JP2010170165A - データ複製方式、複製方法およびプログラム - Google Patents

データ複製方式、複製方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010170165A
JP2010170165A JP2009009427A JP2009009427A JP2010170165A JP 2010170165 A JP2010170165 A JP 2010170165A JP 2009009427 A JP2009009427 A JP 2009009427A JP 2009009427 A JP2009009427 A JP 2009009427A JP 2010170165 A JP2010170165 A JP 2010170165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
paste
copy
copy source
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009009427A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujiya Unno
富士也 海野
Yasuhiro Kanesashi
泰宏 金刺
Tamotsu Funatsu
有 船津
Susumu Maruyama
進 丸山
Tatsunari Toyama
達斎 外山
Kazuya Tada
和也 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2009009427A priority Critical patent/JP2010170165A/ja
Publication of JP2010170165A publication Critical patent/JP2010170165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】データ複製機能の組み込み、および複製データの管理が容易になる。
【解決手段】セーブ機能2Aは、通常のデータ保存と、ペースト用にコピー元のデータを保存出来るようにする。ロード機能2Bは通常のデータ読込みと、コピー&ペースト用の特定のファイルから、ペースト用にコピー元をオブジェクト単位で複元出来るようにする。
コピー機能2Cはコピー元となるデータを特定し、セーブ機能を利用してペースト用のデータファイルを作成させる。ペースト機能2Dはロード機能を利用して、ペーストに必要なコピー元の複製を作成させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アプリケーション系のソフトウェアが取り扱うデータを複製するデータ複製方式、複製方法およびこの方法のプログラムに関する。
コンピュータシステムに搭載する多くのアプリケーションソフトウェアには、データを複製する手段として、コピー&ペースト機能を搭載している。このコピー&ペースト機能は、データの一部を複写してコンピュータ内に一時保存する「コピー」操作と、それを指定した場所に貼り付ける「ペースト」操作を連続して行ない、データを複製することができる。
このコピー&ペースト機能は、OSレベルではなく、各アプリケーションソフトウェアにより実現される機能である。例えば、図14のお絵かきソフトの場合、オリジナルの図形が持つデータ項目のうち、属性p2〜p5のデータがオリジナル図形からそのまま引継がれ、p1の座標のみが違うコピーが2つペーストされた状態を表している。
このような、アプリケーションソフトウェアにおける、一般的なコピー&ペースト機能の実装方法は以下の2つに大別できる。
(A)プログラム内で複製を作る方式
図15に示すように、コピー指定時にはプロセス内でコピーする対象を保持し、ペースト時にコピー元の内容をメモリ上の別の領域に複製してコピー元の複製を作る。
(B)クリップボードを使用する方式
図16に示すように、コピー指定時にはクリップボードへのコピー元のデータを書き込み、ペースト時にクリップボードからデータを読み取り、複製を作成する。類似の方法として、クリップボードではなく、共有メモリを利用する場合も有る。
なお、この方式の場合、同一プロセス内でしか有効でないコピー機能が、同一マシン内の別プロセス間のコピー&ペーストが可能となる。
また、コピー&ペースト機能の応用として、使用者にプログラム形式の変換処理に伴う操作を意識させることなく一般的な操作で異なる形式のシーケンスプログラムを変換させる方法がある(例えば、特許文献1参照)。
この方法は、シーケンスプログラム変換装置に表示させたプログラミング装置側の選択画面に示す変換元シーケンスプログラムを選択して、カットあるいはコピー操作すると、カット・コピー処理手段により変換元シーケンスプログラムがクリップボードに一時格納され、さらに変換装置の画面上のプログラミング装置側の変換先シーケンスプログラムを表示する貼付け画面の領域にペースト操作を行う。
また、コピーのための履歴を残すものに関しては、クリップボードの内容を複数残すようなソフトも存在する。例えば、Microsoft Power Point(登録商標)やCLCLなどがある。
特開2005−115693号公報
コピー&ペースト機能として、上記の(A)「プログラム内で複製を作る方式」、(B)「クリップボードを使用する方式」のいずれにしても、コピーする対象毎に専用のプログラムを作成する必要があり、コピー対象の数やコピー仕様の複雑さにもよるが、1システムあたりのコピー&ペーストを実現するためのプログラムの量は、相当な数に上るため、プログラムの作成時間及びそれに付随する費用の削減が重要な課題となる。
特に、同じものが多く販売される量産品の汎用ソフトに比べて、特注もしくは受注による1品ものに近いソフトウェアとっては、かなりの負担となる。
現在、コピー&ペーストのために、コピー内容を履歴として蓄えて再利用できるものは、アプリケーション自体の機能やクリップボードの拡張機能のような形で幾つか存在する。しかし、蓄えられたコピー内容はメモリ上に記録されているため、アプリケーション自体の終了、もしくはアプリケーションが動作しているコンピュータの電源が切られたり、ログアウトした時点でそれらの内容はメモリ上から消えてしまう。これらコピー内容の有効期限は、方式によって若干の差異はあるが、いずれいせよ、メモリ上から消えた時点で、コピー内容が消滅するため、ペーストすることが出来なくなる。
つまり、蓄えられたコピー内容の有効期限は、あくまでも利用しているユーザがログインしている間である。したがって、例えば、あるアプリケーションAを利用して作業中、作業を効率化するためのコピー内容をいろいろと取っておき、ペースト機能を使って作業をしていたとしても、一旦ログアウトして電源を切り、次の日に作業を再開した場合、コピー内容の蓄積作業から始めなければならない。
これは、個人利用でちょっとした資料などを作成するようなライトユーザにとってはなんら問題無いが、通常の業務で毎日のように長時間使うような業務用のアプリケーションや、グループによって共同作業を行うような場合、他の人が作成したデータを別の人が使えるようにする場合には問題となる。例えば、ユーザBが、コンピュータX上でアプリケーションCを利用して作ったデータを別のコンピュータY上で同じアプリケーションCを使って作業しているユーザDにコピー&ペーストのような要領で互いの成果物を再利用出来ないことになる。
本発明の目的は、データ複製機能の組み込み、および複製データの管理を容易にしたデータ複製方式、複製方法およびプログラムを提供することにある。
前記の課題を解決するため、本発明は、以下の方式、方法およびプログラムを特徴とする。
(方式の発明)
(1)コンピュータシステムに搭載するアプリケーション系のソフトウェアが取り扱うデータを複製するデータ複製方式であって、
通常のデータ保存と、ペースト用にコピー元のデータを保存出来るセーブ手段と、
通常のデータ読込みと、コピー&ペースト用の特定のファイルから、ペースト用にコピー元をオブジェクト単位で複元出来るロード手段と、
コピー元となるデータを特定し、前記セーブ手段を利用してペースト用のデータファイルを作成させるコピー手段と、
前記ロード手段を利用して、ペーストに必要なコピー元の複製を作成させるペースト手段を備えたことを特徴とする。
(2)前記(1)における前記コピー手段は、必要な場合、コピー元のデータをペースト後に都合が良いように書き換え、ペースト用のデータファイル作成後に元に戻す手段を備えたことを特徴とする。
(3)前記(1)における前記ペースト手段は、必要な場合、ペースト中の動作などに起因して、複製されたデータの一部を書き換える手段を備えたことを特徴とする。
(4)前記(1)における前記コピー手段は、必要な場合、コピー元のデータをペースト後に都合が良いように書き換え、ペースト用のデータファイル作成後に元に戻す手段を備え、
前記ペースト手段は、ペースト中の動作などに起因して、複製されたデータの一部を書き換える手段を備えたことを特徴とする。
(5)コンピュータシステムに搭載するアプリケーション系のソフトウェアが取り扱うデータを複製するデータ複製方式であって、
通常のデータ保存と、ペースト用に複数のコピー元のデータをコピー&ペースト用の特定ファイルに保存出来るセーブ手段と、
通常のデータ読込みと、コピー&ペースト用の特定のファイルから、ペースト用にユーザが指定したコピー元を複数のコピー元データから選択的にコピー&ペーストに必要なオブジェクト単位に復元できるロード手段と、
コピー元となるデータを特定し、前記セーブ手段を利用してペースト用のデータファイルにコピー元データを追加させるコピー手段と、
前記ロード手段を利用して、ペーストに必要なユーザが指定したコピー元の複製を作成させるペースト手段と、
コピー&ペースト用の特定ファイルのサイズやコピー元データの管理及び編集する手段を備えたことを特徴とする。
(6)前記(5)における前記セーブ手段は、コピー元のデータがHDDなどのストレージを圧迫しないよう、自動的にファイルサイズやコピー元のデータ数を調整する手段を備えたことを特徴とする。
(7)前記(5)における前記コピー手段は、コピー元データにペースト時に必要な検索情報をユーザによる入力もしくは自動的に作成し、コピー元データと合わせて保存させる手段を備え、
前記ペースト手段は、該検索情報を元に、ペースト候補を選択させる手段を備えたことを特徴とする。
(8)前記(5)における前記セーブ手段は、コピー元のデータがHDDなどのストレージを圧迫しないよう、自動的にファイルサイズやコピー元のデータ数を調整する手段を備え、
前記コピー手段は、コピー元データにペースト時に必要な検索情報をユーザによる入力もしくは自動的に作成し、コピー元データと合わせて保存させる手段を備え、
前記ペースト手段は、該検索情報を元に、ペースト候補を選択させる手段を備えたことを特徴とする。
(9)前記(5)における前記セーブ手段は、コピー&ペースト用の特定ファイルをネットワーク上で共有し、コピー&ペースト用の特定ファイルヘのコピー元データの書込み時において、排他制御が出来る手段を備え、
前記コピー&ペースト用の特定ファイルの編集時に排他制御が出来るコピー&ペースト用データファイルの管理手段を備えたことを特徴とする。
(10)前記(9)における前記セーブ手段は、コピー元のデータがHDDなどのストレージを圧追しないよう、自動的にファイルサイズやコピー元のデータ数を調整する手段を備えたことを特徴とする。
(11)前記(9)における前記コピー手段は、コピー元データにペースト時に必要な検索情報をユーザによる入力もしくは自動的に作成し、コピー元データと合わせて保存させる手段を備え、
前記ペースト手段は、該検索情報を元に、ペースト候補を選択させる手段を備えたことを特徴とする。
(12)前記(9)における前記セーブ手段は、コピー元のデータがHDDなどのストレージを圧迫しないよう、自動的にファイルサイズやコピー元のデータ数を調整する手段を備え、
前記コピー手段は、コピー元データにペースト時に必要な検索情報をユーザによる入力もしくは自動的に作成し、コピー元データと合わせて保存させる手段を備え、
前記ペースト手段は、該検索情報を元に、ペースト候補を選択させる手段を備えことを特徴とする。
(方法の発明)
(13)コンピュータシステムに搭載するアプリケーション系のソフトウェアが取り扱うデータを複製するデータ複製方法であって、
通常のデータ保存と、ペースト用にコピー元のデータを保存出来るセーブ手順と、
通常のデータ読込みと、コピー&ペースト用の特定のファイルから、ペースト用にコピー元をオブジェクト単位で複元出来るロード手順と、
コピー元となるデータを特定し、前記セーブ手順を利用してペースト用のデータファイルを作成させるコピー手順と、
前記ロード手順を利用して、ペーストに必要なコピー元の複製を作成させるペースト手順を有してデータを複製することを特徴とする。
(14)コンピュータシステムに搭載するアプリケーション系のソフトウェアが取り扱うデータを複製するデータ複製方法であって、
通常のデータ保存と、ペースト用に複数のコピー元のデータをコピー&ペースト用の特定ファイルに保存出来るセーブ手順と、
通常のデータ読込みと、コピー&ペースト用の特定のファイルから、ペースト用にユーザが指定したコピー元を複数のコピー元データから選択的にコピー&ペーストに必要なオブジェクト単位に復元できるロード手順と、
コピー元となるデータを特定し、前記セーブ手順を利用してペースト用のデータファイルにコピー元データを追加させるコピー手順と、
前記ロード手順を利用して、ペーストに必要なユーザが指定したコピー元の複製を作成させるペースト手順と、
コピー&ペースト用の特定ファイルのサイズやコピー元データの管理及び編集する手順を有してデータを複製することを特徴とする。
(プログラムの発明)
(15)前記(13)または(14)のいずれか1項に記載のデータ複製方法における処理手順をコンピュータに実行させる構成にしたことを特徴とするプログラム。
以上のとおり、本発明によれば、コンピュータ内のプロセスが持つセーブ機能とロード機能を利用して、コピー&ペースト機能を組み込むようにしたため、データ複製機能の組み込み、および複製データの管理が容易になる。
実施形態1のデータ複製方式の機能構成図。 コピー処理の基本動作手順。 ファイルのコピー例。 ペースト処理の基本動作手順。 通常のセーブ処理とコピーのためのセーブ処理の例。 通常のロード処理とペーストのためのロード処理の例。 実施形態2のデータ複製方式の機能構成図 コピー処理の基本動作手順。 ファイルのコピー例。 ペースト処理の基本動作手順。 通常のセーブ処理とコピーのためのセーブ処理の例。 実施形態3のデータの複製方式の機能構成図。 コピー処理の基本動作手順。 コピー&ペースト処理の例。 プロセス内でデータを複製する例。 クリップボードでデータを複製する例。
(実施形態1)
図1は、本実施形態になるデータ複製方式の機能構成図であり、コンピュータ内のプロセスが持つセーブ機能とロード機能を利用して、コピー&ペースト機能を実現する。
コンピュータ装置本体1に搭載されるアプリケーションソフト2には、任意のプログラムをメモリに記載した構成の多数のプロセスが用意され、その1つのプロセスとしてセーブ機能2Aとロード機能2Bを持つ。
本実施形態では、セーブ機能2Aとロード機能2Bがもつ本来の機能を維持しつつ、コピー機能2Cとペースト機能2Dがそのセーブとロードの機能を利用することにより、コピー&ペースト機能を実現する。2Eはセーブ機能とロード機能を使ったデータ管理を行うデータ管理機能である。
3はコンピュータ装置本体1を介してアプリケーションソフト2内の各プロセスの処理データ等を表示するディスプレイ、4はコンピュータ装置本体1を介してアプリケーションソフト2内の各プロセスにコマンドやデータ等を与えるマウスやキーボードなどの入力装置、5はコンピュータ装置本体1に内蔵され、アプリケーションソフト2内の各プロセスからのデータ、ファイル等を保存するハードディスクなどのストレージである。
破線で示す矢印は、セーブ機能とロード機能を使った従来の通常のデータ保存と読み込みのための処理ルートを示す。また、実線で示す矢印は、セーブ機能とロード機能を利用し、コピー機能とペースト機能によってコピー&ペーストを実現するための処理ルートを示す。
以下、各機能構成と処理の詳細を説明する。
(1)コピー処理
図2はコピー処理の基本動作手順(S1)〜(S4)を示し、主な役割はコピー対象を特定し、コピーのための準備を行う。この処理にはコピー機能2Cとセーブ機能2Aを使用する。
(S1)ユーザがコピー元を指定すると、コピー機能2Cでコピー元(オリジナル)を特定する。
(S2)コピー前に、オリジナルのデータがコピーされたときに望まれる状態に書換え、書換えた部分はパックアップを取っておく。
例えば、Windows(登録商標)のエクスプローラにおいて、ファイルがコピーされる場合、図3に示すように、コピー元の名称がわかり、かつ、名称が重複しないようにファイル名を変えてコピーされる。オリジナルと内容を一部変えてコピーされる場合、「コピー後の内容」にオリジナルの内容を一時書換える。コピーの準備が整った後、つまりセーブが終了した後、元のオリジナルの内容に戻せるよう、該当するデータは元の値をバックアップしておく。
(S3)セーブ機能2Aを使って、オリジナルのデータをコピー&ペースト用の特定のファイルに保存させる。
例えば、特定のディレクトリの特定のファイル。例、C:「¥temp¥temp.cpy」と、いったように、コピー元となるデータファイルの置き場所及び名称を決めておく。
(S4)上記の(S1)における、バックアップのオリジナルデータを元の状態にする。
(2)ペースト処理
図4はペースト処理の基本動作手順(S11)〜(S13)を示し、主な役割はコピーのために準備された情報やデータを元に、その複製を作成する。この処理にはペースト機能2Dとロード機能2Bを使用する。
(S11)ユーザがコピーを指定すると、ペースト機能を利用して、コピーを作成する。これは、ロード機能にコピー用データを読み込ませる処理になる。
(S12)ロード機能を利用して、コピー&ペースト用の特定のファイルから、データを読み出し、生成したオブジェクトに設定する。
(S13)ペースト機能を利用し、コピーのデータの一部を、コピー作成後に書き換える必要が有る場合、書き換えを行う。
例えば、図14のお絵かきの場合、座標だけは、マウスで指定された位置にするときなどで書き換えを行う。
(3)セーブ処理
図5は通常のセーブ処理とコピーのためのセーブ処理の例を示す。同図の(a)に示す通常時のセーブ処理は、起動中の当該アプリケーションのデータを全て保存する。(b)に示すコピーのためのセーブ処理は、コピー機能からの呼び出しにより、ペースト時に必要な情報のみを選択的に保存する。
具体的には、いずれの場合も、セーブ処理はデータをオブジェクト単位(コピーの単位)で個別に保存する。そして、通常のセーブ処理の場合には、ユーザによって指定されたファイル、もしくはシステムで決められたデータ保存用のファイルへ、起動中メモリ上に存在する全データ(個別のデータ全て)を保存する。図5の(a)に示す場合は、データA〜Fの全てをデータファイルに保存する。
一方、コピー機能より、コピー元(オリジナル)の保存を依頼された場合は、コピーの対象となるオリジナルだけをデータとして、コピー&ペースト用の特定のデータファイルに保存する。図5の(b)に示す場合は、コピー対象となるデータC,Eのみをデータファイルに保存する。
この選択的なデータ保存をオブジェクト単位(コピーの単位)に行える機能を付加することにより、ファイルを利用したコピー&ペーストを実現することが出来る。
なお、コピー&ペースト用の特定のファイルは、基本的に上書き(連続ペーストが出来る仕様の場合)もしくは、ロード後にファイルを削除する(ペーストが1回限り有効な仕様の場合)。
(4)ロード処理
図6は通常のロード処理とペーストのためのロード処理の例を示す。同図の(a)に示す通常時のロード処理は、任意に保存されていたデータを読込み、前回セーブされた状態にアプリケーションの状態を複元する。(b)に示すペーストのためのロード処理は、ペースト機能からの呼び出しにより、コピー元(オリジナル)の複製を実際に生成する。
具体的には、いずれの場合も、ロード処理は、データをオブジェクト単位に読込む機能を持つ。そして、通常のロード処理の場合、ユーザによって指定されたファイルもしくはシステムで決められたデータの保存用ファイルからデータを読込む。
一方、ペースト機能により、コピーの作成を依頼された場合、データをコピー&ペースト用の特定のデータファイルからデータを読込む。図6の(b)の場合、ペースト対象がデータCとEになり、これらをプロセス内に読み込み、コピー元(オリジナル)の複製を生成する。
本実施形態によれば、セーブとロードの機能を利用するため、コピー機能を実現するためのコストを大幅に削減できる。また、機能変更などに伴う、データの仕様変更などに際しても、セーブとロード及びコピーとペーストが別のプログラムであると、それぞれを修正する必要があるが、本実施形態においては、セーブとロードのみを修正すれば良く、保守性の向上も期待できる。特に、受注生産もので、かつデータ項目の量や継続的な、システムの仕様変更や迫加が多い製品に於いては、絶大な効果を奏する。
具体的には、
(a)コピー&ペースト用のプログラムの作成費用を抑えることが出来る。
(b)コピー&ペースト用のプログラムの試験費用を抑えることが出来る。
(c)プロセス間のコピー&ペースト機能を簡単に実現でき、作成時における、ヒューマンエラー混入を低減でき、品質の向上を図ることが出来る。
(d)セーブ&ロードとコピー&ペーストのプログラムの大半が共通化されることにより、プログラムサイズが小さ<なるとともに、仕様変更などに際して変更箇所が半分になり、保守性が向上する。
(実施形態2)
図7は本実施形態になるデータ複製方式の機能構成図であり、ファイルを仲介としてコピー&ペースト機能を実現する。同図が図1と異なる部分は、アプリケーションソフト2内にコピー元データ管理機能2Fを追加した点にある。このコピー元データ管理機能2Fは、ストレージ5のコピー&ペースト用データファイルに保存されるコピー元データの管理を行う。
プロセス内のメモリ上でのコピーや、クリップボードによるコピーは、そのとき起動中の当該情報を保有したプログラムの終了もしくは、コンピュータのログオフ、もしくは電源が切られた場合、コピー元の情報は失われる。一方、ファイルを仲介としたコピー&ペースト方式では、プログラムの終了もしくは、コンピュータの電源が切られたような場合でも、ファイルとしてコピー元の情報を残すことが出来る。
また、プロセス内のメモリ上でのコピーや、クリップボードによるコピーにおいては、コピー元の情報は、当該コンピュータ内で有効であり、例えば、ネットワークによってつながれた別のコンピュータから、ペーストのために必要なコピーの情報を得ることは出来ない。一方、ファイルを仲介としたコピー&ペースト方式では、例えば、ネットワーク上に繋がれた特定のサーバーをコピー元情報の特定ファイルの置き場とすれば、異なるコンピュータ間でコピー&ペーストが可能となる。
そこで、本実施形態では、コピー元データ管理機能2Fにより、ファイルを仲介としてコピー&ペースト機能を実現することにより、プログラムの終了などの場合でも、ファイルとしてコピー元の情報を残すことが出来るようにし、また異なるコンピュータ間でコピー&ペーストを可能とする。
本実施形態では、コピー元(オリジナル)のデータをひとつのコンピュータに永続的に複数保存することによる、作業効率の向上を図る。以下、各機能構成と処理の詳細を説明する。
(1)コピー処理
図8はコピー処理の基本動作手順(S21)〜(S26)を示し、主な役割はコピー対象を特定し、コピーのための準備を行う。この処理にはコピー機能2Cとセーブ機能2Aを使用する。
(S21)ユーザがコピー元およびコピー元の検索条件を指定すると、コピー機能2Cを使ってコピー元の検索条件を自動で生成する。
これら検索条件の生成は、コピー元(オリジナル)に、ペースト時に効率良く目的のコピー元が探せるようにするための、データを付加する。これらのデータは、検索用のキーワードや、分類用の項目、もしくはインデックスナンバーなどが考えられる。また、これらのデータは、ユーザによってキーワードを任意に設定する方式や、インデックスナンバーや分類のように、システムが自動で生成する方式などが考えられる。また、分類とは例えば、お絵かき用のソフトの場合、特定の図形種(三角、丸、四角)などを分類とする仕様などが考えられる。
(S22)コピー機能2Cでコピー元(オリジナル)を特定する。
(S23)コピー前に、オリジナルのデータをコピーされたときに望まれる状態に書き換え、書換えた部分はバックアップをとっておく。
例えば、Windowsのエクスプローラにおいて、ファイルがコピーされる場合、コピー元の名称がわかり、かつ、名称が重複しないようにファイル名を変えてコピーされる。オリジナルと内容を一部変えてコピーされる場合、図9のように、「コピー後の内容」にオリジナルの内容を一時書き換える。コピーの準備が整った後、つまりセーブが終了した後、元のオリジナルの内容に戻せるよう、該当するデータは元の値をバックアップしておく。
(S24)セーブ機能2Aを使って、オリジナルのデータをコピー&ペースト用の特定のファイルに保存させる。
例えば、特定のディレクトリの特定のファイル。例、「C:¥temp¥temp.cpy」と、いったように、コピー元となるデータファイルの置き場所及び名称を決めておく。
(S25)コピー元のデータサイズを調整する。これはオリジナルデータのファイルサイズもしくはコピー元のデータ個数などに制限を設ける仕様の場合、その仕様に合わせてデータサイズを調整する。
(S26)上記の(S23)における、バックアップを戻し、オリジナルを元の状態に戻す。
(2)ペースト処理
図10はペースト処理の基本動作手順(S31)〜(S33)を示し、主な役割はコピーのために準備された情報やデータを元に、その複製を作成する。この処理にはペースト機能2Dとロード機能2Bを使用する。
(S31)ユーザが検索機能などを利用して、蓄積されたコピー元データの中から、今回ペーストするコピー元を探し、コピーを指定したとき、ペースト機能を利用して、コピーを作成する。この処理は、ロード機能にコピー用データを読み込ませることになる。
なお、検索用のデータが付加されている仕様の場合、ユーザはその検索用のデータを利用してコピー元の選択をすることが出来る。
(S32)ロード機能を利用して、コピー&ペースト用の特定のファイルから、(S31)によって指定されたデータのコピーを作らせる(コピー元データを読み出し、生成したオブジェクトに設定する)。
(S33)コピーのデータの一部を、コピー作成後に書き換える必要が有る場合、書き換えを行う。
例えば、図14のお絵かきの場合、座標だけは、マウスで指定された位置にするときなどで書き換えを行う。
(3)セーブ処理
図11は通常のセーブ処理とコピーのためのセーブ処理の例を示す。同図の(a)に示す通常時のセーブ処理は、起動中の当該アプリケーションのデータを全て保存する。(b)に示すコピーのためのセーブ処理は、コピー機能からの呼び出しにより、ペースト時に必要な情報を選択的に保存する。このとき、コピー&ペースト用のデータファイルのサイズを管理する。
具体的には、いずれの場合も、セーブ処理はデータをオブジェクト単位(コピーの単位)で個別に保存する。そして、通常のセーブ処理の場合には、ユーザによって指定されたファイル、もしくはシステムで決められたデータ保存用のファイルヘ、起動中メモリ上に存在する全データ(個別のデータ全て)を保存する。図11の(a)に示す場合は、データA〜Fの全てをデータファイルに保存する。
一方、コピー機能より、コピー元(オリジナル)の保存を依頼された場合は、コピーの対象となるオリジナルだけをデータとして、コピー&ペースト用の特定のデータファイルに保存する。図11の(b)に示す場合は、コピー対象となるデータC,Eのみをデータファイルに保存する。
この選択的なデータ保存をオブジェクト単位(コピーの単位)に行える機能を付加することにより、ファイルを利用したコピー&ペーストを実現することが出来る。
なお、検索用のデータを付加する仕様の場合はデータファイルにも保存する。また、コピー&ペースト用の特定ファイルサイズもしくは、保存されるコピー元データの個数などに制限を設ける仕様の場合も同様に処理される。
(4)ロード処理
主な役割は、通常時においては、任意に保存されていたデータを読込み、前回セーブされた状態にアプリケーションの状態を復元することにある。本実施形態においては、それに加えて、ペースト機能からの呼び出しにより、指定されたコピー元(オリジナル)の複製を実際に生成する機能を持つ。
通常時およびペースト機能からの呼び出しによるロード処理は、データをオブジェクト単位に読込む。そして、通常のロードの場合、ユーザによって指定されたファイルもしくはシステムで決められたデータの保存用ファイルからデータを読込む。また、ペースト機能により、コピーの作成を依頼された場合、指定されたコピー元データをコピー&ペースト用の特定のファイルから探し出し、当該データを読込む。これら読込んだデータを元に、ペースト用のコピーを生成する。
(5)コピー&ペースト用データファイルの管理
主な役割は、コピー&ペースト用データファイルの保守を行うことである。
具体的には、ファイルサイズの調整は、コピー&ペースト用のデータファイルが大きくなりすぎた際に、古いコピー元データを削除したり、ユーザにいらないコピー元データを指定してもらうことなどにより、ファイルサイズを小さくする。また、任意のコピー元データの削除は、いらなくなったコピー元データをユーザからの指定で削除する。また、検索用データの編集は、誤って登録された検索用データなどを編集する。
本実施形態によれば、単一コンピュータ上でのコピー&ペースト作業効率の向上が図れる。コピー元をファイルとして永続化することにより、コンピュータの電源を再投入した後の、作業再開時などに、すぐにペーストを行うことが出来る。特に、数日〜数ヶ月といった長期の作業において、当該作業の中で頻繁にある特定のデータのコピーを頻繁に行う必要があるときは、常に当該コピー元をアプリケーションソフトウェアやOSやコンピュータの起動/終了に関係なく保持し続けることが出来るため、毎回起動後にペーストの準備のためのコピー元の選定作業などをする必要がなく、作業時間の短縮とコピー元の選択を誤って、間違ったペーストを続けてしまうようなヒューマンエラーを低減することができる。
(実施形態3)
図12は、本実施形態になるデータの複製方式の機能構成図であり、異なるコンピュータ間で特定のコンピュータ上に存在するコピー&ペースト用データファイルを共有する方式である。
図12の場合、コンピュータ装置本体1X,1Yが特定のコンピュータ装置本体1Z上のストレージ5Zに存在するコピー&ペースト用データファイルを共有する。基本的な機能構成は実施形態2と同じであるが、以下の点で異なる。
(1)コピー&ペースト用データファイルの保存場所を共有
異なるコンピュータ間でコピー&ペーストを行うために、コピー元のデータを共有する。具体的には、コピー&ペースト用の特定のファイルを特定のコンピュータ上のHDDなどのストレージにし、それを共有することによって、実現できる。
各コンピュータ1X、1Y上に、コピー&ペースト用の特定のファイルの存在場所を示す情報ファイル5X、5Yなどを予め用意し、それを参照する方式や、システムの設定画面などからコピー元のデータ取得先を任意に指定できる方式などが考えられる。
(2)セーブ機能にコピー&ペースト用データファイルの排他制御機能が追加
実施形態2の場合、極々稀ではあるが、複数のコンピュータが同時にコピー元となるデータをコピー&ペースト用の特定のファイルヘ書き込みに行く場合が想定される。その場合、ファイル内容の破損につながる恐れがある。
そこで、本実施形態では、図13に示すように、セーブ機能には排他制御機能(あるコンピュータが書き込み中の場合、別のコンピュータが書き込まないようにする仕組み)を追加しておく。
図13が図8と異なる部分は、セーブ処理に際して、コピー&ペースト用ファイルをロックし(S27)、ロックが成功したときに(S28)、コピー元のデータをファイルに保存する(S24)。ロック失敗したときはファイルの保存しない。
本実施形態によれば、複数コンピュータ間に及ぶ、コピー&ペースト作業効率の向上が図れる。特に、LANなどのネットワークによって接続されたコンピュータを利用したチーム開発などにおいて、チーム内のコンピュータ間でファイルの共有が可能な場合、チーム構成員AがコンピュータXを使って作成したデータを別のコンピュータYで作業しているチーム構成員Bが利用したい場合、構成員Aがコピー機能を利用してコピーし、それを構成員Bがペーストするといったことが可能になり、チーム開発での作業を効率化することが可能となる。
なお、本発明は、図2等に示した方法の一部又は全部の処理機能をプログラムとして構成してコンピュータに実行させることができる。
1、1X、1Y、1Z コンピュータ装置本体
2、2X、2Y プロセス
3、3X、3Y ディスプレイ
4、4X、4Y 入力装置
5、5X、5Y、5Z ストレージ
2A セーブ機能
2B ロード機能
2C コピー機能
2D ペースト機能
2E 通常のデータ管理機能
2F コピー元データ管理機能

Claims (15)

  1. コンピュータシステムに搭載するアプリケーション系のソフトウェアが取り扱うデータを複製するデータ複製方式であって、
    通常のデータ保存と、ペースト用にコピー元のデータを保存出来るセーブ手段と、
    通常のデータ読込みと、コピー&ペースト用の特定のファイルから、ペースト用にコピー元をオブジェクト単位で複元出来るロード手段と、
    コピー元となるデータを特定し、前記セーブ手段を利用してペースト用のデータファイルを作成させるコピー手段と、
    前記ロード手段を利用して、ペーストに必要なコピー元の複製を作成させるペースト手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  2. 請求項1における前記コピー手段は、必要な場合、コピー元のデータをペースト後に都合が良いように書き換え、ペースト用のデータファイル作成後に元に戻す手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  3. 請求項1における前記ペースト手段は、必要な場合、ペースト中の動作などに起因して、複製されたデータの一部を書き換える手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  4. 請求項1における前記コピー手段は、必要な場合、コピー元のデータをペースト後に都合が良いように書き換え、ペースト用のデータファイル作成後に元に戻す手段を備え、
    前記ペースト手段は、ペースト中の動作などに起因して、複製されたデータの一部を書き換える手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  5. コンピュータシステムに搭載するアプリケーション系のソフトウェアが取り扱うデータを複製するデータ複製方式であって、
    通常のデータ保存と、ペースト用に複数のコピー元のデータをコピー&ペースト用の特定ファイルに保存出来るセーブ手段と、
    通常のデータ読込みと、コピー&ペースト用の特定のファイルから、ペースト用にユーザが指定したコピー元を複数のコピー元データから選択的にコピー&ペーストに必要なオブジェクト単位に復元できるロード手段と、
    コピー元となるデータを特定し、前記セーブ手段を利用してペースト用のデータファイルにコピー元データを追加させるコピー手段と、
    前記ロード手段を利用して、ペーストに必要なユーザが指定したコピー元の複製を作成させるペースト手段と、
    コピー&ペースト用の特定ファイルのサイズやコピー元データの管理及び編集する手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  6. 請求項5における前記セーブ手段は、コピー元のデータがHDDなどのストレージを圧迫しないよう、自動的にファイルサイズやコピー元のデータ数を調整する手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  7. 請求項5における前記コピー手段は、コピー元データにペースト時に必要な検索情報をユーザによる入力もしくは自動的に作成し、コピー元データと合わせて保存させる手段を備え、
    前記ペースト手段は、該検索情報を元に、ペースト候補を選択させる手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  8. 請求項5における前記セーブ手段は、コピー元のデータがHDDなどのストレージを圧迫しないよう、自動的にファイルサイズやコピー元のデータ数を調整する手段を備え、
    前記コピー手段は、コピー元データにペースト時に必要な検索情報をユーザによる入力もしくは自動的に作成し、コピー元データと合わせて保存させる手段を備え、
    前記ペースト手段は、該検索情報を元に、ペースト候補を選択させる手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  9. 請求項5における前記セーブ手段は、コピー&ペースト用の特定ファイルをネットワーク上で共有し、コピー&ペースト用の特定ファイルヘのコピー元データの書込み時において、排他制御が出来る手段を備え、
    前記コピー&ペースト用の特定ファイルの編集時に排他制御が出来るコピー&ペースト用データファイルの管理手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  10. 請求項9における前記セーブ手段は、コピー元のデータがHDDなどのストレージを圧追しないよう、自動的にファイルサイズやコピー元のデータ数を調整する手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  11. 請求項9における前記コピー手段は、コピー元データにペースト時に必要な検索情報をユーザによる入力もしくは自動的に作成し、コピー元データと合わせて保存させる手段を備え、
    前記ペースト手段は、該検索情報を元に、ペースト候補を選択させる手段を備えたことを特徴とするデータ複製方式。
  12. 請求項9における前記セーブ手段は、コピー元のデータがHDDなどのストレージを圧迫しないよう、自動的にファイルサイズやコピー元のデータ数を調整する手段を備え、
    前記コピー手段は、コピー元データにペースト時に必要な検索情報をユーザによる入力もしくは自動的に作成し、コピー元データと合わせて保存させる手段を備え、
    前記ペースト手段は、該検索情報を元に、ペースト候補を選択させる手段を備えことを特徴とするデータ複製方式。
  13. コンピュータシステムに搭載するアプリケーション系のソフトウェアが取り扱うデータを複製するデータ複製方法であって、
    通常のデータ保存と、ペースト用にコピー元のデータを保存出来るセーブ手順と、
    通常のデータ読込みと、コピー&ペースト用の特定のファイルから、ペースト用にコピー元をオブジェクト単位で複元出来るロード手順と、
    コピー元となるデータを特定し、前記セーブ手順を利用してペースト用のデータファイルを作成させるコピー手順と、
    前記ロード手順を利用して、ペーストに必要なコピー元の複製を作成させるペースト手順を有してデータを複製することを特徴とするデータ複製方法。
  14. コンピュータシステムに搭載するアプリケーション系のソフトウェアが取り扱うデータを複製するデータ複製方法であって、
    通常のデータ保存と、ペースト用に複数のコピー元のデータをコピー&ペースト用の特定ファイルに保存出来るセーブ手順と、
    通常のデータ読込みと、コピー&ペースト用の特定のファイルから、ペースト用にユーザが指定したコピー元を複数のコピー元データから選択的にコピー&ペーストに必要なオブジェクト単位に復元できるロード手順と、
    コピー元となるデータを特定し、前記セーブ手順を利用してペースト用のデータファイルにコピー元データを追加させるコピー手順と、
    前記ロード手順を利用して、ペーストに必要なユーザが指定したコピー元の複製を作成させるペースト手順と、
    コピー&ペースト用の特定ファイルのサイズやコピー元データの管理及び編集する手順を有してデータを複製することを特徴とするデータ複製方法。
  15. 請求項13または請求項14のいずれか1項に記載のデータ複製方法における処理手順をコンピュータに実行させる構成にしたことを特徴とするプログラム。
JP2009009427A 2009-01-20 2009-01-20 データ複製方式、複製方法およびプログラム Pending JP2010170165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009009427A JP2010170165A (ja) 2009-01-20 2009-01-20 データ複製方式、複製方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009009427A JP2010170165A (ja) 2009-01-20 2009-01-20 データ複製方式、複製方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010170165A true JP2010170165A (ja) 2010-08-05

Family

ID=42702290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009009427A Pending JP2010170165A (ja) 2009-01-20 2009-01-20 データ複製方式、複製方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010170165A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012226579A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US9135232B2 (en) 2010-11-30 2015-09-15 International Business Machines Corporation Inputting information into an electronic form
US9218499B2 (en) 2010-12-22 2015-12-22 International Business Machines Corporation Data duplication using a shared storage area with improved access control

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153276A (ja) * 1997-07-30 1999-02-26 Kobe Nippon Denki Software Kk データ転送方法及びその装置
JPH11306054A (ja) * 1998-04-27 1999-11-05 Nec Software Ltd ツリー型ファイル構造システムにおける複数ファイル操作方法と装置
JP2001318818A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Nec Corp 共有データシステム、共有データシステムにおけるデータ局所操作方法、および記録媒体
JP2005182173A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Casio Comput Co Ltd ファイル保存管理装置及びプログラム
JP2005258749A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Dainippon Printing Co Ltd データベースシステム、サーバ、プログラム、及び、記録媒体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153276A (ja) * 1997-07-30 1999-02-26 Kobe Nippon Denki Software Kk データ転送方法及びその装置
JPH11306054A (ja) * 1998-04-27 1999-11-05 Nec Software Ltd ツリー型ファイル構造システムにおける複数ファイル操作方法と装置
JP2001318818A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Nec Corp 共有データシステム、共有データシステムにおけるデータ局所操作方法、および記録媒体
JP2005182173A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Casio Comput Co Ltd ファイル保存管理装置及びプログラム
JP2005258749A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Dainippon Printing Co Ltd データベースシステム、サーバ、プログラム、及び、記録媒体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9135232B2 (en) 2010-11-30 2015-09-15 International Business Machines Corporation Inputting information into an electronic form
US9218330B2 (en) 2010-11-30 2015-12-22 International Business Machines Corporation Method of inputting information into an electronic form
US9218499B2 (en) 2010-12-22 2015-12-22 International Business Machines Corporation Data duplication using a shared storage area with improved access control
JP2012226579A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10254996B1 (en) Fast migration of metadata
JP4923016B2 (ja) 仮想的データ長期保存処理技術
US8121981B2 (en) Database snapshot management
US8069320B1 (en) System and method for consolidation of backups
US8126854B1 (en) Using versioning to back up multiple versions of a stored object
US8650228B2 (en) Methods and systems for space management in data de-duplication
US7747664B2 (en) Storage system format for transaction safe file system
US10936547B2 (en) Filesystem replication using a minimal filesystem metadata changelog
EP2780796B1 (en) Method of and system for merging, storing and retrieving incremental backup data
US8489830B2 (en) Implementing read/write, multi-versioned file system on top of backup data
US8335768B1 (en) Selecting data in backup data sets for grooming and transferring
US20070130228A1 (en) Filesystem snapshot enhancement to improve system performance
CN106445488A (zh) 一种代码发布及回退的方法
KR20060044692A (ko) 타임라인 기반의 컴퓨팅 환경을 이용하여 데이터를복구하기 위한 방법, 매체 및 시스템
JP2008033519A (ja) 情報資源の重複を省いたバックアップ制御装置及び方法
JP2016038784A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、バックアップ方法、およびプログラム
JP5650982B2 (ja) ファイルの重複を排除する装置及び方法
US8914327B2 (en) Methods and systems for searching a backup volume
US20060026567A1 (en) Distribution of data/metadata in a version control system
US7801859B1 (en) Tracking filesystem backups
US20140258228A1 (en) Performing persistent undo and redo operation within computer software
JP2008033527A (ja) ストレージ装置、ディスク装置及びデータ復元方法
JP2010170165A (ja) データ複製方式、複製方法およびプログラム
TW523659B (en) Method, system and program products for atomically and persistently swapping resource groups
US11269739B2 (en) Method and system for managing backup data

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130801

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130801

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131105