JP2008250519A - 商談支援システム及び商談支援サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客に提示する見積書を作成する際の、商品構成を迅速且つ確実に作成する。
【解決手段】商品等を選択した結果を選択リストとして保持する。選択リストに商品等を追加する際には、既に選択済みの商品等であるか、当該顧客に販売してはいけない商品等なのかを予めチェックした後、追加するようにシステムを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品の商談から販売、運用そして廃棄等に至るまでを管理する、機器管理システムに適用して好適な技術に関する。
最近、いわゆるOA機器の販売は、単品の販売よりも、様々な周辺機器等を組み合わせて、ネットワークを利用したシステムを構築して販売する形態が増えている。いわゆる「ソリューション事業」と呼ばれる販売形態である。
しかし、こういったネットワークシステムの構築は、高度に専門的な知識や技術が要求され、それまで単品のOA機器を販売してきた営業担当者がそれら知識を得ることは容易ではない。
このため、システムの構築には、専門の知識や技術を持つ同一企業グループ内のサービス会社の担当者や、会社内の専門部署の担当者等と連携して、見積書を作成する、という業態が時折行われていた。
なお、本発明の先行技術文献として、特許文献1を示す。
特開2003−99640号公報
前述した、見積書を作成する連携作業は、営業担当者が自己の会社内人脈を利用したものであり、システム的な観点で見ると非効率的である。
見積書作成に時間が掛かると、折角の商機を逸してしまうことにも繋がりかねない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、営業部門における見積書作成業務を迅速且つ確実に実現する、商談支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、選択リストに商品コードまたは役務コードを記録する際、追加候補リストを作成した後、禁則条件テーブルを検索して禁則リストを作り、機器管理テーブルから稼働中商品リストを作り、禁則リストで検索して、禁則の組み合わせを除外する処理を含めた、商談支援システムである。
顧客が過去に購入した商品のうち、現在稼動中の物についてリストアップする。一方、組み合わせてはいけない商品或は役務の組を禁則条件テーブルに格納しておく。商品等を追加する際には、その商品が禁則条件に抵触しないか否かを一つずつ検証し、禁則条件に抵触する商品等は、選択ができないように構成する。
本発明により、営業部門における見積書作成業務を迅速且つ確実に実現する、商談支援システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図14を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の例である、機器管理システムの全体を示す概略図である。
本実施形態の機器管理システム101は、幾つかのwebサーバ102及び103と、データベースサーバ(以下「DBサーバ」)104と、これらにアクセスする多くのクライアントPC105、106及び107よりなる。また、クライアントPCに類する端末として、ハンディターミナル108もある。
社内LAN109は周知のプライベートIPアドレスを主体とするTCP/IPネットワークを構成し、グループ会社をも網羅するものである。
クライアントPC105は典型的なパソコンであり、webサーバ102にアクセスするための、図示しないwebブラウザを稼動させている。
webサーバ102はそれらグループ会社毎、或は担当業務毎に分離され、分散されている。
webブラウザは周知のネットワーククライアントプログラムであり、html文書を解釈し、システムのユーザインターフェースを提供する。
クライアントPC105はwebサーバ102にアクセスする。
webサーバ102はDBサーバ104にアクセスする。
つまり、webサーバ102はクライアントPC105に対してDBサーバ104にアクセスする際のユーザインターフェースを提供する。
webサーバ102及び103とDBサーバ104は、負荷分散や安全確保等を目的として、また安全確保のための二重化等の構築を容易にするため、それぞれ分散されている。
勿論、システムの規模が小さい場合には、これらを一体化することもできる。
図2はwebサーバ102等とDBサーバ104の詳細を示す機能ブロック図である。
webサーバ102はwebサーバプログラム202と、多くのcgi(Common Gateway Interface:webサーバがwebブラウザの要求に応じて、プログラムを起動するための仕組み。)を内包する。
各々のcgiは、社内LAN109にアクセス可能な従業員を認証するための従業員認証cgi203を始め、各種ユーザインターフェースを作成するhtml文書を作成するcgiが存在する。
DBサーバ104は機器管理システム101の中心的な役割を担う、各種データを格納するテーブルを多数抱える。図2ではその一部を示している。
DBサーバ104は周知のSQL(リレーショナルデータベースの操作に特化された言語。)サーバを構成する。
図3はDBサーバ104に含まれているテーブル群のフィールド名を一部抜粋した概略図である。
従業員テーブル302は、従業員を一意に識別する、従業員IDを中心とするテーブルである。フィールドには、「従業員ID」の他に、従業員の「氏名」と「所属」を示すフィールド等が存在する。また、図示はしないがパスワードのハッシュ値等も含まれ、従業員のログイン認証等に用いられる。
顧客企業テーブル303は、顧客企業を一意に識別する、顧客IDを中心とするテーブルである。フィールドには、「顧客ID」の他に、「顧客企業名」を示すフィールド等が存在する。クライアントPC105の表示画面上に所望の顧客企業名を表示させる場合は、このテーブルから「顧客企業名」フィールドの値を取得する。
顧客担当者テーブル304は、顧客担当者を一意に識別する、担当者IDを中心とするテーブルである。「担当者ID」の他に、顧客担当者の「担当者名」と、顧客企業を識別するための「顧客ID」フィールドが存在する。
顧客設置先テーブル305は、顧客に販売した機器を設置する際の設置場所(設置先)を一意に識別する、設置先IDを中心とするテーブルである。「設置先ID」の他に、「設置場所」と「顧客ID」フィールドが存在する。
商談テーブル306は、商談を一意に識別する、商談IDを中心とするテーブルである。営業担当者が顧客と商談を始めた際に、新規なレコードを起こす。フィールドは、
・「商談ID」の他に、
・商談の詳細内容の一つとして、商談を開始した日付を示す「商談日付」フィールドや、
・商談の進行状況、またその成果(仮契約、契約成立、契約失敗等)を示す「商談ステータス」フィールド、そして
・顧客企業テーブルの「顧客ID」、
・顧客担当者テーブルの「担当者ID」、
・従業員テーブルの「従業員ID」
が存在する。
契約テーブル307は、契約を一意に識別する、契約IDを中心とするテーブルである。一契約につき、一つの新規なレコードを起こす。フィールドは、
・「契約ID」の他に、
・契約の種別を示す「契約種別ID」や、
・契約の詳細内容の一つとして、契約を作成した日付を示す「契約日付」フィールド、
・契約の進行状況、またその成果(仮契約、契約成立、契約失敗等)を示す「契約ステータス」フィールド、
・正式に発行された契約書の発行回数を格納する「発行回数ステータス」
が存在する。
商談契約テーブル308は、商談と契約との一対多の関係を記述する、「商談ID」と「契約ID」の組よりなるテーブルである。つまり、一つの商談について、複数の契約が発生し得る。このテーブルの存在により、契約IDから商談ID、またその逆の参照が可能になっている。
禁則条件テーブル309は、営業担当者が商談を進める際に作成する見積もりにおいて、一緒に販売してはいけない商品や役務の組み合わせを記述するテーブルである。後述する商品基本情報テーブル312の「商品コード」或は役務基本情報テーブルの「役務コード」同士の組み合わせが列挙される。
締め日条件テーブル310は、コピー機等のカウンタを確認する作業の締め日に関する契約条件を記述するテーブルである。フィールドは、
・その機器がどの契約に属するかを示す「契約ID」と、
・機器を特定する「商品コード」と
・機器のシリアルナンバー(以下「機番」と呼ぶ。詳細は後述する。)の他に、
・契約の詳細内容の一つとして、締め日の条件を示す「締め日条件」フィールドと、
・「締め日条件」の優先順位を示す「優先順位」フィールド
が存在する。
契約種別テーブル311は、契約の種別を列挙するテーブルである。フィールドは、「契約種別ID」と「契約種別名」が存在する。
商品基本情報テーブル312は、商品を一意に識別する、商品コードを中心とするテーブルである。各々の商品を識別するための「商品コード」の他に、「商品名」「商品詳細情報」フィールド等が存在する。
役務基本情報テーブル313は、役務を一意に識別する、役務コードを中心とするテーブルである。各々の役務を識別するための「役務コード」の他に、「役務名」「役務詳細情報」フィールド等が存在する。
商品等構成テーブル315は、商品または役務と商品との一対多の関係を記述する、「商品コード」または「役務コード」と、「商品コード」または「役務コード」の組よりなるテーブルである。
例えば、コピー機本体には、ソーター、自動両面原稿送り装置、ステープラ等のハードウェアオプション品、またファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能を実現するソフトウェアオプション品等が存在する。更に、当該コピー機に適用可能な保守サービスも存在する。このように、商品の中にはオプションとなる商品又は役務を含むものもある。
また、例えば「安心パック」という名称で、パソコンのメンテナンスサービスとウイルス防御ソフトウェア商品の提供を含む役務が考えられる。このように、役務の中には商品を含むものもある。
以上のような、商品または役務のシステム的構成を記述するために、このようなテーブルを設けている。
契約商品等テーブル314は、契約と商品或は役務との一対多の関係を記述する、「契約ID」と「商品コード」或は「役務コード」の組よりなるテーブルである。つまり、一つの契約について、複数の商品或は役務が発生し得る。また、このテーブルには「機番」と「設置先ID」等のフィールドが存在する。
機器管理テーブル316は本実施形態において中核的な役割を担うテーブルである。
一つの機器(商品)について、「商品コード」と「機番」にて一意に識別し、その機器の顧客に対する納入から、機器の廃棄或はリサイクルまで、「機器の一生」を日付とステータス情報にて逐一記録し、管理するテーブルである。フィールドは、
・「商品コード」と
・「機番」の他に、
・この機器が属する契約を示す、契約テーブル307の「契約ID」、
・この機器が設置されている場所を示す、顧客設置先テーブル305の「設置先ID」、
・この機器の状態を示す「機器稼動ステータス」と
・「機器物流ステータス」、そして
・それらステータス情報を記録した「日付」
が存在する。
カウンタ確認ログテーブル317は、主にコピー機に内蔵されている、使用の度にインクリメントされる「カウンタ」の数値を記録するテーブルである。コピー機は使用回数、つまりコピー出力によって消費される用紙の枚数に応じて、使用量が課金される仕組みになっている。そこで、毎月決まった締め日に、コピー機に内蔵されているカウンタの値を確認し、カウンタ確認ログテーブル317に記録する。フィールドは、
・「商品コード」と
・「機番」の他に、
・この機器が属する契約を示す、契約テーブル307の「契約ID」、
・「カウンタ値」と
・カウンタ値を取得した状態を示す「カウンタステータス」
が存在する。
契約書テンプレートテーブル318は、契約書に必要な雛形のパーツを識別するパーツコードと、テンプレートを識別するテンプレートコードを記録するテーブルである。パーツコードとテンプレートコードに対応する契約書の雛形がテンプレートファイルとして契約書テンプレートテーブル318に記録される。
契約書は、以下に記載する5つのパーツが組み合わされて作成される。ただし、ある契約書では必要とされるが、別の契約書では必要とされないパーツも存在する。これら5つのパーツを「基本パターン」とも称する。
・「表紙」…甲乙などの契約関係を表現するパーツ。
・「基本条項」…販売にあたって必要な「基本条項」を表現するパーツ。
・「サービス条項」…モノ(例えば、コピー機、PC)ではなく、保守サービスなどの付加価値に対する「基本条項」を表現するパーツ。
・「契約料金」…見積時の料金を表現するパーツ。
・「保守対象明細」…保守サービスを契約する場合は、そのサービスは何に対して行うのかを表現するパーツ。
[商談支援]
営業担当者が顧客に商品を売る際、複数の商品や役務を組み合わせて販売することが多くある。
例えば、企業の情報システムの場合は、サーバ、ネットワーク機器、クライアントPC105、それらのためのソフトウェア等をセットにして販売する他、それらのメンテナンスの役務も含め、セット販売することが考えられる。
役務の内容によっては、既にソフトウェア等の商品が含まれている場合もある。
つまり、商品構成によっては商品が重複してしまったりすることが考えられる。
また、多くの商品等を購入して貰っている上得意先の場合、既に購入済みの商品等と重複したり、組み合わせてはいけないものを選ばないようにしなければならない。
このため、機器管理テーブル316から顧客の過去の購入情報を読み込み、それらと組み合わせてはいけない商品等を禁則条件テーブル309から読み出し、見積もりデータから除外する。
[契約書作成支援]
見積書を作成して顧客に提示したら、顧客はその内容に対し、導入するか否かを判断し、営業担当に回答する。
見積書にて作成した商品構成に応じて、選択可能な契約の組み合わせがメニューとして提示される。
顧客が所望の契約内容を選択したら、契約テーブル307に契約書を作成するに必要な情報、特に各種条件を示すフラグ情報群を記録し、契約書の雛形を選択的に読み出し、契約書を自動作成する。
また、このときに作成される契約書の条件情報は、販売する機器によっては締め日条件テーブル310にその条件を書き出し、カウンタ確認ログテーブル317を用いたカウンタ確認督促処理に使用される。
[機器管理]
商談が成立し、いよいよ顧客に商品を出荷する段になったら、営業担当は商談成立をwebサーバ102を通じて入力する。
すると、商談テーブル306のステータスが変更され、これに呼応して商品を発注するための商品発注依頼データが、契約テーブル307及び契約商品等テーブル314から作成され、配送会社が管理する伝票管理サーバに送信される。
伝票管理サーバは商品発注依頼データを受信すると、伝票テーブルに新規に伝票番号を起こし、受信した商品コードを記録する。そして、在庫テーブルに格納されている商品の機番を読み出し、伝票テーブルに記録する。こうして商品コードと機番の関係付けが行われる。なお、これ以降、二つ以上のテーブルの共通するフィールドについて関係付けることを「紐付け」と呼ぶ。
次に、伝票管理サーバは機番をDBサーバ104の契約商品等テーブル314に記録する。そして、機器管理テーブル316に新規にレコードを追加し、ステータス情報を記録する。こうして、「当該商品を設置先に出荷した」情報が、機器管理テーブル316に記録され、機器の管理が始まる。
これ以後は、役務等の作業が発生する度に、ハンディターミナル等を用いて商品コードと機番を入力することで機器が特定され、日付とステータス情報が追記録される。このような「機器の状態の記録」が、機器の廃棄或はリサイクルによる消滅まで行われる。
[カウンタ確認]
毎月の締め日の前にはコピー機のカウンタの値を確認しなければならない。
ところが、顧客によっては締め日までにカウンタ値を確認できない場合もある。
そのようなときには、予め契約書を作成する際に作成していた、締め日条件テーブル310に記録されている「アクション条件」を参照する。
締め日から何日経ったらどのようなカウンタ確認作業をするのか、そしてその作業は既に完遂したのか否かを確認し、適切な指示を担当者に提示する。
[買い替え阻止]
顧客に対する他社の売り込みにより、販売した機器がリプレースされてしまうと、顧客を失うこととなる。これを予防するために、対象契約におけるリース契約解除の際に、リース会社に対して契約解除の手数料の問い合わせが発生した事実を、リース会社担当者がシステムに入力する。
入力のアクションにより、契約テーブル307から営業担当者が特定され、当該営業担当者がクライアントPC105にて情報システムにアクセスすると、ワーニングメッセージとしてその情報を表示する。
所定の営業活動を行った後に、そのワーニングメッセージは消去される。
以上の概略説明にてわかるように、本実施形態の機器管理システム101は、商談から契約、商品の納入、商品の運用、買い替えの予防、そして廃棄に至る迄の、「商品の一生」を営業的側面から管理すると共に、営業活動等を支援する総合的なシステムである。
[商談支援の詳細]
図4は、本実施形態の機器管理システム101のうち、商談支援機能に注目した部分の機能を説明する、ブロック図である。
販売会社に勤務する営業担当者401は、クライアントPC404を操作して実行するwebブラウザを通じて、販売会社に設置されている販売管理webサーバ407にアクセスする。
サービス会社に勤務するカスタマエンジニア402及びサービス担当者403も、各々クライアントPC405及び406を操作して実行するwebブラウザを通じて、販売会社に設置されている販売管理webサーバ407にアクセスする。
営業担当者401は、ネットワークシステムに関する専門的知識をカスタマエンジニア402から得る形で、共同作業にて商品等の見積書を作成する。
営業担当者401は、本機能を利用する際に、予めメッセンジャー或は電子メ−ル等で、該当部門或は会社へ連絡し、共同作業への参加を依頼する。
図4のカスタマエンジニア402及びサービス担当者403は、この、営業担当者401による参加依頼に応じて集まったスタッフである。
販売管理webサーバ407は、クライアントPC404、405及び406から来るアクセス要求(HTTPリクエストメッセージ)に呼応して、商談作成支援のアプリケーションソフトウェアを実行する。
このアプリケーションソフトウェアは、webサーバプログラム408を通じて実行される、主画面cgi409、オプション品小ウィンドウcgi410、商品等小ウィンドウcgi411の、三つのcgiよりなる。
これらcgiは、商談について作成される契約の基となる、商品等の見積書を作成するためのものである。三つのcgiは、見積書に列挙記載する商品等を一時的に記憶するための選択リスト412を読み書きする。
選択リスト412は、XML等で構成されるテキストファイルで、商談ID、契約ID、商品コード、役務コード、及びそれら商品等の個数等が記入される。
また、三つのcgiは、DBサーバ104の必要なテーブルにアクセスする。
最終的に作成を完了した選択リスト412の内容は、商品コード等が契約商品等テーブル314に記入され、契約テーブル307の該当レコードのステータスのフィールドには、未契約であることを示す「商談中」等のステータス情報が記録される。
図5は、図4の三つのcgiと、DBサーバ104の主要なテーブルとの関係を詳細に示すブロック図である。
主画面cgi409は、フレームcgi502、明細表示cgi503及びチャットcgi504の、三つのcgiにより構成される。これら三つのcgiは、図12に示す主画面1202を構成する。
フレームcgi502は、一つのwebブラウザのウィンドウ内に二つ以上のhtml文書を表示するための「枠組み」の機能を提供する。具体的には、「frameset」というhtmlのタグを用いて、明細表示cgi503とチャットcgi504のURLを記入する。
フレームcgi502が生成するhtml文書には「refresh」タグが埋め込まれており、webブラウザがこのタグを解釈すると、「refresh」タグに記述されている秒数に従って、フレームcgi502をアクセスするようになる。つまり、「refresh」タグに設定された時間が経過すると、自動的にリロードを行う。
明細表示cgi503は、図12の主画面1202内に表示される、明細表示ウィンドウ1203を構成する。選択リスト412から商品コード等と個数を読み取り、商品基本情報テーブル312或は役務基本情報テーブル313から価格を読み取り、商品等の明細を表示する画面を作成する。
チャットcgi504は、この商談支援機能を利用する従業者同士が、リアルタイムのテキストベースの会話(チャット)を実行するためのcgiである。このチャット機能は、会話が進む毎にフレームcgi502のリロードを伴い、明細表示cgi503の表示内容をできるだけ最新のものに保つべく動作する。また、チャットの内容をログ記録しておくと、後からログを参照することで、意思の疎通の誤りを防ぐ等の効果も期待できる。
フレームcgi502は幾つかのcgiからPOSTメソッドによって送られるデータを受信し、明細表示cgi503やチャットcgi504にそれらデータを渡す。
クライアントから受け取ったデータが、チャットの会話内容を示すテキストデータであれば、チャットcgi504に送り、チャットウィンドウ1204の内容が更新される。
クライアントから受け取ったデータが、商品等のデータであれば、明細表示cgi503に送り、明細表示ウィンドウの内容が更新される。またその際、選択リスト412の更新を伴うこともある。
オプション品小ウィンドウcgi410は、表示中の明細表示ウィンドウ1203の、商品等の名称に埋め込まれているリンク1207をマウス等のポインティングデバイスにてクリックすることで実行される。リンクとは、「<a href="....">」と記述されるhtmlタグにより構成されるものであり、「Aタグ」と呼ばれる。
オプション品リスト作成部505は、クライアントから送信されるGETメソッドのURL文字列から得られる商品コード等をキーにして、商品等構成テーブル315を検索し、指定された商品等における、所望のオプション品の一覧を作成する。
オプション品の一覧リストは、禁則判定部507に送られる。禁則判定部507は、機器管理テーブル316と禁則条件テーブル309と選択リスト412を読み込み、受信したオプション品の一覧リストを加工して、小ウィンドウhtml文書作成部506に渡す。
小ウィンドウhtml文書作成部506は、禁則判定部507から得られたオプション品の一覧リストを基に、小ウィンドウを生成するhtml文書を作成し、クライアントへ送信する。
商品等小ウィンドウcgi411は、表示中の主画面1202中、「追加」ボタン1206をクリックすることで実行される。
商品等リスト作成部509は、クライアントから送信されるGETメソッドのURL文字列から得られる商品等のカテゴリをキーにして、商品基本情報テーブル312或は役務基本情報テーブル313を検索し、指定された商品等のカテゴリにおける、所望の商品或は役務の一覧を作成する。
商品或は役務の一覧リストは、禁則判定部507に送られる。禁則判定部507は、機器管理テーブル316と禁則条件テーブル309と選択リスト412を読み込み、受信した商品或は役務の一覧リストを加工して、小ウィンドウhtml文書作成部508に渡す。
小ウィンドウhtml文書作成部508は、禁則判定部507から得られた商品或は役務の一覧リストを基に、小ウィンドウを生成するhtml文書を作成し、クライアントへ送信する。
なお、小ウィンドウhtml文書作成部506及び508は、機能は殆ど同じではあるものの、webブラウザに表示する内容が若干異なるので、別々に設けている。勿論、これら二つの機能を一体化させることもできる。
禁則判定部507は、オプション品小ウィンドウcgi410及び商品等小ウィンドウcgi411が小ウィンドウを表示する際に、表示される商品等の一覧において、選択してはいけない商品又は役務を見つける、判定処理を行うものである。
オプション品小ウィンドウcgi410においては、オプション品リスト作成部505から得られるオプション品の一覧リストに対し、
・選択リスト412にて既に選択されているオプション品があるか否か、そして
・顧客が現有する稼働中の機器と組み合わせてはいけないものがあるか否か
を検証する。
商品等小ウィンドウcgi411においては、商品等リスト作成部509から得られる商品または役務の一覧リストに対し、
・選択リスト412にて既に選択されている商品または役務があるか否か、そして
・顧客が現有する稼働中の機器と組み合わせてはいけないものがあるか否か
を検証する。
「顧客が現有する稼働中の機器」は、以下の手順にて取得する。
先ず、商談テーブル306を顧客IDにて絞り込み、対象とする顧客の全ての商談IDのリストを得る。
次に、得られた商談IDのリストで商談契約テーブル307を検索し、対象とする顧客の全ての契約IDのリストを得る。
この、得られた契約IDのリストで契約商品等テーブル314を検索し、対象とする顧客の全ての商品コード及び機番のリストを得る。
そして、得られた商品コード及び機番のリストで機器管理テーブル316を検索し、対象とする顧客の全ての商品コード及び機番のリストから、現在稼働中のものだけを絞り込む。
なお、オプション品小ウィンドウcgi410と商品等小ウィンドウcgi411は、排他的に動作することが望ましい。
各々のcgiによる、小ウィンドウの表示状態を示すフラグを、アクセスする従業者の従業者IDと共に一時ファイルに記憶しておく。
そして、各々のcgiは起動の前にこれを参照するようにする。
これと共に、明細表示cgi503もこの一時ファイルの中身をチェックし、小ウィンドウが表示されているときは、「追加」ボタン1206及びリンクが現れず、小ウィンドウの表示ができないように構成すると良い。
図6は、オプション品小ウィンドウcgi410の動作について、クライアントとサーバの両者の動作から説明するフロー図である。
クライアントPCに表示されている主画面1202上のうち、明細表示ウィンドウ1203に表示されている商品明細の、商品名に埋め込まれているリンクをクリックすると、アクセス要求(HTTPリクエストメッセージ)が販売管理webサーバ407のオプション品小ウィンドウcgi410に向けて送信される(S601)。
オプション品小ウィンドウcgi410は、このアクセス要求に呼応して、webサーバプログラム408によって起動される。オプション品小ウィンドウcgi410は、オプション品のリストを作成した後(S602)、小ウィンドウhtml文書を作成して、これを送信する(S603)。
クライアントPC上のwebブラウザ1201は、販売管理webサーバ407から小ウィンドウhtml文書を受信すると、オプション選択小ウィンドウ1205を表示する(S604)。
従業員はオプション選択小ウィンドウ1205に表示されているオプション品から、必要なオプション品を選択する。選択したい商品のチェックボックス1208をクリックして、「選択」ボタン1209を押す(S605)。この動作に呼応して、webブラウザ1201は、選択されたオプション品の商品コードを、既に選択している商品コードと共に、販売管理webサーバ407のフレームcgi502に送信する。
フレームcgi502は、受信した商品コードのリストを明細表示cgi503に渡す。
明細表示cgi503は、受け取った商品コードのリストのうち、追加されるオプション品以外の商品コードについて、選択リスト412と照合する。合致していれば、追加されるオプション品の商品コードを選択リスト412に追加する(S606)。なお、合致していない場合は、選択リスト412の更新を行わず、図13の確認画面を表示する。この処理の詳細は後述する。
明細表示cgi503は、更新された選択リスト412を用いて、商品構成html文書を作成して、送信する(S607)。商品構成html文書は、webブラウザ1201の主画面1202の明細表示ウィンドウ1203に表示される(S608)。
図7は、商品等小ウィンドウcgi411の動作について、クライアントとサーバの両者の動作から説明するフロー図である。
クライアントPCに表示されている主画面1202上のうち、明細表示ウィンドウ1203に表示されている「追加」ボタン1206をクリックすると、アクセス要求(HTTPリクエストメッセージ)が販売管理webサーバ407の商品等小ウィンドウcgi411に向けて送信される(S701)。
商品等小ウィンドウcgi411は、このアクセス要求に呼応して、webサーバプログラム408によって起動される(S702)。商品等小ウィンドウcgi411は、商品等のカテゴリを選択するための小ウィンドウhtml文書を作成し、これを送信する(S703)。
クライアントPCのwebブラウザ1201は、小ウィンドウhtml文書を受信すると、小ウィンドウを表示する(S704)。
従業員は小ウィンドウに表示されている商品等カテゴリの一覧から、欲しい商品等カテゴリを選択する。図14(a)のプルダウンボタン1402をクリックして、プルダウンメニューを表示した後、欲しい商品等カテゴリをクリックする。商品等カテゴリをクリックすると、プルダウンメニューは元の欄に収納されると共に、選択された商品等カテゴリが商品等リスト作成部509に送信される(S705)。
商品等リスト作成部509は、受信した商品等カテゴリに従って、商品等のリストを作成し(S706)、これを含む小ウィンドウhtml文書を送信する(S707)。
クライアントPCのwebブラウザ1201は、小ウィンドウhtml文書を受信すると、商品等リストを含む小ウィンドウを表示する(S708)。
従業員は小ウィンドウに表示されている商品等リストの一覧から、欲しい商品等をチェックボックス1403にて選択し、「選択」ボタン1404をクリックする。すると、選択された商品等の商品コード或は役務コードが、既に選択されている商品コードと共に、フレームcgi502に送信される(S709)。
フレームcgi502は、受信した商品コードのリストを明細表示cgi503に渡す。
明細表示cgi503は、受け取った商品コードのリストのうち、追加される商品等以外の商品コード或は役務コードについて、選択リスト412と照合する。合致していれば、追加されるオプション品の商品コードを選択リスト412に追加する(S710)。なお、合致していない場合は、選択リスト412の更新を行わず、図13の確認画面を表示する。この処理の詳細は後述する。
明細表示cgi503は、更新された選択リスト412を用いて、商品構成html文書を作成して、送信する(S711)。商品構成html文書は、webブラウザ1201の主画面1202の明細表示ウィンドウ1203に表示される(S712)。
図8はオプション品小ウィンドウcgi410の動作を示すフローチャートである。図6のステップS602及びS603に該当する。
webサーバプログラム408によって起動されると(S801)、クライアントから得られた商品等コードにて、商品等構成テーブル315を検索し、オプション品のリストを作成する(S802)。こうして得られたオプション品リストは、禁則判定部507に引き渡される。
禁則判定部507は、オプション品のリストのチェック処理を行う(S803)。このチェックとは、選択してはならない商品等を選別する処理である。チェックが行われたリストは、小ウィンドウhtml文書作成部506に引き渡される。
小ウィンドウhtml文書作成部506は小ウィンドウを表示するためのhtml文書を作成する。そして、作成されたhtml文書はwebサーバプログラム408を通じてクライアントに送信され(S804)、一連の処理が終了する(S805)。
図9は商品等小ウィンドウcgi411の動作を示すフローチャートである。図7のステップS706及びS707に該当する。
webサーバプログラム408によって起動されると(S901)、クライアントから得られた商品等のカテゴリにて、商品基本情報テーブル312又は役務基本情報テーブル313を検索し、商品等のリストを作成する(9802)。こうして得られた商品等リストは、禁則判定部507に引き渡される。
禁則判定部507は、商品等のリストのチェック処理を行う(S903)。このチェックとは、選択してはならない商品等を選別する処理である。チェックが行われたリストは、小ウィンドウhtml文書作成部506に引き渡される。
小ウィンドウhtml文書作成部506は小ウィンドウを表示するためのhtml文書を作成する。そして、作成されたhtml文書はwebサーバプログラム408を通じてクライアントに送信され(S904)、一連の処理が終了する(S905)。
図10はリストチェック処理の動作を示すフローチャートである。図8のステップS803及び図9のステップS903に該当する。チェック処理ではあるが、実質的にはhtmlの「table」タグを用いて、商品等の一覧を表示するhtml文書の大部分を作成する処理である。
処理を開始すると(S1001)、与えられたリストの先頭レコードを注目する(S1002)。「リストのレコード番号を示すカウンタ変数iを1に初期化する」と同義である。
これ以降はループ処理である。リストの、現在注目しているレコードについて、禁則判定処理を行う(S1003)。禁則判定処理の結果は返り値(リターンコード)にて返される。禁則判定処理の詳細は後述する。
禁則判定処理の結果を見て、現在注目しているレコードが禁則対象商品又は役務であるか判定する(S1004)。その結果、禁則対象商品又は役務であるならば、「禁則故に選択不可」を意味するhtmlメッセージを作成する(S1005)。具体的には、「table」タグの要素を示すタグにて、背景色を灰色にして(グレイアウト:grey out)、チェックボックス1208を作成しないように処理を施すと共に、「このお客様には販売できません。」というメッセージを含める。
禁則対象商品又は役務でない場合は、次に当該レコードが選択リスト412に含まれているか否か、つまり既に選択済みの商品又は役務であるか否か検証する(S1006)。その結果、選択済みの商品又は役務であるならば、「選択済み故に選択不可」を意味するhtmlメッセージを作成する(S1007)。具体的には、「table」タグの要素を示すタグにて、背景色を灰色にして(グレイアウト:grey out)、チェックボックスを作成しないように処理を施すと共に、「既に選択済みです。」というメッセージを含める。
禁則対象商品又は役務でなく、且つ選択済みの商品又は役務でもない場合は、それは選択可能な商品又は役務である。そこで、「選択可能」を意味するhtmlメッセージを作成する(S1008)。具体的には、「table」タグの要素を示すタグにて、背景色を通常の白色系の明るい色にして、チェックボックスを作成する処理を施す。背景色は、グレイアウトする際の灰色よりは明るい色に設定することが望ましい。
こうしてリスト中の一つのレコードについて、内容に応じてhtmlタグを生成する処理を行ったら、リストの次のレコードを注目する(S1009)。そして、次のレコードがあるか否か確認し(S1010)、あればその次のレコードについて同様の処理を続ける(S1003)。なければ処理を終了する(S1011)。
図11は禁則判定処理の動作を示すフローチャートである。図11のステップS1003に該当する。
処理を開始すると(S1101)、先ず、検討対象である、「顧客が現有する稼働中の機器」の一覧、つまり顧客の稼働中商品リストが作成されているか否か、確認する(S1102)。まだ作られていなければ、これを作成する処理を行う(S1103)。
先ず、商談テーブル306を顧客IDにて絞り込み、対象とする顧客の全ての商談IDのリストを得る。
次に、得られた商談IDのリストで商談契約テーブル307を検索し、対象とする顧客の全ての契約IDのリストを得る。
この、得られた契約IDのリストで契約商品等テーブル314を検索し、対象とする顧客の全ての商品コード及び機番のリストを得る。
そして、得られた商品コード及び機番のリストで機器管理テーブル316を検索し、対象とする顧客の全ての商品コード及び機番のリストから、現在稼働中のものだけを絞り込む。
こうして得られた稼働中商品リストは、後々使い回す必要があるので、一時ファイルとして保持しておく。
ステップS1102の確認処理において、既に稼働中商品リストが作成済みであれば、再度稼働中商品リストを作ることはしない。
次に、与えられたパラメータである商品コード又は役務コードにて、禁則条件テーブルを検索し、得られたレコード群を「禁則リスト」とする(S1104)。
禁則条件テーブルは、一緒に販売してはいけない商品や役務の組み合わせを記述するテーブルである。第1番目のフィールドは「商品コード或は役務コード」であり、第2番目のフィールドは「禁則対象の商品コード或は役務コード」である。そして、禁則リストは、この禁則条件テーブルと全く同じフィールド構成であると共に、全てのレコードの第1番目のフィールドは同じ商品コード或は役務コードである。
そして、この禁則リストを構成するレコード群が一つもないか否か、つまり禁則リストが空か否かを検証する(S1105)。空であれば、禁則対象であるか否かを検討する必要がないので、「禁則商品等ではない」旨のリターンコードを返し(S1112)、処理を終了する(S1113)。
禁則リストが空でないなら、その先頭レコードを注目する(S1106)。
これ以降はループ処理である。禁則リストについて現在注目しているレコードの第2番目のフィールド、つまり「禁則対象の商品コード或は役務コード」を見る。これが、先に作成した稼働中商品リスト中に存在するか否か、検証する(S1107)。
もし、稼働中商品リスト中に禁則対象の商品コード又は役務コードがあるならば、現在注目している(禁則リストの第1番目のフィールドである)商品コード又は役務コードは、禁則商品或は役務である。そこで、「禁則商品等である」旨のリターンコードを返し(S1108)、終了する(S1109)。
もし、稼働中商品リスト中に禁則対象の商品コード又は役務コードがないならば、禁則リストの次のレコードを注目する(S1110)。
次に、禁則リストの次のレコードがもうないのか否かを検証する(S1111)。次のレコードがあれば検証処理を繰り返し(S1107)、なければ「禁則商品等ではない」旨のリターンコードを返し(S1112)、処理を終了する(S1113)。
図12は、販売管理webサーバ407の商談支援機能によってクライアントPCに表示される、商談支援画面を示す。
クライアントPCのディスプレイには、主画面1202が表示される。
主画面1202は明細表示ウィンドウ1203とチャットウィンドウ1204にフレーム分割されている。
明細表示ウィンドウ1203に表示される商品明細中、商品名に埋め込まれているリンクをクリックすると、オプション選択小ウィンドウ1205が表示される。
オプション選択小ウィンドウ1205では、図8、図10及び図11にて説明したオプション品リストチェック処理により、既に商品明細にて表示されているオプション品についてはグレイアウトさせ、チェックボックスを表示させず、選択できない構成にしている。更に「既に選択済みです」のメッセージも添えている。
図13は、販売管理webサーバ407の商談支援機能によってクライアントPCに表示される、商談支援画面を示す。
図12において従業員が選びたいオプション品のチェックボックスをクリックしてチェックし、「選択」ボタン1209を押す。すると、クライアントPCから販売管理webサーバ407へ、選択したオプション品のリストのみならず、商品明細に表示されている商品等のリストも送信される。
図13は、共同作業にて商品明細を作成している相手の操作によって、追加データが商品明細(選択リスト412)に追加されたため、小ウィンドウからの追加処理を行わずに、再度確認を促すための小ウィンドウを表示している。
つまり、オプション品や後述する商品等の追加の際には、クライアントPCのwebブラウザ1201で抱えている商品明細と、販売管理webサーバ407で抱えている選択リスト412との照合を行う。照合の結果、相違点が見つかれば、直ちに追加処理をすることをせずに、確認の画面を表示する。このような処理を介することで、販売管理webサーバ407上の選択リスト412とクライアントPCが抱える商品名サイトの食い違いにより生じるトラブルを防ぐ。
図14は、販売管理webサーバ407の商談支援機能によってクライアントPCに表示される、商品等追加小ウィンドウを示す。
図12において従業員が「追加」ボタン1206をクリックする。すると、クライアントPCから販売管理webサーバ407へ小ウィンドウを表示する要求が送られ、図14(a)に示す商品等カテゴリを選択する小ウィンドウが表示される。従業員はプルダウンボタン1402を押して、商品等カテゴリを展開し、所望の商品等カテゴリを選択すべく、クリックする。
選択した商品等カテゴリは販売管理webサーバ407に送信される。そして、当該カテゴリに合致する商品の商品コード、または役務の役務コードのリストが内部生成され、図9、図10及び図11にて説明した商品等リストチェック処理により、
既に商品明細にて表示されている商品或は役務、また売ってはならない商品或は役務についてはグレイアウトさせ、チェックボックスを表示させず、選択できない構成にしている。
更に、
・選択済みの商品等については「既に選択済みです」のメッセージ、
・売ってはならない商品等については「このお客様には販売できません」のメッセージ
も添えている。
本実施形態においては、商談支援システムを開示した。
以上の概略説明にてわかるように、本実施形態の機器管理システム101が備える商談支援機能は、複数の従業員が共同作業にて見積書を迅速に作成することができる。その際、商品等の重複や、販売してはいけない商品等を選択させない処理を伴っているので、人的なミスを極力低減することができる。
本実施形態のシステムを運用面で見ると、幾つかの特色がある。
先ず、本実施形態のシステムは、営業担当者とカスタマエンジニア等、業種を越えた共同作業を、システムとして定義している。このことは、従業員個人の人脈に頼ることなく、業務として共同作業をすることを定義していることを意味する。
また、人脈を利用しない、という点で、担当部門に誰かが居れば、共同作業が遂行できる、という特色がある。このことは、業務の従業員の能力への依存度を低下させ、ひいては定型作業化することができるので、極めて業務効率が良い。
以上、本発明の実施形態例について説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含むことは言うまでもない。
本発明の一実施の形態による機器管理システムの全体を示す概略図である。 webサーバ等とDBサーバの詳細を示す機能ブロック図である。 DBサーバに含まれているテーブル群のフィールド名を一部抜粋した概略図である。 本実施形態の機器管理システムのうち、商談支援機能に注目した部分の機能を説明する、ブロック図である。 三つのcgiと、DBサーバの主要なテーブルとの関係を詳細に示すブロック図である。 オプション品小ウィンドウcgiの動作について、クライアントとサーバの両者の動作から説明するフロー図である。 商品等小ウィンドウcgiの動作について、クライアントとサーバの両者の動作から説明するフロー図である。 オプション品小ウィンドウcgiの動作を示すフローチャートである。 商品等小ウィンドウcgiの動作を示すフローチャートである。 リストチェック処理の動作を示すフローチャートである。 禁則判定処理の動作を示すフローチャートである。 販売管理webサーバの商談支援機能によってクライアントPCに表示される、商談支援画面である。 販売管理webサーバの商談支援機能によってクライアントPCに表示される、商談支援画面である。 販売管理webサーバの商談支援機能によってクライアントPCに表示される、商品等追加小ウィンドウである。
符号の説明
101…機器管理システム、102、103…webサーバ、104…DBサーバ、105、106、107…クライアントPC、108…ハンディターミナル、109…社内LAN、202…webサーバプログラム、203…従業員認証cgi、302…従業員テーブル、303…顧客企業テーブル、304…顧客担当者テーブル、305…顧客設置先テーブル、306…商談テーブル、307…契約テーブル、308…商談契約テーブル、309…禁則条件テーブル、310…締め日条件テーブル、311…契約種別テーブル、312…商品基本情報テーブル、313…役務基本情報テーブル、314…契約商品等テーブル、315…役務商品テーブル、316…機器管理テーブル、317…カウンタ確認ログテーブル、401…営業担当者、402…カスタマエンジニア、403…サービス担当者、404、405、406…クライアントPC、407…販売管理webサーバ、408…webサーバプログラム、409…主画面cgi、410…オプション品小ウィンドウcgi、411…商品等小ウィンドウcgi、412…選択リスト、502…フレームcgi、503…明細表示cgi、504…チャットcgi、505…オプション品リスト作成部、506、508…小ウィンドウhtml文書作成部、507…禁則判定部、509…商品等リスト作成部、1201…webブラウザ、1202…主画面、1203…明細表示ウィンドウ、1204…チャットウィンドウ、1205…オプション選択小ウィンドウ、1206…「追加」ボタン、1207…リンク、1208、1403…チェックボックス、1209、1404…「選択」ボタン、1302…追加データ

Claims (4)

  1. 商品コードまたは役務コードを記録する選択リストと、
    前記商品コードと、機器のステータスをフィールドとして持つ機器管理テーブルと、
    前記商品コードまたは役務コードの組み合わせが列挙格納されている禁則条件テーブルと、
    前記選択リストに追加する商品或は役務が列挙される追加候補リストを作成する追加候補リスト作成部と、
    前記追加候補リストに記録されている前記商品コードまたは前記役務コードにて前記禁則条件テーブルを検索して禁則リストを作成し、前記機器管理テーブルに基づいて所望の顧客の稼働中商品リストを作成し、前記稼働中商品リストを前記禁則リストにて検索し、禁則対象の前記商品コードまたは前記役務コードを判定する禁則判定部と、
    前記禁則判定部の判定結果に応じて、選択可能な商品または役務のリストを作成する商品等一覧作成部と、
    前記商品等一覧作成部が作成した、前記選択可能な商品または役務のリストを表示するリスト表示部と
    を具備することを特徴とする、商談支援システム。
  2. 前記禁則判定部は、前記選択リストに含まれる前記商品コードまたは前記役務コードと、前記追加候補リストに記録されている前記商品コードまたは前記役務コードとの重複を検出することを特徴とする、請求項1記載の商談支援システム。
  3. 商品コードまたは役務コードを記録する選択リストと、
    前記商品コードと、機器のステータスをフィールドとして持つ機器管理テーブルと、
    前記商品コードまたは役務コードの組み合わせが列挙格納されている禁則条件テーブルと、
    前記選択リストに追加する商品或は役務が列挙される追加候補リストを作成する追加候補リスト作成部と、
    前記追加候補リストに記録されている前記商品コードまたは前記役務コードにて前記禁則条件テーブルを検索して禁則リストを作成し、前記機器管理テーブルに基づいて所望の顧客の稼働中商品リストを作成し、前記稼働中商品リストを前記禁則リストにて検索し、禁則対象の前記商品コードまたは前記役務コードを判定する禁則判定部と、
    前記禁則判定部の判定結果に応じて、選択可能な商品または役務のリストを作成する商品等一覧作成部と
    を具備することを特徴とする、商談支援サーバ。
  4. 前記禁則判定部は、前記選択リストに含まれる前記商品コードまたは前記役務コードと、前記追加候補リストに記録されている前記商品コードまたは前記役務コードとの重複を検出することを特徴とする、請求項3記載の商談支援サーバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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