JPH10161036A - 実体顕微鏡用ディスカッション装置 - Google Patents

実体顕微鏡用ディスカッション装置

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JPH10161036A
JPH10161036A JP31671196A JP31671196A JPH10161036A JP H10161036 A JPH10161036 A JP H10161036A JP 31671196 A JP31671196 A JP 31671196A JP 31671196 A JP31671196 A JP 31671196A JP H10161036 A JPH10161036 A JP H10161036A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実体顕微鏡の並列型ディスカッション装置に
あって、リレーレンズ系を内蔵するディスカッション装
置本体の製作を容易にし、装置のコスト低減を可能にす
る。 【解決手段】 第1の双眼鏡筒と顕微鏡本体を取付ける
第1のプリズムボックス1の側面に第1のレンズ筒5,
5′を平行に取付ける。また、第2の双眼鏡筒を取付け
る第2のプリズムボックスの側面に第2のレンズ筒8,
8′を平行に取付ける。第1のレンズ筒5及び5′と第
2のレンズ筒8及び8′を中間筒7,7′によりそれぞ
れ連結する。これにより、リレーレンズ系を内蔵するデ
ィスカッション装置本体を継ぎ足し固定可能な2本の円
筒部材で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実体顕微鏡にあっ
て、複数の人が同一試料を同時に観察可能にする実体顕
微鏡用ディスカッション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2人の観察者が同時に同一の試料
を観察できるようにした実体顕微鏡用ディスカッション
装置は、実開平2−140515号公報に記載のもの等
が公知であり、これを図7により説明する。
【0003】図7において、50はディスカッション装
置本体(実開平2−140515号公報では光路分割鏡
筒)で、その左端部下面には顕微鏡本体51が取付けら
れている。又、ディスカッション装置本体50の左端部
上面には第1の双眼鏡筒53が取付けられ、右端部上面
には第2の双眼鏡筒54が取付けられている。第1の双
眼鏡筒53には接眼レンズ55a,55bが取付けられ
るとともに、第2の双眼鏡筒54には接眼レンズ56
a,56bが取付けられている。顕微鏡本体51の下部
には対物レンズ52が取付けられており、このディスカ
ッション装置本体50は、架台57に設けられた支柱5
8に固定された焦準装置59に取付部50aを介して上
下動可能に係止されている。
【0004】このように構成された従来例にあっては、
対物レンズ52を出射した左右光路の光束はそれぞれ顕
微鏡本体51を通り、ディスカッション装置本体50内
に設けられた光分割器により、第1の双眼鏡筒53の方
向に向う光束と、第2の双眼鏡筒54の方向に向う光束
とに分割される。前記光分割器を射出し、第2の双眼鏡
筒54に向う左右光路の光束は、ディスカッション装置
本体50内に設けられた左右光路それぞれのリレーレン
ズ光学系及び反射鏡等を介して第2の双眼鏡筒54に導
かれる。
【0005】そして、第1の双眼鏡筒53に取付けられ
た接眼レンズ55a,55b及び第2の双眼鏡筒54に
取付けられた接眼レンズ56a,56bを覗くことによ
り2人の観察者が同時に同一試料を立体的に観察でき
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように従来例にあっては、ディスカッション装置本体
50は、図7に示すように、長方体状枠で一体に構成す
るのが常であった。しかし、2人の観察者が並んで観察
する並列型ディスカッション装置においては、第1の双
眼鏡筒53と第2の双眼鏡筒54との間隔が500〜6
00mmも必要で、長方体状枠が大きくなり、ディスカ
ッション装置本体50の長方体状枠を加工・製作するた
めには多大の工数を必要とし、高価になる欠点を有して
いた。
【0007】又、第2の双眼鏡筒54においても立体像
が観察できるようにするためには、前記長方体状枠内に
左右それぞれ独立した2組のリレーレンズ系を設けなけ
ればならない。しかし、これらのリレーレンズ系を前記
長方体状枠に直接取付けるようにすることは困難で、別
にレンズ枠を設けて長方体状枠に取付けるようにしなけ
ればならず、その点でも高価となり、又レンズ間のアラ
イメント精度も悪くなる欠点を有するものであった。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、2人の観察者間の間隔が長くなる並列
型ディスカッション装置においても、容易に製作可能
で、装置のコスト低減を可能とした実体顕微鏡用ディス
カッション装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係る請求項1の実体顕微鏡用ディスカッシ
ョン装置は、下部に顕微鏡本体が取付くように構成され
た顕微鏡取付部と上部に第1の双眼鏡筒が取付くように
構成された鏡筒取付部とを有する第1のプリズムボック
スと、上部に第2の双眼鏡筒が取付くように構成された
鏡筒取付部を有する第2のプリズムボックスとの間を2
組の円筒部材で結合し、該円筒部材内に左右光路それぞ
れのリレーレンズ系を内蔵するように構成した。
【0010】そして、本発明に係る請求項2の実体顕微
鏡用ディスカッション装置は、前記第1のプリズムボッ
クスと第2のプリズムボックスとの間に架台焦準装置へ
の取付部材を設け、第1のプリズムボックスと該取付部
材及び該取付部材と第2のプリズムボックスとの間をそ
れぞれ2組の円筒部材で結合し、該円筒部材内に左右光
路それぞれのリレーレンズ系を内蔵するように構成し
た。
【0011】さらに、本発明に係る請求項3の実体顕微
鏡用ディスカッション装置は、請求項1及び請求項2の
構成にあって、前記円筒部材が左右光路共通であること
とした。
【0012】本発明に係る請求項1の実体顕微鏡用ディ
スカッション装置にあっては、上記のように構成されて
いるので、2人が並んで観察するディスカッション装置
のように第1のプリズムボックスと第2のプリズムボッ
クスとの間隔が長くなっても、両者を結合している円筒
部材が長くなるのみで、円筒部材は多少長さが長くなっ
ても製作は容易で安価に製造できる。なお、円筒部材は
リレーレンズ系の挿入位置等により適宜分断され、継ぎ
足し固定されるように構成されている。又、リレーレン
ズ系の各レンズは円筒部材内に固定されているので、構
造が単純で安価に製造でき、各レンズ間のアライメント
精度を確保し易い。
【0013】本発明に係る請求項2にあっては、2組の
円筒部材を取付部材を介して架台焦準装置に取付けるこ
とにより、より確実な取付け固定が実現できる。その他
の作用は請求項1の作用と同じである。
【0014】本発明に係る請求項3にあっては、左右光
路のリレーレンズ系を内蔵した2組の円筒部材を互いに
共通化することで、装置のさらなるコスト低減に寄与で
きるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
[発明の実施の形態1]本発明の実施の形態1を図1〜
図4により説明する。図1及び図2は本発明の実施の形
態1の実体顕微鏡用ディスカッション装置を分断して示
す一部断面とした平面図で、図1は第1のプリズムボッ
クス側を示し、図2は第2のプリズムボックス側を示し
ている。図3及び図4は図1及び図2におけるA−A′
断面図で、図3は第1のプリズムボックス側を示し、図
4は第2のプリズムボックス側を示している。
【0016】図1〜図4において、1は第1のプリズム
ボックスで、その上部には鏡筒取付部1aが設けられ、
第1の双眼鏡筒14が取付けられている。又、第1のプ
リズムボックス1の下部にはプリズム座2が一体に固定
されている。プリズム座2の下面には顕微鏡本体取付部
2aを有し、顕微鏡本体15が取付けられており、又プ
リズム座2aの上面にはプリズム22及び22′が固定
されている。プリズム22及び22′にはそれぞれビー
ムスプリッター21及び21′が接合固定されている。
又、第1のプリズムボックス1の側面部には第1のレン
ズ筒5,5′が平行に固定されており、第1のレンズ筒
5,5′にはレンズ23,23′がそれぞれプリズム2
2,22′と対応する位置に固定されている。第1のレ
ンズ筒5,5′内部には、レンズ24,24′をそれぞ
れ固定配置した移動レンズ筒6,6′がそれぞれ光軸方
向へ移動可能に取付けられている。
【0017】第1のレンズ筒5,5′の一端部には中間
筒7,7′が固定されており、中間筒7,7′の他端部
には第2のレンズ筒8,8′が固定されている。第2の
レンズ筒8,8′には、中間筒7,7′に固定する端部
側にレンズ25,25′がそれぞれ固定されており、他
端部には心出し筒9,9′がそれぞれ光軸と垂直方向に
移動可能に取付けられている。心出し筒9,9′にはそ
れぞれレンズ26,26′が固定されている。
【0018】3は第2のプリズムボックスで、その側面
部には第2のレンズ筒8,8′の端部が固定されてい
る。第2のプリズムボックス3の上部には鏡筒取付部3
aが設けられ、第2の双眼鏡筒16が取り付けられてい
る。また、第2のプリズムボックス3の下面にはプリズ
ム座4が一体に固定されている。プリズム座4にはプリ
ズム27及び27′が固定されており、プリズム27及
び27′にはそれぞれプリズム28及び28′が接合固
定されている。
【0019】10は架台11の支柱12に取付けられた
焦準装置部13への取付台で、取付台10には中間筒7
及び7′が平行に固定されている。すなわち、第1のレ
ンズ筒5,5′、中間筒7,7′及び第2のレンズ筒
8,8′をそれぞれ連結して直線状の2組の円筒部材が
構成され、この2組の円筒部材を平行に配置して第1の
プリズムボックス1と第2のプリズムボックス3の間を
結合している。
【0020】次に、上記構成からなる顕微鏡用ディスカ
ッション装置の作用を説明する。本発明の実施の形態1
の構成にあっては、不図示の対物レンズ及び顕微鏡本体
15を通った左右光路の光束a,aは、ビームスプリッ
ター21及び21′でそれぞれ図1紙面に平行な光束
b,bと垂直な光束c,cとに2分される。垂直方向に
進んだ左右光路の光束c,cは第1のプリズムボックス
1の上面に取付けられた第1の双眼鏡筒14を通り、第
1の双眼鏡筒14に取付けられた左右の接眼レンズ(不
図示)に至る。そして、第1の観察者が両眼で左右の接
眼レンズを覗くことにより立体像を観察することができ
る。
【0021】一方、紙面に平行方向(水平方向)に進ん
だ左右光路の光束b,bは、それぞれプリズム22及び
22′で水平90°方向に反射されてレンズ23及び2
3′に入射する。レンズ23,24及び23′,24′
を通った光束はO及びO′位置に左右光路それぞれの中
間像をつくり、レンズ25及び25′とレンズ26及び
26′を通った光束は、それぞれプリズム27及び2
7′で水平90°方向に反射され、さらにプリズム27
及び27′からの光束はビームスプリッター28及び2
8′で図2紙面と垂直方向に反射される。垂直方向に反
射された左右光路の光束は第2のプリズムボックス3の
上面に取付けられた第2の双眼鏡筒16及び左右の接眼
レンズ(不図示)により、第2の観察者が立体像を観察
することができる。
【0022】なお、第2の観察者の観察像は、左右光路
ともO又はO′位置に中間像を形成することにより、左
右上下方向が反転され、さらにビームスプリッター21
又は21′とプリズム22又は22′とプリズム27又
は27′とビームスプリッター28又は28′とで反射
されて左右上下方向が反転するので元に戻り、第1の観
察者の観察像と同じ向きとなる。
【0023】また、レンズ24又は24′が取付けられ
た移動レンズ筒6又は6′を移動することにより、左右
光路それぞれ独立して結像位置の調節が可能であるの
で、構成部品の製作誤差による左右光路の結像位置のず
れを補正できる。なお、移動レンズ筒6又は6′は調節
後、第1のレンズ筒5又は5′に固定する。
【0024】さらに、レンズ26又は26′が固定され
た心出し筒9又は9′を光軸に垂直方向に移動すること
により、左右光路の像心位置の調節がそれぞれ独立して
可能であるので、構成部品の製作誤差や取付誤差による
像心のずれを補正することができる。なお、心出し筒9
又は9′も調節後第2のレンズ筒8又は8′にそれぞれ
固定する。
【0025】また、左右光路を内蔵する第1のレンズ筒
5と5′及び中間筒7と7′及び第2のレンズ筒8と
8′をそれぞれ連結して構成される2組の円筒部材はそ
れぞれ共通(同一部材)であるので、レンズ23及び2
3′からプリズム座2下面の顕微鏡本体取付面までの光
路長が左右光路で異なることになるが、顕微鏡本体15
を出射する光束はアフォーカル光束であるので問題を生
じない。同様にレンズ26及び26′から第2のプリズ
ムボックス3上面の鏡筒取付面までの光路長が左右光路
で異なることになるが、レンズ26及び26′を出射す
る光束はアフォーカル光束であるので問題を生じない。
【0026】本発明の実施の形態1によれば、以下の効
果を得ることができる。第1に、2つのプリズムボック
ス1,3の間を継ぎ足し可能に構成した2組の円筒部材
で結合するので、並列型ディスカッション装置のよう
に、2つのプリズムボックス1,3間の間隔が大きくな
っても、製作が容易で安価に製造できる。第2に、前記
円筒部材内にリレーレンズ系を構成するので、レンズの
保持が容易であり、各レンズ群間のアライメント精度が
確保し易い。又、左右光路の同焦調整や光軸心調整の機
構が、円筒部材内に容易かつ安価に構成できる。第3
に、2組の円筒部材は互いに共通化可能であるので、こ
の点でも装置のコスト低減に寄与できる。
【0027】[変形例]本発明の実施の形態1において
は、第1の観察者の右側に第2の観察者が位置するよう
に例示されているが、取付台10に対する中間筒7及び
7′の取付位置を180°反転させて取付ければ、第1
の観察者の左側に第2の観察者が位置するようにも容易
に構成できる。
【0028】[発明の実施の形態2]本発明の実施の形
態2を図5及び図6により説明する。図5は本発明の実
施の形態2の実体顕微鏡用ディスカッション装置を一部
断面にして示す平面図で、図6は図5におけるB−B′
断面図である。なお、本実施の形態2における第2のプ
リズムボックス部は前記実施の形態1に示した図2及び
図4と同じであるので、図示及び説明は省略する。又、
実施の形態1と同一の構成要素には同一の番号を付し、
その説明は省略する。
【0029】図5及び図6において、20は内部に2本
の中空部を平行に設けた取付座で、架台11の支柱12
に取付けた焦準装置部13に取付けられた取付台10に
ビス等の固定部材により固定されている。取付座20の
中空部の一端には、第1のプリズムボックス1の側面に
一端を固定した第1のレンズ筒5及び5′の他端が固定
されている。又、取付座20の中空部の他端には、一端
に第2のレンズ筒8及び8′をそれぞれ固定した中間筒
7及び7′の他端が第1のレンズ筒5及び5′の他端と
それぞれ対向するように固定されている。すなわち、第
1のレンズ筒5,5′、取付座20の中空部、中間筒
7,7′及び第2のレンズ筒8,8′を直線的かつ平行
に連結し、第1のプリズムボックス1と取付座20及び
取付座20と第2のプリズムボックス3の間を第1のレ
ンズ筒5,5′及び中間筒7,7′、第2のレンズ筒
8,8′からなる2組の円筒部材で結合するように構成
されている。その他の構成は前述した実施の形態1と同
じである。
【0030】本実施の形態2にあっては、前記実施の形
態1と同様の作用を有するので、その説明を省略する。
【0031】本発明の実施の形態2によれば、焦準装置
部13への取付台10に対する固定が取付座20を介し
て行われるため、取付面が広く、より確実な取付け固定
ができる。その他の効果は実施の形態1と同じである。
【0032】[変形例]取付台10に対する取付座20
の向きを180°反転させて取付けるように構成し、第
1の観察者と第2の観察者を左右反対に位置させること
は、実施の形態1と同様、容易に可能である。
【0033】以上説明した本発明には、以下の構成が含
まれている。 (1)下部に顕微鏡本体が取付くように構成された顕微
鏡取付部と上部に第1の双眼鏡筒が取付くように構成さ
れた鏡筒取付部とを有する第1のプリズムボックスと、
上部に第2の双眼鏡筒が取付くように構成された鏡筒取
付部を有する第2のプリズムボックスとの間を複数の部
材を連結してなる2組の円筒部材で結合し、該円筒部材
内に左右光路それぞれのリレーレンズ系を構成したこと
を特徴とする実体顕微鏡用ディスカッション装置。
【0034】(2)前記円筒部材は、第1のプリズムボ
ックスに連結され移動レンズ筒を内部に配置した第1の
レンズ筒と、第2のプリズムボックスに連結され心出し
筒を内部に配置した第2のレンズ筒と、第1のレンズ筒
と第2のレンズ筒を連結する中間筒からなることを特徴
とする前記構成(1)記載の実体顕微鏡用ディスカッシ
ョン装置。
【0035】構成(1)、(2)にあっては、複数の部
材を連結して円筒部材を構成することにより、円筒部材
の製作が容易になる。また、実体顕微鏡の左右光路を形
成するリレーレンズ系の円筒部材内への収納が容易にな
る。その他の作用は請求項1と同様である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る実体
顕微鏡用ディスカッション装置は、2つのプリズムボッ
クスの間を2組の円筒部材で結合しているので、プリズ
ムボックス間の間隔が大きくなっても製作が容易で安価
に製造できる。また、円筒部材内にリレーレンズ系を構
成するので、レンズの保持が容易であり、各レンズ群間
のアライメント精度が確保し易い。さらに、左右光路の
同焦調整や光軸心調整の機構が円筒部材内に容易かつ安
価に構成できる。また、2組の円筒部材は互いに共通化
可能であるので、装置のコスト低減に寄与できる等の利
点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を分断して第1のプリズ
ムボックス側を一部断面にして示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態1を分断して第2のプリズ
ムボックス側を一部断面にして示す平面図である。
【図3】図1におけるA−A′断面図である。
【図4】図2におけるA−A′断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2を分断して第1のプリズ
ムボックス側を一部断面にして示す平面図である。
【図6】図5におけるB−B′断面図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1のプリズムボックス 1a,3a 鏡筒取付部 2,4 プリズム座 2a 顕微鏡本体取付部 3 第2のプリズムボックス 5,5′ 第1のレンズ筒 6,6′ 移動レンズ筒 7,7′ 中間筒 8,8′ 第2のレンズ筒 9,9′ 心出し筒 14 第1の双眼鏡筒 15 顕微鏡本体 16 第2の双眼鏡筒 20 取付座

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に顕微鏡本体が取付くように構成さ
    れた顕微鏡取付部と上部に第1の双眼鏡筒が取付くよう
    に構成された鏡筒取付部とを有する第1のプリズムボッ
    クスと、上部に第2の双眼鏡筒が取付くように構成され
    た鏡筒取付部を有する第2のプリズムボックスとの間を
    2組の円筒部材で結合し、該円筒部材内に左右光路それ
    ぞれのリレーレンズ系を構成したことを特徴とする実体
    顕微鏡用ディスカッション装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のプリズムボックスと第2のプ
    リズムボックスとの間に架台焦準装置への取付部材を設
    け、第1のプリズムボックスと該取付部材及び該取付部
    材と第2のプリズムボックスとの間をそれぞれ2組の円
    筒部材で結合し、該円筒部材内に左右光路それぞれのリ
    レーレンズ系を構成したことを特徴とする実体顕微鏡用
    ディスカッション装置。
  3. 【請求項3】 前記円筒部材が左右光路共通であること
    を特徴とする請求項1及び請求項2記載の実体顕微鏡用
    ディスカッション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002277751A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Olympus Optical Co Ltd 検査装置
JP2002277750A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Olympus Optical Co Ltd 検査装置

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