JP6810775B2 - 振込システム、振込方法、及びプログラム - Google Patents

振込システム、振込方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、口座情報登録装置、店舗管理装置、口座情報登録方法、店舗管理方法、及びプログラム、並びに、オンラインショッピングモールにおける振込決済の設定方法に関する。
従来から、オンラインショッピングモール内の店舗で商品を購入した顧客が代金を支払うための技術が知られている。例えば、特許文献1に記載の電子商取引システムにおいて、各店舗で顧客が商品を購入する場合には、銀行振込、クレジットカード、及び代金引換等の中から顧客が選択した決済方法で決済をすることができる。
特開2011−175585号公報
上記のような技術では、正規のオンラインショッピングモールを装った悪意のあるウェブサイトの存在が問題となっている。例えば、正規のウェブサイトの内容をコピーし、振込先の口座名のみ書き換えたウェブサイトが存在する。ユーザがこのウェブサイトから商品を注文しても、ユーザのもとに商品は届かない。このため、例えば、ユーザが、このウェブサイトで案内された銀行口座に商品の代金を振り込むと、悪意のある第三者に振込金をだまし取られてしまう。
ユーザは、振込金をだまし取られないようにするために、正規のウェブサイトかどうかを判別する必要がある。しかし、悪意のある第三者は、正規のウェブサイトに似せたウェブサイトを作成することがある。例えば、悪意のある第三者が、正規のウェブサイトのロゴやレイアウトをそのままコピーしたウェブサイトを作成すると、ウェブサイトの見た目上で判別するのが難しい。
例えば、正規のウェブサイトのドメイン名と、悪意のあるウェブサイトのドメイン名と、が同じになることはないので、ユーザがドメイン名を注意深く確認すれば、一応は判別が可能である。しかし、悪意のある第三者は、正規のウェブサイトのドメイン名と似たドメイン名を使用することがある。例えば、悪意のある第三者が、正規のドメイン名と一文字違いのドメイン名(例えば、「.」や「-」だけが異なるドメイン)を使用したり、正規のドメイン名に紛らわしい単語(例えば、「ichiba」や「payment」)を付加したドメイン名を使用したりすると、ドメイン名を見ても判別が難しい。また例えば、正規のショッピングモールの運営者が複数のドメイン名を使用することがあり、この場合は更に判別が難しくなる。
例えば、悪意のあるウェブサイトでは、振込金をだまし取るための銀行口座が表示されるので、ユーザが、この銀行口座の口座名義人を確認することで、正規のウェブサイトかどうかを判別することも、一応は考えられる。しかし、悪意のある第三者は、正規の店舗を装った口座名義人で銀行口座を開設する可能性があるので、口座名義人を見ても判別が難しい。
例えば、悪意のある第三者が正規の店舗と同じ銀行に口座を開設したとしても、悪意のある第三者の口座番号と、正規の店舗の口座番号と、が同じになることはないので、ユーザが、ウェブサイトに表示された口座番号を確認することで、正規のウェブサイトかどうかを判別することも、一応は考えられる。しかし、この場合、ユーザは、正規の店舗の口座番号を控えておいて、いちいち照らし合わせなければならない。また、一般的に、数字列の違いは文字列の違いに比べて気づきにくいこともあり、単なる数字列である口座番号だけでは判別が難しい。
本発明の目的は、正規のオンラインショッピングモールのウェブサイトかどうかを容易に判別可能にしてセキュリティを向上させることにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る口座情報登録装置は、オンラインショッピングモール専用の支店内に、前記オンラインショッピングモールの運営者によって開設される振込専用口座であって、前記オンラインショッピングモールへの出店審査に合格した店舗向けの振込専用口座を開設するための口座開設データを、前記運営者の店舗管理装置から受信する受信手段と、前記口座開設データに基づいて開設される、前記支店内の前記振込専用口座を示す振込専用口座情報を、前記振込専用口座への振込金を振り込むための前記運営者の実口座を示す実口座情報に関連付けてデータベースに登録する登録手段と、前記出店審査に合格した店舗以外の口座を前記支店内に開設することを制限する制限手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記登録手段は、前記振込専用口座情報を、前記支店内の前記運営者の実口座を示す前記実口座情報に関連付けて前記データベースに登録する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記登録手段は、前記店舗を識別可能な情報を含む前記振込専用口座情報を登録する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記受信手段は、前記店舗の名称を示す情報を含む前記口座開設データを受信し、前記登録手段は、前記店舗の名称と前記運営者の名称とを含む名義人の前記振込専用口座を示す前記振込専用口座情報を登録する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記口座情報登録装置は、前記オンラインショッピングモール内の各店舗の実口座を示す情報を取得する手段と、前記オンラインショッピングモール内の店舗の前記振込専用口座に振込金が振り込まれた場合、前記運営者の実口座に振り込まれる当該振込金の一部又は全部を、当該店舗の実口座に振り込むための処理を実行する手段と、を更に含むことを特徴とする。
また、本発明に係る店舗管理装置は、上記の何れかに記載の口座情報登録装置とデータ送受信可能に接続された店舗管理装置であって、前記オンラインショッピングモールへの出店申請をした店舗が前記出店審査に合格した場合、当該店舗の前記振込専用口座を開設するための前記口座開設データを、前記口座情報登録装置に送信する手段と、前記オンラインショッピングモール内の各店舗で取り扱い可能な決済方法を設定するための設定画面において、当該店舗の前記振込専用口座以外の口座を、当該店舗の振込決済用の口座に設定することを制限する手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る口座情報登録方法は、オンラインショッピングモール専用の支店内に、前記オンラインショッピングモールの運営者によって開設される振込専用口座であって、前記オンラインショッピングモールへの出店審査に合格した店舗向けの振込専用口座を開設するための口座開設データを、前記運営者の店舗管理装置から受信する受信ステップと、前記口座開設データに基づいて開設される、前記支店内の前記振込専用口座を示す振込専用口座情報を、前記振込専用口座への振込金を振り込むための前記運営者の実口座を示す実口座情報に関連付けてデータベースに登録する登録ステップと、前記出店審査に合格した店舗以外の口座を前記支店内に開設することを制限する制限ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る店舗管理方法は、オンラインショッピングモールへの出店申請をした店舗が出店審査に合格した場合、前記オンラインショッピングモール専用の支店内に、前記オンラインショッピングモールの運営者によって開設される振込専用口座であって、前記店舗向けの振込専用口座を開設するための口座開設データを、口座情報登録装置に送信するステップと、前記オンラインショッピングモール内の各店舗で取り扱い可能な決済方法を設定するための設定画面において、当該店舗の前記振込専用口座以外の口座を、当該店舗の振込決済用の口座に設定することを制限するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、オンラインショッピングモール専用の支店内に、前記オンラインショッピングモールの運営者によって開設される振込専用口座であって、前記オンラインショッピングモールへの出店審査に合格した店舗向けの振込専用口座を開設するための口座開設データを、前記運営者の店舗管理装置から受信する受信手段、前記口座開設データに基づいて開設される、前記支店内の前記振込専用口座を示す振込専用口座情報を、前記振込専用口座への振込金を振り込むための前記運営者の実口座を示す実口座情報に関連付けてデータベースに登録する登録手段、前記出店審査に合格した店舗以外の口座を前記支店内に開設することを制限する制限手段、としてコンピュータを機能させる。
また、本発明に係るプログラムは、上記コンピュータとデータ送受信可能に接続されるコンピュータを、前記オンラインショッピングモールへの出店申請をした店舗が前記出店審査に合格した場合、当該店舗の前記振込専用口座を開設するための前記口座開設データを、前記口座情報登録装置に送信する手段、前記オンラインショッピングモール内の各店舗で取り扱い可能な決済方法を設定するための設定画面において、当該店舗の前記振込専用口座以外の口座を、当該店舗の振込決済用の口座に設定することを制限する手段、として機能させる。
また、本発明に係るオンラインショッピングモールにおける振込決済の設定方法は、オンラインショッピングモールの運用者の店舗管理装置において、前記オンラインショッピングモールへの出店申請をした店舗が出店審査に合格した場合、金融機関に、前記オンラインショッピングモール専用の支店内に、前記オンラインショッピングモールの運営者によって開設される振込専用口座であって、前記店舗向けの振込専用口座を開設するための口座開設データを、前記金融機関の口座情報登録装置に送信する送信ステップと、前記口座情報登録装置において、前記口座開設データを、前記店舗管理装置から受信する受信ステップと、前記口座情報登録装置において、前記口座開設データに基づいて開設される、前記支店内の前記振込専用口座を示す振込専用口座情報を、前記振込専用口座への振込金を振り込むための前記運営者の実口座を示す実口座情報に関連付けてデータベースに登録する登録ステップと、前記口座情報登録装置において、前記出店審査に合格した店舗以外の口座を前記支店内に開設することを制限する制限ステップと、前記店舗管理装置において、前記オンラインショッピングモール内の各店舗で取り扱い可能な決済方法を設定するための設定画面で、当該店舗の前記振込専用口座以外の口座を、当該店舗の振込決済用の口座に設定することを制限するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記口座情報登録装置において、前記オンラインショッピングモール内の各店舗の実口座を示す情報を取得するステップと、前記オンラインショッピングモール内の店舗の前記振込専用口座に振込金が振り込まれた場合、前記運営者の実口座に振り込まれる当該振込金の一部又は全部を、当該店舗の実口座に振り込むための処理を実行するステップと、を更に含むことを特徴とする。
実施形態の全体構成の一例を示す図である。 銀行振込決済の概要を示す図である。 本実施形態において実現される機能を示す図である。 実口座マスタデータのデータ格納例を示す図である。 振込専用口座マスタデータのデータ格納例を示す図である。 支店マスタデータのデータ格納例を示す図である。 振込専用口座履歴データのデータ格納例を示す図である。 実口座履歴データのデータ格納例を示す図である。 店舗マスタデータのデータ格納例を示す図である。 決済方法設定画面の一例を示す図である。 銀行振込決済の内容を編集する場合の決済方法設定画面の一例を示す図である。 店舗処理を示す図である。 新規出店審査結果入力画面の一例を示す図である。 振込処理を示す図である。 支払方法選択画面の一例を示す図である。
[1.全体構成]
以下、本発明に係る実施形態の例について図面に基づき詳細に説明する。図1は、実施形態の全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態では、銀行システム1、オンラインショッピングモールシステム2、店舗端末30、及び顧客端末40の各々がネットワークを介してデータ送受信可能に接続されている。
銀行システム1は、一又は複数のコンピュータを含み、インターネットバンキング等のサービスに関する各種処理を実行したり、銀行口座等の各種情報を管理したりする。銀行システム1は、銀行(金融機関の一例)の管理下に置かれている。本実施形態では、銀行システム1は、口座情報登録装置10を含む。なお、ここでは金融機関の一例として銀行を挙げるが、信用金庫や労働金庫等であってもよい。
口座情報登録装置10は、サーバコンピュータであり、制御部11、記憶部12、及び通信部13を含む。制御部11は、例えば、一又は複数のマイクロプロセッサを含む。記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)等の主記憶部やハードディスク等の補助記憶部を含む。制御部11は、記憶部に記憶されたプログラムやデータに従って処理を実行する。通信部13は、ネットワークカードを含み、ネットワークを介して外部とのデータ送受信が可能になっている。
オンラインショッピングモールシステム2は、一又は複数のコンピュータを含み、顧客が商品を購入するための各種処理を実行したり、オンラインショッピングモール内の店舗等の各種情報を管理したりする。オンラインショッピングモールシステム2は、オンラインショッピングモールの運営者の管理下に置かれている。オンラインショッピングモールシステム2は、店舗管理装置20を含む。なお、本実施形態において、オンラインショッピングモールには、その運営者とは別人格によって営業される店舗が含まれている。ただし、オンラインショッピングモールには、その運営者自身が営業する店舗も含まれていてもよい。
店舗管理装置20は、サーバコンピュータであり、制御部21、記憶部22、通信部23、操作部24、及び表示部25を含む。制御部21、記憶部22、及び通信部23のハードウェア構成は、制御部11、記憶部12、及び通信部13と略同様であるので説明を省略する。操作部24は、入力デバイスであり、例えば、マウス、キーボード、又はタッチパネル等である。表示部25は、各種画面を表示するディスプレイである。
店舗端末30は、店舗のスタッフが操作するコンピュータである。店舗端末30は、例えば、パーソナルコンピュータや携帯端末等であり、制御部31、記憶部32、通信部33、操作部34、及び表示部35を含む。これらのハードウェア構成は、それぞれ、制御部21、記憶部22、通信部23、操作部24、及び表示部25と略同様であるので説明を省略する。
顧客端末40は、顧客が操作するコンピュータである。顧客端末40は、例えば、パーソナルコンピュータや携帯端末等であり、制御部41、記憶部42、通信部43、操作部44、及び表示部45を含む。これらのハードウェア構成は、それぞれ、制御部21、記憶部22、通信部23、操作部24、及び表示部25と略同様であるので説明を省略する。
なお、上記説明した各コンピュータのハードウェアは、一般的なものを適用すればよく、ハードウェア構成は上記の例に限られない。例えば、コンピュータは、情報記憶媒体を読み取るための読取部を含んでいてもよい。また、各コンピュータに記憶されるものとして説明するプログラムやデータは、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体(例えば、メモリカード)に記憶されたものが供給されるようにしてもよいし、ネットワークを介して供給されるようにしてもよい。
[2.銀行振込決済の概要]
顧客は、顧客端末40を操作して、オンラインショッピングモール内の各店舗で商品を購入する。顧客は、商品の代金や送料を支払うために、店舗が取り扱う決済方法(例えば、銀行振込、クレジットカード決済、及び代金引換)の中から任意の方法を選択することができるが、本実施形態では、顧客が銀行振込をする場合を説明する。
図2は、銀行振込決済の概要を示す図である。本実施形態では、銀行システム1を運営する銀行を「XXX銀行」と記載し、オンラインショッピングモールの運営者を「YYY株式会社」と記載し、オンラインショッピングモールの名称を「YYY市場」と記載する。図2に示すように、XXX銀行には、YYY株式会社専用の支店であるYYY市場支店が開設されている。YYY市場支店は、YYY株式会社の申請によって開設される。なお、本実施形態では、支店の開設は申請によって行われ、特段の審査を要さないものとする。例えば、XXX銀行に支店を開設するにあたり、行政への届け出をすればよく、支店を開設する前の認可は不要である。
YYY市場支店はYYY株式会社専用の支店なので、YYY株式会社の許可がある場合、YYY市場支店内に口座を開設することができるが、YYY株式会社の許可がない場合、YYY市場支店内に口座を開設することはできない。別の言い方をすれば、第三者は、勝手にYYY市場支店内に口座を開設できない。本実施形態では、YYY株式会社の実口座が、予めYYY市場支店内に開設されている。実口座は、口座名義人による引出や預入が可能である。
また、図2に示すように、XXX銀行のYYY市場支店内には、オンラインショッピングモールに出店している店舗ごとに、当該店舗向けの振込専用口座が開設されている。振込専用口座は、YYY株式会社の支配下に置かれており、例えば口座名義人による引出や預入等ができないように、実口座に比べて制限されている。振込専用口座は、店舗の顧客からの銀行振込決済に用いられる。即ち、振込専用口座は、原則として、他の店舗の顧客からの銀行振込決済には用いられない。
YYY市場支店内の振込専用口座は、店舗が出店審査に合格すると開設される。例えば、オンラインショッピングモールに出店したい店舗は、YYY株式会社に対して所定の出店申請をする。YYY株式会社は、出店申請をした店舗の出店審査を行う。店舗が出店審査に合格した場合、YYY株式会社は、当該店舗向けの振込専用口座をYYY市場支店内に開設することを許可する。一方、店舗が出店審査に合格しない場合、YYY株式会社は、当該店舗向けの振込専用口座をYYY市場支店内に開設することを許可しない。
本実施形態では、オンラインショッピングモールの店舗ごとに、YYY市場支店内に振込専用口座が開設されるので、YYY市場支店の振込専用口座と、店舗と、は一対一の関係にある。一方、店舗の振込専用口座に対しては複数の顧客が振込を行うので、YYY市場支店の振込専用口座と、顧客と、は一対多の関係にある。
例えば、顧客が店舗Aの商品を購入する場合、XXX銀行YYY市場支店内の店舗Aの振込専用口座が、振込先の口座として顧客に案内される。顧客は、ATM等を操作して、商品の代金や送料を店舗Aの振込専用口座に振り込む。店舗Aの振込専用口座への振込金は、XXX銀行YYY市場支店内のYYY株式会社の実口座に振り込まれる。その後、YYY株式会社の実口座への振込金は、必要に応じて振込手数料等が差し引かれたうえで、店舗Aの実口座(図2に示す例では、「XXX銀行ZZZ支店」の実口座)に振り込まれる。これにより、店舗Aは、商品の代金や送料を受け取ることができる。即ち、振込専用口座は、各店舗の多数の顧客からの振込が行われる口座であるが、実際の入金はその振込専用口座と対応付けられた実口座に対して行われるので、仮想的な口座ということができる。ただし、先述した通り、本実施形態の振込専用口座は、店舗と一対一の関係にあり、かつ、顧客と一対多の関係にある仮想的な口座である。
店舗B〜Dの各々の銀行振込決済も、店舗Aと同様の流れで行われる。なお、各店舗の実口座は、店舗AのようにXXX銀行である必要はなく、店舗B〜Dのように他行であってもよい。
上記のように、本実施形態では、顧客が商品の代金や送料を振り込む銀行口座を、各店舗の実口座ではなく、「XXX銀行YYY市場支店」内の振込専用口座としている。先述のように、悪意のある第三者が、「XXX銀行YYY市場支店」内に勝手に口座を開設することができないので、もし仮に、悪意のあるウェブサイトに顧客がアクセスしてしまったとしても、そのウェブサイトで案内される銀行口座は、「XXX銀行YYY市場支店」以外の口座となる。したがって、本実施形態では、ウェブサイトで案内された銀行口座の支店名が「XXX銀行YYY市場支店」であれば、正規のYYY市場のウェブサイトだと顧客が判断することができ、「XXX銀行YYY市場支店」以外であれば、悪意のあるウェブサイトだと顧客が判断することができるようになっている。以降、この技術の詳細について説明する。
[3.本実施形態において実現される機能]
図3は、本実施形態において実現される機能を示す図である。図3に示すように、ここでは、口座情報登録装置10と店舗管理装置20が実現する機能について説明する。
[3−1.口座情報登録装置において実現される機能]
口座情報登録装置10は、データ記憶部100、受信部101、登録部102、制限部103、取得部104、及び実行部105を含む。データ記憶部100は、記憶部12を主として実現される。受信部101は、制御部11及び通信部13を主として実現される。登録部102、制限部103、取得部104、及び実行部105は、制御部11を主として実現される。
[3−1−1.データ記憶部]
データ記憶部100は、振込処理のために必要な各種データを記憶する。ここでは、データ記憶部100が記憶するデータの一例として、実口座マスタデータ、振込専用口座マスタデータ、支店マスタデータ、振込専用口座履歴データ、及び実口座履歴データについて説明する。
図4は、実口座マスタデータのデータ格納例を示す図である。実口座マスタデータは、XXX銀行に開設された実口座を示すマスタデータである。図4に示すように、実口座マスタデータには、実口座の支店コード、実口座の預金種別、実口座の口座番号、実口座の名義人、実口座の口座種別、及び実口座の口座残高等が関連付けられて格納されている。XXX銀行に実口座が開設されたり、振込、引出、又は預入が行われたりすると、実口座マスタデータが更新される。
図5は、振込専用口座マスタデータのデータ格納例を示す図である。振込専用口座マスタデータは、XXX銀行に開設された振込専用口座を示すマスタデータである。図5に示すように、振込専用口座マスタデータには、振込専用口座の支店コード、振込専用口座の預金種別、振込専用口座の口座番号、振込専用口座の名義人、YYY株式会社の実口座の支店コード(本実施形態では、YYY市場支店)、YYY株式会社の実口座の預金種別、YYY株式会社の実口座の口座番号が関連付けられて格納されている。これにより、各店舗の振込専用口座の情報と、オンラインショッピングモール運営者の実口座の情報と、を対応付けることが可能になる。また、振込専用口座マスタデータには、さらに、店舗の実口座である送金先の銀行コード、送金先の支店コード、送金先の預金種別、送金先の口座番号、及び送金先の名義人等が関連付けられて格納されている。ここでの送金先とは、振込専用口座に対応する店舗の実口座を意味する。振込専用口座が開設されたり、店舗の実口座が変更されたりすると、振込専用口座マスタデータが更新される。なお、ここでは、データ項目を明確に区別するため、顧客から振込専用口座への振込は、そのまま「振込」と呼び、振込専用口座に対応するオンラインショッピングモール運営者の実口座から店舗の実口座への振込は「送金」と呼んでいる。
図6は、支店マスタデータのデータ格納例を示す図である。支店マスタデータは、銀行に開設された支店を示すマスタデータである。図6に示すように、支店マスタデータには、支店コード、支店名、及び支店区分等が関連付けられて格納されている。銀行に支店が開設されると、支店マスタデータが更新される。本実施形態では、支店区分が専用となっている支店には、当該支店の開設者(即ち、YYY株式会社)の口座しか開設できないようになっている。
図7は、振込専用口座履歴データのデータ格納例を示す図である。振込専用口座履歴データは、XXX銀行のYYY市場支店内の振込専用口座の過去の取引内容を示すデータである。図7に示すように、振込専用口座履歴データには、振込日時、振込人名、振込金額、振込先の支店コード、振込先の預金種別、振込先の口座番号、振込先の名義人、及び店舗送金済みフラグ等が関連付けられて格納されている。XXX銀行のYYY市場支店内の振込専用口座における取引が行われると、振込専用口座履歴データが更新される。
図8は、実口座履歴データのデータ格納例を示す図である。実口座履歴データは、XXX銀行に開設された実口座の過去の取引内容を示すデータであり、図8に示すように、実口座履歴データには、実口座の支店コード、実口座の預金種別、実口座の口座番号、取引日時、取引種別、付加情報、及び取引金額等が関連付けられて格納されている。XXX銀行の実口座における取引(預入、引出、振込、送金等)が行われると、実口座履歴データが更新される。また、図7及び図8に示すように、本実施形態では、振込専用口座への振込が行われた場合は、実口座履歴データが振込専用口座履歴データと対応して生成される。
このとき、付加情報は、図8に示す例では、振込人名が格納されているが、付加情報は、振込専用口座の情報(例えば、振込専用口座の支店コード、振込専用口座の預金種別、振込専用口座の口座番号、及び振込専用口座の名義人)も含んでいてもよい。これにより、実口座履歴データのレコードと、振込専用口座履歴データのレコードとを用いて、各店舗の振込専用口座の情報とオンラインショッピングモール運営者の実口座の情報とを対応付けることが可能になる。
なお、データ記憶部100が記憶するデータは、上記の例に限られない。例えば、データ記憶部100は、各店舗に関するデータ(例えば、各店舗の店舗IDや振込タイミング)を記憶するようにしてもよい。また、上記各データは、例えば、リレーショナルデータベースの各テーブルとしてデータ記憶部100に格納することができる。
[3−1−2.受信部]
受信部101は、YYY市場支店内に、YYY株式会社によって開設される振込専用口座であって、オンラインショッピングモールへの出店審査に合格した店舗向けの振込専用口座を開設するための口座開設データを、YYY株式会社の店舗管理装置20から受信する。
例えば、口座開設データは、店舗の名称を示す情報(例えば、店舗名を表す文字列)を含む。本実施形態では、口座開設データは、振込専用口座の名義人、送金先の銀行コード、送金先の支店コード、送金先の預金種別、送金先の口座番号、送金先の名義人、及び送金タイミングを示す情報を含む。送金タイミングは、YYY株式会社の実口座から店舗の実口座への送金のタイミングであり、例えば、毎月訪れる所定の日付である。
[3−1−3.登録部]
登録部102は、口座開設データに基づいて開設される、YYY市場支店内の振込専用口座を示す振込専用口座情報を、振込専用口座への振込金を振り込むためのYYY株式会社の実口座(本実施形態では、YYY市場支店内のYYY株式会社の実口座)を示す実口座情報に関連付けて振込専用口座データに登録する。
本実施形態では、振込専用口座の支店コード、振込専用口座の預金種別、振込専用口座の口座番号、及び振込専用口座の名義人が、振込専用口座情報に相当する場合を例に挙げて説明するが、振込専用口座情報は、振込専用口座に関する他の情報を含んでいてもよい。また、本実施形態では、実口座の支店コード、実口座の預金種別、及び実口座の口座番号が、実口座情報に相当する場合を例に挙げて説明するが、実口座情報は、YYY株式会社の実口座に関する他の情報を含んでいてもよい。
例えば、登録部102は、店舗を識別可能な情報を含む振込専用口座情報を登録する。店舗を識別可能な情報とは、例えば、店舗を一意に識別する情報であり、店舗と一対一の関係にある情報である。店舗の振込専用口座、店舗の名称、店舗ID等が、店舗を識別可能な情報に相当する。
また例えば、登録部102は、店舗の名称とYYY株式会社の名称とを含む名義人の振込専用口座を示す振込専用口座情報を登録する。本実施形態では、振込専用口座の名義人は、YYY株式会社の名称の後に店舗名が付加されている。また、名義人は、所定の文字列を含み、当該文字列によって、YYY株式会社の名称と店舗の名称とが識別しやすくなっている。
[3−1−4.制限部]
制限部103は、出店審査に合格した店舗以外の口座をYYY市場支店内に開設することを制限(禁止)する。出店審査に合格した店舗以外とは、YYY株式会社以外の者のうち、出店審査に合格しなかった店舗と、出店申請自体をしていない者と、の両者を含む意味である。制限部103は、YYY市場支店内に、実口座及び振込専用口座を開設することを制限する。制限部103は、例えば、下記のようにして口座の開設を制限する。
例えば、制限部103は、YYY株式会社のコンピュータ(例えば、店舗管理装置20)以外のコンピュータから口座開設データを受信しても、YYY市場支店内に口座を開設しない。この場合、データ記憶部100に、YYY株式会社のコンピュータを識別する情報(例えば、IPアドレスや認証情報)が記憶されており、制限部103は、YYY株式会社のコンピュータを識別可能となっている。制限部103は、YYY株式会社のコンピュータから口座開設データを受信した場合、YYY市場支店に口座を開設せず、YYY株式会社のコンピュータから口座開設データを受信した場合、YYY市場支店に口座を開設することを許可する。
例えば、制限部103は、YYY株式会社のコンピュータ(例えば、店舗管理装置20)以外のコンピュータから、YYY市場支店内に口座を開設するための口座開設データを受信しない。制限部103は、YYY株式会社のコンピュータ以外とのセッションが確立しても、口座開設データを受信するためのアプリケーションを起動せず、YYY株式会社のコンピュータとのセッションが確立した場合に、口座開設データを受信するためのアプリケーションを起動する。
例えば、制限部103は、XXX銀行の顧客が口座を開設するための口座開設画面において、YYY市場支店を選択するための画像を表示させないようにする。口座開設画面は、XXX銀行に口座の開設を申請する顧客が、申請内容を入力するための画面である。口座開設画面には、支店マスタデータに格納された複数の支店が、顧客が口座の開設を希望する支店の候補として表示される。制限部103は、この候補からYYY市場支店を除外するように、表示制御を行う。なお、この候補から除外される支店は、図6の支店マスタデータの支店区分が「専用」のものである。
なお、制限部103は、口座開設画面において、XXX銀行の顧客が口座の開設を希望する支店の候補としてYYY市場支店を表示させるようにしてもよいが、この場合、制限部103は、当該表示されたYYY市場支店を選択できないようにする。例えば、制限部103は、YYY市場支店をグレーアウトさせて口座開設画面に表示させる。
また、制限部103は、口座開設画面において、XXX銀行の顧客が口座の開設を希望する支店の候補としてYYY市場支店を選択できるようにしてもよいが、この場合、制限部103は、YYY市場支店が選択されても、口座開設データを受信しないようにする。例えば、制限部103は、XXX銀行の顧客がYYY市場支店を選択しても、顧客のコンピュータが口座開設データを送信しないようにする。
例えば、XXX銀行の顧客が口座の開設を希望する支店を選択するのではなく、銀行システム1側で、所与のアルゴリズムのもとで支店を決定する場合には、制限部103は、XXX銀行において口座を開設する支店を銀行システム1が決定する場合に、YYY市場支店が選択されないように候補から外すようにしてもよい。他にも例えば、制限部103は、XXX銀行において口座を開設する支店としてYYY市場支店が選出された場合に、他の支店が選出されるまで、支店を選出する処理をやり直すようにしてもよい。
[3−1−5.取得部]
取得部104は、オンラインショッピングモール内の各店舗の実口座を示す情報を取得する。例えば、取得部104は、店舗管理装置20のデータ記憶部200に記憶された店舗マスタデータの内容を取得する。
[3−1−6.実行部]
実行部105は、オンラインショッピングモール内の店舗の振込専用口座に振込金が振り込まれた場合、運営者の実口座に振り込まれる当該振込金の一部又は全部を、当該店舗の実口座に振り込むための処理を実行する。例えば、実行部105は、振込専用口座の振込金額から振込手数料を差し引いた金額を、店舗の実口座に振り込むための処理を実行する。また例えば、振込手数料が無料であれば、実行部105は、振込専用口座の振込金額を、店舗の実口座に振り込むための処理を実行する。
本実施形態では、振込専用口座履歴データに新たなレコードが追加されると、実行部105は、実口座履歴データに新たなレコードを作成し、YYY株式会社の実口座の支店コード、預金種別、口座番号、現在の日時、取引種別、付加情報、及び取引金額を関連付けて格納する。付加情報及び取引金額の各々には、振込専用口座履歴データに追加された新たなレコードの振込人名および振込金額が格納される。
そして、実行部105は、各店舗の振込タイミングが到来したか否かを判定する。振込タイミングは、YYY株式会社の実口座から店舗の実口座への振込の実行時点である。本実施形態では、店舗ごとに、振込タイミングを指定可能になっている。例えば、実行部105は、現時点と各店舗の振込タイミングとを比較することによって、振込タイミングが到来したか否かを判定する。
振込タイミングが到来したと判定された場合、実行部105は、振込専用口座履歴データを参照して、振込タイミングが到来した店舗の振込専用口座が格納されたレコードの店舗送金済みフラグを参照する。実行部105は、店舗送金済みフラグが未送金を示しているレコードの振込について、YYY株式会社の実口座から店舗の実口座への振込を実行することになる。そして、実行部105は、上記のレコードの店舗送金済みフラグを送金済みに変更する。このとき、店舗の実口座に対しては、未送金のレコード毎に個別の振込処理を行ってもよいし、未送金のレコードの振込金額を合算した額(必要に応じて振込手数料を差し引き)を、一度の振込で行ってもよい。
[3−2.店舗管理装置において実現される機能]
店舗管理装置20は、データ記憶部200、送信部201、及び制限部202を含む。データ記憶部200は、記憶部を主として実現される。送信部201は、制御部及び通信部を主として実現される。制限部202は、制御部を主として実現される。
[3−2−1.データ記憶部]
データ記憶部200は、オンラインショッピングに関する各種データを記憶する。ここでは、データ記憶部200が記憶するデータの一例として、店舗マスタデータを説明する。
図9は、店舗マスタデータのデータ格納例を示す図である。店舗マスタデータは、オンラインショッピングモール内の店舗に関するデータである。図9に示すように、店舗マスタデータには、店舗を一意に識別する店舗ID、店舗名、振込専用口座情報、送金先の口座を示す情報、及び振込タイミング等が関連付けられて格納されている。オンラインショッピングモール内に店舗が開設されたり、店舗のスタッフが設定内容の変更を行ったりすると、店舗マスタデータが更新される。
店舗マスタデータの内容は、各店舗の顧客が商品を注文する場合に顧客に提示される。例えば、各店舗の顧客が商品を注文するための操作を行う前に、店舗マスタデータに格納された振込専用口座情報の内容が顧客に提示されることになる。
なお、データ記憶部200が記憶するデータは、上記の例に限られない。例えば、データ記憶部200は、出店申請した店舗に関するデータを記憶するようにしてもよい。出店申請した店舗に関するデータには、口座開設データを生成するためのデータが含まれていてもよい。他にも例えば、店舗で取り扱い可能な決済方法を示す情報が店舗マスタデータに格納されていてもよい。
[3−2−2.送信部]
送信部201は、オンラインショッピングモールへの出店申請をした店舗が出店審査に合格した場合、当該店舗の振込専用口座を開設するための口座開設データを、口座情報登録装置10に送信する。送信部201は、データ記憶部200の記憶内容に基づいて口座開設データを生成し、口座情報登録装置10に送信する。なお、YYY株式会社の社員は、店舗が出店審査に合格した場合に店舗管理装置20の操作部24から所定の操作を行う。店舗管理装置20は、当該操作を受け付けることにより、店舗が出店審査に合格したことを特定する。
[3−2−3.制限部]
制限部202は、オンラインショッピングモール内の各店舗で取り扱い可能な決済方法を設定するための決済方法設定画面50において、当該店舗の振込専用口座以外の口座を、当該店舗の振込決済用の口座に設定することを制限する。
図10は、決済方法設定画面50の一例を示す図である。図10に示すように、決済方法設定画面50には、店舗で取り扱う決済方法を設定するためのリスト51が表示される。リスト51内には、クレジットカード決済の内容を編集するためのボタン52、銀行振込決済の内容を編集するためのボタン53、銀行振込を決済方法から除外するためのボタン54、及び代金引換決済の内容を編集するためのボタン55等が表示される。ボタン53が選択されると、決済方法設定画面50において、銀行振込決済の内容を編集することが可能になる。
図11は、銀行振込決済の内容を編集する場合の決済方法設定画面50の一例を示す図である。図11に示すように、決済方法設定画面50には、店舗の振込専用口座の情報56が表示される。この情報は、店舗の顧客が商品を注文する場合に提示される振込先の情報であり、振込専用口座の銀行名、支店名、預金種別、口座番号、及び名義人が表示される。また、顧客に振込専用口座を案内する場合に表示させるメッセージを編集するための入力フォーム57も決済方法設定画面50に表示される。図11に示す例では、制限部202は、銀行振込口座の情報をグレーアウトして表示させて編集できないようになっている。このため、店舗のスタッフは、勝手に自分の実口座を顧客に提示する振込先に設定できないようになっている。
[4.実施形態において実行される処理]
次に、本実施形態において実行される処理について説明する。以降説明する処理が実行されることによって、各機能ブロックが実現される。ここでは、オンラインショッピングモール内に店舗を開設して、店舗のスタッフが決済方法の設定を行うための店舗処理と、顧客が商品を購入してから店舗に代金等が振り込まれるまでの振込処理と、について説明する。
[店舗処理]
図12は、店舗処理を示す図である。ここでは、制御部11、制御部21、及び制御部31の各々が、記憶部12、記憶部22、及び記憶部32の各々に記憶されたプログラムに従って動作することにより、図12に示す処理が実行される。
図12に示すように、まず、店舗端末30の制御部31は、店舗が出店申請をするための出店申請データを店舗管理装置20に送信する(S1)。なお、S1の処理が実行されるにあたり、店舗端末30の表示部には、店舗が出店申請をするための画面が表示されている。当該画面には、出店審査において必要な複数の項目の入力フォームが表示される。店舗のスタッフが、店舗端末30の操作部から各項目を入力して所定の操作を行うと、当該入力内容を含む出店申請データが店舗管理装置20に送信される。本実施形態では、店舗の名称、送金先の銀行コード、送金先の支店コード、送金先の預金種別、送金先の口座番号、送金先の名義人、及び送金タイミングを示す情報が、出店申請データに含まれているものとする。
店舗管理装置20の制御部31は、受信した出店申請データを記憶部32に記録する(S2)。その後、S2において受信したデータに基づいて、オンラインショッピングモールシステム2の運営者による出店審査が行われる。なお、出店審査は、原則としてYYY株式会社の社員による判断によって行われるが、コンピュータにより自動化されていてもよい。
店舗管理装置20の制御部21は、操作部24から所定の操作が行われると、出店申請をした店舗の審査結果を入力するための新規出店審査結果入力画面60を表示部25に表示させる(S3)。
図13は、新規出店審査結果入力画面60の一例を示す図である。図13に示すように、新規出店審査結果入力画面60には、出店申請データに含まれる情報61、出店審査を担当するYYY株式会社の社員が審査結果を入力するための入力フォーム62及び店舗の振込専用口座を開設するための口座開設ボタン63、及び出店審査を終了するための終了ボタン64が表示される。例えば、口座開設ボタン63は、出店審査を担当するYYY株式会社の社員によって、出店申請をした店舗が出店審査に合格したと判断された場合に選択される。
口座開設ボタン63が選択されると、店舗管理装置20の制御部21は、口座開設データを口座情報登録装置10に送信する(S4)。S4においては、制御部21は、予め記憶部22に記憶されたYYY株式会社の文字列の後に、記憶部22に記憶された店舗申請データに含まれる店舗名を付加することで、振込専用口座の口座名義人を生成する。そして、制御部21は、当該口座名義人と、店舗申請データに含まれる各情報と、を含む口座開設データを送信する。
なお、本実施形態では、店舗管理装置20が上記のようにして口座名義人を生成する場合を説明するが、口座情報登録装置10が口座名義人を生成するようにしてもよい。この場合、店舗管理装置20は、「YYY株式会社」の文字列を示す情報を口座情報登録装置10に送信する。口座情報登録装置10は、受信した「YYY株式会社」の文字列に、口座開設データに含まれる店舗名を付加することで、口座名義人を生成することになる。なお、この場合、口座情報登録装置10は、「YYY株式会社」の文字列を示す情報を記憶部12に記録しておき、店舗管理装置20からこの情報を一回だけ受信しておけば、「YYY株式会社」の文字列を特定できるようにしてもよい。また、「YYY株式会社」の文字列を示す情報は、店舗管理装置20の記憶部22に記憶されたプログラムの起動パラメータ等によって、「YYY株式会社」の文字列を示す情報が口座情報登録装置10に送信されるようにしてもよい。
口座情報登録装置10の制御部11は、口座開設データを受信すると、振込専用口座を開設する(S5)。S5においては、制御部11は、所与のアルゴリズムのもとで、YYY市場支店内の口座番号を割り当てる。制御部11は、振込専用口座マスタデータに新たなレコードを作成して、当該割り当てた口座番号と他の情報とを関連付けて格納することによって、振込専用口座マスタデータを更新する。
口座情報登録装置10の制御部11は、S5において開設した振込専用口座の口座番号を示す口座番号情報を、店舗管理装置20に送信する(S6)。店舗管理装置20の制御部21は、口座番号情報を受信すると、店舗マスタデータに格納する(S7)。なお、ここでは、S7において、制御部21は、出店審査に合格した店舗の店舗IDを発行する。制御部21は、店舗マスタデータに新たなレコードを作成し、発行した店舗IDに関連付けて、店舗名、振込専用口座情報、送金先の口座を示す情報、及び振込タイミング等を関連付けて格納することになる。
その後、運営者が所定の操作を行うと、出店審査に合格した旨が店舗に通知される。なお、この通知は、郵送等で行われるようにしてもよい。以降、オンラインショッピングモール内に店舗が出店されることになる。店舗のスタッフは、店舗端末30を操作して、店舗の設定を行う。
店舗端末30の制御部31は、操作部34から所定の操作が行われると、店舗で取り扱い可能な決済方法を編集するための決済方法設定画面50の表示要求を、店舗管理装置20に送信する(S8)。店舗管理装置20の制御部21は、表示要求を受信すると、店舗マスタデータを参照して、決済方法設定画面50を表示させるための表示データを店舗端末30に送信する(S9)。店舗端末30の制御部31は、表示データを受信すると、決済方法設定画面50を表示部に表示させる(S10)。
ボタン53が選択されると、店舗端末30の制御部31は、銀行振込決済の編集要求を、店舗管理装置20に送信する(S11)。店舗管理装置20の制御部21は、編集要求を受信すると、店舗マスタデータを参照して、銀行振込決済を編集するための表示データを店舗端末30に送信する(S12)。店舗端末30の制御部は、表示データを受信すると、銀行口座の編集が制限された決済方法設定画面50を表示部に表示させる(S13)。なお、S13において表示される決済方法設定画面50では、店舗の顧客に案内される銀行口座の情報は編集することができないが、備考欄は、入力フォーム57から編集することができる。このため、店舗端末30において、入力フォーム57に対して入力が行われた場合には、店舗端末30は、備考欄の編集要求を店舗管理装置20に送信し、店舗管理装置20は、当該編集要求に従って、店舗マスタデータを更新する。なお、入力フォーム57に対して入力が行われなかった場合には、本処理は終了する。
[振込処理]
図14は、振込処理を示す図である。ここでは、制御部11、制御部21、及び制御部41の各々が、記憶部12、記憶部22、及び記憶部42の各々に記憶されたプログラムに従って動作することにより、図14に示す処理が実行される。なお、図14に示す処理が実行されるにあたり、顧客は顧客端末40を操作して、商品を購入するためのウェブページから所定の購入操作を行っているものとする。
図14に示すように、まず、顧客端末40の制御部41は、顧客が購入する商品の支払い方法を選択するための支払方法選択画面70を表示部45に表示させる(S21)。図15は、支払方法選択画面70の一例を示す図である。図15に示すように、支払方法選択画面70には、店舗で取り扱う決済方法が表示される。例えば、銀行振込情報71には、店舗の振込専用口座が示されている。顧客は、銀行振込情報に示される銀行口座がXXX銀行YYY市場支店のものであることを確認することで、ウェブサイトの正当性を判別することができる。
所定の購入操作が行われると、顧客端末40の制御部41は、商品の購入要求を店舗管理装置20に送信する(S22)。店舗管理装置20の制御部21は、購入要求を受信すると、商品の購入処理を実行する(S23)。
以降、顧客は、購入する商品の代金や送料等を銀行振込で支払うことになる。顧客がATM等を操作して、XXX銀行YYY市場支店の振込専用口座に振込を行うと、全国の銀行を管理する外部システムから銀行システム1に対して、振込内容を示す振込データが送信される。振込データの送信方法自体は、公知の手法を適用可能である。
口座情報登録装置10の制御部11は、振込データを外部システムから受信する(S24)。制御部11は、受信した振込データが示す振込が振込専用口座への振込であれば、振込専用口座履歴データを更新する(S25)。S25においては、制御部11は、振込データに含まれる振込先の口座番号と振込専用口座マスタデータとを比較することによって、振込専用口座への振込であるかを判定する。他にも例えば、振込専用口座の口座番号の数値によって振込専用口座であるかどうかを識別可能なのであれば(例えば、最初の1桁の数値が9等の所定値であれば、振込専用口座となる)、振込データに含まれる振込先の口座番号を参照することで、振込専用口座への振込であるかを判定する。
制御部11は、受信した振込データが示す振込が振込専用口座への振込であれば、実口座履歴データを更新する(S26)。即ち、受信した振込データが示す振込が振込専用口座への振込であれば、制御部11は、振込専用口座履歴データと実口座履歴データの両方にレコードを挿入することになる。
口座情報登録装置10の制御部11は、各店舗の振込タイミングが到来したか否かを判定する(S27)。S27においては、制御部11は、店舗マスタデータを参照して、各店舗の振込タイミングを特定する。制御部11は、現時点と振込タイミングとを比較することで、振込タイミングが到来したか否かを判定する。
振込タイミングが到来したと判定された場合(S27;Y)、口座情報登録装置10の制御部11は、振込タイミングが到来した店舗の実口座への振込を実行する(S28)。S28においては、制御部11は、振込専用口座履歴データを参照して、振込タイミングが到来した店舗の取引を示すレコードを特定する。そして、制御部11は、当該特定したレコードのうち、店舗送金済みフラグを参照して、送信済みでないレコードを抽出する。制御部11は、実口座履歴データを参照して、送信済みでないレコードが示す振込金を、YYY銀行の実口座から店舗の実口座へ振り込む処理を実行する。
上記実施形態によれば、「XXX銀行YYY市場支店」には、YYY株式会社の許可がなければ口座を開設することができず、更に、YYY株式会社は、出店審査に合格した店舗しか振込専用口座の開設を許可しない。このため、振込決済で用いられる銀行口座の支店名を顧客が注文時に確認することで、正規のオンラインショッピングモールのウェブサイトかどうかを容易に判別可能にしてセキュリティを向上させることができる。より具体的には、「XXX銀行YYY市場支店」内に開設される店舗ごとの振込専用口座は、「XXX銀行YYY市場支店」内の実口座と同様、YYY株式会社が所有している。XXX銀行は、YYY株式会社の信頼性に基づいて(即ち、店舗の信頼性をXXX銀行が審査することなく)、店舗ごとの振込専用口座の開設を認めることができる。一方、各店舗の信頼性は、XXX株式会社が行う出店審査によって担保される。このため、本実施形態では、XXX銀行がYYY株式会社の信頼性を担保し、YYY株式会社が各店舗の信頼性を担保しており、「XXX銀行YYY市場支店」内に口座には、2重の信頼性が担保されていることになる。したがって、ウェブサイトの真正性だけでなく、店舗の信頼性も担保されることにより、取引の安全性確保が図られている。別の言い方をすれば、YYY市場支店には、店舗以外の者の口座は存在しなくなる。そのことを知っている顧客は、支店名がYYY市場支店であるかを確認して、真正なものかを判別できる。更に、振込専用口座を開設するにあたり、各店舗自身が手続を行う必要がなく、YYY株式会社が統一的に手続を行うことができるので、事務手続きの効率が上がる。
また、XXX銀行が、実店舗が存在しないインターネット銀行であれば、本来であれば支店を持つ必要はない。しかし、全国の銀行に共通のプロトコルによって振込データ等を銀行間でやり取りするフォーマットが規定されている場合、このプロトコルに従って他行間の振込を行うには、支店を空白にすることができないので、XXX銀行は、仮想的な支店を開設して、振込データ等には、この仮想的な支店を使用する必要がある。本実施形態では、XXX銀行が比較的自由に支店を開設できることを有効活用することによって、YYY株式会社がXXX銀行との連携によって、セキュリティを担保することができる。なお、インターネット専業の銀行でなくても、実店舗を有する銀行のインターネット専用支店でも同様のことがいえる。
また、YYY株式会社の実口座をYYY市場支店内に開設することで、振込専用口座からの振込先を同一支店内の実口座とすることができる。この場合、各店舗の振込専用口座からYYY株式会社の実口座への振込を同一支店内とすることができる。
また、振込専用口座情報は、店舗を識別可能な情報を含んでいるので、銀行システム1側で振込専用口座の店舗を特定することができる。
また、振込専用口座の名義人が、YYY株式会社と店舗名を含むので、顧客が振込名義人を確認することで正規なウェブサイトであることを確認させることもでき、セキュリティ性を更に上げることができる。また、振込専用口座の名義人にYYY株式会社の名称が含まれることで、YYY株式会社に振り込んでいることを顧客が意識することができる。例えば、名義人の冒頭にYYY株式会社の名称を配置することで、名義人の主たる部分をYYY株式会社の名称とし、店舗名は補足的にすることができるので、YYY株式会社の支配下にある安全な口座であることを顧客に印象付けることができる。
また、YYY株式会社の実口座への振込金は、各店舗の実口座に振り込まれるので、最終的には各店舗の口座で売り上げを管理させることができる。
また、店舗の銀行振込決済用の銀行口座を振込専用口座以外に設定できないように制限をかけているので、顧客に案内する銀行口座を振込専用口座以外にすることができないので、セキュリティ性を担保することができる。
[5.変形例]
なお、本発明は、以上に説明した実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
例えば、YYY株式会社の出店審査担当の社員が口座開設ボタン63を選択すると、出店申請した店舗ごとに口座開設データが送信される場合を説明したが、口座開設データを送信する方法はこれに限られない。例えば、新規出店審査結果入力画面に、YYY株式会社の出店審査担当の社員が出店審査をした複数の店舗のリストが表示されており、これらの複数の店舗の各々の振込専用口座を開設するため口座開設データが一度に送信されるようにしてもよい。更に、口座開設データが送信されるタイミングは、バッチファイル等で指定された所定日時であってもよい。また、画面に複数の店舗のリストを表示せずに、所定のタイミングで、新規出店審査済みの店舗マスタデータから振込専用口座が未開設の店舗のデータを抽出し、一括して口座開設データを送信するようにしてもよい。この場合、送信部201は、店舗マスタデータを参照して、振込専用口座の情報が格納されていないレコードを特定する。このレコードは、出店審査に合格した店舗であって、振込専用口座が未開設の店舗のデータである。送信部201は、このレコードに対応する店舗の振込専用口座を開設するための口座開設データを送信することになる。
また例えば、店舗管理装置20は、振込専用口座の開設を口座情報登録装置10に依頼する場合に、店舗IDのみを先に送信して振込専用口座の開設依頼だけをしておいてもよい。この場合、口座情報登録装置10は、いったん、店舗ID、振込専用口座の口座番号、及び実口座情報を関連付けて振込専用口座マスタデータベースに格納する。その後、店舗管理装置20は、店舗IDと、他の情報(例えば、振込専用口座の名義人、送金先の銀行コード、送金先の支店コード、送金先の預金種別、送金先の口座番号、送金先の名義人、及び送金タイミングを示す情報)を送信する。口座情報登録装置10は、受信した店舗IDに対応するレコードに、上記他の情報を格納することになる。上記のように、口座情報登録装置10と店舗管理装置20との間で、2段階の情報のやり取りがなされるようにしてもよい。
また例えば、一の店舗に複数の振込専用口座が割り当てられており、YYY市場支店の振込専用口座と、店舗と、は多対一の関係にあってもよい。
また例えば、上記実施形態において、振込専用口座履歴データに含まれているが実口座履歴データには含まれていないデータを全て、実口座履歴データの付加情報やその他のデータ項目に設定するようにすれば、振込専用口座履歴データを実口座履歴データと別に保持する必要はなくなる。
1 銀行システム、2 オンラインショッピングモールシステム、10 口座情報登録装置、20 店舗管理装置、30 店舗端末、40 顧客端末、11,21,31,41
制御部、12,22,32,42 記憶部、13,23,33,43 通信部、24,34,44 操作部、25,35,45 表示部、50 決済方法設定画面、51 リスト、52,53,54,55 ボタン、56 情報、57 入力フォーム、60 新規出店審査結果入力画面、61 情報、62 入力フォーム、63 口座開設ボタン、64 終了ボタン、70 支払方法選択画面、71 銀行振込情報、100 データ記憶部、101 受信部、102 登録部、103 制限部、104 取得部、105 実行部、200 データ記憶部、201 送信部、202 制限部。

Claims (6)

  1. オンラインショッピングモールの運営者の許可がなければ口座を開設することができない専用支店内に開設された、前記オンラインショッピングモールへの出店審査に合格した店舗向けの振込専用口座に対する、顧客による振込を受け付ける受付手段と、
    前記振込専用口座に対する振込を受け付けた場合に、前記顧客による振込金を、前記振込専用口座に関連付けられた前記運営者の実口座に振り込む第1振込手段と、
    前記運営者の実口座に振り込まれた前記振込金を、前記店舗の実口座に振り込む第2振込手段と、
    を含むことを特徴とする振込システム。
  2. 前記第1振込手段は、前記顧客による振込金を、前記振込専用口座に関連付けられた、前記専用支店内の前記運営者の実口座に振り込む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の振込システム。
  3. 前記振込システムは、前記店舗により指定された振込タイミングが到来したか否かを判定する判定手段を更に含み、
    前記第2振込手段は、前記振込タイミングが到来したと判定された場合に、前記運営者の実口座に振り込まれた前記振込金を、前記店舗の実口座に振り込む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の振込システム。
  4. 前記専用支店の支店名は、前記運営者の名称を含み、
    前記振込専用口座の名義人は、前記店舗の名称を含み、
    前記専用支店の名前と前記振込専用口座の名義人とは、前記顧客から前記店舗に対する注文が受け付けられる前に、前記顧客の端末に表示される、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の振込システム。
  5. コンピュータに、
    オンラインショッピングモールの運営者の許可がなければ口座を開設することができない専用支店内に開設された、前記オンラインショッピングモールへの出店審査に合格した店舗向けの振込専用口座に対する、顧客による振込を受け付ける受付ステップと、
    前記振込専用口座に対する振込を受け付けた場合に、前記顧客による振込金を、前記振込専用口座に関連付けられた前記運営者の実口座に振り込む第1振込ステップと、
    前記運営者の実口座に振り込まれた前記振込金を、前記店舗の実口座に振り込む第2振込ステップと、
    を実行させることを特徴とする振込方法。
  6. オンラインショッピングモールの運営者の許可がなければ口座を開設することができない専用支店内に開設された、前記オンラインショッピングモールへの出店審査に合格した店舗向けの振込専用口座に対する、顧客による振込を受け付ける受付手段、
    前記振込専用口座に対する振込を受け付けた場合に、前記顧客による振込金を、前記振込専用口座に関連付けられた前記運営者の実口座に振り込む第1振込手段、
    前記運営者の実口座に振り込まれた前記振込金を、前記店舗の実口座に振り込む第2振込手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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