JP2002274739A - シート後処理装置、シート後処理方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

シート後処理装置、シート後処理方法、プログラムおよび記憶媒体

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JP2002274739A
JP2002274739A JP2001071123A JP2001071123A JP2002274739A JP 2002274739 A JP2002274739 A JP 2002274739A JP 2001071123 A JP2001071123 A JP 2001071123A JP 2001071123 A JP2001071123 A JP 2001071123A JP 2002274739 A JP2002274739 A JP 2002274739A
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Yasuo Fukatsu
康男 深津
Hiromichi Tsujino
浩道 辻野
Yuji Morishige
盛重  祐治
Hitoshi Kato
加藤  仁志
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出されるシート束の枚数によらず、直流モ
ータの立ち上がり特性を一定に揃えることができ、積載
トレイに排出されるシート束の積載品位を確保できるシ
ート後処理装置を提供する。 【解決手段】 処理トレイ630に積載され、スタック
トレイ700に束排出されるシートの枚数をカウントす
る(S1)。束排出枚数が所定値nより少ないか否かを
判別する(S2)。束排出枚数が所定値nより少ない場
合、CPU556はコンパレータ565の基準電圧値を
予め決められた低電圧値に設定する(S4)。一方、束
排出枚数が所定値n以上である場合、基準電圧値を高電
圧値に設定する(S3)。基準電圧設定後、束排出モー
タM4を駆動し(ステップS5)、シート束を排出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、画像形成
装置で画像が形成されたシートの束を積載トレイに排出
するシート後処理装置、シート後処理方法、プログラム
および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシート後処理装置は、複
写機などの画像形成装置から排出されたシート束に対
し、パンチ、ステイプルなどの処理を行い、処理された
シート束を、直流モータにより駆動される搬送手段によ
って積載トレイに排出していた。
【0003】シート後処理装置では、モータの寿命、過
電流防止などを考慮し、直流モータに流れる電流に制限
値が設定されており、この制限値は、排出されるシート
束の枚数に関係なく、予め決められた一定値に固定され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
直流モータの立ち上がり特性が図11(A)に示すよう
な特性を有する場合、直流モータに流れる電流の制限値
を変更しないで、モータにかかる負荷が増加すると、図
11(B)に示すように、直流モータに加わる電圧V1
が不安定である期間が時刻t1から時刻t2まで長くな
ってしまう。図11は直流モータの立ち上がり特性を示
すタイミングチャートである。
【0005】このため、シート束を積載トレイに排出す
る際、排出されるシートの枚数が増えると、直流モータ
が目標速度に達するまでの時間が時間(t2−t1)分
遅くなってしまい、積載トレイに排出されるシート束の
積載品位を損ねるおそれがあった。
【0006】そこで、本発明は、排出されるシート束の
枚数によらず、直流モータの立ち上がり特性を一定に揃
えることができ、積載トレイに排出されるシート束の積
載品位を確保できるシート後処理装置、シート後処理方
法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシート後処理装置は、束となるシートの枚
数を計数する計数手段と、前記計数されるシートの束を
積載する積載手段と、前記積載されたシートの束を排出
する束排出手段と、前記束排出手段を駆動する駆動手段
とを備えたシート後処理装置において、前記駆動手段を
モータで構成する場合、前記計数されたシートの枚数に
応じて前記モータに供給される電流を制限する電流制限
手段を備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明のシート後処理方法は、束と
なるシートの枚数を計数する工程と、前記計数されるシ
ートの束を積載する工程と、前記積載されたシートの束
を束排出手段により排出する工程とを有するシート後処
理方法において、前記束排出手段を駆動するモータに供
給される電流を、前記計数されたシートの枚数に応じて
制限する工程を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のシート後処理装置、シー
ト後処理方法、プログラムおよび記憶媒体の実施の形態
について図を参照しながら説明する。図1は実施の形態
におけるシート後処理装置が搭載された画像形成装置の
構成を示す断面図である。この画像形成装置は、画像形
成装置本体10、折り装置400およびフィニッシャ5
00から構成される。また、画像形成装置本体10は、
原稿画像を読み取るイメージリーダ200およびプリン
タ300から構成される。
【0010】イメージリーダ200には、原稿給送装置
100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿
トレイ上に上向きにセットされた原稿を、先頭頁から順
に1枚づつ図中左方向に給紙し、湾曲したパスを介して
プラテンガラス102上の左側から流し読取り位置を経
て右側に搬送し、その後、外部の排紙トレイ112に向
けて排出する。このようにして給送される原稿がプラテ
ンガラス102上の流し読取り位置を左側から右側へ向
けて通過するとき、この原稿の画像は流し読取り位置に
保持されたスキャナユニット104により読み取られ
る。
【0011】この読取り方法は、一般的に原稿流し読み
と呼ばれる方法である。具体的に、原稿が流し読取り位
置を通過する際、原稿の読取り面がスキャナユニット1
04のランプ103からの光で照射され、その原稿から
の反射光がミラー105、106、107を介してレン
ズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光
は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
【0012】このように流し読取り位置を左側から右側
へ通過するように、原稿を搬送することによって、原稿
の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬
送方向を副走査方向とする原稿読取り走査が行われる。
すなわち、原稿が流し読取り位置を通過する際に主走査
方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で
読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによ
って原稿画像全体の読取りが行われる。
【0013】そして、光学的に読み取られた画像は、イ
メージセンサ109によって画像データに変換されて出
力される。イメージセンサ109から出力された画像デ
ータは、後述する画像信号制御部202において所定の
処理が施された後、プリンタ300の露光制御部110
にビデオ信号として入力する。
【0014】また、原稿給送装置100により原稿をプ
ラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、
この状態でスキャナユニット104を左側から右側へ走
査させることにより原稿を読み取ることも可能である。
この読取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方
法である。原稿給送装置100を使用しないで原稿を読
み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置10
0を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置
し、スキャナユニット104を左側から右側へ走査させ
ることにより、原稿の読み取りを行う。すなわち、原稿
給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときに
は、原稿固定読みが行われる。
【0015】プリンタ300の露光制御部110は、入
力されたビデオ信号に基づき、レーザ光を変調して出力
する。このレーザ光は、ポリゴンミラー110aによっ
て走査されながら感光ドラム111上に照射される。感
光ドラム111には、走査されたレーザ光に応じた静電
潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、原稿
固定読み時、正しい画像(鏡像でない画像)が形成され
るように、レーザ光を出力する。
【0016】この感光ドラム111上の静電潜像は、現
像器113から供給される現像剤によって現像剤像とし
て可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期し
たタイミングで、各カセット114、115、手差給紙
部125または両面搬送パス124から用紙が給紙さ
れ、この用紙は感光ドラム111と転写部116との間
に搬送される。感光ドラム111に形成された現像剤像
は、転写部116により給紙された用紙上に転写され
る。
【0017】現像剤像が転写された用紙は、定着部11
7に搬送され、定着部117は用紙を熱圧することによ
って現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通
過した用紙は、フラッパ121および排出ローラ118
を経てプリンタ300から外部(折り装置400)に向
けて排出される。
【0018】ここで、用紙をその画像形成面が下向きに
なる状態(フェイスダウン状態)で排出するときには、
定着部117を通過した用紙をフラッパ121の切換動
作により一旦、反転パス122内に導き、その用紙の後
端がフラッパ121を通過した後、用紙をスイッチバッ
クさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排
出する。以下、この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反
転排紙は、原稿給送装置100を使用して読み取った画
像を形成する場合、またはコンピュータから出力された
画像を形成する場合等、先頭頁から順に画像形成すると
きに行われ、排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
【0019】また、手差給紙部125からOHPシート
等の硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成する場
合、用紙を反転パス122に導くことなく、画像形成面
を上向きにした状態(フェイスアップ状態)で排出ロー
ラ118により排出する。
【0020】さらに、用紙の両面に画像形成を行う両面
記録が設定されている場合、フラッパ121の切換動作
により、用紙を反転パス122に導いた後、両面搬送パ
ス124に搬送し、両面搬送パス124に導かれた用紙
を、前述したタイミングで感光ドラム111と転写部1
16との間に再度給紙する制御が行われる。
【0021】プリンタ300から排出された用紙は折り
装置400に送られる。この折り装置400は、用紙を
Z形に折りたたむ処理を行う。例えば、A3サイズやB
4サイズのシートで、かつ折り処理が指定されている場
合、折り装置400で折り処理を行い、それ以外の場
合、プリンタ300から排出された用紙は折り装置40
0を通過してフィニッシャ500に送られる。このフィ
ニッシャ500には、画像が形成された用紙に挿入する
ための表紙、合紙などの特殊用紙を給送するインサータ
900が設けられている。フィニッシャ500では、製
本処理、綴じ処理、穴あけ等の各処理が行われる。
【0022】図2は画像形成装置全体の制御を司るコン
トローラの構成を示すブロック図である。このコントロ
ーラはCPU回路部150を有する。CPU回路部15
0はCPU(図示せず)、ROM151およびRAM1
52を内蔵し、CPUがROM151に格納されている
制御プログラムを実行することにより、各部を総括的に
制御する。
【0023】RAM152は、制御データを一時的に保
持し、また、制御に伴う演算処理の作業領域として用い
られる。原稿給送装置制御部101は、CPU回路部1
50からの指示に基づき、原稿給送装置100を駆動制
御する。イメージリーダ制御部201は、スキャナユニ
ット104、イメージセンサ109等の駆動制御を行
い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像
信号を画像信号制御部202に転送する。
【0024】画像信号制御部202は、イメージセンサ
109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換し
た後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に
変換してプリンタ制御部301に出力する。また、画像
信号制御部202は、コンピュータ210から外部I/
F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処
理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換し
てプリンタ制御部301に出力する。
【0025】この画像信号制御部202による処理動作
は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制
御部301は、入力されたビデオ信号に基づき、露光制
御部110を駆動する。
【0026】操作部153は、画像形成に関する各種機
能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示す
る表示部などを有し、各キーの操作に対応するキー信号
をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路
部150からの信号に基づき、対応する情報を表示部に
表示する。
【0027】折り装置制御部401は、折り装置400
に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行
うことによって折り装置全体の駆動制御を行う。フィニ
ッシャ制御部501は、フィニッシャ500に搭載さ
れ、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことに
よってフィニッシャ全体の駆動制御を行う。この制御に
ついては後述する。
【0028】図3は折り装置400およびフィニッシャ
500の構成を示す断面図である。折り装置400は、
プリンタ300から排出された用紙を導入し、フィニッ
シャ500側に導くための折り搬送水平パス402を有
する。折り搬送水平パス402には、搬送ローラ対40
3および搬送ローラ対404が設けられている。また、
折り搬送水平パス402の出口部(フィニッシャ500
側)には、折りパス選択フラッパ410が設けられてい
る。この折りパス選択フラッパ410は、折り搬送水平
パス402上の用紙を折りパス420またはフィニッシ
ャ側500に導くための切換動作を行う。
【0029】ここで、折り処理を行う場合、折りパス選
択フラッパ410がオンし、用紙が折りパス420に導
かれる。折りパス420に導かれた用紙は、折りローラ
421まで搬送されてZ形に折り畳まれる。一方、折り
処理を行わない場合、折りパス選択フラッパ410がオ
フし、用紙はプリンタ300から折り搬送水平パス40
2を介してフィニッシャ500に直接に送られる。
【0030】フィニッシャ500は、折り装置400を
介して排出された用紙を順に取り込み、取り込んだ複数
の用紙を整合して1つの束に束ねる処理、束ねた用紙束
の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込ん
だ用紙の後端付近に孔あけを行うパンチ処理、ソート処
理、ノンソート処理、製本処理などの各シート後処理を
行う。
【0031】フィニッシャ500は、プリンタ300か
ら折り装置400を介して排出された用紙を内部に導く
ための入口ローラ対502を有する。この入口ローラ対
502の下流には、用紙をフィニッシャパス552また
は第1製本パス553に導くための切換フラッパ551
が設けられている。
【0032】フィニッシャパス552に導かれた用紙
は、搬送ローラ対503を介してバッファローラ505
に向けて送られる。搬送ローラ対503およびバッファ
ローラ505は、共に正逆転可能に構成されている。
【0033】入口ローラ対502および搬送ローラ対5
03間には、入口センサ531が設けられている。ま
た、入口センサ531の用紙搬送方向上流近傍では、第
2製本パス554がフィニッシャパス552から分岐し
ている。以下、この分岐点を分岐Aと呼ぶ。この分岐A
は、入口ローラ対502から搬送ローラ対503に用紙
を搬送するための搬送路への分岐をなすが、搬送ローラ
対503が逆転して用紙を搬送ローラ対503側から入
口センサ531側に搬送する際、第2製本パス554側
だけに搬送されるワンウェイ機構を有する分岐をなす。
【0034】搬送ローラ対503およびバッファローラ
505間には、パンチユニット550が設けられてお
り、パンチユニット550は、必要に応じて動作し、搬
送されてきた用紙の後端付近を穿孔する。バッファロー
ラ505は、その外周に送られた用紙を所定枚数積層し
て巻き付け可能なローラであり、必要に応じてこのロー
ラの外周に設けられた押下コロ512、513、514
により、用紙は巻き付けられる。バッファローラ505
に巻き付けられた用紙は、バッファローラ505の回転
方向に搬送される。
【0035】押下コロ513および514間には切換フ
ラッパ510が配置されており、押下コロ514の下流
には切換フラッパ511が配置されている。切換フラッ
パ510は、バッファローラ505に巻き付けられた用
紙をバッファローラ505から剥離してノンソートパス
521、またはソートパス522に導くためのフラッパ
である。切換フラッパ511は、バッファローラ505
に巻き付けられた用紙をバッファローラ505から剥離
してソートパス522に、またはバッファローラ505
に巻き付けられた用紙を巻き付けられた状態でバッファ
パス523に導くためのフラッパである。
【0036】切換フラッパ510によりノンソートパス
521に導かれた用紙は、排出ローラ対509を介して
サンプルトレイ701に排紙される。ノンソートパス5
21の途中には、ジャム検出などを行う排紙センサ53
3が設けられている。
【0037】一方、切換フラッパ510によりソートパ
ス522に導かれた用紙は、搬送ローラ506、507
を介して中間トレイ(以下、処理トレイという)630
に積載される。中間トレイ630上に束状に積載された
用紙は、必要に応じて整合処理、スティプル処理などが
施された後、排出ローラ680a、680bによりスタ
ックトレイ700に排出される。スタックトレイ700
は、上下方向に自走可能に構成されている。
【0038】また、処理トレイ630上に束状に積載さ
れた用紙を綴じるステイプル処理では、ステイプラ60
1が用いられる。このステイプラ601の動作について
は後述する。
【0039】第1製本パス553、第2製本パス554
からの用紙は、搬送ローラ対813によって収納ガイド
820に収納され、さらに用紙先端が可動式のシート位
置決め部材823に接するまで搬送される。搬送ローラ
対813の上流側には、製本入口センサ817が配置さ
れている。また、収納ガイド820の途中位置には、2
対のステイプラ818が設けられており、このステイプ
ラ818は、これに対向するアンビル819と協働して
用紙束の中央を綴じるように構成されている。
【0040】ステイプラ818の下流位置には、折りロ
ーラ対826が設けられている。折りローラ対816の
対向位置には、突出し部材825が設けられている。こ
の突出し部材825を収納ガイド820に収納された用
紙束に向けて突き出すことにより、この用紙束は折りロ
ーラ対826間に押し出され、この折りローラ対826
によって折り畳まれた後、折り紙排紙ローラ827を介
してサドル排出トレイ832に排出される。折り紙排紙
ローラ827の下流側には、製本排紙センサ830が配
置されている。
【0041】また、ステイプラ818で綴じられた用紙
束を折る場合、ステイプル処理終了後に用紙束のステイ
プル位置が折りローラ対826の中央位置になるよう
に、位置決め部材823を所定距離分だけ下降させる。
【0042】インサータ900は、フィニッシャ500
の上部に設けられ、トレイ901上に積載された表紙、
合紙となる用紙束を順次分離し、フィニッシャパス55
2、または製本パス553に搬送する。ここで、インサ
ータ900のトレイ901上には、操作者から見て正視
状態で特殊用紙が積載される。すなわち、特殊用紙はそ
の表面が上に向けられた状態でトレイ901上に積載さ
れる。
【0043】このトレイ901上の特殊用紙は、搬送ロ
ーラ給紙ローラ902によって、搬送ローラ903およ
び分離ベルト904からなる分離部に搬送され、最上位
紙から1枚づつ順次分離されて搬送される。
【0044】この分離部下流側には、引き抜きローラ対
905が配置され、この引き抜きローラ対905により
分離された特殊用紙は、安定して搬送パス908に導か
れる。また、引き抜きローラ対905の下流側には、給
紙センサ907が設けられており、給紙センサ907と
入口ローラ対502との間には、搬送パス908上の特
殊用紙を入口ローラ対502に導くための搬送ローラ9
06が設けられている。
【0045】つぎに、フィニッシャ500の駆動制御を
行うフィニッシャ制御部501を示す。図4はフィニッ
シャ制御部501の構成を示すブロック図である。フィ
ニッシャ制御部501は、CPU556、ROM55
7、RAM558などで構成されるCPU回路部560
を有する。CPU回路部560は、通信IC559を介
して画像形成装置本体10に設けられたCPU回路部1
50と通信を行ってデータを交換し、CPU回路部15
0からの指示に基づき、ROM557に格納されている
各種プログラムを実行してフィニッシャ500の駆動制
御を行う。
【0046】この駆動制御を行う際、CPU回路部15
0に各種センサからの検出信号が取り込まれる。各種セ
ンサとして、入口センサ531、製本入口センサ81
7、製本排紙センサ830、給紙センサ907、用紙セ
ットセンサ910が設けられている。用紙セットセンサ
910は、インサータ900のトレイ901上に特殊用
紙がセットされているか否かを検出するセンサである。
CPU回路部560には、ドライバ520が接続されて
いる。ドライバ520は、CPU回路部560からの信
号に基づき、モータおよびソレノイドを駆動する。ま
た、CPU回路部150はクラッチを駆動する。
【0047】ここで、モータとしては、入口ローラ対5
02、搬送ローラ対503、搬送ローラ対906の駆動
源である入口モータM1、バッファローラ505の駆動
源であるバッファモータM2、搬送ローラ対506、排
出ローラ対507、排出ローラ対509の駆動源である
排紙モータM3、各排出ローラ680a,680bを駆
動する束排出モータM4、搬送ローラ対813の駆動源
である搬送モータM10、シート位置決め部材823の
駆動源である位置決めモータM11、突出し部材82
5、折りローラ対826、折り紙排紙ローラ対827の
駆動源である折りモータM12、インサータ900の給
紙ローラ902、搬送ローラ903、分路ベルト90
4、引き抜きローラ対905の駆動源である給紙モータ
M20が設けられている。尚、図においては、入口モー
タM1、バッファモータM2、排紙モータM3、搬送モ
ータM10、位置決めモータM11、折りモータM1
2、給紙モータM20は省略されている。
【0048】入口モータM1、バッファモータM2およ
び排紙モータM3は、ステッピングモータから構成され
ており、励磁パルスレートを制御することによって各モ
ータにより駆動されるローラ対を等速で回転させたり、
独自の速度で回転させることができる。入口モータM1
およびバッファモータM2は、ドライバ520によりそ
れぞれ正逆回転方向に駆動可能である。束排出モータM
4は、DCモータから構成される。搬送モータM10お
よび位置決めモータM11は、ステッピングモータから
構成される。折りモータM12はDCモータから構成さ
れる。尚、搬送モータM10は、入口モータM1と速度
を同期させて用紙搬送可能である。給紙モータM20
は、ステッピングモータから構成されており、入口モー
タM1と速度を同期させて用紙搬送可能である。
【0049】また、ソレノイドとして、切換フラッパ5
10の切換を行うソレノイドSL1、切換フラッパ51
1の切換を行うソレノイドSL2、切換フラッパ551
の切換を行うソレノイドSL10、インサータ900の
給紙シャッタを駆動するソレノイドSL20、インサー
タ900の給紙ローラ902を昇降駆動するソレノイド
SL21が設けられている。
【0050】さらに、クラッチとしては、折りモータM
12の駆動を突出し部材825に伝達するためのクラッ
チCL1、給紙モータM20の駆動を給紙ローラ902
に伝達するためのクラッチCL10が設けられている。
【0051】つぎに、操作部153を用いて、後処理モ
ードの選択操作を示す。図5は操作部153における後
処理モード選択画面を示す図である。この画像形成装置
は、後処理モードとして、ノンソート、ソート、ステイ
プルソート(綴じモード)、製本モードなどの各処理モ
ードを有するとともに、特殊用紙を表紙などとして用紙
に挿入することを設定可能である。各後処理モードの設
定などは、操作部153からの入力操作により行われ
る。例えば、後処理モードを設定する際、後処理モード
選択画面(メニュー選択画面)が操作部153に表示さ
れ、このメニュー選択画面を用いて後処理モードが設定
される。
【0052】始めに、ノンソート処理が選択された場合
を示す。図6は後処理モードとしてのノンソート処理手
順を示すフローチャートである。このノンソート処理
は、CPU回路部150からの指示に応じてCPU回路
部560内のCPU556により実行される。
【0053】ノンソート処理では、まず、切換フラッパ
510を駆動し、ノンソートパス521を選択する(ス
テップS11)。このとき、切換フラッパ515により
フィニッシャパス552が選択されている。フィニッシ
ャ500に対するフィニッシャスタート信号がオンにな
ったか否かを判別する(ステップS12)。
【0054】フィニッシャスタート信号がオンになった
場合、プリンタ300から排出された用紙がフィニッシ
ャ500内に搬入されてくるので、パスセンサ531が
オンであるか否かを判別する(ステップS13)。パス
センサ531がオンでない場合、再度、ステップS12
の処理に戻る。
【0055】一方、ステップS13でパスセンサ531
がオンである場合、フィニッシャ500内に搬入された
用紙の先端がこのパスセンサ531まで到達したと判断
し、パスセンサ531がオフになるのを待つ(ステップ
S14)。パスセンサ531がオフになると、用紙がパ
スセンサ531を通過したと判断し、ステップS12の
処理に戻り、パスセンサ531を用いて用紙の搬入の有
無に対する監視を続行する。
【0056】そして、ステップS12でフィニッシャス
タート信号がオフされたと判別された場合、プリンタ3
00側での画像形成が終了したと判断し、全ての用紙が
サンプルトレイ701に排紙されるのを待ち(ステップ
S15)、全ての排紙が完了すると、フラッパ510を
オフし(ステップS16)、この処理を終了する。
【0057】つぎに、ソート処理が選択された場合を示
す。図7はソート処理手順を示すフローチャートであ
る。このソート処理は、CPU回路部150からの指示
に応じてCPU回路部560内のCPU556により実
行される。
【0058】このソート処理では、まず、フラッパ51
1を駆動し、ソートパス522を選択する(ステップS
21)。このとき、切換フラッパ551によりフィニッ
シャパス552が選択されている。フィニッシャスター
ト信号がオンになったか否かを判別する(ステップS2
2)。
【0059】フィニッシャスタート信号がオン状態であ
る場合、プリンタ300から排出された用紙がフィニッ
シャ500内に搬入されてくるので、パスセンサ531
がオンであるか否かを判別し(ステップS23)、パス
センサ531がオンでない場合、再度、ステップS22
の処理に戻る。
【0060】一方、パスセンサ531がオンである場
合、フィニッシャ500内に搬入された用紙の先端がこ
のパスセンサ531まで到達したと判断し、ソート紙シ
ーケンスを起動する(ステップS24)。このソート紙
シーケンスは、CPU回路部560内のCPU556に
よりマルチタスク処理され、バッファモータM2の起
動、停止、排紙モータM3の加減速制御を行うことによ
り、用紙間隔を拡大し、さらに、処理トレイ630に設
けられた整合部材(図示せず)により用紙毎に整合処理
を行い、処理トレイ630上での束積載が完了した場
合、スタックトレイ700への束排出動作を行う一連の
シーケンス処理である。
【0061】そして、パスセンサ531がオフになるの
を待ち(ステップS25)、パスセンサ531がオフに
なると、用紙がパスセンサ531を通過したと判断し、
ステップS22の処理に戻り、パスセンサ531を用い
て用紙の搬入の有無に対する監視を続行する。
【0062】一方、ステップS22でフィニッシャスタ
ート信号がオフされた場合、プリンタ300側での画像
形成が終了したと判断し、全ての用紙がスタックトレイ
700に排紙されるのを待ち(ステップS26)、全て
の排紙が完了すると、フラッパ511をオフし(ステッ
プS27)、この処理を終了する。
【0063】つぎに、ステイプルソート処理が選択され
た場合を示す。図8はステイプルソート処理手順を示す
フローチャートである。このステイプルソート処理は、
CPU回路部150からの指示に応じてCPU回路部5
60内のCPU556により実行される。
【0064】ステイプルソート処理では、まず、フラッ
パ511を駆動し、ソートパス522を選択する(ステ
ップS31)。このとき、切換フラッパ551によりフ
ィッシャパス552が選択されている。フィニッシャ5
00に対するフィニッシャスタート信号がオンになった
か否かを判別する(ステップS32)。
【0065】フィニッシャスタート信号がオンである場
合、プリンタ300から排出された用紙がフィニッシャ
500内に搬入されてくるので、パスセンサ531がオ
ンであるか否かを判別し(ステップS33)、パスセン
サ531がオンでない場合、再度、ステップS32の処
理に戻る。
【0066】一方、パスセンサ531がオンである場
合、フィニッシャ500内に搬入された用紙の先端がこ
のパスセンサ531まで到達したと判断し、ステイプル
紙シーケンスを起動する(ステップS34)。このステ
イプル紙シーケンスは、CPU回路部560内のCPU
556によりマルチタスク処理され、バッファモータM
2の起動、停止、排紙モータM3の加減速制御を行うこ
とにより、用紙間隔を拡大し、さらに、処理トレイ63
0に設けられた整合部材により用紙毎に整合処理を行
い、処理トレイ630上での束積載が完了した場合、所
定位置でステイプル処理を行い、スタックトレイ700
への束排出動作を行う一連のシーケンス処理である。
【0067】そして、パスセンサ531がオフになるの
を待ち(ステップS35)、パスセンサ531がオフに
なると、用紙がパスセンサ531を通過したと判断し、
ステップS32の処理に戻り、パスセンサ531を用い
て用紙の搬入の有無に対する監視を続行する。
【0068】一方、ステップS32でフィニッシャスタ
ート信号がオフされたと判別された場合、プリンタ30
0側での画像形成が終了したと判断し、全ての用紙がス
タックトレイ700上に排紙されるのを待ち(ステップ
S36)、全ての排紙が完了すると、フラッパ511を
オフし(ステップS37)、この処理を終了する。
【0069】つぎに、DCモータである束排出モータM
4の制御方法を示す。図9は束排出モータM4の制御に
係わる部分のドライバ520の構成を示すブロック図で
ある。ドライバ520は、CPU回路部560内のCP
U556に接続されており、PLL回路部561、PW
Mジェネレータ562、モータドライバ部563、電流
検出部564およびコンパレータ565を有する。
【0070】このドライバ520では、まず、CPU5
56からPLL回路部561に目標速度の基準クロック
を与える。PLL回路部561は、束排出モータM4に
取り付けられたエンコーダ566からのFG信号と基準
クロックとの間で周波数、位相差を比較し、基準クロッ
クを基にFG信号を補正する信号をPWMジェネレータ
562に与える。
【0071】PWMジェネレータ562は、PLL回路
部561からの信号を基に、束排出モータM4が目標速
度になるようなPWM信号をモータドライバ部563に
出力する。電流検出部564は、束排出モータM4に流
れる電流に対して電流電圧変換を行い、コンパレータ5
65は、変換後の電圧と束排出モータM4の電流制限値
となる基準電圧とを比較する。
【0072】例えば、基準電圧をV0、電流検出部56
4で変換された電圧をV1とすると、V0>V1である
場合、コンパレータ565からリミッタON信号は発生
しない。一方、V0<V1である場合、コンパレータ5
65からリミッタON信号が発生し、PWMジェネレー
タ562の動作は停止し、PWMジェネレータ562か
らPWM信号は出力されなくなる。
【0073】また、コンパレータ565の基準電圧V0
が高く設定されると、コンパレータ565からリミッタ
ON信号を発生させるための電圧も高くなり、モータに
流す電流の制限値も大きくなる。
【0074】つぎに、束排出モータM4に流れる電流の
制限値変更方法を示す。図10は電流制限値切換処理手
順を示すフローチャートである。この処理プログラム
は、CPU回路部560内のROM557に格納されて
おり、CPU556によって実行される。
【0075】まず、処理トレイ630に積載され、スタ
ックトレイ700に束排出されるシートの枚数をカウン
トする(ステップS1)。束排出されるシート枚数(束
排出枚数)が所定値nより少ないか否かを判別する(ス
テップS2)。ここで、所定値nは任意に設定可能であ
り、例えば、束排出モータM4にかかる負荷に応じて設
定することが望ましい。
【0076】束排出枚数が所定値nより少ない場合、C
PU556はコンパレータ565の基準電圧値を予め決
められた低電圧値に設定する(ステップS4)。一方、
束排出枚数が所定値n以上である場合、基準電圧値を高
電圧値に設定する(ステップS3)。
【0077】そして、基準電圧設定後、束排出モータM
4を駆動し(ステップS5)、シート束を排出する。束
排出が終了したか否かを判別し(ステップS6)、束排
出が終了した場合、束排出処理を終了する。一方、束排
出が終了しない場合、ステップS1に戻って束排出枚数
のカウントを行い、同様の処理を繰り返す。
【0078】このように、本実施形態では、後処理が行
われたシート束をスタックトレイ700に排出する際、
シートの枚数によって束排出モータM4の電流制限値、
つまりコンパレータ565の基準電圧値を変更可能であ
るので、排出されるシート束の枚数によらず、束排出モ
ータM4の立ち上がり特性を一定に揃えることができ、
スタックトレイ700に排出されたるシート束の積載品
位を確保できる。
【0079】以上が本発明の実施の形態の説明である
が、本発明は、上記実施の形態の構成に限られるもので
はなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形
態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよう
なものであっても適用可能である。
【0080】例えば、上記実施形態では、束排出枚数に
応じて、コンパレータ565の基準電圧値を2段階に設
定していたが、3段階以上に設定してもよく、また連続
的に設定してもよい。
【0081】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した
記録媒体を用いて、装置にプログラムを供給することに
よって達成される場合にも適用できることはいうまでも
ない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム
コード自体が本発明の新規な機能を実現することにな
り、そのプログラム自体およびそのプログラムを記憶し
た記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0082】上記実施形態では、図10のフローチャー
トに示すプログラムコードは記憶媒体であるROM55
7に格納されている。プログラムコードを供給する記憶
媒体としては、ROMに限らず、例えばフロッピー(登
録商標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、C
D−R、DVD、不揮発性のメモリカードなどを用いる
ことができる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、後処理が行われたシー
ト束を積載トレイに排出する際、シートの枚数によって
直流モータの電流制限値を変更可能であるので、排出さ
れるシート束の枚数によらず、直流モータの立ち上がり
特性を一定に揃えることができ、積載トレイに排出され
るシート束の積載品位を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるシート後処理装置が搭載さ
れた画像形成装置の構成を示す断面図である。
【図2】画像形成装置全体の制御を司るコントローラの
構成を示すブロック図である。
【図3】折り装置400およびフィニッシャ500の構
成を示す断面図である。
【図4】フィニッシャ制御部501の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】操作部153における後処理モード選択画面を
示す図である。
【図6】後処理モードとしてのノンソート処理手順を示
すフローチャートである。
【図7】ソート処理手順を示すフローチャートである。
【図8】ステイプルソート処理手順を示すフローチャー
トである。
【図9】束排出モータM4の制御に係わる部分のドライ
バ520の構成を示すブロック図である。
【図10】電流制限値切換処理手順を示すフローチャー
トである。
【図11】直流モータの立ち上がり特性を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
500 フィニッシャ 556 CPU 562 PMWジェネレータ 563 モータトライバ部 564 電流検出部 565 コンパレータ 700 スタックトレイ M4 束排出モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 盛重 祐治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 加藤 仁志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F049 AA03 AA08 DA12 LA02 LB03 3F054 AA01 AB01 AC02 BA04 BJ08 BJ11 CA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 束となるシートの枚数を計数する計数手
    段と、前記計数されるシートの束を積載する積載手段
    と、前記積載されたシートの束を排出する束排出手段
    と、前記束排出手段を駆動する駆動手段とを備えたシー
    ト後処理装置において、 前記駆動手段をモータで構成する場合、前記計数された
    シートの枚数に応じて前記モータに供給される電流を制
    限する電流制限手段を備えたことを特徴とするシート後
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記電流制限手段は、前記シートの枚数
    が所定値以上であるか否かを比較する比較手段と、 前記比較の結果、前記シートの枚数が所定値より少ない
    場合、前記モータに供給される電流の制限値を第1の設
    定値に設定し、前記シートの枚数が所定値以上である場
    合、前記制限値を前記第1の設定値より大きい第2の設
    定値に設定する設定手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載のシート後処理装置。
  3. 【請求項3】 前記モータに電流を供給するモータ駆動
    手段と、 前記モータ駆動手段を制御する制御信号を発生する信号
    発生手段と、 前記モータ駆動手段から前記モータに供給される電流を
    検出する電流検出手段と、 前記検出された電流と前記制限値とを比較し、該比較結
    果を基に、前記信号発生手段の動作を停止させる比較停
    止手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載のシー
    ト後処理装置。
  4. 【請求項4】 束となるシートの枚数を計数する工程
    と、前記計数されるシートの束を積載する工程と、前記
    積載されたシートの束を束排出手段により排出する工程
    とを有するシート後処理方法において、 前記束排出手段を駆動するモータに供給される電流を、
    前記計数されたシートの枚数に応じて制限する工程を有
    することを特徴とするシート後処理方法。
  5. 【請求項5】 前記電流を制限する工程では、前記シー
    トの枚数が所定値以上であるか否かを比較する工程と、 前記比較の結果、前記シートの枚数が所定値より少ない
    場合、前記モータに供給される電流の制限値を第1の設
    定値に設定し、前記シートの枚数が所定値以上である場
    合、前記制限値を前記第1の設定値より大きい第2の設
    定値に設定する工程とを有することを特徴とする請求項
    4記載のシート後処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のシート後処理
    方法を実現するためのプログラムコードを保持する記憶
    媒体。
  7. 【請求項7】 請求項4または5に記載のシート後処理
    方法を実現するためのプログラムコードを有するプログ
    ラム。
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