JPWO2020075741A1 - 産業財産権の手続報告システム - Google Patents

産業財産権の手続報告システム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020075741A1
JPWO2020075741A1 JP2020551186A JP2020551186A JPWO2020075741A1 JP WO2020075741 A1 JPWO2020075741 A1 JP WO2020075741A1 JP 2020551186 A JP2020551186 A JP 2020551186A JP 2020551186 A JP2020551186 A JP 2020551186A JP WO2020075741 A1 JPWO2020075741 A1 JP WO2020075741A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
client
report
event
data
procedure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020551186A
Other languages
English (en)
Inventor
雄士 深井
雄士 深井
尚樹 藤村
尚樹 藤村
眞吾 内田
眞吾 内田
Original Assignee
Ngb株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ngb株式会社 filed Critical Ngb株式会社
Publication of JPWO2020075741A1 publication Critical patent/JPWO2020075741A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • G06Q50/18Legal services; Handling legal documents
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • G06Q50/18Legal services; Handling legal documents
    • G06Q50/184Intellectual property management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/31User authentication
    • G06F21/41User authentication where a single sign-on provides access to a plurality of computers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/23Updating
    • G06F16/2379Updates performed during online database operations; commit processing

Abstract

手続報告システム1は、一次報告者のシステムから新着データを取得する受領部2と、新着データに関する中間代理人の案件番号、クライアントIDおよびクライアントの案件番号を特定する案件特定部3と、イベントIDを新着データに関連付けるイベントID付与部4と、異なるクライアントシステムごとにクライアントシステムにおいてイベントIDが生じたときに報告すべき報告項目が定義された報告項目データベースと、クライアントIDとイベントIDとに基づき、新着データについて報告項目を特定する報告項目特定部5と、クライアントに報告すべき報告項目のデータを取得し、取得したデータとクライアントの案件番号を含む報告データを作成する報告データ作成部6を有する。

Description

本発明は、産業財産権の手続報告システムに関する。
単一の出願人が特許権などの産業財産権を大量に保有するようになり、出願人は特許文献1などにより提案されている管理ソフトウェアを用いて大量の産業財産権を管理するようになっている。
日本国特開2009-163460号公報
このような管理ソフトウェアを運用するにあたって、例えばある特許出願に関する拒絶理由通知書に関する報告を特許事務所などの代理人から受け取る場合に、出願人(クライアント)はこの管理ソフトウェアに適した形態で報告をするように代理人に要請することが一般的になりつつある。
例えばクライアントAは特許管理ソフトウェアXに適した形態で報告することを求め、クライアントBは特許管理ソフトウェアYに適した形態で報告することを代理人に求める。あるいはクライアントCは単にe−mailで報告することを求める。
また、クライアントDは特許管理ソフトウェアXを一部変更して運用しており、クライアントAとクライアントDが求める報告形態はおおむね似ているものの、細部が異なることがある。例えば、クライアントAは拒絶理由通知書の報告を受ける際に、拒絶理由通知書の原本と応答期限日の情報を報告することを代理人に求める。クライアントDは、拒絶理由通知書の報告を受ける際に、拒絶理由通知書の原本、応答期限日、最終応答期限日、代理人の拒絶理由通知書に対するコメントといった情報を報告することを代理人に求める。
このように、複数のクライアントを代理する代理人は、特許庁からの通知を各々異なった報告形態で各々の出願人に連絡する必要があり、事務に関するコストが嵩んでいる。
本発明は、複数の互いに異なる形態で報告することを求めるクライアントに適した代理人が運営するシステムを提供することを目的とする。
本発明によれば、
産業財産権に係る手続きに関する連絡を一次報告者から取得しクライアントへ報告する中間代理人が運営する、産業財産権の手続報告システムであって、
前記手続報告システムは、ネットワークを介して複数の相異なる一次報告者システムと複数の相異なる前記クライアントシステムとに接続されており、
前記一次報告者のシステムから、少なくとも前記産業財産権の番号または前記一次報告者の案件番号と、前記連絡に関する前記一次報告者または特許庁の書簡の電子データを含む新着データを取得し、前記新着データを記録する受領部と、
前記産業財産権の番号または前記一次報告者の案件番号と、前記産業財産権の番号または前記一次報告者の案件番号と前記中間代理人の案件番号と前記クライアントの案件番号、各々のクライアントを識別するためのクライアントIDを記録した案件データベースに基づき、前記新着データに関する前記中間代理人の案件番号、前記クライアントIDおよび前記クライアントの案件番号を特定する案件特定部と、
前記新着データが前記産業財産権に係る一連の手続きのどの手続きかを示すイベントIDを前記新着データに関連付けるイベントID付与部と、
異なる前記クライアントシステムごとに前記クライアントシステムにおいて前記イベントIDが生じたときに報告すべき報告項目が定義された報告項目データベースと、前記クライアントIDと、前記イベントIDとに基づき、前記新着データについて前記報告項目を特定する報告項目特定部と、
前記クライアントに報告すべき前記報告項目のデータを取得し、取得した前記データと前記クライアントの案件番号を含む報告データを作成する報告データ作成部を有する、産業財産権の手続報告システムが提供される。
本発明によれば、複数の互いに異なる形態で報告することを求めるクライアントに適した中間代理人が運営するシステムが提供される。
本発明の実施形態に係る産業財産権の手続報告システムを示すブロック図である。 中間代理人システムのブロック図である。 中間代理人システムが実行する処理のフローチャートである。 ファイルデータベースの一例を示す。 案件データベースの一例を示す。 新着データの例を示す。 イベントIDを示すリストである イベントID付与部が事務員表示装置に表示させる画面の一例である。 イベントID付与部が弁理士表示装置に表示させる画面の一例である。 クライアントシステムリストの一例である。 イベント対応データベースの一例である。 報告データ作成部が事務員表示装置に表示させる画面の一例である。 報告データ作成部が弁理士表示装置に表示させる画面の一例である。 第三表示装置に表示されているブラウザ画面を示している。 ログインデータベースの一例を示している。 クライアントシステムへのログイン画面である。 クライアントの案件帳票画面である。 報告手順データベースを示している。 報告データが全て入力された後に第三表示装置に表示される画面である。 別例の報告手順データベースを示している。
添付の図面を参照しつつ、本発明に係る実施形態の例について、以下詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る産業財産権の手続報告システム(以降、単に中間代理人システム1と呼ぶ)を示すブロック図である。中間代理人システム1は、複数のクライアントが各々管理するクライアントシステムと、複数の一次報告者が各々管理する一次報告者のシステムとに、ネットワークを介して接続されている。
なお、本発明が対象とする産業財産権の手続きとは、特許・実用新案・意匠・商標の出願、特許出願・実用新案出願・意匠出願・商標出願が特許庁に係属している間に生じる手続き、特許権・実用新案権・意匠権・商標権を維持するための手続きなどである。
クライアントが自国以外の国に産業財産権の申請を行う場合には、クライアントはその国の産業財産権に精通していない場合がある。このため、中間代理人が現地代理人とクライアントとの間に介在し、中間代理人がクライアントへ手続きの概要や必要な書類などを提供し、クライアントの他国での産業財産権の取得の支援を行うことがある。このようにクライアントの自国以外での産業財産権の手続きを報告する場面においては、一次報告者とは現地代理人である。
またクライアントが自国で産業財産権の申請を行う場合には、中間代理人は代理人であり、一次報告者とは自国の特許庁となる。中間代理人は自国の特許庁から通知を受け取り、これをクライアントに報告する。
なお、以降の説明においてはクライアントの自国以外で産業財産権の手続を報告する場面について説明する。以降の説明において、現地代理人は一次報告者を意味する。
クライアントシステムはクライアントが管理・運営するシステムである。クライアントシステムは、単一のサーバで構成されていてもよいし、複数のサーバで構成されていてもよい。またクライアントシステムはクラウド型のコンピュータで実現されていてもよい。
クライアントシステムには、産業財産権を管理するソフトウェアが導入されている。このソフトウェアは、各々のクライアントによって異なっていることがある。また同じソフトウェアが導入されていても、細かな仕様が異なっていることがある。
図2は、中間代理人システム1のブロック図を示す。図2に示すように中間代理人システム1は、受領部2、案件特定部3、イベントID付与部4、報告項目特定部5、報告データ作成部6、を備えている。また、中間代理人システム1は、通信部7、確認部8、クライアントイベントID特定部9、ログイン部10、報告入力部11を備えていてもよい。
さらに中間代理人システム1は、事務員表示装置31、事務員入力装置32、弁理士表示装置33、弁理士入力装置34、第三表示装置35、第三入力装置36を備えていてもよい。なお、事務員表示装置31、弁理士表示装置33、第三表示装置35は、互いに異なっていてもよいし、同一の装置であってもよい。例えば同一の端末に、事務員が自身のアカウントでログインすれば該端末が事務員表示装置31および事務員入力装置32として機能し、弁理士が自身のアカウントでログインすれば該端末が弁理士表示装置33および弁理士入力装置34として機能するように構成されていてもよい。
また、中間代理人システム1は、ファイルデータベース51、案件データベース52、クライアントシステムリスト53、報告項目リスト54、ログインデータベース55、報告手順データベース56といったデータベースを備えている。
各々の部やデータベースの詳細は、後に説明する。
図3は、中間代理人システム1が実行する処理のフローチャートを示す。
まず現地代理人が現地特許庁から何らかの通知を受け取ると、現地代理人は、出願国、法域、現地代理人の案件番号、出願番号といった書誌情報の電子データと、通知を受領したことを報告する書簡の電子データと、特許庁の通知の電子データを中間代理人へ送付する。現地代理人は、これら電子データをe−mailで送る、中間代理人システム1へアップロードする、記録媒体に記録しその記録媒体を郵送する、などして中間代理人へ送付する。
<新着データの受領>
中間代理人システム1の受領部2は現地代理人からこの特許庁からの通知に関する電子データを取得し、記録する(ステップS01)。なお、中間代理人が受領した新たな電子データを新着データと呼ぶ。本実施形態において受領部2は、図4に示したファイルデータベース51に、受領した電子データにデータ番号を付して記録する。あるいは、図4に示したファイルデータベース51に、電子データを記録したURLやファイルパス名といった記録場所を特定する情報を記録する。データ番号とは、各々の電子データを識別するために中間代理人が付した文字列である。ファイルデータベース51に含まれる中間代理人案件番号、イベントID、クライアントID、クライアント案件番号については追って説明する。なお、新着データを受領した直後においては、中間代理人案件番号、イベントID、クライアントID、クライアント案件番号は空欄である。
<中間代理人の案件番号の特定>
次に中間代理人システム1の案件特定部3は、案件データベース52を参照して新着データに関する中間代理人の案件番号を特定する(ステップS02)。図5は、案件データベース52の一例を示す。図5に示した案件データベース52は、中間代理人案件番号、法域、出願国、出願番号、基礎出願番号、PCT出願番号、現地代理人ID、現地代理人案件番号、クライアントID、クライアント案件番号を備えている。
中間代理人案件番号とは、中間代理人が案件を識別するために各々の案件に付した、互いに異なる文字列である。
法域とは、その案件が特許、実用新案、意匠、商標のいずれの法域の件であるかを示す。図示の例においては、Pは特許、Dは意匠、商標はT、Uは実用新案をそれぞれ示している。
出願国とは、その案件がどの国または地域、あるいは機関に申請されたかを示している。
現地代理人IDとは、中間代理人が現地代理人を識別するために各々の現地代理人に付した、互いに異なる文字列である。例えば図示の例では、代理人Aには代理人ID:A0001が付され、代理人Bには代理人ID:A0002が付されている。
クライアントIDとは、中間代理人がクライアントを識別するために各々のクライアントに付した、互いに異なる文字列である。例えば、あるクライアントにはクライアントID:A1001が付されている。なお中間代理人システム1は、クライアントIDとクライアント名とを紐づけたクライアント名データベースを有していてもよい。
なお共有に係る産業財産権の場合など、単一の案件において複数のクライアントが存在する場合には、人数分のクライアントIDおよびクライアント案件番号が記録されていてもよいし、筆頭の出願人のクライアントIDとクライアント案件番号のみが記録されるように構成されていてもよい。
案件特定部3は、現地代理人から受領した新着データから中間代理人案件番号、出願国、法域、現地代理人ID、現地代理人案件番号、出願番号を抽出し、案件データベース52の中からこれらの情報に一致する案件を特定する。案件特定部3は、特定した案件の中間代理人案件番号を、新着データベースに関連付ける。本実施形態においては、案件特定部3は、特定した中間代理人案件番号をファイルデータベース51に書き込む。
なお、新着データから抽出した中間代理人案件番号、出願国、法域、現地代理人ID、現地代理人案件番号、出願番号のうち、全てが一致する案件がファイルデータベース51に見つからない場合がある。現地代理人がこれらの情報の一部を誤って記載、あるいは省略した場合があるからである。この場合、案件特定部3は中間代理人案件番号、現地代理人案件番号、出願番号のうち1つまたは2つが一致する案件を特定し、案件特定部3は一致した度合いが低いことを示すフラグを、特定した中間代理人案件番号とともにファイルデータベース51に書き込むように構成してもよい。
また現地代理人は出願番号または現地代理人案件番号のいずれかのみを報告する場合もある。この場合でも受領部2は、出願番号と現地代理人の案件番号のいずれかを受領し、案件特定部3は出願番号と現地代理人の案件番号のいずれかに基づいて、中間代理人の案件番号やクライアントの案件番号を特定することがある。
また、現地代理人が現地特許庁から電話連絡を受けた場合など、特許庁からの書簡がなく、現地代理人の書簡のみが新着データに含まれることがある。逆に、特許庁からの書簡が十分な場合などに現地代理人が自身の書簡を省略することがあり、特許庁の書簡のみが新着データに含まれることがある。
例えば受領部2が図6に示した新着データ:20190910-0061を受領したものとする。この新着データには、現地代理人案件番号:A-10001,中間代理人案件番号:000001,出願番号:XX/XXX,XXX,出願国:米国,法域:特許,A-10001_report.pdf,Notice of Publication.pdfといった情報が含まれている。そこで案件特定部3は、新着データ:20190910-0061について、現地代理人番号、中間代理人案件番号、出願国、法域がすべて一致する案件を、図5に示した案件データベース52から特定する。案件特定部3は、新着データ:20190910-0061は中間代理人案件番号:000001、クライアントID:A1001、クライアント案件番号:A00001USであると特定し、図4に示したファイルデータベース51に書き込む。
<イベントIDの特定>
図3のフローチャートに戻り、中間代理人システム1のイベントID付与部4は、新着データが産業財産権に係る一連の手続のどの手続きかを示すイベントIDを新着データに関連付ける(ステップS03)。
図7は、イベントIDを示すリストである。本実施形態においては、複数の国の特許、実用新案、意匠、商標を扱うこととしているため、国ごと、法域ごとに産業財産権の取得および維持に係る手続きを網羅するリストが用意されている。これらすべての手続を識別するために、互いに異なる文字列で構成されたイベントIDが付されている。例えば日本の特許の拒絶理由通知書にはイベントID:X0010、アメリカ合衆国の特許の出願にはイベントID:X1001などである。
なお、出願番号通知など各国においてクライアントに報告すべき項目が共通するイベントについては、それらのイベントに共通するイベントIDが付与されていてもよい。
本実施形態においては、中間代理人の弁理士や事務員が、新着データに含まれている特許庁からの書簡や現地代理人の書簡などを確認してイベントIDを特定する。中間代理人の弁理士や事務員が特定したイベントIDを入力装置を介して中間代理人システム1へ入力する。
具体的にはイベントID付与部4は、事務員入力装置32および弁理士入力装置34からイベントIDを取得するように構成されている。イベントID付与部4が、図6に示した新着データ:20190910-0061を処理する工程を説明する。
図8は、事務員AAAの事務員表示装置31に表示される画面の一例である。まずイベントID付与部4は、案件特定部3で特定した案件の書誌事項を読み出し、図8に示すように事務員AAAの事務員表示装置31に表示させる。またイベントID付与部4は、ファイルデータベース51から新着データ:20190910-0061に添付されていた書簡A-10001_report.pdfおよびNotice of Publication.pdfを読み込み、それぞれの内容を事務員表示装置31の画面の添付ファイル1および添付ファイル2の欄に表示させる。
図8に示した画面には、中間代理人案件番号、現地代理人案件番号、クライアント案件番号、クライアント名、出願国、法域、出願番号といった書誌事項が示されている。また図8の画面には、イベントIDの入力欄と、入力したイベントIDに該当するイベント名の表示欄が設けられている。さらに、新着データに含まれることがある添付ファイル1,2のファイル名を表示する欄、および、そのファイルの中身を表示する欄が設けられている。さらに図8の画面には、イベントを特定する工程を実行する事務員および弁理士の名前が表示される欄が設けられている。
イベントID付与部4が新着データ:20190910-0061を処理する際、まずイベントID付与部4は図4のファイルデータベースから新着データ:20190910-0061の書誌事項および添付ファイルを読み出し、図8のように画面に出力する。
中間代理人の事務員AAAは、事務員表示装置31に表示される添付ファイル1,2の内容を見て、画面上部に表示されている案件特定部3が特定した中間代理人案件番号などの書誌事項が正しいか否かを確認する。案件特定部3が特定した中間代理人案件番号などの書誌事項に誤りがある場合、事務員AAAは事務員入力装置32を介して誤っている項目を選択し、正しい内容を入力する。案件特定部3が特定した書誌事項に誤りがない場合、事務員AAAは現地代理人書簡と特許庁通知書を見て、どの手続きに関する報告であるかを特定して図7に示したリストからイベントIDを特定し、事務員入力装置32を介して特定したイベントIDを画面中部に表示されているイベントIDの項目に入力する。事務員AAAはイベントIDを入力した後に、事務員入力装置32を介して「入力完了」の項目をクリックすると、事務員AAAによる作業は一旦終了する。
イベントID付与部4は、事務員入力端末から入力完了の項目がクリックされたことを示す信号を取得すると、イベントIDが入力されているか否かを判定する。イベントIDが未入力である場合、イベントID付与部4は再び事務員AAAの事務員表示装置31へ図8の画面を表示させ、イベントIDの入力を促す。イベントIDが入力されている場合、イベントID付与部4は、弁理士BBBの弁理士表示装置33へ図9に示す画面を表示させる。
事務員表示装置31や弁理士表示装置33は、モニタやディスプレイである。事務員入力装置32や弁理士入力装置34は、キーボードやマウス、タブレット端末の操作部などである。
また、イベントID付与部4は、事務員表示装置31や弁理士表示装置33に添付ファイルのリンク先を表示させ、添付ファイルを開く信号を取得したときにその中身を表示するように構成してもよい。
なおこの例の他、特許庁からの書簡や現地代理人の書簡から文字情報を抽出し、自然言語を処理できる人工知能に新着データのイベントを特定させ、中間代理人システム1が人を介さずにイベントIDを特定するように構成してもよい。この場合でも、図9で説明したように、人工知能が特定したイベントの適否を弁理士が確認する工程が設けられていることが好ましい。
図9は、弁理士表示装置33に表示される画面の一例である。図9に示した画面では事務員AAAがイベントIDとしてX1015を入力した例を示している。イベントID付与部4は、弁理士表示装置33にも図8で説明したのと同様の画面を表示させる。またイベントID付与部4は、弁理士表示装置33に事務員入力装置32から取得したイベントID:X1015を表示している。
弁理士BBBも、弁理士表示装置33に表示された添付ファイル1,2の内容を見て、案件特定部3が特定した書誌事項が正しいか否かを確認し、必要に応じて修正する。また弁理士BBBは、添付ファイル1,2の内容を見て、事務員AAAが入力したイベントIDが適当であるか否かを判断する。入力されたイベントIDが不適当である場合には、弁理士BBBは弁理士入力装置34を介して適当なイベントIDをイベントIDの項目に入力し、「確認完了」の項目をクリックする。入力されたイベントIDが適当である場合には、弁理士BBBは弁理士入力装置34を介して「確認完了」の項目をクリックする。イベントID付与部4は、弁理士入力装置34から確認完了の項目がクリックされたことを示す信号を取得すると、図4に示したファイルデータベース51にイベントID:X1015を入力し、処理を終了する。
<報告項目の特定>
図3のフローチャートに戻り、中間代理人システム1の報告項目特定部5は、報告項目データベースと、クライアントIDと、イベントIDとに基づき、新着データについてクライアントに報告すべき報告項目を特定する(ステップS04)。なお本実施形態においては、図10に示したクライアントシステムリスト53と図11に示したイベント対応データベースとが、報告項目データベースを構成している。
前述したように、中間代理人は複数のクライアントの出願業務の支援を請け負っている。複数のクライアントが運営する各々の産業財産権の管理システムは、互いに異なっている。図10のクライアントシステムリスト53は、各々のクライアントがどのような管理システムを導入しているかをまとめたリストである。クライアントシステムリスト53は、クライアントIDと、クライアントIDが示すクライアントが運営するシステムの関係を記録したリストである。
クライアントシステムでも、上述した中間代理人システム1と同様に、産業財産権の手続きをイベントごとに管理することが行われていることがある。次に説明する例では、クライアントシステムが産業財産権の手続きをイベントごとに管理している。
図示の例では、クライアントID:A1001は管理システムSYS−Aを導入し、クライアントID:A1003はこれとは異なる管理システムSYS−Bを導入している。例えば、システムSYS−Aを提供するベンダーとシステムSYS−Bを提供するベンダーが異なっている。例えばシステムSYS−Aが中間代理人から報告を受け取る際の表示画面と、システムSYS−Bが中間代理人から報告を受け取る際の表示画面とは互いに異なっている。また、管理システムSYS−Aはpdf,xml,htmlのファイル形式のファイルを扱うことができるが、管理システムSYS−Bはpdfのファイル形式のファイルしか扱うことができない、といった相違があることもある。
また図示の例では、クライアントID:A1001とクライアントID:A1002は同じSYS−Aを導入している。しかしながら、クライアントは同じベンダーから導入した同じシステムであっても、クライアント独自の運用に適したようにシステムを改変していることがある。
例えば、図11に示したように、システムSYS−A000は出願のイベントについて出願書類、報告レター、出願日を報告することを求めるが、システムSYS−A001では出願のイベントについて出願書類、報告レター、出願日の他に審査請求期限日と期間満了日を報告することを求める。そこで中間代理人システム1においては、クライアントID:A1001のシステムとクライアントID:A1002のシステムとにそれぞれサブ種別000,001を付与し、システムSYS−A000,SYS−A001とそれぞれを識別可能としている。
図11は、イベント対応データベースの一例を示している。イベント対応データベースは、中間代理人のイベントIDと、クライアントシステムにおける産業財産権に係る一連の手続きのどの手続きかを示すクライアントイベントIDとの対応関係を、異なるクライアントシステムごとに記録したデータベースである。図11に示したイベント対応データベースは、システムSYS−A000,システムSYS−A001,システムSYS−B000について、それぞれ中間代理人システム1のイベントIDと各々のシステムのイベントID(以降、クライアントイベントIDと呼ぶ)と、そのクライアントイベントIDにおいて報告すべき報告項目が記録されている。
例えば、「米国の特許の出願」を示す中間代理人システム1におけるイベントID:0001は、システムSYS−A000においてはクライアントイベントID:AAAAAであり、システムSYS−B000においてはクライアントイベントID:bbbbbである。
また上述したように、システムSYS−A000のクライアントイベントID:AAAAAにおいては、出願書類と報告レター、出願日を報告することが求められているが、システムSYS−A001のクライアントイベントID:AAAAAにおいては、報告レターは求められておらず、出願書類と出願日の他に審査請求期限日、期間満了日も併せて報告することが求められている。
例えば報告項目特定部5は、図4に示したファイルデータベース51に基づき、新着データ:20190910-0061の中間代理人のイベントIDはX1015であり、報告先はクライアントID:A1001であることを把握する。さらに報告項目特定部5は、図10のクライアントシステムリスト53に基づきクライアントID:A1001のシステムはSYS−A000であり、図11の報告項目データベースに基づき中間代理人システム1のイベントID:X1015はシステムSYS−A000のクライアントイベントID:AAAFFであると特定する。
本実施形態においては、クライアントイベントID特定部9は、イベントIDと、クライアントIDと、クライアントシステムリストと、イベント対応データベースを参照して、クライアントのシステムにおける新着データに適したクライアントイベントIDを特定する。
例えば報告項目特定部5は、新着データ:20190910-0061について、図11の報告項目データベースに基づき、システムSYS−A000のクライアントイベントID:AAAFFにおいては、公開通知書と、現地代理人から受領した報告レターと、公開番号を報告することが求められていることを特定する。
<報告データの作成>
図3のフローチャートに戻り、中間代理人システム1の報告データ作成部6は、クライアントに報告すべき報告項目のデータを取得し、このデータとクライアント案件番号を含む報告データを作成する(ステップS05)。
本実施形態において報告データ作成部6は、事務員表示装置31にクライアントに報告すべき全ての報告項目と、報告項目のデータを入力する欄とを有する画面を表示させる。報告データ作成部6は、事務員入力装置32から報告項目のデータを取得する。さらに報告データ作成部6は、弁理士表示装置33に全ての報告項目と、事務員入力装置32から取得した報告項目のデータを表示させる。報告データ作成部6は、弁理士から確認したことを示す信号を確認部8から取得すると、事務員入力装置32から取得したデータとクライアント案件番号を含む報告データを作成する。
図6に示した新着データ:20190910-0061について報告データを作成する様子を具体的に説明する。図12は、報告データ作成部6が事務員CCCの事務員表示装置31に表示させる画面の一例である。図12に示した例では、報告データ作成部6は事務員CCCの事務員表示装置31に、図8で示した書誌事項の他に、報告項目として、特許庁通知書と、現地代理人書簡と、公開番号を表示させ、さらに各々の項目のデータを入力させる欄とを表示させる。
事務員CCCは事務員入力装置32を介して、特許庁通知書の右の空欄にNotice of Publication.pdfを追加し、現地代理人書簡の右の空欄にA10001_report.pdfを追加し、公開番号の右の空欄に公開番号を入力する。すると、画面下部の特許庁通知書の内容の下に、特許庁通知書として追加されたファイルのファイル名とその内容が表示される。同様に、現地代理人書簡の内容の下に、現地代理人書簡として追加されたファイルのファイル名とその内容が表示される。事務員CCCは入力した内容が正しいか否かを確認し、内容が正しければ事務員入力装置32を介して「入力確認」をクリックする。「入力確認」がクリックされたことを示す信号を取得すると、報告データ作成部6は報告項目と報告項目のデータを取得する。
本実施形態において報告データ作成部6はさらに、事務員入力装置32から「入力確認」がクリックされたことを示す信号を取得すると、図13に示す画面を弁理士DDDの弁理士表示装置33に表示させる。図13に示すように、弁理士DDDはクライアントA1001に出願公開を報告するに際して、報告すべき項目に過不足が無いか、報告すべき項目が正しいか、添付物が正しいかを確認する。入力されたデータが正しければ弁理士DDDは、弁理士入力装置34を介して「確認完了」をクリックする。
報告データ作成部6は、弁理士入力装置34から「確認完了」がクリックされたことを示す信号を取得すると、取得した報告項目と報告項目のデータを報告データとして取得する。報告データとは、クライアントに報告すべきすべての事項を含んだ電子データである。本例では報告データは、クライアントID:A1001,クライアント案件番号:A1001,クライアントイベントID:AAAFF,Notice of Publication.pdfの電子データ,A-10001_report.pdfの電子データ,公開番号xxxx/xxx,xxxを含むデータである。
なおこの例の他、特許庁からの書簡や現地代理人の書簡から文字情報を抽出し、自然言語を処理できる人工知能に報告項目として入力すべきデータを特定させ、中間代理人システム1が人を介さずに報告項目のデータを抽出し、報告データを作成するように構成してもよい。この場合でも、図13で説明したように、人工知能が作成した報告データの適否を弁理士が確認する工程が設けられていることが好ましい。
<クライアントへの報告>
図3のフローチャートに戻り、中間代理人システム1の通信部7は、クライアントごとに定められた宛先を記録した宛先データベースと、クライアントIDに基づき、報告データをクライアントが定めた宛先に発信する。例えば、クライアントがemailによる納品を希望している場合には、宛先にemailの送信先アドレスが記録されており、通信部7はこの送信先アドレスに報告データを送信する。
この際、図13で示したように弁理士などにより報告データがクライアントの求める形態となっていることを示す信号が入力された後に、通信部7が報告データをクライアントが定めた宛先に発信するように構成することが好ましい。
<本実施形態の手続報告システムの効果>
このように本実施形態は、産業財産権に係る手続きに関する連絡を一次報告者から取得しクライアントへ報告する中間代理人が運営する、産業財産権の手続報告システム(中間代理人システム1)である。
手続報告システムは、ネットワークを介して複数の相異なる一次報告者のシステムと複数の相異なるクライアントシステムとに接続されている。
手続報告システムは、
一次報告者のシステムから、少なくとも産業財産権の番号または一次報告者の案件番号と、連絡に関する一次報告者または特許庁の書簡の電子データを含む新着データを取得し、新着データを記録する受領部2と、
産業財産権の番号または一次報告者の案件番号と、産業財産権の番号または一次報告者の案件番号と中間代理人の案件番号とクライアントの案件番号、各々のクライアントを識別するためのクライアントIDを記録した案件データベース52に基づき、新着データに関する中間代理人の案件番号、クライアントIDおよびクライアントの案件番号を特定する案件特定部3と、
新着データが産業財産権に係る一連の手続きのどの手続きかを示すイベントIDを新着データに関連付けるイベントID付与部4と、
異なるクライアントシステムごとにクライアントシステムにおいてイベントIDが生じたときに報告すべき報告項目が定義された報告項目データベースと、クライアントIDとイベントIDとに基づき、新着データについて報告項目を特定する報告項目特定部5と、
クライアントに報告すべき報告項目のデータを取得し、取得したデータとクライアントの案件番号を含む報告データを作成する報告データ作成部6を有する。
相異なるシステムを運用している複数のクライアントに手続きを報告する場合、クライアントシステムが異なれば報告項目が異なり、また、イベント毎に異なる報告態様が求められている。クライアントの数が多かったり、クライアントシステムが高度化するに伴い、このような多様な報告形態を記憶して正確に手続きを報告することが困難になってきている。
本実施形態に係る産業財産権の手続報告システムによれば、各々のクライアントがイベントごとに指定した報告項目を記録した報告項目データベースを用いて、各々のクライアントが求める報告項目が特定され、報告データが作成される。このため、中間代理人は、各々のクライアントが求める報告項目を一々把握することなく、各々の案件に関する報告データを適切に作成することができる。特に、近年では、クライアントが求める情報が増大しかつ多様化している。本実施形態に係る産業財産権の手続報告システムは、このようなクライアントを多数扱う中間代理人が運営するシステムに特に適している。
上述した実施形態において手続報告システムは、図8および図9に示したように、
新着データの少なくとも一部(書誌事項や添付データの中身またはリンク先)と、案件特定部3が特定した中間代理人の案件番号とを表示する第一表示部(事務員AAAの事務員表示装置31および/または弁理士BBBの弁理士表示装置33)と、
新着データが産業財産権に関するイベントIDの入力を受け付ける第一入力部(事務員AAAの事務員入力装置32および/または弁理士BBBの弁理士入力装置34)と、を有している。
イベントID付与部4は、第一入力部に入力されたイベントIDを新着データに関連付けている。
このような構成によれば、中間代理人の事務員や弁理士の表示装置に現地代理人書簡や書誌事項が表示されるため、中間代理人の事務員や弁理士はイベントIDを特定しやすい。
上述した実施形態において手続報告システムは、図12および図13に示したように、
全ての報告項目を表示する第二表示部(事務員CCCの事務員表示装置31および/または弁理士DDDの弁理士表示装置33)と、
報告項目のデータの入力を受け付ける第二入力部(事務員CCCの事務員入力装置32および/または弁理士DDDの弁理士入力装置34)と、を有し、
報告データ作成部6は、第二入力部から報告項目のデータを取得する。
このような構成によれば、中間代理人の事務員や弁理士の表示装置に、クライアントに報告すべき全ての報告項目が表示されるので、中間代理人の事務員や弁理士は各々のクライアントが求める報告項目を把握する必要がなく、また、中間代理人の事務員や弁理士はクライアントに報告すべき情報に不足が生じることがない。
上述した実施形態において手続報告システムは、イベントIDと、クライアントIDと、クライアントシステムリスト53と、イベント対応データベースを参照して、クライアントシステムにおける新着データに適したクライアントイベントIDを特定するクライアントイベントID特定部9を有する。
クライアントシステムリスト53は、クライアントIDと、クライアントIDが示すクライアントが運営するシステムの関係を記録したリストである。
イベント対応データベースは、イベントIDと、クライアントシステムにおける産業財産権に係る一連の手続きのどの手続きかを示すクライアントイベントIDとの対応関係を、異なるクライアントシステムごとに記録したデータベースである。
報告項目データベースは、クライアントイベントIDとそのクライアントイベントIDの報告時の報告項目とを関連付けて記録しており、
報告特定部は、報告項目データベースと、クライアントIDと、クライアントイベントIDとに基づき、新着データについて報告項目を特定し、
報告データ作成部6は、報告データにクライアントイベントIDを追加する。
このような構成によれば、産業財産権の手続きをイベントで管理しているシステムを運用するクライアントにとって、報告項目のデータとともにクライアントイベントIDが提供されるため、すぐに自社のシステムにデータを取り込むことができる。
<クライアントシステムへの報告データの入力>
上述した実施形態において手続報告システムは、クライアントシステムへ報告データを入力するように構成されていてもよい。
図2に示したように、手続報告システムは第三表示装置35および第三入力装置36を備えたログイン端末を有している。ログイン端末は、クライアントシステムへログインするための端末である。手続報告システムは、ログインデータベース55を用いてクライアントシステムに自動的にログインするログイン部10と、報告手順データベース56とを用いて自動的に報告データをクライアントシステムに入力する報告入力部11を備えている。
図14は、第三表示装置35に表示されているブラウザ画面を示している。このブラウザが起動されると、ブラウザ画面は常に第三表示装置35の画面の中の一定の座標位置に表示されるように設定されている。このため、ブラウザ中のURL(Uniform Resource Locator)を入力する欄も常に画面の中の一定の座標位置に表示される。以降の例では、中間代理人がクライアントA1001へ報告データを報告する場合を説明する。例えば中間代理人システム1が、中間代理人の事務員がクライアントA1001への自動報告ボタンを押す信号を取得した時に、以降の処理が実行される。
まずログイン部10は、ログインデータベース55を参照して、クライアントシステムへログインするためのURLを参照する。図15は、ログインデータベース55の一例を示している。クライアントIDごとに、ログインURL、アカウント、パスワード、アカウントを入力する欄の第三表示装置35における画面の位置座標、パスワードを入力する欄の第三表示装置35における画面の位置座標、ログインボタンの第三表示装置35における画面の位置座標を有している。
図16は、クライアントA1001のシステムへのログイン画面である。第三表示装置35が図16の画面に遷移したら、ログイン部10がログインデータベース55からクライアントA1001のアカウントを入力する位置座標を取得し、カーソルをアカウントの入力欄まで移動させ、アカウントを入力する。同様に、ログイン部10がログインデータベース55からクライアントA1001のパスワードを入力する位置座標を取得し、カーソルをパスワードの入力欄まで移動させ、パスワードを入力する。最後に、ログイン部10がログインデータベース55からログインボタンの位置座標を取得し、カーソルをログインボタンまで移動させ、ログインボタンをクリックさせる。これにより、ログイン端末はクライアントシステムにログインし、図17に示す画面に遷移する。
あるいはタブキーを押下したときに出力される信号を入力し、各々の入力欄をジャンプするように構成してもよい。この場合には、アカウントとパスワードのいずれか一方の入力欄の位置座標のみを取得すれば、アカウントとパスワードを入力し、ログインできる。
図17は、第三表示装置35に表示されるクライアントA1001の案件帳票画面である。中間代理人システム1は、この画面においても自動的にカーソルを動かして、報告データを自動的に入力する。
図18は、報告手順データベース56を示している。報告手順データベース56は、異なるクライアントシステムごとの、特定の案件の案件帳票を開くための入力欄の第三表示装置35の画面における位置座標と、クライアントイベントIDに対応するイベント毎に定められた案件帳票における入力欄の第三表示装置35の画面における位置座標とを記録している。
例えば新着データ:20190910-0061を報告する際、報告入力部11は、報告データのクライアントIDを読み出して報告手順データベースを参照し、カーソルをクライアントシステムのクライアント案件番号の入力欄(特定の案件の案件帳票を開くための入力欄)に移動させる。さらに報告入力部11は、報告データのクライアント案件番号:A00001USを読み出し、入力欄へ入力する。入力欄へクライアント案件番号を入力後、報告入力部11はエンターキーを押したときに出力される信号を入力し、クライアントシステムにおいてクライアント案件番号:A00001USの案件帳票を開く。
さらに報告入力部11は、報告データのクライアントイベントID:AAAFFを読み出し、報告手順データベース56を参照し、"create new event"のボタンの位置座標を読み出し、このボタンを選択する。このボタンを選択すると、イベントの一覧がポップアップされるのでその中からpublicationを選択する。ここでは、上から3つ目の選択肢がpublicationであると報告手順データベース56に記録されている。publicationが選択されると、publicationについて現地代理人書簡、特許庁書簡を追加する欄が、常に同じ位置に表示される。そこで、その位置座標が報告手順データベース56に記録されている。報告入力部11は、報告手順データベース56からその位置座標を取得し、報告データの中から現地代理人書簡の電子データおよび特許庁書簡の電子データを追加する。さらに、報告入力部11は、publication dateの入力欄の位置座標を報告手順データベース56から取得し、報告データの中の公開日を入力する。
このように報告手順データベース56は、クライアントシステムにおいてクライアント案件番号の案件帳票を開き、該当するイベントIDでイベントデータを起票して、イベントデータ中の入力欄に報告項目のデータを入力するという、イベント毎に定められた一連の工程を実行するために必要な情報が記録されたデータベースである。
このようにして、中間代理人システム1は、クライアントシステムに自動的に新着データに関する報告データを入力すると、第三表示装置35には図19に示す画面が表示される。図19は、報告データが全て入力された後に第三表示装置35に表示される画面である。報告データを全て入力した後に、中間代理人システム1は、図19に示す画面をスクリーンショットなどの機能によって保存し、この画像データを新着データと関連付けて記録してもよい。これにより、中間代理人は簡易にクライアントA1001へ新着データ20190910-0061の報告が完了したことを把握できる。
このように本実施形態においては、
手続報告システムは、クライアントシステムへログインするための第三入力装置36と第三表示装置35を備え、
手続報告システムは、
各々のクライアントシステムへログインするためのURL、アカウント、パスワードと、アカウントおよびパスワードの少なくとも一方を入力する欄の第三表示装置35の画面における位置座標と、を記録したログインデータベース55と、
異なるクライアントシステムごとの、特定の案件の案件帳票を開くための入力欄の第三表示装置35の画面における位置座標と、クライアントイベントIDに対応するイベント毎に定められた案件帳票における入力欄の第三表示装置35の画面における位置座標とを記録した報告手順データベース56と、を有し、
手続報告システムは、
クライアントIDと、ログインデータベース55に基づいて、第三表示装置35の画面上でカーソルを自動的に移動させ、自動的にURL,アカウント、パスワードを入力してクライアントシステムにログインするログイン部10と、
クライアント案件番号と、クライアントイベントIDと、報告手順データベース56と、報告データとに基づいて、第三表示装置35の画面上でカーソルを自動的に移動させ、自動的に報告項目のデータを入力する報告入力部11を備える。
このような実施形態の手続報告システムによれば、中間代理人の事務員が各々のクライアントシステムの運用に不慣れであっても、適切に産業財産権の手続を報告することができる。
なお、イベント毎に産業財産権の手続を管理するシステムに中間代理人システム1が報告データを自動的に入力する例をしたが、本発明はこれに限られない。本発明は、産業財産権の手続をイベントで管理しないシステムへも報告データを自動的に入力してもよい。この場合、図17の案件帳票画面を呼び出すまでの工程は、上述した説明と共通である。案件帳票を呼び出した後の工程について説明する。
図20は、産業財産権の手続をイベントで管理しないシステムSYS−C000へ報告データを入力するための報告手順データベース56を示している。図20に示したように、システムSYS−C000は産業財産権の手続をイベントで手続きしないので、中間代理人が用いているイベントIDが報告手順データベース56に用いられている。報告手順データベース56は、中間代理人のイベントIDと、そのイベントIDで報告する際にシステムSYS−C000へ入力する項目およびその入力欄の位置座標および操作順が記録されている。
報告入力部11は、このような報告手順データベース56と、イベントIDと、クライアント案件番号とに基づいて、第三表示装置35の画面上でカーソルを自動的に移動させ、自動的に報告項目のデータを入力することができる。
つまり前記手続報告システムは、前記クライアントシステムへログインするための第三入力装置36と第三表示装置35を備え、
前記手続報告システムは、
各々の前記クライアントシステムへログインするためのURL、アカウント、パスワードと、前記クライアントシステムへログインするための前記URL,前記アカウント,前記パスワードのそれぞれを入力する欄の前記第三表示装置35の画面における位置座標と、を記録したログインデータベース55と、
異なる前記クライアントシステムごとの、特定の案件の案件帳票を開くための入力欄の前記第三表示装置35の画面における位置座標と、前記イベントIDに対応するイベント毎に定められた前記案件帳票における入力欄の前記第三表示装置35の画面における位置座標とを記録した報告手順データベース56と、を有し、
前記手続報告システムは、
前記クライアントIDと、前記ログインデータベース55に基づいて、前記第三表示装置35の画面上でカーソルを自動的に移動させ、自動的に前記URL,前記アカウント、前記パスワードを入力して前記クライアントシステムにログインするログイン部10と、
前記クライアント案件番号と、前記イベントIDと、前記報告手順データベース56と、前記報告データとに基づいて、前記第三表示装置35の画面上で前記カーソルを自動的に移動させ、自動的に前記報告項目のデータを入力する報告入力部11を備える。
以上、本発明の実施形態について説明をしたが、本発明の技術的範囲が本実施形態の説明によって限定的に解釈されるべきではないのは言うまでもない。本実施形態は単なる一例であって、請求の範囲に記載された発明の範囲内において、様々な実施形態の変更が可能であることが当業者によって理解されるところである。本発明の技術的範囲は請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲に基づいて定められるべきである。
本出願は、2018年10月9日出願の米国仮出願(62/743,288)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明によれば、複数の互いに異なる形態で報告することを求めるクライアントに適した代理人が運営するシステムが提供される。
1 中間代理人システム(手続報告システム)
2 受領部
3 案件特定部
4 イベントID付与部
5 報告項目特定部
6 報告データ作成部
7 通信部
8 確認部
9 クライアントイベントID特定部
10 ログイン部
11 報告入力部
31 事務員表示装置
32 事務員入力装置
33 弁理士表示装置
34 弁理士入力装置
35 第三表示装置
36 第三入力装置
51 ファイルデータベース
52 案件データベース
53 クライアントシステムリスト
54 報告項目リスト
55 ログインデータベース
56 報告手順データベース

Claims (9)

  1. 産業財産権に係る手続きに関する連絡を一次報告者から取得しクライアントへ報告する中間代理人が運営する、産業財産権の手続報告システムであって、
    前記手続報告システムは、ネットワークを介して複数の相異なる前記一次報告者のシステムと複数の相異なるクライアントシステムとに接続されており、
    前記一次報告者のシステムから、少なくとも前記産業財産権の番号または前記一次報告者の案件番号と、前記連絡に関する前記一次報告者または特許庁の書簡の電子データを含む新着データを取得し、前記新着データを記録する受領部と、
    前記産業財産権の番号または前記一次報告者の案件番号と、前記産業財産権の番号または前記一次報告者の案件番号と前記中間代理人の案件番号と前記クライアントの案件番号、各々のクライアントを識別するためのクライアントIDを記録した案件データベースに基づき、前記新着データに関する前記中間代理人の案件番号、前記クライアントIDおよび前記クライアントの案件番号を特定する案件特定部と、
    前記新着データが前記産業財産権に係る一連の手続きのどの手続きかを示すイベントIDを前記新着データに関連付けるイベントID付与部と、
    異なる前記クライアントシステムごとに前記クライアントシステムにおいて前記イベントIDが生じたときに報告すべき報告項目が定義された報告項目データベースと、前記クライアントIDと前記イベントIDとに基づき、前記新着データについて前記報告項目を特定する報告項目特定部と、
    前記クライアントに報告すべき前記報告項目のデータを取得し、取得した前記データと前記クライアントの案件番号を含む報告データを作成する報告データ作成部を有する、産業財産権の手続報告システム。
  2. 前記新着データの少なくとも一部と、前記案件特定部が特定した前記中間代理人の案件番号とを表示する第一表示部と、
    前記新着データに関する前記イベントIDの入力を受け付ける第一入力部と、を有し、
    前記イベントID付与部は、前記第一入力部に入力された前記イベントIDを前記新着データに関連付ける、請求項1に記載の産業財産権の手続報告システム。
  3. 全ての前記報告項目を表示する第二表示部と、
    前記報告項目のデータの入力を受け付ける第二入力部と、を有し、
    前記報告データ作成部は、前記第二入力部から前記報告項目のデータを取得する、請求項1に記載の産業財産権の手続報告システム。
  4. 前記クライアントごとに定められた宛先を記録した宛先データベースと、前記クライアントIDに基づき、前記報告データを前記クライアントが定めた宛先に発信する通信部を有する、請求項1に記載の産業財産権の手続報告システム。
  5. 前記報告データ作成部によって作成された前記報告データの適否の入力を受け付ける確認部を有し、
    前記通信部は、前記確認部に前記報告データが適していることを示す信号が入力された後に前記報告データを送信する、請求項4に記載の産業財産権の手続報告システム。
  6. 前記イベントIDと、前記クライアントIDと、クライアントシステムリストと、イベント対応データベースを参照して、前記クライアントシステムにおける前記新着データに適したクライアントイベントIDを特定するクライアントイベントID特定部を有し、
    前記クライアントシステムリストは、前記クライアントIDと、前記クライアントIDが示す前記クライアントが運営するシステムの関係を記録したリストであり、
    前記イベント対応データベースは、前記イベントIDと、前記クライアントシステムにおける前記産業財産権に係る一連の手続きのどの手続きかを示すクライアントイベントIDとの対応関係を、異なる前記クライアントシステムごとに記録したデータベースであり、
    前記報告項目データベースは、前記クライアントイベントIDとその前記クライアントイベントIDの報告時の前記報告項目とを関連付けて記録しており、
    前記報告項目特定部は、前記報告項目データベースと、前記クライアントIDと、前記クライアントイベントIDとに基づき、前記新着データについて前記報告項目を特定し、
    前記報告データ作成部は、前記報告データに前記クライアントイベントIDを追加する、請求項1に記載の産業財産権の手続報告システム。
  7. 前記手続報告システムは、前記クライアントシステムへログインするための第三入力装置と第三表示装置を備え、
    前記手続報告システムは、
    各々の前記クライアントシステムへログインするためのURL、アカウント、パスワードと、前記アカウントおよび前記パスワードの少なくとも一方を入力する欄の前記第三表示装置の画面における位置座標と、を記録したログインデータベースと、
    異なる前記クライアントシステムごとの、特定の案件の案件帳票を開くための入力欄の前記第三表示装置の画面における位置座標と、前記クライアントイベントIDに対応するイベント毎に定められた前記案件帳票における入力欄の前記第三表示装置の画面における位置座標とを記録した報告手順データベースと、を有し、
    前記手続報告システムは、
    前記クライアントIDと、前記ログインデータベースに基づいて、前記第三表示装置の画面上でカーソルを自動的に移動させ、自動的に前記URL,前記アカウント、前記パスワードを入力して前記クライアントシステムにログインするログイン部と、
    前記クライアントの案件番号と、前記クライアントイベントIDと、前記報告手順データベースと、前記報告データとに基づいて、前記第三表示装置の画面上で前記カーソルを自動的に移動させ、自動的に前記報告項目のデータを入力する報告入力部を備える、請求項6に記載の産業財産権の手続報告システム。
  8. 前記報告入力部は、全ての前記報告項目のデータを入力した後に、前記第三表示装置に表示される画面を、前記新着データに関連付けて記録する、請求項7に記載の産業財産権の手続報告システム。
  9. 前記手続報告システムは、前記クライアントシステムへログインするための第三入力装置と第三表示装置を備え、
    前記手続報告システムは、
    各々の前記クライアントシステムへログインするためのURL、アカウント、パスワードと、前記クライアントシステムへログインするための前記URL,前記アカウント,前記パスワードのそれぞれを入力する欄の前記第三表示装置の画面における位置座標と、を記録したログインデータベースと、
    異なる前記クライアントシステムごとの、特定の案件の案件帳票を開くための入力欄の前記第三表示装置の画面における位置座標と、前記イベントIDに対応するイベント毎に定められた前記案件帳票における入力欄の前記第三表示装置の画面における位置座標とを記録した報告手順データベースと、を有し、
    前記手続報告システムは、
    前記クライアントIDと、前記ログインデータベースに基づいて、前記第三表示装置の画面上でカーソルを自動的に移動させ、自動的に前記URL,前記アカウント、前記パスワードを入力して前記クライアントシステムにログインするログイン部と、
    前記クライアントの案件番号と、前記イベントIDと、前記報告手順データベースと、前記報告データとに基づいて、前記第三表示装置の画面上で前記カーソルを自動的に移動させ、自動的に前記報告項目のデータを入力する報告入力部を備える、請求項1に記載の産業財産権の手続報告システム。
JP2020551186A 2018-10-09 2019-10-09 産業財産権の手続報告システム Pending JPWO2020075741A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201862743288P 2018-10-09 2018-10-09
US62/743,288 2018-10-09
PCT/JP2019/039766 WO2020075741A1 (ja) 2018-10-09 2019-10-09 産業財産権の手続報告システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2020075741A1 true JPWO2020075741A1 (ja) 2021-09-02

Family

ID=70163809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020551186A Pending JPWO2020075741A1 (ja) 2018-10-09 2019-10-09 産業財産権の手続報告システム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20210390646A1 (ja)
EP (1) EP3866099A4 (ja)
JP (1) JPWO2020075741A1 (ja)
KR (1) KR20210071990A (ja)
CN (1) CN112840371A (ja)
TW (1) TW202115641A (ja)
WO (1) WO2020075741A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050905A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Murata Mfg Co Ltd ワークフロー管理装置およびワークフローシステム、ワークフロー管理プログラムならびにそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
WO2007148437A1 (ja) * 2006-06-22 2007-12-27 Kabushiki Kaisha Toshiba 知的財産管理システム、知的財産管理方法およびそのプログラム
JP2008077276A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Toshiba Corp 知的財産管理システム、知的財産管理方法および知的財産管理プログラム
JP2011159113A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Hitachi Solutions Ltd Webアプリケーション自動実行装置
JP2013524347A (ja) * 2010-03-30 2013-06-17 グリーンブラム アンド バーンスタイン ピー エル シー 請求・ドケット及び文書管理用リモートポータル
JP2016170507A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、画像処理システム、情報処理プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5174297B2 (ja) * 2000-04-10 2013-04-03 富士通株式会社 手続管理システム
US20060212331A1 (en) * 2005-03-21 2006-09-21 Lundberg Steven W System and method for work flow templates in a professional services management system
JP2009163460A (ja) 2007-12-29 2009-07-23 Canon It Solutions Inc 特許出願データ管理装置、特許出願データ管理装置の制御方法、及びプログラム
EP2698753A1 (en) * 2012-08-16 2014-02-19 Corporación Medichem, S.L. Data management system for generating a report document by linking technical data to intellectual property rights data
US20180053272A1 (en) * 2015-03-28 2018-02-22 Gouri Ashok Gargate Intellectual property management system and tool

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050905A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Murata Mfg Co Ltd ワークフロー管理装置およびワークフローシステム、ワークフロー管理プログラムならびにそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
WO2007148437A1 (ja) * 2006-06-22 2007-12-27 Kabushiki Kaisha Toshiba 知的財産管理システム、知的財産管理方法およびそのプログラム
JP2008077276A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Toshiba Corp 知的財産管理システム、知的財産管理方法および知的財産管理プログラム
JP2011159113A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Hitachi Solutions Ltd Webアプリケーション自動実行装置
JP2013524347A (ja) * 2010-03-30 2013-06-17 グリーンブラム アンド バーンスタイン ピー エル シー 請求・ドケット及び文書管理用リモートポータル
JP2016170507A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、画像処理システム、情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
KR20210071990A (ko) 2021-06-16
EP3866099A1 (en) 2021-08-18
EP3866099A4 (en) 2022-04-06
US20210390646A1 (en) 2021-12-16
CN112840371A (zh) 2021-05-25
WO2020075741A1 (ja) 2020-04-16
TW202115641A (zh) 2021-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040103367A1 (en) Facsimile/machine readable document processing and form generation apparatus and method
US7953758B2 (en) Workflow management method and workflow management apparatus
US20070067370A1 (en) Information processing apparatus, information displaying apparatus, and information processing method
US20180270247A1 (en) Information Sharing Program, Information Processing Device, And Information Sharing Method
JP2001222574A (ja) 知的財産業務処理方法、システム、サーバ及び記録媒体
JP2024012586A (ja) 知財情報管理システム、及び知財情報管理システムの知財情報提供方法
JP5477971B2 (ja) フォーム入力の部分的問合せ方法、その方法に使用されるコンピュータ・プログラム、及びそのプログラムを搭載した処理装置
JP4944060B2 (ja) グループウェアサーバ装置、グループウェアサーバプログラム及びグループウェアサーバ装置の動作方法
JPH11306100A (ja) 審査支援システムに特徴を有する通信ネットワーク上の投稿閲覧システム
JPWO2020075741A1 (ja) 産業財産権の手続報告システム
JP2004280321A (ja) 文書管理システム、文書管理方法、文書管理システムのプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH11353377A (ja) 協同情報発信方法
WO2007007536A1 (ja) 電子メールシステム
JP2006221490A (ja) 情報提供システム及び情報提供プログラム
JPH11112552A (ja) 電子コミュニティ生成・活動支援方法及びシステム及び電子コミュニティ生成・活動支援プログラムを格納した記憶媒体
JP2002222236A (ja) 製品情報提供装置、製品情報の提供方法、そのためのプログラムおよび記録媒体
JP6671649B2 (ja) 情報処理装置
JP2019139628A (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP2001306766A (ja) 名刺管理・名刺交換システム
JP2019153110A (ja) 文書作成プログラム及び情報処理装置
JP7392993B2 (ja) 方法、プログラム、サーバ装置、及び端末装置
JP3512749B2 (ja) ファクシミリ自動配信システムおよびファクシミリ自動配信方法
JP4794215B2 (ja) ワークフローシステム
JP6346053B2 (ja) メッセージ管理サーバ装置
KR20090123556A (ko) 보고서 처리 방법 및 시스템과 이를 위한 기록매체

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231010