JP4898873B2 - 外国送金オートプロセス管理の方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、外国送金オートプロセス管理の方法およびプログラムに関し、より詳細には、過去の外国送金依頼に関連するデータを利用することによって、外国送金の自動処理を可能にすることに関する。
銀行などの金融機関における外国送金業務では、送金先である外国の金融機関に直接送金することができず、他の複数の金融機関を経由して送金処理を行うことが多い(本明細書では、以下、このように最終的な送金先である外国の金融機関、すなわち、送金受取人の取引銀行を「受取人取引銀行」、受取人取引銀行に至るまでに経由する金融機関を「経由銀行」という)。最終的な送金先である受取人取引銀行に至るまでにどの金融機関をどのように経由するか、すなわち送金経路は、送金依頼人によって指定された受取人および受取人の取引銀行、あるいは送金通貨などによって様々に異なり、場合によっては、送金依頼人が経由銀行を指定することもある。また、複数の経由銀行を介さなければならないことも多い。さらに、経路は、受取人取引銀行や経由銀行の状況(例えば、支店の変更、他の金融機関との統合、合併、および/またはこれらの銀行の他の金融機関との取引状況など)によって変化することもある。
従来、外国送金の処理では、送金依頼がなされると、その都度、外国送金業務を行う有識者(担当者)が、送金依頼の内容に基づき自身のこれまでの知見を用いて、受取人取引銀行までの送金経路(経由銀行など)を決定し、送金依頼人の出金口座から資金を引落して、決定した送金経路に従って経由銀行を介して受取人取引銀行への送金を行っていた(このように受取人取引銀行に向けて実際に送金を開始することを、以下「発電」という)。
ここで、外国送金には、例えば、送金金額、依頼者側の情報(例えば、氏名、住所、出金方法、出金口座など)、送金先の情報(例えば、受取人の氏名、国(住所含め)、受取人取引銀行名、支店、口座など)のみならず、送金目的、通貨、国際収支コードなど、非常に多くの情報が必要である。また、受取人取引銀行や経由銀行の状況も日々変化し得るものである。したがって、外国送金を行う銀行側は、外国送金依頼書に記入/入力された依頼内容に加えて、受取人取引銀行や経由銀行の状況も考慮して、送金経路を決定した上で、資金の引落し、および発電処理などの送金処理を行わなければならない。
特開平08−016670号公報
上述のように、外国送金業務を行う担当者が、外国送金依頼毎に、その送金依頼の内容や銀行の状況などに基づいてその都度送金経路を決定した上で、資金を引落して発電処理をすることは、非常に時間と手間のかかる負荷の高い作業である。さらに、このような人手による作業はミスが発生する可能性もある。
一方、送金依頼人にとっても、外国送金依頼毎に、上記のような多くの情報を提供(例えば、外国送金依頼書への記入/入力など)することは非常に面倒なことである。特に、定期的に外国に送金する場合、何度も同じ内容を記入することとなり効率的ではない。近年においては、インターネットの普及により、例えば外国送金依頼する銀行のホームページ上から外国送金依頼の手続きを行うことも可能であるが、この場合も依頼人は、送金依頼をする度に入力画面から必要な項目を全て入力する必要があり、効率的ではない。また、手入力の場合、前回と同じ内容の送金依頼をしようとしたにも関わらず、誤って異なる内容を入力してしまう可能性もある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、外国送金の送金処理において事務処理のさらなる自動化を図り、事務上のミスの低減させるシステムを提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、本発明の第1の側面である送金依頼を処理するための方法は、第1のコンピュータに接続された送金受付サーバと、送金処理システムとを含む送金システムにおいて実行される。
送金処理システムは、送金依頼毎に送金実績データと処理実績データとを関連付けるための値を決定する手段、ならびに、送金依頼毎に、送金実績データと処理実績データとを生成する送金処理手段を備える。送金実績データは、送金経路の決定の基となる情報と、上記値を決定する手段によって決定された値とを含み、処理実績データは、送金経路の決定の基となる情報と、送金経路を示す経路情報と、上記値を決定する手段によって決定された値とを含む。送金処理システムは、送金処理手段によって生成された処理実績データを格納するための処理実績情報データベースも備える。
送金受付サーバは、送金処理手段によって生成された送金実績データを格納するための送金実績情報データベーを備える。
本方法は、送金受付サーバが、第1のコンピュータから、第1の送金依頼の内容を示す第1の送金依頼データを受信すると、受信した該第1の送金依頼データに上記値が付加されているかどうか判断するステップと、第1の送金依頼データに上記値が付加されていると判断された場合、該値と同じ値を含む送金実績データを送金実績情報データベースから抽出するステップと、抽出した送金実績データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報が一致するかどうか判断するステップと、送金経路の決定の基となる情報が一致すると判断された場合、第1の送金依頼データを送金処理システムに送信するステップとを含む。
本方法は、送金処理システムが、送金受付サーバから第1の送金依頼データを受信すると、送金処理手段が、第1の送金依頼データに付加されている上記値と同じ値を含む処理実績データを、処理実績情報データベースから抽出するステップと、抽出した処理実績データに基づいて、第1の送金依頼の経路情報を決定するステップとを含む。
送金処理システムは、銀行情報が格納された銀行情報マスタと接続され、本方法は、さらに、第1の送金依頼の経路情報を決定するステップの前に送金処理手段が、抽出した処理実績データ内の銀行に関する情報が銀行情報マスタに格納されている銀行情報と一致するかどうか判断するステップと、銀行情報と一致すると判断された場合は、抽出した処理実績データに含まれる経路情報に従って第1の送金依頼の経路情報を決定するステップを含む。
以上説明したように、本発明によれば、初回外国送金に関する複数の実績データを送金受付サーバ、または銀行内の送金処理システムに保持し、1つの件別としての紐付けを行うことにより、同じ内容の外国送金に取り組む際に初回外国送金時のこれらの実績データを利用することが可能となる。これにより、2回目以降の外国送金の自動処理を実現することができる。したがって、本発明によると、事務上のミスを低下させ、外国送金の処理速度を飛躍的に向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかる外国送金システムの全体的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる初回外国送金の処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる2回目以降の外国送金の処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる、1つの送金依頼に関連する送金依頼データ、送金実績データ、および処理実績データに含まれる項目の一部を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる、外国送金システムの全体的な構成を示す図である。
外国送金システム100は、外国送金を依頼された銀行側において送金処理を行うためのシステムであり、顧客からの送金依頼を受け付ける送金受付サーバ200と、受け付けた送金依頼について送金処理を行う送金処理システム300とを備える。外国送金システム100は、過去に外国送金処理を行った(過去に取り組んだ)送金依頼に関連する複数の実績データ(例えば、図4の表に示される送金実績データと処理実績データ)を送金受付サーバ200、または送金処理システム300に保持し、これらの実績データを1つの送金依頼件として紐付けることによって、2回目以降の外国送金の自動処理を可能にする。
外国送金の経路は、上述のように送金依頼人、および受取人や受取人取引銀行、送金通貨などによって異なり、受取人取引銀行および経由銀行の状況によって変化し得るが、一旦、ある依頼人からある受取人への外国送金が取り組まれ、送金経路が決定されると、同一依頼人から同一受取人への次回以降の送金では、送金経路に影響する情報(送金通貨、および受取人取引銀行/経由銀行の状況)に変更がない場合は、前に決定された送金経路と同じ送金経路を使用して送金を行うことができる。
したがって、過去のある送金依頼の送金処理の内容を示す実績データを特定することができれば、送金経路に影響する情報に変更がなく、依頼人が新たな経由銀行を指定しない限り、過去に取り組んだ送金依頼の実績データを利用することで、2回目以降の外国送金の自動処理が可能になる。また、過去に取り組んだ送金依頼の実績データを特定することができれば、2回目以降の送金依頼で送金経路の決定に影響する情報が変更されているかどうかも判断することが可能である。
本発明の一実施形態では、ある最初の送金依頼の処理において、送金受付サーバ200に保持される実績データと、送金処理システム300に保持される実績データに、同じ値(例えば、同一の番号)を付加することで、これらのデータを1つの送金依頼件として対応付ける。
送金受付サーバ200は、顧客端末400と通信ネットワークを介して接続される、Webサーバとして機能する。送金受付サーバ200は、例えば、送金依頼人によって顧客端末400から入力された送金依頼データを、インターネットなどの通信ネットワークを介して受信する。顧客端末400は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)などの任意のコンピューティングデバイスである。送金依頼データには、送金取組日、依頼人の出金口座番号、送金通貨、送金金額、送金目的、出金方法、受取人の口座番号、氏名、住所、受取人取引銀行の銀行コード、銀行名、支店名、住所、国コード、(送金依頼人が指定する場合には)指定する経由銀行の銀行コード、銀行名、支店名、住所、国・都市コードなどの項目が含まれる。図4に送金依頼データの一例を示すが、これは送金依頼データに含まれる項目の一部であり、他の様々な項目も含まれ得る。
送金受付サーバ200は、さらに、過去に取り組んだ送金依頼データ、および実際に送金処理が完了した送金実績データを保持し、外国送金依頼をした顧客に、該顧客の過去の送金依頼データまたは送金実績データを提示する機能も有する。
送金受付サーバ200は、送受信部210、受付処理部220、依頼情報データベース(DB)230、および送金実績情報DB240を備える。
送受信部210は、顧客端末400または送金処理システム300との間で情報を送受信する機能を有する。
受付処理部220は、受信した送金依頼データをチェックする機能を有する。以下で図2、3に関連して詳細に説明するが、受付処理部220は、例えば、受信した送金依頼データについて、必要な項目が全て入力されているか、または各項目に入力された情報が妥当であるか否かなどの入力チェックをすることができる。また、受付処理部220は、受信した送金依頼データが初回送金依頼のデータであるか、または2回目以降の送金依頼のデータであるかを判断し、2回目以降の送金依頼の場合は過去に取り組んだ送金依頼のデータと同じであるかどうかを判断することができる。
受付処理部220は、受信した送金依頼データについて、送金依頼毎に一意の番号(例えば、送金取組番号)を付与することができる。
依頼情報DB230は、顧客端末400から送信された送金依頼データを格納するためのデータベースである。送金依頼データは、典型的に、受付処理部220によってチェックされた後、依頼情報DB230に格納される。
送金実績情報DB240は、ある送金依頼について送金処理が完了した後、送金処理システム300の送金処理部320によって生成される送金実績データを格納するためのデータベースである。送金実績データについては後述する。
送金処理システム300は、送金経路の決定、および発電処理などの送金処理を行うためのシステムであり、送受信部310、送金処理部320、番号管理部330、および処理実績情報DB340を備える。
送受信部310は、送金受付サーバ200と通信して送金依頼データを受信する。また、送受信部310は、送金処理を行う銀行側に設置される登録端末500とネットワークを介して接続される。送受信部310は、ある最初の送金依頼について、登録端末500から入力された該送金依頼の送金経路に関する経路情報を受信する。
番号管理部330は、送金処理部320によって生成される送金実績データと処理実績データを1つの送金依頼件として紐付けるために、これらの実績データに付与する値を決定し、該値を管理することができる。本発明の一実施形態では、値は一連番号であり、同じ内容の送金依頼には同じ番号を付与し、次の送金依頼が該送金依頼と異なる内容の場合には、該番号と異なる(次の)番号を付与する。
例えば、ある送金依頼Aの送金実績データと処理実績データに、同じ番号(例えば「0001」)を付与する。これにより、1つの送金依頼Aに関連するデータであるが異なるシステム間(サーバ/システム間)に保持される送金実績データと処理実績データとを、付与された番号によって紐付けることが可能になる(例えば、番号「0001」が付与されていれば、依頼Aに関連する実績データであるとして紐付けられている)。そして、別の送金依頼Bの送金実績データと処理実績データには、依頼Aと異なる次の番号(例えば「0002」)を付与する。
ただし、異なる送金依頼であっても、送金依頼の内容が同一、または送金経路に影響しない項目(例えば、送金金額など)のみが異なる場合は、両方の送金依頼に対して同じ番号を付与することができる。送金経路は、通常、送金依頼データに含まれる項目のうち(図4の710で示される)送金通貨、受取人の口座番号、氏名、住所、受取人取引銀行の銀行コード、銀行名、支店名、住所、国コードによって決定され(以下、これらの送金経路の決定の基となる情報を、送金経路決定情報という)、場合によって、依頼人により経由銀行が指定されている場合(図4の740に入力がある場合)には、指定経由銀行を経由するように決定される。したがって、送金経路決定情報710が同じであり、かつ指定経由銀行740に入力がない場合は、同じ送金経路を使用することができる。例えば、依頼Bの送金経路決定情報710が依頼Aと同じであり、指定経由銀行740に入力がない場合、同じ送金経路を使用することができるため、依頼Bには依頼Aと同じ番号(例えば、「0001」)が付与される。
以下では、実績データを紐付けるための値として一連番号を付与する実施形態について説明するが、これは単なる例示であり、他の実施形態では、1つの送金依頼件に関する複数の実績データを紐付けることが可能な他の値または手段を用いることができる。なお、図1では、番号管理部330は、送金処理部320に含まれるように図示されているが、これらは別個のものとすることもできる。
送金処理部320は、処理実績情報DB340に格納される処理実績データ、および送金実績情報DB240に格納される送金実績データを生成する。
処理実績データは、各送金依頼に対して行った送金処理の内容を示す実績情報であり、初回送金依頼の場合は、送金受付サーバ200から送信された送金依頼データ、登録端末500から入力される経路情報、および番号管理部330によって決定される一連番号に基づいて生成される。図4の表に示されるように、処理実績データは、送金依頼データに含まれる送金経路決定情報710、経路情報730、一連番号、および送金依頼データに含まれる他の情報(例えば、送金金額など)を含む。送金経路決定情報710には、送金通貨、受取人および受取人取引銀行に関連する情報(受取人口座番号、受取人名、受取人住所、受取人取引銀行の銀行コード、銀行名、支店名、住所、国コード)が含まれる。経路情報730には、1つまたは複数の経由銀行の銀行コード、銀行名、支店名、住所、国コードが含まれる。また、処理実績データには、送金依頼データに対して付与された、送金依頼を一意に特定するための送金取組番号も含まれ得る。
2回目以降の送金依頼の場合、該送金依頼の処理実績データは、該送金依頼の送金依頼データと、処理実績情報DB340に格納されている過去の処理実績データに含まれる経路情報とに基づいて生成される。送金処理部320は、2回目以降の送金依頼の場合、該送金依頼の送金依頼データに付加されている一連番号をキーとして、処理実績情報DB340内の過去の処理実績データを抽出し、抽出した処理実績データに含まれる経路情報に基づいて、該送金依頼の処理実績データを生成する。これにより、2回目以降の送金依頼に対する送金処理を自動的に行うことができる。
送金実績データは、処理実績データの一部を複製することによって生成される。代替的に、送金処理システム300が送金受付サーバ200から受信した送金依頼データに基づいて生成されることもある。送金実績データも各送金依頼に対して行った送金処理の内容を示す実績情報であるが、送金実績データは、顧客が次に同じ内容の送金依頼をする際に送金依頼データを入力/作成するときに利用されるデータであるため、送金依頼データを入力/作成するのに必要な情報を含んでいればよい。したがって、送金実績データは、経路情報を含まなくてよく、図4の表に示されるように送金経路決定情報710、一連番号、および送金依頼データに含まれていた他の情報を含む。また、送金実績データには、処理実績データと同様に、送金依頼を一意に特定するための送金取組番号も含まれ得る。
送金処理部320は、さらに、他システムにある銀行情報マスタ600を定期的に参照する。銀行情報マスタ600は、銀行に関する最新の情報が全て格納されているマスタである。送金処理部320は、該銀行情報マスタ600を参照して、処理実績情報DB340内の処理実績データに含まれる銀行情報(図4の720で示される、受取人取引銀行や経由銀行として含まれる銀行の情報)に変更がないかどうかチェックすることができる。
図2は、本発明の一実施形態にかかる、初回外国送金における処理を示すフローチャートである。本実施形態では、ある顧客a(送金依頼者)が、最初の外国送金依頼Aをすると想定して、最初の外国送金における処理を説明する。
ステップS201で処理が開始される。例えば、顧客aが、顧客端末400からインターネットなどを介して、外国送金依頼Aをする銀行の外国送金システム100にアクセス(ログイン)し、外国送金依頼書の作成画面などから依頼Aに必要な項目を入力して送金依頼データを作成する。初回送金依頼の場合は、上述のように、例えば、送金取組日、送金依頼人の出金口座の口座番号、送金通貨、送金金額、送金目的、出金方法、受取人口座番号、受取人名、受取人住所、受取人取引銀行の銀行コード、銀行名、支店名、住所、国コードなどを含む、外国送金に必要な項目の全てに入力する必要がある。
ステップS202で、顧客aが依頼Aの入力内容を確定させるアクション(例えば、確定ボタン/登録ボタンの押下など)を行い、典型的にはさらに顧客aまたは他の承認者が依頼Aの内容を承認するアクションを行うと、作成された送金依頼データが、顧客端末400から、外国送金システム100の送金受付サーバ200に送信される。
ステップS203で、受付処理部220は、受信した送金依頼データに含まれる各項目をチェックする。受付処理部220は、例えば、受信した送金依頼データについて、依頼Aに必要な全ての項目が入力されているかどうか、各項目に入力されている内容が妥当であるかどうかなど(例えば、適切な箇所に適切な内容が入力されているか)の入力チェックを行う。送金依頼データに含まれる項目にエラーがある場合(図2の「NG」の場合)は、受付処理部220はエラー処理(例えば、入力内容の修正を求めるワーニングを画面上に出すなど)を行うこともできる。
送金依頼データに含まれる項目にエラーがない場合(図2の「OK」の場合)、受付処理部220は、送金依頼データを複製し、ステップS204で、その一方を依頼情報DB230に格納し、ステップS205で、他方を、送受信部210を介して送金処理システム300の送受信部310に送信する。
次いで、依頼Aの送金経路が決定される。初回送金の場合、例えば、送金処理システム300に送信された送金依頼データは、送受信部310を介して送金処理システム300に接続された登録端末500の画面上に表示される。そして、依頼Aを受けた銀行の担当者によって、表示された送金依頼データの内容に基づいて依頼Aの送金経路が決定される。
送金経路は典型的に、上述のように送金依頼データの送金経路決定情報710に基づいて決定される。場合によって、依頼Aの送金依頼データおいて経由銀行が指定されているときは、指定経由銀行を経由するように決定される。
決定された送金経路に関する情報、すなわち経路情報は、登録端末500から入力され、ステップS206で、送金処理システム300の送受信部310が経路情報を受信する。図4の730で示されるように、経路情報には、送金時に経由した1つまたは複数の経由銀行の銀行コード、銀行名、支店名、住所、国コードが含まれる。
送金経路が決定されると、依頼Aについて通常の送金処理が行われることになる。ステップS207で、送金処理システム300は、経路情報を受信すると勘定系システム(図示せず)に資金引落しを要求し、勘定系システムによって資金引落しが行われたことを確認すると発電処理を行う。
ステップS208で、番号管理部330が、依頼Aに対する一連番号を決定する。
ステップS209で、送金処理部320は、送金処理済みの送金依頼データと、受信した経路情報と、決定された一連番号とに基づいて、処理実績情報DB340に格納するための依頼Aの処理実績データを生成する。処理実績データには、送金経路決定情報710(送金通貨、受取人および受取人取引銀行に関する情報)、経路情報730、および一連番号が含まれる。
ステップS210で、送金処理部320は、生成した処理実績データを処理実績情報DB340に格納する。
ステップS211で、送金処理部320は、送金受付サーバ200の送金実績情報DB240に格納するための依頼Aの送金実績データを生成する。送金処理部320は、生成した処理実績データの一部を複製することによって送金実績データを生成する。送金実績データには、送金経路決定情報710(送金通貨、受取人および受取人取引銀行に関する情報)、および一連番号が含まれる。送金処理部320は、代替的に、送金受付サーバ200から送信された送金依頼データに基づいて送金実績データを生成することもできる。
ステップS212で、生成された送金実績データは、送受信部310を介して送金受付サーバ200に送信され、送金実績情報DB240に格納される。
なお、生成された送金実績データおよび処理実績データにも送金取組番号が含まれる。
図3は、本発明の一実施形態にかかる、2回目以降の外国送金の処理を示すフローチャートである。
本実施形態では、説明を容易にするために、図2に関連して説明した初回送金依頼Aと同じ送金依頼者である顧客aが、2回目の外国送金依頼Bをすると想定する。顧客aによる最初の依頼Aの送金処理が完了しているので、送金受付サーバ200の依頼情報DB230内には依頼Aの送金依頼データが格納されている。また、送金受付サーバ200の送金実績DB240内に依頼Aの送金実績データが、送金処理システム300の処理実績DB340内に依頼Aの処理実績データがそれぞれ格納されている。依頼Aの送金実績データ、および処理実績データには、それぞれ同じ一連番号が含まれているため、これら2つの実績データは同じ依頼Aに関連する実績データとして紐付けされている。
ステップS301で処理が開始される。顧客aは、顧客端末400からインターネットなどを介して、外国送金を依頼する銀行の外国送金システム100にアクセス(ログイン)し、依頼Bの送金依頼データを入力/作成する必要がある。ここで、依頼Bは2回目の外国送金依頼であるため、本発明によると、顧客aは、送金実績情報DB240に格納されている依頼Aの送金実績データを利用して、依頼Bの送金依頼データを入力/作成することができる。
例えば、顧客aが外国送金システム100にログインすると、送金受付サーバ200は、顧客aの過去に取り組んだ依頼Aの送金実績データを、送金実績情報DB240から抽出し、顧客aの顧客端末400の画面上に履歴情報として表示する。このとき、再利用することができる送金実績データには、例えば「Re−use」ボタンを表示するなど、その送金実績データが再利用可能であること示す表示を設けることができる。これにより、顧客aに履歴情報の中のどの送金実績データが再利用可能であるか認識させ、再利用可能な送金実績データを利用して新たな送金依頼データを作成させることができる。
顧客aが、表示された履歴情報から依頼Aの送金実績データを選択すると、送金受付サーバ200は、選択された依頼Aの送金実績データに含まれる情報を顧客端末400の画面(例えば、外国送金依頼書の作成画面)に表示する。したがって、顧客aは、表示された依頼Aの送金実績データを利用し、依頼Aから変更する必要のある項目にのみ入力を行うことにより、依頼Bの送金依頼データの入力/作成することができる。これにより、送金依頼データの入力/作成作業による負荷が大幅に軽減されることになる。ここで、顧客端末400の画面には、依頼Aの送金実績データに含まれる情報の全てを表示する必要はなく、顧客aが依頼Bの送金依頼データを入力/作成するために必要な項目のみを表示すればよい。例えば、送金実績データに含まれる一連番号は、送金実績データと処理実績データを紐付けて管理するための情報であるため、画面上に表示する必要はない。
本実施形態では、経路情報を含む処理実績データと一連番号で紐付けされている過去の依頼Aの送金実績データを利用して依頼Bの送金依頼データを作成することで、過去の依頼Aの経路情報を用いて依頼Bの送金経路を自動的に決定できるように、送金実績データを履歴情報として表示している。しかしながら、単に顧客の送金依頼データの入力/作成作業の負荷を軽減させるために過去の送金依頼の情報を画面上に表示する場合には、必ずしも送金実績データを表示する必要はなく、依頼情報DBに格納されている過去の送金依頼データを表示してもよい。
代替的な実施形態において、顧客aについて過去に取り組んだ送金実績データが複数ある場合は、履歴情報としてこれらの複数の送金実績データが表示される。この場合、顧客aは、表示された履歴情報から所望の送金実績データ(例えば、自身が送金依頼しようとするものに最も近い送金実績データ)を選択すれば良い。一実施形態において履歴情報は、例えば、一連番号毎のリスト形式で表示することができる。
顧客aは、依頼Bが2回目の送金依頼であっても依頼Aの送金実績データを利用せず(例えば、履歴情報から選択するのではなく、外国送金依頼書を新規作成するなどして)、新たな送金依頼を行うこともできる。
ステップS302で、顧客aが確定ボタンおよび/または登録ボタンの押下などの依頼Bの入力内容を確定させるアクション(典型的には、さらに、依頼Bの内容を承認するアクション)を行うと、作成された依頼Bの送金依頼データが、顧客端末400から、外国送金システム100の送金受付サーバ200に送信される。このとき、依頼Bの送金依頼データが依頼Aの送金実績データを利用して作成されている場合は、依頼Bの送金依頼データには、依頼Aの送金実績データの一連番号と同じ一連番号が付加されている。反対に、依頼Bの送金依頼データが依頼Aの送金実績データ(および過去の全ての送金実績データ)を利用せずに作成された場合は、依頼Bの送金依頼データには一連番号は付加されていない。
ステップS303で、受付処理部220は、依頼Bの送金依頼データに一連番号が付加されているかどうかを判断する。2回目以降の送金依頼であっても、過去の送金実績データを利用していない新規の送金依頼の場合は、上述のように送金依頼データには一連番号が付加されていない。したがって、送金受付サーバ200は、受信した送金依頼データに一連番号が付加されているかどうかによって、送金依頼が初回の依頼であるか、2回目以降の依頼であるかを判断することができる。
依頼Bの送金依頼データに一連番号が付加されていない場合、処理は図2のXに戻り、初回送金と同様に処理が行われる。一方、依頼Bの送金依頼データに一連番号が付加されている場合、処理はステップS304に続く。
ステップS304で、受付処理部220は、図2のステップS203に関連して説明した入力チェックに加えて、依頼内容の変更有無チェックを行う。受付処理部220は、依頼Bの送金依頼データと、該依頼Bの送金依頼データの作成に利用された依頼Aの送金実績データとを比較して、両データの送金経路決定情報710が一致しているかどうか判断する。例えば、依頼Aの送金実績データの送金経路決定情報710と、依頼Bの送金依頼データの送金経路決定情報710の情報が全て一致するかどうか判断する。
ここで、送金経路は上述のように、送金経路決定情報710、および場合によって顧客aが指定した経由銀行に基づいて決定される。したがって、依頼Bの送金依頼データの送金経路決定情報710が、依頼Aの送金実績データの送金経路決定情報710と同じ(すなわち、変更されていない)場合は、依頼Bの送金依頼データの経由銀行情報740に入力がなければ、依頼Bについて、利用した依頼Aと同じ送金経路を使用することができる。
言い換えると、依頼Bの送金依頼データが変更されていない場合、あるいは、依頼Bの送金依頼データが変更されている場合であっても送金経路決定情報710が変更されていない場合は、依頼Bの送金依頼データの経由銀行情報740に新たな入力がなければ、依頼Bは依頼Aと同じ送金経路を使用することができる。この場合、処理はステップS306に続く。反対に、送金経路決定情報710が変更された場合、あるいは依頼Bの送金依頼データの経由銀行情報740に入力がある場合は、依頼Aと同じ送金経路を使用することができない。この場合、処理はステップS305に続く。
本発明の一実施形態では、依頼Aの送金実績データを顧客端末400の画面に表示する際、顧客aが誤ってその内容を変更しないように、送金経路に影響を与える項目を例えばグレーアウト表示にすることができる。このようにすることで、顧客aにグレーアウト表示されている項目は前の依頼Aと同じ内容であるということを認識させ、顧客aがその内容を敢えて変更したい場合にのみ変更させるようにすることができる。例えば、グレーアウト表示された項目の内容を変更するための編集ボタンを設け、顧客aが編集ボタンを押下した場合にのみ該項目の内容を変更できるようにすることが可能である。この場合、ステップS304における変更有無チェックは、編集ボタンが押されたか否かによって変更有無を判断することもできる。
ステップS304で送金経路決定情報710が一致しない、または経由銀行情報740に入力があると判断された場合、ステップS305で、受付処理部220は、依頼Bの送金依頼データに付加されていた(依頼Aと同じ)一連番号をクリアする。次いで、処理は図2のBに戻り、その後、初回送金時と同様に処理が行われる。
ステップS304で送金経路決定情報710が一致し、経由銀行情報740に入力がないと判断された場合、依頼Bの送金依頼データは、依頼Aと同じ一連番号が付加されたまま、受付処理部220によって複製され、ステップS306で、その一方が依頼情報DB230に格納され、ステップS307で、他方が送金受付サーバ200から送金処理システム300に送信される。
ステップS308で、送金処理部320は、銀行情報マスタ600を参照して、処理実績データに含まれる銀行に関する情報に変更が発生しているかどうか判断する。具体的には、送金処理部320は、依頼Bの送金依頼データに付加された(依頼Aと同じ)一連番号をキーとして、処理実績情報DB340から依頼Aの処理実績データを抽出する。次いで、銀行情報マスタ600を参照し、抽出した依頼Aの処理実績データについて、該処理実績データの銀行に関する情報(例えば、受取人取引銀行および経由銀行の銀行コード、銀行名、支店名、住所、国・都市コードなど、図4の720で示される項目)が銀行情報マスタ600の銀行情報と全て一致しているかどうか判断する。
依頼Aから依頼Bまでの間に、受取人取引銀行や経由銀行について、例えば、銀行の統合や合併、銀行名や支店名の変更、住所変更などの変更が発生している可能性がある。処理実績情報DB340内の銀行に関する情報は、典型的に、銀行情報マスタ600に含まれる最新の銀行情報に合致するように定期的に更新される。しかしながら、更新のタイミングによって差異が発生する可能性があり、あるいは変更内容によって(例えば、一律に更新することが適切ではない場合など)処理実績情報DB340内の情報は更新されないこともある。したがって、上述のように処理実績データの銀行に関する情報を、銀行情報マスタ600に含まれる銀行情報と比較して、変更があるかどうか判断する必要がある。定期的な更新によって処理実績データの銀行に関する情報が銀行情報マスタ600に含まれる情報と合致している場合は、依頼Bについて依頼Aと同じ送金経路を使用することができるが、異なっている場合は、依頼Bについて、依頼Aと同じ送金経路を使用することができない。
ステップS308で銀行情報に変更がないと判断された場合は、依頼Bについて依頼Aと同じ送金経路を使用することができる。したがって、ステップS309で、送金処理部320は、自動的に、依頼Bの送金経路を決定することができる。すなわち送金処理部320は、抽出した依頼Aの処理実績データに含まれる経路情報によって、依頼Bの送金経路を(依頼Aの送金経路と同一であるとして)決定する。
次いで、ステップS310で、送金処理部320は、顧客a(依頼人)の出金口座から資金を引落すよう勘定系システム(図示せず)に要求し、資金引落確認後、決定された依頼Bの送金経路に従って自動的に発電処理を行うことができる。
ステップS311で、送金処理部320は、依頼Bの処理実績データを生成し、ステップS312で、生成した依頼Bの処理実績データを処理実績情報DB340に格納する。
ステップS313で、送金処理部320は、依頼Bの送金実績データを生成し、ステップS314で、生成された依頼Bの送金実績データは、送受信部310を介して送金受付サーバ200に送信されて、送金実績情報DB240に格納される。
本実施形態では、依頼Aと依頼Bが同じ一連番号を有することになるが、送金依頼データ、送金実績データ、および処理実績データには、一連番号とは別に、送金依頼毎に一意の送金取組番号が付与されているため、同じ一連番号を有する異なる依頼件(例えば、依頼Aと依頼B)は送金取組番号によって区別することができる。
一方、ステップS308で変更があると判断された場合は、依頼Aと同じ送金経路で送金処理を行うことはできないため、処理は図2のZに戻る。ここで再び図2に戻って説明すると、依頼Bの送金経路は変更された銀行情報に基づいて決定され、ステップS206で、決定された依頼Bの送金経路に関する経路情報が、登録端末500から入力され、送金処理システム300に送信される。次いで、ステップS208で、番号管理部330が、依頼Bに対する新たな一連番号(例えば「0002」)を決定する。送金処理部320によって、ステップS209、S211で新たな一連番号を含む処理実績データおよび送金実績データがそれぞれ生成され、生成された処理実績データおよび送金実績データは、ステップS210、S212で処理実績情報DB340および送金実績情報DB240にそれぞれ格納される。
本発明によると、2回目以降の送金依頼の際、上述のように、送金受付サーバ200によって、顧客aの過去に取り組んだ依頼Aの送金実績データが顧客端末400の画面上に履歴情報として表示される。本発明の一実施形態では、このとき、再利用することができる送金実績データには、例えば「Re−use」ボタンや「R」表示など、その送金実績データが再利用可能であることを示す表示を設けることができる。これにより、新たな送金依頼データの作成において、顧客aに、Re−useボタンが表示された送金実績データの再利用を促すことができる。Re−useボタンなど、送金実績データが再利用可能であることを示す表示は、送金実績データの生成時に該表示のためのフラグを立てる(フラグをONにする)ことによって行われる。
ここで、送金実績データが再利用可能であるとは、その送金実績データを再利用して新たな送金依頼データを作成することで、該送金実績データと一連番号で紐付けされた処理実績データに含まれる経路情報を、新たな送金依頼の送金経路の決定に利用することができることを意味する。したがって、ある送金依頼に対する処理実績データと送金実績データが生成されると、該送金実績データは通常、再利用可能である。
例えば、初回の送金依頼Aの送金実績データを生成するときに(ステップS211)、送金処理部320は、Re−useボタンを表示させるためのフラグを自動的に立てる(フラグをONにする)ことができる。フラグONのとき該送金実績データは、2回目の送金依頼Bの送金依頼データの作成において顧客端末400の画面上に(履歴情報として)Re−useボタンとともに表示される。したがって、顧客aは、この送金依頼Aの送金実績データにRe−useボタンが表示されていることから、該送金実績データが再利用可能であると認識し、該送金実績データを選択/利用して、送金依頼Bの送金依頼データを作成する。
これに対して、例えば銀行の合併や統合により名称が変わるなど、受取人取引銀行や経由銀行の情報に変更が生じた場合、処理実績データに含まれる経路情報に変更が発生するため、送金実績データ(一連番号で紐付けされた処理実績データの経路情報)を再利用することができない。このような場合は、Re−useボタンを表示せず、顧客aによる送金実績データの再利用を予め防止することができる。
送金依頼Aの受取人取引銀行や経由銀行の銀行情報に変更が生じた場合に、登録端末500から送金処理システム300に銀行情報の変更を示す情報が入力されると、該送金依頼Aの送金実績データのフラグを削除(フラグをOFF)し、該送金実績データにはRe−useボタンを表示させないようにすることができる。これにより、顧客aが送金依頼Aの送金実績データを再利用して送金依頼Bの送金依頼データを作成することを予め防止することができる。
銀行情報に変更に変更が生じた場合、図3のステップS308に関連して説明したように銀行情報マスタ600を参照して処理を行うこともできるが、Re−useボタンを表示させずに送金実績データの再利用を予め防止することによっても銀行内における処理の効率化を図ることができる。
100 外国送金システム
200 送金受付サーバ
210 送受信部
220 受付処理部
230 依頼情報データベース
240 送金実績情報データベース
300 送金処理システム
310 送受信部
320 送金処理部
330 番号管理部
340 処理実績情報データベース
400 顧客端末
500 登録端末
600 銀行情報マスタ
710 送金経路決定情報
720 銀行情報
730 経路情報
740 経由銀行情報

Claims (22)

  1. 第1のコンピュータに接続された送金受付サーバと、送金処理システムとを含む送金システムにおいて、送金依頼を処理するための方法であって、
    前記送金処理システムは
    送金依頼毎に、送金実績データと処理実績データとを関連付けるための値を決定する手段と
    送金依頼毎に、送金実績データと処理実績データとを生成する送金処理手段であって、前記送金実績データは、送金経路の決定の基となる情報、および前記値を含み、前記処理実績データは、送金経路の決定の基となる情報、送金経路を示す経路情報、および前記値を含む、送金処理手段と
    前記送金処理手段によって生成された処理実績データを格納するための処理実績情報データベースと
    を備え、
    前記送金受付サーバは
    前記送金処理手段によって生成された送金実績データを格納するための送金実績情報データベースを備え、
    当該方法は、
    前記送金受付サーバが
    前記第1のコンピュータから、第1の送金依頼の内容を示す第1の送金依頼データを受信すると、受信した該第1の送金依頼データに前記値が付加されているかどうか判断するステップと
    前記第1の送金依頼データに前記値が付加されていると判断された場合、該値と同じ値を含む送金実績データを前記送金実績情報データベースから抽出するステップと、
    抽出した送金実績データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、前記第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報が一致するかどうか判断するステップと
    前記送金経路の決定の基となる情報が一致すると判断された場合、前記第1の送金依頼データを前記送金処理システムに送信するステップと
    前記送金処理システムが、前記送金受付サーバから前記第1の送金依頼データを受信すると、前記送金処理手段が
    前記第1の送金依頼データに付加されている前記値と同じ値を含む処理実績データを、前記処理実績情報データベースから抽出するステップと、
    抽出した処理実績データに基づいて、前記第1の送金依頼の経路情報を決定するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記送金処理システムは、銀行情報が格納された銀行情報マスタと接続され、
    前記第1の送金依頼の経路情報を決定するステップの前に、前記送金処理手段が、
    前記抽出した処理実績データの銀行に関する情報が、前記銀行情報マスタに格納されている銀行情報と一致するかどうか判断するステップと
    前記銀行情報と一致すると判断した場合は、前記抽出した処理実績データに含まれる経路情報に従って、前記第1の送金依頼の経路情報を決定するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の送金依頼の経路情報を決定するステップの後に、前記送金処理手段が、
    前記第1の送金依頼について、前記第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、決定された前記経路情報と、前記値とを含む第1の処理実績データを生成し、生成された第1の処理実績データを前記処理実績情報データベースに格納するステップと
    前記第1の送金依頼について、前記第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、前記値とを含む第1の送金実績データを生成、生成された第1の送金実績データを前記送金受付サーバに送信するステップと、
    前記送金受付サーバが
    送信された前記第1の送金実績データを前記送金実績情報データベースに格納するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記送金処理システムは、第2のコンピュータと接続され、
    前記送金処理手段が、前記銀行情報と一致しないと判断した場合、
    前記送金処理システムが、前記第2のコンピュータから前記第1の送金依頼の経路情報を受信するステップと
    前記値を決定するための手段が、前記第1の送金依頼について、前記第1の送金依頼データに含まれる前記値と異なる第1の値を決定するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記送金処理システムは、第2のコンピュータと接続され、
    前記送金受付サーバが、前記第1の送金依頼データに前記値が付加されていないと判断した場合、または前記送金経路の決定の基となる情報が一致しないと判断した場合、
    前記送金受付サーバが、前記第1の送金依頼データを前記送金処理システムに送信するステップと
    前記送金処理システムが、前記第2のコンピュータから、前記第1の送金依頼の経路情報を受信するステップと
    前記値を決定するための手段が、前記第1の送金依頼について第1の値を決定するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記送金受付サーバは、前記第1の送金依頼データに前記値が付加されていないと判断した場合、または前記送金経路の決定の基となる情報が一致しないと判断した場合、前記第1の送金依頼データを前記送金処理システムに送信するステップの前に、前記第1の送金依頼データを複製して、複製された第1の送金依頼データを、前記送金受付サーバが有する依頼情報データベースに格納することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記送金受付サーバは、前記送金経路の決定の基となる情報が一致しないと判断した場合、前記第1の送金依頼データを前記送金処理システムに送信するステップの前に、前記第1の送金依頼データに含まれる前記値をクリアすることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記値を決定するための手段が、前記第1の値を決定した後、
    前記送金処理手段が、前記第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、前記経路情報と、前記第1の値とを含む第1の処理実績データを生成して、生成された第1の処理実績データを前記処理実績情報データベースに格納するステップと
    前記送金処理手段が、前記第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、前記第1の値とを含む第1の送金実績データを生成し、生成された第1の送金実績データを前記送金受付サーバに送信するステップと、
    前記送金受付サーバが、送信された前記第1の送金実績データを前記送金実績情報データベースに格納するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
  9. 前記送金経路の決定の基となる情報は、前記第1の送金依頼の送金受取人、および送金先である受取人の取引銀行に関する情報を含み、
    前記経路情報は、前記送金先である受取人の取引銀行に至るまでに経由する、1つまたは複数の銀行に関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のコンピュータから受信した前記第1の送金依頼データは、前記第1の送金依頼より前の過去の送金依頼に対して生成された送金実績データを利用して入力され、
    前記第1の送金依頼データに前記値が付加されていると判断された場合、該値は、前記第1の送金依頼より前の過去の送金依頼に対して生成された送金実績データに含まれる値と同じであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記送金受付サーバは、第2の送金依頼に対する第2の送金依頼データが前記第1の送金実績データを利用して入力されるように、前記第1の送金実績データを、該第1の送金実績データが利用可能であることを示す表示とともに前記第1のコンピュータに表示させることを特徴とする請求項3または8に記載の方法。
  12. 第1のコンピュータと接続される送金受付サーバと、送金処理システムとに、送金依頼を処理させるためのプログラムであって、
    前記送金処理システムは
    送金依頼毎に送金実績データと処理実績データとを関連付けるための値を決定する手段と
    送金依頼毎に、送金実績データと処理実績データとを生成する送金処理手段であって、前記送金実績データは、送金経路の決定の基となる情報、および前記値を含み、前記処理実績データは、送金経路の決定の基となる情報、送金経路を示す経路情報、および前記値を含む、送金処理手段と
    前記送金処理手段によって生成された処理実績データを格納するための処理実績情報データベースと
    を備え、
    前記送金受付サーバは
    前記送金処理手段によって生成された送金実績データを格納するための送金実績情報データベースを備え、
    当該プログラムは、
    前記送金受付サーバに
    前記第1のコンピュータから、第1の送金依頼の内容を示す第1の送金依頼データを受信すると、受信した該第1の送金依頼データに前記値が付加されているかどうか判断することと
    前記第1の送金依頼データに前記値が付加されていると判断された場合、該値と同じ値を含む送金実績データを前記送金実績情報データベースから抽出することと、
    抽出した送金実績データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、前記第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報が一致するかどうか判断することと
    前記送金経路の決定の基となる情報が一致すると判断された場合、前記第1の送金依頼データを前記送金処理システムに送信することと
    前記送金処理システムが、前記送金受付サーバから前記第1の送金依頼データを受信すると、前記送金処理手段に
    前記第1の送金依頼データに付加されている前記値と同じ値を含む処理実績データを、前記処理実績情報データベースから抽出することと、
    抽出した処理実績データに基づいて、前記第1の送金依頼の経路情報を決定することと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 前記送金処理システムは、銀行情報が格納された銀行情報マスタと接続され、
    当該プログラムは、
    前記第1の送金依頼の経路情報を決定する前に、前記送金処理手段に
    前記抽出した処理実績データに含まれる銀行に関する情報が、前記銀行情報マスタに格納されている銀行情報と一致するかどうか判断することと
    前記銀行情報と一致すると判断した場合は、前記抽出した処理実績データに含まれる経路情報に従って、前記第1の送金依頼の経路情報を決定することと
    をさらに実行させることを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記第1の送金依頼の経路情報が決定された後に、前記送金処理手段に
    前記第1の送金依頼について、前記第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、決定された前記経路情報と、前記値とを含む第1の処理実績データを生成し、生成された第1の処理実績データを前記処理実績情報データベースに格納することと
    前記第1の送金依頼について、前記第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、前記値とを含む第1の送金実績データを生成し、生成された第1の送金実績データを前記送金受付サーバに送信することと
    前記送金受付サーバに
    送信された前記第1の送金実績データを前記送金実績情報データベースに格納することと
    をさらに実行させることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記送金処理システムは、第2のコンピュータと接続され、
    前記送金処理手段が、前記銀行情報と一致しないと判断した場合、
    前記送金処理システムに、前記第2のコンピュータから前記第1の送金依頼の経路情報を受信することと
    前記値を決定するための手段に、前記第1の送金依頼について前記第1の送金依頼データに含まれる前記値と異なる第1の値を決定することと
    をさらに実行させることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  16. 前記送金処理システムは、第2のコンピュータと接続され、
    前記送金受付サーバが、前記第1の送金依頼データに前記値が付加されていないと判断した場合、または前記送金経路の決定の基となる情報が一致しないと判断した場合、
    前記送金受付サーバに、
    前記第1の送金依頼データを前記送金処理システムに送信することと
    前記送金処理システムに
    前記第2のコンピュータから、前記第1の送金依頼の経路情報を受信することと
    前記値を決定するための手段が、前記第1の送金依頼について第1の値を決定することと
    をさらに実行させることを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  17. 前記送金受付サーバが、前記第1の送金依頼データに前記値が付加されていないと判断した場合、または前記送金経路の決定の基となる情報が一致しないと判断した場合、前記第1の送金依頼データを前記送金処理システムに送信する前に、前記送金受付サーバに、前記第1の送金依頼データを複製し、複製された第1の送金依頼データを、前記送金受付サーバが有する依頼情報データベースに格納することをさらに実行させることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記送金受付サーバが、前記送金経路の決定の基となる情報が一致しないと判断した場合、前記第1の送金依頼データを前記送金処理システムに送信する前に、前記送金受付サーバに、前記第1の送金依頼データに含まれる前記値をクリアすることをさらに実行させることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  19. 前記第1の値が決定された後に、
    前記送金処理手段に、前記第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、前記経路情報と、前記第1の値とを含む第1の処理実績データを生成して、生成された第1の処理実績データを前記処理実績情報データベースに格納することと
    前記送金処理手段に、前記第1の送金依頼データに含まれる送金経路の決定の基となる情報と、前記第1の値とを含む第1の送金実績データを生成し、生成された第1の送金実績データを前記送金受付サーバに送信することと、
    前記送金受付サーバに、送信された前記第1の送金実績データを前記送金実績情報データベースに格納することと
    をさらに実行させることを特徴とする請求項15または16に記載のプログラム。
  20. 前記送金経路の決定の基となる情報は、前記第1の送金依頼の送金受取人、および送金先である受取人の取引銀行に関する情報を含み、
    前記経路情報は、前記送金先である受取人の取引銀行に至るまでに経由する、1つまたは複数の銀行に関する情報を含むことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  21. 前記第1のコンピュータから受信した前記第1の送金依頼データは、前記第1の送金依頼より前の過去の送金依頼に対して生成された送金実績データを利用して入力され、
    前記第1の送金依頼データに前記値が付加されていると判断された場合、該値は、前記第1の送金依頼より前の過去の送金依頼に対して生成された送金実績データに含まれる値と同じであることを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  22. 前記送金受付サーバは、第2の送金依頼に対する第2の送金依頼データが前記第1の送金実績データを利用して入力されるように、前記第1の送金実績データを、該第1の送金実績データが利用可能であることを示す表示とともに前記第1のコンピュータに表示させることを特徴とする請求項14または19に記載のプログラム。
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