JP2008140199A - 公共サービスとしての個人情報配信システム及び個人情報配信方法 - Google Patents

公共サービスとしての個人情報配信システム及び個人情報配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】役所で管理されている個人情報を、公共サービスとして、リアルタイムに個人と関連付けられた組織に配信することができ、個人情報の配信に関する個人の負担を低減することができる公共サービスとしての個人情報配信システムを提供する。
【解決手段】個人端末210と、個人情報利用機関処理装置220と、個人情報提供機関処理装置230と、個人情報配信先管理機関処理装置240とがネットワークを介して接続された公共サービスとしての個人情報配信システムであって、個人端末210は、個人情報提供機関処理装置230へ個人情報配信を要求するための情報を入力する手段を備え、個人情報提供機関処理装置230は、個人情報と配信先情報を個人情報配信先管理機関処理装置240へ送信する手段を備え、個人情報配信先管理機関処理装置240は、配信先情報をもとに個人情報を個人情報利用機関処理装置220へ配信する手段を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、役所で管理されている個人情報を、公共サービスとして、リアルタイムに個人と関連付けられた組織に配信することができる公共サービスとしての個人情報配信システム及び個人情報配信方法に関するものである。
現在、氏名、住所などの個人情報は、銀行や証券会社の口座開設、納税のための申告、製品やサービスに対するユーザ登録に至るまで、人が営むあらゆる日常生活において不可欠なものである。これらの個人情報は、企業、公共機関、組織において別々に管理されており、変更が発生した場合には、各々に対して個別の変更作業が必要になる。
これに対する解決策として、個人情報管理会社と契約して、予め、専用のソフトウェアを使用して個人情報を登録した上で、個人の依頼に応じて、個人情報管理会社が関連する企業等に情報提供するシステムが考えられている。例えば、銀行の口座開設時に情報開示の要求を個人情報管理会社に行うことで、銀行に対して登録されている個人情報を開示し、同時に銀行を関連企業として個人情報管理会社に登録する。また、個人情報の変更入力を行うと、個人情報管理会社が銀行に対して変更情報を提供するようになっている。
このような個人情報提供システムに関連する公知技術文献として、例えば、下記の特許文献1がある。
特開2002−366730号公報
上記の技術を採用した場合、複数の個人情報管理会社のうちの任意の一社と契約し、一定の対価を支払うことでサービスを提供して貰うことになる。
つまり、日常生活に欠かせない作業にもかかわらず、個人に経済的な負担が発生する。
多くの企業が参入して、健全な自由競争が行われることでサービスの価格が下がり、負担は軽減される可能性もある。
しかし、ある一定の経済的な負担は避けられない。又、民間企業であるために、市場経済の競争の中で撤退を余儀なくされる会社が出てくる可能性がある。更に、現在契約しているところよりも優れた個人情報管理会社が現れたとしても、再登録の手間を考えると、簡単に乗り換えができないことが予想される。
以上の現状に鑑み、本発明は、役所で管理されている個人情報を、公共サービスとして、リアルタイムに個人と関連付けられた組織に配信することができ、個人情報の配信に関する個人の負担を低減することができる公共サービスとしての個人情報配信システム及び個人情報配信方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、個人端末と、個人情報を利用する機関に備えられる個人情報利用機関(企業)処理装置と、個人情報を提供する公共機関に備えられる個人情報提供機関(役所)処理装置と、個人情報配信先を管理する公共の管理機関に備えられる個人情報配信先管理機関処理装置とがネットワークを介して接続された公共サービスとしての個人情報配信システムであって、
前記個人端末は、前記個人情報利用機関(企業)処理装置へ登録又は登録した情報を削除するために必要な情報と前記個人情報提供機関(役所)処理装置へ個人情報配信を要求するための情報を入力する手段と、
入力された情報を電文に編集する手段と、
編集された電文を前記個人情報利用機関(企業)処理装置、又は、前記個人情報提供機関(役所)処理装置へ送信する手段と、
電文の送受信を行う手段とを備え、
前記個人情報利用機関(企業)処理装置は、受信した電文の要求種別によって処理を振り分ける手段と、
要求種別が「新規登録」の場合、仮登録して受付番号とパスワードを発行する手段と、
要求種別が「退会」の場合、前記個人情報利用機関(企業)処理装置が備える顧客情報DBの該当データを削除して前記個人情報配信先管理機関処理装置へ配信先情報の削除依頼を送信する手段と、
要求種別が「変更後個人情報の配信」の場合、前記個人情報配信先管理機関処理装置から受信した情報をもとに前記顧客情報DBを更新する手段と、
電文送受信を行う手段とを備え、
前記個人情報提供機関(役所)処理装置は、行政手続きによって変更された個人情報を入力する手段と、
変更された個人情報を前記個人情報提供機関(役所)処理装置が備える個人情報DBへ登録する手段と、
前記個人端末から受信した電文の個人認証を行う手段と、
個人認証が正常の場合、住民基本台帳番号をもとに前記個人情報DBから個人情報を取得する手段と、
個人情報と配信先情報を前記個人情報配信先管理機関処理装置へ送信する手段と、
電文を送受信する手段とを備え、
前記個人情報配信先管理機関処理装置は、受信した電文の要求種別によって処理を振り分ける手段と、
要求種別が「登録」又は「削除」の場合、前記個人情報配信先管理機関処理装置が備える配信先管理DBに対し「登録」又は「削除」を実行する手段と、
要求種別が「配信」の場合、前記配信先管理DBから配信先情報を取得する手段と、
前記配信先情報をもとに個人情報を個人情報利用機関(企業)処理装置へ配信する手段と、
電文を送受信する手段とを備えることを特徴とする公共サービスとしての個人情報配信システムを提供するものである。
請求項2に係る発明は、個人端末と、個人情報を利用する機関に備えられる個人情報利用機関(企業)処理装置と、個人情報を提供する公共機関に備えられる個人情報提供機関(役所)処理装置と、個人情報配信先を管理する公共の管理機関に備えられる個人情報配信先管理機関処理装置とがネットワークを介して接続された公共サービスとしての個人情報配信方法であって、
前記個人端末が、住民基本台帳番号と前記個人情報利用機関(企業)処理装置へ送信する情報を入力するステップと、
入力された内容を電文に編集して前記個人情報利用機関(企業)処理装置へ送信するステップと、
画面入力内容を判定して「退会」の場合は入力画面を初期表示状態に戻すステップと、
「新規登録」の場合に個人情報利用機関(企業)処理装置から電文を受信するステップと、
受信電文のエラーフラグを判定して、エラーフラグがエラーの場合は入力画面を初期表示状態に戻すステップと、
エラーフラグが正常の場合に、画面入力された内容と受信した情報を電文に編集し、個人認証サービスを使用して前記個人情報提供機関(役所)処理装置に送信するステップとを実行し、
前記個人情報利用機関(企業)処理装置が、前記個人端末からの電文、又は、前記個人情報配信先管理機関処理装置からの電文のいずれかを受信するステップと、
受信した電文の要求種別を判定して処理を振り分けるステップと、
要求種別が「新規登録」の場合、前記個人端末から送信されてきた情報で登録可能かどうかを判定するステップと、
登録可能な場合に、受付番号と受付パスワードを発行し、前記個人情報利用機関(企業)処理装置が備える顧客情報DBに仮登録するステップと、
電文を編集して前記個人端末へ送信するステップと、
要求種別が「新規登録」以外の場合に、受信した受付番号と受付パスワードをもとに前記顧客情報DBを検索し、該当データが存在するかチェックを行うステップと、
該当データが存在した場合に、受信電文の要求種別を判定するステップと、
要求種別が「退会」の場合に、前記顧客情報DBの該当データを削除するステップと、
電文を作成して前記個人情報配信先管理機関処理装置へ電文を送信するステップと、
要求種別が「個人情報配信」であった場合に、受信した電文の個人情報を前記顧客情報DBに登録するステップと、
該当データが存在しなかった場合に、要求種別を判定して、「個人情報配信」の場合は、電文受信待ちの状態に戻るステップと、
「退会」の場合は、エラーフラグに「エラー」を設定した電文を個人端末に送信後、電文受信待ちの状態に戻るステップとを実行し、
前記個人情報提供機関(役所)処理装置処理が、前記個人端末から個人情報配信要求があった場合に電文を受信して個人認証を行うステップと、
個人認証が正常の場合、受信電文の住民基本台帳番号をもとに、前記個人情報提供機関(役所)処理装置処理が備える個人情報DBから個人情報を取得するステップと、
電文を編集して前記個人情報配信先管理機関処理装置へ送信するステップと、
行政手続きによる個人情報の変更内容を画面入力等により取得するステップと、
取得した情報で前記個人情報DBを更新するステップと、
変更後の個人情報を電文に編集して前記個人情報配信先管理機関処理装置へ送信するステップとを実行し、
前記個人情報配信先管理機関処理装置が、前記個人情報提供機関(役所)処理装置、又は、前記個人情報利用機関(企業)処理装置から送信されてくる電文を受信するステップと、
受信電文の要求種別を判定し、「配信先新規登録要求」とそれ以外で処理を振り分けるステップと、
要求種別が「配信先新規登録要求」の場合に、管理機関パスワードを発行し、これとともに受信電文の内容を前記個人情報配信先管理機関処理装置が備える配信先管理DBに登録するステップと、
DB登録した配信先情報をもとに、電文を作成して前記個人情報利用機関(企業)処理装置へ送信するステップと、
要求種別が「配信先新規登録要求」以外の場合に再度要求種別を判定し、「変更後個人情報配信要求」とそれ以外で処理を振り分けるステップと、
「変更後個人情報配信要求」の場合に、受信電文の住民基本台帳番号で前記配信先管理DBを検索して、配信先が登録されているか確認するステップと、
前記配信先管理DBの配信先IPアドレスをもとに、電文を作成して前記個人情報利用機関(企業)処理装置へ送信するステップと、
要求種別が「削除要求」であった場合に、受信電文の配信先組織IDと受付番号と管理機関パスワードが前記配信先管理DBに登録されているか確認するステップと、
登録が確認された時、前記配信先管理DBから該当データを削除するステップとを実行することを特徴とする公共サービスとしての個人情報配信方法を提供するものである。
本発明によれば、役所で管理されている個人情報を、公共サービスとして、リアルタイムに個人と関連付けられた組織に配信することができ、個人情報の配信に関する個人の事務的及び経済的負担を低減することができる公共サービスとしての個人情報配信システム及び個人情報配信方法を提供することができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の公共サービスとしての個人情報配信システムの概念図であり、本個人情報配信システムは、個人101と、個人情報を利用する個人情報利用機関(企業)102と、個人情報を管理すると共に、提供する公共機関である個人情報提供機関(役所)103と、個人情報配信先を管理する公共の個人情報配信先管理機関104との間に於いてシステム構成されるものであり、相互に情報のやり取りを行うものである。
個人情報提供機関(役所)103は市区町村単位の役所であり、住民基本台帳番号を用いて個別に住民の個人情報を管理する。個人情報配信先管理機関104は、本発明のために設立される全国で唯一の公共の個人情報配信先管理機関であり、個人101と個人情報利用機関(企業)102に関する各データレコードの関連を管理する。このように、個人情報の管理と、個人情報と配信先の関連の管理とを別にすることで、これまでの市区町村単位の役所による個人情報管理を大幅に変更することなく、個人情報配信に対応することができる。例えば、個人AがあるB市からC町へ転出した場合でも、個人情報と配信先が住民基本台帳番号で関連付けられているため、これまでの行政手続きで個人情報利用機関(役所)103の個人情報を変更するだけで対応することができる。
個人情報配信システムには、「新規登録」、「変更後個人情報の配信」、「退会」の3つの処理がある。「新規登録」は以下の流れで処理が行われる。個人101は個人情報利用機関(企業)102に対して新規登録の手続きを行う(a1)。個人情報利用機関(企業)102は登録が正常に終わると、受付番号等の情報を個人101へ返信する(a2)。これを受けて、個人101は個人認証サービスを利用して、個人情報提供機関(役所)103へ個人情報の配信要求を行う(a3)。個人情報提供機関(役所)103は、個人認証を行い、本人確認できた場合は、個人情報配信先管理機関104に対して、個人101の個人情報と配信先情報を送信し、個人情報の配信と配信先情報の登録を要求する(a4)。個人情報配信先管理機関104は、配信先情報登録後、個人情報利用機関(企業)102へ個人101の個人情報を送信(配信)する(a5)。
次に、「変更後個人情報の配信」は以下の流れで処理が行われる。まず、個人101が個人情報提供機関(役所)103へ住所変更等の行政手続きを行う(b1)。次に、個人情報提供機関(役所)103は、個人情報配信先管理機関104に対して、個人101の変更後の個人情報を送信し、変更後個人情報の配信を要求する(b2)。個人情報配信先管理機関104は、個人情報利用機関(企業)102へ個人101の変更後個人情報を送信する(a5)。
最後に、「退会」時の処理は以下の流れで行われる。個人101が個人情報利用機関(企業)102に対して退会の要求を行う(c1)。個人情報利用機関(企業)102は、退会処理を行った後に、個人情報配信先管理機関104へ配信先削除要求を行う(c2)。これを受けて、個人情報配信先管理機関104は配信先情報の削除を行う。
図2は、前述した公共サービスとしての個人情報配信システムの具体的システム構成の一例を示した図である。本個人情報配信システムは、個人端末210と個人情報利用機関(企業)処理装置220と個人情報提供機関(役所)処理装置230と個人情報配信先管理機関処理装置240とから構成され、相互に公衆回線網205でネットワークに接続されている。
個人端末210は、登録削除依頼部211と個人情報依頼部212と通信部213と入力画面214を有している。登録削除依頼部211は、入力画面214で画面入力された情報を電文に編集し、通信部213から個人情報利用機関(企業)処理装置220に送信する。画面入力内容は個人情報利用機関(企業)によって異なるものとする。個人情報依頼部212は、通信部213を使用して個人情報利用機関(企業)処理装置220からの電文を受信し、受信した情報をもとに、個人情報配信要求電文を編集し、通信部213から個人情報提供機関(役所)処理装置230へ送信する。
個人情報利用機関(企業)処理装置220は、受付入力部221と受付番号発行部222と配信先削除依頼部223と顧客情報登録部224と通信部225と顧客情報DB226とを有している。受付入力部221は個人端末210からの電文を通信部225を使用して受信し、登録要求の場合は受付番号発行部222に、退会要求の場合は配信先削除依頼部223に処理を渡す。受付番号発行部222は、送信されてきた情報で顧客登録できる場合には、受付番号と受付用パスワードを払出して顧客情報DB226に仮登録を行う。仮登録後、受付番号、受付用パスワード、配信先組織ID、配信先IPアドレスを電文に編集し、通信部225を使用して個人端末210へ返信する。
配信先削除依頼部223は、送信されてきた情報をもとに顧客情報DB226を検索して管理機関パスワードを取得する。取得後、顧客情報DB226から退会要求のあった個人情報を削除する。その後、配信先組織IDと受付番号と管理機関パスワードを、通信部225を使用して、個人情報配信先管理機関処理装置240へ送信し、配信先の削除要求を行う。顧客情報登録部224は、個人情報配信先管理機関処理装置240から電文を受信し、受付番号と受付パスワードで認証後、顧客情報DB226に個人情報を登録する。
個人情報提供機関(役所)処理装置230は、受付入力部231と個人情報更新部232と個人認証部233と個人情報取得部234と個人情報送信依頼部235と通信部236と個人情報DB237を有している。受付入力部231は、行政手続きで変更のあった個人情報を画面入力により取得する。個人情報更新部232は、受付入力部231で入力された個人情報を個人情報DB237に登録する。
個人認証部233は、ネットワークを介して個人端末210から送信されてきた電文を通信部236を使用して受信し、個人認証サービスで本人確認を行う。個人情報取得部234は、個人端末210から送信されてきた電文の住民基本台帳番号をもとに個人情報DB237から個人情報を取得する。個人情報送信依頼部235は、個人端末210から受け取った配信先の情報と、個人情報DB237から取得した個人情報を電文に編集し、個人情報配信先管理機関処理装置240へ配信先登録と個人情報配信の要求電文を送信する。
個人情報配信先管理機関処理装置240は、依頼情報受付部241と配信先管理DB更新部242と配信先情報取得部243と個人情報配信部244と通信部245と配信先管理DB246とを有している。依頼情報受付部241は、個人情報提供機関(役所)処理装置230、又は、個人情報利用機関(企業)処理装置220からの電文を通信部245を使用して受信し、「登録」、「削除」、「配信」の処理を振り分ける。
配信先管理DB更新部242は、登録要求があった場合には、配信先管理DB246に個人情報提供機関(役所)処理装置230から受信した配信先情報を新規登録し、削除要求があった場合には、個人情報利用機関(企業)処理装置220から受信した配信先情報を配信先管理DB246から削除する。配信先情報取得部243は、配信要求があった場合に、個人情報提供機関(役所)処理装置230から受信した住民基本台帳番号をもとに配信先管理DB246から配信先の情報を取得する。個人情報配信部244は、配信先情報をもとに通信部245を使用して、個人情報利用機関(企業)処理装置220へ個人情報を送信する。
図3は、顧客情報DB226の構造の一例として、銀行を例にした図である。同図に示すように、口座番号301、口座種別302などの個人情報利用機関(企業)特有の情報と、氏名303、郵便番号304、住所305、生年月日306、年齢307の個人情報と、受付番号308、受付用パスワード309、管理機関パスワード310の個人情報管理システム用の情報から構成される。この場合、口座番号301単位にデータが作成されるが、受付番号308でもユニークとなるようにする。従って、受付番号308は個人単位ではなく、レコード単位に発行される。
個人端末210から新規登録要求があった時に、受付番号308と受付パスワード309だけを顧客情報DB226に登録し、個人情報配信先管理機関処理装置240から個人情報の配信があった場合に、受付番号308をキーとして氏名303などの個人情報と管理機関パスワード310を登録する。
図3の例で説明すると、新規登録の場合、まず、受付番号308に「0001000001」、受付用パスワード309に「Ab3pd5e9」が登録され、その後、「0001000001」をキーとして、氏名303に「佐々木 太郎」、郵便番号304に「105−0000」、住所305に「東京都港区・・・」、生年月日306に「19770801」、年齢307に「29」、管理機関パスワード310に「K3R3J92W」が登録される。個人端末210から退会要求があった場合にも、受付番号308をキーとして削除する。
図4は、個人情報DB237の構造の一例を示した図である。住民基本台帳番号401をキーとして、氏名402、郵便番号403、住所404、生年月日405、年齢406などから構成される。図4の例だと、住民基本台帳番号401に「0203571801」、氏名402に「佐々木 太郎」、郵便番号403に「105−0000」、住所404に「東京都港区・・・」、生年月日405に「19770801」、年齢406に「29」が登録される。個人情報DB237は、これまで行われてきた、出生、死亡、転出、転入、住所変更、結婚、離婚などの行政手続きにより更新される。
図5は、配信先管理DB246の構造の一例を示した図である。住民基本台帳番号501、配信先組織ID502、配信先IPアドレス503、配信先受付番号504、配信先パスワード505、管理機関パスワード506から構成される。データは、配信先組織ID502と配信先受付番号504でユニークになるように作成される。従って、個人情報と配信先情報を1:Nで関連付けることができる。図5の例だと、住民基本台帳番号501の人の個人情報配信先は、配信先組織ID502が「000100001」で配信先受付番号504が「01081001」であるものと、配信先組織ID502が「000100001」で配信先受付番号504が「03041005」であるものの2つが登録されていることになる。データは、個人情報提供機関(役所)処理装置230から配信先登録要求があった場合に新規登録され、個人情報利用機関(企業)処理装置220から削除要求があった場合に削除される。
図6は、個人端末210から個人情報利用機関(企業)処理装置220へ送信する登録又は削除要求電文のデータ構成図である。要求種別601、受付番号602、受付用パスワード603、登録情報604で構成される。要求種別601は、「新規登録」と「退会」の2種類である。要求種別601が「新規登録」の場合には、登録情報604を設定して、個人情報利用機関(企業)処理装置220へ送信する。要求種別601が「退会」の場合には、受付番号602と受付用パスワード603のみ設定して送信する。
図7は、個人情報利用機関(企業)処理装置220から個人端末210へ返信する電文のデータ構成図である。エラーフラグ701、配信先組織ID702、配信先IPアドレス703、受付番号704、受付用パスワード705で構成される。エラーフラグが正常の場合のみ、配信先組織ID702、配信先IPアドレス703、受付番号704、受付用パスワード705にデータが設定される。
図8は、個人端末210から個人情報提供機関(役所)処理装置230への個人情報配信要求電文のデータ構成図である。要求種別801、住民基本台帳番号802、配信先組織ID803、配信先IPアドレス804、受付番号805、受付用パスワード806で構成される。要求種別801は「個人情報配信要求」のみである。住民基本台帳番号802は個人端末210で画面入力したものが設定される。配信先組織ID803、配信先IPアドレス804、受付番号805、受付用パスワード806は、個人情報利用機関(企業)処理装置220から受信したものがそのまま設定される。
図9は、個人情報提供機関(役所)処理装置230から個人情報配信先管理機関処理装置240への個人情報及び配信先情報送信電文のデータ構成図である。要求種別901、住民基本台帳番号902、個人情報903、配信先組織ID904、配信先IPアドレス905、受付番号906、受付用パスワード907で構成される。要求種別901は、「配信先新規登録要求」と「変更後個人情報配信要求」の2種類がある。個人情報903は、住民基本台帳番号902をもとに個人情報DB237から取得した情報が設定される。配信先組織ID904、配信先IPアドレス905、受付番号906、受付用パスワード907は、個人端末210から受信した情報がそのまま設定される。
図10は、個人情報配信先管理機関処理装置240から個人情報利用機関(企業)処理装置220への個人情報送信電文のデータ構成図である。要求種別1001、受付番号1002、受付用パスワード1003、個人情報1004、管理機関パスワード1005で構成される。要求種別1001は「個人情報配信」のみである。受付番号1002、受付用パスワード1003、個人情報1004は、個人情報提供機関(役所)処理装置230から受信した内容が設定される。管理機関パスワード1005は、個人情報配信先管理機関処理装置240で受付番号1002に対して発行されたものが設定される。
図11は、個人情報利用機関(企業)処理装置220から個人情報配信先管理機関処理装置240への削除要求電文のデータ構成図である。要求種別1101、配信先組織ID1102、受付番号1103、管理機関パスワード1104で構成される。要求種別1101は「削除要求」のみである。配信先組織ID1102、受付番号1103、管理機関パスワード1104は、顧客情報DB226から取得した内容が設定される。
図12は、個人端末210の処理を示すフローチャートである。個人端末210上で、専用のソフトウェア又はインターネットのブラウザを使用して、入力画面214を表示する(ステップ1201)。入力画面214では、住民基本台帳番号と、個人情報利用機関(企業)処理装置220へ送信する情報を入力する。画面入力が終わると、入力された内容を図6に示す電文に編集し、個人情報利用機関(企業)処理装置220へ送信する(ステップ1202)。ここで、画面入力内容が「新規登録」であるかどうか判定し、「退会」の場合は入力画面214を初期表示状態に戻す(ステップ1203)。「新規登録」の場合は、個人情報利用機関(企業)処理装置220から電文を受信する(ステップ1204)。電文受信後、図7に示す電文のエラーフラグ701を判定し、エラーの場合は入力画面214を初期表示状態に戻す(ステップ1205)。エラーフラグ701が正常の場合は、入力画面214で入力された住民基本台帳番号、個人情報利用機関(企業)処理装置220から受信した配信先組織ID702などの情報を図8に示す電文に編集し、個人認証サービスを使用して個人情報提供機関(役所)処理装置230へ送信する(ステップ1206)。個人認証サービスについては、事前に各自治体に申請して利用可能な状態にしておく。
図13は、個人情報利用機関(企業)処理装置220の処理を示すフローチャートである。まず、個人端末210からの図6に示す電文、又は、個人情報配信先管理機関処理装置240からの図10に示す電文のいずれかを受信する(ステップ1301)。次に、受信した電文の要求種別を判定し、「新規登録」とそれ以外で処理を振り分ける(ステップ1302)。要求種別が「新規登録」の場合、個人端末210から送信されてきた情報で登録可能かどうかを判定する(ステップ1303)。登録可能な場合は、受付番号と受付パスワードを発行し、顧客情報DB226に仮登録する(ステップ1304、1305)。登録不可能である場合は、これらのステップはスキップする。最後に、図7に示す電文を編集し、個人端末210へ送信する(ステップ1306)。
電文のエラーフラグ701は、登録可能な場合は「正常」、登録不可能な場合は「エラー」が設定される。配信先組織ID702と配信先IPアドレス703は個人情報利用機関(企業)102ごとに異なるデータが設定される。受付番号704と受付パスワード705には、ステップ1304で発行した番号とパスワードが設定される。ステップ1302で、要求種別が「新規登録」以外の場合、受信した受付番号と受付パスワードをもとに顧客情報DB226を検索し、該当データが存在するかチェックを行う(ステップ1307)。該当データが存在した場合は、受信電文の要求種別を判定する(ステップ1308)。要求種別が「退会」の場合は、顧客情報DB226の該当データを削除する(ステップ1309)。削除後、図11に示す電文を作成し、個人情報配信先管理機関処理装置240へ電文を送信する(ステップ1310)。これが、配信先削除要求の電文になる。
ステップ1308で、要求種別が「個人情報配信」であった場合は、受信した電文の個人情報を顧客情報DB226に登録する(ステップ1313)。ステップ1307で、該当データが存在しなかった場合は、要求種別を判定し、「個人情報配信」の場合は、電文受信待ちの状態に戻る(ステップ1311)。「退会」の場合は、エラーフラグ701に「エラー」を設定した電文を個人端末210に送信した後、電文受信待ちの状態に戻る(ステップ1312)。
図14は、個人情報提供機関(役所)処理装置230の処理を示すフローチャートである。まず、ネットワークを介して、個人端末210から個人情報配信要求があった場合は電文を受信し、個人認証を行う(ステップ1401、1402)。個人認証でエラーの場合は、受信待ちの状態に戻る。個人認証が正常の場合、図8に示す電文の住民基本台帳番号802をもとに、個人情報DB237から個人情報を取得する(ステップ1403)。個人情報取得後、図8に示す電文の該当データを、図9に示す電文の住民基本台帳番号902、配信先組織ID904、配信先IPアドレス905、受付番号906、受付用パスワード907にコピーし、個人情報DB237から取得した個人情報を個人情報903にコピーする。要求種別901には「配信先新規登録要求」を設定し、個人情報配信先管理機関処理装置240へ電文を送信する(ステップ1404)。電文送信後は、電文受信待ちの状態に戻る。
次に、窓口等での行政手続きによって、個人情報の変更があった場合は、まず、受付入力部231で画面入力等により、変更後の個人情報を取得する(ステップ1405)。取得した情報で個人情報DB237を更新する(ステップ1406)。DB更新後、変更後の個人情報を、図9に示す電文の個人情報903に編集する。要求種別901には「変更後個人情報配信要求」を、住民基本台帳番号902には手続きを行った個人の住民基本台帳番号を編集する。配信先組織ID904、配信先IPアドレス905、受付番号906、受付用パスワード907は未使用であるため、初期値を設定する。以上の編集を行った電文を個人情報配信先管理機関処理装置240へ送信する(ステップ1407)。
図15は、個人情報配信先管理機関処理装置240の処理を示すフローチャートである。まず、個人情報提供機関(役所)処理装置230、又は、個人情報利用機関(企業)処理装置220から送信されてくる電文を受信する(ステップ1501)。受信電文の要求種別を判定し、「配信先新規登録要求」とそれ以外で処理を振り分ける(ステップ1502)。要求種別が「配信先新規登録要求」の場合、管理機関パスワードを発行し、これとともに受信電文の住民基本台帳番号902、配信先組織ID904、配信先IPアドレス905、受付番号906、受付用パスワード907を配信先管理DB246に登録する(ステップ1503、1504)。DB登録した配信先情報をもとに、図10に示す電文を作成し、個人情報利用機関(企業)処理装置220へ送信する(ステップ1505)。
この場合、図10に示す電文の要求種別1001には「個人情報配信」を、受付番号1002と受付パスワード1003と個人情報1004には個人情報提供機関(役所)処理装置230から受信した内容を、管理機関パスワード1005にはステップ1503で発行したパスワードを設定する。電文送信後は電文受信待ちの状態に戻る。
ステップ1502で要求種別が「配信先新規登録要求」以外の場合、再度要求種別を判定し、「変更後個人情報配信要求」とそれ以外で処理を振り分ける(ステップ1506)。「変更後個人情報配信要求」の場合、受信電文の住民基本台帳番号902で配信先管理DB246を検索し、配信先が登録されているか確認する(ステップ1507、1508)。登録されていなかった場合は電文受信待ちの状態に戻る。登録されていた場合、配信先管理DB246の配信先IPアドレス503をもとに、図10に示す電文を作成し、個人情報利用機関(企業)処理装置220へ送信する(ステップ1509)。
図10に示す電文の要求種別1001には「個人情報配信」を、受付番号1002と受付パスワード1003には配信先管理DB246から取得した内容を、個人情報1004には個人情報提供機関(役所)処理装置230から受信した内容を設定する。管理機関パスワード1005は未使用のため、初期値を設定する。
ステップ1506で、要求種別が「削除要求」であった場合は、図11に示す電文の配信先組織ID1102と受付番号1103と管理機関パスワード1104が配信先管理DB246に登録されているか確認する(ステップ1510)。登録されていない場合は電文受信待ちの状態に戻る。登録されていた場合は、配信先管理DB246から該当データを削除する(ステップ1511)。削除後は電文受信待ちの状態に戻る。
本発明による公共サービスとしての個人情報配信システムの概念図である。 本発明による個人情報配信システムの一例を示すシステム構成図である。 本発明による顧客情報データベースのデータ構造図である。 本発明による個人情報データベースのデータ構造図である。 本発明による配信先管理データベースのデータ構造図である。 本発明による個人端末から個人情報利用機関(企業)処理装置への登録又は削除要求電文のデータ構造図である。 本発明による個人情報利用機関(企業)処理装置から個人端末への返信電文のデータ構造図である。 本発明による個人端末から個人情報提供機関(役所)処理装置への個人情報配信要求電文のデータ構造図である。 本発明による個人情報提供機関(役所)処理装置から個人情報配信先管理機関処理装置への個人情報及び配信先情報送信電文のデータ構造図である。 本発明による個人情報配信先管理機関処理装置から個人情報利用機関(企業)処理装置への個人情報送信電文のデータ構造図である。 本発明による個人情報利用機関(企業)処理装置から個人情報配信先管理機関処理装置への削除要求電文のデータ構造図である。 本発明による個人端末の処理を示すフローチャートである。 本発明による個人情報利用機関(企業)処理装置の処理を示すフローチャートである。 (a)本発明による個人情報提供機関(役所)処理装置の個人情報配信要求があった場合の処理を示すフローチャートである。(b)本発明による個人情報提供機関(役所)処理装置の個人情報の変更があった場合の処理を示すフローチャートである。 本発明による個人情報配信先管理機関処理装置の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
210 個人端末
214 入力画面
220 個人情報利用機関(企業)処理装置
226 顧客情報DB
230 個人情報提供機関(役所)処理装置
237 個人情報DB
240 個人情報配信先管理機関処理装置
246 配信先管理DB

Claims (2)

  1. 個人端末と、個人情報を利用する機関に備えられる個人情報利用機関(企業)処理装置と、個人情報を提供する公共機関に備えられる個人情報提供機関(役所)処理装置と、個人情報配信先を管理する公共の管理機関に備えられる個人情報配信先管理機関処理装置とがネットワークを介して接続された公共サービスとしての個人情報配信システムであって、
    前記個人端末は、前記個人情報利用機関(企業)処理装置へ登録又は登録した情報を削除するために必要な情報と前記個人情報提供機関(役所)処理装置へ個人情報配信を要求するための情報を入力する手段と、
    入力された情報を電文に編集する手段と、
    編集された電文を前記個人情報利用機関(企業)処理装置、又は、前記個人情報提供機関(役所)処理装置へ送信する手段と、
    電文の送受信を行う手段とを備え、
    前記個人情報利用機関(企業)処理装置は、受信した電文の要求種別によって処理を振り分ける手段と、
    要求種別が「新規登録」の場合、仮登録して受付番号とパスワードを発行する手段と、
    要求種別が「退会」の場合、前記個人情報利用機関(企業)処理装置が備える顧客情報DBの該当データを削除して前記個人情報配信先管理機関処理装置へ配信先情報の削除依頼を送信する手段と、
    要求種別が「変更後個人情報の配信」の場合、前記個人情報配信先管理機関処理装置から受信した情報をもとに前記顧客情報DBを更新する手段と、
    電文送受信を行う手段とを備え、
    前記個人情報提供機関(役所)処理装置は、行政手続きによって変更された個人情報を入力する手段と、
    変更された個人情報を前記個人情報提供機関(役所)処理装置が備える個人情報DBへ登録する手段と、
    前記個人端末から受信した電文の個人認証を行う手段と、
    個人認証が正常の場合、住民基本台帳番号をもとに前記個人情報DBから個人情報を取得する手段と、
    個人情報と配信先情報を前記個人情報配信先管理機関処理装置へ送信する手段と、
    電文を送受信する手段とを備え、
    前記個人情報配信先管理機関処理装置は、受信した電文の要求種別によって処理を振り分ける手段と、
    要求種別が「登録」又は「削除」の場合、前記個人情報配信先管理機関処理装置が備える配信先管理DBに対し「登録」又は「削除」を実行する手段と、
    要求種別が「配信」の場合、前記配信先管理DBから配信先情報を取得する手段と、
    前記配信先情報をもとに個人情報を個人情報利用機関(企業)処理装置へ配信する手段と、
    電文を送受信する手段とを備えることを特徴とする公共サービスとしての個人情報配信システム。
  2. 個人端末と、個人情報を利用する機関に備えられる個人情報利用機関(企業)処理装置と、個人情報を提供する公共機関に備えられる個人情報提供機関(役所)処理装置と、個人情報配信先を管理する公共の管理機関に備えられる個人情報配信先管理機関処理装置とがネットワークを介して接続された公共サービスとしての個人情報配信方法であって、
    前記個人端末が、住民基本台帳番号と前記個人情報利用機関(企業)処理装置へ送信する情報を入力するステップと、
    入力された内容を電文に編集して前記個人情報利用機関(企業)処理装置へ送信するステップと、
    画面入力内容を判定して「退会」の場合は入力画面を初期表示状態に戻すステップと、
    「新規登録」の場合に個人情報利用機関(企業)処理装置から電文を受信するステップと、
    受信電文のエラーフラグを判定して、エラーフラグがエラーの場合は入力画面を初期表示状態に戻すステップと、
    エラーフラグが正常の場合に、画面入力された内容と受信した情報を電文に編集し、個人認証サービスを使用して前記個人情報提供機関(役所)処理装置に送信するステップとを実行し、
    前記個人情報利用機関(企業)処理装置が、前記個人端末からの電文、又は、前記個人情報配信先管理機関処理装置からの電文のいずれかを受信するステップと、
    受信した電文の要求種別を判定して処理を振り分けるステップと、
    要求種別が「新規登録」の場合、前記個人端末から送信されてきた情報で登録可能かどうかを判定するステップと、
    登録可能な場合に、受付番号と受付パスワードを発行し、前記個人情報利用機関(企業)処理装置が備える顧客情報DBに仮登録するステップと、
    電文を編集して前記個人端末へ送信するステップと、
    要求種別が「新規登録」以外の場合に、受信した受付番号と受付パスワードをもとに前記顧客情報DBを検索し、該当データが存在するかチェックを行うステップと、
    該当データが存在した場合に、受信電文の要求種別を判定するステップと、
    要求種別が「退会」の場合に、前記顧客情報DBの該当データを削除するステップと、
    電文を作成して前記個人情報配信先管理機関処理装置へ電文を送信するステップと、
    要求種別が「個人情報配信」であった場合に、受信した電文の個人情報を前記顧客情報DBに登録するステップと、
    該当データが存在しなかった場合に、要求種別を判定して、「個人情報配信」の場合は、電文受信待ちの状態に戻るステップと、
    「退会」の場合は、エラーフラグに「エラー」を設定した電文を個人端末に送信後、電文受信待ちの状態に戻るステップとを実行し、
    前記個人情報提供機関(役所)処理装置処理が、前記個人端末から個人情報配信要求があった場合に電文を受信して個人認証を行うステップと、
    個人認証が正常の場合、受信電文の住民基本台帳番号をもとに、前記個人情報提供機関(役所)処理装置処理が備える個人情報DBから個人情報を取得するステップと、
    電文を編集して前記個人情報配信先管理機関処理装置へ送信するステップと、
    行政手続きによる個人情報の変更内容を画面入力等により取得するステップと、
    取得した情報で前記個人情報DBを更新するステップと、
    変更後の個人情報を電文に編集して前記個人情報配信先管理機関処理装置へ送信するステップとを実行し、
    前記個人情報配信先管理機関処理装置が、前記個人情報提供機関(役所)処理装置、又は、前記個人情報利用機関(企業)処理装置から送信されてくる電文を受信するステップと、
    受信電文の要求種別を判定し、「配信先新規登録要求」とそれ以外で処理を振り分けるステップと、
    要求種別が「配信先新規登録要求」の場合に、管理機関パスワードを発行し、これとともに受信電文の内容を前記個人情報配信先管理機関処理装置が備える配信先管理DBに登録するステップと、
    DB登録した配信先情報をもとに、電文を作成して前記個人情報利用機関(企業)処理装置へ送信するステップと、
    要求種別が「配信先新規登録要求」以外の場合に再度要求種別を判定し、「変更後個人情報配信要求」とそれ以外で処理を振り分けるステップと、
    「変更後個人情報配信要求」の場合に、受信電文の住民基本台帳番号で前記配信先管理DBを検索して、配信先が登録されているか確認するステップと、
    前記配信先管理DBの配信先IPアドレスをもとに、電文を作成して前記個人情報利用機関(企業)処理装置へ送信するステップと、
    要求種別が「削除要求」であった場合に、受信電文の配信先組織IDと受付番号と管理機関パスワードが前記配信先管理DBに登録されているか確認するステップと、
    登録が確認された時、前記配信先管理DBから該当データを削除するステップとを実行することを特徴とする公共サービスとしての個人情報配信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017045463A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 ジーエヌトーク カンパニー リミテッド 情報変更通知サービス提供方法およびこれを実行するシステム
CN112955919A (zh) * 2019-10-09 2021-06-11 株式会社日立制作所 计算机系统及协同控制方法

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