JP2002276323A - 往復ピストン式内燃機関及びその運転方法 - Google Patents
往復ピストン式内燃機関及びその運転方法Info
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Abstract
に関して良好な経済性と安全性とを確保すること。 【解決手段】 少なくとも1つのシリンダ1と、燃料配
管5を含む燃料供給装置3と、供給配管9及び抽出配管
10を含む潤滑剤供給装置7と、を備えた往復ピストン
式内燃機関において、潤滑剤供給装置7に計量供給装置
11を設け、各シリンダ1に供給可能な潤滑剤の量が、
シリンダ1に供給される燃料の硫黄含有量の直接的関数
または間接的関数として硫黄含有量の増減傾向と同傾向
で計量供給装置11によって調節されるように構成し
た。
Description
と潤滑剤とが供給される往復ピストン式内燃機関、特に
大型2ストロークディーゼルエンジンの運転方法、及
び、燃料配管を含む燃料供給装置と、供給配管及び抽出
配管を含む潤滑剤供給装置とが設けられた1以上のシリ
ンダを備える往復ピストン式内燃機関、特に大型2スト
ロークディーゼルエンジンの形態をなす内燃機関に関す
るものである。
ナーの摩耗量との間には、固定的な相関関係が存在する
ことが分かっている。硫黄含有量が、ある境界値までの
数値であると、摩耗量は硫黄含有量にほぼ比例し、硫黄
含有量の増加と共に比較的緩やかに増加する。この境界
値を超えると急激な増加傾向を示す。一定の負荷条件に
おいて潤滑剤の供給量が増加すると、硫黄含有量の上記
境界値は高い数値へと移行する。
供給される潤滑剤の量は、所定期間内で許容される平均
的摩耗量に基づく固定変数として規定されてきた。しか
しながら、このような方法によると、硫黄含有量が比較
的少ない燃料を用いた場合には不必要に多量の潤滑剤を
消費することになる。さらに、潤滑剤を過剰に供給する
と、いわゆる研磨状態を招くことになる。研磨状態と
は、潤滑油膜の付着力が減少し、腐食を起こすことを意
味する。従って、今日まで用いられてきた方法は、経済
性、安全性の点で好ましくない。
述べた運転方法及び往復ピストン式内燃機関において、
比較的良好な経済性と安全性とを確保することである。
転方法において、各シリンダに供給する潤滑剤の量を、
供給される燃料における硫黄含有量の増減傾向に一致す
る直接的または間接的関数として調節することにより解
決される。
復ピストン式内燃機関において、潤滑油供給装置に計量
供給装置が組合わされる。この計量供給装置を用いるこ
とで、各シリンダに供給可能な潤滑剤の量を、供給され
る燃料における硫黄含有量の増減傾向に一致する直接的
または間接的関数として調節することが可能になる。
給における最適化を好適に実現することができる。潤滑
剤の供給過剰、あるいは潤滑剤の供給不足は回避され
る。このように、本発明の上記方策によれば、冒頭に述
べた問題点は完全に解消することができ、経済性、安全
性が高度なレベルで達成される。
発展形態は、従属請求項によって開示される。簡単な実
施形態では、使用される燃料の硫黄含有量は燃料補給の
際に既に規定されるので、それを計量供給装置に手動で
入力することが可能である。同様のことは、ある種の燃
料から他種の燃料に切換えられた場合にもあてはまる。
しかしながら、主請求項の方策に基づく好ましい第1実
施形態では、供給される燃料の硫黄含有量は継続的に測
定され、潤滑剤の量は測定された硫黄含有量の関数とし
て変更される。このような方策は、自動運転を実現する
制御装置に好適に反映され、運転者を楽にする。このよ
うな方策によれば、同時に、1回の燃料補給時における
硫黄含有量の変動をも検出することが可能であり、それ
に応じて潤滑剤の供給量を設定することができる。
料の硫黄含有量を反映し、使用された潤滑剤において検
出可能なパラメータが継続的に監視され、潤滑剤の量
は、このパラメータの関数として変更される。このよう
な方策に基づき、閉ループ制御システムを好適に構成す
ることができ、高い精度と安全性とを実現することがで
きる。加えて、このような変更形態によれば、各シリン
ダ毎の潤滑剤供給量を最適化することも可能となる。
では、使用された潤滑剤中の鉄含有量が継続的に監視可
能とされ、この鉄含有量は、実際の摩耗量の特定に使用
可能とされる。このように特定された実際の摩耗量は、
燃料における硫黄含有量の関数として定められた潤滑剤
供給量に対応する許容摩耗量と比較可能である。許容範
囲を超えた場合に警報を発するように構成することも可
能である。このよな場合、供給された燃料中の硫黄以外
に、偶発的に発生する摩耗要因、例えば、浸透水、供給
空気中の砂粒子、及び/または燃料に起因する研磨粒子
等が存在すると推察することができる。このような場合
に警報を発すれば、硫黄以外の摩耗原因の存在を早期に
認識することができ、早期に対応策をとることができ
る。従って、このような発展形態によれば、極めて高い
安全性を確保することができる。
たは自動閉ループ制御装置として好適に構成することが
できる。制御装置は、実測値に対応する信号を入力する
ための入力部と、シリンダより上流側の潤滑剤配管に設
けられた計量供給装置への出力部と、を有するプログラ
ム可能なコンピュータ、及び/または警報装置を備えて
いる。このような方策により、簡単で広範囲にわたる構
成、高い機能的信頼性、操作の容易さが実現される。
主請求項に基づく発展形態は、残りの従属請求項によっ
て開示されるが、以下、添付図面を参照しながら、さら
に詳細について説明する。
であり、特に、例えば船舶の駆動用に使用される大型2
ストロークディーゼルエンジンである。この種のエンジ
ンの構成及び運転方法自体は公知であるので、ここでは
さらなる詳細説明を行わない。
イプのエンジンは、噴射ノズル2で示す噴射装置をそれ
ぞれに有する複数のシリンダ1を備えている。シリンダ
1に組合わされた噴射装置には、燃料供給装置3によっ
て燃料が供給される。燃料供給装置3は、タンク装置4
から延在してエンジンに向かい個々のシリンダ1に設け
られた配給管5aへと分岐する燃料配管5を備えてい
る。タンク装置4は、複数のタンク、この場合は2つの
タンク4a,4bを備えている。各タンク4a,4b
は、異なる種類の燃料、例えば重油及び軽油に対応して
設けられ、選択装置6によって燃料配管5に選択的に接
続可能とされている。
自体は、詳細に示してはいないが、潤滑剤供給装置7か
ら適切な潤滑剤−通常は潤滑油−の供給を受ける潤滑剤
孔を備えた公知の構成とされている。潤滑剤供給装置7
は、潤滑剤供給容器8から延在してエンジンに向かい各
シリンダ1に設けられた配給管9aへと分岐する供給配
管9を備えている。潤滑剤装置7はまた、抽出配管10
を備えている。抽出配管10は、エンジンに向かって、
個々のシリンダ1に設けられた配管10aに分岐してお
り、使用済みの潤滑剤を排出するために用いられる。シ
リンダ1から抜き出され、抽出配管10を通じて排出さ
れた潤滑剤は、図示しない排出容器に送ることができ
る。使用済み潤滑剤は、排出容器に貯蔵されるか、ある
いは、やはり図示しない浄化装置に送られ、そこで再使
用可能な状態に浄化され、潤滑剤供給容器8に供給され
る。
ンに作用する制動負荷の関数として計量供給される。こ
の負荷が高いほど、より多くの潤滑剤が供給される。本
発明によれば、負荷に依存する潤滑剤計量値は、摩耗量
の許容進行速度に基づき、シリンダ1に供給される燃料
中の硫黄含有量の直接的または間接的関数として調節さ
れる。
量との間には、図2に示すような厳密な相関関係が存在
することが分かっている。この場合、燃料中の硫黄の体
積%に対して1000時間当たりのシリンダライナー摩
耗量をミリメートルで示している。2つの曲線A,B
は、異なる運転条件に対応している。曲線Aは、潤滑剤
が比較的少ない定常潤滑運転に対応し、曲線Bは、潤滑
剤が比較的多い定常潤滑運転に対応している。曲線A,
Bは、硫黄含有量が少ない領域では極めて平坦でほぼ線
形の増加傾向を示しているが、硫黄含有量が多い領域で
は極めて急激な増加傾向を示している。一領域から他領
域への変移点は、硫黄含有量における境界値SKに対応
する。曲線Bにおける境界値SKBは、曲線Aにおける境
界値SKAより右方に位置している。すなわち、潤滑剤の
量が多い場合には、硫黄含有量の境界値は高い数値へと
移行する。このような認識に基づき、シリンダに供給さ
れる潤滑剤量が硫黄含有量の関数として調節される。
給装置11が設けられている。計量供給装置11は、制
御ユニットまたはレギュレータとして機能しかつプログ
ラム可能であるコンピュータ12を備え、図1の形態で
は自動開ループ制御装置として、図4の形態では自動閉
ループ制御装置として構成されている。コンピュータ1
2は、必要な実測値を入力するための入力部と、生成し
た制御信号を出力するための出力部とを備えている。供
給配管9においてシリンダ1に接続された供給管9aに
は計量供給要素13が設けられている。計量供給要素1
3は、例えばバルブまたはその類いによって構成され、
図1では信号線14で、図4では複数の信号線14で示
すように、コンピュータ12によって操作可能とされて
いる。
としての計量供給装置11の実施形態においては、エン
ジンに作用している制動負荷によって規定される潤滑剤
の量の調節は、シリンダ1に供給される燃料の硫黄含有
量に基づく直接的な関数を用いて実行される。その結
果、図3に示すように、修理コストと潤滑剤コストとを
勘案して定まる許容摩耗進行速度を実現するために必要
な潤滑剤の量−馬力時間当たりのグラム数で表示−と、
シリンダ1に供給される燃料中の硫黄含有量−体積%で
表示−との関係が得られる。図3に示す曲線も、やは
り、硫黄含有量が少ない領域では、ほぼ線形の関係で緩
やかに増加し、硫黄含有量がある値を超えてからは急激
に増加する。図1に示すように、この種の曲線はコンピ
ュータ12にプログラムされる。
潤滑剤の量を計算し、その結果を燃料の硫黄含有量の関
数として調節するように構成されている。コンピュータ
12は、負荷信号に対応する入力部15を備えている。
タンク4a,4bに入れられた燃料の硫黄含有量は、燃
料補給の際に既に測定可能であり、この測定値はコンピ
ュータ12に記憶される。そのためにコンピュータ12
は、手動入力装置が接続された入力部17を有す記憶部
16を備えている。選択装置6によってタンク4a,4
bのどちらが燃料配管5に接続されているかによって、
一方の硫黄含有量数値または他方の硫黄含有量数値が計
算に用いられる。タンク4a,4bのどちらが使用され
ているかも、手動で入力される。しかしながら、信号線
18で示す配線を選択装置6から延在させ、相応の信号
がコンピュータ12に入力されるように構成してもよ
い。
動入力されるのではなく、継続的に測定される。そのた
めに、選択装置6より下流側の燃料配管5にセンサー1
9が設けられている。センサー19は、信号線20を介
して対応する入力部21に接続されている。硫黄含有量
を継続的に測定することにより、一度に補給された燃料
内における硫黄含有量のばらつきが検出され、極めて高
い安全性を確保することが可能になる。
3に示す相関関係に従って操作される。このようにし
て、シリンダ1に対する最適な潤滑剤供給が実現され
る。すなわち、供給される潤滑剤の量は、許容摩耗量に
基づき、かつ硫黄含有量に応じて決定され、過剰に供給
されることはない。こうして、一方では修理コスト含
み、他方では潤滑剤コストを含む運転コストを最適化す
ることができる。燃料における硫黄含有量の関数として
シリンダ1に供給される潤滑剤の量の調節は、所定範囲
内に限って行われる。上限敷居値は、好ましくは、通常
の消費量、すなわち、硫黄含有量の関数としての本発明
による調節が行われない場合に対して、50%増しの量
とされる。潤滑剤のコストを考慮すれば、この敷居値よ
り多い量の潤滑剤を供給するより、速い摩耗の進行を許
容した方が好ましい。種々の場合において、少量側の敷
居値は、シリンダライナーの摺動面から不純物を掻き落
とし、かつ、ピストンリングに対する適度な潤滑を維持
するために必要な潤滑剤の量として定められる。
に含まれる硫黄以外にも、摩耗を起こす要因が存在す
る。例えば、シリンダ1への水の侵入、ダスト及び/ま
たは砂による供給空気の汚染、及び/または、燃料に含
まれる研磨粒子などである。このような場合を考慮した
簡潔な解決策は、図1及び図4に示す両実施形態に監視
装置を設けることである。すなわち、シリンダ1から抜
き出される潤滑剤の鉄含有量を監視する。そのために
は、抽出配管10に少なくとも1つのセンサー22が設
けられている。センサー22は、コンピュータにおいて
対応する入力部24に信号線23を介して接続されてい
る。最も簡単な形態としては、接続配管10aと抽出配
管10との合流部の下流側に鉄センサーを1つ配置すれ
ば十分である。
に、シリンダ1から延在する接続配管10aの各々に、
対応するセンサー22を設けてコンピュータ12の入力
部に接続してもよい。コンピュータ12は、測定された
鉄含有量から実際の摩耗の度合いを計算し、望ましい摩
耗量、すなわち、許容摩耗量と比較する。実際の摩耗量
の方が多い場合には、付加的な摩耗原因が存在すること
が示唆される。迅速な処置を講じるために、このような
場合には警報が発せられる。そのために、警報装置25
が設けられ、コンピュータ12の対応する出力部に信号
線26を介して接続されている。供給する潤滑剤の量を
一時的に増加させることもできる。
実施形態では、直接測定されるのは燃料の硫黄含有量で
はなく、燃料の硫黄含有量を反映し、かつ潤滑剤におい
て検出可能であるパラメータである。このようにして、
閉ループ制御システムが構成される。この場合、計量供
給装置11は、相応の閉ループ制御装置として構成され
る。
能、すなわち、潤滑剤における中和剤の含有量、例えば
水酸化カルシウムの含有量がある。当該技術分野では、
水酸化カルシウム含有量を体積%で表した数値をBN値
(基底値,Basis Number)と称する。潤滑剤のBN値、
すなわち、水酸化カルシウムに基づく中和能は、潤滑剤
が往復ピストン式内燃機関を通過すると、硫黄含有量、
すなわち、シリンダ1に供給される燃料中の酸含有量の
関数として減少する。なぜなら、中和剤は酸含有量の関
数として消費されるからである。この場合の相関関係を
図5に示している。シリンダ1から排出される潤滑剤に
おいて特定可能な残留BN値は、シリンダ1に供給され
る燃料中の硫黄含有量が増加すると減少する。すなわ
ち、BN値の減少量は燃料中の硫黄含有量が増加すると
増加する。従って、摩耗度合いと、シリンダ1から排出
される潤滑剤、すなわち使用済み潤滑剤において特定可
能な残留BN値との間には、図6に示すような相関関係
が存在する。残留BN値が大きいほど、すなわち、シリ
ンダ1を通過する際のBN値の減少量が小さいほど、摩
耗度合いは小さい。このように、BN値の減少量につい
ても、図2に示す相関関係と同様の関係が成り立つ。
た燃料中の硫黄含有量に直接的に依存するので、図3に
示す相関関係と同様の関係が、BN値の減少量と、所定
の許容摩耗量を実現するために必要な潤滑剤消費量との
間に成り立つ。BN値の減少量が大きいほど、潤滑剤の
消費量は多い。通常使用される潤滑剤は比較的高価であ
るので、予想される修理コストと潤滑剤コストとの間で
常に協調点を見出さなければならない。ここでも、上述
したように、通常の消費量の50%増しの量、及び、不
純物を抽出しかつ適度な流体力学的状態を維持するため
に絶対に必要な量という、2つの敷居値が適用される。
びBN2で示している。使用済みの当該潤滑剤における
残留BN値の関数としてシリンダ1に供給される潤滑剤
の量は、残留BN値がBN1とBN2との間に入るように
調節される。残留BN値がBN 2を上回る領域では摩耗
度合いは極めて小さいが、潤滑剤コストを考慮すると経
済的に見合わないほど多量の潤滑剤が必要となる。残留
BN値がBN1を下回る領域では、シリンダ摺動面の不
純物が掻き落とされず、流体力学的潤滑状態が維持でき
ないほど潤滑剤の量が少ない。従って、BN値はBN1
を下回るべきではない。
理コストと潤滑剤コストとの協調によって上記のように
定まるBN1からBN2までの範囲から、あるBN値、B
NSを選択するように行われる。この数値は、コンピュ
ータ12によって、使用済み潤滑剤における実測BN値
と比較される。偏差が正である場合、すなわち残留BN
値の実測値が選択されたBNSより小さい場合には、シ
リンダ1に対する潤滑剤供給量を増加させる必要があ
り、相違が負である場合には、供給量を減少させる必要
がある。この関係を図7に示す。この関係は図4に示す
ようにコンピュータ12にプログラムされる。
視され、コンピュータ12によって未使用の潤滑剤のB
N値と比較され、往復ピストン式内燃機関を通過した際
のBN値の減少量が算出される。残留BN値を測定する
ために、抽出配管10に少なくとも1つのセンサー30
が設けられる。このセンサー30は、相応の信号線31
を介して、コンピュータ12における対応する入力部3
2に接続されている。
センサー30に替えて、対応するセンサー30を各接続
配管10aに設けて残留BN値を測定してもよい。接続
配管10aに設けられたセンサー30から延在する信号
線を一点鎖線で図4に示すように、センサー30は、コ
ンピュータ12における相応の各入力部に接続される。
このようにして、各シリンダ1におけるBN値減少量を
個々に測定することができる。
から、適切な入力部33を用いてコンピュータ12に供
給可能である。図4に示す実施形態では、未使用の潤滑
剤のBN値も継続的に監視される。そのために、供給配
管9における配給管9aの上流側にセンサー34が設け
られている。センサー34は、相応の信号線35を介し
て、コンピュータ12における対応の入力部に接続され
ている。この場合、入力部は、既に述べた入力部33で
ある。
て測定することによって、シリンダ1に対する潤滑剤供
給量を個々に調節することができる。従って、図4に示
すように、計量供給装置13は、相応の信号線14を介
して、コンピュータ12における対応の出力部にそれぞ
れ接続されている。
和剤含有量または残留物含有量にも適用可能であり、従
って、一般的に、潤滑剤の中和能または残留含有量に適
用可能である。それぞれの場合において、エンジンを通
過すると中和能は硫黄含有量の関数として減少すると想
定することができるので、減少量は硫黄含有量と相関が
ある。
応する信号線23、対応するコンピュータ入力部24、
及び信号線26が接続された警報装置25で示すよう
に、本実施形態では、全般的な摩耗量を監視するために
使用済み潤滑剤中の鉄含有量を監視することもできる。
1実施形態による装置を備えた往復ピストン式内燃機関
を概略的に示す図である。
量との相関関係を示すグラフである。
滑剤の量を、燃料における硫黄含有量に対応して示すグ
ラフである。
である。
有量と燃料中の硫黄含有量との相関関係を示すグラフで
ある。
の残留水酸化カルシウム含有量との相関関係を示すグラ
フである。
残留水酸化カルシウム含有量の変化との相関関係を示す
グラフである。
Claims (17)
- 【請求項1】 複数のシリンダに燃料と潤滑剤とが供給
される往復ピストン式内燃機関、特に大型2ストローク
ディーゼルエンジンの運転方法において、 前記各シリンダに供給する前記潤滑剤の量を、供給され
る前記燃料の硫黄含有量の直接的関数または間接的関数
として前記硫黄含有量の増減傾向と同傾向で調節するこ
とを特徴とする運転方法。 - 【請求項2】 前記各シリンダに供給する前記潤滑剤の
量を、前記往復ピストン式内燃機関に作用している負荷
の関数として前記負荷の大小と同傾向で調節する請求項
1に記載の方法において、 前記負荷の各々に対応する前記潤滑剤の量を、供給され
る前記燃料の硫黄含有量の直接的関数または間接的関数
として前記硫黄含有量の増減傾向と同傾向で調節するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項3】 供給される前記燃料の前記硫黄含有量及
び前記負荷に関わらず、供給する前記潤滑剤の量を、不
純物を抽出するために必要な最小量を下回らないように
設定することを特徴とする請求項1または2に記載の方
法。 - 【請求項4】 供給される前記燃料の前記硫黄含有量に
関わらず、供給する前記潤滑剤の量を、前記負荷の各々
について通常消費される潤滑剤量の約50%増しである
最大値を上回らないように設定することを特徴とする請
求項1から3のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 供給される前記燃料の前記硫黄含有量を
継続的に測定し、前記潤滑剤の量を、前記硫黄含有量の
関数として調節することを特徴とする請求項1から4の
いずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 供給される前記燃料の前記硫黄含有量を
反映しかつ使用済み潤滑剤において検出可能であるパラ
メータを継続的に監視し、前記潤滑剤の量を、前記パラ
メータの関数として調節することを特徴とする請求項1
から4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 前記潤滑剤が前記往復ピストン式内燃機
関を通過する際の前記潤滑剤の中和能の減少量、より詳
しくは水酸化カルシウム含有量の減少量を継続的に測定
し、前記潤滑剤の量を、前記減少量の関数として増減す
ることを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 使用済みの前記潤滑剤の鉄含有量を継続
的に監視し、許容摩耗量と比較される実測摩耗量を前記
鉄含有量に基づいて特定し、前記実測摩耗量が前記許容
摩耗量を超えた場合には警報を発することを特徴とする
請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項9】 使用済みの前記潤滑剤の鉄含有量、及び
/または、前記潤滑剤が前記往復ピストン式内燃機関を
通過する際の前記潤滑剤の水酸化カルシウム含有量の減
少量を前記各シリンダについて個別に監視し、前記潤滑
剤の量を前記各シリンダについて個別に調節することを
特徴とする請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 請求項1から9のいずれか1項に記載
の方法を実行するための往復ピストン式内燃機関、特に
大型2ストロークディーゼルエンジンであって、少なく
とも1つのシリンダ(1)と、燃料配管(5)を含む燃
料供給装置(3)と、供給配管(9)及び抽出配管(1
0)を含む潤滑剤供給装置(7)と、を備えた内燃機関
において、 前記潤滑剤供給装置(7)には計量供給装置(11)が
設けられ、前記各シリンダ(1)に供給可能な潤滑剤の
量は、供給される燃料の硫黄含有量の直接的関数または
間接的関数として前記硫黄含有量の増減傾向と同傾向で
前記計量供給装置(11)によって調節されることを特
徴とする内燃機関。 - 【請求項11】 前記計量供給装置(11)は、自動開
ループ制御装置または自動閉ループ制御装置として構成
され、かつ、実測値に対応する信号を入力するための入
力部と前記潤滑剤供給配管(9)において前記シリンダ
(1)の上流側に設けられた少なくとも1つの計量供給
要素(13)へ信号を出力するための出力部とを有する
プログラム可能なコンピュータ(12)、及び/また
は、警報装置(25)を備えていることを特徴とする請
求項10に記載の内燃機関。 - 【請求項12】 前記コンピュータ(12)は、該往復
ピストン式内燃機関に作用している負荷に対応する信号
を入力するための入力部(15)を備え、かつ、前記負
荷に対応する潤滑剤の量を、供給される燃料中の硫黄含
有量の関数として調節するようにプログラムされている
ことを特徴とする請求項11に記載の内燃機関。 - 【請求項13】 前記燃料供給装置(3)は、異なる燃
料に対応して設けられかつ選択装置(6)によって選択
的に前記燃料配管(5)に接続可能とされた複数のタン
ク(4a,4b)を備え、前記コンピュータ(12)に
は、全燃料の硫黄含有量の数値を記憶するための記憶部
(16)と、前記選択装置(6)の信号を入力するため
の入力部と、が設けられ、前記コンピュータ(12)
は、供給されている燃料の硫黄含有量記憶値を潤滑剤供
給量の調節に用いるようにプログラムされていることを
特徴とする請求項11または12に記載の内燃機関。 - 【請求項14】 前記燃料配管(5)には、供給される
燃料の硫黄含有量を特定しかつ前記コンピュータ(1
2)に出力信号を出力するセンサー(19)が設けられ
ていることを特徴とする請求項10から12のいずれか
1項に記載の内燃機関。 - 【請求項15】 前記潤滑剤抽出配管(10)には、供
給される燃料の硫黄含有量を反映するパラメータを測定
しかつ前記コンピュータ(12)に出力信号を出力する
少なくとも1つのセンサー(30)が設けられ、前記コ
ンピュータ(12)は、該往復ピストン式内燃機関の下
流側で測定された前記パラメータ値を未使用の潤滑剤に
おける同パラメータ値と比較し、その相違に基づく関数
として前記シリンダ(1)に供給する潤滑剤の量を調節
することを特徴とする請求項10から12のいずれか1
項に記載の内燃機関。 - 【請求項16】 前記潤滑剤抽出配管(10)には、潤
滑剤の鉄含有量を測定しかつ前記コンピュータ(12)
に出力信号を出力する少なくとも1つのセンサー(2
2)が設けられ、前記コンピュータ(12)は、使用済
み潤滑剤の鉄含有量に基づいて摩耗度合いを特定しかつ
それを許容摩耗度合いと比較し、許容範囲を超えている
場合には警報装置(25)を作動させることを特徴とす
る請求項10から15のいずれか1項に記載の内燃機
関。 - 【請求項17】 前記抽出配管(10)に接続され前記
シリンダ(1)から延在する各接続配管(10a)に
は、それぞれ、燃料の硫黄含有量を反映するパラメータ
を測定するセンサー(30)及び/または鉄含有量を測
定するセンサー(22)が設けられ、前記各シリンダ
(1)に供給可能な潤滑剤の量は、前記コンピュータ
(12)によって、各シリンダについて個別に計算され
調節されることを特徴とする請求項15または16に記
載の内燃機関。
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