JP4028318B2 - 申請届出システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、申請届出システムに関し、特に、公共機関への申請または届出を伴う事案が発生した場合、漏れなく申請または届出を行なうことができ、必要な帳票や情報等を簡単に取得することができる申請届出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、結婚、出産、引越し、葬儀、土地等の不動産売買、租税の申告等(以下、イベント)が発生した場合、適宜、管轄する区役所、法務局、税務署等(以下、公共機関)へ、種々の申請、申告又は届出(以下、申請届出)を行なう必要がある。このようなイベントに伴う申請届出は、多くの場合、定められた法定期間内に行なう必要がある。また、その申請届出は、予め定められた数や種類の申請書類を提出することにより行わなければならない。その上、当該申請書類は、予め定められた書式で作成したもの又は予め定められた書式で作成された書類(以下、帳票)に記入したものでなければならない。更に、提出のためには、当該公共機関に当事者が出向かなければならない。
【0003】
例えば、婚姻届や住民転入・転出登録申請の場合、当事者は管轄の市区町村役場又はその出先機関等に出向いて帳票の交付を受け、当該書類に必要事項を記入し、これを提出していた。また、租税の申告の場合、当事者は市区町村役場、税務署または国あるいは都道府県の機関から必要書類の交付を受け、当該書類に必要事項を記入したものを提出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
申請届出においては、各種の帳票の入手、帳票への必要事項の記入、申請に必要な添付書類の取得、必要事項を記入した各種帳票および添付書類の提出等、当事者本人または代理人(以下、当事者)にとって、複雑かつ煩雑な手続と相当の時間を要していた。
【0005】
即ち、前述のように、イベントに伴う申請届出は多種多様であり、当該イベントについての申請届出の必要性、必要な書類や情報、提出の期間等を、自分で調べなければならない。また、当該申請届出には期間の制限があるが、当該イベントの処理等に忙しくて、申請届出を忘れて当該期間を経過してしまう場合がある。また、当該期間内に公共機関に出向かなければならないが、土曜日曜祝祭日は公共機関は休業日のため、例えば一般の会社員等の場合、平日に休暇を取得する等して申請届出を行なわねばならない。更に、予め定められた書式の帳票を用いるために、その交付を受ける際及び提出の際の合計2回にわたり、公共機関に出向かなければならない。また、帳票の交付を受けて始めて記入事項や必要な添付書類を知って、その確認や手配に、更に多くの手間を要する場合がある。
【0006】
本発明は、公共機関への申請届出を漏れなく行なうことができ、これに必要な帳票や情報等を簡単に取得することができる申請届出システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の申請届出システムは、基本的には、インターネットにより相互に接続される申請者端末と、イベントサービス装置と、公共イベント処理装置とからなる。申請届出システムにおいて、イベントサービス装置は、予め登録された情報であって当該イベント種別当該申請者端末のアドレス、当該申請者端末の住所を示す情報及び当該イベント予約情報の送信の状態を示す情報を含むイベント予約情報を格納する予約テーブルと、イベントの種別毎に申請届出の要否及び申請届出先である公共機関の種別を格納する種別テーブルと、公共機関の種別毎にアドレスを格納する公共機関テーブルとを備え、予め定められた所定の時間毎に予約テーブルを参照してイベント予約情報を読み出し、当該イベント予約情報のイベント種別に基づいて種別テーブルを参照し、申請届出の要否及び公共機関の種別を決定し、申請届出が必要でありかつイベント予約情報の送信の状態を示す情報が公共イベント処理装置へ未送信であることを示す場合、決定した公共機関の種別とイベント予約情報の当該申請者端末の住所を示す情報とに基づいて公共機関テーブルを参照して、当該イベント予約情報を送信する公共イベント処理装置を決定し、当該公共イベント処理装置のアドレスに当該イベント予約情報を送信する。公共イベント処理装置は、予め登録されたイベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを格納する帳票テーブルを備え、イベント予約情報を受信した場合、当該イベント予約情報に含まれるイベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを当該イベント予約情報に含まれるアドレスの申請者端末に送信する。申請者端末が、送信された当該イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを受信する。
【0008】
本発明の申請届出システムによれば、イベントサービス装置の予約テーブルにイベント予約情報を入力(登録)しておけば、所定の時間毎にイベント予約情報が読み出されるので、申請届出の要否を意識することなく、種別テーブルと公共機関テーブルとに基づいて、該当する公共イベント処理装置から、当該イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを、登録した自分の申請者端末で受け取ることができる。従って、多種多様なイベントについての申請届出の必要性を自分で調べる必要がなく、また、記入事項や必要な添付書類の確認や手配に手間取ることもなく、公共機関に出向いて、必要な書類や情報を自分で入手する必要がなく、提出の期間を失念することがない。これにより、当事者は、イベントに伴う申請届出において、各種の帳票の入手、帳票への必要事項の記入、申請に必要な添付書類の取得、必要事項を記入した各種帳票の提出等を、比較的に短時間で容易に手続することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は申請届出システム構成図であり、本発明の申請届出システムの構成を示す。
【0010】
申請届出システムは、申請者端末1、イベントサービス装置2、公共機関のイベント処理装置(以下、公共イベント処理装置)3からなる。これらは相互にインターネット4を介して接続され通信を行う。申請者端末1は、イベントの当事者の自宅等に設けられ、イベントに伴う各種の申請届出を行う。イベントサービス装置2は、イベントサービス業者に設けられ、イベントに伴う各種の申請届出に伴う各種のサービスをイベントの当事者に提供する。公共イベント処理装置3は、公共機関に設けられ、イベントに伴う各種の申請届出を受理する。
【0011】
申請者端末1は、インターネット接続機能を備えるコンピュータからなり、帳票受信手段11、帳票作成手段12、帳票送信手段13からなる。これらの各手段11〜13は、当該処理を行なうプログラムを当該CPU(中央演算処理装置)上で実行することにより実現される。
【0012】
帳票受信手段11は、公共イベント処理装置3からインターネット4を介して送信された当該イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データ352(図2(F)参照)を受信し、これと共に当該帳票の作成に必要な所定の情報を受信する。帳票作成手段12は、例えば当該イベントの発生後に、受信した帳票に所定の情報を入力して、当該帳票を作成する。帳票送信手段13は、作成した帳票等を公共イベント処理装置3にインターネット4を介して、例えばEメール(電子メール)により送信する。例えば、当該帳票はその添付ファイルとされる。
【0013】
イベントサービス装置2は、インターネット接続機能を備えるコンピュータからなり、イベント予約入力手段21、申請届出種別決定手段22、申請届出先決定手段23、イベント情報送信手段24、予約情報DB25とからなる。これらの各手段21〜24は、当該処理を行なうプログラムを当該CPU上で実行することにより実現される。
【0014】
イベント予約入力手段21は、入力されたイベントの予約入力(イベント予約情報)を予約情報DB25に格納する。申請届出種別決定手段22は、イベント予約情報に基づいて、当該イベントに伴う申請届出の1又は複数種別を決定する。申請届出先決定手段23は、決定された申請届出毎に、その届出先の公共イベント処理装置3を決定する。イベント情報送信手段24は、決定された申請届出毎に、その届出先の公共イベント処理装置3に、当該イベントについてのイベント予約情報をインターネット4を介して送信する。予約情報DB25は、磁気ディスク装置の補助記憶に設けられ、イベント予約情報を記憶する。予約情報DB25は、予約テーブル251、種別テーブル252、公共機関テーブル253からなる。
【0015】
予約テーブル251は、イベント予約入力手段21により作成され管理され、イベント予約情報を格納する。予約テーブル251は、図2(A)に示すように、イベント予約者(申請者即ち申請者端末1のユーザ、又は、当事者)毎に、イベント又はイベント種別、当該予約者住所、連絡先、予約情報発信状態を格納してなる。即ち、予約テーブル251に登録されたこれらの情報が1個のイベント予約情報を構成する。イベント種別は、当該予約したイベントの種別を示す情報である。連絡先は、当該申請者端末1のアドレス、例えばEメールアドレスである。予約情報発信状態は、当該イベント予約情報の送信の状態を示す情報であり、「1」は公共イベント処理装置3へ送信済であることを示し、「0」は未送信(未済)であることを示す。
【0016】
種別テーブル252は、予め用意され(登録され、以下同じ)、申請届出の要否等を格納する。種別テーブル252は、図2(B)に示すように、イベントの種別毎に、申請届出の要否、申請届出である公共機関の種別を格納してなる。申請届出の要否は、公共機関への申請届出の要否を示す情報であり、「1」は公共機関への申請届出が必要であることを示し、「0」は不要であることを示す。公共機関の種別は、市区町村役場を表す「役所」、「税務署」「保健所」等の種別からなる。
【0017】
公共機関テーブル253は、予め用意され、申請届出の届出先である公共機関を格納する。公共機関テーブル253は、図2(C)に示すように、公共機関の種別毎に、役所名、当該役所の住所、連絡先であるEメールアドレスを格納してなる。
【0018】
ここで、イベント予約情報の入力について説明する。例えば、申請者端末1は周知のウェブ(Web)ブラウザを備え、イベントサービス装置2はWebサーバとしての機能を備える。申請者端末1は、そのWebブラウザにより、イベントサービス装置2のイベントサービスのWebページを参照して、そこから希望するイベントサービスのイベント予約情報入力画面を参照する。イベントサービスのWebページの一例を図3に示し、イベント予約情報入力画面の一例を図4に示す。そして、申請者端末1の使用者(イベントの当事者)は、イベント予約情報入力画面に所定の事項を入力して、これをイベントサービス装置2に送信する。これを受信したイベントサービス装置2は、当該イベント予約情報の予約内容の確認画面を申請者端末1に返信する。確認画面の一例を図5に示す。
【0019】
なお、申請者からイベントサービス業者へのイベント予約情報の通知は、電話、郵便等その他の手段によって行ってもよい。この場合、イベント予約情報は、当該業者により、イベントサービス装置2のイベント予約入力手段21に入力される。このために、イベントサービス装置2は、例えば周知のキーボードのような入力装置(図示せず)を備える。
【0020】
公共イベント処理装置3は、インターネット接続機能を備えるコンピュータからなり、イベント情報受信手段31、申請届出決定手段32、帳票送信手段33、住民情報DB(データベース)34、帳票DB35からなる。これらの各手段31〜33は、当該処理を行なうプログラムを当該CPU上で実行することにより実現される。
【0021】
イベント情報受信手段31は、イベントサービス装置2からインターネット4を介して送信されたイベント情報を受信する。申請届出決定手段32は、イベントサービス装置2からのイベント情報と住民情報DB34の当事者の住民情報とを照合して、必要な申請届出を決定する。帳票送信手段33は、必要な申請届出の帳票を申請者端末1にインターネット4を介して送信する。住民情報DB34は、申請届出のため必要となる帳票を当事者に送るための送信情報、住民情報等を記憶する。住民情報DB34は、磁気ディスク装置の補助記憶に設けられ、住民テーブル341、申請届出テーブル342からなる。帳票DB35は、磁気ディスク装置の補助記憶に設けられ、帳票テーブル351及び各々の帳票についての実際の帳票データ352(例えば、画像データ)からなる。
【0022】
住民テーブル341は、予め用意され、住民についての情報を格納する。住民テーブル341は、図2(D)に示すように、住民毎に、住民の氏名、住所等を格納してなる。住民テーブル341に氏名が登録されていなければ、当該役所の管轄ではない。
【0023】
申請届出テーブル342は、予め用意され、申請届出についての情報を格納する。申請届出テーブル342は、図2(E)に示すように、イベントの種別毎に、当該イベントに伴って必要となる申請届出の種別を格納してなる。なお、イベントによっては、複数の申請届出が必要となる。
【0024】
帳票テーブル351は、予め用意され、帳票についての情報を格納する。帳票テーブル351は、図2(F)に示すように、申請届出の種別毎に、当該申請届出に必要な帳票の帳票データ352の格納先アドレス又は入力先URLを格納してなる。実際の帳票データ352は、当該格納先アドレス等に格納され、例えば画像データ(又は文字データ)からなる。
【0025】
図6は、申請者端末処理フローであり、申請者端末1におけるイベントの申請届出処理について示す。
【0026】
図6(A)において、当事者がイベントサービスを受けたい場合、申請者端末1のブラウザにより、図3のイベントサービス装置2のWebページにアクセスして(ステップS11)、当該Webページから図4の希望するイベントサービスのイベント予約情報入力画面を参照し、これに所定の事項を入力して、これをイベントサービス装置2に送信することにより、イベント予約情報をイベントサービス装置2に送信する(ステップS12)。この後、申請者端末1は、これを受信したイベントサービス装置2から送信された図5の当該イベント予約情報の予約内容の確認画面を受信する(ステップS13)。この確認画面は、イベント予約情報に含まれる当該申請者端末1のEメールアドレスへのEメールにより送信される。
【0027】
図6(B)において、帳票受信手段11が、公共イベント処理装置3から当該イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データ352を受信する(ステップS21)。この時、図11(D)により後述するように、当該帳票の作成において必要となると想定される所定の情報をも受信する。次に、帳票作成手段12が、当事者の入力に従って、帳票受信手段11で受信した帳票の帳票データ352に、受信した所定の情報及びその他の情報を入力して、当該帳票を作成する(ステップS22)。この後、帳票送信手段13が、帳票作成手段12で作成した帳票等を公共イベント処理装置3にインターネット4を介して送信する(ステップS23)。
【0028】
図7は、イベントサービス処理フローであり、イベントサービス装置2におけるイベントサービス処理について示す。
【0029】
図7(A)において、イベント予約入力手段21が、申請者端末1からのイベント予約情報を受信するか、又は、入力装置からのイベント予約情報の入力を受け付けると(ステップS31)、当該イベント予約情報を予約情報DB25に格納する(ステップS32)。従って、この処理はイベント予約情報の受信/入力に伴って随時実行され、これにより、図7(B)の定期的な処理に先立って、イベント予約情報が図2(A)の予約テーブル251に予め登録される。
【0030】
図7(B)において、申請届出種別決定手段22が、所定の時間が経過したか又は所定の時間(時刻)になったかを調べ(ステップS41)、経過しない場合、ステップS41を繰り返す。経過した場合、申請届出種別決定手段22が、予約情報DB25の予約テーブル251を参照して、先頭から順に、1個のイベント予約情報(予約データ)を読み出す(ステップS42)。従って、この処理(及び以下の処理)は前記所定の時間毎に定期的に実行される。前記所定の時間を適宜設定することにより、公共イベント処理装置3に対してイベント予約情報を送信する時間を予め定めることができる。
【0031】
申請届出種別決定手段22が、当該読み出したイベント予約情報に基づいて当該イベントに伴う申請届出の種別を決定した後、申請届出先決定手段23が、当該申請届出のための公共イベント処理装置3への連絡が必要か否かを調べる(ステップS43)。即ち、申請届出種別決定手段22が、イベント予約情報に含まれるイベント種別を取り出して、これをキーとして種別テーブル252を参照して、申請届出の種別が例えば「役所」へのものであると決定する。この後、当該キーを申請届出先決定手段23に渡す。申請届出先決定手段23は、同様にして、申請届出の要否を確認する。申請届出が必要である(「1」である)場合でかつ予約情報発信状態が「0(未済)」の場合は、連絡が必要とされる。これ以外の場合は、連絡が不要とされる。
【0032】
連絡が不要である場合、ステップS46へ進む。連絡が必要である場合、申請届出先決定手段23が、当該決定された申請届出毎に、その届出先(連絡先)の公共機関即ち公共イベント処理装置3を決定する(ステップS44)。例えば、申請届出の種別が例えば「役所」へのものであると決定された場合、当該申請届出の種別と、当該イベント予約情報に含まれる当該申請者端末1(のユーザ)の住所とをキーとして公共機関テーブル253を参照する。この例では、「役所」と「品川区」とから、「品川区役所」を決定し、その連絡先のEメールアドレスにより公共イベント処理装置3を決定する。
【0033】
イベント情報送信手段24は、決定された申請届出とイベント予約情報を渡されると、決定された申請届出毎に、その連絡先のアドレスの公共イベント処理装置3に、当該イベント予約情報を送信する(ステップS45)。イベント予約情報の送信を終了した場合、イベント情報送信手段24は、予約テーブル251の当該イベント予約情報の予約情報発信状態を「1(発信済み)」とした上で、申請届出種別決定手段22に制御を戻す。
【0034】
申請届出種別決定手段22が、予約情報DB25の予約テーブル251の全てのイベント予約情報について処理を終了したか否かを調べ(ステップS46)、終了していない場合にはステップS42以下を繰り返し、終了した場合には処理を終了する。
【0035】
図8は、イベント処理フローであり、公共イベント処理装置3におけるイベント処理について示す。
【0036】
イベント情報受信手段31が、イベントサービス装置2のイベント情報送信手段24からイベント予約情報を受信し、これを申請届出決定手段32に送る(ステップS51)。
【0037】
申請届出決定手段32が、受信したイベント予約情報と住民情報DB34の住民テーブル341における当事者の情報とを照合して、当該公共機関の管轄の住民である否かを調べ(ステップS52)、管轄(所轄)の住民でない場合、処理を終了する。即ち、イベント予約情報のイベント予約者をキーとして住民テーブル341を参照し、当該イベント予約者が住民テーブル341に存在すれば、管轄の住民であると判断する。
【0038】
管轄の住民である場合、申請届出決定手段32が、必要な申請届出を決定し、当該申請届出に使用する帳票の帳票データ352を読み出す(ステップS53)。即ち、イベント予約情報のイベント種別をキーとして申請届出テーブル342を参照して、必要な申請届出の種別を決定する。更に、決定した申請届出の種別をキーとして帳票DB35の帳票テーブル351を参照して、当該帳票の帳票データの格納先又は入力先URLを求め、当該格納先等にアクセスして当該帳票データ352を読み出す。申請届出決定手段32は、受信したイベント予約情報と当該帳票データ352とを帳票送信手段33に送る。
【0039】
帳票送信手段33は、イベント予約情報で(予約者)連絡先に示されるアドレス(Eメールアドレス)の申請者端末1に、当該帳票データ352を送信する(ステップS54)。これにより、当該申請者は、例えば自宅で申請届出に必要な書類の帳票データ352等を入手することができる。
【0040】
図9は他の申請届出システム構成図であり、本発明の他の申請届出システムの構成を示す。
【0041】
この例の申請届出システムにおいては、公共イベント処理装置3が、公共機関サーバ3Aと、ASP(Application Service Provider)センタ3Bとにより構成される分散処理システムからなる。公共機関サーバ3Aは本来の役所に設けられ、ASPセンタ3BはASPに設けられ、相互にインターネット4を介して接続され通信を行う。
【0042】
公共機関サーバ3Aは、イベント情報受信手段31、申請届出決定手段32、住民情報DB34の他に、ASPセンタ3Bへの情報送信手段36を備える。ASPセンタ3Bは、帳票送信手段33、帳票DB35の他に、公共機関サーバ3Aからの情報受信手段37、帳票DB35を検索する帳票検索手段38を備える。即ち、情報送信手段36が申請届出決定手段32の決定した必要な申請届出の種別を送信し、これを情報受信手段37が受信し、これに基づいて帳票検索手段38が帳票DB35の帳票テーブル351を検索して帳票データ352を読み出し、当該帳票データ352を帳票送信手段33が申請者端末1に送信する。
【0043】
これにより、住民に関する情報を含む住民情報DB34は公共機関サーバ3Aに設け、住民のプライバシーを守ることができる。一方、帳票DB35はASPセンタ3Bに設け、帳票に関する処理を代行させることができる。
【0044】
図10は他の申請届出システム構成図であり、本発明の他の申請届出システムの構成を示す。
【0045】
この例の申請届出システムは、基本的には、図9の申請届出システムと同様の構成を備える。但し、公共イベント処理装置3を構成する公共機関サーバ3AとASPセンタ3BとがLAN(Local Area Network)39により接続される。また、LAN39には、公共機関サーバ3A等の他に、処理端末310、受付端末311が接続される。処理端末310は、例えば住民情報DB34及び帳票DB35のデータを入力する。受付端末311は、イベントサービス装置2を介することなく、直接(申請書類を窓口に)提出されたイベントに伴う申請届出を入力する。
【0046】
また、イベントサービス装置2もLAN25を備える。LAN25には、イベントサービス装置2の他に、処理端末26、予約端末27が接続される。処理端末26は、イベントサービス装置2のWebページ等を入力する。予約端末27は、当事者からイベントサービス業者に電話等で通知されたイベント予約情報を入力する。
【0047】
図11(A)及び図11(B)は他の申請届出システム説明図であり、特に、図11(A)はイベントサービス装置2に設けられる他の予約テーブル251Aの構成を示し、図11(B)は公共イベント処理装置3に設けられる受信履歴テーブル312の構成を示す。これらのテーブルは、図1、図9又は図10の申請届出システムにおいて適用することができる。
【0048】
図11(A)の予約テーブル251Aは、図2(A)の予約テーブル251に、イベント状態、イベント完了通知という2個の情報を追加した例である。イベント状態は、当該イベントの実施の状態を示す情報であり、「済」は当該イベントが実施済であることを示し、「未(又は未済)」はまだ実施されていないことを示し、「取消」は予約が取り消されたことを示す。イベント完了通知は、当該イベント予約情報を公共イベント処理装置3に通知したか否かを示す情報であり、「1」は当該イベントの発生を公共イベント処理装置3に送信済であることを示し、「0」はまだ送信していないことを示す。
【0049】
図11(B)の受信履歴テーブル312は、公共イベント処理装置3のイベント情報受信手段31により作成され管理され、イベント情報受信手段31の受信した情報の履歴を格納する。受信履歴は、当該イベントのイベント予約者、イベント種別、受信日、申請届出受信状況からなる。申請届出受信状況は、当該イベントに伴う申請届出を受信したか否かを示す情報であり、「1」は当該申請届出を受信済であることを示し、「0」はまだ受信していないことを示す。
【0050】
この例の場合、イベントサービス装置2のイベント予約入力手段21は、当該イベント予約情報が入力されると、予約テーブル251Aのイベント状態を「未済」とし、イベント完了通知を「0」とする。そして、イベントの発生が入力されると、イベント予約入力手段21は、イベント状態を「済」とする。この後、申請届出種別決定手段22が、定期的にイベント予約情報を処理するときイベント状態もチェックし、イベント状態が「未済」のイベント予約情報について、当該イベントの「未済」を当該申請者端末1に通知し、一方、イベント状態が「済」のイベント予約情報について、当該イベント完了を公共イベント処理装置3に通知し、イベント完了通知を「1」とする。
【0051】
また、イベント予約入力手段21は、当該イベント予約情報が入力されると、当該イベント予約情報を公共イベント処理装置3のイベント情報受信手段31に送信する。これを受信したイベント情報受信手段31が、当該イベント予約情報に基づいて、その受信履歴を受信履歴テーブル312に格納し、申請届出受信状況を「0」とする。そして、イベント情報受信手段31は、前記イベント完了を通知されると、受信履歴テーブル312を参照して申請届出受信状況が「0」(申請届出を受信していない)か否かを確認し、「0」の場合、申請届出の出ていない旨のメッセージ又は申請届出を催促する通知をイベント完了通知で示される連絡先に送信する。当該メッセージは帳票送信手段33により送信される。
【0052】
図11(C)は他の申請届出システム説明図であり、イベントサービス装置2に設けられる他の予約テーブル251Bの構成を示す。図11(C)は図11(A)及び図11(B)の申請届出システムにおいて、更に、予約テーブル251に変更を加えた例である。
【0053】
即ち、図11(C)の予約テーブル251Bは、図11(A)の予約テーブル251Aに、イベントID、申請届出作成状況という2つの情報を追加した例である。イベントIDは、イベント(イベント予約)毎に付与され、ユニークなものとされる。申請届出作成状況は、当該イベントについての申請届出の作成状況を示す情報であり、「1」は当該イベントについての申請届出を作成して公共イベント処理装置3に送信済であることを示し、「0」は送信していない(即ち、まだ作成も送信もしていないか又は作成したが送信していない)ことを示す。
【0054】
この例の場合、図11(A)及び図11(B)の場合と同様に、イベント予約入力手段21は、当該イベント予約情報が入力されると、予約テーブル251Bの申請届出作成状況を「0」とする。更に、この例では、申請者端末1が公共イベント処理装置3に申請届出を送信すると、当該送信したことが当該申請者端末1の帳票送信手段13からイベント予約入力手段21に通知される。又は、公共イベント処理装置3のイベント情報受信手段31から当該申請届出の受信がイベント予約入力手段21に通知される。これに応じて、イベント予約入力手段21が、申請届出作成状況を「1」とする。
【0055】
そして、イベント予約入力手段21は、定期的に、予約テーブル251Bを参照して、イベント完了通知が「1」であって申請届出作成状況を「0」であるイベントIDが抽出されると、当該連絡先にその旨を示す(又は、申請届出を催促する)メッセージを送信する。当該メッセージはイベント情報送信手段24により送信される。
【0056】
図11(D)は他の申請届出システム説明図であり、イベントサービス装置2に設けられる申請届出情報テーブル254の構成を示す。このテーブルは、図1、図9又は図10の申請届出システムにおいて適用することができる。
【0057】
申請届出情報テーブル254は、予約情報DB25に予め用意され、イベントID毎に、当該イベントの申請届出において必要となると想定される情報(必要情報)を格納してなる。必要情報は、例えば当該イベントサービスの利用の申し込み時に当事者からイベントサービス業者に予め通知される。必要情報としては、氏名、年令、性別等がある。
【0058】
この例では、イベント情報送信手段24が、公共イベント処理装置3にイベント予約情報を発信する際、当該イベント予約情報における連絡先(Eメールアドレス)を、当該申請者ではなく、イベントサービス装置2に変更する。これにより、公共イベント処理装置3の帳票送信手段33からの帳票データ352をイベントサービス装置2が受信する。そして、イベントサービス装置2が、当該帳票に対応する申請届出情報テーブル254の必要情報を読み出して、これと当該帳票に組み込むことにより帳票を編集し、これをイベント予約情報で示される当事者の連絡先に送信する。
【0059】
このために、この例では、特に図示はしないが、イベントサービス装置2は、帳票データ352を受信する帳票受信手段、帳票を作成する帳票作成手段、及び、作成した帳票を送信する帳票送信手段を備える。これらは、各々、申請者端末1が備える帳票受信手段11、帳票作成手段12及び帳票送信手段13と同様の構成とされる。なお、イベントサービス装置2が帳票を編集する処理は、申請者端末1が予め希望した場合にのみ行なうようにしてもよい。
【0060】
図11(E)は他の申請届出システム説明図であり、イベントサービス装置2に設けられる他の予約テーブル251Cの構成を示す。このテーブルは、図1、図9又は図10の申請届出システムにおいて適用することができる。
【0061】
図11(E)の予約テーブル251Cは、図2(A)の予約テーブル251に、申請届出チェックという情報を追加した例である。申請届出チェックは、当該イベントについての申請届出をしたか否かのチェックを当事者が希望するかどうかを示す情報であり、「1」は当該チェックを希望することを示し、「0」は希望しないことを示す。
【0062】
この例では、イベント予約情報の一部として、予め当事者から当該申請届出をしたか否かのチェックを希望するかどうかを聞いておく。イベント予約入力手段21は、当該イベント予約情報が入力されると、予約テーブル251Cの申請届出チェックを「0」とする。そして、イベント予約入力手段21は、定期的に、予約テーブル251Bを参照して、予約情報発信状態が「0」であって申請届出チェックが「1」であるイベント予約情報が抽出されると、当該連絡先に申請届出チェックのメッセージ(当該イベント予約情報が未送信である旨を示すメッセージ)を送信する。当該メッセージはイベント情報送信手段24により送信される。
【0063】
図12は、他のイベント処理フローであり、公共イベント処理装置3における他のイベント処理について示す。この処理フローは、図8の処理フローに変更を加えたものであり、図1、図9又は図10の申請届出システムにおいて適用することができる。
【0064】
この例は、申請届出に証明書類が必要となる場合において、当該証明書類をも同時に当事者に送信する例である。証明書類としては、例えば住民票、戸籍謄本、印鑑証明等がある。例えば、申請届出において、証明書として住民票が必要な場合がある。しかし、当事者の住所が現住所と異なるような場合、転入届(または転出届)が必要となる。このような場合、住民票、転入届(または転出届)の帳票データ352も同時に当事者に送信する。
【0065】
図8と同様に、イベント情報受信手段31がイベントサービス装置2からイベント情報を受信し(ステップS61)、申請届出決定手段32が当該公共機関の管轄の住民である否かを調べ(ステップS62)、管轄の住民でない場合、処理を終了する。管轄の住民である場合、申請届出決定手段32が、必要な申請届出を決定し、当該申請届出に使用する帳票の帳票データ352を読み出す(ステップS63)。
【0066】
この後、申請届出決定手段32が、申請届出に添付する証明書類が必要であるか否か、必要であればこれを発行できるか否かを調べる(ステップS64)。必要な証明書類は、例えば図2(E)の申請届出テーブル342において、申請届出種別の次に証明書類の項目を設けて、必要でありかつ発行できれば当該情報(証明書類名)を格納し、それ以外なら空欄とすればよい。申請届出決定手段32は、当該イベント種別について、申請届出テーブル342の証明書類を参照して、証明書類の記述があれば必要かつ発行可能と判断し、証明書類の記述がなければ不要又は発行不可能と判断する。
【0067】
ステップS64において必要かつ発行可能である場合、申請届出決定手段32が、当該証明書類の帳票データ352を読み出す(ステップS65)。証明書類の帳票データ352は、ステップS63と同様にして読み出される。即ち、証明書類の帳票データ352も、図2(F)の帳票テーブル351に他の帳票の帳票データ352と同様に格納される。
【0068】
ステップS64において不要又は発行不可能である場合、ステップS65は省略される。なお、発行不可能である場合、当該証明書類の帳票データ352に代えて、当該証明書類を発行可能とするための手続に必要な帳票の帳票データ352を、帳票テーブル351に格納して読み出すようにしてもよい。
【0069】
この後、図8と同様に、帳票送信手段33は、必要な申請届出の帳票を予約者連絡先である申請者端末1に送信する(ステップS66)。この時、当該帳票と共に、前述のように、証明書類が必要かつ発行可能であれば当該証明書類の帳票データ352が共に送信され、又は、証明書類が発行不可能であれば当該証明書類を発行可能とするための手続に必要な帳票の帳票データ352が共に送信される。
【0070】
図13は他の申請届出システム説明図であり、公共イベント処理装置3から申請者端末1に送信されるデータの一例を示す。このテーブルは、図1、図9又は図10の申請届出システムにおいて適用することができる。
【0071】
前述のように、公共イベント処理装置3から申請者端末1に送信されるデータは、当該イベントに伴う申請届出の帳票の帳票データ352と、必要に応じて、当該申請届出に添付する証明書類の帳票データ352である。これに加えて、図13に示すように、これらに当該公共機関の広報の広報データ等を添付して同時に送信するようにしてもよい。広報データは、公共イベント処理装置3の広報DB(図示せず)に格納される。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、申請届出システムにおいて、イベントサービス装置の予約テーブルにイベント予約情報を入力しておけば、種別テーブルと公共機関テーブルとに基づいて、該当する公共イベント処理装置から、当該イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを、登録した自分の申請者端末で受け取ることができる。従って、多種多様なイベントについての申請届出の必要性を自分で調べる必要がなく、また、記入事項や必要な添付書類の確認や手配に手間取ることもなく、公共機関に出向いて必要な書類や情報を自分で入手する必要がなく、提出の期間を失念することがない。これにより、当事者は、イベントに伴う申請届出において、各種の帳票の入手、必要事項の記入、添付書類の取得、帳票の提出等を、比較的に短時間で容易に手続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】申請届出システム構成図である。
【図2】申請届出システム説明図である。
【図3】イベントサービスのWebページの一例を示す図である。
【図4】イベント予約情報入力画面の一例を示す図である。
【図5】確認画面の一例を示す図である。
【図6】申請者端末処理フローであり、申請者端末におけるイベントの申請届出処理について示す。
【図7】イベントサービス処理フローであり、イベントサービス装置におけるイベントサービス処理について示す。
【図8】イベント処理フローであり、公共イベント処理装置におけるイベント処理について示す。
【図9】他の申請届出システム構成図である。
【図10】他の申請届出システム構成図である。
【図11】申請届出システム説明図である。
【図12】他のイベント処理フローであり、公共イベント処理装置における他のイベント処理について示す。
【図13】他の申請届出システム説明図である。
【符号の説明】
1 申請者端末
2 イベントサービス装置
3 公共イベント処理装置(公共機関のイベント処理装置)
4 インターネット
11 帳票受信手段
12 帳票作成手段
13 帳票送信手段
21 イベント予約入力手段
22 申請届出種別決定手段
23 申請届出先決定手段
24 イベント情報送信手段
25 予約情報DB
31 イベント情報受信手段
32 申請届出決定手段
33 帳票送信手段
34 住民情報DB
35 帳票DB

Claims (13)

  1. インターネットにより相互に接続される申請者端末と、イベントサービス装置と、公共イベント処理装置とからなる申請届出システムであって、
    前記イベントサービス装置は、予め登録された情報であって当該イベント種別当該申請者端末のアドレス、当該申請者端末の住所を示す情報及び当該イベント予約情報の送信の状態を示す情報を含むイベント予約情報を格納する予約テーブルと、イベントの種別毎に申請届出の要否及び申請届出先である公共機関の種別を格納する種別テーブルと、公共機関の種別毎にアドレスを格納する公共機関テーブルとを備え、予め定められた所定の時間毎に前記予約テーブルを参照してイベント予約情報を読み出し、当該イベント予約情報のイベント種別に基づいて前記種別テーブルを参照し、前記申請届出の要否及び前記公共機関の種別を決定し、前記申請届出が必要でありかつ前記イベント予約情報の送信の状態を示す情報が前記公共イベント処理装置へ未送信であることを示す場合、前記決定した公共機関の種別と前記イベント予約情報の当該申請者端末の住所を示す情報とに基づいて前記公共機関テーブルを参照して、当該イベント予約情報を送信する公共イベント処理装置を決定し、当該公共イベント処理装置の前記アドレスに当該イベント予約情報を送信し、
    前記公共イベント処理装置は、予め登録されたイベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを格納する帳票テーブルを備え、前記イベント予約情報を受信した場合、当該イベント予約情報に含まれる前記イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを当該イベント予約情報に含まれる前記アドレスの申請者端末に送信し、
    前記申請者端末が、送信された当該イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを受信する
    ことを特徴とする申請届出システム。
  2. 前記公共イベント処理装置は、更に、住民の氏名、住所を格納する住民テーブルを備え、
    前記イベント予約情報は、更に、当該申請者端末の住所を示す情報を含み、
    前記公共イベント処理装置が、受信した前記イベント予約情報に含まれる住所に基づいて前記住民テーブルを参照して、当該イベント予約情報が管轄する住民のものか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の申請届出システム。
  3. 前記公共イベント処理装置は、更に、イベントの種別毎に当該イベントに伴って必要となる申請届出の種別を格納する申請届出テーブルを備え、
    前記公共イベント処理装置が、受信した前記イベント予約情報に含まれるイベント種別に基づいて前記申請届出テーブルを参照して、当該イベント予約情報に含まれるイベント種別に伴って必要となる申請届出の種別を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の申請届出システム。
  4. 前記帳票テーブルは、更に、申請届出の種別毎に当該申請届出に必要な帳票の帳票データの格納先アドレス又は入力先URLを格納
    前記公共イベント処理装置が、決定した前記申請届出の種別に基づいて前記帳票テーブルを参照して、当該申請届出に必要な帳票の帳票データを読み出す
    ことを特徴とする請求項に記載の申請届出システム。
  5. 記イベント予約情報は、更に、当該イベント予約情報に含まれるイベントの実施の状態を示す情報を含み、
    前記イベントサービス装置が、当該イベント予約情報の前記イベントの実施の状態を示す情報が当該イベントが実施済であることを示す場合、当該イベント予約情報を当該公共イベント処理装置の前記アドレスへ送信し、当該イベントがまだ実施されていないことを示す場合、その旨を当該申請者端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の申請届出システム。
  6. 記イベントサービス装置が、当該イベント予約情報を前記公共イベント処理装置の前記アドレスに送信した場合に、当該イベント予約情報の送信の状態を示す情報を、送信済であることを示すように変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の申請届出システム。
  7. 前記公共イベント処理装置は、更に、前記イベントサービス装置から受信したイベント予約情報に基づく受信履歴であって、イベント予約者、イベント種別、受信日、当該イベントに伴う申請届出を受信したか否かを示す情報である申請届出受信状況からなる受信履歴を格納する受信履歴テーブルを備え、
    前記公共イベント処理装置が、前記申請届出を受信したか否かを示す情報がまだ受信していないことを示す場合、申請届出の出ていない旨のメッセージ又は申請届出を催促する通知を、前記申請者端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の申請届出システム。
  8. 記イベント予約情報は、更に、当該イベント予約情報に含まれる イベントについての申請届出の作成状況を示す情報を含み、
    前記イベントサービス装置が、当該イベント予約情報の送信の状態を示す情報が送信済であることを示し、かつ、前記申請届出の作成状況を示す情報が申請届出がまだ送信されていないことを示す場合、その旨のメッセージを前記申請者端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の申請届出システム。
  9. 前記イベントサービス装置が、更に、イベント毎に当該イベントの申請届出において必要となると想定される情報を格納する申請届出情報テーブルを備え、
    前記イベントサービス装置が、前記公共イベント処理装置の前記アドレスに前記イベント予約情報を発信する場合、当該イベント予約情報に含まれる当該申請者端末のアドレスを、当該イベントサービス装置のアドレスに変更し、
    前記公共イベント処理装置が、前記イベント予約情報を受信した場合、当該イベント予約情報に含まれる前記イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを当該イベントサービス装置のアドレスに送信し、
    前記イベントサービス装置が、前記公共イベント処理装置から送信された前記帳票データを受信し、当該帳票に対応する申請届出情報テーブルに格納された当該イベントの申請届出において必要となると想定される情報を当該帳票に組み込むことにより帳票を編集し、これを当該イベント予約情報に含まれる当該申請者端末のアドレスに送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の申請届出システム。
  10. 記イベント予約情報は、更に、当該イベントについての申請届出をしたか否かのチェックを当事者が希望するかどうかを示す情報を含み、
    前記イベントサービス装置が、前記イベント予約情報の送信の状態を示す情報が前記公共イベント処理装置へ未送信であることを示し、かつ、前記チェックを当事者が希望するかどうかを示す情報が希望することを示す場合、当該イベント予約情報に含まれる当該申請者端末のアドレスに当該イベント予約情報が未送信であることを示すメッセージを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の申請届出システム。
  11. 前記公共イベント処理装置は、更に、イベントの種別毎に当該イベントに伴って必要となる申請届出のために必要かつ発行可能な証明書類を格納する申請届出テーブルと、証明書類の種別毎に当該証明書類の帳票データの格納先アドレス又は入力先URLを格納する帳票テーブルとを備え、
    前記公共イベント処理装置が、受信した前記イベント予約情報に含まれるイベント種別に基づいて前記申請届出テーブルを参照して、当該イベント予約情報に含まれるイベント種別に伴って必要となるかつ発行可能な証明書類の種別を判断し、当該必要となるかつ発行可能な証明書類の種別に基づいて前記帳票テーブルを参照して、当該証明書類の帳票データを読み出し、これを前記イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データと共に当該イベント予約情報に含まれる当該申請者端末のアドレスに送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の申請届出システム。
  12. インターネットにより相互に接続される申請者端末と、イベントサービス装置と、公共機関に設けられ公共イベント処理装置を構成する第1のサーバと、これ以外に設けられ前記公共イベント処理装置を構成する第2のサーバとからなる申請届出 システムであって、
    前記イベントサービス装置は、予め登録された情報であって当該イベント種別、当該申請者端末のアドレス、当該申請者端末の住所を示す情報及び当該イベント予約情報の送信の状態を示す情報を含むイベント予約情報を格納する予約テーブルと、イベントの種別毎に申請届出の要否及び申請届出先である公共機関の種別を格納する種別テーブルと、公共機関の種別毎に前記第1のサーバのアドレスを格納する公共機関テーブルとを備え、予め定められた所定の時間毎に前記予約テーブルを参照してイベント予約情報を読み出し、当該イベント予約情報のイベント種別に基づいて前記種別テーブルを参照し、前記申請届出の要否及び前記公共機関の種別を決定し、前記申請届出が必要でありかつ前記イベント予約情報の送信の状態を示す情報が前記公共イベント処理装置へ未送信であることを示す場合、前記決定した公共機関の種別と前記イベント予約情報の当該申請者端末の住所を示す情報とに基づいて前記公共機関テーブルを参照して、当該イベント予約情報を送信する公共イベント処理装置を決定し、当該公共イベント処理装置である第1のサーバの前記アドレスに当該イベント予約情報を送信し、
    前記第1のサーバが、住民の氏名、住所を格納する住民テーブルを備え、前記イベント予約情報を受信した場合、当該イベント予約情報に含まれる住所に基づいて前記住民テーブルを参照して、当該イベント予約情報が管轄する住民のものである場合に、当該イベントに伴って必要となる申請届出の種別を決定して、前記第2のサーバに通知し、
    前記第2のサーバが、予め登録されたイベントに伴う申請届出の種別毎に当該申請届出に必要な帳票の帳票データの格納先アドレス又は入力先URLを格納する帳票テーブルを備え、決定した前記申請届出の種別に基づいて前記帳票テーブルを参照して、当該申請届出に必要な帳票の帳票データを読み出し、これを当該イベント予約情報に含まれる前記アドレスの申請者端末に送信し、
    前記申請者端末が、送信された当該イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを受信する
    ことを特徴とする申請届出システム。
  13. インターネットにより相互に接続される申請者端末及び第1及び第2のLANと、前記第1のLANに接続されたイベント予約情報を入力可能な第1の予約端末及びイベントサービス装置と、前記第2のLANに接続された前記イベント予約情報を入力可能な第2の予約端末、公共機関に設けられ公共イベント処理装置を構成する第1のサーバ及びこれ以外に設けられ前記公共イベント処理装置を構成する第2のサーバとからなる申請届出システムであって、
    前記イベントサービス装置は、前記第1又は第2の予約端末から予め登録された情報であって当該イベント種別、当該申請者端末のアドレス、当該申請者端末の住所を示す情報及び当該イベント予約情報の送信の状態を示す情報を含むイベント予約情報を格納する予約テーブルと、イベントの種別毎に申請届出の要否及び申請届出先である公共機関の種別を格納する種別テーブルと、公共機関の種別毎に前記第1のサーバのアドレスを格納する公共機関テーブルとを備え、予め定められた所定の時間毎に前記予約テーブルを参照してイベント予約情報を読み出し、当該イベント予約情報のイベント種別に基づいて前記種別テーブルを参照し、前記申請届出の要否及び前記公共機関の種別を決定し、前記申請届出が必要でありかつ前記イベント予約情報の送信の状態を示す情報が前記公共イベント処理装置へ未送信であることを示す場合、前記決定した公共機関の種別と前記イベント予約情報の当該申請者端末の住所を示す情報とに基づいて前記公共機関テーブルを参照して、当該イベント予約情報を送信する公共イベント処理装置を決定し、前記第1及び第2のLAN及びインターネットを介して、当該公共イベント処理装置である第1のサーバの前記アドレスに当該イベント予約情報を送信し、
    前記第1のサーバが、住民の氏名、住所を格納する住民テーブルを備え、前記イベント予約情報を受信した場合、当該イベント予約情報に含まれる住所に基づいて前記住民テーブルを参照して、当該イベント予約情報が管轄する住民のものである場合に、当該イベントに伴って必要となる申請届出の種別を決定して、前記第2のLANを介して、前記第2 のサーバに通知し、
    前記第2のサーバが、予め登録されたイベントに伴う申請届出の種別毎に当該申請届出に必要な帳票の帳票データの格納先アドレス又は入力先URLを格納する帳票テーブルを備え、決定した前記申請届出の種別に基づいて前記帳票テーブルを参照して、当該申請届出に必要な帳票の帳票データを読み出し、前記第2のLAN及びインターネットを介して、これを当該イベント予約情報に含まれる前記アドレスの申請者端末に送信し、
    前記申請者端末が、送信された当該イベントに伴う申請届出に必要な帳票の帳票データを受信する
    ことを特徴とする申請届出システム。
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