JP2006209302A - 振込事務集中処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】共同センタに加盟する加盟行間の振込処理のための経費を削減する手段を提供する。
【解決手段】センタサーバは、営業店端末からの振込データを受信する手段と、振込データを確定振込データとして確定する手段と、確定振込データを加盟他行向けと、加盟自行内とに仕分ける手段と、加盟他行向けの確定振込データを格納する手段と、加盟自行内の確定振込データの振込依頼を送信元の加盟行のホストコンピュータへ送信する手段と、格納した加盟他行向けの確定振込データを読出し、読出した確定振込データを振込先の加盟行別に集計して振込先別の受取人リストを作成する手段と、この振込先別の受取人リストの振込金額を送信元の加盟行別に合計して送信元別の振込合計額を算出する手段と、送信元別の振込合計額の振込依頼を各送信元のホストコンピュータへ送信する手段と、振込先別の受取人リストを各振込先のホストコンピュータへ送信する手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の金融機関の振込処理の振込事務を一括して行う振込事務集中処理システムに関する。
従来の振込事務集中処理システムは、金融機関の営業店に設置された営業店端末が顧客から受取った振込伝票等の振込帳票の画像データおよびその画像データから振込処理に必要な項目を切出して認識した文字データ等をその金融機関の集中センタのファイルサーバへ送信して格納し、集中センタでは係員が修正端末を用いて送信された画像データを参照しながら認識された文字データを必要に応じて修正し、他の係員が検証端末を用いて再度修正端末で処理されたデータを検証して確定し、確定されたデータは検証端末からその金融機関のホストコンピュータへ送って振込取引の処理を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
また、出願人は特願2004−98305において、複数の金融機関が共同して設立した共同センタで、各金融機関の振込伝票等の振込帳票等の処理を一括して行うシステムを提案している。
ところで、金融機関のホストコンピュータが他行のホストコンピュータへ振込金額の入金を依頼する場合は、全国の金融機関で設立した全銀センタと各金融機関のホストコンピュータとを専用通信回線で接続した全銀データ通信システムを通じて行われる(例えば、非特許文献1参照。)。
また、他行への振込を全銀データ通信システムを通じて行った場合には、1件毎に手数料が課金される。また全銀データ通信システムの他行への振込の取扱時間は通常9:00〜15:00に限られている。
特開2000−297305号公報(第3頁段落0013−段落0020、第1図) 特開2004−102264号公報(第4頁段落0013−第6頁段落0028、第1図) 森 清 他1名監修、「エレクトロバンキング用語集」、第1版6刷、株式会社銀行研修社、昭和59年9月3日、p.154−155
しかしながら、上述した従来の技術においては、一つの金融機関で集中センタを設置した場合でも、共同センタを設立した金融機関の間であっても、他行への振込は全銀データ通信システムを通じて行うようになっているため、他行への振込時に1件毎に手数料を支払う必要があり、他行振込のための経費が増大するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、共同センタに加盟する加盟行間の振込処理のための経費を削減する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、複数の加盟行の営業店端末と、前記加盟行のホストコンピュータと、前記加盟行の振込事務を一括して行うセンタサーバとを接続した振込事務集中処理システムであって、前記営業店端末は、顧客から受付けた振込帳票の振込データを前記センタサーバへ送信する手段を備え、前記ホストコンピュータは、前記センタサーバからの振込依頼に基づいて自行内と、加盟行間の振込処理を実行する手段を備え、前記センタサーバは、前記営業店端末からの振込データを受信する手段と、前記振込データを、確定振込データとして確定する手段と、前記確定振込データを、加盟他行向けと、加盟自行内とに仕分ける手段と、前記加盟他行向けの確定振込データを格納する手段と、前記加盟自行内の確定振込データの振込依頼を、送信元の前記加盟行のホストコンピュータへ送信する手段と、前記格納した加盟他行向けの確定振込データを読出し、該読出した確定振込データを振込先の加盟行別に集計して振込先別の受取人リストを作成する手段と、該振込先別の受取人リストの振込金額を、送信元の加盟行別に合計して送信元別の振込合計額を算出する手段と、前記送信元別の振込合計額の振込依頼を、各送信元の前記加盟行のホストコンピュータへ送信する手段と、前記振込先別の受取人リストを、各振込先の前記加盟行のホストコンピュータへ送信する手段とを備えることを特徴とする。
このように、本発明は、センタサーバが加盟行間の送信元から振込先への振込金額の振込合計額を算出し、これを送信元の加盟行から全銀情報処理装置を介して振込先の加盟行へ振込むと共に振込先の加盟行へは受取人リストを送信するようにしたことによって、全銀情報処理装置を介しての振込は1件の扱いになり、1件分の手数料で加盟他行への多数の振込処理を行うことができ、加盟行間の振込処理に要する手数料を削減してこれに伴う経費を削減することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による振込事務集中処理システムの実施例について説明する。
図1は実施例1の振込事務処理を示すフローチャート、図2は実施例1のシステム構成を示すブロック図、図3は実施例1の共同センタを示すブロック図、図4は実施例1のセンタサーバの機能を示す機能ブロック図である。
本実施例における共同センタは、銀行等の金融機関が複数共同して設立した共同センタである。
共同センタに加盟する金融機関(加盟行という。)は、本実施例ではA銀行とB銀行とし、加盟行以外の金融機関(未加盟行という。)はC銀行として説明する。
図2において、1はセンタサーバであり、複数の加盟行が共同して設立した共同センタに設置され、加盟行がそれぞれ設備した専用回線や電話回線等の通信ネットワーク2a、2bと接続し、それぞれの加盟行に設置されたホストコンピュータ3a、3bおよびその加盟行の支店や郵便局等の営業店に設置された営業店端末4a、4bと交信可能に構成され、各営業店端末4a、4bから送信される振込データ等を一括して管理する機能等を備えている。
なお、センタサーバ1の設置場所は、全国を束ねて1箇所に設置するようにしてもよく、都道府県毎、都市毎またはこれらを複数まとめた広域の地域毎に設置するようにしてもよい。つまり複数の加盟行の営業店端末4a、4bから送信される振込データ等を一括して管理するものであれば設置場所には限定されるものではない。
また、通信ネットワーク2a、2bは、共同センタが共同で設備した各加盟行が共有する一つの通信ネットワークとしてもよい。
5は全銀センタに設置された全銀情報処理装置であり、加盟行であるA銀行、B銀行および未加盟行であるC銀行のホストコンピュータ3a、3b、3cと専用通信回線6で接続し、各行から依頼された振込処理における他行への振込金額の送金を仲介する。
ホストコンピュータ3a、3bは、センタサーバ1からの振込依頼に基づいてそれぞれの金融機関の本店、支店間(自行内という。)の振込を実行する機能および未加盟行への振込を全銀センタの全銀情報処理装置5を介して実行する機能、並びに共同センタに加盟している他の加盟行(加盟他行という。)間との振込を全銀情報処理装置5およびセンタサーバ1を介して実行する機能を有している他、それぞれの金融機関の顧客の口座の口座番号や口座残高等の顧客情報を保有して顧客の口座を管理する。
ホストコンピュータ3cは、C銀行の自行内の振込処理と、他行への振込処理を全銀情報処理装置5を介して実行する機能を有している他、C銀行の顧客の口座の口座番号や口座残高等の顧客情報を保有して顧客の口座を管理する。
営業店端末4a、4bは、営業店の担当者が操作するパーソナルコンピュータ等の端末装置であって、その金融機関が振込取引に用いる振込伝票や顧客である企業等から給与振込等の振込依頼リスト等の振込帳票を読取った画像データから所定の部位を切出し、切出した画像データの文字画像を文字として認識する機能および振込帳票の画像データや認識した文字等を振込データとして通信ネットワーク2a、2bを介してセンタサーバ1へ送信する機能等を有している。
また、営業店端末4a、4bの図示しない記憶部には、設置されている金融機関の名称である加盟行名等が格納されている。
図3において、11はセンタサーバ1のサーバ制御部であり、センタサーバ1内の各部を制御して振込事務処理等を実行する他、通信ネットワーク2a、2bと接続して各加盟行の営業店端末4a、4bと、共同センタに設けられたLAN(Local Area Network)等のセンタ内回線12を介して修正端末13および検証端末14と接続してデータ通信等も制御する。
15は振込データベースであり、加盟行の営業店端末4a、4bから送信された振込データが格納されると共に後述する確認振込データや確定振込データ等が格納される。
修正端末13は、共同センタにおいて修正業務を担当する修正係員が操作するパーソナルコンピュータ等の端末装置であって、センタ内回線12を介してセンタサーバ1、検証端末14および振込データベース15と接続しており、修正係員が振込データベース15に格納された振込データを表示して確認し、振込データの間違い等を修正する機能、確認済みの振込データを確認振込データとして振込データベース15へ格納する機能および検証端末14へ確認終了通知を送信する機能等を有している。
検証端末14は、共同センタにおいて検証業務を担当する検証係員が操作するパーソナルコンピュータ等の端末装置であって、センタ内回線12を介してセンタサーバ1、修正端末13および振込データベース15と接続しており、検証係員が振込データベース15に格納された確認振込データを表示して再確認し、確認振込データの間違い等を修正して振込データを確定する機能、確定された振込データを確定振込データとして振込データベース15へ格納する機能およびセンタサーバ1へ確定終了通知を送信する機能等を有している。
17はセンタサーバ1のサーバ記憶部であり、サーバ制御部11が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよびサーバ制御部11による処理結果等が格納される。
本実施例のサーバ記憶部17には、図4に示す各加盟行のホストコンピュータ3a、3bおよび営業店端末4a、4bとの間で通信ネットワーク2a、2bを介してデータの送受信を行う機能を有する交信機能F1、営業店端末4a、4bから受信した振込データおよび確定振込データをセンタ内回線12を介して振込データベース15へ格納する機能を有するデータ格納機能F2、振込データベース15から確定振込データ等をセンタ内回線12を介して読出す機能を有するデータ読出機能F3、加盟行のホストコンピュータ3a、3bへ振込金額の振込を依頼する振込依頼を作成する機能を有する振込依頼作成機能F4、現在時刻を認識する機能を有する時計機能F5、および読出した確定振込データを送信元および振込先の加盟行別に集計する機能を有する集計機能F6等を備えた本実施例の振込事務処理実行プログラムが格納されており、サーバ制御部11が前記の各機能を駆使して実行する振込事務処理実行プログラムのステップにより本実施例のセンタサーバ1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、サーバ記憶部17には、加盟行の名称等を記した加盟行リスト18が格納されている。
上記の構成の作用について説明する。
本実施例の営業店端末4a、4bは、それぞれの加盟行の営業店に設置されており、営業店の窓口においては各種の帳票を用いて顧客との間で取引を行っている。
例えば、加盟行であるA銀行の営業店の担当者は、個人または企業等の顧客から振込帳票が提出されると所定の手続を済ませた後に営業店端末4aを用いて振込データをセンタのセンタサーバ1へ送信する。
すなわち、営業店の担当者が振込帳票を営業店端末4aにセットすると、営業店端末4aはその全体の画像データを読取り、振込帳票の所定の部位を切出して振込先金融機関の名称(振込先金融機関名という。)や受取人口座番号、受取人氏名、依頼人氏名、依頼人口座番号、振込金額等の文字画像を文字として認識して文字データに変換する。
そして、営業店端末4aは図示しない記憶部の加盟行名を読出してこれを送信元加盟行名とし、送信元加盟行名と帳票名(振込伝票、振込依頼リスト等)および振込帳票全体の画像データと認識した文字データにより振込データを作成し、これを通信ネットワーク2aを介してセンタサーバ1へ送信する。加盟行であるB銀行の営業店においても同様である。
振込データを受信したセンタサーバ1は、管理番号を採番し、受信した振込データに管理番号を付して振込データベース15に格納する。
このようにして、各加盟行の営業店端末4a、4bからの振込データに管理番号が付されて振込データベース15に格納され、各加盟行の振込事務を一括して取扱うことが可能になる。
共同センタにおいては、修正係員が修正端末13を用いて振込データベース15に格納されている未確認の振込データを読出して表示し、表示された画像データを参照しながら振込データに間違い等があればこれを修正し、間違いがないことを確認して終了操作を行うと修正端末13は読出した振込データに確認コードを付した確認振込データを振込データベース15へ格納すると共に、センタ内回線12を介して検証端末14へ管理番号を記した確認終了通知を送信する。
確認終了通知を受信した検証端末14は、そこに記された管理番号を基に振込データベース15から該当する確認振込データを読出して表示し、検証係員は表示された画像データを参照しながら確認振込データを再確認し、確認振込データの間違い等があればこれを修正し、間違いがないことを確認して確定のための終了操作を行うと検証端末14は読出した確認振込データの確認コードを確定コードに書替えた確定振込データを振込データベース15へ格納すると共に、センタ内回線12を介してセンタサーバ1へ管理番号を記した確定終了通知を送信する。
なお、振込データは説明の都合上、確認振込データ、確定振込データとして説明するが、修正端末13や検証端末14で修正がなされなかった場合は、確定振込データに確定コードが付されている以外は振込データと確定振込データの内容は同一である。
このようにして、振込データベース15に格納された確定振込データを基にセンタサーバ1が実行する本実施例の振込事務処理について、図1に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って説明する。
S1、当日の運用が開始されると、センタサーバ1のサーバ制御部11は、交信機能F1およびデータ格納機能F2を用いて上記の加盟行の営業店端末4a、4bから送信される振込データに管理番号を付して振込データベース15への格納を実行すると共に、交信機能F1を用いてセンタ内回線12を介して検証端末14から送信される確定終了通知の着信を待って待機し、確定終了通知を受信した時にステップS2へ移行する。確定終了通知を受信しない場合はステップS7へ移行する。
S2、確定終了通知を受信したサーバ制御部11は、データ読出機能F3を用いて確定終了通知の管理番号を基に振込データベース15から該当する確定振込データを読出す。
S3、確定振込データを読出したサーバ制御部11は、サーバ記憶部17の加盟行リストを読出し、振込確定データの振込先金融機関名が加盟行リストに含まれている場合は加盟行への振込と判定してステップS4へ、振込先金融機関名が加盟行リストに含まれていない場合は、未加盟行向けの振込と判定してステップS5へ移行する。
S4、加盟行への振込と判定したサーバ制御部11は、振込確定データの振込先金融機関名と送信元加盟行名を比較し、振込先金融機関名と送信元加盟行名とが一致する場合はこれを加盟行の自行内(加盟自行内という。)の振込と判定してステップS5へ、振込先金融機関名と送信元加盟行名とが不一致の場合はこれを加盟他行向けの振込と判定してステップS6へ移行する。
S5、未加盟行向けの振込または加盟自行内の振込と判定したサーバ制御部11は、振込依頼作成機能F4を用いて振込確定データの振込先金融機関名や受取人口座番号、受取人氏名、依頼人氏名、依頼人口座番号、振込金額等を添付した振込依頼を作成し、この振込依頼を振込確定データの送信元加盟行名を基に該当する加盟行、つまり送信元の加盟行のホストコンピュータ3へ交信機能F1を用いてその通信ネットワーク2を介して送信し、データ格納機能F2を用いて振込依頼を送信した確定振込データに処理済コードを付して振込データベース15に格納してステップS7へ移行する。
例えば、送信元の加盟行がA銀行である場合は、ホストコンピュータ3aへ通信ネットワーク2aを介して振込依頼が送信される。振込依頼を受信したホストコンピュータ3aは、振込依頼の振込先金融機関名を基に振込先を判定し、振込先が自行の場合は自行内の振込と判定して依頼人口座番号等を基に該当する顧客情報の口座残高から振込金額を差し引いて依頼人の口座の口座残高を更新すると共に、受取人口座番号等を基に該当する顧客情報の口座残高に振込金額を加えて受取人の口座の口座残高を更新する自行内の振込処理を実行する。
振込先が他行(本実施例では未加盟行であるC銀行)の場合は振込依頼を専用通信回線6を介して全銀情報処理装置5へ送り、C銀行のホストコンピュータ3cへ振込金額の受取人口座番号への入金を依頼すると共に、依頼人口座番号等を基に該当する顧客情報の口座残高から振込金額を差し引いて依頼人の口座の口座残高を更新する未加盟行への振込処理を実行する。サーバ制御部11が振込依頼を加盟行であるB銀行へ送信した場合も同様である。
S6、加盟他行向けの振込と判定したサーバ制御部11は、データ格納機能F2を用いて加盟他行向けの確定振込データに未処理コードを付して振込データベース15へ格納してステップS7へ移行する。
S7、サーバ制御部11は、時計機能F5を用いて現在時刻を認識しながら加盟他行へ一括して振込を行う振込時刻の到来を待って待機しており、現在時刻を振込時刻と認識した時にステップS8へ移行する。現在時刻が振込時刻でない場合はステップS1へ戻って上記の作動を継続する。
S8、振込時刻の到来を認識したサーバ制御部11は、データ読出機能F3を用いて振込データベース15から未処理コードが付された加盟他行向けの確定振込データを全て読出し、集計機能F6を用いて読出した確定振込データの振込先金融機関名を基に確定振込データを振込先の加盟行別に、受取人口座番号、受取人氏名、依頼人氏名、振込金額、送信元加盟行名等を集計して振込先別受取人リストを作成する。
S9、振込先別受取人リストを作成したサーバ制御部11は、集計機能F6を用いて振込先別受取人リストの送信元加盟行名を基にその振込金額を合計し、送信元の加盟行別に送信元別振込合計額を算出すると共に、依頼人氏名、依頼人口座番号、振込金額等を集計した送信元別依頼人リストを作成する。
S10、送信元別振込合計額の算出および送信元別依頼人リストの作成を終えたサーバ制御部11は、振込依頼作成機能F4を用いて振込先別受取人リストの振込先金融機関名を振込先の金融機関名とし、そこに送金する送信元別振込合計額の送信元の振込合計額を記した振込依頼を各送信元の加盟行毎に作成し、この振込依頼と、振込合計額を構成する依頼人の内訳である送信元別依頼人リストのその送信元の依頼人リストとを各送信元の加盟行へ送信する。
例えば、送信元の加盟行がA銀行であり、振込先の加盟行がB銀行の場合は、振込先の金融機関名をB銀行とし、A銀行がB銀行へ振込む振込合計額を記した振込依頼が作成され、この振込依頼とA銀行が振込帳票を受付けた依頼人リストとをA銀行のホストコンピュータ3aへ通信ネットワーク2aを介して送信する。
振込依頼を受信したホストコンピュータ3aは、振込依頼の振込先の金融機関名(B銀行)を基に振込先を特定し、専用通信回線6を介して全銀情報処理装置5へ振込先のホストコンピュータ3bへの振込合計額の入金を依頼すると共に、依頼人リストの依頼人口座番号等を基に該当する顧客情報の口座残高から振込金額を差し引いて依頼人の口座の口座残高を更新する振込依頼に基づく加盟行間の振込処理を実行する。
S11、振込依頼等を送信したサーバ制御部11は、交信機能F1を用いて振込先別受取人リストの各振込先の加盟行へその受取人リストを送信し、データ格納機能F2を用いてステップS8で読出した全ての確定振込データに処理済コードを付して振込データベース15に格納する。
前記の例では、B銀行のホストコンピュータ3bに全銀情報処理装置5から送金される振込合計額の内訳である受取人リストはB銀行のホストコンピュータ3bへ通信ネットワーク2bを介して送信され、受取人リストを受信したホストコンピュータ3bは、受取人リストの受取人口座番号を基に該当する顧客情報の口座残高に振込金額を加えて受取人の口座の口座残高を更新する振込依頼に基づく加盟行間の振込処理を実行する。
その後、センタサーバ1は今回の振込時刻における振込事務処理を終了させ、ステップS1へ戻って確定終了通知の着信を待って待機する。
このようにして本実施例の加盟行間、加盟自行内、未加盟行との間の振込処理が行われる。
以上説明したように、本実施例では、センタサーバが加盟行間の送信元から振込先への振込金額の振込合計額を算出し、これを送信元の加盟行から全銀情報処理装置を介して振込先の加盟行へ振込むと共に振込先の加盟行へは受取人リストを送信するようにしたことによって、全銀情報処理装置を介しての振込は1件の扱いになり、1件分の手数料で加盟他行への多数の振込処理を行うことができ、加盟行間の振込処理に要する手数料を削減してこれに伴う経費を削減することができる。
図5は実施例2の振込事務処理を示すフローチャート、図6は実施例2のセンタサーバの機能を示す機能ブロック図である。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例のシステム構成(図2)および共同センタの構成(図3)は上記実施例1と同様である。
本実施例のホストコンピュータ3a、3bは、センタサーバ1からの振込依頼に基づいてそれぞれの加盟自行内の振込を実行する機能および未加盟行への振込を全銀センタの全銀情報処理装置5を介して実行する機能、並びにセンタサーバ1からの後述する直接振込依頼に基づいて加盟他行間との振込をセンタサーバ1を介して実行する機能を有している。ホストコンピュータ3cは上記実施例1と同様である。
本実施例のサーバ記憶部17には、図6に示す実施例1と同様の機能を有する交信機能FA1、データ格納機能FA2、データ読出機能FA3、振込依頼作成機能FA4等、つまり実施例1の時計機能F5および集計機能F6を除く機能を備えた本実施例の振込事務処理実行プログラムが格納されており、サーバ制御部11が前記の各機能を駆使して実行する振込事務処理実行プログラムのステップにより本実施例のセンタサーバ1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、サーバ記憶部17には、実施例1と同様に加盟行の名称等を記した加盟行リスト18が格納されている。
上記の構成の作用について説明する。
本実施例の営業店端末4a、4bの振込データの送信の作動、振込データを受信したセンタサーバ1の振込データの格納の作動、および修正端末13と検証端末14の作動は上記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の振込事務処理について説明する。
SA1、当日の運用が開始されると、センタサーバ1のサーバ制御部11は、上記実施例1のステップS1と同様にして営業店端末4a、4bからの振込データの格納を実行すると共に、交信機能FA1を用いてセンタ内回線12を介して検証端末14から送信される確定終了通知の着信を待って待機し、確定終了通知を受信した時にステップSA2へ移行する。確定終了通知を受信しない場合は前記の待機を継続する。
その後のステップSA2〜SA5の作動および振込依頼を受信した送信元のホストコンピュータ3a等の作動は、上記実施例1のステップS2〜S5の作動および振込依頼を受信した送信元のホストコンピュータ3a等の作動と同様であるのでその説明を省略する。この場合にステップSA5の作動を終えたセンタサーバ1は振込事務処理を終了させ、ステップS1へ戻って確定終了通知の着信を待って待機する。
SA6、加盟他行向けの振込と判定したサーバ制御部11は、振込依頼作成機能FA4を用いて振込確定データの振込先金融機関名や受取人口座番号、受取人氏名、依頼人氏名、振込金額、送信元加盟行名等を添付した直接振込依頼を作成し、この直接振込依頼を振込確定データの振込先金融機関名を基に該当する加盟行、つまり振込先の加盟行のホストコンピュータ3へ交信機能FA1を用いてその通信ネットワーク2を介して送信する。
これと並行して、サーバ制御部11は振込確定データの依頼人氏名、依頼人口座番号、振込金額等を添付した直接振込依頼送信通知を作成し、この直接振込依頼送信通知を振込確定データの送信元加盟行名を基に該当する加盟行、つまり送信元の加盟行のホストコンピュータ3へ交信機能FA1を用いてその通信ネットワーク2を介して送信する。
そして、データ格納機能FA2を用いて直接振込依頼を送信した確定振込データに処理済コードを付して振込データベース15に格納する。
例えば、振込先の加盟行がB銀行であり、送信元の加盟行がA銀行の場合は、振込先のホストコンピュータ3bへは通信ネットワーク2bを介して直接振込依頼が送信され、送信元のホストコンピュータ3aへは通信ネットワーク2aを介して直接振込依頼送信通知が送信される。
直接振込依頼を受信した振込先のホストコンピュータ3bは、直接振込依頼に送信元加盟行名が添付されていることにより加盟間の直接振込依頼であることを判定し、受取人口座番号等を基に該当する顧客情報の口座残高に振込金額を加えて受取人の口座の口座残高を更新する直接振込依頼に基づく加盟行間の振込処理を実行する。
直接振込依頼送信通知を受信した送信元のホストコンピュータ3aは、依頼人口座番号等を基に該当する顧客情報の口座残高から振込金額を差し引いて依頼人の口座の口座残高を更新する直接振込依頼に基づく加盟行間の振込処理を実行する。
その後、センタサーバ1は振込事務処理を終了させ、ステップS1へ戻って確定終了通知の着信を待って待機する。
このようにして本実施例の加盟行間、加盟自行内、未加盟行との間の振込処理が行われる。
以上説明したように、本実施例では、加盟他行への振込を全銀情報処理装置を介さずに、加盟他行のホストコンピュータへ直接振込依頼を送信するようにしたことによって、全銀情報処理装置を介して行う他行振込の場合の手数料が不要になり、加盟行間の振込処理に要する手数料を更に削減してこれに伴う経費を更に削減することができる。
また、全銀情報処理装置の他行振込の取扱時間が限られているため、共同センタでの振込処理は他行振込の取扱時間内で行う必要があり、振込取引が集中する時期の処理件数に合わせて修正係員等の対応要員を確保しなければならず、共同センタ等の対応要員をピーク時に合わせて確保しておくことが必要になるが、加盟他行への振込を全銀情報処理装置を介さず行うようにしたので、加盟行間の振込を取扱時間の制限なしに行うことができ、加盟行以外、つまり未加盟行への振込を優先して行うようにすれば、共同センタの対応要員を平準化して対応要員の削減を図ることが可能になる。
実施例1の振込事務処理を示すフローチャート 実施例1のシステム構成を示すブロック図 実施例1の共同センタを示すブロック図 実施例1のセンタサーバの機能を示す機能ブロック図 実施例2の振込事務処理を示すフローチャート 実施例2のセンタサーバの機能を示す機能ブロック図
符号の説明
1 センタサーバ
2a、2b 通信ネットワーク
3a、3b、3c ホストコンピュータ
4a、4b 営業店端末
5 全銀情報処理装置
6 専用通信回線
11 サーバ制御部
12 センタ内回線
13 修正端末
14 検証端末
15 振込データベース
17 サーバ記憶部
18 加盟行リスト

Claims (2)

  1. 複数の加盟行の営業店端末と、前記加盟行のホストコンピュータと、前記加盟行の振込事務を一括して行うセンタサーバとを接続した振込事務集中処理システムであって、
    前記営業店端末は、顧客から受付けた振込帳票の振込データを前記センタサーバへ送信する手段を備え、
    前記ホストコンピュータは、前記センタサーバからの振込依頼に基づいて自行内と、加盟行間の振込処理を実行する手段を備え、
    前記センタサーバは、前記営業店端末からの振込データを受信する手段と、
    前記振込データを、確定振込データとして確定する手段と、
    前記確定振込データを、加盟他行向けと、加盟自行内とに仕分ける手段と、
    前記加盟他行向けの確定振込データを格納する手段と、
    前記加盟自行内の確定振込データの振込依頼を、送信元の前記加盟行のホストコンピュータへ送信する手段と、
    前記格納した加盟他行向けの確定振込データを読出し、該読出した確定振込データを振込先の加盟行別に集計して振込先別の受取人リストを作成する手段と、
    該振込先別の受取人リストの振込金額を、送信元の加盟行別に合計して送信元別の振込合計額を算出する手段と、
    前記送信元別の振込合計額の振込依頼を、各送信元の前記加盟行のホストコンピュータへ送信する手段と、
    前記振込先別の受取人リストを、各振込先の前記加盟行のホストコンピュータへ送信する手段とを備えることを特徴とする振込事務集中処理システム。
  2. 複数の加盟行の営業店端末と、前記加盟行のホストコンピュータと、前記加盟行の振込事務を一括して行うセンタサーバとを接続した振込事務集中処理システムであって、
    前記営業店端末は、顧客から受付けた振込帳票の振込データを前記センタサーバへ送信する手段を備え、
    前記ホストコンピュータは、前記センタサーバからの振込依頼に基づいて自行内の振込処理を実行する手段と、前記センタサーバからの直接振込依頼に基づいて加盟行間の振込処理を実行する手段とを備え、
    前記センタサーバは、前記営業店端末からの振込データを受信する手段と、
    前記振込データを、確定振込データとして確定する手段と、
    前記確定振込データを、加盟他行向けと、加盟自行内とに仕分ける手段と、
    前記加盟他行向けの確定振込データの直接振込依頼を、振込先の前記加盟行のホストコンピュータへ送信する手段と、
    前記加盟自行内の確定振込データの振込依頼を、送信元の前記加盟行のホストコンピュータへ送信する手段とを備えることを特徴とする振込事務集中処理システム。
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