JP2002272185A - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置

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JP2002272185A
JP2002272185A JP2001065167A JP2001065167A JP2002272185A JP 2002272185 A JP2002272185 A JP 2002272185A JP 2001065167 A JP2001065167 A JP 2001065167A JP 2001065167 A JP2001065167 A JP 2001065167A JP 2002272185 A JP2002272185 A JP 2002272185A
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motor
control
driving
cpu
control circuit
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Shoji Takahashi
昭治 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータを最適な駆動パターンで
駆動させると共に、駆動前および駆動処理中のCPUの
処理負荷を低減し、かつモータ制御回路側での過大な記
憶領域を必要としないモータ駆動装置を提供すること。 【解決手段】 ステッピングモータ21と、このステッ
ピングモータ21を駆動するモータ駆動回路22と、こ
のモータ駆動回路22を駆動するために必要モータ制御
信号を出力するモータ制御回路23と、モータ駆動装置
を制御するCPU24とからなるモータ駆動装置におい
て、前記モータ制御回路23は、ステッピングモータ2
1の駆動パターンに対応する参照テーブルを備え、前記
CPU24からモータ制御回路23の記憶領域に送出さ
れた加減速パルスデータおよび前記参照テーブルに送出
されたデータに基づいて前記モータ制御信号を出力する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
ター等のモータ回転数を制御することにより、スキャナ
等の移動体の速度を制御するモータ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナ等の読取ヘッドを駆動す
る場合、オープンループ制御のためにステッピングモー
タが多用されている。ステッピングモータは、駆動パル
スとして与えられるパルス周波数に応じて、モータ回転
速度が変化し、駆動される読取ヘッドの位置および移動
速度が制御される。
【0003】スキャナや複写機等において倍率を変える
ような場合は、読取ヘッドの移動速度も倍率に応じて変
化させなければならないが、各倍率に応じて加速および
減速のパルス周波数データが必要となる。
【0004】図5は従来技術に係るステッピングモータ
等の駆動装置の一例を示すものである。この駆動装置で
は、ステッピングモータ11のモータ駆動回路12を制
御ASIC(application specifi
c integratedcircuit)13によっ
て制御する機構であり、例えば加速時において、加速に
必要とされる周波数データはRAM15に格納されてお
り、モータ11の加速に合わせて順次、データが内蔵R
AMに転送され、そのデータを参照することにより加速
プロファイルが設定される。
【0005】しかしながら、全ての変倍率における設定
速度に合わせた周波数データをRAM15に格納するこ
とは出来ないため、変倍率が変更される度に、CPU1
4により周波数データを再計算し、転送することにより
RAM15の記憶容量を低減する手法が採られている。
【0006】また等速度で駆動する場合においても、C
PU14から等速度のパルスデータを制御ASIC23
側に送出して制御が行われている。
【0007】このようなモータ駆動装置では、駆動処理
を開始する前に、加減速のパルスデータを送出したりす
るとCPU14の負荷が増大し、また全ての加減速パタ
ーンを記憶しようとすると多量の記憶領域をCPU14
側か制御ASIC13側に設ける必要がある。さらに駆
動処理中においても、CPU14がパルスデータの計算
処理や転送処理を行なう必要が生じていた。
【0008】これらの問題点を解決する手段として、特
開平6−153594には、CPUとモータドライバ間
でコマンドによりデータの受け渡しを行わせ、CPUの
負荷を低減させることが提案されている。また、特開平
10−257244や特開平6−113595には、加
減速のパルスデータを最適化して、パルスデータを基準
となる記憶領域のテーブルデータから再計算することに
よって記憶領域を削減したり、またはDMA制御により
パルスデータの参照アドレスをCPUによらずに回転速
度制御する等の方法が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
技術におけるようなステップモータ等の駆動装置では、
駆動前および駆動処理中のCPUの処理負荷を低減しよ
うとすると、加減速のパルスデータを最適化するような
制御は困難となる。即ち、駆動条件が変化する度に、加
減速のパルスデータも最適化する必要があるが、毎回の
CPUの転送処理の負担を低減させようとすると、パル
スデータの全てを制御ASIC側に記憶させる必要があ
り、記憶領域が膨大になる。逆に記憶領域を削減しよう
とすると、毎回パルスデータの修正が必要となるため、
CPUの転送処理が増加することが避けられない。ま
た、記憶領域も小さくしてパルスデータも最適化しよう
とすると、駆動処理中にCPUによるパルスデータの計
算処理が必要となるため、駆動処理中のCPUの負担が
増大し、画像処理等のCPUが他に行なうべき処理の余
裕が無くなってしまう。
【0010】これらの問題を回避するために、メインC
PUの他にモータドライバー回路を処理するためだけの
ローカルCPUを用いることも考えられるが、駆動制御
系が増大しCPUのコスト増が問題となる。
【0011】本発明の目的は、上記の種々の問題点に鑑
みて、ステッピングモータを最適な駆動パターンで駆動
させると共に、駆動前および駆動処理中のCPUの処理
負荷を低減し、かつモータ駆動処理のために過大な記憶
領域を必要としないモータ駆動装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。
【0013】第1の手段は、ステッピングモータと、こ
のステッピングモータを駆動するモータ駆動回路と、こ
のモータ駆動回路を駆動するために必要モータ制御信号
を出力するモータ制御回路と、モータ駆動装置を制御す
るCPUとからなるモータ駆動装置において、前記モー
タ制御回路は、ステッピングモータの駆動パターンに対
応する参照テーブルを備え、前記CPUからモータ制御
回路の記憶領域に送出された加減速パルスデータおよび
前記参照テーブルに送出されたデータに基づいて前記モ
ータ制御信号を出力することを特徴とする。
【0014】第2の手段は、第1の手段において、前記
参照テーブルは、前記駆動パターンを構成する複数種類
の制御パターンに対応した複数の制御テーブルで構成さ
れていることを特徴とする。
【0015】第3の手段は、第2の手段において、前記
各制御テーブルは、ステッピングモータを駆動制御する
ためのパルスデータ値を格納する部分と、モータ制御回
路内の前記記憶領域に記憶されたアドレスデータを切り
換えて利用するための制御ビットとを格納する部分とか
ら構成されていることを特徴とする。
【0016】第4の手段は、第3の手段において、前記
参照テーブルが参照する前記記憶領域のアドレスデータ
が、参照テーブル中の制御ビットによって増減可能に構
成されていることを特徴とする。
【0017】第5の手段は、第2の手段において、前記
各制御テーブルは、ステッピングモータを駆動制御する
ためのパルスデータ値を格納する部分と、回転方向やモ
ータトルクを制御する電流値、励磁相切替信号、ランプ
制御信号等の各制御パターンにおける各種データを格納
する部分とから構成されていることを特徴とする。
【0018】第6の手段は、第1の手段乃至第5の手段
のいずれか1つの手段において、前記CPUから、前記
モータ制御回路の記憶領域に送出される加減速パルスデ
ータおよび前記モータ制御回路の前記参照テーブルに送
出されるデータは、モータ駆動処理が開始される前に送
出されると共に、前記モータ駆動処理の開始と終了は、
前記CPUから前記モータ制御回路への処理開始信号の
送信で開始され、前記モータ制御回路から前記CPUへ
の処理終了信号の送信で終了し、モータ駆動処理中は前
記CPUにおける駆動処理負担を必要としないことを特
徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
4を用いて説明する。
【0020】図1は、本発明に係るスキャナや複写機等
に備えられるモータ駆動装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0021】同図において、21はステッピングモータ
等のモータ、22はモータ21を駆動するための駆動電
流を出力するモータ駆動回路、23は参照テーブルおよ
び内蔵RAMを備え、CPU24によって制御されモー
タ駆動回路22にモータ制御信号を出力する制御ASI
C等からなるモータ制御回路、24はモータ駆動装置の
制御およびスキャナや複写機等における画像処理等を行
うCPU、25は駆動モータの加減速に必要なパルスデ
ータを記憶するRAMである。
【0022】図2は、スキャナの読取ヘッド等に用いら
れるステッピングモータの駆動パターンの一例を示す図
である。
【0023】同図に示すように、この駆動パターンは全
体として前進駆動とリターン駆動とからなり、9つの制
御パターンから構成されている。前進駆動には、加速領
域31、読取位置までの定速領域32、読取領域におけ
る定速領域33、減速領域34、ウェイト領域35の5
制御パターンからなり、リターン駆動には、加速領域3
6、定速領域37、減速領域38、ウェイト領域39の
4制御パターンから構成されている。
【0024】図3は、制御ASIC23に備えられる参
照テーブルの構成を示す図である。
【0025】同図に示すように、この参照テーブルは、
1つのテーブルが複数のレジスタ、即ち、ここでは4つ
のレジスタ41〜44から構成されている。第1のレジ
スタ41および第2のレジスタ42はステッピングモー
タ21に与えるパルス幅、第3のレジスタ43はステッ
ピングモータ21に与えるパルス数、第4のレジスタ4
4はコントロールレジスタであり各ビット毎に入出力を
制御するデータを有する。
【0026】ここで、コントロールレジスタである第4
のレジスタ44には、ビットによって、加速/定速の切
替え、励磁モードの切替え、回転方向の切替え、読取領
域の有無、ランプ制御の要否、パルス出力の要否の制御
が可能となっている。
【0027】なお、各テーブルのデータは制御ビット数
により増減可能に構成されている。さらに、参照テーブ
ルは、上記に説明した4つのレジスタ41〜44からな
るテーブルが複数個、ここでは第1テーブルから第9テ
ーブルまでの9つのテーブルから構成されている。この
第1テーブルから第9テーブルまでの9つのテーブル
は、それぞれ図2に示した駆動パターンにおける9つの
それぞれの制御パターンに対応して設けられる。
【0028】次に、図1乃至図3を用いてステッピング
モータの駆動制御について説明する。
【0029】はじめに、図1において、CPU24によ
り加減速に必要なパルスデータがRAM25から制御A
SIC23内の内蔵RAMに転送される。その後、CP
U24は、制御ASIC23に対して参照テーブルのデ
ータをスキャナで読み取る条件に合わせて送出した後、
モータスタート信号を送る。
【0030】制御ASIC23では、参照テーブルの第
1テーブルを参照して、この第1テーブルのコントロー
ルレジスタである第4のレジスタ44の加速/定速の切
替ビットを参照し、ここではビットがオンであることか
ら加速処理と判断する。第1テーブルが加速テーブルと
判断されると、このテーブルの第1のレジスタ41のア
ドレス値に従い、予め内蔵RAMに転送されていたパル
スデータを参照してモータ駆動回路22にモータ制御信
号としての駆動パルスを出力する。なお、第1のレジス
タ41が参照アドレスとして使用されるので第2のレジ
スタ42は意味を持たない。駆動パルスの出力が終了し
た時点で第3のレジスタ43における所定のパルス数に
処理回数が到達したかを判定し、到達した場合は参照テ
ーブルの第2テーブルに移行し、到達していない場合は
参照する内蔵RAMのアドレスをインクリメントして次
のパルスデータをモータ駆動回路22に出力する。
【0031】第1テーブルが処理されている間、コント
ロールレジスタである第4のレジスタ44の励磁モード
および回転方向のビットに従って、ステッピングモータ
21の回転方向と励磁モードが制御される。またランプ
を点灯するためにランプ制御ビットはオンに設定され、
加速処理時は読取領域ではないので、読取り領域ビット
はオフに設定されている。
【0032】第1テーブルによる処理が終了すると、第
2テーブルに従う処理が開始される。加速処理の終了後
は、図3に示すように、定速領域は読取領域に到達する
までの定速領域32と読取領域における定速領域33と
に分割されるが、まず、読取位置までの定速領域32で
は定速での駆動処理が実施され、第2テーブルのコント
ロールレジスタである第4のレジスタ44の加速/定速
の切替えビットを読み取り、定速処理と判断する。制御
ASIC23は第1のレジスタ41および第2のレジス
タ42で規定するパルス幅のパルスを第3のレジスタ4
3で規定する処理回数だけモータ駆動回路22に出力す
る。第2テーブルにおける処理でも、未だ読取領域では
ないので、第4のレジスタ44の読取り領域ビットはオ
フに設定されている。
【0033】第2テーブルによる処理が終了すると、第
3テーブルに従う処理が開始され、図3に示すように、
読取領域における定速領域33に入り、定速での駆動処
理が行われる。読取領域に入ったので、第4のレジスタ
44の読取り領域ビットはオンに設定されており、第3
テーブルに従う処理が行われる。
【0034】以下同様に第4テーブルから第9テーブル
に従う処理が行われ、図3に示す駆動パターンを構成す
る制御パターン31〜39が順次実行される。
【0035】制御ASIC23は、参照テーブルに従う
全ての処理の終了後、CPU24にモータエンド信号を
送出して次ぎのモータスタート信号を待機する状態に戻
る。参照テーブルの処理が終了したことの判断は、第1
のレジスタ41から第3のレジスタ43のデータが全て
零であることや、別途参照テーブル数を示すレジスタを
設定することにより、容易に実行することが可能であ
る。
【0036】上記のごとく、CPU24は、制御ASI
C23にモータスタート信号を送出してから制御ASI
C23からモータエンド信号を返送されるまでの間、駆
動処理に関してはCPU24の処理負担はほとんど発生
しない。従って、この間CPU24の処理を画像処理等
に割り当てることが可能となり、またCPU24におけ
る駆動処理に必要なプログラム自体を低減することが可
能となる。
【0037】図4は、図2に示した駆動パターンと比べ
て、加減速パターンや加減速トルクをより詳細に調整し
た駆動パターンを示す図である。
【0038】この駆動パターンにおける制御パターン5
1では、加速度5000mm/sec、制御パター
ン52では加速度10000mm/sec、制御パ
ターン53では加速度5000mm/secであ
り、かつ各制御パターン51〜53のそれぞれにおいて
所定のモータトルクが得られるように調整されている。
【0039】この加減速パターンおよび加減速トルクで
ステッピングモータ21を駆動するためには、制御AS
IC23の参照テーブルの第1テーブルにおいて参照ア
ドレスのインクリメントを1つずつ増加させることによ
り5000mm/secの加速度が得られるように設
定し、第2テーブルでは参照アドレスのインクリメント
を1つ飛ばしに増加させることにより10000mm/
sec の加速度が得られるように設定し、第3テー
ブルでは参照アドレスのインクリメントを1つずつ増加
させることにより5000mm/sec の加速度が
得られるように設定すると共に、各第1テーブル、第2
テーブル、第3テーブルのそれぞれにおいてモータトル
ク調整用の電流値設定ビットを設ける。
【0040】制御ASIC23の参照テーブルをこのよ
うに設定することにより、CPU24から制御ASIC
23の内蔵RAMに基本となる加速度5000mm/s
ec を転送した後は、制御ASIC23によって参
照テーブルの第1テーブル〜第3テーブルに従う駆動処
理を行わせることにより、順次加速度5000、100
00、5000mm/sec の3つの加速パターン
と各テーブルにおける電流設定ビットに従った加速トル
クで駆動制御することができる。
【0041】このように、制御ASIC23に参照テー
ブルの各レジスタにアドレスをインクリメントするオフ
セット値を格納することにより、参照テーブルにより参
照するRAMアドレス値をCPU24の処理負担を増大
させることなく行なうことができ、また、加速パターン
途中におけるモータトルクを、CPU24の処理負担無
しに制御ASIC23のみで正確に実行することが可能
となる。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ステッピ
ングモータの加減速パルスデータをモータ制御回路に送
出した後は、モータ駆動に先立ってモータ制御回路に対
して参照テーブルのデータを送出するだけで良いため、
加減速パルスデータのような多量のデータ転送が不要と
なり、CPUの処理時間および処理負荷が低減される。
【0043】請求項2記載の発明によれば、参照テーブ
ルは各制御パターンに対して1つのテーブルで対応する
ようになっているため、スキャナ等の駆動制御に対して
も、一連の駆動制御を20組程度の参照テーブルとして
設定することが可能となる。これにより、CPUは駆動
処理に先立って20組程度の参照テーブルのみをモータ
制御回路に送出するだけで済むため、駆動処理前および
駆動中のCPUの処理負荷が著しく低減される。
【0044】請求項3記載の発明によれば、制御ビット
によりパルスデータを参照テーブル内と別の記憶領域の
双方に設定することができるため、等速駆動の場合等に
おいては参照テーブル以外の記憶領域を必要としない。
また、参照テーブルをいくつか組み合わせることによ
り、複数のパルスデータを組み合わせた加速パターンを
設定することが可能となるため、モータの振動を抑制し
たような複雑な加速プロファイルを容易にモータ制御回
路に設定することができる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、参照テーブ
ルが他の記憶領域を順次参照してパルスデータをモータ
制御回路に送出する場合、参照アドレスの増減数を制御
ビットにより可変することができるため、記憶領域を増
やすことなく同一の記憶された加速パルスデータから、
別の加速プロファイルを得ることが出来る。
【0046】請求項5記載の発明によれば、参照テーブ
ルにはステップモータの励磁モードやトルクを設定する
電流値、また外部のランプ制御信号ならびに読取り領域
を示すゲート信号を制御ビットとして持っているため、
ステップモータの駆動処理と共に正確に入出力制御を行
なうことが可能となり、また、駆動処理中のCPUの負
荷を著しく低減することができる。
【0047】請求項6記載の発明によれば、CPUから
モータ制御回路の参照テーブルへの送出は、駆動処理前
に行われて、駆動処理中は必要としないため、CPUは
モータ制御回路からの処理終了信号のみを監視するだけ
で良く、CPUの処理負荷を著しく低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスキャナや複写機の読取ヘッド
に用いられるモータ駆動装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 スキャナの読取ヘッドにおけるステッピング
モータの駆動パターンの一例を示す図である。
【図3】 図1に示す制御ASIC23に備えられる参
照テーブルの構成を示す図である。
【図4】 図2に示した駆動パターンに比べて、加減速
パターンや加減速トルクをより詳細に調整した駆動パタ
ーンを示す図である。
【図5】 従来技術に係るステッピングモータ等の駆動
装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
21 ステッピングモータ 22 モータ駆動回路 23 制御ASIC 24 CPU 25 RAM 31〜35 駆動パターンの前進駆動を分割した制御パ
ターン 36〜39 駆動パターンのリターン駆動を分割した制
御パターン 41 第1のレジスタ 42 第2のレジスタ 43 第3のレジスタ 44 第4のレジスタ 51 加速度5000mm/sec を有する制御パ
ターン 52 加速度10000mm/sec を有する制御
パターン 53 加速度5000mm/sec を有する制御パ
ターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータと、このステッピン
    グモータを駆動するモータ駆動回路と、このモータ駆動
    回路を駆動するために必要なモータ制御信号を出力する
    モータ制御回路と、モータ駆動装置を制御するCPUと
    からなるモータ駆動装置において、 前記モータ制御回路は、ステッピングモータの駆動パタ
    ーンに対応する参照テーブルを備え、前記CPUからモ
    ータ制御回路の記憶領域に送出された加減速パルスデー
    タおよび前記参照テーブルに送出されたデータに基づい
    て前記モータ制御信号を出力することを特徴とするモー
    タ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記参照テーブルは、前記駆動パターン
    を構成する複数種類の制御パターンに対応した複数の制
    御テーブルで構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のモータ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記各制御テーブルは、ステッピングモ
    ータを駆動制御するためのパルスデータ値を格納する部
    分と、モータ制御回路内の前記記憶領域に記憶されたア
    ドレスデータを切り換えて利用するための制御ビットと
    を格納する部分とから構成されていることを特徴とする
    請求項2記載のモータ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記参照テーブルが参照する前記記憶領
    域のアドレスデータが、参照テーブル中の制御ビットに
    よって増減可能に構成されていることを特徴とする請求
    項3記載のモータ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記各制御テーブルは、ステッピングモ
    ータを駆動制御するためのパルスデータ値を格納する部
    分と、回転方向やモータトルクを制御する電流値、励磁
    相切替信号、ランプ制御信号等の各制御パターンにおけ
    る各種データを格納する部分とから構成されていること
    を特徴とする請求項2記載のモータ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記CPUから、前記モータ制御回路の
    記憶領域に送出される加減速パルスデータおよび前記モ
    ータ制御回路の前記参照テーブルに送出されるデータ
    は、モータ駆動処理が開始される前に送出されると共
    に、前記モータ駆動処理の開始および終了は、前記CP
    Uから前記モータ制御回路への処理開始信号の送信で開
    始され、前記モータ制御回路から前記CPUへの処理終
    了信号の送信で終了し、モータ駆動処理中は前記CPU
    における駆動処理負担を必要としないことを特徴とする
    請求項1乃至請求項5記載のいずれか1つの請求項記載
    のモータ駆動装置。
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Cited By (5)

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