JP2017045389A - 銀行システム、銀行システムによって実行される方法およびプログラム - Google Patents

銀行システム、銀行システムによって実行される方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】振込不調時の訂正処理および組戻し処理を実行する銀行システムを提供する。
【解決手段】銀行システムは、被仕向銀行システムから第1の電文を受信し、第1の電文に含まれる振込識別情報に基づいて振込電文を検索することにより振込依頼人を識別し、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるかどうかを判定し、支払代行機能を実行可能であるとの判定がなされた場合に、第1の電文に含まれる振込内容に基づいて第1の電文に関連付けられた1または複数のエンティティを識別し、識別された1または複数のエンティティに、第1の電文を受信したことを示す通知および第1の電文を通信し、識別された1または複数のエンティティによる入力に基づく第2の電文を生成し、予め定められた承認者に対して第2の電文についての承認依頼を行い、承認者の全てによる承認が完了した第2の電文を被仕向銀行システムに送信する。
【選択図】図7

Description

本発明は、銀行システム、銀行システムによって実行される方法、およびプログラムに関する。より詳細に言えば、本発明は、仕向銀行から被仕向銀行に対する振込不調時に行われる訂正処理および組戻し処理を実行するための銀行システムであって、キャッシュ・マネジメント・サービス(CMS)を提供する仕向銀行によって使用される銀行システム、当該銀行システムによって実行される方法およびプログラムに関する。
一般的な商取引における決済は、商品・サービスの提供に伴う請求が債権者から債務者に対してなされたことに応答して、債務者(振込依頼人)が仕向銀行を介して被仕向銀行にある債権者(振込先)口座に振込を行うことで行われている。通常、仕向銀行には債務者(振込依頼人)の口座が存在することが多い。
振込不調の場合には、仕向銀行と被仕向銀行との間で訂正処理および/または組戻し処理を行うことが知られている。訂正処理とは、振込不調となった振込の不調理由(例えば、口座名義相違、口座番号相違など)を解消した訂正後の振込データを生成して再度振込を行う処理である。組戻し処理とは、振込不調時に債権者口座への振込を止めて債務者口座に資金を戻す処理である。
訂正処理および組戻し処理では、まず、被仕向銀行から仕向銀行に対して照会電文が送信される。照会電文には、照会番号、振込を識別する情報(発信番号)、振込内容(振込口座、振込金額、振込人名、振込日など)および振込不能理由(口座名義相違、口座番号相違、口座無し、など)が含まれ得る。仕向銀行は、振込依頼人に対して、不調に終わった振込の内容をその振込不能理由とともに通知し、その後、仕向銀行は、訂正振込情報を振込依頼人から受信し、訂正振込情報に基づく回答電文を被仕向銀行に送信することができ(訂正処理)、または振込依頼人の指示に基づき振込を完了させずに資金を被仕向銀行から戻してもらい、振込依頼人の口座に資金を入金して処理を終了することができる(組戻し処理)。このような一連の処理を自動的に行うシステムは知られていた(特許文献1)。
近年、連結子会社を有する企業グループにおいて、キャッシュ・マネジメント・サービス(CMS)システムを使用し、グループ全体の財務機能(資金運用・調達)および資金管理機能を統括会社に集中させ、資金効率向上・業務合理化を図る企業が増えつつある。例示的なCMSシステムは、表1に示すような機能を提供することができる。
CMSシステムを導入している企業グループでは、債務者であるグループ会社が債権者に振込を行う際、統括会社がグループ会社の代わりに振込を行う支払代行が行われていることが多い。支払代行では、実際の振込依頼人は統括会社となり、統括会社が仕向銀行に対して被仕向銀行の債権者口座への振込を依頼する。CMSシステムは、それぞれの振込に対してどのグループ会社が依頼したものであるのかを示す振込依頼データを保持することができる。このようなケースで振込不調となる場合、仕向銀行は、統括会社に、不調に終わった振込の内容をその振込不能理由とともに通知することになる。統括会社では、担当者がCMSシステム内に保持されている振込依頼データを参照し、振込内容から関与していると思われるグループ会社を識別し、そのグループ会社担当者に対して不調に終わった振込について訂正振込情報を作成して再度振込を行うか、あるいは、組戻しを行うかを問い合わせる。再度振込を行う場合、統括会社の担当者は、グループ会社から受け取った訂正情報に基づいて訂正振込情報を生成して仕向銀行に送信し、仕向銀行は、訂正振込情報に基づく回答電文を作成して被仕向銀行に送信する。一方、組戻しを行う場合、統括会社の担当者は、振込を完了させずに今回の処理を終了して資金を戻してもらうことを仕向銀行に伝え、資金を統括会社口座に入金してもらう。なお、統括会社自身が依頼した振込依頼データもCMSシステム内に保持されるので、統括会社自身が依頼者となる場合も上記フローを適用することができる。
統括会社の担当者は、グループ会社を識別する際に、CMSシステム内の振込依頼データを参照し、振込に関与している可能性のある1または複数のグループ会社を把握することができ、その上で、統括会社の担当者は、振込不調時に、1または複数のグループ会社の担当者に個別に問い合わせを行っていた。
特開2010−191923号公報(特許第5428059号公報)
CMSシステム利用時に振込不調となった場合には、仕向銀行は見かけ上の振込依頼人である統括会社に対して、振込不調となった振込に関するデータをFAXやメールなどを始めとする手段で送信していた。統括会社の担当者は、CMSシステム内のデータを参照しながら、振込不調となった振込に関するデータがどのグループ会社のものであるのかを識別し、統括会社の担当者が個別にグループ会社と連絡を取り、仕向銀行に対して訂正振込情報または組戻し指示を送信していた。
しかしながら、従来のようなやり方は、CMSを採用する企業グループの規模が大きく、振込件数が膨大な数になる場合に、不調に終わった振込がどのグループ会社の振込であるのかを把握する作業が煩雑であり、かつ膨大な時間がかかっており、その作業は困難を極めていた。
また、振込依頼データを作成したグループ会社にとっても、訂正振込情報または組戻し指示を作成した後、統括会社の担当者と連絡を取らなければならず、その後、統括会社の担当者が再度仕向銀行に対して依頼を行わなければならず、その作業も煩雑であり、手間がかかるものであった。
本願発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、仕向銀行から被仕向銀行に対する振込不調時に行われる訂正処理および組戻し処理を実行するための銀行システムであって、CMSを提供する仕向銀行によって使用される銀行システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る銀行システムは、被仕向銀行システムから第1の電文を受信する第1の電文受信手段であって、前記第1の電文は、振込処理不調時に仕向銀行に対する問い合わせをするための電文である、第1の電文受信手段と、前記第1の電文に含まれる振込識別情報に基づいて振込電文を検索することにより振込依頼人を識別し、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるかどうかを判定する第1の抽出手段と、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるとの判定がなされた場合に、前記第1の電文に含まれる振込内容に基づいて前記第1の電文に関連付けられた1または複数のエンティティを識別する第2の抽出手段であって、前記振込電文は、前記1または複数のエンティティによって作成された振込明細データに基づく、第2の抽出手段と、前記識別された1または複数のエンティティに、前記第1の電文を受信したことを示す通知および前記第1の電文を通信する通知手段であって、前記第1の電文に関連付けられる振込不能明細は、前記振込明細データに関連付けられている、通知手段と、前記識別された1または複数のエンティティによる入力に基づく第2の電文を生成する生成手段と、予め定められた承認者に対して、前記第2の電文についての承認依頼を行う承認依頼発信手段と、前記承認者の全てによる承認が完了した前記第2の電文を前記被仕向銀行システムに送信する第2の電文発信手段とを備える。
また、本発明の一態様に係る、仕向銀行における銀行システムによって実行される方法は、被仕向銀行システムから第1の電文を受信することであって、前記第1の電文は、振込処理不調時に仕向銀行に対する問い合わせをするための電文である、ことと、前記第1の電文に含まれる振込識別情報に基づいて振込電文を検索することにより振込依頼人を識別し、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるかどうかを判定することと、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるとの判定がなされた場合に、前記第1の電文に含まれる振込内容に基づいて前記第1の電文に関連付けられた1または複数のエンティティを識別することであって、前記振込電文は、前記1または複数のエンティティによって作成された振込明細データに基づく、ことと、前記識別された1または複数のエンティティに、前記第1の電文を受信したことを示す通知および前記第1の電文を通信することであって、前記第1の電文に関連付けられる振込不能明細は、前記振込明細データに関連付けられている、ことと、前記識別された1または複数のエンティティによる入力に基づく第2の電文を生成することと、予め定められた承認者に対して、前記第2の電文についての承認依頼を行うことと、前記承認者の全てによる承認が完了した前記第2の電文を前記被仕向銀行システムに送信することとを備える。
本発明によれば、CMSシステムを導入している企業グループにおける支払代行時の訂正処理および組戻し処理が効率的に行えるようになる。より具体的に言えば、被仕向銀行から受信した照会電文を銀行システムからCMSシステムに渡すことによって、統括会社に対する従来のような通知を行うことなく、振込を依頼した会社に直接通知することができるようになり、通知を受けた会社は訂正振込情報または組戻し指示を画面上で入力することができるようになるので、支払代行時の訂正処理および組戻し処理が効率的に行えるようになる。
本明細書において開示される実施形態の詳細な理解は、添付図面に関連して例示される以下の説明から得ることができる。
本発明に係る銀行システムおよびCMSシステムを含むシステム全体の概要図である。 本発明に係る銀行システムのシステム構成図である。 本発明に係る銀行システムの機能ブロック図である。 本発明に係るCMSシステムの機能ブロック図である。 CMSシステムにおける振込明細データの処理フロー図である。 銀行システムにて実行される、照会電文受信時の処理フロー図である。 本発明に係るCMSシステムにて実行される回答電文生成処理を説明するフロー図である。 振込明細データの一例を示す図である。 振込不能明細リストを表示する画面の一例である。 照会電文に対する回答を作成する際に使用される画面例である。 作成された回答電文に対する承認行為を行うための画面例である。 被仕向銀行から仕向銀行に送信される照会電文の例を説明する図である。 顧客マスタのデータ構造の一例を説明する図である。 取引明細ファイルのデータ構造の一例を説明する図である。 担当者DBのデータ構造の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明するが、説明する実施形態では、CMSシステムの支払代行機能が利用される実施形態を説明する。このため、説明する実施形態では、振込依頼人がグループ企業におけるグループ会社であるケースを主として説明するが、振込依頼人が統括会社であっても構わないことは理解されたい。さらに、本発明は、CMSシステム自体を非導入であっても、支払代行機能を提供する銀行システムにも適用可能であることは理解されたい。
図1は、本発明に係る銀行システム100およびCMSシステム110を含むシステム全体の概要図である。図1では、銀行システム100はCMSシステム110を含むように示されているが、他の実施形態として、CMSシステム110は銀行システム100の外部に存在するように構成されていてもよく、あるいはCMSシステム110が提供する機能を銀行システム100自身が提供するように構成されていてもよい。
銀行システム100およびCMSシステム110は、第1のネットワーク120を介して統括会社端末130aおよびグループ会社端末130bに接続されている。第1のネットワーク120は、専用線、インターネットなどを含む、相互通信可能な周知のネットワークであればよく、特に限定されることはない。統括会社端末130aは、グループ企業における統括会社によって使用される端末であり、グループ会社端末130bは、グループ企業におけるグループ会社(すなわち、非統括会社)によって使用される端末である。
統括会社は、支払代行を行う企業グループにおいて、非統括会社であるグループ会社の依頼を受けてグループ会社の債権者に対して代わりに振込を行う企業である。実際の振込依頼人は統括会社となり、統括会社が仕向銀行に対して被仕向銀行の債権者口座への振込を依頼することとなる。統括会社端末130aおよびグループ会社端末130bは、いずれもCMSシステム110にアクセスしてCMSシステム110が提供する1または複数の機能(例えば、表1に示す機能)を利用可能な端末であり、例えば、有線および/または無線環境において動作可能なパーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップ、携帯情報端末、ユーザ機器(UE)、スマートフォンなどの任意のタイプのデバイスであってよい。
銀行システム100は、被仕向銀行システム140と第2のネットワーク150を介して接続されている。第2のネットワーク150は、銀行間ネットワークシステム(いわゆる、「全銀ネット」)とすることができるが、同様の機能を果たす他のネットワークであってもよい。当業者には周知なように、振込処理の際、資金を送る側の銀行を「仕向銀行」といい、資金を受け取る側の銀行を「被仕向銀行」と呼ぶ。
図1における銀行システム100から被仕向銀行システム140に対して第2のネットワークを介して振込データが送信され、振込不調となった場合を検討する。
かかる場合、まず、被仕向銀行システム140から銀行システム100に対して照会電文が送信される。照会電文には、照会番号、振込を識別する情報(発信番号)、振込内容(振込元口座、振込先口座、振込金額、振込人名、振込日など)および振込不能理由(口座名義相違、口座番号相違、口座無し、など)が含まれ得る。図12は、被仕向銀行から仕向銀行に送信される照会電文1200の例を説明する図である。図12の照会電文1200では、被仕向銀行支店名(XXXX銀行虎ノ門支店)、仕向銀行支店名(YYYY銀行神戸営業部)、為替種目(通信照会)、振込不調理由(振込口座番号相違)、振込内容(振込先口座、振込金額、振込人名、振込日)、発信番号(仕向銀行によって採番された識別番号:M001)および照会番号(S200)が例示されている。
仕向銀行の銀行システム100は、照会電文1200を受信したことに応答して振込依頼人に対して、不調に終わった振込の内容をその振込不能理由とともにデータ送信することができる。データ送信の際、銀行システム100は、照会電文1200そのものを送信することもできるし、あるいは、照会電文1200の内容を表す通知文を生成して送信することもできる。その後、仕向銀行の銀行システム100は、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bによって入力された訂正振込情報を受信し、回答電文を生成して被仕向銀行に送信することができ(訂正処理)、あるいは振込依頼人の組戻し指示に基づき振込を完了させずに資金を被仕向銀行から戻してもらい、処理を終了することもできる(組戻し処理)。他の実施形態として、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bによって入力された組戻し指示に基づき、CMSシステム110内で回答電文そのものを作成して仕向銀行の銀行システム100に送信し、銀行システム100は受信した回答電文のチェックを行った後、被仕向銀行システム140に回答電文を送信するようにしてもよい。
図2は、本発明に係る銀行システム100のシステム構成図である。図2に示すように、銀行システム100は、一般的なコンピュータと同様に、バス210などによって相互に接続された制御部201、主記憶部202、補助記憶部203、インターフェース(IF)部204および出力部205を備えることができる。銀行システム100はまた、顧客マスタ206および勘定系DB207を備えることができる。
制御部201は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれ、銀行システム100内の各構成要素の制御やデータの演算を行い、また、補助記憶部203に格納されている各種プログラムを主記憶部202に読み出して実行することができる。主記憶部202は、メインメモリとも呼ばれ、受信した各種データ、コンピュータ実行可能な命令および当該命令による演算処理後のデータなどを記憶することができる。補助記憶部203は、ハードディスク(HDD)などに代表される記憶装置であり、データやプログラムを長期的に保存する際に使用される。
図2の実施形態では、制御部201、主記憶部202および補助記憶部203を同一のサーバコンピュータ内に設ける実施形態について説明したが、他の実施形態として、銀行システム100は、制御部201、主記憶部202および補助記憶部203を複数個使用することにより、複数のサーバコンピュータによる並列分散処理を実現するように構成されることもできる。また、他の実施形態として、銀行システム100用の複数のサーバを設置し、複数サーバが一つの補助記憶部203を共有する実施形態にすることも可能である。
IF部204は、他のシステムや装置との間でデータを送受信する際のインターフェースの役割を果たし、また、システムオペレータから各種コマンドや入力データ(各種マスタ、テーブルなど)を受け付けるインターフェースを提供することができる。出力部205は、処理されたデータを表示する表示画面や当該データを印刷するための印刷手段などを提供することができる。
顧客マスタ206は、銀行システム100を有する銀行(仕向銀行)に口座を開設している顧客のマスタ情報を格納することができる。図13は、顧客マスタ206のデータ構造の一例を説明する図である。顧客マスタ206は、顧客ID1301、口座情報1302、属性情報1303およびCMS契約区分1304を含むことができるが、これらのデータ項目に限定されることはなく他のデータ項目も含むことも可能である。
顧客ID1301は、銀行に口座を開設している顧客を識別するための識別子である。口座情報1302は、顧客の口座情報であり、取引支店(店番号)、科目(例えば、普通預金、当座預金など)、口座番号などの情報を含むことができる。属性情報1303は、顧客の氏名、カナ氏名、住所、連絡先などの情報を含むことができる。CMS契約区分1304は、当該顧客がCMSシステム110を利用する契約を締結しているかどうかを示し、契約を締結している顧客はグループ企業における統括会社としての機能を果たしていると見なすことができる。このため、CMS契約区分1304がCMS契約を締結していることを示す顧客は、グループ会社に代わって振込依頼人となって振込を行うことができる。
勘定系DB207は、預金勘定元帳を始め、為替、ATM(Automated Teller Machine)ネットワーク、対外システムとの接続を制御するシステムにおいて使用されるデータベース・ファイルを格納する総称であり、図14に例示される取引明細ファイル1400を含むことができる。取引明細ファイル1400は、顧客の普通預金や当座預金などの各種口座における取引明細を格納することができるファイルである。
図14は、取引明細ファイル1400のデータ構造の一例を説明する図である。取引明細ファイル1400は、顧客ID1301、口座情報1302、取引日+連番1401、入出金区分1402、取引店1403、金額1404および摘要1405を含むことができるが、これらのデータ項目に限定されることはなく他のデータ項目も含むことが可能である。
顧客ID1301および口座情報1302は、図13を参照しながら上記で説明したデータ項目と同一のデータ項目である。取引日+連番1401は、顧客の口座において入金や出金などの取引が行われた年月日とシーケンシャルな番号を組み合わせた情報を含むことができる。年月日については、年月日(YYYYMMDD)だけを用いてもいいし、年月日に加えて時分秒(HHMMSS)の情報を用いてもよい。シーケンシャルな番号は同一日に複数回の取引を行う可能性があるため付与される。入出金区分1402は、入金、出金などの取引区分を示す。取引店1403は、入金、出金などの取引が行われた営業店やATMを示すことができる。金額1404は、入金、出金などの取引の取引金額を示すことができる。摘要1405は、入出金についての説明、例えば、他銀行からの振込、給与振込、公共料金の自動引き落とし、などの情報が含まれる。
なお、CMSシステム110も、銀行システム100と同様に、バスなどによって相互に接続された制御部、主記憶部、補助記憶部、インターフェース(IF)部および出力部を備えることができ、CMSシステム110内のこれらの構成要素は、図2を参照しながら説明した制御部201、主記憶部202、補助記憶部203、インターフェース(IF)部204および出力部205と同様の機能を果たすことができる。
図3は、本発明に係る銀行システム100の機能ブロック図である。銀行システム100は、照会電文受信部301、統括会社抽出部302、回答電文発信部303、顧客マスタ206および勘定系DB207を含むことができる。顧客マスタ206および勘定系DB207は、図2を参照しながら上記で説明したものと同一である。
照会電文受信部301は、被仕向銀行システム140から、図12に例示するような照会電文1200を受信し、主記憶部202に格納することができる。
統括会社抽出部302は、被仕向銀行システム140から照会電文1200を受信したことに応答して、照会電文1200に含まれる振込を識別する情報(発信番号)を検索し、検索した発信番号に基づいて、銀行システム100内に格納されている振込電文(最初の振込時に生成した電文)を検索し、振込依頼人を識別することができる。統括会社抽出部302は、識別した振込依頼人の情報に基づいて顧客マスタ206を検索し、CMS契約区分1304の情報を読み取ることにより当該振込依頼人が支払代行機能を実行可能なCMS契約先であるかどうかを判定することができる。読み取った情報が、当該顧客が支払代行機能を実行可能なCMS契約先であることを示す場合には、統括会社抽出部302は、CMSシステム110に対して、振込依頼人である統括会社に関連付けられた照会電文1200を受信したことを示す通知を照会電文1200とともに送信することができる。一方、読み取った情報が、当該顧客がCMS契約先ではないことを示す場合には、従来の処理が行われるように各種制御が行われる。また、他の実施形態として、統括会社抽出部302は、照会電文1200の内容を表す通知文を生成してCMSシステム110に送信するように構成されることもできる。
回答電文発信部303は、CMSシステム110から回答電文を受信したことに応答して、被仕向銀行システム140に対して回答電文を送信することができる。回答電文は、銀行システム100を有する仕向銀行の担当者によるチェックの後、送信されることが可能である。
本発明の他の実施形態では、回答電文発信部303は、CMSシステム110から訂正振込情報を受信し、受信した訂正振込情報に基づいて被仕向銀行システム140に送信するための回答電文を生成することができる。回答電文は、照会電文にて示された振込不調理由(例えば、口座番号相違など)に対する訂正依頼(例えば、正しい口座番号に訂正)のための電文である。CMSシステム110から組戻し指示を受信した場合には、回答電文発信部303は、被仕向銀行から資金を仕向銀行に対して返してもらうよう依頼する回答電文を生成するように構成されることができる。生成された回答電文は、銀行システム100から被仕向銀行システム140に対して第2のネットワーク150を介して送信される。
図4は、本発明に係るCMSシステム110の機能ブロック図である。CMSシステム110は、会社抽出部401、照会電文通知部402、回答電文作成部403、承認依頼発信部404、振込明細DB405、担当者DB406および振込不能DB407を含むことができる。本実施形態の説明では、銀行システム100とCMSシステム110が別個の存在として説明されるが、両システムが分離されておらず、銀行システム100がCMSシステム110の機能も包含して提供可能な場合には、図4に示される機能は銀行システム100が有するように構成されることができる。
会社抽出部401は、銀行システム100から、統括会社に関連付けられた照会電文1200を受信したことを示す通知および照会電文1200を受信したことに応答して、照会電文1200に関連付けられる統括会社および/またはグループ会社(複数可)を抽出することができる。より詳細に言えば、会社抽出部401は、照会電文1200に含まれる振込内容(振込先口座、振込金額、振込日など)に基づいて、振込明細DB405に問い合わせを行い、統括会社およびグループ会社のいずれが振込明細データを作成したのかを識別することができる。なお、同日に同じ振込先口座に対して振込を行う複数の会社が存在する場合、それらの振込は全て振込不調となるため、識別される会社は複数の場合がある。
照会電文通知部402は、会社抽出部401によって識別された1または複数の会社の担当者を担当者DB406に問い合わせることにより識別し、識別した担当者宛てに、振込依頼人である統括会社に関連付けられた照会電文1200を受信したことを示す通知とともに照会電文1200を送信することができる。この処理は、担当者DB406に格納されている各担当者のメールアドレスを利用して行われてもよいし、あるいは統括会社の担当者またはグループ会社の担当者がそれぞれ統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bを使用してCMSシステム110にアクセスした際に画面上に通知が届いていることを明示するようにCMSシステム110が構成されてもよい。
回答電文作成部403は、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bから受信した訂正振込情報または組戻し指示に基づいて回答電文を生成することができる。回答電文は、仕向銀行と被仕向銀行の間で通信可能なフォーマットに準拠して作成される。回答電文は、最初の振込情報の項目のうち、照会電文にて通知された振込不能理由を解消するための訂正情報、あるいは組戻し指示を含むことが可能である。回答電文は、後述する承認処理が完了した後、CMSシステム110によって銀行システム100に送信される。また、他の実施形態として、CMSシステム110は、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bから受信した訂正振込情報または組戻し指示を承認者による承認が完了した後、銀行システム100に送信し、銀行システム100が訂正振込情報または組戻し指示に基づいて回答電文を生成するように構成されてもよい。かかる場合、承認依頼発信部404によって行われる承認処理は、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bから受信した訂正振込情報または組戻し指示に基づいて行われる。
承認依頼発信部404は、担当者DB406に登録されている承認ルートを読出し、回答電文作成部403によって生成された回答電文(あるいは、訂正振込情報または組戻し指示)に対する承認依頼を承認ルートに示された統括会社およびグループ会社の承認者に対して行う。承認ルートは、担当者DB406内の順序1504によって定められ得る。例えば、最初にグループ会社の承認者が承認を行った後、統括会社の承認者が承認を行うようにすることもできる。承認依頼を受けた統括会社およびグループ会社の承認者は、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bを使用して、回答電文(あるいは、訂正振込情報または組戻し指示)についての諾否をCMSシステム110を介して登録することができる。全ての承認がなされた後、CMSシステム110は、回答電文(あるいは、訂正振込情報または組戻し指示)を銀行システム100に送信することができる。
振込明細DB405は、統括会社またはグループ会社が作成した振込明細データを格納するデータベースである。作成された振込明細データは、仕向銀行の銀行システム100に送信され、振込処理が実行される。振込不調時に被仕向銀行から照会電文を受信する場合、振込明細DB405に格納されている振込明細データを参照することにより、どのグループ会社が依頼した振込であるのかを識別することが可能である。
また、振込明細DB405は、照会電文に対する回答電文の内容(訂正または組戻し、訂正の場合の訂正後振込先情報、承認者情報、など)を対応する振込明細データと関連付けて格納することが可能である。
担当者DB406は、振込不調時に対応する1または複数の担当者を会社ごとに登録しておくデータベースである。担当者DB406は、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bを使用して作成された回答電文(あるいは、訂正振込情報または組戻し指示)がどのような承認ルートを通るかを登録しておくこともできる。例えば、担当者DB406内の順序1504が「1」を示す者が訂正振込情報または組戻し指示を作成し、順序1504が「2」を示す者が最初の承認者となり、同「3」を示す者が次の承認者となることが可能である。
振込不能DB407は、被仕向銀行システム140から受信した照会電文によって示される振込不能明細データを格納するデータベースである。振込不能明細データは、振込明細DB405内の振込明細データと関連付けて格納されることが可能である。振込不能明細データは、図9に示すような画面において、振込不能明細リスト900として表示されることが可能である。
図15は、担当者DB406のデータ構造の一例を示す図である。担当者DB406は、データ項目として、会社ID1501、担当者ID1502、氏名1503、順序1504およびメールアドレス1505を含むことができるが、これらのデータ項目に限定されることなく、必要な他のデータ項目を有することも可能である。会社ID1501は、統括会社またはグループ会社を識別するための識別子であり、担当者ID1502は、各担当者を識別するための識別子である。氏名1503は、各担当者の氏名の他に、所属部署、役職、役割(経理チェック担当など)の属性情報を含むことができる。順序1504は、統括会社内、あるいはグループ会社内での順序を示すことができる。例えば、同一会社の者が2名登録されている場合、順序が「1」の者が訂正振込情報または組戻し指示を作成し、順序が「2」の者に承認依頼がなされるようにしてもよい。なお、承認依頼をしたものの中々承認してもらえない場合、所定の期間が経過したら、次の順序の者に依頼をするようにCMSシステム110を構成することは可能である。メールアドレス1505は、各担当者に対する通知を行うためのメールアドレスを示す。
次に、図5〜図7を参照しながら、統括会社またはグループ会社によって振込データが登録され、当該振込データに基づく振込が仕向銀行から被仕向銀行に対してなされ、当該振込が不調に終わった際の処理フローを説明する。
図5は、CMSシステム110における振込明細データの処理フロー図である。図5を参照しながら、統括会社またはグループ会社によって債権者に対する振込明細データ登録がCMSシステム110内で行われ、当該振込明細データについての承認処理が行われた後、仕向銀行に対して当該振込明細データに基づく振込データが送信されるフローについて説明する。
S501にて、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bは、CMSシステム110にアクセスし、振込明細DB405に振込明細データ800を登録することができる。登録される振込明細データ800の一例は、図8に示されている。振込明細データ800は、少なくとも依頼人801、振込日802、振込先情報803および金額804を備えることができる。依頼人801は、名目上の振込依頼人ではなく、実際の振込依頼人を示すことができる。支払代行機能が利用される場合、名目上の振込依頼人は統括会社になるため、統括会社およびグループ会社のうちのいずれの会社が実際の依頼者であるのかが依頼人801に保持される。振込日802は、振込指定日(所定の期間内の先日付が可能)を示すことができる。振込先情報803は、振込先口座の銀行名、支店名、科目、口座番号および口座名義人の情報を含むことができる。金額804は、振込金額を示すことができる。
S502にて、CMSシステム110は、振込明細データ800が登録されたことに応答して、予め定められている承認ルートにしたがって1または複数の承認者に振込明細データ800の承認依頼を通知することができる。より詳細には、CMSシステム110は、振込明細データ800を登録した者が所属している会社の会社ID1501に基づいて担当者DB406を検索し、承認依頼を通知すべき承認者の担当者ID1502、氏名1503、順序1504およびメールアドレス1505を抽出する。CMSシステム110は、抽出した承認者に対して、承認依頼を通知する。通知は、メールドレス1505を使用して電子メールなどの手段を用いてもよいし、承認者がCMSシステム110にアクセスした際に画面上に承認すべきデータがあることを表示するようにしてもよい。承認者は、例えば、振込明細データ800を登録した担当者の上役、最終決裁者、統括会社の予め定められた担当者、決裁者などとすることができ、承認者の数および承認ルートは担当者DB406において任意に設定することが可能である。承認ルートは、振込明細データ800がグループ会社によって登録された場合には、まずグループ会社内で承認処理がなされ、その後、統括会社において承認処理がなされる。一方、振込明細データ800が統括会社によって登録された場合には、統括会社内での順序1504にしたがって承認処理がなされる。
S503にて、CMSシステム110は、予め定められている承認ルートにて指定されている全ての承認者による承認が完了したことに応答して、振込明細DB405から1または複数の振込明細データ800を読み出し、全銀協で定められたフォーマットに従う振込データを生成して仕向銀行の銀行システム100に送信することができる。銀行システム100に送信された振込データは、仕向銀行内で予め定められたタイミングで振込処理が行われ、振込データは被仕向銀行システム140に送信されることとなる。被仕向銀行システム140では、受信した振込データに基づいて周知の振込処理が行われ、成功裏に処理が完了した振込については口座への入金処理が行われ、一方、振込不調の場合には、照会電文が銀行システム100に送信される。
次に、仕向銀行の銀行システム100にて照会電文を受信した際に行われる処理のフローを詳細に説明する。図6は、銀行システム100にて実行される、照会電文受信時の処理フロー図である。
S601にて、銀行システム100は、図5を参照しながら説明した振込に基づく照会電文1200を被仕向銀行システム140から受信することができる。受信された照会電文1200は、主記憶部202に格納されることができる。
S602にて、銀行システム100の統括会社抽出部302は、被仕向銀行システム140から照会電文1200を受信したことに応答して、照会電文1200に含まれる振込を識別する情報(すなわち、発信番号)を検索し、検索した発信番号に基づいて銀行システム100内に存在する振込電文(最初の振込時に生成した電文)を検索し、振込依頼人を識別することができる。
S603にて、統括会社抽出部302は、識別した振込依頼人の情報に基づいて顧客マスタ206を検索し、CMS契約区分1304の情報を読み取ることができる。読み取った情報が、当該顧客がCMS契約先であることを示す場合にはS604に処理が進み、一方、読み取った情報が、当該顧客がCMS契約先ではないことを示す場合にはS605に処理が進む。
S604にて、統括会社抽出部302は、CMSシステム110に対して、振込依頼人である統括会社に関連付けられた照会電文1200を受信したことを示す通知を照会電文1200とともに送信することができる。この実施形態では、受信したことを示す通知と照会電文1200を別個に送信するように構成されているが、他の実施形態として、S604にて、統括会社抽出部302は、照会電文1200の内容を表す通知文を生成してCMSシステム110に送信することもできる。
S605にて、銀行システム100は、従来の処理が行われるように各種制御を行うことができる。
次に、CMSシステム110にて回答電文を生成する処理について詳細に説明する。図7は、本発明に係るCMSシステム110にて実行される回答電文生成処理を説明するフロー図である。
S701にて、会社抽出部401は、銀行システム100から、統括会社に関連付けられた照会電文1200を受信したことを示す通知および照会電文1200を受信することができる。
S702にて、統括会社に関連付けられた照会電文1200を受信したことを示す通知および照会電文1200を受信したことに応答して、会社抽出部401は、照会電文1200に含まれる振込内容(振込先口座、振込金額、振込日など)に基づいて、振込明細DB405に問い合わせを行い、統括会社およびグループ会社のいずれが振込明細データを作成したのかを識別することができる(マッチング処理)。なお、同日に同じ振込先口座に対して振込を行う複数の会社が存在する場合、それらの振込は全て振込不調となるため、識別される会社は複数の場合がある。
S703にて、S702のマッチング処理の結果、振込明細データを生成した会社を識別することができた場合には、S704に処理が進み、一方、識別することができなかった場合には、S705に処理が進む。
S704にて、照会電文通知部402は、会社抽出部401によって識別された1または複数の会社の担当者を担当者DB406に問い合わせることにより識別し、識別した担当者宛てに、振込依頼人である統括会社に関連付けられた照会電文1200を受信したことを示す通知とともに照会電文1200を通知することができる。当該通知は、担当者DB406に格納されている各担当者のメールアドレスを利用して行われてもよいし、あるいは統括会社の担当者またはグループ会社の担当者がそれぞれ統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bを使用してCMSシステム110にアクセスした際に画面上に通知が届いていることを明示するようにCMSシステム110が構成されてもよい。
S705にて、照会電文通知部402は、照会電文によって対応する振込明細データを識別することができなかった旨の通知を生成し、担当者DB406に格納されている統括会社の担当者に宛てて当該通知を送信することができる。この通知は、担当者のメールアドレスを使用して送信されてもよく、あるいは統括会社端末130aを使用して担当者がCMSシステム110にアクセスしてきた際に画面上に表示するようにされてもよい。
S706にて、回答電文作成部403は、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bから受信した訂正振込情報または組戻し指示に基づいて回答電文を生成することができる。回答電文は、仕向銀行と被仕向銀行の間で通信可能なフォーマットに準拠して作成される。回答電文は、最初の振込情報の項目のうち、照会電文にて通知された振込不能理由を解消するための訂正情報、あるいは組戻し指示を含むことが可能である。また、他の実施形態として、CMSシステム110は、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bから受信した訂正振込情報または組戻し指示をそのまま銀行システム100に送信するように構成されてもよい。かかる場合、回答電文作成部403は回答電文を作成せず、銀行システム100が訂正振込情報または組戻し指示に基づいて回答電文を生成するように構成される。
S707にて、CMSシステム110は、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bによって生成された回答電文が訂正振込情報を示すのか、あるいは組戻し指示を示すのかを判定することができる。他の実施形態では、CMSシステム110は、統括会社端末130aまたはグループ会社端末130bによって生成された訂正振込情報を受信したのか、あるいは組戻し指示を受信したのかを判定することができる。訂正振込情報の場合にはS708に処理が進み、一方、組戻し指示の場合にはS710に処理が進む。
S708にて、承認依頼発信部404は、担当者DB406に登録されている承認者の氏名1503および順序1504を読出し、回答電文作成部403によって生成された回答電文(あるいは、訂正振込情報)に対する承認依頼を、統括会社および/またはグループ会社の承認者に対して行うことができる。承認依頼を受けた統括会社および/またはグループ会社の承認者は、受信した回答電文(あるいは、訂正振込情報)についての諾否をCMSシステム110に登録することができる。
ここで、図9〜図11を参照しながら、CMSシステム110が提供する回答電文作成処理および承認処理に関する画面例を説明する。図9は、振込不能明細リスト900を表示する画面の一例である。上述したように、振込不能明細リスト900の各データは、振込不能DB407に格納されている。振込不能明細リスト900は、シーケンスNo901、選択ラジオボタン902、ステータス903、処理番号904、処理区分905、振込日906、振込先情報907および金額908を備えることができるが、これらのデータ項目に限定されることなく任意のデータ項目を追加することが可能である。また、図9には詳細表示ボタン910も表示されることが可能である。
シーケンスNo901は、画面に表示されるリストに付されるシーケンス番号を示す。選択ラジオボタン902は、リストのうちの1つの明細を選択する際にチェックされる。なお、1つの明細を選択可能なシステム構成であれば構わないので、ラジオボタン以外にチェックボックスなどを使用して、選択されているチェックボックスの数を制御するように構成されても構わない。
ステータス903は、振込不能となった振込明細の現在の状況を示すことができ、例えば、「照会回答待ち」(照会電文を受信したが未回答)、「承認待ち」(照会電文に対する回答は作成したが、承認者の承認が未だなされていない場合:統括会社での承認待ち、グループ会社での承認待ちが明示される)、「承認済」(統括会社での承認が完了し、回答電文が仕向銀行の銀行システム100に送信された状態)、などが表示される。
処理番号904は、振込不能明細のそれぞれのデータに付される識別番号であり、被仕向銀行システム140から複数回、照会電文を受信する可能性があるため、枝番(−1、−2など)が付されることが可能である。処理区分905は、振込不能明細に対してどのような回答をするのかを示すことができ、例えば、「訂正」(照会電文に対して訂正情報を含む回答電文を作成した場合)、「再訂正」(一旦回答電文を送ったが、再度振込不調となり照会電文を受け取ったので再度、訂正情報を含む回答電文を作成した場合)、「組戻」(振込をやめて資金を戻してもらう場合)、「未登録」(照会電文に対する回答をまだ決めていない場合)、などとすることができる。
振込日906は、振込処理が行われた日である。振込先情報907は、振込先口座の銀行、支店、科目、口座番号、口座名を示す。金額908は、振込金額を示す。詳細表示ボタン910が押下されると、選択ラジオボタン902により選択された任意の1つの明細のデータが図10または図11に示すような画面にて表示される。図10は、照会電文に対する回答を作成する際に使用される画面例であり、一方、図11は、作成された回答電文に対する承認行為を行うための画面例である。
図10では、振込不能となった振込データが振込不調理由とともに表示されるので、回答電文の内容(訂正なのか、あるいは組戻しなのか)、訂正する場合の訂正後の振込先情報、回答電文の承認者(担当者DB406から選択可能、選択肢はどの会社の担当者によって入力が行われているかにより制御され得る)、申請者コメントなどを入力することができる。「確認」ボタンが押下されると、回答電文の内容が振込明細DB405の振込明細データ800に関連付けて格納されることができる。
図11では、作成された回答電文に対して承認者が承認を行う画面である。承認者は、担当者DB406に登録されているデータから予め選択されている。回答電文がグループ会社で作成された場合には、グループ会社での承認行為が完了したら統括会社での承認行為が行われる。全ての承認者による承認処理(すなわち、承認ボタンの押下)が完了したら、回答電文は銀行システム100に送信されることとなる。
なお、図10および図11では回答電文を作成する前提で説明したが、他の実施形態として回答電文そのものではなく、訂正振込情報または組戻し指示を入力するための画面を設けるようにしてもよい。
S709にて、全ての承認処理がなされた後、CMSシステム110は、回答電文(あるいは、訂正振込情報)を銀行システム100に送信することができる。
一方、S707にて組戻し指示を受信したとの判定がなされた場合、S710にて、承認依頼発信部404は、担当者DB406に登録されている承認者の氏名1503および順序1504を読出し、回答電文作成部403によって生成された回答電文(あるいは、組戻し指示)に対する承認依頼を、統括会社およびグループ会社の承認者に対して行うことができる。承認依頼を受けた統括会社およびグループ会社の承認者は、受信した回答電文(あるいは、組戻し指示)についての諾否をCMSシステム110に登録することができる。回答電文作成処理および承認処理については、図9〜図11に例示した画面を用いて上述したように実行されることが可能である。
S711にて、回答電文は、上述したような承認処理が完了した後、銀行システム100に送信される。
S712にて、CMSシステム110は、CMSによる取引に伴う勘定のデータを生成することができる。組戻しが行われた際は以下に示すような例の資金の移動が発生することになるので、それに伴う勘定のデータがCMSシステム110内で生成されることとなる。
(1)振込依頼時
統括会社口座から15万円出金され、被仕向銀行140の振込先口座への振込が行われる。また、当該振込を依頼したグループ会社の口座から統括会社の口座に対する15万円の資金移動が発生する。
(2)組戻し時
組戻しが承認された段階で、統括会社口座から当該振込を依頼したグループ会社の口座に対する15万円の資金移動が発生する。
(3)組戻し資金の入金時
銀行システム100における統括会社口座に組戻し資金が入金される。CMSシステム110は、統括会社口座に入金が行われたことを入金明細より把握することができ、上記(2)で発生した資金移動と今回の入金を対応付けて消し込み処理を行うことができる。
以上、例示的な実施形態を参照しながら本発明の原理を説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく、構成および細部において訂正する様々な実施形態を実現可能であることを当業者は理解するだろう。すなわち、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を採用することが可能である。
100 銀行システム
110 CMSシステム
120 第1のネットワーク
130a 統括会社端末
130b グループ会社端末
140 被仕向銀行システム
150 第2のネットワーク
201 制御部
202 主記憶部
203 補助記憶部
204 インターフェース(IF)部
205 出力部
206 顧客マスタ
207 勘定系DB
301 照会電文受信部
302 統括会社抽出部
303 回答電文発信部
401 会社抽出部
402 照会電文通知部
403 回答電文作成部
404 承認依頼発信部
405 振込明細DB
406 担当者DB
407 振込不能DB
800 振込明細データ
900 振込不能明細リスト
1200 照会電文
1400 取引明細ファイル
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る銀行システムは、被仕向銀行システムから第1の電文を受信する第1の電文受信手段であって、前記第1の電文は、振込処理不調時に仕向銀行に対する問い合わせをするために前記被仕向銀行システムから銀行システムに送信される照会電文である、第1の電文受信手段と、前記第1の電文に含まれる振込識別情報に基づいて振込電文を検索することにより振込依頼人を識別し、顧客マスタのCMS契約区分を参照することによって、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるかどうかを判定する第1の抽出手段と、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるとの判定がなされた場合に、前記第1の電文に含まれる振込内容に基づいて前記第1の電文に関連付けられた1または複数のエンティティを識別する第2の抽出手段であって、前記振込電文は、前記1または複数のエンティティによって作成された振込明細データに基づく、第2の抽出手段と、前記識別された1または複数のエンティティに、前記第1の電文を受信したことを示す通知および前記第1の電文を通信する通知手段であって、前記第1の電文に関連付けられる振込不能明細は、前記振込明細データに関連付けられている、通知手段と、前記識別された1または複数のエンティティによる入力に基づく第2の電文を生成する生成手段であって、前記第2の電文は、前記第1の電文に含まれる振込不調理由に対する回答電文である、生成手段と、予め定められた承認者に対して、前記第2の電文についての承認依頼を行う承認依頼発信手段と、前記承認者の全てによる承認が完了した前記第2の電文を前記被仕向銀行システムに送信する第2の電文発信手段とを備える。
また、本発明の一態様に係る、仕向銀行における銀行システムによって実行される方法は、被仕向銀行システムから第1の電文を受信することであって、前記第1の電文は、振込処理不調時に仕向銀行に対する問い合わせをするために前記被仕向銀行システムから銀行システムに送信される照会電文である、ことと、前記第1の電文に含まれる振込識別情報に基づいて振込電文を検索することにより振込依頼人を識別し、顧客マスタのCMS契約区分を参照することによって、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるかどうかを判定することと、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるとの判定がなされた場合に、前記第1の電文に含まれる振込内容に基づいて前記第1の電文に関連付けられた1または複数のエンティティを識別することであって、前記振込電文は、前記1または複数のエンティティによって作成された振込明細データに基づく、ことと、前記識別された1または複数のエンティティに、前記第1の電文を受信したことを示す通知および前記第1の電文を通信することであって、前記第1の電文に関連付けられる振込不能明細は、前記振込明細データに関連付けられている、ことと、前記識別された1または複数のエンティティによる入力に基づく第2の電文を生成することであって、前記第2の電文は、前記第1の電文に含まれる振込不調理由に対する回答電文である、ことと、予め定められた承認者に対して、前記第2の電文についての承認依頼を行うことと、前記承認者の全てによる承認が完了した前記第2の電文を前記被仕向銀行システムに送信することとを備える。
S502にて、CMSシステム110は、振込明細データ800が登録されたことに応答して、予め定められている承認ルートにしたがって1または複数の承認者に振込明細データ800の承認依頼を通知することができる。より詳細には、CMSシステム110は、振込明細データ800を登録した者が所属している会社の会社ID1501に基づいて担当者DB406を検索し、承認依頼を通知すべき承認者の担当者ID1502、氏名1503、順序1504およびメールアドレス1505を抽出する。CMSシステム110は、抽出した承認者に対して、承認依頼を通知する。通知は、メールドレス1505を使用して電子メールなどの手段を用いてもよいし、承認者がCMSシステム110にアクセスした際に画面上に承認すべきデータがあることを表示するようにしてもよい。承認者は、例えば、振込明細データ800を登録した担当者の上役、最終決裁者、統括会社の予め定められた担当者、決裁者などとすることができ、承認者の数および承認ルートは担当者DB406において任意に設定することが可能である。承認ルートは、振込明細データ800がグループ会社によって登録された場合には、まずグループ会社内で承認処理がなされ、その後、統括会社において承認処理がなされる。一方、振込明細データ800が統括会社によって登録された場合には、統括会社内での順序1504にしたがって承認処理がなされる。

Claims (8)

  1. 被仕向銀行システムから第1の電文を受信する第1の電文受信手段であって、前記第1の電文は、振込処理不調時に仕向銀行に対する問い合わせをするための電文である、第1の電文受信手段と、
    前記第1の電文に含まれる振込識別情報に基づいて振込電文を検索することにより振込依頼人を識別し、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるかどうかを判定する第1の抽出手段と、
    識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるとの判定がなされた場合に、前記第1の電文に含まれる振込内容に基づいて前記第1の電文に関連付けられた1または複数のエンティティを識別する第2の抽出手段であって、前記振込電文は、前記1または複数のエンティティによって作成された振込明細データに基づく、第2の抽出手段と、
    前記識別された1または複数のエンティティに、前記第1の電文を受信したことを示す通知および前記第1の電文を通信する通知手段であって、前記第1の電文に関連付けられる振込不能明細は、前記振込明細データに関連付けられている、通知手段と、
    前記識別された1または複数のエンティティによる入力に基づく第2の電文を生成する生成手段と、
    予め定められた承認者に対して、前記第2の電文についての承認依頼を行う承認依頼発信手段と、
    前記承認者の全てによる承認が完了した前記第2の電文を前記被仕向銀行システムに送信する第2の電文発信手段と
    を備えた銀行システム。
  2. 前記第1の電文に含まれる振込内容に基づいて前記第1の電文に関連付けられた1または複数のエンティティを識別することは、前記第1の電文に含まれる振込内容の任意のデータ項目が前記1または複数のエンティティによって作成された振込明細データに含まれる対応するデータ項目と一致するかどうかに基づいて行われる、請求項1の銀行システム。
  3. 前記第1の電文に含まれる振込識別情報に基づいて振込電文を検索することにより振込依頼人を識別することは、前記振込電文に含まれる振込識別番号と前記第1の電文に含まれる振込識別番号とが一致するかどうかに基づいて行われる、請求項1の銀行システム。
  4. 前記第1の電文は、振込処理不調時に仕向銀行に対する問い合わせをするために前記被仕向銀行システムから前記銀行システムに送信される照会電文である、請求項1の銀行システム。
  5. 前記第2の電文は、前記第1の電文に含まれる振込不調理由に対する回答電文である、請求項1の銀行システム。
  6. 前記第2の電文は、訂正振込情報または組戻し指示のいずれか一方に基づく、請求項5の銀行システム。
  7. 仕向銀行における銀行システムによって実行される方法であって、
    被仕向銀行システムから第1の電文を受信することであって、前記第1の電文は、振込処理不調時に仕向銀行に対する問い合わせをするための電文である、ことと、
    前記第1の電文に含まれる振込識別情報に基づいて振込電文を検索することにより振込依頼人を識別し、識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるかどうかを判定することと、
    識別した振込依頼人が支払代行機能を実行可能であるとの判定がなされた場合に、前記第1の電文に含まれる振込内容に基づいて前記第1の電文に関連付けられた1または複数のエンティティを識別することであって、前記振込電文は、前記1または複数のエンティティによって作成された振込明細データに基づく、ことと、
    前記識別された1または複数のエンティティに、前記第1の電文を受信したことを示す通知および前記第1の電文を通信することであって、前記第1の電文に関連付けられる振込不能明細は、前記振込明細データに関連付けられている、ことと、
    前記識別された1または複数のエンティティによる入力に基づく第2の電文を生成することと、
    予め定められた承認者に対して、前記第2の電文についての承認依頼を行うことと、
    前記承認者の全てによる承認が完了した前記第2の電文を前記被仕向銀行システムに送信することと
    を備える方法。
  8. 請求項7に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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