JP3512749B2 - ファクシミリ自動配信システムおよびファクシミリ自動配信方法 - Google Patents

ファクシミリ自動配信システムおよびファクシミリ自動配信方法

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JP3512749B2 JP2001070668A JP2001070668A JP3512749B2 JP 3512749 B2 JP3512749 B2 JP 3512749B2 JP 2001070668 A JP2001070668 A JP 2001070668A JP 2001070668 A JP2001070668 A JP 2001070668A JP 3512749 B2 JP3512749 B2 JP 3512749B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ上で
作成したFAX送信用のアプリケーションファイルを自
動的にFAX送信するファクシミリ自動配信システムお
よびファクシミリ自動配信方法に関する。さらには、そ
のファクシミリ自動配信システムに用いられるクライア
ント端末およびFAXサーバならにびそのファクシミリ
自動配信を実行するプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ(FAX)や電子メール
は、時間を選ばずに情報を相手先へ送信できるため、そ
の利便性は高いが、それぞれ伝送されるデータの形式は
異なる。FAXでは、原稿を光学的に読み取った情報
(イメージ)が伝送され、電子メールでは、例えばコン
ピュータ上で作成した電子情報が伝送される。このた
め、電子メールなどのようなコンピュータ上で作成され
た電子情報をそのままFAXで送信することはできな
い。
【0003】コンピュータ上で作成した電子情報をFA
Xで送信する場合は、通常は、その電子情報が格納され
ているアプリケーションファイルを一度開いてその内容
を印刷し、その印刷した紙(原稿)を宛先情報や送信者
の情報を記述した送信票とともにファクシミリ装置上に
セットし、相手先のファクシミリ装置のFAX番号をダ
イヤルする、といった手順でFAX送信が行われる。F
AX送信完了後、電子情報が印刷された紙(原稿)は破
棄される。
【0004】上記の手順で、コンピュータ上で作成した
電子情報をファクシミリで送信する場合は、受信者側だ
けでなく送信者側にもファクシミリ装置が必要となるば
かりか、電子情報をいちいち印刷してファクシミリ装置
上にセットしFAX番号を入力する必要があるため非常
に手間がかかる。また、印刷した紙も無駄になる。
【0005】そこで、コンピュータ上で作成した電子情
報を印刷することなく相手先のファクシミリ装置へ送信
できるようにしたものが提案されている。一例として、
特開平6−217069号公報には、受信側が電子メー
ルでの受信が困難な場合に、電子メールとして作成され
た電子情報を受信側のファクシミリ装置へFAX送信す
るようにした電子メール装置用ファクシミリメッセージ
変換装置が記載されている。図8にその概略構成を示
す。
【0006】図8を参照すると、この装置は、メール分
離部102、ヘッダー情報記憶部103、メッセージ本
体記憶部104、ユーザ情報格納部105、ヘッダー処
理部106、送信方法判断部107、電子メール送信部
108、フォーマット格納部109、フォーマット選択
部110、送信票作成部111、メッセージ処理部11
2、ファクシミリ送信部113、エラー通知処理部11
4から構成されている。
【0007】メール分離部102は、送信指示を受けた
電子メールをヘッダー情報とメッセージ本体とに分離
し、ヘッダー情報をヘッダー情報記憶部103およびヘ
ッダー処理部106へ出力し、メッセージ本体をメッセ
ージ本体記憶部104へ出力する。分離されたヘッダー
情報はヘッダー情報記憶部103に記憶され、分離され
たメッセージ本体はメッセージ本体記憶部104に記憶
される。ヘッダー情報およびメッセージ本体は、電子メ
ールとして作成された文字情報から特定の文字列を抽出
することによって分離することができる。
【0008】ユーザ情報格納部105には、送信者が受
信者となる各ユーザに関する所定の情報(例えば受信先
のユーザ識別のためのユーザアドレス、ユーザの会社
名、部署名、氏名、メールアドレス、FAX番号、スタ
イルファイルなど)が予め格納されている。ヘッダー処
理部106は、メール分離部102にて分離されたヘッ
ダー情報から宛先情報および発信者情報を抽出し、これ
を送信方法判断部107へ出力する。宛先情報および発
信者情報は、特定の文字列に基づいて抽出することがで
きる。
【0009】送信方法判断部107は、ヘッダー処理部
106から宛先情報および発信者情報を受け取ると、ま
ず、受け取った宛先情報がユーザ情報格納部105に格
納されているユーザアドレスのどれかと一致するかどう
かを調べ、一致した場合には、該当するユーザの各種情
報をユーザ情報格納部105から取り込む。次いで、取
り込んだ各種情報の中に相手先の電子メールのアドレス
が含まれているかどうかを調べ、相手先の電子メールの
アドレスが含まれている場合は、電子メール送信可能と
判断し、電子メールの送信要求を電子メール送信部10
8へ出力する。相手先の電子メールのアドレスが含まれ
ていない場合は、続いて、相手先のFAX番号が含まれ
ているかどうかを調べ、相手先のFAX番号が含まれて
いる場合には、FAX送信すべきであると判断し、FA
X送信要求とともにヘッダー処理部106から受け取っ
た宛先情報および発信者情報を送信票作成部111へ出
力する。相手先のFAX番号が含まれていない場合に
は、電子メール送信もFAX送信もできないと判断し、
エラー通知要求をエラー通知処理部104へ出力する。
【0010】フォーマット格納部109には、ファクシ
ミリ送信票のフォーマット形式が予め格納されており、
フォーマット選択部110は要求に応じてフォーマット
格納部109に格納されたフォーマット形式から該当す
るフォーマット形式を選択する。送信票作成部111
は、送信方法判断部107から宛先情報および発信者情
報を受け取ると、その受け取った宛先情報がユーザ情報
格納部105に格納されているユーザアドレスのどれか
と一致するかどうかを調べ、一致した場合には、該当す
るユーザの各種情報をユーザ情報格納部105から受け
取るとともに、フォーマット選択部110から該当する
フォーマット形式を受け取り、これら受け取った各種情
報およびフォーマット形式を用いてFAX送信票を作成
する。同時に、送信票作成部111は、ユーザ情報格納
部105から受け取った該当するユーザの各種情報のう
ち宛先情報に相当するFAX番号と、作成したFAX送
信票をメッセージ処理部112に出力する。
【0011】メッセージ処理部112は、メッセージ本
体記憶部104に格納されているメッセージ本体をFA
Xファイルに変換し、かつ、送信票作成部111から受
け取ったFAX送信票をそのFAXファイルに添付す
る。同時に、メッセージ処理部112は、送信票作成部
111から受け取ったFAX番号をその送信票付FAX
ファイルをファクシミリ送信部113に出力する。
【0012】ファクシミリ送信部113は、メッセージ
処理部112から送信票付FAXファイルおよびFAX
番号を受け取ると、受け取った送信票付FAXファイル
を受け取ったFAX番号宛にFAX送信する。
【0013】エラー通知処理部114は、送信方法判断
部107からエラー通知要求を受けたり、受信側のファ
クシミリ装置が受信不能の場合には、その旨を発信者宛
てに通知する。
【0014】上述の電子メール装置用ファクシミリメッ
セージ変換装置では、ユーザ情報格納部105に予め格
納されている所定の情報に基づいて、電子メール送信す
るか、FAX送信するかが判断され、FAX送信と判断
された場合には自動的にFAX送信票が作成されて電子
メールの内容がFAX送信される。
【0015】上記の他、特開2000−3320号公報
には、スキャナで読み取った画像情報を電子メールの添
付ファイルとして送受信するとともに、周知のファクシ
ミリ装置とも通信が可能なファクシミリ型電子メール装
置を利用したシステムが提案されている。このシステム
は、送信元である第1のファクシミリ型電子メール装置
と、宛先であるファクシミリ装置が電話回線を介して接
続された中継機としての第2のファクシミリ型電子メー
ル装置と、経路情報テーブルを備えたサーバとがネット
ワークを介して相互に接続されたものである。経路情報
テーブルには、中継機(第2のファクシミリ型電子メー
ル装置)のメールアドレスおよび受信能力(画像処理能
力)ならびサポートデータ形式、宛先であるファクシミ
リ装置のFAX番号などが予め登録されている。
【0016】上記のシステムでは、第1のファクシミリ
型電子メール装置から宛先であるファクシミリ装置へ送
信を行う場合は、まず、送信先を指定してFAX原稿を
読み込んだ後、サーバに接続して中継機のメールアドレ
スの問い合わせを行う。このメールアドレスの問い合わ
せは、電子メール中の所定のメッセージコマンドにより
宛先FAX番号を通知することにより行う。サーバで
は、通知された宛先FAX番号を元に経路情報テーブル
を検索し、該当する中継機のメールアドレスや受信能
力、サポートデータ形式などの情報を第1のファクシミ
リ型電子メール装置に通知する。
【0017】第1のファクシミリ型電子メール装置は、
サーバから送信に必要な情報(中継機のメールアドレス
や受信能力、サポートデータ形式など)を受け取ると、
その受け取った中継機のメールアドレスしたがって、第
2のファクシミリ型電子メール装置に対して宛先FAX
番号を含む中継転送指示コマンドを電子メールで送信す
るとともに、FAX原稿から読み取った画像情報をその
受け取った受信能力やサポートデータ形式に適する添付
ファイルとして電子メールで送信する。
【0018】第2のファクシミリ型電子メール装置は、
中継転送指示コマンドおよび添付ファイルを受け取る
と、受け取った添付ファイルの画像情報を宛先であるフ
ァクシミリ装置が処理できるデータ形式にフォーマット
変換し、さらに中継転送の指示に基づき、受信した電子
メールから宛先FAX番号を抽出してフォーマット変換
した画像情報をFAX送信する。このFAX送信の際、
第2のファクシミリ型電子メール装置は、受信した電子
メールのヘッダ情報も宛先であるファクシミリ装置が処
理できるデータ形式にフォーマット変換して送信する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の通信手法には、以下のような問題があ
る。
【0020】特開平6−217069号公報に記載のも
のは、電子メールの受信が困難な場合にFAX送信を行
うものであり、電子メールとして作成された電子情報を
FAX送信する場合には、その都度、ユーザ情報格納部
105に予め格納されている所定の情報をFAX送信と
判断されるように変更する必要があり、手間がかかる。
また、電子メール送信とFAX送信の両方を行うことも
できない。
【0021】特開2000−3320号公報に記載のも
のにおいては、相手先に必ず中継機となるファクシミリ
型電子メール装置が必要であるため、コストが高くな
る。また、ファクシミリ型電子メール装置を利用しない
システムへの適用は困難である。
【0022】本発明の目的は、上記問題を解決し、コン
ピュータ上で作成されたFAX送信用のアプリケーショ
ンファイルを簡単にFAX送信することができるファク
シミリ自動配信システムおよびファクシミリ自動配信方
法を提供することにある。また、そのようなファクシミ
リ自動配信システムに用いられるFAXサーバおよびそ
のようなファクシミリ自動配信を実行可能なプログラム
を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファクシミリ自動配信システムは、クライ
アント端末とFAXサーバとがネットワークを介して相
互通信可能に接続されたファクシミリ自動配信システム
であって、前記クライアント端末は、ユーザにより前記
FAXサーバへのアクセスを要求する旨の入力がなされ
ると、前記FAXサーバに対して、FAX送信に必要な
宛先情報および送信票画像の情報を選択的に入力可能な
FAX送信画面の提供を要求し、前記FAXサーバは、
前記クライアント端末からのFAX送信画面の提供要求
に応じて、その要求されたFAX送信画面を前記クライ
アント端末へ提供し、前記クライアント端末は、前記F
AXサーバから提供されたFAX送信画面を表示し、該
表示されたFAX送信画面上で、前記宛先情報および送
信票画像の情報が選択的に入力されてFAX送信を行う
旨の入力がなされると、これら入力された情報および発
信元であるユーザの情報が本文中に取り込まれた電子メ
ールを自動的に作成し、該電子メールに予め作成された
少なくとも1つのFAX送信用のアプリケーションファ
イルを添付して前記FAXサーバ宛てに送信し、前記F
AXサーバは、前記クライアント端末から自FAXサー
バ宛ての電子メールを受け取ると、該受け取った電子メ
ールの本文から前記宛先情報および送信票画像の情報な
らびにユーザの情報を取り出し、該取り出した情報を元
にFAX送信に必要な送信票ファイルを作成するととも
に、該送信票ファイルと前記受け取った電子メールに添
付されたアプリケーションファイルをそれぞれ所定のフ
ァイル形式に変換してFA送信ファイルを作成し、該
FA送信ファイルを前記電子メールの本文から取り出
した宛先情報によって指定されるFAX番号宛てにFA
X送信することを特徴とする。
【0024】本発明のファクシミリ自動配信方法は、ク
ライアント端末とFAXサーバとがネットワークを介し
て相互通信可能に接続されたシステムにおいて行われる
ファクシミリ自動配信方法であって、前記クライアント
端末が、ユーザにより前記FAXサーバへのアクセスを
要求する旨の入力がなされると、前記FAXサーバに対
して、FAX送信に必要な宛先情報および送信票画像の
情報を選択的に入力可能なFAX送信画面の提供を要求
する第1のステップと、前記FAXサーバが、前記クラ
イアント端末からのFAX送信画面の提供要求に応じ
て、その要求されたFAX送信画面を前記クライアント
端末へ提供する第2のステップと、前記クライアント端
末が、前記FAXサーバから提供されたFAX送信画面
を表示し、該表示されたFAX送信画面上で、前記宛先
情報および送信票画像の情報が選択的に入力されてFA
X送信を行う旨の入力がなされると、これら入力された
情報および発信元であるユーザの情報が本文中に取り込
まれた電子メールを作成し、該電子メールに予め作成さ
れた少なくとも1つのFAX送信用のアプリケーション
ファイルを添付して前記FAXサーバ宛てに送信する第
3のステップと、前記FAXサーバが、前記クライアン
ト端末から送信された自FAXサーバ宛ての電子メール
を受け取ると、該受け取った電子メールの本文から前記
宛先情報および送信票画像の情報ならびにユーザの情報
を取り出し、該取り出した情報を元にFAX送信に必要
な送信票ファイルを作成するとともに、該送信票ファイ
ルと前記受け取った電子メールに添付されたアプリケー
ションファイルをそれぞれ所定のファイル形式に変換し
てFA送信ファイルを作成し、該FA送信ファイル
を前記電子メールの本文から取り出した宛先情報によっ
て指定されるFAX番号にFAX送信する第4のステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0025】
【0026】本発明のFAXサーバは、クライアント端
末とネットワークを介して相互通信可能に接続されるF
AXサーバであって、前記クライアント端末からアクセ
ス要求を受けると、該クライアント端末に対してFAX
送信に必要な宛先情報および送信票画像の情報を選択的
に入力可能なFAX送信画面を提供するFAX送信画面
提供手段と、前記クライアント端末から、前記FAX送
信画面上で入力された前記宛先情報および送信票画像の
情報と発信元であるユーザの情報とが本文中に取り込ま
れ、少なくとも1つのFAX送信用のアプリケーション
ファイルが添付された電子メールを受け取ると、該受け
取った電子メールの本文から前記宛先情報および送信票
画像の情報ならびにユーザの情報を取り出し、該取り出
した情報を元にFAX送信に必要な送信票ファイルを作
成するとともに、該送信票ファイルと前記受け取った電
子メールに添付されたアプリケーションファイルをそれ
ぞれ所定のファイル形式に変換してFA送信ファイル
を作成し、該FA送信ファイルを前記電子メールの本
文から取り出した宛先情報によって指定されるFAX番
号宛てにFAX送信するFAX送信手段とを有すること
を特徴とする。
【0027】本発明のプログラムは、FAXサーバコン
ピュータへのアクセスを要求する旨の入力がなされる
と、前記FAXサーバコンピュータに対して、FAX送
信に必要な宛先情報および送信票画像の情報を選択的に
入力可能なFAX送信画面の提供を要求する第1の処理
と、前記FAXサーバコンピュータから提供されたFA
X送信画面を表示し、該表示されたFAX送信画面上
で、前記宛先情報および送信票画像の情報が選択的に入
力されてFAX送信を行う旨の入力がなされると、これ
ら入力された情報および発信元であるユーザの情報が本
文中に取り込まれた電子メールを作成し、該電子メール
に予め作成された少なくとも1つのFAX送信用のアプ
リケーションファイルを添付して前記FAXサーバコン
ピュータ宛てに送信する第2の処理とをクライアントコ
ンピュータに実行させ、前記クライアントコンピュータ
からのFAX送信画面の提供要求に応じて、その要求さ
れたFAX送信画面を前記クライアントコンピュータへ
提供する第3の処理と、前記クライアントコンピュータ
から送信された自FAXサーバコンピュータ宛ての電子
メールを受け取ると、該受け取った電子メールの本文か
ら前記宛先情報および送信票画像の情報ならびにユーザ
の情報を取り出し、該取り出した情報を元にFAX送信
に必要な送信票ファイルを作成するとともに、該送信票
ファイルと前記受け取った電子メールに添付されたアプ
リケーションファイルをそれぞれ所定のファイル形式に
変換してFA送信ファイルを作成し、該FA送信フ
ァイルを前記電子メールの本文から取り出した宛先情報
によって指定されるFAX番号にFAX送信する第4の
処理とを前記FAXサーバコンピュータに実行させるこ
とを特徴とする。
【0028】上記のとおりの本発明においては、FAX
送信画面上で、宛先情報および送信票画像の情報を選択
的に入力してFAX送信を行う旨の入力(例えば「FA
X送信」と表示された部分をマウスを用いて指定してク
リック)を行うと、その選択入力した情報および発信元
のユーザの情報が本文中に取り込まれた電子メールが自
動的に作成され、この作成された電子メールにFAX送
信用のアプリケーションファイルが添付されてFAXサ
ーバ宛て送信される。FAXサーバでは、そのアプリケ
ーションファイル付き電子メールを受け取ると、メール
の中身が解析されてFAX送信に必要な送信票ファイル
が作成されると同時に、その作成された送信票ファイル
と添付されていたアプリケーションファイルがそれぞれ
所定のファイル形式に変換されてFA送信ファイルが
作成される。このFA送信ファイルは、メールの中身
を解析することにより得られるFAX番号宛てにFAX
送信される。このように、本発明によれば、ユーザは、
FAX送信用のアプリケーションファイルをFAX送信
したい場合は、FAX送信画面上で必要な情報を選択入
力してFAX送信を行う旨の入力するだけで良く、わざ
わざ宛先情報(宛先名や宛先のFAX番号など)が登録
された電話帳などを調べる必要はない。
【0029】また、本発明によれば、FAX送信用のア
プリケーションファイルは、電子メールに添付されてF
AXサーバに渡され、そこからFAX送信可能な形式に
変換されて宛先のFAX端末に送信されるので、発信者
側でFAX機を備える必要がなく、また、アプリケーシ
ョンファイルを印刷する必要もない。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0031】図1は、本発明の一実施形態であるファク
シミリ自動配信システムの主要構成を示すブロック図で
ある。このシステムは、クライアント1とWWWFAX
サーバ2がネットワークを介して相互通信可能に接続さ
れている。クライアント1およびWWWFAXサーバ2
のそれぞれは通信機能を備えたコンピュータシステムで
あり、プログラムなどを蓄積する記憶装置、キーボード
やマウスなどの入力装置、CRTやLCDなどの表示装
置、外部との通信を行うモデムなどの通信装置、プリン
タなどの出力装置および入力装置からの入力を受け付け
て通信装置、出力装置、表示装置の動作を制御する制御
装置から構成されている。
【0032】クライアント1は、WWWFAXサーバ2
との間で所定の情報の要求および取得を行うWWWブラ
ウザおよびメールをやり取りするための所定の電子メー
ルソフト(ここでは、RFC2368「The mailto URL schem
e」に準拠した電子メールソフト)であるメーラ(maile
r)が予め組み込まれている。ここで、RFC2368はインタ
ーネットのプロトコルであるTCP/IPの標準をすべ
て記載したRFC(Request For Comments)の一部であ
り、インターネットのメールアドレスを指定するために
用いられる。
【0033】WWWFAXサーバ2は、WWW部2aお
よびFAX部2bを有する。WWW部2aは、WWWブ
ラウザからの要求に応じてFAX送信画面をクライアン
ト1に送信するとともに、クライアント1でのWWWブ
ラウザとメーラの間の、RFC2368により規定された「mai
lto」機能を使用したデータのやり取りを行う。FAX
部2bは、クライアント1から送信された電子メールか
らFAX送信可能なファイル(FAX送信ファイル)を
作成し、その作成したFAX送信ファイルをFAX送信
する。
【0034】このファクシミリ自動配信システムでは、
FAX送信をしたい場合は、ユーザは、まず、クライア
ント1のWWWブラウザを起動し、ユーザIDとパスワ
ードを入力してログイン要求を行う。正規のユーザであ
る場合は、WWWFAXサーバ2のWWW部2aからF
AX送信画面がWWWブラウザに渡されて、クライアン
ト1の画面にそのFAX送信画面が表示される。このF
AX送信画面には、FAX送信票(以下、送信票と記
す。)情報の一覧や宛先情報の一覧が表示されるととも
に、表題やコメントなどを入力する欄および「FAX送
信」ボタンが表示される。
【0035】FAX送信画面が表示されると、ユーザ
は、そのFAX送信画面上で、所望の送信票情報および
宛先情報を選択し、表題やコメントなどを入力した後、
「FAX送信」ボタンを押下する。「FAX送信」ボタ
ンが押下されると、メーラが起動し、「mailto」機能に
よって、FAX送信画面上で選択された送信票情報およ
び宛先情報、入力された表題やコメントが自動的に取り
込まれて電子メールの本文中の所定の位置にそれぞれ表
示される。ユーザは、このようにして作成された電子メ
ールに、予めクライアント1上で作成してあったFAX
送信したいアプリケーションファイルを添付してWWW
FAXサーバ2へ送信する。
【0036】WWWFAXサーバ2では、クライアント
1から電子メールを受信すると、FAX部2bが、受信
した電子メールの本文に書かれた内容に基づいて、送信
票を作成するとともに、作成した送信票および受信した
電子メールの添付ファイルをFAX送信可能なファイル
の形式(例えば、TIFF(Tag Image File Forma
t))にフォーマット変換し、それを自動的にFAX送
信する。
【0037】上述のように、本形態のファクシミリ自動
配信システムによれば、ユーザは、WWWブラウザ上で
送信票と宛先の選択とコメント等の入力を行い、「FA
X送信」ボタンを押下後、メールにFAX送信したいア
プリケーションファイルを添付するだけで、自動的に宛
先のファクシミリ装置へFAX送信することができる。
【0038】次に、本形態のファクシミリ自動配信シス
テムの構成および動作についてさらに詳細に説明する。
【0039】図2は、図1に示したファクシミリ自動配
信システムの詳細な構成を示すブロック図である。本例
のシステムは、クライアント1、WWWFAXサーバ
2、メールサーバ3がネットワークを介して相互通信可
能に接続されている。メールサーバ3は、周知の通信機
能を備えたコンピュータシステムである。クライアント
1およびWWWFAXサーバ2は、基本的には図1に示
したものと同様の構成のものであるが、本例では、クラ
イアント1が送信した電子メールはサーバ3に一旦格納
され、WWWFAXサーバ2が自身宛ての電子メールを
サーバ3から取り込むようになっている。
【0040】WWWFAXサーバ2は、WWW部2a、
FAX部2bおよびDB部2cからなる。WWW部2a
は、WWWブラウザへのFAX送信画面の提供、WWW
ブラウザからRFC2368に準拠したメーラへの必要なデー
タの受け渡しを行う。DB部2cは、WWWFAXサー
バ2を使用するユーザ情報を管理するためのユーザ情報
データベース21と、そのユーザのFAX送信可能な宛
先を管理するための宛先情報データベース22と、FA
X送信に使用する送信票を管理するための送信票データ
ベース23とからなる。FAX部2bは、メールボック
ス管理部24、メールデータ解析部25、FAXデータ
作成部26、通信管理部27から構成される。
【0041】メールボックス管理部24は、メールサー
バ3のメールボックスに対して定期的にポーリングを行
い、WWWFAXサーバ2宛てのメールが存在するかど
うかを確認する。メールが存在する場合は、そのメール
データをメールボックスから取り出してメールデータ解
析部25に渡す。
【0042】メールデータ解析部25は、メールボック
ス管理部24から渡されたメールデータの中身を解析
し、FAX送信に必要なデータや添付されたアプリケー
ションファイルを抽出し、これをFAXデータ作成部2
6に処理を渡す。
【0043】FAXデータ作成部26は、メールデータ
解析部25から渡されたデータを元にしてDB部2cに
問い合わせを行って必要な情報を取得し、送信票ファイ
ルを作成する。また、FAXデータ作成部26は、その
作成した送信票ファイルとアプリケーションファイルを
TIFF形式のFAX送信ファイルに変換し、これを通
信管理部27に渡す。
【0044】通信管理部27は、予め用意されているF
AX送信専用ソフトウェアを使用し、FAXデータ作成
部26から渡されたTIFF形式のFAX送信ファイル
をFAX回線4上に送出する。
【0045】次に、本例のファクシミリ自動配信システ
ムのFAX送信動作について詳細に説明する。図3は、
図2に示すファクシミリ自動配信システムのFAX送信
手順の一例を示す手順説明図である。以下、図2および
図3を参照してFAX送信手順を説明する。
【0046】FAX送信手順は、クライアント1による
FAX送信用の電子メールの作成とWWWFAXサーバ
2によるFAX送信用の電子メールのFAX送信の2つ
の処理に分けられる。
【0047】(1)FAX送信用の電子メールの作成:
まず、ユーザがクライアント1上でユーザIDとパスワ
ードを入力してログイン要求を行う。ログイン要求を受
けたWWWFAXサーバ2では、WWW部2aが、クラ
イアント1から渡されたユーザIDとパスワードに基づ
いてユーザ情報データベース21を検索し、ログイン要
求をしたユーザが正当なユーザであるかどうかを判断す
る。ユーザ情報データベース21には、ユーザに関する
情報として、例えば「ユーザID」、「パスワード」、
「名前」、「会社名」、「電話番号」、「FAX番
号」、「メールアドレス」が予め登録されており、WW
W部2aは、ログイン要求を受けた際は、クライアント
1から渡されたユーザIDとパスワードがユーザ情報デ
ータベース21に登録されているデータと一致するか否
かで正当なユーザであるかどうかを判断する。ログイン
要求をしたユーザが正当なユーザである場合は、WWW
部2aは、FAX送信画面をクライアント1のWWWブ
ラウザに提供する。ここまでの処理が、図2に示すステ
ップS1の処理である。なお、よりセキュリティを高め
るために、バイオメトリクスなどの情報を用いて正規の
ユーザかどうかを確認することもできる。
【0048】FAX送信画面がWWWブラウザへ提供さ
れると、クライアント1の画面にそのFAX送信画面が
表示される。このFAX送信画面には、送信票情報の一
覧や宛先情報の一覧が表示されるとともに、表題やコメ
ントなどを入力する欄および「FAX送信」ボタンが表
示される。ユーザは、FAX送信画面上で、送信票情報
の一覧から所望の送信票情報を選択し、次いで宛先情報
の一覧から所望の宛先情報を選択した後、表題やコメン
トなどの情報を入力する。
【0049】FAX送信のためのすべての情報の入力が
完了した後、ユーザが「FAX送信」ボタンを押下してメ
ーラを起動すると、「mailto」機能によって、先のFA
X送信画面上で選択された送信票情報および宛先情報、
入力された表題やコメントが電子メールの本文中に自動
的に取り込まれる。ここまでの処理が、図2に示すステ
ップS2の処理である。ここでは、メーラの起動はFA
X送信画面に表示された「FAX送信」ボタンを押下(マ
ウスで指定してクリック)することにより行われるが、
キーボードなどの入力装置上で特定のキー入力が行われ
ることでメーラが起動されるようにしてもよい。
【0050】ユーザは、上記のようにして作成された電
子メールに、予め作成してあったFAX送信用のアプリ
ケーションファイルを添付し、それをWWWFAXサー
バ2宛てのメール(FAX送信用の電子メール)として
メールサーバ3へ送信する。ここまでの処理が、図2に
示すステップS3の処理である。なお、FAX送信用の
アプリケーションファイルは、コンピュータ上での通常
の文章や画像の作成、編集などにより作成することがで
きる。
【0051】(2)FAX送信用の電子メールのFAX
送信:上述のステップS1〜S3の手順でメールサーバ
3に送信されたメールは、メールボックスに格納され
る。WWWFAXサーバ2は、このメールサーバ3のメ
ールボックスに格納されたFAX送信用の電子メール
(自サーバ宛てのメール)を以下のようにして取り出し
てFAX送信する。
【0052】メールボックス管理部24は、メールサー
バ3のメールボックスを定期的に監視しており、クライ
アント1からのWWWFAXサーバ2宛てのメールの存
在確認を行っている(図2のステップS4)。メールサ
ーバ3のメールボックスにWWWFAXサーバ2宛ての
メールが存在する場合は、メールボックス管理部24
は、そのメールを取り出し、それをメールデータ解析部
25に渡す(図2のステップS5)。
【0053】メールデータ解析部25は、メールボック
ス管理部24から渡されたメールからメール送信者アド
レス、タイトル、コメント、ユーザID、使用する送信
票番号、FAXの宛先ID、添付ファイルを取り出し、
それをメールデータ作成部26に渡す(図2のステップ
S6)。
【0054】メールデータ作成部26は、メールデータ
解析部25から渡された情報を元にFAX送信ファイル
を作成する。図4は、そのメールデータ作成部26によ
るFAX送信ファイル作成の手順を示すフローチャート
である。以下、この図4を参照してFAX送信ファイル
作成の手順を詳細に説明する。
【0055】メールデータ作成部26は、メール送信者
アドレス、送信票番号、FAXの宛先ID、タイトル、
コメント、ユーザID、使用する送信票番号、FAXの
宛先ID、添付ファイルをメールデータ解析部25から
受け取ると(ステップS11)、まず、ユーザIDから
ユーザ情報データベース21を検索してユーザ情報(名
前、会社名、電話番号、FAX番号など)を取得する
(ステップS12)。次いで、送信票番号から送信票デ
ータベース22を検索して使用する送信票の画像ファイ
ルと文字列合成のための座標を取得する(ステップS1
3)。次いで、FAXの宛先IDから宛先情報データベ
ース23を検索して宛先情報(名前、会社名、電話番
号、FAX番号など)を取得する(ステップS14)。こ
れらステップS12〜S14の処理がすべて終了し次
第、ステップS13の処理で選択された画像ファイル
に、ステップS12およびS14の処理で取得したデー
タ(文字列)を合成して送信票ファイルを作成する(ス
テップS15)。次いで、作成した送信票ファイルとメ
ールデータ解析部25から取得したメールの添付ファイ
ルをFAX送信できるファイル形式であるTIFFに変
換してFAX送信ファイルを作成する(ステップS1
6)。最後に、ステップS14で取得した宛先FAX番
号とステップS16で作成したFAX送信ファイルを通
信管理部27に渡す。
【0056】通信管理部27は、メールデータ作成部2
6から宛先FAX番号およびFAX送信ファイルを受け
取ると、その宛先FAX番号のファクシミリ端末に対し
て受け取ったFAX送信ファイルをFAX送信する(図
2のステップS8)。このFAX送信ファイルのFAX
送信では、予め用意されているFAX送信専用のソフト
ウェアが用いられる。
【0057】次に、上述の図2に示したファクシミリ自
動配信システムのFAX送信動作について、さらに具体
的な例を挙げて説明する。
【0058】図5は、ユーザ情報データベース21に登
録されたユーザ情報の一例である。ユーザ情報として
「ユーザID」、「パスワード」、「名前」、「会社
名」、「電話番号」、「FAX番号」、「メールアドレ
ス」が登録されるようになっており、図5の例では一例
として、「ユーザID」が「aaa」、「パスワード」
が「***」、「名前」が「###」、「会社名」が
「¥¥¥」、「電話番号」が「99−9999−TTT
T」、「FAX番号」が「99−9999−FFF
F」、「メールアドレス」が「aaa@ccc.ddd」のユーザ
情報が登録されている。
【0059】図6は、宛先情報データベース22に登録
された宛先情報の一例である。宛先情報データベース2
2には、各ユーザ毎に、複数の宛先に関する宛先情報
(「宛先ID」、「名前」、「会社名」、「電話番
号」、「FAX番号」)が登録される。図6の例では一
例として、図5に示したユーザIDが「aaa」のユー
ザに関する宛先情報として、「宛先ID」が「001」
〜「010」の10件について、それぞれ「名前」、
「会社名」、「電話番号」、「FAX番号」の情報が登
録されている。例えば「宛先ID」が「003」のとこ
ろのには、「名前」が「&&&」、「会社名」が「$$
$」、「電話番号」が「00−0000−TTTT」、
「FAX番号」が「00−0000−FFFF」の情報
が登録されている。
【0060】図7は、送信票データベース23に登録さ
れた、FAX送信に使用できる送信票の情報の一例であ
る。この例では、送信票番号「1001」〜「100
8」の8種類の送信票の情報が登録されるようになって
おり、それぞれの送信票番号毎に、画像ファイル名、送
信者名前座標、送信者住所座標の情報が登録されてい
る。ここで、画像ファイル名は、送信票スタイル画像が
格納されているファイルの名前を示し、送信者名前座標
および送信者住所座標はそれぞれ、その送信票スタイル
画像における送信者の名前および住所が表示される位置
(座標)を示す。
【0061】いま、正規のユーザであるユーザが、クラ
イアント1上で自分のユーザID「aaa」およびパス
ワード「***」を入力してログイン要求を行うと、W
WWFAXサーバ2では、WWW部2aがDB部2cの
ユーザ情報データベース21に問い合わせて、ログイン
要求をしたユーザが正規のユーザであるかどうかを確認
する。図5に示したように、ユーザ情報データベース2
1には、ユーザID「aaa」のユーザのパスワードと
して「***」が登録されているので、WWW部2aは
ログイン要求をしたユーザが正規のユーザであると判断
してFAX送信画面をクライアント1のWWWブラウザ
へ提供する。
【0062】クライアント1では、WWW部2aからF
AX送信画面がWWWブラウザへ提供されると、表示画
面にその提供されたFAX送信画面が表示される。この
FAX送信画面には、図6に示した宛先情報データベー
ス22から取得した宛先ID「001」〜「010」の
10件の宛先情報と、図7に示した送信票データベース
23から取得した送信票番号「1001」〜「100
8」の8種類の画像サンプル(送信票情報)と、タイト
ルとコメントを入力する欄、「FAX送信」ボタンがそ
れぞれ表示される。
【0063】ここで、ユーザが宛先ID「003」と使
用する送信票番号「1002」を指定して、タイトルに
「XXXXX」、コメントに「YYYYY」を記述した
後、「FAX送信」ボタンを押下する。すると、クライ
アント1上でメーラが起動し、RFC2368で規定される「M
ailto」機能により、その起動したメーラの宛先にはW
WWFAXサーバのメールアドレスである「fax@ccc.dd
d」、メールのタイトルには「XXXXX」、メールの本文に
は「Comment=YYYYY、UserID=aaa、SendID=003、FaxShee
t=1002」という記述が自動的に付与される。ユーザは、
この電子メールに、FAX送信したいアプリケーションフ
ァイル(ファイル名vvvvv.www)を添付して送信する。
このようにして作成され、送信された電子メールはメー
ルサーバ3のメールボックスに格納される。
【0064】WWWFAXサーバ2のメールボックス管
理部24は、メールサーバ3のメールボックスを定期的
に監視しており、メールボックスに「fax@ccc.ddd」宛
てのメールが格納されると、そのメールをメールボック
スから取り出してメールデータ解析部25に渡す。
【0065】メールデータ解析部25は、メールボック
ス管理部24から受け取った「fax@ccc.ddd」宛てのメ
ールからメール送信者のアドレス「aaa@ccc.ddd」、メ
ールのタイトル「XXXXX」を取得するとともに、そのメ
ールの本文「Comment=YYYYY、UserID=aaa、SendID=00
3、FaxSheet=1002」からコメント「YYYYY」、ユーザI
D「aaa」、宛先ID「003」、使用する送信票番号「10
02」を取り出し、さらに添付ファイル「vvvvv.www」を
取り出して、それらの情報をFAXデータ作成部26に
渡す。
【0066】FAXデータ作成部26は、メールデータ
解析部25から受け取った各情報に基づいて次のような
手順でFAX送信ファイルを作成する。まず、メールデ
ータ解析部25から受け取ったユーザID「aaa」で図
5に示したユーザ情報データベース21を検索し、該当
するユーザの名前「###」、会社名「\\\」、電話番号
「99-9999-TTTT」、FAX番号「99-9999-FFFF」を取得
する。次いで、メールデータ解析部25から受け取った
FAXの宛先ID「003」で図6に示した宛先情報デー
タベース22を検索し、該当するFAX宛先の名前「&&
&」、会社名「$$$」、電話番号「00-0000-TTTT」、FA
X番号「00-0000-FFFF」を取得する。次いで、メールデ
ータ解析部25から受け取った使用する送信票番号「10
02」で図7に示した送信票データベース23を検索し、
使用する送信票の画像ファイル名「1002.FILE」とその
ファイルにデータを書き込むための座標情報を取得す
る。そして、そのファイル「1002.FILE」の座標(35,5
9)に送信者の名前、座標(120,50)に送信者の住所、
…のように次々と情報を書き込んでいき、送信票ファイ
ルを作成する。このようにして送信者および受信者に関
する各情報が所定の位置(座標)に書き込まれた送信票
ファイル「1002. FILE」と添付ファイル「vvvvv.www」
とをFAX送信できるファイル形式であるTIFFに変
換し、それぞれのファイル名を「FILE0001.TIFF」「FIL
E0002.TIFF」とする。
【0067】FAXデータ作成部26は、上記のように
作成した送信ファイル「FILE0001.TIFF」「FILE0002.TI
FF」と宛先のFAX番号「99-9999-FFFF」を通信管理部
27に渡す。通信管理部27では、通信管理部で予め用
意された所定のFAX送信専用ソフトウェアを用い、宛
先のFAX番号「99-9999-FFFF」宛てにFAXデータ作
成部26から受け取った送信ファイル「FILE0001.TIF
F」「FILE0002.TIFF」をFAX送信する。
【0068】(プログラム)上述した実施形態のファク
シミリ自動配信システムにおける、アプリケーションフ
ァイルのFAX送信の一連の処理(図2のステップS1
〜S8の処理、図6のステップS11〜S17の処理)
はプログラム(ブラウザ及び電子メールソフトを含む)
の制御による。このプログラムが記録される記録媒体と
しては、磁気ディスク、半導体メモリなどがある。
【0069】このプログラムは、基本的には、FAXサ
ーバコンピュータへのアクセスを要求する旨の入力がな
されると、FAXサーバコンピュータに対して、FAX
送信に必要な宛先情報および送信票画像の情報を選択的
に入力可能なFAX送信画面の提供を要求する第1の処
理と、上記FAXサーバコンピュータから提供されたF
AX送信画面を表示し、該表示されたFAX送信画面上
で、上記宛先情報および送信票画像の情報が選択的に入
力されてFAX送信を行う旨の入力がなされると、これ
ら入力された情報および発信元であるユーザの情報が本
文中に取り込まれた電子メールを作成し、該電子メール
に予め作成された少なくとも1つのFAX送信用のアプ
リケーションファイルを添付して上記FAXサーバコン
ピュータ宛てに送信する第2の処理とをクライアントコ
ンピュータに実行させるとともに、上記クライアントコ
ンピュータからのFAX送信画面の提供要求に応じて、
その要求されたFAX送信画面を上記クライアントコン
ピュータへ提供する第3の処理と、上記クライアントコ
ンピュータから送信された自FAXサーバコンピュータ
宛ての電子メールを受け取ると、該受け取った電子メー
ルの本文から前記宛先情報および送信票画像の情報なら
びにユーザの情報を取り出し、該取り出した情報を元に
FAX送信に必要な送信票ファイルを作成するととも
に、該送信票ファイルと上記受け取った電子メールに添
付されたアプリケーションファイルをそれぞれ所定のフ
ァイル形式に変換してFA送信ファイルを作成し、該
FA送信ファイルを前記電子メールの本文から取り出
した宛先情報によって指定されるFAX番号にFAX送
信する第4の処理とを上記FAXサーバコンピュータに
実行させる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザはFAX送信画面上で必要な情報を選択入力して
FAX送信を行う旨の入力する、といった簡単な操作だ
けアプリケーションファイルを宛先のFAX端末へ送信
することができるので、操作面で従来のものより優れた
ものを提供することができる、という効果がある。
【0071】また、本発明によれば、発信者側にFAX
端末を備える必要がなく、また、アプリケーションファ
イルを印刷する必要もないので、コストの面で従来のも
のより有利なものを提供することができる、という効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるファクシミリ自動配
信システムの主要構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すファクシミリ自動配信システムの詳
細な構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すファクシミリ自動配信システムのF
AX送信手順の一例を示す手順説明図である。
【図4】図2に示すメールデータ作成部によるFAX送
信ファイル作成の手順を示すフローチャート図である。
【図5】図2に示すユーザ情報データベースに登録され
るユーザ情報の一例を示す図である。
【図6】図2に示す宛先情報データベースに登録される
宛先情報の一例を示す図である。
【図7】図2に示す送信票データベースに登録される、
FAX送信に使用できる送信票の情報の一例を示す図で
ある。
【図8】特開平6−217069号公報に記載された電
子メール装置用ファクシミリメッセージ変換装置の概略
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 クライアント 2 WWWFAXサーバ 2a WWW部 2b FAX部 2c DB部 21 ユーザ情報データベース 22 宛先情報データベース 23 送信票データベース 24 メールボックス管理部 25 メールデータ解析部 26 FAXデータ作成部 27 通信管理部

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント端末とFAXサーバとがネ
    ットワークを介して相互通信可能に接続されたファクシ
    ミリ自動配信システムであって、 前記クライアント端末は、ユーザにより前記FAXサー
    バへのアクセスを要求する旨の入力がなされると、前記
    FAXサーバに対して、FAX送信に必要な宛先情報お
    よび送信票画像の情報を選択的に入力可能なFAX送信
    画面の提供を要求し、 前記FAXサーバは、前記クライアント端末からのFA
    X送信画面の提供要求に応じて、その要求されたFAX
    送信画面を前記クライアント端末へ提供し、前記クライ
    アント端末は、前記FAXサーバから提供されたFAX
    送信画面を表示し、該表示されたFAX送信画面上で、
    前記宛先情報および送信票画像の情報が選択的に入力さ
    れてFAX送信を行う旨の入力がなされると、これら入
    力された情報および発信元であるユーザの情報が本文中
    に取り込まれた電子メールを自動的に作成し、該電子メ
    ールに予め作成された少なくとも1つのFAX送信用の
    アプリケーションファイルを添付して前記FAXサーバ
    宛てに送信し、 前記FAXサーバは、前記クライアント端末から自FA
    Xサーバ宛ての電子メールを受け取ると、該受け取った
    電子メールの本文から前記宛先情報および送信票画像の
    情報ならびにユーザの情報を取り出し、該取り出した情
    報を元にFAX送信に必要な送信票ファイルを作成する
    とともに、該送信票ファイルと前記受け取った電子メー
    ルに添付されたアプリケーションファイルをそれぞれ所
    定のファイル形式に変換してFA送信ファイルを作成
    し、該FA送信ファイルを前記電子メールの本文から
    取り出した宛先情報によって指定されるFAX番号宛て
    にFAX送信することを特徴とするファクシミリ自動配
    信システム。
  2. 【請求項2】 FAXサーバは、当該FAXサーバを使
    用するユーザの情報を管理するデータベースであって、
    各ユーザ毎に異なるユーザIDおよびパスワードが登録
    されたユーザ情報データベースを有し、 クライアント端末は、FAX送信画面の提供の要求時に
    ユーザによって入力されるユーザIDおよびパスワード
    をFAXサーバに送信し、 前記FAXサーバは、前記クライアント端末からユーザ
    IDおよびパスワードを受け取ると、該受け取ったユー
    ザIDおよびパスワードが前記ユーザ情報データベース
    に登録されているかどうかにより前記ユーザが正当なユ
    ーザであるかどうかを判断し、正当なユーザである場合
    にのみ前記クライアント端末に対してFAX送信画面を
    提供することを特徴とする請求項1に記載のファクシミ
    リ自動配信システム。
  3. 【請求項3】 FAXサーバは、ユーザ毎に複数の宛先
    IDが登録され、これら宛先ID毎にFAX送信可能な
    宛先の情報が登録された宛先情報データベースと、複数
    の送信票番号が登録され、これら送信票番号毎にFAX
    送信に使用する送信票を作成するために必要な画像情報
    が登録された送信票データベースとをさらに有し、FA
    X送信画面の提供を要求したユーザが正当なユーザであ
    る場合に、該ユーザの前記宛先情報データベースに登録
    されている全ての宛先IDとその宛先の情報および前記
    送信票データベースに登録されている全ての送信票番号
    とその画像情報がそれぞれ一覧情報として表示され、か
    つ、該一覧情報のうちから所望の情報を選択的に入力可
    能なFAX送信画面を前記クライアント端末に提供する
    ことを特徴とする請求項2に記載のファクシミリ自動配
    信システム。
  4. 【請求項4】 クライアント端末は、表示したFAX送
    信画面上で、一覧情報のうちから所望の宛先IDおよび
    送信票番号が選択入力され、ユーザIDが入力されて、
    FAX送信を行う旨の入力がなされると、これら入力さ
    れた宛先ID、送信票番号およびユーザIDを含む情報
    が本文中に取り込まれた電子メールを作成し、該電子メ
    ールにアプリケーションファイルを添付してFAXサー
    バ宛てに送信し、 前記FAXサーバは、前記クライアント端末から送信さ
    れた自FAXサーバ宛ての電子メールを受け取ると、該
    受け取った電子メールの本文から前記宛先ID、送信票
    番号およびユーザIDを取り出し、該取り出した宛先I
    D、送信票番号およびユーザIDを元に宛先情報データ
    ベース、送信票データベースおよびユーザ情報データベ
    ースをそれぞれ検索して宛先情報、送信票画像、ユーザ
    情報を得るとともに宛先のFAX番号を取得することを
    特徴とする請求項3に記載のファクシミリ自動配信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 クライアント端末から送信されたFAX
    サーバ宛ての電子メールを格納するメールボックスを備
    えるメールサーバをさらに有し、 FAXサーバは、前記メールサーバのメールボックスを
    定期的に確認し、該メールボックス中に自FAXサーバ
    宛ての電子メールが存在する場合は、その電子メールを
    前記メールサーバから受け取るように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の
    ファクシミリ自動配信システム。
  6. 【請求項6】 クライアント端末とFAXサーバとがネ
    ットワークを介して相互通信可能に接続されたシステム
    において行われるファクシミリ自動配信方法であって、 前記クライアント端末が、ユーザにより前記FAXサー
    バへのアクセスを要求する旨の入力がなされると、前記
    FAXサーバに対して、FAX送信に必要な宛先情報お
    よび送信票画像の情報を選択的に入力可能なFAX送信
    画面の提供を要求する第1のステップと、 前記FAXサーバが、前記クライアント端末からのFA
    X送信画面の提供要求に応じて、その要求されたFAX
    送信画面を前記クライアント端末へ提供する第2のステ
    ップと、 前記クライアント端末が、前記FAXサーバから提供さ
    れたFAX送信画面を表示し、 該表示されたFAX送信画面上で、前記宛先情報および
    送信票画像の情報が選択的に入力されてFAX送信を行
    う旨の入力がなされると、これら入力された情報および
    発信元であるユーザの情報が本文中に取り込まれた電子
    メールを作成し、該電子メールに予め作成された少なく
    とも1つのFAX送信用のアプリケーションファイルを
    添付して前記FAXサーバ宛てに送信する第3のステッ
    プと、 前記FAXサーバが、前記クライアント端末から送信さ
    れた自FAXサーバ宛ての電子メールを受け取ると、該
    受け取った電子メールの本文から前記宛先情報および送
    信票画像の情報ならびにユーザの情報を取り出し、該取
    り出した情報を元にFAX送信に必要な送信票ファイル
    を作成するとともに、該送信票ファイルと前記受け取っ
    た電子メールに添付されたアプリケーションファイルを
    それぞれ所定のファイル形式に変換してFA送信ファ
    イルを作成し、該FA送信ファイルを前記電子メール
    の本文から取り出した宛先情報によって指定されるFA
    X番号にFAX送信する第4のステップとを含むことを
    特徴とするファクシミリ自動配信方法。
  7. 【請求項7】 FAXサーバは、当該FAXサーバを使
    用するユーザの情報を管理するデータベースであって、
    各ユーザ毎に異なるユーザIDおよびパスワードが登録
    されたユーザ情報データベースを有し、 クライアント端末が、FAX送信画面の提供の要求時に
    ユーザによって入力されるユーザIDおよびパスワード
    をFAXサーバに送信する第5のステップと、 前記FAXサーバが、前記第5のステップにて前記クラ
    イアント端末が送信したユーザIDおよびパスワードを
    受け取ると、該受け取ったユーザIDおよびパスワード
    が前記ユーザ情報データベースに登録されているかどう
    かにより前記ユーザが正当なユーザであるかどうかを判
    断する第6のステップとをさらに含み、 第2のステップにおけるFAX送信画面の提供が前記第
    6のステップにて正当なユーザであると判断された場合
    にのみ行われることを特徴とする請求項6に記載のファ
    クシミリ自動配信方法。
  8. 【請求項8】 FAXサーバは、ユーザ毎に複数の宛先
    IDが登録され、これら宛先ID毎にFAX送信可能な
    宛先の情報が登録された宛先情報データベースと、複数
    の送信票番号が登録され、これら送信票番号毎にFAX
    送信に使用する送信票を作成するために必要な画像情報
    が登録された送信票データベースとをさらに有し、 第2のステップが、第6のステップにて正当なユーザで
    あると判断された場合に、該ユーザの前記宛先情報デー
    タベースに登録されている全ての宛先IDとその宛先の
    情報および前記送信票データベースに登録されている全
    ての送信票番号とその画像情報がそれぞれ一覧情報とし
    て表示され、かつ、該一覧情報のうちから所望の情報を
    選択的に入力可能なFAX送信画面をクライアント端末
    に提供するステップであることを特徴とする請求項7に
    記載のファクシミリ自動配信方法。
  9. 【請求項9】 第3のステップが、表示したFAX送信
    画面上で、一覧情報のうちから所望の宛先IDおよび送
    信票番号が選択入力され、ユーザIDが入力されて、F
    AX送信を行う旨の入力がなされると、これら入力され
    た宛先ID、送信票番号およびユーザIDを含む情報が
    本文中に取り込まれた電子メールを作成し、該電子メー
    ルにアプリケーションファイルを添付してFAXサーバ
    宛てに送信するステップであり、 第4のステップが、前記第3のステップで送信された自
    FAXサーバ宛ての電子メールの本文から前記宛先I
    D、送信票番号およびユーザIDを取り出し、該取り出
    した宛先ID、送信票番号およびユーザIDを元に宛先
    情報データベース、送信票データベースおよびユーザ情
    報データベースをそれぞれ検索して宛先情報、送信票画
    像、ユーザ情報を得てFAX送信に必要な送信票ファイ
    ルを作成するとともに、該送信票ファイルと前記受け取
    った電子メールに添付されたアプリケーションファイル
    をそれぞれ所定のファイル形式に変換してFA送信フ
    ァイルを作成し、該FA送信ファイルを前記取得した
    宛先情報に含まれるFAX番号宛てにFAX送信するス
    テップであることを特徴とする請求項8に記載のファク
    シミリ自動配信方法。
  10. 【請求項10】 クライアント端末とネットワークを介
    して相互通信可能に接続されるFAXサーバであって、 前記クライアント端末からアクセス要求を受けると、該
    クライアント端末に対してFAX送信に必要な宛先情報
    および送信票画像の情報を選択的に入力可能なFAX送
    信画面を提供するFAX送信画面提供手段と、 前記クライアント端末から、前記FAX送信画面上で入
    力された前記宛先情報および送信票画像の情報と発信元
    であるユーザの情報とが本文中に取り込まれ、少なくと
    も1つのFAX送信用のアプリケーションファイルが添
    付された電子メールを受け取ると、該受け取った電子メ
    ールの本文から前記宛先情報および送信票画像の情報な
    らびにユーザの情報を取り出し、該取り出した情報を元
    にFAX送信に必要な送信票ファイルを作成するととも
    に、該送信票ファイルと前記受け取った電子メールに添
    付されたアプリケーションファイルをそれぞれ所定のフ
    ァイル形式に変換してFA送信ファイルを作成し、該
    FA送信ファイルを前記電子メールの本文から取り出
    した宛先情報によって指定されるFAX番号宛てにFA
    X送信するFAX送信手段とを有することを特徴とする
    FAXサーバ。
  11. 【請求項11】 ユーザの情報を管理するデータベース
    であって、各ユーザ毎に異なるユーザIDおよびパスワ
    ードが登録されたユーザ情報データベースを有し、 FAX送信画面提供手段は、アクセス要求時にクライア
    ント端末に対して該アクセスを要求したユーザのユーザ
    IDおよびパスワードを要求し、該要求に応じて前記ク
    ライアント端末から送信されたユーザIDおよびパスワ
    ードが前記ユーザ情報データベースに登録されているか
    どうかにより前記ユーザが正当なユーザであるかどうか
    を判断し、正当なユーザである場合にのみ前記クライア
    ント端末に対してFAX送信画面を提供することを特徴
    とする請求項10に記載のFAXサーバ。
  12. 【請求項12】 ユーザ毎に複数の宛先IDが登録さ
    れ、これら宛先ID毎にFAX送信可能な宛先の情報が
    登録された宛先情報データベースと、 複数の送信票番号が登録され、これら送信票番号毎にF
    AX送信に使用する送信票を作成するために必要な画像
    情報が登録された送信票データベースとをさらに有し、 FAX送信画面提供手段は、アクセスを要求したユーザ
    が正当なユーザである場合に、 該ユーザの前記宛先情報データベースに登録されている
    全ての宛先IDとその宛先の情報および前記送信票デー
    タベースに登録されている全ての送信票番号とその画像
    情報がそれぞれ一覧情報として表示され、かつ、該一覧
    情報のうちから所望の情報を選択的に入力可能なFAX
    送信画面をクライアント端末に提供することを特徴とす
    る請求項11に記載のFAXサーバ。
  13. 【請求項13】 FAX送信手段は、クライアント端末
    から、FAX送信画面上で入力された宛先ID、送信票
    番号およびユーザIDが本文中に取り込まれ、少なくと
    も1つのFAX送信用のアプリケーションファイルが添
    付された電子メールを受け取ると、該受け取った電子メ
    ールの本文から前記宛先ID、送信票番号およびユーザ
    IDを取り出し、 該取り出した宛先ID、送信票番号およびユーザIDを
    元に宛先情報データベース、送信票データベースおよび
    ユーザ情報データベースをそれぞれ検索して宛先情報、
    送信票画像、ユーザ情報を得るとともに宛先のFAX番
    号を取得することを特徴とする請求項12に記載のFA
    Xサーバ。
  14. 【請求項14】 FAX送信手段は、クライアント端末
    から送信された電子メールを格納するメールボックスを
    備えるメールサーバの、前記メールボックスを監視し、
    該メールボックス中に自FAXサーバ宛ての電子メール
    が存在する場合は、その電子メールを前記メールサーバ
    から受け取るように構成されていることを特徴とする請
    求項10から13のいずれか1項に記載のFAXサー
    バ。
  15. 【請求項15】 FAXサーバコンピュータへのアクセ
    スを要求する旨の入力がなされると、前記FAXサーバ
    コンピュータに対して、FAX送信に必要な宛先情報お
    よび送信票画像の情報を選択的に入力可能なFAX送信
    画面の提供を要求する第1の処理と、 前記FAXサーバコンピュータから提供されたFAX送
    信画面を表示し、該表示されたFAX送信画面上で、前
    記宛先情報および送信票画像の情報が選択的に入力され
    てFAX送信を行う旨の入力がなされると、これら入力
    された情報および発信元であるユーザの情報が本文中に
    取り込まれた電子メールを作成し、該電子メールに予め
    作成された少なくとも1つのFAX送信用のアプリケー
    ションファイルを添付して前記FAXサーバコンピュー
    タ宛てに送信する第2の処理とをクライアントコンピュ
    ータに実行させ、 前記クライアントコンピュータからのFAX送信画面の
    提供要求に応じて、その要求されたFAX送信画面を前
    記クライアントコンピュータへ提供する第3の処理と、 前記クライアントコンピュータから送信された自FAX
    サーバコンピュータ宛ての電子メールを受け取ると、該
    受け取った電子メールの本文から前記宛先情報および送
    信票画像の情報ならびにユーザの情報を取り出し、該取
    り出した情報を元にFAX送信に必要な送信票ファイル
    を作成するとともに、該送信票ファイルと前記受け取っ
    た電子メールに添付されたアプリケーションファイルを
    それぞれ所定のファイル形式に変換してFA送信ファ
    イルを作成し、該FA送信ファイルを前記電子メール
    の本文から取り出した宛先情報によって指定されるFA
    X番号にFAX送信する第4の処理とを前記FAXサー
    バコンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
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