JP2002277751A - 検査装置 - Google Patents

検査装置

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JP2002277751A
JP2002277751A JP2001074598A JP2001074598A JP2002277751A JP 2002277751 A JP2002277751 A JP 2002277751A JP 2001074598 A JP2001074598 A JP 2001074598A JP 2001074598 A JP2001074598 A JP 2001074598A JP 2002277751 A JP2002277751 A JP 2002277751A
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barrels
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のリレーレンズ光学系を組み込んで第1と
第2の延長リレー鏡筒の水平方向の光軸を合せて良好な
像を得ること。 【解決手段】リレー連結鏡筒部6を回動可能で、かつ第
1及び第2の延長リレー鏡筒のリレー連結鏡筒部6を上
下方向に移動可能に保持し、顕微鏡ヘッド部20を移動
させたときのこれら第1と第2の延長リレー鏡筒の移動
に連動して移動してリレー連結鏡筒部6の軌跡をガイド
するガイド機構50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば大型の液晶
ディスプレイ(LCD)のガラス基板などの被検査物の
検査に適用される検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる検査として顕微鏡を通して観察す
る方法では、例えば特開平5−127088号公報及び
特開平10−111253号公報に記載されているよう
に、対物レンズを含む対物光学系により得られた被検査
物の像をリレーレンズ光学系を通して接眼レンズを含む
観察光学系に送り、対物レンズを被検査物の平面に沿っ
て一方向に移動させるとともに、被検査物を載置するス
テージを対物レンズの一方向と交差する他方向に移動し
て被検査物の全体を観察可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記顕微鏡を通して観
察する方法の光学系では、実際には顕微鏡部に得られた
被検査物の像を結像レンズにより結像し、この結像され
た像を複数のリレーレンズにより接眼レンズに伝達し、
この接眼レンズを通して被検査物の拡大像を観察してい
る。
【0004】又、複数のリレーレンズ光学系を回動自在
な一対の延長リレー鏡筒に組み込んで、対物光学系の対
物レンズにより取り込まれた被検査物の像を伝送するも
のが例えば特開平10−111253号公報及び特開2
000−9651号公報に記載されている。このように
延長リレー鏡筒を回動自在に連結すると、延長リレー鏡
筒の自重で撓み、両光軸がずれることがある。このリレ
ーレンズの光軸を合せることが被検査物の拡大像の鮮明
化に繋がるため、リレーレンズの光軸を合せることが要
求されている。
【0005】そこで本発明は、複数のリレーレンズ光学
系を組み込んで第1と第2の延長リレー鏡筒の水平方向
の光軸を合せて良好な像を得ることができる検査装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載による本発
明は、被検査物の像を得るための顕微鏡部と、この顕微
鏡部により得られた前記像を再結像する複数のリレーレ
ンズ光学系を有し、リレー連結部を介して互いに回動自
在に連結された第1と第2の延長リレー鏡筒と、これら
第1と第2の延長リレー鏡筒により再結像された前記像
を観察するための位置固定された観察光学系とを備え、
前記リレー連結部を前記第1と第2の延長リレー鏡筒の
水平光軸方向に対して略垂直方向に移動可能に保持し、
前記顕微鏡ヘッド部を移動させたときの前記第1と第2
の延長リレー鏡筒の移動に連動して前記リレー連結部を
XY方向にガイドするガイド機構を具備したことを特徴
とする検査装置である。
【0007】請求項2記載による本発明は、請求項1記
載の検査装置において、前記ガイド機構は、前記顕微鏡
ヘッド部の移動方向に対して略平行方向に移動可能に設
けられた第1の移動手段と、この第1の移動手段上に設
けられ、前記第1の移動手段の移動方向に対して略垂直
方向に移動可能に設けられた第2の移動手段と、この第
2の移動手段上に設けられ、前記リレー連結部を回動可
能でかつ前記第1と第2の移動手段の各移動方向に対し
て共に略垂直方向に移動可能に保持する連結受け手段と
からなることを特徴とする。
【0008】請求項3記載による本発明は、請求項2記
載の検査装置において、前記リレー連結部は前記第1及
び第2の移動手段によりXY方向に自由に移動し、前記
顕微鏡ヘッド部は前記第1の移動手段上で移動すること
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1及び図2は検査装置
の構成図であって、図1は側面図、図2は上面図であ
る。
【0010】先ず、検査装置の構造から説明する。検査
装置本体の基台又は門型アーム49の支柱部に観察鏡筒
用の固定台1が設けられている。この固定台1上には、
観察鏡筒2が位置固定されている。この観察鏡筒2の上
部には、接眼鏡筒部3が設けられている。
【0011】観察鏡筒2の側面には、複数のリレー鏡筒
例えば3つのリレー鏡筒4、5、5aを介して回動自在
なリレー連結鏡筒部6が接続され、さらにこのリレー連
結鏡筒部6から複数のリレー鏡筒例えば4つのリレー鏡
筒7〜10が連結されている。
【0012】リレー連結鏡筒部6は、3つのリレー鏡筒
4、5、5aを連結した第1の延長リレー鏡筒と4つの
リレー鏡筒7〜10を連結した第2の延長リレー鏡筒と
の間にあって、これらリレー鏡筒4、5、5aとリレー
鏡筒7〜10とのなす角度を相互に変更可能にするよう
に回動自在に設けられている。このリレー連結鏡筒部6
は、第1の連結部11と第2の連結部12とからなり、
第1の連結部11にはリレー鏡筒4、5、5aが連結さ
れ、第2の連結部12にはリレー鏡筒7〜10が連結さ
れている。これら連結部11と12とは、例えばボール
ベアリング13を介して互いに回動自在に設けられてい
る。
【0013】第2の延長リレー鏡筒を構成するリレー鏡
筒10の先端部には、対物光学系を構成する顕微鏡ヘッ
ド部20が設けられている。この顕微鏡ヘッド部20
は、電動レボルバに複数の対物レンズ21、22が取り
付けられたもので、これら対物レンズ21、22のうち
1つの対物レンズ21又は22が光軸上に交換可能にな
っている。この顕微鏡ヘッド部20は、リレー鏡筒10
の先端部に設けられた保持体23に対して嵌合部24を
介して回動可能に嵌合している。
【0014】次に光学系について説明する。対物レンズ
21を通る光軸a上には、この対物レンズ21により得
られる像を結像するための結像レンズ31が第2の延長
リレー鏡筒の先端部に設けられた保持体23に設けられ
ている。この結像レンズ31は、対物レンズ21により
得られる像が平行光に整形されて結像レンズ31に入射
するので、この入射した平行光の像を1次像として結像
位置Qにて再結像する。
【0015】又、保持体23内には、光軸a上にミラー
32が設けられている。このミラー32は、結像レンズ
31により結像される像を各リレー鏡筒10〜7内(第
2の延長リレー鏡筒)に向けて反射(偏向)するもので
ある。リレー鏡筒9、8内には、結像レンズ31により
結像位置Qに結像された像と結像位置Qに伝達する
第1のリレーレンズ光学系を構成するリレーレンズ33
〜34が光軸a上に設けられている。
【0016】リレー連結鏡筒部6内には、互いに対向す
る位置にそれぞれミラー36、37が設けられ、このう
ちミラー36はリレーレンズ35からの像をミラー37
に向けて反射(偏向)し、ミラー37はミラー36から
の像を各リレー鏡筒5a、5、4内に向けて反射するも
のである。リレー鏡筒7、5a、5内には、第1のリレ
ーレンズ光学系により結像位置Qに結像された2次像
を結像位置Qに伝送する第2のリレーレンズ光学系を
構成するリレーレンズ35、38a、38が設けられて
いる。
【0017】観察鏡筒2内には、光軸a上にミラー45
が設けられている。このミラー45は、リレーレンズ3
9aからの像を接眼鏡筒部3内に向けて反射するもので
ある。リレー鏡筒4内には、第2のリレーレンズ光学系
により結像位置Q3に結像された3次像を接眼レンズの
結像位置に伝送する第3のリレーレンズ光学系を構成す
るリレーレンズ39、39aが設けられている。
【0018】これら第1〜第3のリレーレンズ光学系に
より対物光学系の一次像が結像位置Q、結像位置
、接眼レンズ内に再結像される。
【0019】又、上記各第1〜第3のリレーレンズ光学
系のそれぞれ結像レンズ31側には、それぞれ絞り40
〜44が設けられている。
【0020】観察鏡筒2の内部には、ミラー45が設け
られ、上記リレーレンズ33〜35、38a、38、3
9、39aを通ってきた像を接眼鏡筒部3の接眼レンズ
46に送るものとなっている。
【0021】一方、被検査物としての大型の液晶ディス
プレイのガラス基板47は、ステージ48上に載置され
ている。顕微鏡ヘッド部20が上記矢印Y方向に往復移
動し、ガラス基板47を載置したステージ48を顕微鏡
ヘッド部20の移動方向と直交する矢印X方向に移動さ
せることにより、ガラス基板47の全面を観察できる。
【0022】上記リレー連結鏡筒部6における第2の連
結部12の底部に固定された連結支持アーム14を介し
てガイド機構50が設けられている。このガイド機構5
0は、リレー連結鏡筒部6を回動可能で、かつ3つのリ
レー鏡筒4、5、5aを一体に連結した第1の延長リレ
ー鏡筒と、4つのリレー鏡筒7〜10を一体に連結した
第2の延長リレー鏡筒との水平光軸方向に対して略垂直
方向(上下方向)に移動可能に保持し、顕微鏡ヘッド部
20を移動させたときのこれら第1と第2の延長リレー
鏡筒の移動に連動して移動するリレー連結鏡筒部6をX
Y方向にガイドするものである。
【0023】図3はガイド機構50の具体的な構成図で
ある。このガイド機構50には、図2に示すように互い
に平行に所定間隔をおいて設けられた2本の第1のリニ
アガイド16、17が配設されている。これら第1のリ
ニアガイド16、17は、顕微鏡ヘッド部20の移動方
向に対して略平行方向に配設されている。これら第1の
リニアガイド16、17上には、これら第1のリニアガ
イド16、17間に跨って第2のリニアガイドとしての
棒状の第1の移動支持体18が載せられている。この第
1の移動支持体18は、第1のリニアガイド16、17
上を移動可能すなわち矢印ロ方向に移動可能に載せられ
ている。
【0024】この第1の移動支持体18上には、連結受
け手段としての第2の移動摺動部55が移動可能に、す
なわち図2に示す矢印ハ方向に移動可能に載せられてい
る。
【0025】この第2の移動摺動部55は、リレー連結
鏡筒部6の底部にビス等で固定された連結支持アーム1
4の先端部にボールベアリング19を介して回動可能
で、かつ当該回動軸方向に移動可能すなわち上下移動可
能に保持するものである。
【0026】具体的には、第1の移動支持体18上に上
記矢印ハ方向に移動可能な第2の移動支持体55が載せ
られている。この第2の移動支持体55には、回転支持
軸56が形成されている。この回転支持軸56の軸方向
は、リレー連結鏡筒部6内の各ミラー36、37間の光
軸方向と同一方向に形成されている。この回転支持軸5
6には、例えばボールベアリング19を介して連結支持
アーム14が回動自在に設けられている。この連結支持
アーム14に固定された筒状体58は、回転支持軸56
に対しボールベアリング19を介して上下移動可能にな
っており、回転支持軸56の先端部に螺合されたビス5
7により上下方向に移動調整可能になっている。この上
下移動方向は、上記リレー連結鏡筒部6内の各ミラー3
6、37間の光軸方向と同一方向である。
【0027】顕微鏡ヘッド部20は、図2に示すように
顕微鏡ヘッド用架台30に載せられている。この顕微鏡
ヘッド用架台30は、2本の第1のリニアガイド16、
17上に乗せられ、上記矢印ロ方向と同一方向に移動可
能になっている。
【0028】従って、例えば、顕微鏡ヘッド用架台30
を図示しない駆動部により図2に示す矢印ロ方向に往復
移動させると、この顕微鏡ヘッド用架台30の往復移動
に連動して移動支持体18が第1のリニアガイド16、
17に沿って矢印ロ方向に往復移動すると共に、この移
動支持体18に連動して移動摺動部15が移動支持体1
8上を矢印ハ方向に往復移動する。図4は顕微鏡ヘッド
部20が図面上左側に移動しているところを示す図であ
る。
【0029】次に、観察鏡筒2(接眼鏡筒部3)の光軸
の位置について図5を参照して説明する。
【0030】顕微鏡ヘッド部20と位置固定の観察鏡筒
2とを2つの延長リレー鏡筒を介して連結した検査装置
において、顕微鏡ヘッド部20の光軸aと、2つの延
長リレー鏡筒を連結するリレー連結鏡筒部6の光軸a
と、観察鏡筒2の光軸aとが設定される。このような
検査装置において顕微鏡ヘッド部20を図4に示すよう
に第1のリニアガイド16、17に沿ってY方向に移動
されると、このときの顕微鏡ヘッド部20の対物レンズ
20は移動軌跡s上を通る。
【0031】この検査装置において、観察鏡筒2の光軸
は、顕微鏡ヘッド部20の移動軌跡s上、又はこの
移動軌跡sに対して上記2つの延長リレー鏡筒側と反対
側の領域F内に固定して配置されることが好ましい。
【0032】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。
【0033】2つの延長リレー鏡筒の光軸を調整する場
合、回転支持軸56の頭部によりドライバを用いてビス
57を回して移動摺動部15を、リレー連結鏡筒部6内
の各ミラー36、37間の光軸方向と同一方向に上下移
動させる。この移動摺動部15の上下移動により連結支
持アーム14を介してリレー連結鏡筒部6が上下移動す
る。
【0034】このビス57を回してリレー連結鏡筒部6
を上下方向に移動させながら2つの延長リレー鏡筒の光
軸と第1のリニアガイド16、17と平行になるように
調整する。
【0035】この状態において、大型の液晶ディスプレ
イのガラス基板47の欠陥検査を行なう場合、顕微鏡ヘ
ッド用架台30が例えば図示しない駆動部により第1の
リニアガイド51、52上を図2に示す矢印ロ方向に往
復移動されると、この顕微鏡ヘッド用架台30の往復移
動に連動して第1と第2の延長リレー鏡筒がリレー連結
鏡筒部6を中心として互いになす角度を変え、移動摺動
部15が第1の移動支持体18上を矢印ハ方向に往復移
動する。
【0036】このとき、リレー連結鏡筒部6は、当該リ
レー連結鏡筒部6内の各ミラー36、37間の光軸方向
を中心に回動するので、これらミラー36、37間の光
軸はずれることがない。
【0037】これと共に、第1の延長リレー鏡筒の光軸
と、第2の延長リレー鏡筒の光軸とは、回転支持軸56
のビス57を回して移動摺動部15を上下移動させ、第
1及び第2の延長リレー鏡筒の水平方向の光軸が第1の
リニアガイド16、18に対して平行になるように調整
されているので、これらリレー鏡筒10〜7からなる第
2の延長リレー鏡筒の光軸と、リレー鏡筒5a、5、4
からなる第1の延長リレー鏡筒の光軸とは、リレー連結
鏡筒部6を中心として水平に回動しずれることはない。
【0038】一方、顕微鏡ヘッド部20の移動と共に、
ガラス基板47は、ステージ48の動作により、顕微鏡
ヘッド部20が上記矢印ロ方向と同一方向に往復移動
し、ガラス基板47を矢印ハ方向と同一方向に移動させ
ることで、顕微鏡ヘッド部20によりガラス基板47の
全面を観察するものとなる。
【0039】しかるに、顕微鏡ヘッド部20の対物レン
ズ21を通して得られたガラス基板47の像は、平行光
として結像レンズ31に入射し、ミラー32で反射(偏
向)してリレー鏡筒10内に入り、1次像として結像位
置Qにて結像する。さらに、このガラス基板47の像
は、各リレーレンズ33〜34の第1のリレーレンズ光
学系により結像位置Qに送られ、さらに結像位置Q
の像は、リレー連結鏡筒部6内の各ミラー36、37で
反射され、各リレーレンズ35、38a、38の第2の
リレーレンズ光学系により結像位置Q3に送られ、この
結像位置Q3の像は各リレーレンズ39、39aの第3
のリレーレンズ光学系により観察鏡筒2内の接眼レンズ
の結像位置に送られる。このとき、各対物光学系、第1
〜第3のリレーレンズ光学系によりガラス基板47の1
次像が結像位置Q、2次像が結像位置Q、3次像が
結像位置Qに伝送された後、ガラス基板47の像は、
観察鏡筒2内のミラー45で反射して接眼鏡筒部3に入
射し、接眼レンズ46を通して観察される。
【0040】このように上記一実施の形態においては、
リレー連結鏡筒部6を回動可能で、かつ第1及び第2の
延長リレー鏡筒のリレー連結鏡筒部6を上下方向に移動
可能に保持し、顕微鏡ヘッド部20を移動させたときの
これら第1と第2の延長リレー鏡筒の移動に連動して移
動してリレー連結鏡筒部6の軌跡をガイドするガイド機
構50を設けたので、リレー連結鏡筒部6の上下動調整
により第1及び第2の延長リレー鏡筒の両光軸を第1の
リニアガイド16、17に無対して水平になるように調
整させることができ、さらに顕微鏡ヘッド部20の移動
により第1及び第2の延長リレー鏡筒がリレー連結鏡筒
部6を中心として回動しても水平度が保たれるので、第
1及び第2の延長リレー鏡筒の光軸はずれることはな
い。又、第1及び第2の延長リレー鏡筒の水平方向の光
軸ずれが生じても回転支持軸56の頭部のビス57を回
すだけで容易に光軸ずれを補正することができる。
【0041】従って、第1及び第2の延長リレー鏡筒に
組み込まれた第1〜第3のリレーレンズ光学系での像位
置の同焦が取れ、接眼レンズ46を通して大型のガラス
基板47の像を良好に観察できる。そして、この観察さ
れるガラス基板47の像から大型のガラス基板47の表
面上の傷や汚れ、塵埃などの欠陥部分が検出できる。
【0042】又、観察鏡筒2の光軸aは、顕微鏡ヘッ
ド部20の移動軌跡s上、又はこの移動軌跡sに対して
上記2つの延長リレー鏡筒側と反対側の領域F内に固定
して配置されるので、顕微鏡ヘッド部20を第1のリニ
アガイド16、17に沿って移動するときの負荷を軽減
でき、機械的な耐久性を向上できる。
【0043】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。
【0044】さらに、上記実施形態には、種々の段階の
発明が含まれており、開示されている複数の構成要件に
おける適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出でき
る。例えば、実施形態に示されている全構成要件から幾
つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとす
る課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で
述べられている効果が得られる場合には、この構成要件
が削除された構成が発明として抽出できる。
【0045】上記一実施の形態において他に特徴とする
ところは、次の通りである。
【0046】本発明は、被検査物の像を得るための顕微
鏡ヘッド部と、この顕微鏡ヘッド部により得られた前記
像を再結像するものでリレー連結鏡筒部を介して互いに
回動自在に連結された第1と第2の延長リレー鏡筒と、
これら第1と第2の延長リレー鏡筒により再結像された
前記像を観察するための位置固定された観察光学系とを
備え、前記リレー連結鏡筒部を前記第1と第2の延長リ
レー鏡筒の水平光軸方向に対して略垂直方向に移動可能
に保持し、前記顕微鏡ヘッド部を移動させたときの前記
第1と第2の延長リレー鏡筒の移動に連動して前記リレ
ー連結鏡筒部をXY方向にガイドするガイド機構を備
え、前記観察光学系の垂直光軸は、前記顕微鏡ヘッド部
の直線移動軌跡上、又はこの直線移動軌跡に対して前記
第1と第2の延長リレー鏡筒側と反対側の領域内に固定
して配置されることを特徴とする検査装置である。
【0047】このような検査装置であれば、観察光学系
の垂直光軸(回転軸)を顕微鏡ヘッド部の直線移動軌跡
より延長リレー鏡筒と反対側の領域に固定配置すること
により、顕微鏡ヘッド部の移動に伴う第1及び第2の延
長リレー鏡筒の回転動作の負荷を軽減でき、機械的な耐
久性を向上できる。
【0048】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
数のリレーレンズ光学系を組み込んで第1と第2の延長
リレー鏡筒の水平方向の光軸を合せて良好な像を得るこ
とができる検査装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる検査装置の一実施の形態を示す
側面から見た構成図。
【図2】本発明に係わる検査装置の一実施の形態を示す
上方から見た構成図。
【図3】本発明に係わる検査装置の一実施の形態におけ
るガイド機構の具体的な構成図。
【図4】本発明に係わる検査装置の一実施の形態におけ
る顕微鏡部の移動を示す図。
【図5】本発明に係わる検査装置の一実施の形態におけ
る観察鏡筒の光軸の位置について説明するための図。
【符号の説明】
1:固定台 2:観察鏡筒 3:接眼鏡筒部 4,5,5a,7,8,9,10:リレー鏡筒 6:リレー連結鏡筒部 11:第1の連結部 12:第2の連結部 14:連結支持アーム 15:移動摺動部 16,17:第1のリニアガイド 18:第1の移動支持体(第2のリニアガイド) 19:ボールベアリング 20:顕微鏡ヘッド部 21,22:対物レンズ 23:保持体 24:嵌合部 30:顕微鏡ヘッド用架台 31:結像レンズ 32:ミラー 33〜35:リレーレンズ 36,37:ミラー 38,38a,39,39a:リレーレンズ 40〜44:絞り 45:ミラー 46:接眼レンズ 47:ガラス基板 48:ステージ 49:門型アーム 50:ガイド機構 55:第2の移動支持体 56:回転支持軸 58:筒状体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物の像を得るための顕微鏡部と、
    この顕微鏡部により得られた前記像を再結像する複数の
    リレーレンズ光学系を有し、リレー連結部を介して互い
    に回動自在に連結された第1と第2の延長リレー鏡筒
    と、これら第1と第2の延長リレー鏡筒により再結像さ
    れた前記像を観察するための位置固定された観察光学系
    とを備え、 前記リレー連結部を前記第1と第2の延長リレー鏡筒の
    水平光軸方向に対して略垂直方向に移動可能に保持し、
    前記顕微鏡ヘッド部を移動させたときの前記第1と第2
    の延長リレー鏡筒の移動に連動して前記リレー連結部を
    XY方向にガイドするガイド機構、を具備したことを特
    徴とする検査装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド機構は、前記顕微鏡ヘッド部
    の移動方向に対して略平行方向に移動可能に設けられた
    第1の移動手段と、 この第1の移動手段上に設けられ、前記第1の移動手段
    の移動方向に対して略垂直方向に移動可能に設けられた
    第2の移動手段と、 この第2の移動手段上に設けられ、前記リレー連結部を
    回動可能でかつ前記第1と第2の移動手段の各移動方向
    に対して共に略垂直方向に移動可能に保持する連結受け
    手段と、からなることを特徴とする請求項1記載の検査
    装置。
  3. 【請求項3】 前記リレー連結部は前記第1及び第2の
    移動手段によりXY方向に自由に移動し、前記顕微鏡ヘ
    ッド部は前記第1の移動手段上で移動することを特徴と
    する請求項2記載の検査装置。
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