JP5477971B2 - フォーム入力の部分的問合せ方法、その方法に使用されるコンピュータ・プログラム、及びそのプログラムを搭載した処理装置 - Google Patents

フォーム入力の部分的問合せ方法、その方法に使用されるコンピュータ・プログラム、及びそのプログラムを搭載した処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、フォーム入力の部分的問合せ方法、その方法に使用されるコンピュータ・プログラム、及びそのプログラムを搭載した処理装置に関し、特に、電子フォームへの入力の途中で、部分的にデータ入力に第三者への問合せが必要な場合に、当該第三者から返答されたデータを簡易にかつ汎用的にフォームに組み込むことができるフォーム入力の部分的問合せ方法、その方法に使用されるコンピュータ・プログラム、及びそのプログラムを搭載した処理装置に関する。
近年、何らかの公的又は私的な申請を行うのに、紙媒体を提出して申請するのではなく、各種電子端末において電子的な申請フォームを完成させ、それをネットワークを介して提出先に送信する、といういわゆる電子申請がかなり一般になってきている。
かかる電子申請においては、その申請フォームにおいて、複数のデータ入力フィールドが設けられており、そこに申請者が、申請審査の判断に必要な各種情報を入力し、最後に送信ボタンを押すことにより申請が成立する。
特開2001−222574号公報 特開2004−278268号公報 特開2001−303339号公報
ところで、上述の電子申請に限らず、紙媒体による申請であっても、フォームへの記入又は入力が順調に終わらない、ということはよく経験するところである。例えば、申請人の意思とは関係なく決められているコード又は分類(例えば、“部署コード”や“清算コード”)の記入又は入力の要求が途中であった場合、申請人自身がそのコード等を知らなければそこで一時中断することとなる。そして、ガイダンス書類等を参照したり、第三者、例えば上司に尋ねる等の必要性が生じ、無用な手間がかかることになる。また、特に電子申請状況下では、前記第三者に尋ねるべく、別途メール等のやりとりをし、返信に含まれる情報を入力フィールドに入力する、という煩雑な処理が必要となる。従って、かかる煩雑な処理を少しでも軽減できれば有益である。
ところで、関連技術として、特許文献1には、電子メールを介して、電子化された書類の承認やそれに基づく作業依頼を半自動化できるようにした技術が開示されている。しかしながら、管理対象となる書類は特定完全なものあり、当該書類の一部分に対する処理の要請というような課題については何ら提起されていない。従って、構成上、電子メールなどの断片的な一致点はあるものの、後述する本発明の構成がすべて開示されていることはない。
また、特許文献2には、Webページ中のタグを走査して入力フォームを検出し、スクリプトを組み込むことで、顧客の見ているWebページと同一の内容をオペレータの端末に表示し、顧客が入力フォームに入力した内容がサーバを介してリアルタイムでオペレータの画面上に現れるような技術を開示している。しかしながら、当該Webページの一部分に対する処理の要請というような課題については何ら提起されていない。従って、構成上、単純にコピーという意味での一致点はあるものの、後述する本発明の構成がすべて開示されていることはない。
更に、特許文献3には、Webページのタグを解析し、各フォームと対応するステッププログラムを対応づけることによって、フォーム入力を容易にするシステムが開示されている。ここで、この特許文献3では、当該フォームの一部分に対する処理の要請という課題とその課題に対する対処手段が読み取れるものの、予めフォームの内容を把握してステッププログラムを対応付ける必要があるため、お仕着せのフォームデータには対応できるが、フォームデータの構造が変更されたりした場合や、任意のフォームページには対応できないという課題が発生する。
本発明は上述のような事情から為されたものであり、本発明の目的は、電子フォームへの入力の途中で、部分的にデータ入力に第三者への問合せが必要な場合に、当該第三者から返答されたデータを簡易にかつ汎用的にフォームに組み込むことができるフォーム入力の部分的問合せ方法、その方法に使用されるコンピュータ・プログラム、及びそのプログラムを搭載した処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のフォーム入力の部分的問合せ方法は、電子フォーム入力者の処理装置が、第三者の処理装置に対して、フォームに入力されるべき情報を部分的に問い合わせる方法であって、電子フォーム入力者の処理装置の範囲指定手段により、問い合わせられるべき部分が部分フォームとして範囲指定され、エージェントソフトウェアは、前記部分フォームに係る情報を取得すると共に、前記部分フォームをメッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドに与え、前記メッセージ交換用のソフトウェアにより、前記部分フォームの情報を含む送信メッセージが、前記第三者の処理装置に送信され、前記メッセージ交換用のソフトウェア上で、受信した部分フォームの問合せに係る入力フィールドに入力されるべき情報が、前記第三者の処理装置の入力手段により入力されて前記電子フォーム入力者の処理装置に返信され、返信を監視している前記エージェントソフトウェアは、返信された部分フォームの情報を元のフォームに組み込むことを要旨とする。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームが、前記範囲指定手段により、メッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドにコピー及びペーストされることにより、前記エージェントソフトウェアは、前記部分フォームに係る情報を取得すると共に、前記部分フォームをメッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドに与える。
好適な実施形態にあっては、前記エージェントソフトウェアは、前記フォーム入力に使用されるブラウザにアドオンされたその一部の機能により、前記部分フォームに係る情報を取得し、前記メッセージ交換用のソフトウェアにアドオンされた他の一部の機能に通知することにより、前記部分フォームに係る情報を前記メッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドに与える。
好適な実施形態にあっては、前記その一部の機能は、前記ブラウザ上で開かれるコンテキストメニューに組み込まれたコマンドとしての機能であり、前記エージェントソフトウェアは、そのコマンドが選択されることにより、前記部分フォームに係る情報を取得する。
好適な実施形態にあっては、前記エージェントソフトウェアは、返信された部分フォームの情報に付された識別符号が、記憶しておいた部分フォームの識別符号の中に存在する場合に、返信された部分フォームの情報を前記元のフォームに組み込む。
好適な実施形態にあっては、前記エージェントソフトウェアは、識別符号が存在した場合に、前記メッセージ交換用のソフトウェア上において、「フォームにコピー」ボタンを表示し、当該ボタンが押下された場合に、返信された部分フォームの情報を前記元のフォームに組み込む。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームに係る情報を取得する際に、前記部分フォームの入力フィールドに識別符号を付して記憶しておき、前記元のフォームの入力フィールドとの対応関係に基づき、返信された部分フォームの各入力フィールドの情報を前記元のフォームの対応する各入力フィールドに組み込む。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームは、前記依頼に係る入力フィールドへ入力されるべきデータを決定するのに必要なデータが入力された補助入力フィールドを含み、前記エージェントソフトウェアは、前記補助入力フィールドを編集不可として管理する。
好適な実施形態にあっては、前記メッセージ交換用のソフトウェアは、メッセージの送信と受信が同一画面上で進行するメッセージングソフトウェアである。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームの情報を含む送信メッセージが、前記メッセージングソフトウェアにより前記第三者に送信される際に、前記部分フォームの情報を含む送信メッセージ内に、スクリプトにより返答ボタンが付加され、操作ユニットにより、前記メッセージングソフトウェアの受信フィールドに表示された前記返答ボタンが押下されると、前記部分フォームの情報が送信フィールドに移る。
好適な実施形態にあっては、前記メッセージ交換用のソフトウェアは、メール送受信の機能を有するソフトウェアである。
好適な実施形態にあっては、前記エージェントソフトウェアは、前記部分フォームの情報を含む送信メッセージが前記第三者に送信された後、入力途中に係るフォームが一旦閉じられた場合、当該入力途中に係るフォームの情報を記憶手段に一旦格納する。
好適な実施形態にあっては、前記エージェントソフトウェアは、前記入力途中に係るフォームの情報を前記記憶手段から復帰させた後、返信された部分フォームの情報を元のフォームに組み込む。
好適な実施形態にあっては、前記フォームは、ブラウザにより入力される。
また、上記目的を達成するため、本発明の方法に使用されるコンピュータ・プログラムは、電子フォーム入力者の処理装置が、第三者の処理装置に対して、フォームに入力されるべき情報を部分的に問い合わせる際に、前記電子フォーム入力者の処理装置内で自律的に走るコンピュータ・プログラムであって、問い合わせられるべき部分として範囲指定された部分フォームに係る情報を取得すると共に、前記部分フォームをメッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドに与えるステップと、前記メッセージ交換用のソフトウェアによる、前記第三者の入力済みの部分フォームを含む返信を監視するステップと、返信された部分フォームの情報を元のフォームに組み込むステップと、を前記処理装置に実行させることを要旨とする。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームに係る情報を取得して前記メッセージフィールドに与えるステップは、前記処理装置のクリップボードを監視するステップと、前記部分フォームがコピーされることにより前記部分フォームに係る情報を取得し、前記部分フォームが前記メッセージフィールドにペーストされることにより、前記メッセージフィールドに与えるステップと、を含む。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームに係る情報を取得して前記メッセージフィールドに与えるステップは、前記フォーム入力に使用されるブラウザにアドオンされたその一部の機能により、前記部分フォームに係る情報を取得するステップと、前記メッセージ交換用のソフトウェアにアドオンされた他の一部の機能に通知することにより、前記部分フォームに係る情報を前記メッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドに与えるステップと、を含む。
好適な実施形態にあっては、前記その一部の機能は、前記ブラウザ上で開かれるコンテキストメニューに組み込まれたコマンドとしての機能であり、前記部分フォームに係る情報を取得するステップにおいて、前記エージェントソフトウェアは、そのコマンドが選択されることにより、前記部分フォームに係る情報を取得することを要旨とする。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームの情報を元のフォームに組み込むステップにおいては、返信された部分フォームの情報に付された識別符号が、記憶しておいた部分フォームの識別符号の中に存在する場合に、前記部分フォームの情報を前記元のフォームに組み込む。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームの情報を元のフォームに組み込むステップにおいては、識別符号が存在した場合に、前記メッセージ交換用のソフトウェア上において、「フォームにコピー」ボタンを表示し、当該ボタンが押下された場合に、返信された部分フォームの情報を前記元のフォームに組み込む。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームに係る情報を取得するステップにおいては、前記部分フォームの入力フィールドに識別符号を付して記憶しておき、前記部分フォームの情報を元のフォームに組み込むステップにおいては、前記元のフォームの入力フィールドとの対応関係に基づき、返信された部分フォームの各入力フィールドの情報を前記元のフォームの対応する各入力フィールドに組み込む。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームに係る情報を取得するステップにおいては、指定された範囲内に、前記依頼に係る入力フィールドへ入力されるべきデータを決定するのに必要なデータが入力された補助入力フィールドが含まれている場合に、前記補助入力フィールドを編集不可として管理する。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームに係る情報を取得するステップにおいては、前記部分フォームの情報を含む送信メッセージが前記第三者に送信された後、入力途中に係るフォームが一旦閉じられた場合、当該入力途中に係るフォームの情報を記憶手段に一旦格納する。
好適な実施形態にあっては、前記部分フォームの情報を元のフォームに組み込むステップにおいては、前記入力途中に係るフォームの情報を前記記憶手段から復帰させた後、返信された部分フォームの情報を元のフォームに組み込む。
また、上記目的を達成するため、本発明の処理装置は、第三者の処理装置に対して、フォームに入力されるべき情報を部分的に問い合わせるための処理装置であって、電子フォーム作成用ソフトウェアと、前記第三者とメッセージの交換を行うためのメッセージ交換用ソフトウェアと、上述のコンピュータ・プログラムに係るソフトウェアと、前記電子フォーム作成用ソフトウェア及びメッセージ交換用ソフトウェアに係る画面を表示する表示手段と、前記電子フォーム入力者が操作を指示するための入力手段と、を備えることを要旨とする。
本発明のフォーム入力の部分的問合せ方法、その方法に使用されるコンピュータ・プログラム、及びそのプログラムを搭載した処理装置によれば、電子フォームへの入力の途中で、部分的にデータ入力に第三者への問合せが必要な場合に、その部分的な入力フィールドを当該第三者に示すと共に、当該第三者から返答されたデータを連携的に取得して簡易にかつ汎用的にフォームへ組み込むことができるので、電子フォームの作成が容易となる。
図1は、本発明のフォーム入力の部分的問合せ方法の一実施形態の処理手順を示す流れ図である。 図2は、本発明のフォーム入力の部分的問合せ方法の一実施形態を実現するための各装置の機能構成を示すブロック図である。 図3は、フォームの一部をコピーして貼り付ける(ペースト)処理を説明するための図である。 図4は、フォームの一部のコピーに係る情報を本発明のエージェントが認識できることを説明するための図である。 図5(a)乃至(c)は、フォーム識別情報保存データベース及び中断フォーム情報保存データベースに格納されるテーブルを示す図である。 図6は、部分入力依頼された上司がデータを入力して送信準備をするまでの処理を説明するための図である。 図7は、“特許太郎”たる依頼者が上司からデータの返信を受けた時点から、返信データを元のフォームに組み込むまでの処理を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図2は、本発明のフォーム入力の部分的問合せ方法の一実施形態を実現するための装置システムの機能構成を示すブロック図である。当該装置システムは、例えば“特許太郎”たる依頼者(申請書作成者)が操作する依頼者側処理装置1と、例えば上司が操作する上司側処理装置2とからなり、それらは例えば社内LAN等のネットワークを介して接続されている。無論これらは一例であり、操作する主体は会社の従業員同士に限らず、また、装置同士はインターネットを介して接続されていてもよい。
依頼者側処理装置1には、フォームエージェントソフトウェア(以下、単に「フォームエージェント」と称す)11、メッセージングソフトウェア12(例えば、IBM社製Sametime(登録商標))、メールソフトウェア13(例えば、IBM社製Notes(登録商標))、他のソフトウェア14等のソフトウェアが搭載されている。なお、メッセージングソフトウェア12とメールソフトウェア13とは併存の必要性はなく、少なくともいずれか一方が搭載されていればよいが、即時性という観点からはメッセージングソフトウェア12の方が好ましい。
フォームエージェント11は、少なくとも、フォーム監視部111、部分フォーム作成部112、及び返答監視部113を備えている。
また、図示しないが、依頼者側処理装置1には、電子フォーム入力を行うためのWebブラウザ(例えば、Microsoft社製のInternet Explorer(登録商標)やMozilla Foundation社製のMozilla Firefox(登録商標))が搭載されており、図2では、当該Webブラウザによる申請書フォーム編集画面の例(XXX申請書16a、YYY申請書16b)が示されている。
また、依頼者側処理装置1は、電子フォーム入力者(申請書作成者)(依頼者)が、本発明の部分依頼等でフォーム入力を一旦中断した際等に、その途中入力のデータが一旦格納される中断フォーム情報保存データベース(DB)15を備えている。更に、依頼者側処理装置1は、作成された部分フォーム、元のフォーム、及び入力フィールドに関する情報を格納するフォーム識別情報保存データベース(DB)17を備えている。
なお、この中断フォーム情報保存DB15及びフォーム識別情報保存DB17は、専用のハードウェアに形成される必要はなく、典型的には汎用記憶装置(特にハードディスク)内に形成される。また、この中断フォーム情報保存DB15及びフォーム識別情報保存DB17は、必ずしも依頼者側処理装置1の内部にある必要はなく、外付けの何らかの記憶装置(機器)内に形成されてもよい。
ここで、フォームエージェント11内のフォーム監視部111は、後に詳述するが、装置内のクリップボードを監視し、申請書作成者(依頼者)が、申請書フォームに部分フォームを作成し(図2では、XXX申請書16a内の部分フォーム1634)、メッセージングソフトウェア12又はメールソフトウェア13等にコピー&ペースト処理を行ったことを認識すると、部分フォーム作成部112に、部分フォーム作成命令を発する。また、フォーム監視部111は、申請書作成者(依頼者)が、部分フォーム作成に伴い、フォーム入力処理を中断した場合には、その途中までの入力内容(後述の図5(c))を中断フォーム情報保存DB15に保存する。
また、後に詳述するが、部分フォーム作成部112は、メッセージングソフトウェア12の送信フィールド122に部分フォームとしてコピー&ペーストされた情報を取得する。更に、部分フォーム作成部112は、作成された部分フォームについて、その元のフォームを特定するための情報と、その部分フォームに含まれる入力フィールドの情報を対応させたテーブルと、元のフォームとそのフォームを特定する情報を対応させたテーブルと、入力フィールドと、そのフィールドに入力されていた情報を対応させたテーブルとを、フォーム識別情報保存DB17に格納する。
返答監視部113は、被依頼者たる上司から返信された部分フォームに付加されているIDが、フォーム識別情報保存DB17に格納されているか否かを判定し、当該DB内に格納されていた場合には、依頼者のメッセージングソフトウェア12の受信フィールド121に表示された部分フォーム1634に対して、「フォームにコピー」ボタン4を表示する。
また、返答監視部113は、表示された「フォームにコピー」ボタン4が依頼者により押下されると、まず、編集途中に係る当該フォームが閉じられていた場合には、中断フォーム情報保存DB15に格納されている既入力の情報を復帰させ、ブラウザにより再表示させる。そして、返答監視部113は、フォーム識別情報保存DB17に記憶しておいた当該部分フォームとそこに含まれる入力フィールドの対応関係に基づき、返信された部分フォーム1634のデータを、元のフォームの対応部分にコピーする。
一方、上司側処理装置2は、依頼者側処理装置1にあるものと同等の、メッセージングソフトウェア22、メールソフトウェア23、他のソフトウェア24等のソフトウェアが搭載されている。
なお、図示しないが、依頼者側処理装置1及び上司側処理装置2のいずれも、液晶ディスプレイ等の表示装置や、キーボード及びマウス等の入力又は指定手段を備えている。
また、上司側処理装置2とはいうものの、現実には、上司が使用する処理装置も、依頼者側処理装置1と同様の機能構成を備えているのが一般的であり、被依頼者側の例としての上司が操作する装置を上司側処理装置2と称し、被依頼者側の装置に必要な構成を図示したにすぎない。
図1は、本発明のフォーム入力の部分的問合せ方法の一実施形態の処理手順を示す流れ図である。図3は、フォームの一部をコピーして貼り付ける(ペースト)処理を説明するための図である。図4は、フォームの一部のコピーに係る情報を本発明のエージェントが認識できることを説明するための図である。図5(a)乃至(c)は、フォーム識別情報保存データベース及び中断フォーム情報保存データベースに格納されるテーブルを示す図である。図6は、部分入力依頼された上司がデータを入力して送信準備をするまでの処理を説明するための図である。図7は、“特許太郎”たる依頼者が上司からデータの返信を受けた時点から、返信データを元のフォームに組み込むまでの処理を説明するための図である。
以下、これらの図を参照しつつ、本発明のフォーム入力の部分的問合せ方法の一実施形態の処理手順を説明する。なお、この実施形態では、申請書作成者(依頼者)と上司(被依頼者)は、それぞれのメッセージングソフトウェア12、22を用いて、メッセージのやりとりをするものとする。
まず、“特許太郎”たる申請書作成者(依頼者)は、Webブラウザを起動し、フォームの入力画面(例えば、図1のXXX申請書16a)を開き、フォームの入力を開始する(ステップS11)。なお、フォームエージェント11のフォーム監視部111は、クリップボードを監視している(ステップS1)。
以下、申請書作成者(依頼者)は、図3に示すXXX申請書16aを作成しているものとして説明する。XXX申請書16aのフォームは、同図に示すように、氏名、アカウント名、部署コード、利用目的を入力するための各入力フィールド161,162,163,164で構成されている。
そこで、申請書作成者(依頼者)は、氏名フィールド161から順に入力を進める。図3においては、氏名フィールド161及びアカウント名フィールド162には、それぞれ“特許太郎”及び“ttokkyo”と入力されている。ここで、申請書作成者(依頼者)は、部署コードフィールド163に入力すべき部署コードが分からないものとする。但し、次の利用目的は入力できるので、同図では、製品開発にチェックが入れられている。
申請書作成者(依頼者)は、部署コードフィールド163に入力すべき部署コードが分からないのであるから、その旨を上司に対して部分フォームとして示すことにより支援を仰げばいい(問い合わせればいい)のであるが、ここでは、その部署コードは、利用目的が分かっていないと特定できないものとする。従って、依頼者は、図3の左側に示すように、部署コードフィールド163と利用目的フィールド164の双方が含まれるように範囲を指定し、部分フォーム1634を作成する(ステップS12)。範囲の指定の仕方は、当業者であれば各種考えられるものであるが、最も典型的には、図示しないマウス(範囲指定手段)でドラッグすることである。
なお、入力済みの利用目的の項目は、入力又は編集の必要はないので、そのことをフォームエージェント11が認識できるようにしておく。例えば、入力フィールドに対して特定の操作(例えば、(編集不可)と添えておく)を施しておく。
次に、“特許太郎”たる依頼者は、メッセージングソフトウェア12を起動するが、上述の範囲指定の前に起動していてもよい。なお、メッセージを交わす相手は無論支援を仰ぎたい上司である。図3の右側は、依頼者側処理装置1に表示されたメッセージングソフトウェア12の表示画面を示しており、画面の上側が、通信の相手側からのメッセージが出力表示される受信フィールド121であり、下側が、相手側に送信すべく入力されたメッセージが表示される送信フィールド122である。
そこで、依頼者は、XXX申請書16aのフォームに対して指定した部分フォーム1634を、メッセージングソフトウェア12の送信フィールド122に対して、コピー&ペースト操作を行う(ステップS13)。
前述のように、フォームエージェント11のフォーム監視部111は、クリップボードと共に申請書フォームを監視しているので、依頼者により、部分フォーム1634のコピー&ペースト操作が行われると、その操作を認識できる。コピー&ペースト操作を認識したフォーム監視部111は、部分フォーム作成部112に、部分フォーム作成命令を発する。
部分フォーム作成命令を受けた部分フォーム作成部112は、メッセージングソフトウェア12の送信フィールド122に部分フォームとしてコピー&ペーストされた情報を取得する(ステップS2)。例えば、ここでの例のように、申請書フォームがブラウザで編集されている場合においては、その部分フォーム1634をコピー&ペーストすると、クリップボードには、当該ブラウザでレイアウトされた結果のテキストだけでなく、元のHTML(Hyper Text Markup Language)文書のデータも保持されている。
また、他の方法として、HTML文書をアプリケーションプログラムから参照及び操作できるようにするAPI(Application Programming Interface)としてのDOM(Document Object Model)に対応しているブラウザ(例えば前述のFirefox)においては、JavaScript(登録商標)を使用して、ブラウザが有する情報や部品をDOMのオブジェクトとして扱うことができる。つまり、依頼者により選択された部分フォームの選択範囲に対して、DOM APIでアクセスできるということである。具体的には、JavaScriptにより、ページに対応するDOM:windowオブジェクトを取得でき、そのgetSelectionメソッドにより、選択範囲のリストに対応するDOM:selectionオブジェクトを取得できると共に、個々の選択範囲に対応するDOM:rangeオブジェクトを取得できる。
従って、フォームエージェント11の機能の一部又は全部を当該ブラウザのアドオンとして実装することにより、依頼者により選択された部分フォームの範囲の情報及びその中身の情報を取得することができる。
図4は、ブラウザの表示画面において、ある部分を選択した場合に、その選択した部分のソースの内容を表示できる機能が組み込まれている場合の例を示しているが、これと同様に、実装されたアドオンに係る機能により、何らかの新たなメニュー(例えば、マウスの右クリックで表示されるコンテキストメニューであって、選択部分の情報を取得するためのコマンドが追加されたメニュー)がブラウザに追加されるようにする。そこで、依頼者が、部分フォームを選択した状態で、当該追加コマンドを選択すると、そのアドオンされた機能は、その選択された部分フォームに係る情報を、フォームエージェント11に通知する。フォームエージェント11は、このようにしても部分フォームの情報を取得することができる。
上述のように部分フォーム1634に関する情報を取得した部分フォーム作成部112は、まず、被依頼者から返信された部分フォームを特定できるように、その部分フォーム1634自体にIDを割り当てると共に、その部分フォーム1634に対応する元のフォームを特定できるようにするための情報と、その部分フォーム1634に含まれる入力フィールドを特定するための情報を、フォーム識別情報保存DB17に格納しておく(ステップS2)。なお、元のフォームにもIDを付し、そのIDとそのフォームを特定する情報を別のテーブルで確保しておき、そのIDを介して、部分フォームとの対応関係を図るようにすれば、同一のフォームの異なる部分を部分フォームとして抜き出してそれぞれ別の第三者に入力依頼する場合や、同一のフォームで同時に別目的の申請をする場合等に容易に対応できる。
また、部分フォームに含まれる入力フィールドを特定するための情報は、特に、編集不可フィールドを元のフォームにコピーしないようにするなど、入力依頼に対する返答の中に当該部分フォームとは関係のないフィールドが万が一含まれていてもそれを元のフィールドにコピーしないようにすることにも供される。つまり、前述のように依頼者による何らかの特定により、部分フォームに編集不可入力フィールドが含まれていた場合には、部分フォーム作成部112は、当該入力フィールドのIDはテーブルに含めず、残りの入力フィールドのIDのみを含めるようにする。
なお、部分フォーム内の入力フィールドに付与するIDとしては、部分フォーム内で新たに振ることもできるし、対応する元のフォームでの出現順番を採用することもできる。
図5(a)及び(b)は、かかる情報テーブルの例を示している。なお、図5(a)では、入力フィールドのIDとして、対応する元のフォームでの出現順番を採用した例を示している。また、図5(b)においては、元のフォームを特定する情報として、URLを用いている例を示している。
ここで、図5(a)において、1行目と2行目は、同一のフォームの異なる部分を部分フォームとして抜き出してそれぞれ別の第三者に入力依頼する場合の例を示している。また、図5(b)を更に参照すると分かるように、図5(a)において、1行目と3行目は、同じURLに置かれたフォームであるが、別の用途で開いたものとして識別できるようになっている。
図2の依頼者の処理に戻り、範囲指定した部分フォーム1634をメッセージングソフトウェア12にコピー&ペースト処理した依頼者は、次に、メッセージングソフトウェア12の入力フィールド上で、ペーストされた部分フォーム1634に対して、依頼の旨を示す何らかのメッセージ(例えば、図3に示すように、「この部署コードには何をいれたらよいでしょうか?」)を付加し、その後、被依頼者、すなわちこの場合、上司に送信する(ステップS14)。なお、メッセージに加えて、後述する被依頼者のための返答ボタンも付加することができる。そのボタンの表示はスクリプトにより容易に実現できる。
なお、コピー&ペースト処理によらず、上述の他の方法でフォームエージェント11が部分フォームに係る情報を取得した場合には、フォームエージェント11が、当該部分フォームをメッセージングソフトウェア12(又は後述のようにメールソフトウェア13)に貼り付ける必要がある。この機能は、メッセージングソフトウェア12(又はメールソフトウェア13)が用意するAPIを用いるか、メッセージングソフトウェア12(又はメールソフトウェア13)が部分フォームに係る情報を取得できる機能をそのアドオンとして実装しておき、フォームエージェント11が、その実装されたアドオンに係る機能に通知することにより実現できる。
ここで、部分フォームの送信後に、ブラウザ上で入力途中のフォームが一旦閉じられた場合には、フォーム監視部111が、その中断されたフォームの情報を一旦、中断フォーム情報保存データベース(DB)15に格納する(ステップS3)。
なお、ここで格納する情報は、具体的には、図5(c)に示すように、入力されていたフィールドについての、各入力フィールドのIDと入力内容の組で足りる(この例では、氏名(ID=1)として“特許太郎”、アカウント名(ID=2)として“ttokkyo”、利用目的(ID=4)として“製品開発”が、既に入力済みであることを示している)。つまり、元のフォームのIDをキーとしてこれらの情報が得られるようになっていればよい。このようにすることで、中断されていたフォームのデータの復帰における、既入力内容の復帰(後述のステップS7)は、返信された部分フォームから元のフォームへ入力内容をコピーする処理(後述のステップS8)と同じ処理で実現可能となる。
依頼者により部分フォーム1634がメッセージングソフトウェア12により上司に送られると、フォームエージェント11は、その返答監視部113による監視状態に入る(ステップS4)。
一方、メッセージングソフトウェア12を介して、依頼者からの部分フォーム1634を受け取った上司は、まず、部分フォーム1634に付加されている返答ボタン3を押下する(ステップS21)。図6は、上司側処理装置2における、メッセージングソフトウェア22による表示画面を示す図であり、その左側が依頼者から部分フォーム1634を受け取った状態を示している。すなわち、受信フィールド221に返答ボタン付き部分フォーム1634と、それに付加されたメッセージが表示される。
上司により返答ボタン3が押されると、図6の右側に示すように、受信フィールド221に表示された情報のうち、部分フォーム1634の部分のみが送信フィールド222にコピーされる。
上司は、次に、依頼された部署コードを依頼者に知らせるべく、送信フィールド222に表示された部分フォーム1634の部署コードの入力フィールドに対して、具体的なコード(例えば、“AB-012”)を入力する(ステップS22)。なお、このとき、利用目的の項目は、フォームエージェント11により編集不能とされているので、上司によっては修正できない。または、修正できたとしても、前述のように、フォームエージェント11には無視される。次に、上司は、送信フィールド222において、部分フォーム1634に返答メッセージ(例えば、図7に示すような「でお願いします」)を付加して送信する(ステップS23)。
なお、前述のように、メッセージングソフトウェア12,22で送受信される部分フォームも、フォームエージェント11により付加されたIDを伴っている。
被依頼者たる上司により部分フォームが返信されると、フォームエージェント11の返答監視部113は、その返信された部分フォームに付加されているIDが、フォーム識別情報保存DB17に格納されているか否かを検証する(ステップS5)。格納されていない場合には、返信された部分フォームを破棄し、以降の処理には進まない。
一方、格納されている場合には、返答監視部113は、図7に示すように、依頼者のメッセージングソフトウェア12の受信フィールド121に表示された部分フォーム1634に対して、「フォームにコピー」ボタン4を表示する(ステップS6)。
依頼者(申請書作成者)が、表示された「フォームにコピー」ボタン4を押下する(ステップS15)と、まず、返答監視部113は、編集途中に係る当該フォームが閉じられていた場合には、中断フォーム情報保存DB15に格納されている当該フォームデータを復帰させ、ブラウザにより再表示する(ステップS7)。そして、返答監視部113は、前述のように記憶しておいたそれぞれの入力フィールドの対応関係に基づき、図7に示すように、返信された部分フォーム1634のデータを、元のフォーム(ここでは、XXX申請書16a)の対応部分、ここでは部署コードの入力フィールド163に、コピーする(ステップS8)。返答監視部113によるこのコピー処理は、例えば、ブラウザに対するアドオンとして実現できる。
以上のように、本発明の一実施形態によれば、社員が電子フォームにより申請書を作成している途中に、データの入力に部分的に上司の支援が必要になった場合、その部分的な入力フィールドを部分フォームとしてメッセージングソフトウェアにコピー&ペーストして送信することにより上司に伝達し、上司により入力されたデータを伴った部分フォームが返信されると、その部分フォームを半自動的に元の電子フォームに組み込むことができるので、電子フォームの作成が容易となる。
<他の実施形態>
上述の実施形態においては、部分フォームを上司に伝達する手段をメッセージングソフトウェア12,22としたが、これに限られることはない。即時性という観点では若干劣るが、メール機能を備えたソフトウェア(メールソフトウェア13,23)であってもよい。この場合、部分フォームのコピー&ペーストは、送信メールのメッセージフィールドになされることとなる。また、上司が返答する際には、返信メールでは、受信メッセージを残す設定とし、その受信メッセージ内の部分フォームの入力フィールドにデータを入れるようにすればよい。従って、上述の実施形態のような返答ボタン3は不要となる。その他は同様であり、例えば、返信メール内の部分フォームのIDとフォームエージェント11が記憶しているIDが一致すれば、フォームエージェント11は、返信メール内に「フォームにコピー」ボタン4を表示する。
更に、メッセージングソフトウェア12又はメールソフトウェア13に限らず、コピー&ペースト操作が可能であり、メッセージの交換が可能な何らかの他のソフトウェア14であってもよい。
また、上述の実施形態においては、ブラウザで作成する電子フォームを例に挙げたが、これに限られることはなく、範囲を指定してコピー元の情報を抽出できるソフトウェアであれば、いかなるソフトウェアで電子フォームを作成してもよい。
1 依頼者側処理装置
11 フォームエージェント
111 フォーム監視部
112 部分フォーム作成部
113 返答監視部
12 メッセージングソフトウェア
13 メールソフトウェア
14 他のソフトウェア
15 中断フォーム情報保存データベース
16 申請書フォーム
17 フォーム識別情報保存データベース
2 上司側処理装置
22 メッセージングソフトウェア
23 メールソフトウェア
24 他のソフトウェア
3 返答ボタン
4 フォームにコピーボタン

Claims (25)

  1. 電子フォーム入力者の処理装置が、第三者の処理装置に対して、フォームに入力されるべき情報を部分的に問い合わせる方法であって、
    電子フォーム入力者の処理装置の範囲指定手段により、問い合わせられるべき部分が部分フォームとして範囲指定され、
    エージェントソフトウェアは、前記部分フォームに係る情報を取得すると共に、前記部分フォームをメッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドに与え、
    前記メッセージ交換用のソフトウェアにより、前記部分フォームの情報を含む送信メッセージが、前記第三者の処理装置に送信され、
    前記メッセージ交換用のソフトウェア上で、受信した部分フォームの問合せに係る入力フィールドに入力されるべき情報が、前記第三者の処理装置の入力手段により入力されて前記電子フォーム入力者の処理装置に返信され、
    返信を監視している前記エージェントソフトウェアは、返信された部分フォームの情報を元のフォームに組み込むことを特徴とする方法。
  2. 前記部分フォームが、前記範囲指定手段により、メッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドにコピー及びペーストされることにより、前記エージェントソフトウェアは、前記部分フォームに係る情報を取得すると共に、前記部分フォームをメッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドに与えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記エージェントソフトウェアは、前記フォーム入力に使用されるブラウザにアドオンされたその一部の機能により、前記部分フォームに係る情報を取得し、前記メッセージ交換用のソフトウェアにアドオンされた他の一部の機能に通知することにより、前記部分フォームに係る情報を前記メッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドに与えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記その一部の機能は、前記ブラウザ上で開かれるコンテキストメニューに組み込まれたコマンドとしての機能であり、前記エージェントソフトウェアは、そのコマンドが選択されることにより、前記部分フォームに係る情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記エージェントソフトウェアは、返信された部分フォームの情報に付された識別符号が、記憶しておいた部分フォームの識別符号の中に存在する場合に、返信された部分フォームの情報を前記元のフォームに組み込むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記エージェントソフトウェアは、識別符号が存在した場合に、前記メッセージ交換用のソフトウェア上において、「フォームにコピー」ボタンを表示し、当該ボタンが押下された場合に、返信された部分フォームの情報を前記元のフォームに組み込むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記エージェントソフトウェアは、前記部分フォームに係る情報を取得する際に、前記部分フォームの入力フィールドに識別符号を付して記憶しておき、前記元のフォームの入力フィールドとの対応関係に基づき、返信された部分フォームの各入力フィールドの情報を前記元のフォームの対応する各入力フィールドに組み込むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記部分フォームは、前記依頼に係る入力フィールドへ入力されるべきデータを決定するのに必要なデータが入力された補助入力フィールドを含み、
    前記エージェントソフトウェアは、前記補助入力フィールドを編集不可として管理することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記メッセージ交換用のソフトウェアは、メッセージの送信と受信が同一画面上で進行するメッセージングソフトウェアであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記部分フォームの情報を含む送信メッセージが、前記メッセージングソフトウェアにより前記第三者に送信される際に、前記部分フォームの情報を含む送信メッセージ内に、スクリプトにより返答ボタンが付加され、
    操作ユニットにより、前記メッセージングソフトウェアの受信フィールドに表示された前記返答ボタンが押下されると、前記部分フォームの情報が送信フィールドに移ることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記メッセージ交換用のソフトウェアは、メール送受信の機能を有するソフトウェアであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記エージェントソフトウェアは、前記部分フォームの情報を含む送信メッセージが前記第三者に送信された後、入力途中に係るフォームが一旦閉じられた場合、当該入力途中に係るフォームの情報を記憶手段に一旦格納することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記エージェントソフトウェアは、前記入力途中に係るフォームの情報を前記記憶手段から復帰させた後、返信された部分フォームの情報を元のフォームに組み込むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記フォームは、ブラウザにより入力されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 電子フォーム入力者の処理装置が、第三者の処理装置に対して、フォームに入力されるべき情報を部分的に問い合わせる際に、前記電子フォーム入力者の処理装置内で自律的に走るコンピュータ・プログラムであって、
    問い合わせられるべき部分として範囲指定された部分フォームに係る情報を取得すると共に、前記部分フォームをメッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドに与えるステップと、
    前記メッセージ交換用のソフトウェアによる、前記第三者の入力済みの部分フォームを含む返信を監視するステップと、
    返信された部分フォームの情報を元のフォームに組み込むステップと、
    を前記処理装置に実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  16. 前記部分フォームに係る情報を取得して前記メッセージフィールドに与えるステップは、
    前記処理装置のクリップボードを監視するステップと、
    前記部分フォームがコピーされることにより前記部分フォームに係る情報を取得し、前記部分フォームが前記メッセージフィールドにペーストされることにより、前記メッセージフィールドに与えるステップと、
    を含むことを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ・プログラム。
  17. 前記部分フォームに係る情報を取得して前記メッセージフィールドに与えるステップは、
    前記フォーム入力に使用されるブラウザにアドオンされたその一部の機能により、前記部分フォームに係る情報を取得するステップと、
    前記メッセージ交換用のソフトウェアにアドオンされた他の一部の機能に通知することにより、前記部分フォームに係る情報を前記メッセージ交換用のソフトウェアのメッセージフィールドに与えるステップと、
    を含むことを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ・プログラム。
  18. 前記その一部の機能は、前記ブラウザ上で開かれるコンテキストメニューに組み込まれたコマンドとしての機能であり、前記部分フォームに係る情報を取得するステップにおいて、前記エージェントソフトウェアは、そのコマンドが選択されることにより、前記部分フォームに係る情報を取得することを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ・プログラム。
  19. 前記部分フォームの情報を元のフォームに組み込むステップにおいては、返信された部分フォームの情報に付された識別符号が、記憶しておいた部分フォームの識別符号の中に存在する場合に、前記部分フォームの情報を前記元のフォームに組み込むことを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ・プログラム。
  20. 前記部分フォームの情報を元のフォームに組み込むステップにおいては、識別符号が存在した場合に、前記メッセージ交換用のソフトウェア上において、「フォームにコピー」ボタンを表示し、当該ボタンが押下された場合に、返信された部分フォームの情報を前記元のフォームに組み込むことを特徴とする請求項19に記載のコンピュータ・プログラム。
  21. 前記部分フォームに係る情報を取得するステップにおいては、前記部分フォームの入力フィールドに識別符号を付して記憶しておき、
    前記部分フォームの情報を元のフォームに組み込むステップにおいては、前記元のフォームの入力フィールドとの対応関係に基づき、返信された部分フォームの各入力フィールドの情報を前記元のフォームの対応する各入力フィールドに組み込むことを特徴とする請求項19に記載のコンピュータ・プログラム。
  22. 前記部分フォームに係る情報を取得するステップにおいては、指定された範囲内に、前記依頼に係る入力フィールドへ入力されるべきデータを決定するのに必要なデータが入力された補助入力フィールドが含まれている場合に、前記補助入力フィールドを編集不可として管理することを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ・プログラム。
  23. 前記部分フォームに係る情報を取得するステップにおいては、前記部分フォームの情報を含む送信メッセージが前記第三者に送信された後、入力途中に係るフォームが一旦閉じられた場合、当該入力途中に係るフォームの情報を記憶手段に一旦格納することを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ・プログラム。
  24. 前記部分フォームの情報を元のフォームに組み込むステップにおいては、前記入力途中に係るフォームの情報を前記記憶手段から復帰させた後、返信された部分フォームの情報を元のフォームに組み込むことを特徴とする請求項23に記載のコンピュータ・プログラム。
  25. 第三者の処理装置に対して、フォームに入力されるべき情報を部分的に問い合わせるための処理装置であって、
    電子フォーム作成用ソフトウェアと、
    前記第三者とメッセージの交換を行うためのメッセージ交換用ソフトウェアと、
    請求項15乃至24のいずれかに記載のコンピュータ・プログラムに係るソフトウェアと、
    前記電子フォーム作成用ソフトウェア及びメッセージ交換用ソフトウェアに係る画面を表示する表示手段と、
    前記電子フォーム入力者が操作を指示するための入力手段と、
    を備えることを特徴とする処理装置。
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