにするために、
コメントボタン923が押された場合は、コメント91
0を記入出来るような記入欄を表示し、この記入欄にコ
メントを入力させる。
【0045】このコメント記入欄への入力内容はコメン
ト900として図7に示すように表示される。また、ネ
ットワーク3を通じてサーバコンピュータ2に送信さ
れ、コメントファイル600に格納される(ステップ3
45)。
【0046】差戻す場合は、「OK」ボタン921を押
す。すると、審査担当者の担当者端末装置1nは確認ウ
ィンドウ900に文責者名と共に表示されているネット
ワークアドレスの担当者端末装置宛に、不備項目のある
出金伝票をコメント910と共に送り返す(ステップ3
40)。
【0047】ところで、上述の実施例において、図3の
文責テーブル5には各伝票項目の各々について文責者を
予め登録しておいたが、この目的は伝票に不備が検出さ
れた場合に、その不備項目に対して責任を持つ担当者に
伝票を送付することにより、不備の修正を正確に行わせ
ようとするものである。
【0048】ここで、文責テーブル5に予め文責者を登
録しておく代わりに、第1、第2プロセス100、10
5の入力処理の際に、各項目入力の度にその項目に対応
した文責テーブル5の格納領域に入力者の名前とネット
ワークアドレスとを順次格納することにすれば、文責テ
ーブル5には常に各項目の最終更新者の名前とネットワ
ークアドレスが格納されていることとなり、ステップ3
40で差戻す際に文書が最終更新者に送付され、文責者
と入力担当者が異なる人物であった場合に文責者が再度
入力担当者に入力を依頼するといった弊害を防止できる
という利点がある。
【0049】また、最終更新者に送付することにより、
図8のワークフローが途中で途切れることなく再開され
るという利点がある。
【0050】文責者を最終更新者で代用する方法は、図
11に示すフローチャートで実現することができる。図
11のフローチャートは、図9のフローチャートに対し
ステップ235を新たに付加したものである。
【0051】すなわち、ステップ225の項目記入後
に、入力した作業者の名前とネットワークアドレスとを
文責テーブル500の対応する項目に格納する(ステッ
プ235)。この場合の入力者の名前とネットワークア
ドレスは、その都度入力させたり、ログイン時に入力さ
せることなどにより得ることができる。
【0052】この処理を追加することにより、文責テー
ブル5に各項目を最後に更新した作業者のアドレスが常
に格納されることになり、図10のフローチャートにお
けるステップ320で最終更新者のアドレスが検索さ
れ、ステップ340で最終更新者に文書が差戻される。
【0053】差戻し文書が入力プロセス100あるいは
105に戻って来た場合、もう一度記入するが、その際
コメントが添付しているかを検索し、コメントがあれば
(ステップ205)、まずそれを画面に表示して文責者
に何が不備なのかを理解させる(ステップ210)。
【0054】文責者がコメントを読んだことをボタンの
押下やキー入力などで確認する(ステップ215)。そ
して、コメントファイル600からコメント900を消
去する(ステップ220)。
【0055】以上の処理により、コメントを表示して不
備内容を文責者或いは最終更新者に理解させた後、コメ
ントファイル6の内容をクリアして、以前と同様のワー
クフローとして処理を続けることができる。
【0056】上述の実施例において、図7の差戻し確認
ウィンドウ900における書類差戻し先文責者名の表示
示において、文責者の名前だけでなくネットワークアド
レスを表示することにより、差戻し者がネットワークア
ドレスを控えておいて後日改めて電子メールを送ること
も可能である。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ワ
ークフローで扱う文書の各項目について文責者の識別情
報を記憶するテーブル用意したため、書類不備発生時に
不備の発生した項目に応じて記入責任者に文書を容易に
送り返し、迅速に不備修正を行い、一連の作業を効率良
く遂行できるという効果がある。
【0058】また、文責者の識別情報として、最終更新
者の識別情報を順次記憶しておくようにした場合、最終
更新者と文責者が異なる場合に、電子書類が不要に差し
戻されるといった弊害を防止し、ワークフローを途切れ
させることなく、一連の作業を遂行することができる。
【0059】また、送り返す際にコメントを付加できる
インターフェースを用意したため、送り返された文責者
はそのコメント情報から容易に不備に関する情報を得、
不備項目の内容を修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
【図2】実施例における伝票テーブルの構成図である。
【図3】実施例における文責テーブルの構成図である。
【図4】実施例におけるコメントファイルの1例を示す
図である。
【図5】実施例における伝票画面の一例を示す図であ
る。
【図6】伝票を差し戻す際の画面の一例を示す図であ
る。
【図7】差戻す伝票を確認するためのウィンドウの一例
を示す図である。
【図8】本発明を適用する業務の一例を示すワークフロ
ー図である。
【図9】実施例における処理手順を示すフローチャート
である。
【図10】実施例における処理手順を示すフローチャー
トである。
【図11】実施例における処理手順の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1a〜1n…担当者端末装置、2…サーバコンピュー
タ、3…ネットワーク、4…伝票テーブル、5…文責テ
ーブル、6…コメントファイル、700…伝票画面、8
00…伝票画面(差戻し時)、900…差戻し確認ウィ
ンドウ。
フロントページの続き (72)発明者 諸岡 佳嗣 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報項目から成る電子書類を予め
    定めた転送順序に従って次の担当者端末装置に順次転送
    して一連の業務を遂行するワークフローシステムにおい
    て、 電子書類内の情報項目毎に文責者の識別情報を文責テー
    ブルに予め登録しておき、任意の担当者端末装置におい
    て差戻し操作と差し戻すべき情報項目が選択されたなら
    ば、その差し戻すべき情報項目に対応する文責者の識別
    情報を前記文責テーブルから検索し、その検索結果で得
    た文責者の担当者端末装置に対して電子書類を返送する
    ことを特徴とするワークフローシステムにおける電子書
    類差戻し方法。
  2. 【請求項2】 複数の情報項目から成る電子書類を予め
    定めた転送順序に従って次の担当者端末装置に順次転送
    して一連の業務を遂行するワークフローシステムにおい
    て、 電子書類内の情報項目毎に最終更新者の識別情報を文責
    テーブルに記録し、任意の担当者端末装置において差戻
    し操作と差し戻すべき情報項目が選択されたならば、そ
    の差し戻すべき情報項目に対応する最終更新者の識別情
    報を前記文責テーブルから検索し、その検索結果で得た
    最終更新者の担当者端末装置に対して電子書類を返送す
    ることを特徴とするワークフローシステムにおける電子
    書類差戻し方法。
  3. 【請求項3】 差し戻すべき情報項目を含んだ電子書類
    を返送する際に、コメントを付加して返送することを特
    徴とする請求項1または2記載のワークフローシステム
    における電子書類差戻し方法。
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