JP2001357314A - 物品宅配サービスネットシステム - Google Patents

物品宅配サービスネットシステム

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JP2001357314A
JP2001357314A JP2000174305A JP2000174305A JP2001357314A JP 2001357314 A JP2001357314 A JP 2001357314A JP 2000174305 A JP2000174305 A JP 2000174305A JP 2000174305 A JP2000174305 A JP 2000174305A JP 2001357314 A JP2001357314 A JP 2001357314A
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JP2000174305A
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Takahiko Kato
▲隆▼彦 加藤
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Nissay Information Technology Co Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】物品宅配サービス提供者、物品宅配利用者双方
にメリットを与える情報インフラを提供すること。 【解決手段】 物販業者から受信する商品データを記憶
する商品データテーブル123と、物品宅配サービスの
利用者データを記憶する利用者マスタ121と、該商品
データ記憶手段に記憶された商品データに基づいて通信
回線を介して利用者のコンピュータ端末またはヘルパー
の通信機器に商品カタログを表示させるトランザクショ
ン処理プログラム120と、利用者データに基づき商品
注文を行う利用者の確認を行う利用者マスタ121と、
該表示処理手段によって表示された商品カタログに基づ
いて利用者またはヘルパーから送信される商品注文デー
タを記憶する商品注文データテーブル124と、該商品
注文データに基づいて物販業者に注文データを送信する
アップロードプログラム119とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日用品や介護用品
の宅配サービス(以下「物品宅配サービス」という)を
行う物流業者や販売業者(以下、まとめて「物販業者」
という)と、物品宅配サービスを利用する利用者との間
で取り交わされる商品情報や注文情報を中継する物品宅
配サービスネットシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】高齢による身体能力の低下や病弱等によ
り外出するのにハンディキャップを抱えている高齢者
や、寝たきりの高齢者を介護しなければならない家庭に
とって、毎日の生活に必要な食料品、日用品、衣類、な
どの買物をするために外出したり、重い荷物を持たなけ
ればならないのは負担である。また、高齢者の在宅介護
をサポートする様々の介護用品(例えば、手の不自由な
人でも食事がしやすいように工夫された食器や箸やスプ
ーン、ドーナツパッドなどの床ずれ防止用品、寝たきり
の病人用の特殊な肌着やねまき等)は、用途が特殊であ
るために、販売ルートが限られており、手軽に店舗で求
めることができない上に比較的高価である。このような
商品をどのように入手するかについての情報も少ない。
このような場合に、介護用品を含めた日用品、食料品な
ど自宅に配達してもらえる物品宅配サービスを利用でき
れば大変便利である。
【0003】一方、平成12年4月より介護保険制度が
開始され、この制度により、要介護者は在宅サービスあ
るいは施設サービスを受けることができる。在宅サービ
スには、訪問介護(ホームヘルプサービス)、訪問入浴
介護、訪問看護、訪問リハビリテーションなどが含まれ
る。ホームヘルプサービスでは、ホームヘルパーに家事
援助として買物をしてもらうことも出来る。しかし、限
られた回数、限られた時間内でのホームヘルプサービス
を買物ばかりに向けるわけにはいかない。物品宅配サー
ビスがホームヘルプサービス等と適切に組み合わせてス
ムーズに提供されることが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、介護サー
ビスとの関連において物品宅配サービスを考えてみる
と、物品宅配サービス利用者側としては、高齢者世帯に
ニーズの高い商品が利用しやすい価格で提供されること
が望ましい。また、物品宅配サービスを受けるにはあら
かじめ何らかの方法で物品宅配サービス提供側に注文を
行う必要があるが、商品カタログ等をみて注文、変更が
スムーズに出来るなど利用しやすい仕組みになっている
ことが望ましい。一方、物品宅配サービス提供者として
は、事業として物品宅配サービスを成り立たせていくた
めには、料金を低めに設定しないと利用されにくい、商
品を各戸に配達すると人件費や輸送費などのコストが高
くつく、などの問題があり、コストダウンが必要とな
る。そのためには、物品宅配サービスのマーケットを拡
大し、大量仕入れによるコスト削減が考えられる。ま
た、計画的なあるいは効率的な商品の手配等、無駄を削
減することによるコストダウンが必要となる。
【0005】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、物品宅配サービス提
供者側にとっては物品宅配サービスの受注管理等を効率
化し商品の手配や配送指示の効率化と受注の拡大を可能
にできる一方、物品宅配サービス利用者側にとっては物
品宅配サービスの注文や変更がしやすく比較的安価に物
品宅配サービスが利用出来るような、物品宅配サービス
提供者、物品宅配利用者双方にメリットを与える情報イ
ンフラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による物品宅配サ
ービスネットシステムは、物販業者から受信する商品デ
ータを記憶する商品データ記憶手段と、物品宅配サービ
スの利用者データを記憶する利用者データ記憶手段と、
該商品データ記憶手段に記憶された商品データに基づい
て通信回線を介して利用者のコンピュータ端末またはヘ
ルパーの通信機器に商品カタログを表示させる表示処理
手段と、該利用者データ記憶手段に記憶された利用者デ
ータに基づき商品注文を行う利用者の確認を行う利用者
確認手段と、該表示処理手段によって表示された商品カ
タログに基づいて利用者またはヘルパーから送信される
商品注文データを記憶する商品注文データ記憶手段と、
該商品注文データ記憶手段に記憶された商品注文データ
に基づいて物販業者に注文データを送信する注文データ
送信手段と、を備えている。このようにシステムを構成
することにより、物販業者は本システムに商品データを
送信するだけで、利用者あるいはヘルパーは本システム
にアクセスして注文カタログを表示させて商品の注文を
行うことができる。また、物販業者は確定した商品注文
データをタイムリーに受信でき、商品の受注作業にわず
らわされることがない。
【0007】この物品宅配サービスネットシステムにお
いて、介護事業者から受信するヘルパーデータを記憶す
るヘルパーデータ記憶手段を更に備えるとともに、前記
利用者データ記憶手段に記憶する利用者データを該介護
事業者から受信し、前記利用者確認手段は、前記利用者
データ記憶手段または該ヘルパーデータ記憶手段に記憶
された利用者データ又はヘルパーデータに基づき商品注
文を行う利用者の確認を行うようにすれば、利用者はホ
ームヘルプサービスとリンクした形態で物品宅配サービ
スの利用を受けることができ、利用者は自ら商品注文を
行わなくても安心してサービスを利用できる。
【0008】本物品宅配サービスネットシステムにおい
て、前記物販業者または前記介護事業者とのデータの送
受信はインターネットを介して行い、前記利用者または
前記ヘルパーとの商品カタログの表示及び商品注文のた
めのデータの送受信は携帯電話網及び/またはインター
ネットを介して行うようにすれば、設備や使用機器、利
用の簡便性、コストパフォーマンスにおいて、現時点で
はもっとも利用しやすいシステムとして構成できる。
【0009】本物品宅配サービスネットシステムにおい
て、前記商品データ記憶手段に記憶される商品データ
と、前記利用者データ記憶手段に記憶される利用者デー
タと、前記ヘルパーデータ記憶手段に記憶されるヘルパ
ーデータとは、所定時間帯にデータ受信を受け付ける中
間ファイル記憶手段に一時的に記憶され、該所定時間帯
経過後にバッチ処理にて前記商品データ記憶手段と前記
利用者データ記憶手段と前記ヘルパーデータ記憶手段と
に記憶するようにすれば、システム側では長い時間帯に
わたって商品データ・利用者データ・ヘルパーデータを
受け付けることができるので、システムに対しデータを
送信する物販業者あるいは介護事業者にとってはデータ
送信のための時間的制約が少なくなり便利である。
【0010】物品宅配サービスネットシステムにおい
て、前記商品注文データ記憶手段に記憶される商品注文
データは、所定の時間帯にバッチ処理にて所定の条件下
に抽出されて一時的に中間ファイル記憶手段に記憶さ
れ、該中間ファイル記憶手段に記憶された商品注文デー
タに基づいて、所定の時間に物販業者に対する注文デー
タの送信が実行されるようにすれば、システム側は長い
時間帯にわたって商品注文データを受け付けることがで
き、利用者にとっては商品注文をするときの時間的制約
が少なくなり便利であると共に、物販業者は注文の確定
した商品注文データを一括集計して受信することがで
き、商品の手配等を効率的に行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による物品宅配サー
ビスネットシステムの実施の形態を図面を参照して説明
する。まず、図1を用いて本発明による物品宅配サービ
スネットシステムの概要を説明する。本発明による物品
宅配サービスネットシステムは、物品宅配サービスを提
供する物販業者3と、物品宅配サービスを利用する利用
者6あるいは利用者6を介護するために派遣される携帯
電話を持つヘルパー7と、ヘルパー7を派遣する介護事
業者2との間で取り交わされる利用者情報・商品情報・
注文情報などのデータの中継・交換・管理・加工等を中
継センター1を介在させることによって行うものであ
る。
【0012】図1中、点線の矢印はデータの流れを示
し、本発明による物品宅配サービスネットシステムで実
施される部分である。介護事業者2は、ヘルパー7を派
遣するために派遣先の利用者の氏名や住所などの利用者
情報を登録しており、通信回線を介して中継センター1
に利用者情報をダウンロードする(矢印a)。また、物
販業者3は、通信回線を介して中継センター1に扱う商
品の商品情報をダウンロードする(矢印b)。中継セン
ター1は、商品情報を利用しやすいようにデータ加工
し、商品カタログの画面表示や注文を受注するための画
面表示処理等を行う。ヘルパー7は利用者6のために携
帯電話などの携帯通信機器を介して商品注文を中継セン
ター1に送信する(矢印d)。また、利用者6(あるい
は同居の家族等)は、自宅のWeb端末を利用して商品
注文を中継センター1に送信することができる(矢印
e)。中継センター1は、ヘルパー7あるいは利用者6
から送信された注文情報を物販業者3が利用できるよう
に加工し、物販業者3にアップロードする(矢印c)。
なお、中継センター1への利用者情報の登録は、介護事
業者2からのダウンロードによらなくても、他の機関か
らの情報提供によってもよく、また、直接中継センター
1で入力するようにしてもよい。
【0013】一方、実線の矢印で示されているのは物の
流れである。中継センター1から物販業者3にアップロ
ードされた注文情報に基づいて、物販業者3は一般卸業
者4に商品の手配や配送指示を行い(矢印f)、配送セ
ンターから小売店やスーパー、コンビニエンスストアな
どのような配達拠点5に注文された商品が配送される
(矢印g)。あるいは配送センターから直接利用者の自
宅まで配送される(矢印h)。なお、配達拠点5までは
利用者自身あるいは家族が注文した商品を引き取りに行
くか(矢印k)、ヘルパー7が配達拠点5まで赴いて注
文した商品の引き取りと利用者宅への配達を行うことも
考えられる(矢印j)。なお、図1において、物販業者3
と一般卸業者4とが、同一の主体であってもよい。
【0014】上述したように、実線の矢印で示した部分
は本発明による物品宅配ネットサービスシステムには含
まれない。しかしながら、本発明による物品宅配ネット
サービスシステムが提供されることにより、実線の矢印
で示した物あるいは人の動きを効率化できるところが本
発明の一つの効果である。
【0015】次に、図2を用いて、本発明による物品宅
配サービスネットシステムの構成及び機能をより詳細に
説明する。本発明による物品宅配サービスネットシステ
ムは、基本的にはどのような通信システムを用いても実
施可能である。しかしながら、図2に示すように、通信
回線としてインターネット及び携帯電話網を用いて本発
明による物品宅配サービスネットシステムを実施するの
が本出願の時点においてはもっとも効果を発揮できるも
のと考えられる。したがって、本実施の形態では、通信
回線としてインターネット及び携帯電話網を用いた場合
として説明する。
【0016】図2に示すように、本発明による物品宅配
サービスネットシステムは、介護事業者2と、物販業者
3と、ヘルパーが携帯するヘルパー携帯電話24あるい
は利用者の自宅にある利用者Web端末61と、の間で
送受信されるデータを中継する中継センター1によって
実施される。次に各ブロックについての説明を行う。
【0017】介護事業者2は、介護サービスを希望する
要介護者のケアプランに従ってホームヘルパーを要介護
者の家庭に派遣する。介護事業者2は、Web端末とし
て機能するコンピュータ23を備え、介護利用者のデー
タを管理するために介護利用者の氏名、住所、電話番
号、緊急連絡先、年齢、性別、物品宅配サービスを利用
するための商品の配達先(住所、氏名、利用者との関係
を含む)などのデータを記憶する利用者マスタ21と、
ヘルパーのデータを管理するためにヘルパーの氏名,住
所、識別記号を含むデータを記憶するヘルパーマスタ2
2とをコンピュータ23の外部記憶装置(図示せず)に
備えている。
【0018】物販業者3は、商品カタログを物品宅配サ
ービスの利用者に提供し、利用者からの注文に従って商
品の手配を行い、配送の指示を行う。物販業者3は、W
eb端末として機能するコンピュータ31を備え、取り
扱い商品の商品番号、商品の内容の文字データ、商品の
イメージデータ等を含む商品カタログデータファイル3
3と、注文された商品を手配し配送を指示するための注
文データを記憶する注文ファイル34とをコンピュータ
31の外部記憶装置(図示せず)に備えている。
【0019】中継センター1は、Webサーバとしての
機能を含むサーバで構成される。ここでいうサーバはネ
ットワーク上のノードであって、実際には一台のコンピ
ュータで実現できることもあるし、複数台のコンピュー
タで構成することもできる。中継センター1と介護事業
者2のコンピュータ23あるいは物販業者3のコンピュ
ータ31とは、インターネットを介して通信する。ま
た、中継センター1は、ヘルパー携帯電話24とは携帯
電話網及びインターネットを介して通信し、利用者のW
eb端末61とはインターネットを介して通信する。利
用者のWeb端末61としては、現時点ではパーソナル
コンピュータを用いるのが一般的であるが、家庭用のテ
レビ画面を用いてWeb端末としての機能を実行するこ
とも現実化している。Web端末としての機能を実行で
きるものは、すべて利用者のWeb端末61に含まれ
る。
【0020】中継センター1は、データ送受信システム
11と、トランザクション処理システム12とで構成さ
れている。データ送受信システム11は、介護事業者2
や物販業者3とのデータの送受信やデータの追加・更新
・変更などを処理するシステムであって、これらの機能
はダウンロードプログラム110、アップロードプログ
ラム119、及びファイル管理プログラム117によっ
て実行される。一方、トランザクション処理システム1
2は、ヘルパー携帯電話24あるいは利用者Web端末
61とのデータの送受信及びそのための画面表示用処理
などを行うシステムであって、これらの機能はトランザ
クション処理プログラム120及びログ管理プログラム
126によって実行される。次に、データ送受信システ
ム11とトランザクション処理システム12についてよ
り詳細に説明する。
【0021】データ送受信システム11において、ダウ
ンロードプログラム110は、マスターデータ受信機
能、マスターファイル更新機能、商品データ登録機
能を実行する。
【0022】マスターデータ受信機能は、所定の時間帯
(例えば8:00〜20:00)に稼動しており、介護
事業者2の利用者マスタ21で管理されている利用者デ
ータに基づき介護事業者2のコンピュータ23から随時
中継センター1に送信される利用者データの追加/変更
/削除の差分利用者データを受信し、トランザクション
処理システム12下の利用者マスタ121を更新するた
めの利用者マスタ中間ファイル111を更新(あるいは
削除及び生成)する。同様に、所定の稼動時間帯に、介
護事業者2のヘルパーマスタ22で管理されているヘル
パーデータに基づき介護事業者2のコンピュータ23か
ら随時中継センター1に送信されるヘルパーデータの追
加/変更/削除の差分ヘルパーデータを受信し、トラン
ザクション処理システム12下のヘルパーマスタ122
を更新するための利用者マスタ中間ファイル112を更
新(あるいは削除及び生成)する。
【0023】マスターファイル更新機能は、マスターデ
ータ受信機能の稼動時間帯終了後の所定の時間帯(例え
ば夜間)に稼動し、利用者マスタ中間ファイル111が
前回のマスターファイル更新機能の稼動時間帯以降更新
されているか否か判断し、利用者マスタ中間ファイル1
11が更新されている場合には、バッチ処理にて利用者
マスタ中間ファイル111の差分利用者データに基づい
て、トランザクション処理システム12下の利用者マス
タ121を更新する。同様に、マスターデータ受信機能
の稼動時間帯終了後の所定の時間帯(例えば夜間)、ヘ
ルパーマスタ中間ファイル112が前回のマスターファ
イル更新機能の稼動時間帯以降更新されているか否か判
断し、ヘルパーマスタ中間ファイル112が更新されて
いる場合には、バッチ処理にてヘルパーマスタ中間ファ
イル112の差分ヘルパーデータに基づいて、トランザ
クション処理システム12下のヘルパーマスタ122を
更新する。
【0024】商品データ登録機能は、所定の時間帯(例
えば8:00〜20:00)に稼動し、物販業者3が管
理する商品カタログデータファイル33に基づき物販業
者3のコンピュータ31から随時中継センター1に送信
される商品データを商品データ中間ファイル113に登
録する。商品データは例えばイメージデータを含む表計
算ソフトウェアで作成されたファイルを電子メールに添
付して中継センター1に送信される。ファイル転送によ
って中継センター1に送信してもよい。また、商品デー
タ中間ファイル113に登録された商品データを、所定
周期(例えば毎月末の夜間)でバッチ処理にてトランザ
クション処理システム12下の商品データテーブル12
3に登録する。
【0025】データ送受信システム11において、アッ
プロードプログラム119は、注文データ抽出機能、
注文データアップロード機能、課金集計データ出力
機能を実行する。
【0026】注文データ抽出機能は、毎日所定のタイミ
ング(例えば1日数回)で稼動し、バッチ処理にてトラ
ンザクション処理システム12下の注文データテーブル
124から未抽出の注文データをロック(ファイルやデ
ータが変更されたり消去されたりしないよう防護するこ
と)し、抽出して、物販業者3毎の注文データ中間ファ
イル114に登録する。
【0027】注文データアップロード機能では、注文デ
ータ中間ファイル114からバッチ処理にて毎日所定の
タイミング(たとえば1日に数回)で未送信の注文デー
タを物販業者3ごとに抽出し、物販業者3宛に電子メー
ルの添付ファイルとして送信する。なお、電子メールで
はなく、ファイル転送でもよい。この注文データに従っ
て、物販業者3は商品の手配や配送の指示を行う。
【0028】課金集計データ出力機能では、指定(例え
ば、月次や週次)に応じた物品宅配サービスの課金集計
データを課金集計データファイル116から抽出し、例
えばCSV形式で出力する。
【0029】ファイル管理プログラム117は、注文
データ未送信確認機能、印刷物出力機能を実行する。
【0030】注文データ未送信確認機能とは、物販業者
3のコンピュータ3によるWeb画面からの指示によ
り、当日中継センター1から送信されていない注文デー
タ中間ファイル114を検索し、送信されていない注文
データ中間ファイルの物販業者3のデータ(事業者名、
連絡先、担当者名など)をWeb画面に表示させるもの
である。この機能は、物販業者3の方から未送信の注文
データを確認するために設けられたものである。
【0031】印刷物出力機能では、商品データ中間ファ
イル113の商品データと商品イメージデータに基づい
て、利用者に配布するための翌月の商品カタログ、注文
書、受領書などの印刷物118を出力するものである。
【0032】ところで、図2では、介護事業者2と物販
業者3とが単独のブロックで示されているが、本発明に
よる物品宅配サービスネットシステムは、複数の物販業
者3がこのシステムを利用することを前提としている。
すなわち、本発明による物品宅配サービスネットシステ
ムでは、それぞれの物販業者3が単独で自前の情報シス
テムを構築することなく、本発明による物品宅配サービ
スネットシステムを利用することにより、業務の効率化
を達成することができるものである。従って、データ送
受信システム11下の商品データ中間ファイル113、
注文データ中間ファイル114は、すべて物販業者3ご
とに作成されるので、中継センター1を利用する物販業
者3の業者数分これらのファイルは存在する。同様に、
介護事業者2も複数存在し得る。
【0033】次に、中継センター1のトランザクション
処理システム12について説明する。トランザクション
処理システム12において、トランザクション処理プロ
グラム120は、商品データ表示機能、商品注文/
変更/キャンセル機能、注文内容表示機能を実行す
る。
【0034】商品データ表示機能とは、物販業者3のコ
ンピュータ31や利用者Web端末61等からの商品カ
タログ照会に対して、商品データテーブル123のデー
タに基づき、商品カタログデータをこれらのWeb端末
に送信し表示させるものである。これにより、物販業者
3は、自己の取り扱う商品の商品データが中継センター
1において利用者向けの商品カタログ表示に正しく反映
されているか否かを随時確認できる。
【0035】商品注文/変更/キャンセル機能とは、ヘ
ルパー携帯電話24または利用者のWeb端末61から
中継センター1にアクセスして商品注文/変更/キャン
セル要求を行ったときに、商品データテーブル123に
記憶されているデータに基づいて下記のA〜Mの画面を
ヘルパー携帯電話24または利用者のWeb端末61に
表示させ、この画面に基づいて入力された商品注文/変
更/キャンセルデータを中継センター1の注文データテ
ーブル124に格納する機能である。 A.利用者選択画面 ヘルパー携帯電話24で中継センター1にアクセスした
ときに表示させる画面であり、中継センター1のヘルパ
ーマスタ122から当該ヘルパーの当日の介護利用者名
を表示させ、その介護利用者の中から商品注文/変更/
キャンセルを行う利用者名を選択する画面である。 B.利用者入力画面 利用者のWeb端末61で中継センター1にアクセスし
たとき表示させる画面であり、利用者の識別番号を入力
する画面である。 C.利用者確認画面 上記の利用者選択画面(A)で選択された利用者、又は
利用者入力画面(B)で入力された利用者識別番号の利
用者属性データを利用者マスタ121に記憶されたデー
タから抽出して表示して、ヘルパーあるいは利用者に確
認させ、後述する物販業者選択画面(D)あるいは注文
内容確認画面(H)に進むためにどちらかを選択させる
画面である。 D.物販業者選択画面 選択可能な物販業者名を画面に一覧表示し、物販業者名
を選択する画面である。 E.商品注文画面 上記の物販業者選択画面(D)で物販業者名を選択する
と、商品注文画面に進む。これは、商品番号入力により
商品注文を行う画面である。この画面では、主として印
刷された手元の商品カタログをみながら、商品カタログ
に記載された商品番号を入力することにより商品注文を
行うことが想定されている。 F.注文明細画面 上記の商品注文画面(E)で入力した商品番号の商品の
内容を表示し、注文内容を確認し、注文の実行/注文単
位の取消/全注文取消を行う画面である。利用者のWe
b端末61にて確認送信を行った場合には、中継センタ
ー1の注文データテーブルの当該注文データを注文確認
済みとする。 G.注文受付確認画面 注文明細画面(F)で注文実行を行い、当該データが中
継センター1に送信された結果、中継センター1から注
文受付番号を受信し、この受信した注文受付番号を利用
者Web端末61あるいはヘルパー携帯電話24の画面
に表示するための画面である。 H.商品検索画面 商品注文画面(E)では、商品番号入力により商品の注
文を行うが、手元に商品カタログがない場合や定期的に
注文するなじみの商品などのために、注文したい商品を
検索により表示させて注文実行できるメニューも用意さ
れている。この商品検索画面(H)では、その検索方法
を選択する画面であり、検索方法として、分類検索、カ
ナ検索、売れ筋検索の三つの検索メニューが表示され
る。 I.商品分類検索画面 商品検索画面(H)で分類検索を指定すると表示される
画面であり、商品分類が一覧表示され、注文したい商品
の分類を指定するための画面である。 J.商品分類検索商品選定画面 商品分類検索画面(J)で、商品分類を指定すると表示
される画面であり、指定された商品分類に属する商品が
一覧表示され、その中から注文したい商品を選択する画
面である。 K.カナ検索画面 商品検索画面(H)でカナ検索を指定すると表示される
画面であり、商品の名前をカナ入力することにより、注
文したい商品を検索するための画面である。 L.カナ検索商品選定画面 カナ検索画面(K)で指定されたカナ名に該当する商品
が一覧表示され、その中から注文したい商品を選択する
画面である。 M.売れ筋検索商品選定画面 商品検索画面(H)で売れ筋検索を指定すると表示され
る画面であり、売れ筋商品が一覧表示され、表示された
商品の中から注文したい商品を選択する画面である。
【0036】なお、商品分類検索商品選定画面(J)、
カナ検索商品選定画面(L)、売れ筋検索商品選定画面
(L)で注文したい商品を選択すると、注文明細画面
(F)で注文商品の内容を確認し、注文実行を行い、注
文受付確認画面(G)で注文受け付け番号を受信するの
は、商品番号入力による商品注文と同じである。
【0037】注文内容表示機能とは、ヘルパー携帯電話
24及び利用者Web端末61から中継センター1に送
信される注文内容確認照会に対して、注文データテーブ
ル124に蓄積されたデータに基づいて注文内容確認画
面を表示させるものである。ヘルパー携帯電話24によ
って確認送信を行った場合には中継センター1の注文デ
ータテーブル124の当該注文データを注文確認済みと
する。
【0038】ログ管理プログラム126は、トランザク
ション処理プログラム120が処理した商品表示、商品
注文/変更/キャンセル処理、注文内容表示のトランザ
クションをログファイル125に保存する。システムダ
ウンしたときの復旧やシステムの稼動統計をとるために
用いるためである。
【0039】
【発明の効果】本発明による物品宅配サービスネットシ
ステムによれば、利用者側及び物販業者側にとって以下
のような効果を奏する。
【0040】[利用者側] (1)自宅にWeb端末として利用できるコンピュータ
などがあれば、利用者やその家族が表示画面を見なが
ら、簡単な手続で物品宅配サービスの商品注文/変更/
キャンセル処理ができる。 (2)自宅にWeb端末がない利用者であっても(ある
いはWeb端末を使えこなせない利用者であっても)、
介護のために訪問するヘルパーが携帯電話を用いて代わ
りに商品注文/変更/キャンセル処理を行うことができ
るので、物品宅配サービスを利用しやすい。 (3)ホームヘルプサービスと組み合わせた物品宅配サ
ービスの提供を受けることができるので、利用者は安心
して物品宅配サービスを受けることができる。 (4)印刷された商品カタログや画面表示された商品カ
タログを利用することにより、広く商品情報を入手で
き、従来では特殊な販売ルートでしか入手できないよう
な介護用品なども比較的利用しやすい価格で入手できる
ようになる。
【0041】[物販業者側] (1)タイムリーに商品の注文を確認することができ、
スピーディーで効率的な商品の手配を行える。 (2)携帯電話あるいはWeb端末により注文が受注で
きるので、受注地域の拡大が可能となると共に、中継セ
ンターが注文を受けるので、物販業者自身は注文の応対
に手を煩わされない。 (3)全体として、物販業者の受注管理集計事務や商品
手配業務の効率化とコスト削減を達成することができ
る。自前で情報システムインフラを構築する必要がない
ばかりでなく、例えばWeb端末として機能するコンピ
ュータさえ備えていれば本発明によるシステムを利用す
ることが可能であり、特別に設備等を購入する必要はな
い。従って、本業である物品宅配サービスに事業上の資
源を集中できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による物品宅配サービスネットシステム
の概要を示した図である。
【図2】本発明による物品宅配サービスネットシステム
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 中継センター 2 介護事業者 3 物販業者 11 データ送受信システム 12 トランザクション処理システム 21 利用者マスタ 22 ヘルパーマスタ 24 ヘルパー携帯電話 33 商品カタログデータファイル 34 注文ファイル 61 利用者Web端末 110 ダウンロードプログラム 111 利用者マスタ中間ファイル 112 ヘルパーマスタ中間ファイル 113 商品データ中間ファイル 114 注文データ中間ファイル 116 課金集計データ 117 ファイル管理プログラム 119 アップロードプログラム 120 トランザクション処理プログラム 121 利用者マスタ 122 ヘルパーマスタ 123 商品データテーブル 124 注文データテーブル 125 ログファイル 126 ログ管理プログラム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物販業者から受信する商品データを記憶
    する商品データ記憶手段と、 物品宅配サービスの利用者データを記憶する利用者デー
    タ記憶手段と、 該商品データ記憶手段に記憶された商品データに基づい
    て通信回線を介して利用者のコンピュータ端末またはヘ
    ルパーの通信機器に商品カタログを表示させる表示処理
    手段と、 該利用者データ記憶手段に記憶された利用者データに基
    づき商品注文を行う利用者の確認を行う利用者確認手段
    と、 該表示処理手段によって表示された商品カタログに基づ
    いて利用者またはヘルパーから送信される商品注文デー
    タを記憶する商品注文データ記憶手段と、 該商品注文データ記憶手段に記憶された商品注文データ
    に基づいて物販業者に注文データを送信する注文データ
    送信手段とを備えた物品宅配サービスネットシステム。
  2. 【請求項2】 介護事業者から受信するヘルパーデータ
    を記憶するヘルパーデータ記憶手段を更に備えるととも
    に、前記利用者データ記憶手段に記憶する利用者データ
    を該介護事業者から受信し、 前記利用者確認手段は、前記利用者データ記憶手段また
    は該ヘルパーデータ記憶手段に記憶された利用者データ
    又はヘルパーデータに基づき商品注文を行う利用者の確
    認を行う、 請求項1に記載の物品宅配サービスネットシステム。
  3. 【請求項3】 前記物販業者または前記介護事業者との
    データの送受信はインターネットを介して行い、前記利
    用者または前記ヘルパーとの商品カタログの表示及び商
    品注文のためのデータの送受信は携帯電話網及び/また
    はインターネットを介して行う請求項1または請求項2
    に記載の物品宅配サービスネットシステム。
  4. 【請求項4】 前記商品データ記憶手段に記憶される商
    品データと、前記利用者データ記憶手段に記憶される利
    用者データと、前記ヘルパーデータ記憶手段に記憶され
    るヘルパーデータとは、所定時間帯にデータ受信を受け
    付ける中間ファイル記憶手段に一時的に記憶され、該所
    定時間帯経過後にバッチ処理にて前記商品データ記憶手
    段と前記利用者データ記憶手段と前記ヘルパーデータ記
    憶手段とに記憶する、請求項2に記載の物品宅配サービ
    スネットシステム。
  5. 【請求項5】 前記商品注文データ記憶手段に記憶され
    る商品注文データは、所定の時間帯にバッチ処理にて所
    定の条件下に抽出されて一時的に中間ファイル記憶手段
    に記憶され、該中間ファイル記憶手段に記憶された商品
    注文データに基づいて、所定の時間に物販業者に対する
    注文データの送信が実行される請求項1に記載の物品宅
    配サービスネットシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004070485A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Fujitsu Support & Service Kk 申請届出システム
US7236947B2 (en) * 2002-01-25 2007-06-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Providing highly automated procurement services

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