JP2002278127A - 静電荷像現像トナー及び画像形成装置 - Google Patents

静電荷像現像トナー及び画像形成装置

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JP2002278127A
JP2002278127A JP2001078764A JP2001078764A JP2002278127A JP 2002278127 A JP2002278127 A JP 2002278127A JP 2001078764 A JP2001078764 A JP 2001078764A JP 2001078764 A JP2001078764 A JP 2001078764A JP 2002278127 A JP2002278127 A JP 2002278127A
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toner
image
developing
charging roller
image forming
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Application number
JP2001078764A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Iwamoto
康敬 岩本
Fumihiro Sasaki
文浩 佐々木
Hiroaki Matsuda
浩明 松田
Hiroshi Nakai
洋志 中井
Hiroto Higuchi
博人 樋口
Hiyo Shu
冰 朱
Maiko Kondo
麻衣子 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触帯電方式による画像形成方法において、
接触帯電ローラーへのトナー汚染が少ない画像形成方法
及びトナーを提供すること。 【解決手段】 トナー粒子の粒度分布を、5μm以下が
15個数%以下含有し、重量平均粒径の2倍径以上の粒
子を5体積%以下含有し、累積個数分布が25%と75
%になる個数平均粒子径D25とD75の関係が0.6
0≦D25/D75≦0.80であり、重量平均粒径が
6.0〜11.5μmであるようにすると共に、接触帯
電ローラーについて、硬度:30〜70、接触帯電ロー
ラーの表面粗さ:2〜40μm、接触帯電ローラーの表
面抵抗:20〜160MΩの少なくとも何れか一つの条
件を満たすようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法,静電
記録法等により形成された静電荷像をトナーで現像する
画像形成方法及びこれに使用するトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては米国特許第
2,297,691号明細書、特公昭42−23910
号公報及び特公昭43−24748号公報等、多数の方
法が知られているが、一般には光導電性物質を利用し、
種々の手段により感光体上に電気的潜像を形成し、次い
で該潜像を現像剤を用いて現像し、必要に応じて紙等の
転写材に現像剤画像を転写した後、加熱,圧力,加熱加
圧あるいは溶剤蒸気などにより定着し複写物を得るもの
である。また現像剤画像を転写する工程を有する場合に
は、通常残余の現像剤を除去するための工程が設けられ
ている。
【0003】電気的潜像を現像剤を用いて可視化する現
像方法は例えば、米国特許第2,874,063号明細
書に記載されている磁気ブラシ法、同2,618,55
2号明細書に記載されているカスケード現像法及び同
2,221,776号明細書に記載されている粉末雲
法、米国特許第3,909,258号明細書に記載され
ている導電性の磁性トナーを用いる方法などが知られて
いる。
【0004】これらの現像法に適用するトナーとして
は、従来、天然あるいは合成樹脂中に染料・顔料を分散
させた微粉末が使用されている。例えば、ポリスチレン
などの結着樹脂中に着色剤を分散させたものを1〜30
μm程度に微粉砕した粒子がトナーとして用いられてい
る。磁性トナーとしてはマグネタイト等の磁性体粒子を
含有せしめたものが用いられている。一方、いわゆる二
成分現像剤を用いる方式の場合には、通常ガラスビー
ズ,鉄粉などのキャリアー粒子とトナーとが混合されて
用いられている。
【0005】今日、このような記録方法は、一般的な複
写機だけでなくコンピューターの出力や、マイクロフィ
ルムの焼付けなどに広く利用されてきている。そのた
め、要求される性能もより高度になり、より小型化,よ
り軽量化,より低エネルギー化,よりメンテナンスフリ
ー,よりパーソナルというようなさまざまの性能を同時
に要求されるようになってきた。これらを満足するため
に、トナーに対する要求も種々の面でより厳しくなって
きている。
【0006】例えば上記のように、応用範囲が広がり、
一般のオフィスや自宅で使用されるに到って、トナーと
しては物質としての安全性はもちろんのこと、定着時に
発生する臭気にも気を配ることが必要となってきてい
る。また、複写機,プリンター等は、脱臭、即ち、臭気
やオゾン等を吸着するためにフィルターを付設している
場合が多いが、これは生産コスト的にも不利であり、ま
た、脱臭性能維持のためには、定期的な交換等の煩わし
さもある。
【0007】特にコロナ帯電によるオゾンの発生は好ま
しくなく、一般的なユーザーではこれを不快とする傾向
が強い。この点、接触帯電方式は直接感光体に電荷を与
えることができる為、消費電力の効率に優れており、オ
ゾンの発生も殆どない等のメリットが多い。しかしなが
ら、接触帯電方式においてはクリーニング工程で除去し
きれない、いわゆるクリーニングブレードすり抜けトナ
ーが該帯電ローラーに蓄積し易く、このため、感光体へ
の帯電不良を招きやすいという課題がある。
【0008】例えば特許第2814211号では、接触
帯電手段に於いてトナーのベンズアルデヒドの含有量が
0.005重量%以下、結着樹脂のMwとMnとの比
(Mw/Mn)を5以上及び分子量10,000以下の
成分の含有割合10〜50重量%とそれぞれ規定してい
るが、これも帯電ローラー汚染を抑制するまでには到っ
ていない。また前記の課題は近年の傾向であるトナーの
小粒径化においてより顕著である為、これを改善する提
案も未だ見出されていないのが現状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような欠点を改良し、接触帯電方式によりオゾン臭を
発生させず、接触帯電ローラーへのトナー汚染が少ない
画像形成方法及びトナーを提供することにある。また、
本発明の他の目的は、臭気とともに、他の特性において
も優れた性能を同時に満足する画像形成方法を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、接触帯電方式
による画像形成方法において、トナー粒子の粒径分布を
制御すると共に、帯電ローラーの硬度、表面粗さまたは
表面抵抗を適当な数値に設定することにより上記目的が
達成されることを見出して、本件発明を成すに至った。
【0011】本発明の主な態様は次のとおりである。 (1)感光体をバイアスが印加されている接触帯電手段
で帯電する帯電工程、帯電された感光体に静電荷像を形
成する静電荷像形成工程、及び感光体の静電荷像を、少
なくとも結着樹脂と着色剤とを含有するトナーで現像し
て感光体上にトナー像を形成する現像工程、転写材上の
トナー像を加熱定着手段によって定着する工程を少なく
とも有する画像形成方法において使用される静電荷像現
像用の現像トナーであって、5μm以下を15個数%以
下含有し、重量平均粒径の2倍径以上の粒子を5体積%
以下含有し、累積個数分布が25%と75%になる個数
平均粒子径D25とD75の関係が0.60≦D25/
D75≦0.80であり、重量平均粒径が6.0〜1
1.5μmである現像トナー。 (2)トナーのTgが57〜65℃の範囲内であること
を特徴とする上記(1)記載の現像トナー。 (3)結着樹脂が少なくともスチレン樹脂、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂を単独又は併用することを特徴と
する上記(1)又は(2)のいずれかに記載の現像トナ
ー。 (4)結着樹脂のゲル分が0.1〜20%の範囲内であ
ることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記
載の現像トナー。 (5)感光体をバイアスが印加されている接触帯電手段
で帯電する帯電工程、帯電された感光体に静電荷像を形
成する静電荷像形成工程、及び感光体の静電荷像を、少
なくとも結着樹脂と着色剤とを含有するトナーで現像し
て感光体上にトナー像を形成する現像工程、転写材上の
トナー像を加熱定着手段によって定着する工程を少なく
とも有する画像形成方法であって、上記(1)〜(4)
のいずれかに記載の現像トナーを使用すると共に接触帯
電ローラーの硬度を30〜70としたことを特徴とする
画像形成方法。 (6)感光体をバイアスが印加されている接触帯電手段
で帯電する帯電工程、帯電された感光体に静電荷像を形
成する静電荷像形成工程、及び感光体の静電荷像を、少
なくとも結着樹脂と着色剤とを含有するトナーで現像し
て感光体上にトナー像を形成する現像工程、転写材上の
トナー像を加熱定着手段によって定着する工程を少なく
とも有する画像形成方法であって、上記(1)〜(4)
のいずれかに記載の現像トナーを使用すると共に接触帯
電ローラーの表面粗さを2〜40μmとしたことを特徴
とする画像形成方法。 (7)感光体をバイアスが印加されている接触帯電手段
で帯電する帯電工程、帯電された感光体に静電荷像を形
成する静電荷像形成工程、及び感光体の静電荷像を、少
なくとも結着樹脂と着色剤とを含有するトナーで現像し
て感光体上にトナー像を形成する現像工程、転写材上の
トナー像を加熱定着手段によって定着する工程を少なく
とも有する画像形成方法であって、上記(1)〜(4)
のいずれかに記載の現像トナーを使用すると共に接触帯
電ローラーの表面抵抗を20〜160MΩとしたことを
特徴とする画像形成方法。 (8)上記接触帯電ローラーの表面粗さを2〜40μm
としたことを特徴とする上記(5)に記載の画像形成方
法。 (9)上記接触帯電ローラーの表面抵抗を20〜160
MΩとしたことを特徴とする上記(5)又は(6)に記
載の画像形成方法。 (10)上記接触帯電ローラーの表面抵抗を20〜16
0MΩとしたことを特徴とする上記(8)記載の画像形
成方法。
【0012】本発明について、以下具体的に説明する
に、本発明の肝要な要件は次の点である。 (1)適正なトナー粒度と適正な接触帯電ローラー硬度
とを組み合わせること。 (2)適正なトナー粒度と適正な接触帯電ローラー表面
粗さとを組み合わせること。 (3)適正なトナー粒度と適正な接触帯電ローラー表面
抵抗とを組み合わせること。 また、上記した適正なトナー粒度を採用すると共に、帯
電ローラについての上記した硬度:30〜70、接触帯
電ローラーの表面粗さ:2〜40μm、接触帯電ローラ
ーの表面抵抗:20〜160MΩの少なくとも何れか一
つの条件を満たすようにすることで、接触帯電ローラー
へのトナー汚染がより少なくなる。上記の点によって、
接触帯電ローラーへのトナー汚染が少なくなるメカニズ
ムについて未だ充分には解明されていないが、以下、本
発明の上記の要件について説明を加える。
【0013】トナー粒度について 5μm以下の粒径のトナー粒子を15個数%以下とする
のは、、クリーニングブレードのいわゆるトナーすり抜
けを抑制することができるからであり、またトナーの平
均粒径が小さくなると高精細、高解像度の画像を形成す
るのに有利にはなるが、5μm以下のトナー粒子は、帯
電量コントロールが困難であったり、トナーの流動性を
損ない易い等の副作用もある為である。
【0014】また本発明に係るトナーにおいては、篩下
の累積個数分布が25%と75%になる個数平均粒子径
D25とD75の関係が0.60≦D25/D75≦0.80で
あることがひとつの特徴である。D25/D75は1に近い
ほど累積個数分布が25%と75%の範囲のトナー粒子
の粒度分布がシャープであることを示している。これに
より転写工程で紙に転写されず感光体上に残留する、い
わゆる転写残トナー量を低減することが可能となり、結
果クリーニングへの入力トナー量が少なく、これもトナ
ーすり抜け抑制に効果を有すると共に帯電量の異なるト
ナーが少なくなることにより、高精細、高解像度の画像
を安定して形成できる効果も期待できる。さらに、体積
平均粒径の2倍径以上のトナー粒子は5体積%以下に
し、できるだけ少ない方が好ましい。これもトナー粒子
の粒度分布をシャープにする為である。
【0015】トナーのTgを57〜65℃とすることに
より帯電ローラー汚染は更に改善される。この範囲内で
あれば汚染の原因でもある感光体との接触摩擦熱による
トナー融着や適度なトナー軟化により汚染が抑制され
る。Tgは一般的なDSCにより求めることが望まし
い。また、トナーがゲル分を有することにより帯電ロー
ラーへの付着が低減されトナー汚染には有効である。し
かしながら21%を越えると帯電量分布が不均一となり
易く、帯電ローラーへの静電付着が発生し易く、好まし
くない。
【0016】帯電ローラの硬度について 次に、帯電ローラの硬度に関していうと、帯電ローラー
硬度が高い程トナー汚染は進行し易く不利であり、ま
た、硬度が低いと感光体に十分な接触帯電を与えにく
く、帯電不良を招く易い。しかしながら、接触帯電ロー
ラー硬度及びトナーを本発明で規定した範囲内のものと
することにより帯電ローラー汚染が抑制されると共に十
分な接触帯電を与えることができると共にトナー汚染を
減少することができる。
【0017】帯電ローラーの表面粗さについて また、帯電ローラの表面粗さに関しては、帯電ローラー
表面粗さが荒いほどトナー汚染に対しては有利になる。
これはローラーから感光体上のクリーニングブレードす
り抜けトナーにかかる応力が分散される為に固着し難い
為と考えられる。しかし表面粗さがある範囲を超えた場
合、感光体に十分な接触帯電を与えにくく、帯電不良を
招く易い。しかしながら、帯電ローラー表面粗さ及びト
ナーを本発明で規定した範囲内のものとすることにより
帯電ローラー汚染が抑制されると共に十分な接触帯電を
与えることができると共にトナー汚染を減少することが
できる。
【0018】帯電ローラーの表面抵抗について さらに、帯電ローラーの表面抵抗に関しては、帯電ロー
ラーの表面抵抗が低い程ほどトナー汚染には有利であ
る。これはクリーニングブレードすり抜けトナーが帯電
ローラーに接触した際に発生する電荷注入(カウンター
チャージ)起こりにくく、静電的な付着を抑制するため
と考えられる。しかし表面抵抗が低すぎる場合、感光体
に均一な接触帯電を与えにくく、帯電不良を招き易い。
しかしながら、帯電ローラーの表面抵抗及びトナーを本
発明で規定した範囲内のものとすることにより帯電ロー
ラー汚染が抑制されると共に十分な接触帯電を与えるこ
とができると共にトナー汚染を減少することができる。
【0019】次に、本発明の構成要件である、トナーの
粒度並びに接触帯電ローラーの硬度、表面粗さ及び表面
抵抗の各数値の測定方法について述べる。トナー粒度の測定について トナー粒度分布は種々の方法で測定可能であるが、本発
明においてはコールターカウンターを用いて行った。即
ち、測定装置としてはコールターカウンターTA−II
型(コールター社製)を用い、個数分布,体積分布を出
力するインターフェイス(日科機製)及びPC9801
パーソナルコンピューター(NEC製)を接続し、電解
液は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を
調製する。測定法としては、前記電解水溶液10〜15
ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキル
ベンゼンスルフォン酸塩を0.1〜5ml加え、更に測
定試料を2〜20mg加え、超音波分散器で約1〜3分
分散処理を行なう。別のビーカーに電解水溶液100〜
200mlを入れ、その中に前記サンプル分散液を所定
の濃度になるように加え、前記コールターカウンターT
A−II型によりアパーチャーとして100μmアパー
チャーを用いて個数を基準として2〜40μmの粒子の
粒度分布を測定し、2〜40μmの粒子の体積分布と個
数分布を算出し、体積分布から求めた重量基準の重量平
均粒径(D4:各チャンネルの中央値をチャンネルの代
表値とする)を求めた。
【0020】硬度の測定について 帯電ローラーの硬度測定は、例えばJIS A スケール
の硬度計を用い、1kgf荷重で測定することが望まし
い。帯電ローラー硬度は30〜70が望ましく、更には
40〜60が好ましい。尚、帯電ローラーの材質は特に
限定されるものではない。
【0021】表面粗さの測定について 帯電ローラーの表面粗さは、例えば小坂研究所SE−3
300 触芯式表面粗さ計(ピックアップ:ダイヤモン
ド PUDJ−2S相当)を用い、送りを0.2mm/
secで軸方向に所定距離引くことが挙げられる。帯電
ローラーの表面抵抗は例えば三菱油化製抵抗率計Hirest
a IP HCP-HT260を用い、印可電圧DC−500vで測
定することができる。尚、ここでは帯電ローラーの材質
は特に限定されるものではない。
【0022】ゲル分の測定について ゲル含量は、樹脂を150℃でプレスし、80メッシュ
の金属かごに入れ、トルエン中に24時間浸漬し、乾燥
後、不溶分の重量を測定し、算出することによって求め
られる。また、数平均分子量および重量平均分子量はG
PC法により求められる。測定条件としては次の条件を
採用した。 GPC装置 : HLC−802A(東ソー(株)
製) ディテクター : RI カラム : GMH×6(東ソー(株)製) 溶媒 : テトラヒドロフラン 流速 : 1.0ml/min 試料 : 0.5%テトラヒドロフラン溶液 カラム温度 : 38℃ 試料の有する分子量分布について、数種の単分散ポリス
チレン標準試料により作成した検量線の対数値とカウン
ト数の関係から試料の分子量を算出した。また結着樹脂
として、少なくともスチレン樹脂、アクリル樹脂及びポ
リエステル樹脂を単独で又は併用して使用することによ
り上記トナー粒径を得やすくなり、また帯電量について
もシャープな分布を得やすい等の効果が得られる。
【0023】次に、本発明のトナーを構成する結着樹
脂、着色剤等の成分について述べる。結着樹脂について 本発明で使用するトナーにおける結着樹脂は、スチレン
系樹脂であり、スチレンとスチレン類、アクリル酸類、
メタクリル酸類及びその誘導体から選ばれる1種以上の
モノマーを重合して得られるものが現像特性及び帯電特
性等から好ましい。使用できるモノマーの例としては、
スチレン類としてスチレン、α−メチルスチレン、ビニ
ルトルエン、クロルスチレンなどが挙げられる。アクリ
ル酸類、メタクリル酸類及びその誘導体としては、アク
リル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸n−テ
トラデシル、アクリル酸n−ヘキサデシル、アクリル酸
ラウリル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸ジエ
チルアミノエチル、アクリル酸ジメチルアミノエチルな
どのアクリル酸エステル類が挙げられ、同様にメタクリ
ル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
アミル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸2−エチ
ルヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸デシ
ル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ラウリル、メ
タクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸フェニル、メ
タクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒ
ドロキシプロピル、メタクリル酸ジメチルアミノエチ
ル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸ステアリル
などのメタクリル酸エステル類が挙げられる。前述のモ
ノマー以外に、本発明の目的を達成しうる範囲で少量の
他のモノマー、例えばアクリロニトリル、2−ビニルピ
リジン、4−ビニルピリジン、ビニルカルバゾール、ビ
ニルメチルエーテル、ブタジエン、イソブレン、無水マ
レイン、マレイン酸、マレイン酸モノエステル類、マレ
イン酸ジエステル類、酢酸ビニルなどが用いられても良
い。
【0024】結着樹脂の生成に用いられる架橋剤として
は、2官能の架橋剤として、ジビニルベンゼン、ビス
(4−アクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン、
エチレングリコールジアクリレート、1,3−ブチレン
グリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジ
アクリレート、1,5−ペンタンジオールジアクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレ
ート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリ
エチレングリコール#200,#400,#600の各
ジアクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジアクリレート、ポリエ
ステル型ジアクリレート(MANDA日本化薬)、及び
以上のアクリレートをメタクリレートにかえたものが挙
げられる。
【0025】多官能の架橋剤としてペンタエリスリトー
ルトリアクリレート、トリメチロールエタントリアクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テ
トラメチロールメタンテトラアクリレート、オリゴエス
テルアクリレート及びそのメタクリレート、2,2−ビ
ス(4−メタクリロキシ、ポリエトキシフェニル)プロ
パン、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレート、
トリアリルアソシアヌレート、トリアリルイソシアヌレ
ート、トリアリルトリメリテート、ジアリールクロレン
デート等が挙げられる。
【0026】ポリエステル樹脂一般的に多価アルコール
と多塩基性カルボン酸又はその反応性酸誘導体との反応
によって製造することができる。このポリエステル樹脂
を構成する多価アルコールとしては、例えば、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロ
ピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペン
タングリコール、シクロヘキサンジメタノール等のジオ
ール類、水素添加ビスフェノールA、ポリオキシエチレ
ン化ビスフェノールA、ポリオキシプロピレン化ビスフ
ェノールA等のビスフェノールAアルキレンオキサイド
付加化合物、その他の2価アルコールなどが挙げられ
る。
【0027】また、多塩基性カルボン酸としては、例え
ば、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ア
ルキルコハク酸、マレイン酸、フマル酸、メサコン酸、
シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、シクロヘキ
サンジカルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、その
他の2塩基性カルボン酸、あるいはこれらの酸無水物、
アルキルエステル、酸ハライド等の反応性酸誘導体など
が挙げられる。
【0028】これらのカルボン酸に加え、ポリマーをテ
トラヒドロフラン不溶分が生じない程度に非線状化する
ために、上記のカルボン酸に加え、3価以上の多価アル
コール及び/又は3価以上の多塩基性カルボン酸を加え
てもよい。3価以上の多価アルコールとしては、例え
ば、ソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトラオ
ール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、
1,2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタン
トリオール、グリセロール、2−メチルプロパントリオ
ール、2−メチル1,2,4−ブタントリオール、トリ
メチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,3,
5−トリメチロールベンゼン等を挙げることができる。
【0029】3価以上の多塩基性カルボン酸としては、
例えば、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,
4−シクロヘキサントリカルボン酸、1,2,4−ベン
ゼントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボ
ン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸等を挙げ
ることができる。これらのポリエステル樹脂の中でも、
芳香族多価カルボンとビスフェノールAとを主単量体成
分とする重縮合物、例えば、テレフタル酸・ビスフェノ
ールAのエチレンオキサイド付加物・シクロヘキサンジ
メタノールから得られる線状ポリエステルが望ましい。
【0030】着色剤について 本発明に使用するトナーに含有される着色剤としては、
一般に公知の染料又は顔料を用いることができる。この
ような染料又は顔料としては、例えば、カーボンブラッ
ク、ニグロシン染料、ランプ黒、スーダンブラックS
M、ファースト・エローG、ベンジジン・エロー、ピグ
メント・エロー、インドファースト・オレンジ、イルガ
ジン・レッド、パラニトロアニリン・レッド、トルイジ
ン・レッド、カーミンFB、パーマネント・ボルドーF
RR、ピグメント・オレンジR、リソール・レッド2
G、レーキ・レッドC、ローダミンFB、ローダミンB
レーキ、メチル・バイオレットBレーキ、フタロシアニ
ンブルー、ピグメントブルー、ブリリヤント・グリーン
B、フタロシアニングリーン、オイルイエローGG、ザ
ポン・ファーストエローCGG、カヤセットY963、
カヤセットYG、スミプラスト・エローGG、ザポンフ
ァーストオレンジRR、オイル・スカーレット、スミプ
ラストオレンジG、オラゾール・ブラウンB、ザポンフ
ァーストスカーレットCG、アイゼンスピロン・レッド
・BEH、オイルピンクOPなどが適用できる。これら
着色剤は、結着樹脂に対し5〜20重量%の割合で加え
ることが好ましい。
【0031】磁性微粒子について また、磁性トナーの場合、着色剤としての役割も有する
磁性微粒子としては、フェライト、マグネタイトを始め
とする鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性の元素より成
る金属、強磁性の元素含む合金若しくは化合物、強い磁
性の元素を含むものではないが、適当な熱処理等によっ
て強磁性を示すようになる合金(、例えばマンガン−銅
−アルミニウム、又はマンガン−銅−錫等のマンガンと
銅とを含むホイスラー合金と称される種類の合金)、二
酸化クロム、その他を挙げることができる。これら磁性
体の微粉末の含有割合は、結着樹脂100重量部に対し
て30〜150重量部が好ましく、より好ましくは40
〜100重量部である。
【0032】荷電制御剤について トナーは荷電制御剤を含有していても良く、荷電制御剤
としては、正又は負の荷電制御剤が使用される。正荷電
制御剤としては、一般にニグロシン、炭素数2〜16の
アルキル基を含むアジン系染料(特公昭42−1627
号公報)、塩基性染料(例えばC.I.Basic Y
ellow 2(C.I.41000)、C.I.Ba
sic Yellow 3、C.I.Basic Re
d 1(C.I.45160)、C.I.Basic
Red 9(C.I.42500)、C.I.Basi
c Violet 1(C.I.42535)、C.
I.Basic Violet 3(C.I.4255
5)、C.I.BasicViolet 10(C.
I.45170)、C.I.Basic Violet
14(C.I.42510)、C.I.Basic B
lue 1(C.I.42025)、C.I.Basi
c Blue 3(C.I.51005)、C.I.B
asicBlue 5(C.I.42140)、C.
I.BasicBlue 7(C.I.42595)、
C.I.Basic Blue 9(C.I.5201
5)、C.I.Basic Blue 24(C.I.
52030)、C.I.Basic Blue 25
(C.I.52025)、C.I.Basic Blu
e 26(C.I.44025)、C.I.Basic
Green 1(C.I.42040)、C.I.Ba
sic Green 4(C.I.42000)など、
これらの塩基性染料のレーキ顔料(レーキ化剤として
は、りんタングステン酸、りんモリブデン酸、りんタン
グステンモリブデン酸、タンニン酸、ラウリン酸、没食
子酸、フェリシアン化物、フェロシアン化物など)、
C.I.Sovent Black 3(C.I.26
150)、ハンザイエローG(C.I.11680)、
C.I.Mordlant Black11、C.I.
Pigment Black 1等が挙げられる。また
は、例えばベンゾルメチル−ヘキサデシルアンモニウム
クロライド、デシル−トリメチルアンモニウムクロライ
ドなどの四級アンモニウム塩あるいはアミノ基を含有す
るビニル系ポリマー、アミノ基を含有する縮合系ポリマ
ー等のポリアミド樹脂等が挙げられ、好ましくはニグロ
シン、四級アンモニウム塩、トリフェニルメタン系含窒
素化合物、ポリアミドなどが挙げられる。
【0033】また、負荷電制御剤としては、特公昭41
−20153号公報,同42−27596号公報,同4
4−6397号公報,同45−26478号公報など記
載されているモノアゾ染料の金属錯体、さらには特開昭
50−133338号公報に記載されているニトロアミ
ン酸及びその塩或いはC.I.14645などの染顔
料、特公昭55−42752号公報,特公昭58−41
508号公報,特公昭58−7384号公報,特公昭5
9−7385号公報などに記載されているサリチル酸,
ナフトエ酸,ダイカルボン酸のZn,Al,Co,C
r,Fe等の金属錯体、スルホン化した銅フタロシアニ
ン顔料、ニトロ基,ハロゲンを導入したスチレンオリゴ
マー、塩素化パラフィン等を挙げることができる。特に
分散性の面などから、モノアゾ染料の金属錯塩、サリチ
ル酸、アルキルサリチル酸、ナフトエ酸、ダイカルボン
酸の金属錯体が好ましい。これら荷電制御剤の添加量
は、上述した様に良好な摩擦帯電性を保持しつつ、上記
荷電制御剤による現像スリーブ表面の汚染による現像力
の低下及び環境安定性の低下といった弊害を最小限に抑
える為に結着樹脂100重量部に対して、0.1〜3重
量部の添加量が好ましい。
【0034】定着補助剤について トナーに定着補助剤として、エチレン系オレフィン重合
体を結着樹脂とともに用いてもよい。ここでエチレン系
オレフィン単重合体もしくはエチレン系オレフィン共重
合体として適用するものには、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重
合体、ポリエチレン骨格を有するアイオノマーなどがあ
り、上記共重合体においてはオレフィンモノマーを50
モル%以上(より好ましくは60モル%以上)含んでい
るものが好ましい。
【0035】次に、本発明の画像形成方法について説明
する。静電荷像をトナーを用いて現像する工程には、前
述の磁気ブラシ法,カスケード現像法,粉末雲法、米国
特許第3,909,258号明細書に記載されている導
電性の磁性トナーを用いる方法、特開昭53−3113
6号公報に記載されている高抵抗の磁性トナーを用いる
方法などがある。一成分系現像剤を用いる画像形成方法
にも適している。現像画像を被転写部材に転写する工程
には、コロナ転写方式、当接転写部材へのバイアス印加
方式などの静電転写方式などが用いられる。
【0036】感光体と非接触な部材から感光体上へのコ
ロナ放電を利用した帯電及び/或いは転写及び/或いは
除電等の方式は、オゾン発生を伴うため、それぞれ感光
体への直接当接部材(すなわち、接触帯電手段)を通し
てバイアス印加する接触帯電方式がある。このような方
式は、従来の複写機・プリンターに付設されていること
の多かった活性炭フィルターが除去される場合がある
が、特にその場合には、本発明で使用するトナーは顕著
な効果を上げるものである。
【0037】さらに、感光体の感光層もしくは絶縁層上
の残余のトナーを除去する工程には、ブレードクリーニ
ング方式、ファーブラシクリーニング方式などが適用さ
れるが、特にブレードクリーニング方式に適している。
また被転写部材上のトナー像は該部材上に定着される必
要があるが、そのための手段としては、加熱定着手段,
フラッシュ加熱定着手段などを用いうるが、特に加熱加
圧手段である加熱ローラ定着手段が適している。
【0038】
【発明の実施の態様】以下、本発明を実施例及び比較例
により具体的に説明するが、これは本発明を何ら限定す
るものではない。尚、以下の実施例及び比較例に記載さ
れている部数,%は、すべて重量部,重量%を示す。
【0039】
【発明の実施の態様】まず、本発明のトナー及び現像剤
の作製例について述べる。トナーAの作製 スチレン/アクリル酸ブチル/ジビニルベンゼン共重合体 100部 (共重合重量比77:21:2) オリエント化学社製 S−34 2部 ビスコール330P(三洋化成) 7部 カーボンブラック(三菱化学#C44) 12部 上記材料をヘンシェルミキサーにより十分予備混合を行
い、一軸式押出し機で溶融混練し、冷却後ハンマーミル
を用いて約1〜2nm程度粗粉砕し、次いでエアージェ
ット方式による微粉砕機で微粉砕した。更に得られた微
粉砕物を多分割分級装置で微粉及び粗粉を同時に厳密に
除去した。次いで酸化チタン1…1重量部を添加し、ヘ
ンシェルミキサーにて混合し、トナーAを得た。このト
ナーの重量平均粒径は9.93μm、5μm以下の個数
%が15%、D25/D75が0.63、重量平均粒径
の2倍径以上のトナー粒子が4.3%であった。このト
ナーのTgは61℃、ゲル分は13%であった。このト
ナーをフェライトキャリアにて現像剤とし、摩擦帯電量
を測定したところ−25.3μC/gであった。
【0040】トナーB−1の作製 結着樹脂として、スチレン/ブチアクルレート共重合樹
脂(重合モノマー重量比65:35、重量平均分子量
(Mw)20万,酸価20)を用いたこと以外はトナー
Aの作製と同様にしてトナーB−1と現像剤とを得た。
このトナーのTgは59℃、ゲル分は8%であった。トナーB−2の作製 トナーB−1と同様にしてトナーB−2と現像剤とを得
た。このトナーのTgは60℃、ゲル分は15%であっ
た。
【0041】トナーC−1の作製 まず、結着樹脂としてのポリエステル樹脂を次のように
して製造した。 ネオペンチルグリコール 132g エチレングリコール 60g テレフタル酸 279g ジブチルスズラウレート 1.5g 上記の試料を、温度計、ステンレススチール製撹拌棒、
ガラス製窒素導入管、および流下式コンデンサをそなえ
た容量2リットルのガラス製4つ口フラスコ内に入れ、
マントルヒータ中で窒素雰囲気中において常圧下170
℃で撹拌しつつ5時間反応後、210℃で反応を続行さ
せ、ASTM E28−51Tに準ずる軟化点の値に変
化が認められなくなった時点で、1,2,4−ベンゼン
トリカルボン酸無水物108gに添加し、210℃にて
反応を続行させ、ASTM E28−51Tに準ずる軟
化点より反応の進行を追跡し軟化点が所定の温度に達し
た時、反応を停止し、室温まで冷却しポリエステル樹脂
を得た。このポリエステルを用いること以外はトナーA
の作製と同様にして、重量平均粒径が6.9μm、5μ
m以下の個数%が11%、D25/D75が0.71、
重量平均粒径の2倍径以上のトナー粒子が0.9%であ
るトナーと現像剤を得た。このトナーのTgは62℃、
ゲル分は11%であった。トナーC−2の作製 トナーC−1と同様の操作でポリエステル樹脂を得た。
このポリエステルを用いること以外はトナーAの作製と
同様にして、重量平均粒径が6.9μm、5μm以下の
個数%が11%、D25/D75が0.71、重量平均
粒径の2倍径以上のトナー粒子が0.9%であるトナー
と現像剤を得た。このトナーのTgは61℃、ゲル分は
12%であった。上記のようにして作製したトナーA、
B−1、B−2、C−1、C−2を使用して次の実施例
及び比較例について試験を行った。
【0042】[帯電ローラーの硬度に関する例] <実施例1>トナーAを用いた現像剤を使用し、リコー
製imagio450改造機に硬度56のヒドリンゴム製帯電ロ
ーラーを組み込み、画像出しを行ったところ画像濃度:
1.45と十分な画像濃度を得た。次に30万枚の画像
出しを実施し、摩擦帯電量を測定したところ−24.2
μC/g、画像濃度:1.41とトナー汚染により発生
する“画像濃度低下”も無く、十分な画像濃度を得た。
確認の為目視で帯電ローラーを確認したころトナー汚染
は認められなかった。
【0043】<比較例1>硬度94の帯電ローラーを用
いること以外は実施例1と同様にし、画像出しを行った
ところ、1000枚程度で帯電ローラーにトナー汚染が
発生し、5000枚で画像濃度が0.85まで低下し実
用外となった。
【0044】<比較例2>実施例1記載の帯電ローラー
(硬度56)及びトナー処方を用い、エアージェット方
式による微粉砕機で微粉砕し重量平均粒径8.51μ
m、5μm以下の個数%が42%、D25/D75が
0.65、重量平均粒径の2倍径以上のトナー粒子が
1.7%であるトナーを得た。これを実施例1と同様に
画像出しを実施したところ、1万枚から部分な帯電ロー
ラー汚染が発生し、画像上の所々が画像濃度0.6と極
端な低下が認められ、実用外となった。
【0045】<比較例3>実施例1記載の帯電ローラー
(硬度56)及びトナー処方を用い、エアージェット方
式による微粉砕機で微粉砕し、重量平均粒径6.4μ
m、5μm以下の個数%が65%、D25/D75が
0.85、重量平均粒径の2倍径以上のトナー粒子が
0.4%であるトナーを得た。これを実施例1と同様に
画像出しを実施したところ、7000枚から部分的な帯
電ローラー汚染が発生し、画像上の所々が画像濃度0.
5と極端な低下が認められ、実用外となった。
【0046】<実施例2>トナーB−1を使用した現像
剤をリコー製imagio450改造機に硬度49のヒドリンゴ
ム製帯電ローラーを組み込み、画像出しを行ったところ
画像濃度:1.43と十分な画像濃度を得た。次に30
万枚の画像出しを実施し、摩擦帯電量を測定したところ
スタート時−26.02μC/gに対し−23.2μC
/gと十分であり、画像濃度も:1.46であった。ま
たトナー汚染により発生する“画像濃度低下”も無く、
十分な画像濃度を得た。確認の為目視で帯電ローラーを
確認したころトナー汚染は認められなかった。
【0047】<実施例3>トナーC−1を使用した現像
剤を、リコー製imagio450改造機に硬度67のヒドリン
ゴム製帯電ローラーを組み込み、画像出しを行ったとこ
ろ画像濃度:1.43と十分な画像濃度を得た。次に3
0万枚の画像出しを実施し、摩擦帯電量を測定したとこ
ろスタート時−26.02μC/gに対し−23.2μ
C/gと十分であり、画像濃度も:1.46であった。
またトナー汚染により発生する“画像濃度低下”も無
く、十分な画像濃度を得た。確認の為目視で帯電ローラ
ーを確認したころトナー汚染は認められなかった。
【0048】<実施例4>実施例3記載のモノマー処方
を調整することによりトナーTg55℃となるポリエス
テルとしトナーを得たこと以外は実施例3と同様とし、
30万枚の画像出しを行ったところ、顕著な画像濃度低
下は認められなかった。但し帯電ローラーへのトナー汚
染は若干認められ、帯電ローラーの性能寿命が短いこと
が確認された。
【0049】<実施例5>実施例3記載の重合時間と温
度を調整することによりゲル分0.4%となるポリエス
テルとしトナーを得たこと以外は実施例4と同様とし、
30万枚の画像出しを行ったところ、顕著な画像濃度低
下は認められなかった。但し帯電ローラーへのトナー汚
染は若干認められ、帯電ローラーの性能寿命が短いこと
が確認された。
【0050】[帯電ローラーの表面粗さに関する例] <実施例6>トナーAを使用した現像剤を用いリコー製
imagio450改造機に表面粗さ10μmのヒドリンゴム製
帯電ローラーを組み込み、画像出しを行ったところ画像
濃度:1.43と十分な画像濃度を得た。次に30万枚
の画像出しを実施し、摩擦帯電量を測定したところ−2
3.2μC/g、画像濃度:1.40とトナー汚染によ
り発生する“画像濃度低下”も無く、十分な画像濃度を
得た。確認の為目視で帯電ローラーを確認したころトナ
ー汚染は認められなかった。
【0051】<比較例4>表面粗さ2μmの帯電ローラ
ーを用いること以外は実施例1と同様にし、画像出しを
行ったところ、1000枚程度で帯電ローラーにトナー
汚染が発生し、6000枚で画像濃度が0.72まで低
下し実用外となった。
【0052】<比較例5>表面粗さ55μmの帯電ロー
ラーを用いること以外は実施例1と同様にし、画像出し
を行ったところ、初期から画像濃度0.35と低く実用
外であった。これは帯電ローラー表面が荒すぎた為、感
光体での電荷が十分でなかった為である。
【0053】<比較例6>実施例1記載の帯電ローラー
(表面粗さ10μm)及びトナー処方を用い、エアージ
ェット方式による微粉砕機で微粉砕し、重量平均粒径
8.51μm、5μm以下の個数%が42%、D25/
D75が0.65、重量平均粒径の2倍径以上のトナー
粒子が1.7%であるトナーを得たこれを実施例1と同
様に画像出しを実施したところ、1万枚から部分な帯電
ローラー汚染が発生、画像上の所々が画像濃度0.55
と極端な低下が認められ、実用外となった。
【0054】<比較例7>実施例1記載の帯電ローラー
(表面粗さ10μm)及びトナー処方を用い、エアージ
ェット方式による微粉砕機で微粉砕し重量平均粒径6.
4μm、5μm以下の個数%が65%、D25/D75
が0.85、重量平均粒径の2倍径以上のトナー粒子が
0.4%であるトナーを得た。これを実施例1と同様に
画像出しを実施したところ、6500枚から部分な帯電
ローラー汚染が発生、画像上の所々が画像濃度0.65
と極端な低下が認められ、実用外となった。
【0055】<実施例7>トナーB−2を使用した現像
剤を用いて、リコー製imagio450改造機に表面粗さ20
μmのヒドリンゴム製帯電ローラーを組み込み、画像出
しを行ったところ画像濃度:1.43と十分な画像濃度
を得た。次に30万枚の画像出しを実施し、摩擦帯電量
を測定したところスタート時−28.1μC/gに対し
−27.3μC/gと十分であり、画像濃度も:1.4
7であった。またトナー汚染により発生する“画像濃度
低下”も無く、十分な画像濃度を得た。確認の為目視で
帯電ローラーを確認したころトナー汚染は認められなか
った。
【0056】<実施例8>トナーC−2を使用した現像
剤を用いて、リコー製imagio450改造機に表面粗さ15
μmのヒドリンゴム製帯電ローラーを組み込み、画像出
しを行ったところ画像濃度:1.43と十分な画像濃度
を得た。次に30万枚の画像出しを実施し、摩擦帯電量
を測定したところスタート時−24.5μC/gに対し
−22.2μC/gと十分であり、画像濃度も:1.4
4であった。またトナー汚染により発生する“画像濃度
低下”も無く、十分な画像濃度を得た。確認の為目視で
帯電ローラーを確認したころトナー汚染は認められなか
った。
【0057】<実施例9>実施例8記載のモノマー処方
を調整することによりトナーTg55℃となるポリエス
テルとしトナーを得たこと以外は実施例8と同様とし、
30万枚の画像出しを行ったところ、顕著な画像濃度低
下は認められなかった。但し帯電ローラーへのトナー汚
染は若干認められ、帯電ローラーの性能寿命が短いこと
が確認された。
【0058】<実施例10>実施例8記載の重合時間と
温度を調整することによりゲル分0.4%となるポリエ
ステルとしトナーを得たこと以外は実施例8と同様と
し、30万枚の画像出しを行ったところ、顕著な画像濃
度低下は認められなかった。但し帯電ローラーへのトナ
ー汚染は若干認められ、帯電ローラーの性能寿命が短い
ことが確認された。
【0059】[帯電ローラーの表面抵抗に関する例]<実施例11> トナーAを使用した現像剤を用い、リコ
ー製imagio450改造機に表面抵抗55MΩのヒドリンゴ
ム製帯電ローラーを組み込み、画像出しを行ったところ
画像濃度:1.43と十分な画像濃度を得た。次に30
万枚の画像出しを実施し、摩擦帯電量を測定したところ
−22.2μC/g、画像濃度:1.43とトナー汚染
により発生する“画像濃度低下”も無く、十分な画像濃
度を得た。確認の為目視で帯電ローラーを確認したころ
トナー汚染は認められなかった。
【0060】<比較例8>表面抵抗210MΩの帯電ロ
ーラーを用いること以外は実施例1と同様にし、画像出
しを行ったところ、500枚程度で帯電ローラーにトナ
ー汚染が発生し、1000枚で画像濃度が0.34まで
低下し実用外となった。
【0061】<比較例9>表面抵抗10MΩの帯電ロー
ラーを用いること以外は実施例1と同様にし、画像出し
を行ったところ、満足な画像を得ることができなかっ
た。これは帯電ローラー表面抵抗低すぎた為、感光体で
の電荷が十分でなかった為である。
【0062】<比較例10>実施例1記載の帯電ローラ
ー(表面抵抗55MΩ)及びトナー処方を用い、エアー
ジェット方式による微粉砕機で微粉砕し重量平均粒径
8.51μm、5μm以下の個数%が42%、D25/
D75が0.65、重量平均粒径の2倍径以上のトナー
粒子が1.7%であるトナーを得た。これを実施例1と
同様に画像出しを実施したところ、1万枚から部分な帯
電ローラー汚染が発生、画像上の所々が画像濃度0.5
5と極端な低下が認められ、実用外となった。
【0063】<比較例11>実施例1記載の帯電ローラ
ー(表面抵抗55MΩ)及びトナー処方を用い、エアー
ジェット方式による微粉砕機で微粉砕し重量平均粒径
6.4μm、5μm以下の個数%が65%、D25/D
75が0.85、重量平均粒径の2倍径以上のトナー粒
子が0.4%であるトナーを得た。これを実施例1と同
様に画像出しを実施したところ、6500枚から部分な
帯電ローラー汚染が発生、画像上の所々が画像濃度0.
65と極端な低下が認められ、実用外となった。
【0064】<実施例12>トナーB−2を使用した現
像剤を用い、リコー製imagio450改造機に表面抵抗12
0MΩのヒドリンゴム製帯電ローラーを組み込み、画像
出しを行ったところ画像濃度:1.43と十分な画像濃
度を得た。次に30万枚の画像出しを実施し、摩擦帯電
量を測定したところスタート時−28.1μC/gに対
し−27.3μC/gと十分であり、画像濃度も:1.
47であった。またトナー汚染により発生する“画像濃
度低下”も無く、十分な画像濃度を得た。確認の為目視
で帯電ローラーを確認したころトナー汚染は認められな
かった。
【0065】<実施例13>トナーC−2を使用した現
像剤を用い、リコー製imagio450改造機に表面抵抗90
MΩのヒドリンゴム製帯電ローラーを組み込んで、画像
出しを行ったところ画像濃度:1.43と十分な画像濃
度を得た。次に30万枚の画像出しを実施し、摩擦帯電
量を測定したところスタート時−24.5μC/gに対
し−22.2μC/gと十分であり、画像濃度も:1.
44であった。またトナー汚染により発生する“画像濃
度低下”も無く、十分な画像濃度を得た。確認の為目視
で帯電ローラーを確認したころトナー汚染は認められな
かった。
【0066】<実施例14>実施例13記載のモノマー
処方を調整することによりトナーTg55℃となるポリ
エステルとしトナーを得たこと以外は実施例13と同様
とし、30万枚の画像出しを行ったところ、顕著な画像
濃度低下は認められなかった。但し帯電ローラーへのト
ナー汚染は若干認められ、帯電ローラーの性能寿命が短
いことが確認された。
【0067】<実施例15>実施例13記載の重合時間
と温度を調整することによりゲル分0.4%となるポリ
エステルとしトナーを得たこと以外は実施例13と同様
とし、30万枚の画像出しを行ったところ、顕著な画像
濃度低下は認められなかった。但し帯電ローラーへのト
ナー汚染は若干認められ、帯電ローラーの性能寿命が短
いことが確認された。
【0068】
【発明の効果】本発明は、接触帯電方式を採用している
ため、オゾン臭の発生がないと共に、接触帯電ローラー
へのトナー汚染が少なく画像濃度の低下もないという効
果を奏する。
フロントページの続き (72)発明者 松田 浩明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 中井 洋志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 樋口 博人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 朱 冰 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 近藤 麻衣子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H005 AA01 CA03 CA04 CA08 EA03 EA05 EA10 2H200 FA07 FA08 GA44 GA46 HA03 HA28 HB12 HB22 HB45 HB46 HB47 MA03 MB05 MC02 MC06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体をバイアスが印加されている接触
    帯電手段で帯電する帯電工程、帯電された感光体に静電
    荷像を形成する静電荷像形成工程、及び感光体の静電荷
    像を、少なくとも結着樹脂と着色剤とを含有するトナー
    で現像して感光体上にトナー像を形成する現像工程、転
    写材上のトナー像を加熱定着手段によって定着する工程
    を少なくとも有する画像形成方法において使用される静
    電荷像現像用の現像トナーであって、5μm以下を15
    個数%以下含有し、重量平均粒径の2倍径以上の粒子を
    5体積%以下含有し、累積個数分布が25%と75%に
    なる個数平均粒子径D25とD75の関係が0.60≦
    D25/D75≦0.80であり、重量平均粒径が6.
    0〜11.5μmである現像トナー。
  2. 【請求項2】 トナーのTgが57〜65℃の範囲内で
    あることを特徴とする請求項1記載の現像トナー。
  3. 【請求項3】 結着樹脂が少なくともスチレン樹脂、ア
    クリル樹脂、ポリエステル樹脂を単独又は併用すること
    を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の現像ト
    ナー。
  4. 【請求項4】 結着樹脂のゲル分が0.1〜20%の範
    囲内であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の現像トナー。
  5. 【請求項5】 感光体をバイアスが印加されている接触
    帯電手段で帯電する帯電工程、帯電された感光体に静電
    荷像を形成する静電荷像形成工程、及び感光体の静電荷
    像を、少なくとも結着樹脂と着色剤とを含有するトナー
    で現像して感光体上にトナー像を形成する現像工程、転
    写材上のトナー像を加熱定着手段によって定着する工程
    を少なくとも有する画像形成方法であって、請求項1〜
    4のいずれかに記載の現像トナーを使用すると共に接触
    帯電ローラーの硬度を30〜70としたことを特徴とす
    る画像形成方法。
  6. 【請求項6】 感光体をバイアスが印加されている接触
    帯電手段で帯電する帯電工程、帯電された感光体に静電
    荷像を形成する静電荷像形成工程、及び感光体の静電荷
    像を、少なくとも結着樹脂と着色剤とを含有するトナー
    で現像して感光体上にトナー像を形成する現像工程、転
    写材上のトナー像を加熱定着手段によって定着する工程
    を少なくとも有する画像形成方法であって、請求項1〜
    4のいずれかに記載の現像トナーを使用すると共に接触
    帯電ローラーの表面粗さを2〜40μmとしたことを特
    徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 感光体をバイアスが印加されている接触
    帯電手段で帯電する帯電工程、帯電された感光体に静電
    荷像を形成する静電荷像形成工程、及び感光体の静電荷
    像を、少なくとも結着樹脂と着色剤とを含有するトナー
    で現像して感光体上にトナー像を形成する現像工程、転
    写材上のトナー像を加熱定着手段によって定着する工程
    を少なくとも有する画像形成方法であって、請求項1〜
    4のいずれかに記載の現像トナーを使用すると共に接触
    帯電ローラーの表面抵抗を20〜160MΩとしたこと
    を特徴とする画像形成方法。
  8. 【請求項8】 上記接触帯電ローラーの表面粗さを2〜
    40μmとしたことを特徴とする請求項5に記載の画像
    形成方法。
  9. 【請求項9】 上記接触帯電ローラーの表面抵抗を20
    〜160MΩとしたことを特徴とする請求項5又は6に
    記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】 上記接触帯電ローラーの表面抵抗を2
    0〜160MΩとしたことを特徴とする請求項8記載の
    画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016090817A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 株式会社ブリヂストン 帯電ローラおよび画像形成装置

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