JP2002274426A - 自動車のセンタピラー構造 - Google Patents

自動車のセンタピラー構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬い材質の鋼管を使用したチューブフォーミ
ング成型部材をセンタピラーの補剛部材に適用する際
に、成型前の鋼管の外周長と成型後の鋼管の外周長との
間に大きな差異を設けることなく複雑な断面形状を成型
可能とするとともに、肉厚を狙った通りの分布とするこ
とができて、軽量化、簡素化、低コスト、高剛性を同時
に達成することが可能な自動車のセンタピラー構造を提
供する。 【解決手段】 車体の上下方向に沿って延設され、フロ
ントドア開口部の後縁部を形成するセンタピラーのアウ
タパネル部材の車室内側に管状リンホース部材が配置さ
れる自動車のセンタピラー構造において、管状リンホー
ス部材は、一端側が他端側より縮径された断面形状を有
するとともに、一端側には、管内方向に向かって所定距
離だけへこむように形成しへこみ部を、長手方向に沿っ
て所定距離だけ形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のセンタ
ピラー構造に関し、詳しくは、チューブフォーミングに
よる管状成型部材をセンタピラーの補剛部材に適用した
際のセンタピラー構造に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、車体を構成する
構成部材は、鋼板を所望の形状にプレス成形し、それら
をコ字断面やハット型断面形状に組み合わせたり、重ね
合わせたりした状態でフランジを溶接結合することによ
り、閉断面構造を形成して必要な強度を備えるようにし
ていた。特に、自動車のセンタピラー構造においては、
近年の車体の剛性向上の要請から、センタピラーの最外
殻をなすアウタパネル部材と最内殻をなすインナパネル
部材との間には、多数の鋼板からなる補強部材を内嵌挿
入した状態で互いに溶接結合して、強度を高く保持し衝
撃受容時の車内変形を抑制するようにしていた。ところ
で、近年では、自動車の構成部材を鋼板製から鋼管製に
変更する機運が高まっており、そのようなチューブフォ
ーミングのなかでも、とりわけ、鋼管を液圧で膨らませ
て所望の形を作る液圧成形(ハイドロフォーム)による
成型部材を自動車の構成部材に採用するメーカが増加し
つつある。このハイドロフォームでは、複雑かつ断面形
状の異なる筒状部材の一体成形が可能であって、鋼板製
からなる構成部材よりも少ない部品点数で同一スペース
における断面形状を拡大することができ、低コスト、軽
量化、高剛性などが得られるためである。そして、この
ハイドロフォームにより成型された部材をセンタピラー
の補剛部材として適用した例が、特開2000-95146号公報
に開示されている。
【0003】しかし、このハイドロフォームのようなチ
ューブフォーミングでは、複雑な断面形状を得ることが
可能であるものの、特に硬い材質の鋼管を使用した場
合、成型前の鋼管の外周長(管周)と成型後の鋼管の外
周長との間に大きな差異を設けることは困難であり、特
に先行例に記載のセンタピラーの補剛部材のように、細
い上端側と太い下端側とでの外周長の差が大きな成型部
材に適応しようとすると、事前に、鋼管をテーパ状に予
備成型しなければならなかったり、肉厚が狙った分布と
ならなかったりして、生産性の向上の妨げとなってしま
う問題がある。さらに、一般的な車体の構造部材では、
形状による強度差が少ない方が好ましいため、センタピ
ラーの補剛部材のように断面形状が大きく絞られるよう
な成型部材では、小径部に補強部材が必要となる可能性
もあり、部品点数の削減効果を減ずる虞もある。
【0004】そこで、この発明は、上述したような従来
の自動車のセンタピラー構造が有している問題点を解決
するためになされたものであって、硬い材質の鋼管を使
用したチューブフォーミング成型部材をセンタピラーの
補剛部材に適用する際に、成型前の鋼管の外周長と成型
後の鋼管の外周長との間に大きな差異を設けることなく
複雑な断面形状を成型可能とするとともに、肉厚を狙っ
た通りの分布とすることができて、軽量化、簡素化、低
コスト、高剛性を同時に達成することのできる自動車の
センタピラー構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明は、車体の上下方向に沿って延設され、フ
ロントドア開口部の後縁部を形成するセンタピラーのア
ウタパネル部材の車室内側に管状リンホース部材が配置
される自動車のセンタピラー構造において、前記管状リ
ンホース部材は、一端側が他端側より縮径された断面形
状を有するとともに、一端側には、管内方向に向かって
所定距離だけへこむように形成されたへこみ部が、長手
方向に沿って所定距離だけ形成されていることを特徴と
する。
【0006】前記管状リンホース部材に形成されたへこ
み部は、他端側より縮径されている一端側の外周長と、
他端側における外周長とが略同一外周長をなすように、
へこみ深さが設定されていることを特徴とする。
【0007】前記へこみ部は、前記管状リンホース部材
の上端部から略中間部にかけて形成されていて、そのへ
こみ深さは、前記管状リンホース部材の上端側が最深と
され、中間部に向かうのにしたがって、徐々にへこみ深
さが浅くなっていくように形成されていることを特徴と
する。
【0008】前記へこみ部は、前記管状リンホース部材
の車室内側に形成されていることを特徴とする。
【0009】前記へこみ部の最深部近傍にシートベルト
のショルダアンカボルト取付部を設けたことを特徴とす
る。
【0010】前記管状リンホース部材は、前記アウタパ
ネル部材に直接接合固定されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の最も好適と思われ
る実施形態について、図面を参照しながら説明する。図
1は、本発明が自動車のセンタピラー構造に適用された
場合の実施形態の一例を示した説明図、図2は、図1中
の車体を一側方から見た際の側面図、図3(a)は、図
1中のセンタピラー構造を車体外側から見た際の分解斜
視図、(b)は、図1中のセンタピラー構造を車体内側
から見た際の斜視図、図4(a)〜(d)は、図3
(b)中に示された各断面毎の矢視図を示している。こ
こで、センタピラーは、車体の左右両側に等しく設けら
れるものであるから、車体左側のセンタピラー構造につ
いての説明を行う。
【0012】図1〜4に示すように、本発明の実施形態
におけるセンタピラー10は、センタピラーアウタ1
1,管状インナリンホース12から主に構成される。
【0013】センタピラー10は、図1,2に示すよう
に、車両の前席と後席とを隔てるように車体左右両側に
立設されるサイドメンバであって、その上端は、ルーフ
サイドレール13の側端部、下端は、サイドシル14の
上端部にそれぞれ接合されることによって、車体の横剛
性を確保するものである。このセンタピラー10の最外
殻をなすセンタピラーアウタ11は、車体の上下方向に
向かって延設された板状部材であり、センタピラーアウ
タ11の上方から下方に向かうのにしたがって、短手方
向の横幅が徐々に拡がっていく末広がり形状に形成さ
れ、車体左側(アウタ側のこと。図2中では、紙面手前
側)に所定距離だけ突出された中央部11aと、この中
央部11aを車体前後方向から挟んだ前側部11bと後
側部11cとが上下方向、つまり長手方向に沿って一体
的に折り曲げ形成されているとともに、前側部11bお
よび後側部11cの車体前,後側縁には、車体前,後方
向に向かってそれぞれ折り曲げられた前,後側フランジ
11d,11eが長手方向に沿って形成されていること
によって、センタピラーアウタ11は、車体右側(イン
ナ側のこと。図2中では、紙面奥側)に向かって開口し
た略ハット型断面形状を有している。
【0014】センタピラーアウタ11のインナ側に沿っ
て配置される管状インナリンホース12は、複数の鋼板
材からなる従来のリンホース部材に代わって配置される
補剛部材であって、鋼管をチューブフォーミング、たと
えばハイドロフォームによって、上端側の断面形状が大
きく絞られるように加工成型されたものである。この管
状インナリンホース12の長手方向における長さ距離
は、管状インナリンホース12の上端部をセンタピラー
アウタ11の中央部11aの上端部に合わせた状態にし
て配置すると、管状インナリンホース12の下端部が、
センタピラーアウタ11の所定位置に形成された上部リ
ヤドアヒンジ取付部15と下部リヤドアヒンジ取付部1
6との間に位置するように設定されており、この管状イ
ンナリンホース12によってセンタピラーアウタ11の
窓肩対向部が補剛される。そして、インナリンホース1
2の短手方向における横幅は、センタピラーアウタ11
と同様に、上方から下方に向かうのにしたがって徐々に
拡幅されていく末広がり形状に形成されている。
【0015】管状インナリンホース12のアウタ側面
は、センタピラーアウタ側、つまり管外方向に向かって
略山型に突出するように液圧成形されており、この管状
インナリンホース12がセンタピラーアウタ11のイン
ナ側に配置された際に、センタピラーアウタ11の中央
部11aと接触しないように所定距離だけ突出された突
出部12aと、この突出部12aを車体前後方向から挟
み、センタピラーアウタ11の前側部11b、後側部1
1cと対向配置される前,後側部12b,12cとが長
手方向に沿って一体的に形成されている。
【0016】管状インナリンホース12のインナ側面に
は、対向するアウタ側面、つまり管内方向に向かって所
定距離だけへこむように液圧成形されたへこみ部12d
が、長手方向に沿って所定距離だけ形成されている。こ
のへこみ部12dは、管状インナリンホース12の上端
部から略中間部にかけて形成されていて、インナ側面を
補強するビード形状を備えているとともに、そのへこみ
深さは、管状インナリンホース12の小径部とされる上
端部の外周長と、大径部とされる中間部の外周長および
下端部の外周長とがそれぞれ略同一外周長をなすよう
に、管状インナリンホース12の上端側が最深とされ、
中間部に向かうのにしたがって、徐々にへこみ深さが浅
くなっていくように形成されている。
【0017】さらに、管状インナリンホース12のイン
ナ側面の所定位置には、所定径状の取付孔17が2箇所
穿設されているとともに、一方の取付孔17には、シー
トベルトのショルダアンカボルト18を固定するための
ウェルディングナット19が取り付けられている。この
取付孔17は、へこみ部12dの深部に穿設されてお
り、ショルダアンカボルト18をウェルディングナット
19に取り付けた際に、ショルダアンカボルト18のボ
ルトヘッド18aが、へこみ部12d内にほぼ納まるよ
うな位置とされている。また、他方の取付孔17は、へ
こみ部12dが形成されていない略中間部近傍に設けら
れている。
【0018】センタピラーアウタ11のインナ側に配置
された管状インナリンホース12は、図4(a)〜
(d)に示すように、センタピラーアウタ11のインナ
側面の一部と管状インナリンホース12のアウタ側面の
一部とが長手方向に沿って当接した状態となっており、
その当接部位の所望位置を溶接により接合固定して結合
部20とすることにより、管状インナリンホース12は
センタピラーアウタ11に直接、強固に固定されること
となる。
【0019】そして、このように構成されたセンタピラ
ー10のインナ側には、車体の上下方向に向かって延設
され、アウタ側に向かって開口した略ハット型断面形状
を有する板状部材のセンタピラーインナ(図示略)が配
置される。このセンタピラーインナの前,後端縁には、
センタピラーアウタ11の前,後側フランジ11d,1
1eと接合固定されるフランジが形成されていて、セン
タピラーインナとセンタピラーアウタ11との各フラン
ジが接合されることによってセンタピラー10の閉断面
構造が形成される。
【0020】このように、センタピラー10を構成する
センタピラーアウタ11のインナ側には、管状インナリ
ンホース12が配置されることによって、センタピラー
アウタ11の窓肩対向部の抗力が増加されるとともに、
溶接継ぎ目がなく、一体成形された管状インナリンホー
ス12のアウタ側面には管外方向、インナ側面は管内方
向にそれぞれ向かって突出成形されていることによっ
て、さらに剛性が向上されている。そのため、車体の側
方から衝撃が加わってセンタピラー10がサイドドアや
サイドシル14などの構造物とともにインナ側に向かっ
て変形進入する際には、まずセンタピラーアウタ11が
変形を開始するが、管状インナリンホース12との間に
潰代が形成されていることにより、衝撃力を充分に吸収
するスペースが確保されていて窓肩対向部の変形が最小
限に押しとどめられる。そして、窓肩対向部の変形が阻
止されたセンタピラーアウタ11そのものが、インナ側
に進入しようとすると、突出部12aおよびへこみ部1
2dが形成されて、より剛性が高められた管状インナリ
ンホース12は断面変形しにくく、しかも、センタピラ
ーアウタ11とセンタピラーインナとの結合構造に従来
と変更はないので、センタピラーアウタ11の窓肩対向
部の変形を阻止しながらもセンタピラー10がインナ側
に安定して進入させることができるようになる。
【0021】このように、本発明によるセンタピラー構
造によれば、センタピラー10のセンタピラーアウタ1
1は、インナ側に向かって開口した略断面ハット型形状
であるとともに、上方から下方に向かうのにしたがって
徐々に拡幅されていく末広がり形状に形成されている。
このようなセンタピラーアウタ11のインナ側の長手方
向に沿って配置されるように液圧成形された管状インナ
リンホース12は、センタピラーアウタ11と同様、上
端部が小径部、下端部が大径部に形成されている。その
ような管状インナリンホース12の上端部の外周長と、
中間部の外周長および下端部の外周長とがそれぞれ略同
一外周長をなすために、インナ側面には管内方向に向か
ってへこまされたへこみ部12dが設けられているとと
もに、このへこみ部12dのへこみ形状は、管状インナ
リンホース12の上端側が最深とされ、中間部に向かう
のにしたがって、徐々にへこみ深さが浅くなっていくよ
うに形成されている。それらのことにより、特に硬い材
質の鋼管を管状インナリンホース12として使用する場
合でも、成型前の鋼管の外周長と成型後の管状インナリ
ンホース12の外周長とをほぼ同一のまま上方細りの外
観を実現することができて、事前に、鋼管をテーパ状に
予備成型することなく、複雑な断面形状を成型可能とす
ることができるようになるとともに、成型後の肉厚を狙
った通りの分布とすることができ、複雑な形状による強
度差を減少させることができるようになる。また、管状
インナリンホース12の上端部における小径部の長手方
向に沿ってへこみ部12dを設けたことにより、小径部
を補強するビード形状を兼ね備えることとなるので、小
径部を補強する補強部材の必要はなくなり、部品点数を
削減することができるとともに、そのへこみ部12dに
ショルダアンカボルト18を取り付けても、シートベル
トからの引張力に十分抗力を発揮させることができるよ
うになり、ブラケット類が不要となる。しかも、ボルト
ヘッド18aをへこみ部12dにほぼ収めることなるの
で、室内側への突出量を最小限とすることでできて、室
内空間を最大限に活用することができるようになる。
【0022】これらの結果、チューブフォーミング成形
からなる管状部材をセンタピラーの補剛部材として使用
することにより、部品点数の削減に伴うセンタピラーの
軽量化、簡素化を得ることができるとともに、車体の側
方からの衝撃力から車内変形を効果的に抑制して、乗員
の安全性をより向上させる高剛性を低コストに実現する
ことができるようになる。
【0023】なお、本発明の自動車のセンタピラー構造
は、センタピラーのみに適用されるものではなく、たと
えばフロントピラーやリヤクォータピラー、或いはサイ
ドシルなどの車体フレーム部材にも適用することができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動車のセンタ
ピラー構造によれば、硬い材質の鋼管を使用したチュー
ブフォーミング成型部材をセンタピラーの補剛部材に適
用する際に、成型前の鋼管の外周長と成型後の鋼管の外
周長との間に大きな差異を設けることなく複雑な断面形
状を成型可能とするとともに、肉厚を狙った通りの分布
とすることができて、センタピラーの軽量化、簡素化、
低コスト、高剛性を同時に達成することが可能な自動車
のセンタピラー構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が自動車のセンタピラー構造に適用され
た場合の実施形態の一例を示した説明図である。
【図2】図1中の車体を一側方から見た際の側面図であ
る。
【図3】(a)は、図1中のセンタピラー構造を車体外
側から見た際の分解斜視図、(b)は、図1中のセンタ
ピラー構造を車体内側から見た際の斜視図である。
【図4】(a)〜(d)は、図3(b)中に示された各
断面の矢視図である。
【符号の説明】
10 センタピラー 11 センタピラーアウタ 11a 中央部 11b 前側部 11c 後側部 12 管状インナリンホース 12a 突出部 12b 前側部 12c 後側部 12d へこみ部 17 取付孔 18 ショルダアンカボルト 19 ウェルディングナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D003 AA01 AA04 AA10 BB02 CA34 CA40 DA18 DA19 3D018 CA06 CA08 CA09 CB02 CB04 CC03 CD04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の上下方向に沿って延設され、フロ
    ントドア開口部の後縁部を形成するセンタピラーのアウ
    タパネル部材の車室内側に管状リンホース部材が配置さ
    れる自動車のセンタピラー構造において、 前記管状リンホース部材は、一端側が他端側より縮径さ
    れた断面形状を有するとともに、一端側には、管内方向
    に向かって所定距離だけへこむように形成されたへこみ
    部が、長手方向に沿って所定距離だけ形成されているこ
    とを特徴とする自動車のセンタピラー構造。
  2. 【請求項2】 前記管状リンホース部材に形成されたへ
    こみ部は、他端側より縮径されている一端側の外周長
    と、他端側における外周長とが略同一外周長をなすよう
    に、へこみ深さが設定されていることを特徴とする請求
    項1に記載の自動車のセンタピラー構造。
  3. 【請求項3】 前記へこみ部は、前記管状リンホース部
    材の上端部から略中間部にかけて形成されていて、その
    へこみ深さは、前記管状リンホース部材の上端側が最深
    とされ、中間部に向かうのにしたがって、徐々にへこみ
    深さが浅くなっていくように形成されていることを特徴
    とする請求項2に記載の自動車のセンタピラー構造。
  4. 【請求項4】 前記へこみ部は、前記管状リンホース部
    材の車室内側に形成されていることを特徴とする請求項
    3に記載の自動車のセンタピラー構造。
  5. 【請求項5】 前記へこみ部の最深部近傍にシートベル
    トのショルダアンカボルト取付部を設けたことを特徴と
    する請求項4に記載の自動車のセンタピラー構造。
  6. 【請求項6】 前記管状リンホース部材は、前記アウタ
    パネル部材に直接接合固定されることを特徴とする請求
    項1〜5の何れか一つに記載の自動車のセンタピラー構
    造。
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