JP2008259403A - モータ駆動装置、画像読取装置、画像形成装置およびモータ駆動方法 - Google Patents

モータ駆動装置、画像読取装置、画像形成装置およびモータ駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モータの駆動を一旦停止し、再度動作する際にロータの動作が不定とならないモータ駆動装置、画像読取装置、画像形成装置およびモータ駆動方法を提供する。
【解決手段】複数の励磁モードを備え、一つの励磁モードから他の励磁モードに遷移可能であり、回転軸に取り付けられたロータを有するステッピングモータを駆動するモータ駆動装置において、モータ制御部103は、励磁モードに対応する位置にロータを移動させるよう制御して、ステッピングモータを駆動し、ステッピングモータを停止する場合に、ロータの停止が指示された後で、かつ、複数の励磁モードにおいて共通にロータが移動する位置にロータを停止制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータ駆動装置、画像読取装置、画像形成装置およびモータ駆動方法に関し、特にモータの停止制御に関する。
スキャナ等の画像読取装置がイメージセンサ部を駆動して原稿を読込む場合に、駆動装置としてステッピングモータを用いることが一般に知られている。このようなステッピングモータは、複数の励磁モードによって回転速度を制御することが可能である。しかし、ステッピングモータの回転をある励磁モードから他の励磁モードに遷移する際に、2つの励磁モードで停止する位置が一致しない場合はロータの位置が不定となり、読取った画像にずれが生じてしまう場合があるという問題があった。
このような問題を解決するものとして、駆動中に2つの励磁モードをスムーズに遷移するモータ駆動装置が開示されている(特許文献1参照)。かかるモータ駆動装置では、ある励磁モードから他の励磁モードに遷移する際に、2つの励磁モードで共通する位置にロータが移動したことを判断して遷移することで、ロータの位置を不定にすることなく、次の励磁モードに遷移する。
特開2004−140890号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、ステッピングモータが一旦停止し、停止した際の励磁モードと異なる励磁モードで動作を開始する際において、ロータの位置が動作を開始する励磁モードに対応する位置で停止しなかった場合にはロータの動作が不定となり、読取った画像にずれが生じてしまうという問題を解決することができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、モータの駆動を一旦停止し、再度動作する際にロータの動作が不定とならないモータ駆動装置、画像読取装置、画像形成装置およびモータ駆動方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、複数の励磁モードを備え、一つの励磁モードから他の励磁モードに遷移可能であり、回転軸に取り付けられたロータを有するステッピングモータを駆動するモータ駆動装置において、前記励磁モードに対応する位置に前記ロータを移動させるよう制御して、前記ステッピングモータを駆動するモータ制御手段と、前記ステッピングモータを停止する場合に、前記ロータの停止が指示された後で、かつ、前記モータ制御手段によって前記複数の励磁モードにおいて共通に前記ロータが移動する位置に前記ロータを停止制御する停止制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のモータ駆動装置において、前記停止制御手段は、前記ロータを前記2相位置に移動するよう制御するごとに、前記2相位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出し、前記ロータを停止制御する場合に、前記ロータの停止を指示する停止命令フラグを送出し、前記停止命令フラグが送出された後、前記位置フラグが送出された位置を前記ロータの停止位置と判定し、判定された前記停止位置で前記ロータを停止制御すること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載のモータ駆動装置において、前記ロータが停止する位置に対応した前記励磁モードを記憶する停止励磁モード記憶手段、をさらに備え、前記停止制御手段は、前記停止励磁モード記憶手段に記憶された前記励磁モードに対応する位置に前記ロータを移動するよう制御された場合に、当該位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出すること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3に記載のモータ駆動装置において、前記停止励磁モード記憶手段は、前記励磁モードとともに、前記ロータの回転する方向を示す回転方向を記憶し、前記停止制御手段は、前記停止励磁モード記憶手段に記憶された前記回転方向に従い、前記停止励磁モード記憶手段に記憶された前記励磁モードに対応する位置に前記ロータが移動するよう制御された場合に、当該位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出すること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項2に記載のモータ駆動装置において、前記ロータが停止する位置を記憶する停止位置記憶手段、をさらに備え、前記停止制御手段は、前記停止位置記憶手段に記憶された前記位置に前記ロータが移動するよう制御された場合に、当該位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出すること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項2に記載のモータ駆動装置において、前記ロータの回転を制御するための前記励磁モードを遷移順に記憶したモータ制御情報記憶手段、をさらに備え、前記停止制御手段は、前記モータ制御情報記憶手段に記憶された次に動作する前記励磁モードに対応する位置に前記ロータが移動するよう制御された場合に、当該位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出すること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載のモータ駆動装置において、前記モータ制御情報記憶手段は、前記ロータの回転する方向を示す回転方向を前記励磁モードに対応付けて記憶し、前記停止制御手段は、前記モータ制御情報記憶手段に記憶された前記回転方向に従い、前記モータ制御情報記憶手段に記憶された次に動作する前記励磁モードに対応する位置に前記ロータが移動するよう制御された場合に、当該位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出すること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1に記載のモータ駆動装置において、前記ロータが移動する位置に対応するアドレスと、前記ロータを前記位置に移動させることにより前記ステッピングモータを駆動させる制御パターンと、を対応付けて記憶する制御パターン記憶手段と、前記励磁モードに対応するオフセット値を前記アドレスに加算することによって、前記ロータが次回移動する位置に対応するアドレスを取得するアドレス取得手段と、前記制御パターン記憶手段から、前記アドレス取得手段によって取得された前記アドレスに対応する前記制御パターンを取得する制御パターン取得手段と、をさらに備え、前記モータ制御手段は、前記制御パターン取得手段によって取得された前記制御パターンをモータドライバに送出することにより、前記位置に前記ロータが移動するよう制御すること、を特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項8に記載のモータ駆動装置において、前記制御パターン記憶手段は、前記アドレスに対応付けた加減アドレス値を記憶し、前記アドレス取得手段は、前回のアドレスに、前記アドレスに対応して記憶された加減アドレス値を加算することによって、前記ロータが次回移動する位置に対応するアドレスを取得すること、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項8に記載のモータ駆動装置において、前記モータ制御情報記憶手段は、前記ロータが同一位置に停止する回数である繰返回数を前記励磁モードに対応付けて記憶し、前記モータ制御手段は、前記制御パターン取得手段によって取得された前記制御パターンを、前記モータ制御情報記憶手段に記憶された前記繰返回数に従って送出することにより、前記ロータが移動する位置を制御すること、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項8に記載のモータ制御装置において、前記制御パターン記憶手段は、読み書き可能な記憶部に格納されていること、を特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、画像読取装置において、請求項1に記載のモータ制御装置によって制御された前記ステッピングモータによって画像読取部を駆動することにより、原稿を読取ること、を特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、画像形成装置において、請求項12に記載の画像読取装置、を備え、前記画像読取装置によって読取られた画像情報を画像処理すること、を特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、複数の励磁モードを備え、一つの励磁モードから他の励磁モードに遷移可能であり、回転軸に取り付けられたロータを有するステッピングモータを駆動するモータ駆動装置で実行されるモータ駆動方法において、モータ制御手段が、前記励磁モードに対応する位置に前記ロータを移動させるよう制御して、前記ステッピングモータを駆動するモータ制御ステップと、停止制御手段が、前記ステッピングモータを停止する場合に、前記ロータの停止が指示された後で、かつ、前記モータ制御ステップによって前記複数の励磁モードにおいて共通に前記ロータが移動する位置に前記ロータを停止制御する停止制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ステッピングモータを停止する場合に、複数の励磁モードにおいて共通にロータが移動する位置である2相位置にロータが停止するため、モータの駆動を一旦停止し、再度動作する際にロータの動作が不定とならないという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるモータ駆動装置、画像読取装置、画像形成装置およびモータ駆動方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第1の実施の形態にかかるモータ駆動装置は、ステッピングモータを停止する際に、駆動するロータをステッピングモータが持つ複数の励磁モードのうちのいずれの励磁モードで駆動されている場合であっても、複数の励磁モードにおいて共通にロータが移動する位置である2相位置に停止するよう制御する。なお、本実施の形態では、モータ駆動装置を画像読取装置の画像読取部の駆動に適用した場合について説明する。
まず、本発明が適用されるモータ駆動装置の構成例について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかるモータ駆動装置100は、ステッピングモータ101と、モータドライバ102と、モータ制御部103と、制御パターン情報取得部104と、設定情報取得部105と、モータ制御情報生成部106と、制御パターン情報記憶部110と、モータ制御情報記憶部120とを備えている。
ステッピングモータ101は、外周部に固定された電磁石(ステータ)と回転軸に取付けられた磁石(ロータ)から構成され、ステータに電流を流し、ステータを磁化してロータを引きつけることにより回転軸が回転し、モータが駆動する。モータドライバ102は、後述するモータ制御部103から順に送出される制御パターン(パルス信号)を電流に変換してステッピングモータ101に送出することにより、送出された制御パターンに対応するステータが磁化され、ロータを引きつけてステッピングモータ101を駆動する。
モータ制御部103は、制御パターンをモータドライバ102に送出することにより、ステッピングモータ101の駆動を制御する。モータ制御部103は、制御回路とCPU上で動作するプログラムのどちらで構成してもよい。制御回路として構成した場合は、ステッピングモータ101に対する制御がCPUではなく制御回路によって行われるため、装置内でのCPUに対する負荷を軽減することができる。
また、モータ制御部103は、さらに制御パターン生成部1031と、停止位置判定部1032とを備えている。なお、制御パターン生成部1031は、本発明におけるモータ制御手段を構成する。制御パターン生成部1031および停止位置判定部1032は、本発明における停止制御手段を構成する。
制御パターン生成部1031は、モータ制御情報記憶部120に記憶されているモータ制御情報の遷移順に従い、後述する制御パターン情報記憶部110に記憶された制御パターンから、ステッピングモータ101を制御するための制御パターン(パルス信号)を生成し、モータドライバ102に送出する。このモータ制御情報は、画像を読取る原稿のサイズ、操作部から入力された情報等から生成された画像読取部を動作させるためにステッピングモータ101をどのように制御して駆動させるかを示した情報であり、後述するモータ制御情報生成部106によって原稿読取時に生成され、モータ制御情報記憶部120に記憶されている。
また、制御パターン生成部1031は、モータドライバ102に送出した制御パターンが2相励磁モードに対応するステータの位置にロータを移動させる制御パターンであると判断した場合は、2相位置フラグを停止位置判定部1032に送出する。ここで、励磁モードとは、ステッピングモータを駆動する際の駆動方法の種別である。なお、本実施の形態にかかるステッピングモータは、2相励磁モード、1−2相励磁モード、W1−2相励磁モードの3つの励磁モードで制御可能なものとする。次に、ステッピングモータ101が2相励磁モード、1−2相励磁モード、W1−2相励磁モードそれぞれの励磁モードで駆動する際に、磁化されることにより回転軸に取り付けられたロータを引き付けるステータの位置について説明する。
図2は、ステッピングモータにおけるステータの位置と励磁モードそれぞれにおいてロータが移動する位置の一例を示す説明図である。図3は、ステータの位置に対応するアドレスと励磁モードごとにロータが引き付けられるアドレスを示した説明図である。図2では、ステッピングモータの鉛直上方を位置(0)とし、360°を16等分したステータの位置(0)〜位置(15)を示している。位置(0)〜(15)のステータが励磁され、ロータを引き付けることによって、モータが回転駆動する。モータの回転方向は、A→A’方向を正回転、B→B’方向を反回転とする。図3では、図2に示したように、励磁モードそれぞれでステッピングモータが駆動する場合に、励磁モードごとにロータが移動する位置に対応するアドレスを一覧にしたものである。
本実施の形態のステッピングモータ101は、上述したように3つの励磁モードに対応している。2相励磁モードは、位置(0)、(4)、(8)、(12)のステータにロータが引き付けられてモータが回転する。1−2相励磁モードでは、位置(0)、(2)、(4)、(6)、(8)、(10)、(12)、(14)のステータにロータが引き付けられてモータが回転する。また、W1−2相励磁モードでは、位置(0)〜(15)のステータのすべてに順にロータが引き付けられてモータが回転する。従って、位置(0)、(4)、(8)、(12)、すなわち2相励磁モードに対応する位置は3つの励磁モードに共通する位置である。つまり、これらの位置でロータが停止した場合は、次に動作する励磁モードが3つのうちのいずれであっても、次の動作開始位置としては不定とならない励磁モードすべてに対応する位置となる。従って、一旦モータを停止した後、モータを再動作した場合に、ロータは再動作した励磁モードに対応する位置から移動を開始するため、ロータの移動量は一定となり、読取った画像にずれが生じない。ロータを停止する際には、2相励磁モードに対応する位置に停止させることによって、画像のずれのない高品質な読み取りが可能となる。なお、励磁モードは、ここで説明した3つの励磁モードに限定されるものでもなく、また、位置についても16等分の位置に限定されるものではない。
また、制御パターン生成部1031は、画像読取部が画像の読込みの終了時等モータ制御情報に従ってステッピングモータ101を停止するよう制御する場合に、停止命令フラグを停止位置判定部1032に送出する。また、制御パターン生成部1031は、後述する停止位置判定部1032から停止位置フラグを受信した場合は、ロータを停止する制御パターンをモータドライバ102に送出する。これにより、停止位置フラグに対応する位置でロータを停止する。
停止位置判定部1032は、制御パターン生成部1031から停止命令フラグを受信した後、位置フラグを受信した場合に、受信した位置フラグに対応する位置を停止位置と判定し、停止位置フラグを制御パターン生成部1031に送出する。
制御パターン情報記憶部110は、ステータの位置それぞれに対応するアドレスと、アドレスに対応するステータを励磁する制御パターンを格納する。図4は、制御パターン情報記憶部のデータ構成の一例を示す説明図である。制御パターン情報記憶部110は、ステータの位置(0)〜(15)それぞれに対応するアドレスと、アドレスに対応するステータを励磁する制御パターンとを対応付けて記憶している。なお、制御パターンは、装置製造時に格納される。また、制御パターン情報記憶部110は、読み書き可能なメモリ(RAM)によって構成されている。
制御パターン情報取得部104は、制御パターンを取得し、取得した制御パターンをアドレスに対応付けて制御パターン情報記憶部110に記憶する。なお、取得される制御パターンは、モータ駆動装置に搭載されているステッピングモータ101に応じたモータドライバ102の制御パターンである。制御パターン情報取得部104は、モータ駆動装置で搭載するステッピングモータ101が決定した時点で、対応する制御パターンを制御パターン情報記憶部110に格納する。これにより、ステッピングモータ101の仕様が決定していない場合であっても、モータ制御部103の設計を進め、モータ制御部103に設計終了後に対応する制御パターンを格納することができる。また、モータ駆動装置が様々な仕様のステッピングモータ101を搭載する場合でも、個々のステッピングモータに対応した変換回路を備える必要なく、制御パターンを書き換えるだけでそれぞれの仕様に対応するモータ駆動装置を製造することができる。
設定情報取得部105は、ステッピングモータ101のモータ制御情報を生成するために必要な情報を取得する。例えば、操作部によって取得された用紙サイズや画質の設定、片面/両面印刷等によって、ステッピングモータ101の回転方向や励磁モード、繰返回数、駆動時間からなるモータ制御情報を決定する。
モータ制御情報生成部106は、設定情報取得部105によって取得された設定情報から、原稿から画像を読取るためのステッピングモータ101のモータ制御情報を生成し、モータ制御情報記憶部120に格納する。
モータ制御情報記憶部120は、モータ制御情報生成部106によって生成されたモータ制御情報を格納する。図5は、モータ制御情報記憶部のデータ構成の一例を示す説明図である。モータ制御情報記憶部120は、モータの動作順にモータの回転方向と、励磁モードと、繰返回数と、パルス数とを対応付けて記憶している。ここで、モータの回転方向には、図2で示した“正回転”、“反回転”または“停止”等の値が格納される。励磁モードには、ステッピングモータが対応している励磁モードのいずれかが格納される。繰返回数には、制御パターン情報記憶部110を参照する回数が格納される。パルス数には、回転方向、励磁モード、繰返回数で規定される制御パターンに対応したパルス信号をステッピングモータ101に送出する回数を格納する。このモータ制御情報によって画像読取処理での一連のモータの駆動を制御することができる。
図6は、ロータの回転速度と経過時間でモータ制御情報の一例をグラフ化した説明図である。図6に示すようなモータの駆動を実行するため、図5に示した形式でモータ制御情報をモータ制御情報記憶部120に格納しておく。S0時には、ポジションカウンタの初期値が設定され、モータ駆動の位置の基準とされる。加減速ステート(S1、S3、S5、S7)では、図示しない加減速時間用テーブル(RAM)に設定した値を参照してモータを動作させる。
さらに、本実施の形態において、モータ制御情報の項目それぞれが取り得る値について説明する。図7は、モータ制御情報である回転方向、励磁モードおよび繰返回数が取り得る値の一例を示す説明図である。図7に示すように、回転方向は“正回転”、“反回転”、励磁モードでは、“W1−2相”、“1−2相”、“2相”、繰返回数では、“1回”、“2回”、“3回”、“4回”の値を取り得る。
次に、以上のように構成されているモータ駆動装置によるモータ駆動制御処理について説明する。図8は、モータ制御部が行うモータ駆動制御処理手順を示すフローチャートである。なお、ステッピングモータ101に送出するパルス数は、一連の画像読取処理全体でカウントされているものとする。
まず、設定情報取得部105は、図示しない操作部から入力された設定情報を取得する(ステップS801)。モータ制御情報生成部106は、設定情報から一連の読取処理についてのモータ制御情報を生成する(ステップS802)、モータ制御情報生成部106は、生成したモータ制御情報をモータ制御情報記憶部120に格納する(ステップS803)。
制御パターン生成部1031は、モータ制御情報記憶部120から、カウントされたパルス数に対応するモータ制御情報を取得する(ステップS804)。ここで、カウントされたパルス数でのモータ制御情報とは、モータ制御情報記憶部120に記憶されたモータ制御情報のうち、モータが動作を開始してカウントされたパルス数に対応するモータ制御情報であり、具体的にはカウントされたパルス数が図5のパルス数を合計した値に合致する回転方向、励磁モード、繰返回数のそれぞれの値である。例えば、モータが駆動を開始してカウントされたパルス数が2550であれば、図5で示すモータ制御情報のパルス数の合計が2550に該当する回転方向、励磁モード、繰返回数のそれぞれの値を取得する。
制御パターン生成部1031は、取得したモータ制御情報がモータの駆動終了を示すか否かを判断する(ステップS805)。取得したモータ制御情報がモータの駆動終了を示すと判断した場合は(ステップS805:Yes)、処理を終了する。取得したモータ制御情報がモータの駆動終了を示さないと判断した場合は(ステップS805:No)、制御パターン生成部1031は取得したモータ制御情報がモータの駆動停止を示すか否かを判断する(ステップS806)。取得したモータ制御情報がモータの駆動停止を示さないと判断した場合は(ステップS806:No)、アドレス制御処理を行う(ステップS807)。アドレス制御処理の詳細は、後述する。
次に、制御パターン生成部1031は、制御パターン情報記憶部110からアドレス制御処理で得たアドレスに対応する制御パターンを取得する(ステップS808)。制御パターン生成部1031は、取得した制御パターンをモータドライバ102に送出する(ステップS809)。これにより、ステッピングモータ101は回転駆動される。さらに、制御パターン生成部1031は、ロータが2相位置に移動するよう制御する制御パターンであるか否かを判断する(ステップS810)。具体的には、モータドライバ102に送出する制御パターンと、2相位置に対応する制御パターンとを比較して、一致する場合に、ロータが2相位置に移動するよう制御する制御パターンであると判断する。ロータが2相位置に移動するよう制御する制御パターンであると判断した場合は(ステップS810:Yes)、2相位置フラグを停止位置判定部1032に送出する(ステップS811)。ロータが2相位置に移動するよう制御する制御パターンでないと判断した場合は(ステップS810:No)、ステップS804に戻る。
ステップS806において、取得したモータ制御データがモータの駆動停止を示すと判断した場合は(ステップS806:Yes)、停止命令フラグを停止位置判定部1032に送出する(ステップS812)。停止位置判定処理を行う(ステップS813)。停止位置判定処理の詳細は、後述する。制御パターン生成部1031は、停止位置判定部1032から停止位置フラグを受信したか否かを判定する(ステップS814)。停止位置フラグを受信したと判定した場合は(ステップS814:Yes)、ロータを停止する制御パターンを送出する(ステップS815)。これにより、2相励磁モードに対応する位置でロータは停止する。その後、ステップS804に戻る。また、停止位置フラグを受信していないと判定した場合は(ステップS814:No)、ステップS804に戻る。
次に、アドレス制御処理について説明する。図9は、制御パターン生成部が行うアドレス制御処理手順を示すフローチャートである。
まず、制御パターン生成部1031は、取得した回転方向が“正回転”であるか否かを判断する(ステップS901)。取得した回転方向が“正回転”であると判断した場合は(ステップS901:Yes)、オフセット値の符号を“+”とする(ステップS902)。取得した回転方向が“正回転”でない、すなわち“反回転”であると判断した場合は(ステップS901:No)、オフセット値の符号を“−”とする(ステップS903)。
制御パターン生成部1031は、取得した励磁モードが“2相”であるか否かを判断する(ステップS904)。取得した励磁モードが“2相”であると判断した場合は(ステップS904:Yes)、オフセット値を“4”とする(ステップS905)。取得した励磁モードが“2相”でないと判断した場合は(ステップS904:No)、制御パターン生成部1031は取得した励磁モードが“1−2相”であるか否かを判断する(ステップS906)。
取得した励磁モードが“1−2相”であると判断した場合は(ステップS906:Yes)、オフセット値を“2”とする(ステップS907)。取得した励磁モードが“1−2相”でない、すなわち“W1−2相”であると判断した場合は(ステップS906:No)、オフセット値を“1”とする(ステップS908)。
制御パターン生成部1031は、繰返回数中であるか否かを判断する(ステップS909)。繰返回数中であると判断した場合は(ステップS909:Yes)、オフセット値を“0”とする。例えば、繰返回数が2回、3回または4回のいずれかであり、かつ繰返回数中である場合、すなわち繰返回数が2回で2回目のアドレスを算出している場合は、1回目と同一のアドレスとするため、オフセット値を“0”とする。これにより、ロータは、同一の位置に停止するため、モータ速度は繰返回数が1回の場合の1/2となる。
同様に、繰返回数が3回で2回目と3回目のアドレスを算出している場合は、1回目と同一のアドレスとするため、オフセット値を“0”とする。これにより、ロータは、3回同一の位置に停止するため、モータ速度は繰返回数が1回の場合の1/3となる。また、繰返回数が4回で2回目、3回目、4回目のアドレスを算出している場合は、1回目と同一のアドレスとするため、オフセット値を“0”とする。これにより、ロータは、4回同一の位置に停止するため、モータ速度は繰返回数が1回の場合の1/4となる。
ステップS909において、繰返回数中でないと判断した場合は(ステップS909:No)、ステップS911に進む。制御パターン生成部1031は、前回のアドレス値にオフセット値を加算して今回のアドレス値を算出する(ステップS911)。
図10は、制御パターン生成部が行うアドレス制御処理の一例を示す説明図である。図10に示すように、回転方向が“正回転”、励磁モードが“2相”、繰返回数が“1回”の場合について説明する。制御パターン情報記憶部110に記憶された制御パタ−ンから、アドレス“0”の制御パターンを取得し、モータドライバ102に送出することによって、ロータは位置(0)に引き付けられ、モータが回転する。次に、アドレス“0”+4でアドレス“4”の制御パターンを取得し、モータドライバ102に送出することによって、ロータは位置(4)に引き付けられ回転する。これを繰り返すことによって、モータは一定の速度で回転駆動する。
このように、アドレス制御によって制御パターンを取得してモータドライバ102に送出することにより、意図する位置にロータが引き付けられ、モータを回転することができるため、CPUへの負荷を軽減することができる。
また、アドレス制御については、上述したようにオフセット値を加減算するのではなく、ビット操作によって次のアドレスを算出してアドレス制御してもよい。4ビットからなるアドレスをビット操作することによって、次アドレスを算出することにより、より高速にアドレス計算ができる。
次に、停止位置判定処理について説明する。図11は、停止位置判定部が行う停止位置判定処理手順を示すフローチャートである。
まず、停止位置判定部1032は、停止命令フラグを受信したか否かを判定する(ステップS1101)。停止命令フラグを受信していないと判定した場合は(ステップS1101:No)、処理を終了する。停止命令フラグを受信していると判定した場合は(ステップS1101:Yes)、2相位置フラグを受信したか否かを判定する(ステップS1102)。2相位置フラグを受信していると判定した場合は(ステップS1102:Yes)、制御パターン生成部1031に停止位置フラグを送出する(ステップS1103)。2相位置フラグを受信していないと判定した場合は(ステップS1102:No)、処理を抜ける。これにより、2相励磁モードに対応する位置以外の位置にロータは停止しない。
このように、停止命令フラグが受信した後に、2相位置フラグを受信したことを判定することによって、ロータを停止すべき2相励磁モードに対応する位置を容易に判定することができる。
図12は、2相位置フラグ、停止命令フラグおよび停止位置フラグの関係を示す説明図である。図12に示すように、2相位置フラグは、2相励磁モードに対応する位置、すなわち位置(0)、(4)、(8)で送出される。制御パターン生成部1031は、モータ駆動停止を判断し、位置(5)で停止命令フラグを送出する。停止命令フラグが送出された後、2相位置フラグが送出された位置は、位置(8)であるので、位置(8)で停止位置フラグを送出される。
次に、制御パターン格納処理について説明する。図13は、制御パターン情報取得部が行う制御パターン格納処理手順を示すフローチャートである。
制御パターン情報取得部104は、モータ駆動装置に搭載されたステッピングモータ101に対応した制御パターンを取得する(ステップS1301)。制御パターン情報取得部104は、取得した制御パターンを制御パターン情報記憶部110にアドレスに対応付けて格納する(ステップS1302)。
このように、制御パターンを自由に書き換えて格納することにより、モータ駆動装置に搭載されたステッピングモータに対応する制御パターンが格納され、ステッピングモータに対応する制御パターンを用いてステッピングモータを制御することができるため、仕様が異なるステッピングモータに対応するための変換回路を備える必要がなく、モータを制御する構成を簡易にすることができる。
また、仕様の異なるステッピングモータを搭載するモータ駆動装置についても、仕様に応じた制御パターンを格納することによってステッピングモータに応じたモータ制御部を構成することができる。
なお、本実施の形態では、画像読取装置に搭載されたモータ駆動装置について説明したが、モータ駆動装置を搭載する装置は画像読取装置に限定されるものではなく、ステッピングモータで駆動される装置であれば適用することができる。
また、本実施の形態にかかるモータ駆動装置を搭載した画像読取装置を画像形成装置である複合機に搭載してもよい。図14は、複合機のハードウェア構成を示す説明図である。本図に示すように、複合機1は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機1全体の制御と描画、通信、操作部20からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、エンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、をさらに有する。
CPU11は、複合機1の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGPバス15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、本実施の形態のモータ駆動装置で実行されるモータ駆動制御プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態のモータ駆動装置で実行されるモータ駆動制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態のモータ駆動装置で実行されるモータ駆動制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態のモータ駆動装置で実行されるモータ駆動制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態のモータ駆動装置で実行されるモータ駆動制御プログラムは、上述した各部(モータ制御部、制御パターン取得部、設定情報取得部、モータ制御データ生成部等)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからモータ駆動制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、モータ制御部、制御パターン取得部、設定情報取得部、モータ制御データ生成部等が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、モータ制御部は、ソフトウェアとしての構成に代えて制御回路のようなハードウェアで構成してもよい。
また、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。他の実施の形態として、第2の実施の形態および第3の実施の形態を説明する。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第2の実施の形態にかかるモータ駆動装置は、ステッピングモータを停止する際に、予め設定された励磁モードに対応する位置にロータが停止するよう制御する。
本発明が適用されるモータ駆動装置の構成例について、第1の実施の形態と異なる部分を説明する。他の部分については第1の実施の形態と同様であるので、上述した説明を参照し、ここでの説明を省略する。図15は、第2の実施の形態にかかるモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかるモータ駆動装置200は、ステッピングモータ101と、モータドライバ102と、モータ制御部203と、制御パターン情報取得部104と、設定情報取得部105と、モータ制御情報生成部106と、制御パターン情報記憶部110と、モータ制御情報記憶部120と、アドレス制御情報記憶部230とを備えている。
ここで、ステッピングモータ101と、モータドライバ102と、制御パターン情報取得部104と、設定情報取得部105と、モータ制御情報生成部106と、制御パターン情報記憶部110と、モータ制御情報記憶部120の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
アドレス制御情報記憶部230は、アドレスを制御する際に用いる制御情報を格納する。図16は、アドレス制御情報記憶部のデータ構成および取り得る値の一例を示す説明図である。図16に示すように、アドレス制御情報記憶部230には、次アドレス指定方法、加減アドレス値、停止励磁モード、停止位置、停止方向それぞれに値が設置されている。
例えば、次アドレス指定方法に“一定”が設定されている場合は第1の実施の形態で説明したように励磁モードに従って一定のアドレスが加算され、次アドレスが設定される。一方、“指定”が設定されていた場合は、加減アドレス値に設定されている加減アドレス値を前回アドレスに加減算して次アドレスが設定される。詳細は後述する。
また、停止励磁モードに“2相”が設定されている場合は、第1の実施の形態で説明した場合と同様に、2相励磁モードに対応する位置でロータを停止する。また、停止位置に“5”が設定されている場合には、位置(5)でロータを停止する。停止方向に“正回転”が設定されている場合は、停止励磁モードに励磁モードが設定されていた場合に、正回転に回転して設定された励磁モードに対応する位置に停止する。このように、本実施の形態では、第1の実施の形態のように2相励磁モードに対応する位置に停止するのみではなく、設定された位置や設定された励磁モードに対応する位置にロータを停止することが可能となる。
モータ制御部203は、さらに制御パターン生成部2031と、停止位置判定部1032と備える。停止位置判定部1032の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。制御パターン生成部2031は、第1の実施の形態で説明した機能、構成に加え、アドレス制御情報記憶部230に記憶されている停止励磁モードや停止位置に対応する制御パターンをモータドライバ102に送出した際に、位置フラグを停止位置判定部1023に送出する。これにより、停止位置判定部1023では、受け取った位置フラグを用いて第1の実施の形態と同様に、停止位置を判定する。
次に、以上のように構成されているモータ制御部によるモータ駆動制御処理について説明する。図17は、モータ制御部が行うモータ駆動制御処理手順を示すフローチャートである。本実施の形態にかかるモータ駆動制御処理の手順は、図8に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS1701〜ステップS1703、ステップS1705〜ステップS1710、ステップS1713〜ステップS1716は、図8での説明を参照し、ここでの説明を省略する。
ステップS1704において、制御パターン生成部2031は、アドレス制御情報記憶部230に記憶されたアドレス情報を取得する(ステップS1704)。例えば、アドレス制御情報中の次アドレスに“指定”、アドレスそれぞれに対応する加減アドレス値として複数の数値、停止励磁モードに“2相”、停止方向に“正回転”が格納されている場合、それぞれの値を取得する。取得されたそれぞれの値は、後述するアドレス制御処理、停止位置判定処理で用いられる。
ステップS1711において、制御パターン生成部2031は、停止励磁モードに対応する位置にロータを移動するよう制御する制御パターンであるか否かを判断する(ステップS1711)。停止励磁モードに対応する位置にロータを移動するよう制御する制御パターンであると判断した場合は(ステップS1711:Yes)、位置フラグを停止位置判定部1032に送出する(ステップS1712)。停止励磁モードに対応する位置にロータを移動するよう制御する制御パターンでないと判断した場合は(ステップS1711:No)、ステップS1705に戻る。
このように、停止励磁モードに対応する位置にロータを移動するよう制御した場合に、位置フラグを送出することにより、利用者が意図する励磁モードに対応する位置にロータを停止することができる。
なお、ステップS1711において、停止励磁モードに対応する位置に代えて、アドレス制御情報中の停止位置に設定された位置、例えば位置(5)にロータが移動するように制御した制御パターンであるか否かを判断してもよい。これにより、利用者が意図する停止位置のロータを停止することができる。
次に、アドレス制御処理について説明する。図18は、制御パターン生成部が行うアドレス制御処理手順を示すフローチャートである。
まず、制御パターン生成部2031は、取得した回転方向が“正回転”であるか否かを判断する(ステップS1801)。取得した回転方向が“正回転”であると判断した場合は(ステップS1801:Yes)、加減アドレス値の符号を“+”とする(ステップS1802)。取得した回転方向が“正回転”でない、すなわち“反回転”であると判断した場合は(ステップS1801:No)、加減アドレス値の符号を“−”とする(ステップS1803)。
制御パターン生成部2031は、アドレス制御情報記憶部230から前回のアドレス値に対応する加減アドレス値を取得する(ステップS1804)。制御パターン生成部2031は、繰返回数中であるか否かを判断する(ステップS1805)。繰返回数中であると判断した場合は(ステップS1805:Yes)、加減アドレス値を“0”とする(ステップS1806)。繰返回数中でないと判断した場合は(ステップS1805:No)、ステップS1807に進む。制御パターン生成部2031は、前回のアドレス値に加減アドレス値を加算して今回のアドレス値を算出する(ステップS1807)。
このように、励磁モードに対応した定められたオフセット値を加減するのではなく、利用者が設定した加減アドレス値に従ってロータが移動する位置を制御し、モータを駆動することができるため、より柔軟にモータの駆動を制御することができる。
図19は、アドレス制御の一例を示す説明図である。図19に示すような加減アドレス値が格納されている場合のアドレス制御処理の流れを、図18を用いて説明する。この例では、回転方向は“正回転”、“励磁モード”は“2相”、繰返回数は“1回”とする。
まず、制御パターン生成部2031は、取得した回転方向が“正回転”であると判断し(ステップS1801:Yes)、加減アドレス値の符号を“+”とする(ステップS1802)。制御パターン生成部2031は、前回のアドレス値が“0”であった場合、加減アドレス値から前回のアドレス“0”に対応する加減アドレス値“2”を取得する(ステップS1804)。
制御パターン生成部2031は、繰返回数が“1回”であるため、繰返回数中でないと判断し(ステップS1805:No)、ステップS1807に進む。制御パターン生成部2031は、前回のアドレス“0”に加減アドレス値“2”を加算して今回のアドレス“2”を算出する(ステップS1807)。これにより、制御パターン情報記憶部110からアドレス“2”に対応する制御パターン“テーブル2”を取得し、ロータが位置(2)に移動するよう制御する。同様に、アドレス値に対応する加減アドレス値を前回アドレスに加算して、次のアドレスを算出する。以下、同様にアドレス制御を行う。
次に、本実施の形態での停止位置判定処理について説明する。停止位置判定処理は、第1の実施の形態とほぼ同様であるので、上述した図11とその説明を参照し、ここでは異なる点のみ説明する。
第1の実施の形態での2相励磁モードに対応する位置にロータが位置した場合に位置フラグを送出することに代えて、本実施の形態では、停止励磁モードとして格納されている励磁モードに対応する位置にロータが移動した場合に、位置フラグを送出する。停止位置判定部1032は、停止命令フラグを受信後、位置フラグを受信した場合に、位置フラグに対応する位置を停止位置とし、停止位置フラグを制御パターン生成部2031に送出する。
これにより、任意の励磁モードに対応する位置でロータを停止することができ、ロータの停止位置が不定になることがない。
図20は、現在の動作励磁モードと停止励磁モードとの関係の一例を示す説明図である。図20に示すように、回転方向が“正回転”で動作励磁モードが“W1−2相”であることから、ロータが移動する位置は、位置(0)〜(15)である。また、停止励磁モードが“2相”であることから、位置(0)、(4)、(8)、(12)で位置フラグが送出される。図20に示すように、位置(9)で停止命令フラグが送出された場合に、その後位置フラグが送出される位置(12)で停止位置フラグが送出され、位置(12)でロータが停止する。
図21は、ステッピングモータのステータの位置と停止命令フラグ、停止位置との関係の一例を示す説明図である。例えば、回転方向が“正回転”、動作励磁モードが“W1−2相”、停止励磁モードが“1−2相”の場合であって、停止励磁モード“1−2相”に対応する位置で位置フラグが送出され、位置(4)(5)の間で停止命令フラグが送出されると、正回転で最も近い1−2相の位置である位置(6)で停止位置フラグが送出され、ロータが位置(6)で停止する。
また、回転方向が“反回転”、動作励磁モードが“W1−2相”、停止励磁モードが“2相”の場合であって、停止励磁モード“2相”に対応する位置で位置フラグが送出され、位置(0)(15)の間で停止命令フラグが送出されると、反回転で最も近い2相の位置である位置(12)で停止位置フラグが送出され、ロータが位置(12)で停止する。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第3の実施の形態にかかるモータ駆動装置は、ステッピングモータを停止する際に、次にステッピングモータを駆動する励磁モードに対応する位置にロータが停止するよう制御する。
本実施の形態にかかるモータ駆動装置の構成例について、第1の実施の形態と異なる部分を説明する。他の部分については第1の実施の形態と同様であるので、上述した説明を参照し、ここでの説明を省略する。図22は、第3の実施の形態にかかるモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかるモータ駆動装置300は、ステッピングモータ101と、モータドライバ102と、モータ制御部303と、制御パターン情報取得部104と、設定情報取得部105と、モータ制御情報生成部106と、制御パターン情報記憶部110と、モータ制御情報記憶部120とを備えている。ここで、ステッピングモータ101と、モータドライバ102と、制御パターン情報取得部104と、設定情報取得部105と、モータ制御情報生成部106と、制御パターン情報記憶部110と、モータ制御情報記憶部120の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
モータ制御部303は、さらに制御パターン生成部3031と、停止位置判定部1032を備えている。停止位置判定部1032の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
制御パターン生成部3031は、第1の実施の形態で説明した機能、構成に加え、モータ制御情報記憶部130に記憶されている次に動作する励磁モードに対応する位置に応じた制御パターンをモータドライバ102に送出する際に、停止位置判定部1032に位置フラグを送出する。これにより、停止位置判定部1032では、次に動作する励磁モードに対応する位置を停止位置と判定することができる。
次に、以上のように構成されているモータ制御部によるモータ駆動制御処理について説明する。図23は、モータ制御部が行うモータ駆動制御処理手順を示すフローチャートである。本実施の形態にかかるモータ駆動制御処理の手順は、図8に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS2301〜ステップS2309、ステップS2312〜ステップS2315は、図8での説明を参照し、ここでの説明を省略する。
ステップS2310において、制御パターン生成部3031は、モータドライバ102に送出した制御パターンが次に動作する励磁モードに対応する位置であるか否かを判断する(ステップS2310)。例えば、次に動作する励磁モードが“1−2相”である場合は、位置(0)、(2)、(4)、(6)、(8)、(10)、(12)、(14)のいずれかであるか否かを判断する。制御パターンが次に動作する励磁モードに対応する位置であると判断した場合は(ステップS2310:Yes)、位置フラグを停止位置判定部1032に送出する(ステップS2311)。制御パターンが次に動作する励磁モードに対応する位置でないと判断した場合は(ステップS2310:No)、ステップS2304に戻る。
このように、次に動作する励磁モードに対応する位置にロータが移動した場合に、位置フラグが送出されるため、次に動作する励磁モードに対応する位置でロータを停止することができる。よって、モータの再動作時にロータの移動量が不定になることはないため、読取られた画像にずれを生じることがなく、精度高く画像を読取ることができる。
以上、本発明を第1〜第3の実施の形態を用いて説明してきたが、上述した実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。また、上述した第1〜第3の実施の形態において説明した構成や機能は、自由に組み合わせることができる。
第1の実施の形態にかかるモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。 ステッピングモータにおけるステータの位置と励磁モードそれぞれにおいてロータが移動する位置の一例を示す説明図である。 ステータの位置に対応するアドレスと励磁モードごとにロータが引き付けられるアドレス示した説明図である。 制御パターン情報記憶部のデータ構成の一例を示す説明図である。 モータ制御情報記憶部のデータ構成の一例を示す説明図である。 ロータの回転速度と経過時間でモータ制御情報の一例をグラフ化した説明図である。 モータ制御情報である回転方向、励磁モードおよび繰返回数が取り得る値の一例を示す説明図である。 モータ制御部が行うモータ駆動制御処理手順を示すフローチャートである。 制御パターン生成部が行うアドレス制御処理手順を示すフローチャートである。 制御パターン生成部が行うアドレス制御処理の一例を示す説明図である。 停止位置判定部が行う停止位置判定処理手順を示すフローチャートである。 2相位置フラグ、停止命令フラグおよび停止位置フラグの関係を示す説明図である。 制御パターン情報取得部が行う制御パターン格納処理手順を示すフローチャートである。 複合機のハードウェア構成を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかるモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。 アドレス制御情報記憶部のデータ構成および取り得る値の一例を示す説明図である。 モータ制御部が行うモータ駆動制御処理手順を示すフローチャートである。 制御パターン生成部が行うアドレス制御処理手順を示すフローチャートである。 アドレス制御の一例を示す説明図である。 現在の動作励磁モードと停止励磁モードとの関係の一例を示す説明図である。 ステッピングモータのステータの位置と停止命令フラグ、停止位置との関係の一例を示す説明図である。 第3の実施の形態にかかるモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。 モータ制御部が行うモータ駆動制御処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 複合機
100 200 300 モータ駆動装置
101 ステッピングモータ
102 モータドライバ
103 203 303モータ制御部
104 制御パターン情報取得部
105 設定情報取得部
106 モータ制御情報生成部
110 制御パターン情報記憶部
120 モータ制御情報記憶部
230 アドレス制御情報記憶部
1031 2031 3031 制御パターン生成部
1032 停止位置判定部

Claims (14)

  1. 複数の励磁モードを備え、一つの励磁モードから他の励磁モードに遷移可能であり、回転軸に取り付けられたロータを有するステッピングモータを駆動するモータ駆動装置において、
    前記励磁モードに対応する位置に前記ロータを移動させるよう制御して、前記ステッピングモータを駆動するモータ制御手段と、
    前記ステッピングモータを停止する場合に、前記ロータの停止が指示された後で、かつ、前記モータ制御手段によって前記複数の励磁モードにおいて共通に前記ロータが移動する位置に前記ロータを停止制御する停止制御手段と、
    を備えることを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記停止制御手段は、前記ロータを前記2相位置に移動するよう制御するごとに、前記2相位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出し、前記ロータを停止制御する場合に、前記ロータの停止を指示する停止命令フラグを送出し、前記停止命令フラグが送出された後、前記位置フラグが送出された位置を前記ロータの停止位置と判定し、判定された前記停止位置で前記ロータを停止制御すること、を特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記ロータが停止する位置に対応した前記励磁モードを記憶する停止励磁モード記憶手段、をさらに備え、
    前記停止制御手段は、前記停止励磁モード記憶手段に記憶された前記励磁モードに対応する位置に前記ロータを移動するよう制御された場合に、当該位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出すること、を特徴とする請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記停止励磁モード記憶手段は、前記励磁モードとともに、前記ロータの回転する方向を示す回転方向を記憶し、
    前記停止制御手段は、前記停止励磁モード記憶手段に記憶された前記回転方向に従い、前記停止励磁モード記憶手段に記憶された前記励磁モードに対応する位置に前記ロータが移動するよう制御された場合に、当該位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出すること、を特徴とする請求項3に記載のモータ駆動装置。
  5. 前記ロータが停止する位置を記憶する停止位置記憶手段、をさらに備え、
    前記停止制御手段は、前記停止位置記憶手段に記憶された前記位置に前記ロータが移動するよう制御された場合に、当該位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出すること、を特徴とする請求項2に記載のモータ駆動装置。
  6. 前記ロータの回転を制御するための前記励磁モードを遷移順に記憶したモータ制御情報記憶手段、をさらに備え、
    前記停止制御手段は、前記モータ制御情報記憶手段に記憶された次に動作する前記励磁モードに対応する位置に前記ロータが移動するよう制御された場合に、当該位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出すること、を特徴とする請求項2に記載のモータ駆動装置。
  7. 前記モータ制御情報記憶手段は、前記ロータの回転する方向を示す回転方向を前記励磁モードに対応付けて記憶し、
    前記停止制御手段は、前記モータ制御情報記憶手段に記憶された前記回転方向に従い、前記モータ制御情報記憶手段に記憶された次に動作する前記励磁モードに対応する位置に前記ロータが移動するよう制御された場合に、当該位置に前記ロータが移動するよう制御した旨を示す位置フラグを送出すること、を特徴とする請求項6に記載のモータ駆動装置。
  8. 前記ロータが移動する位置に対応するアドレスと、前記ロータを前記位置に移動させることにより前記ステッピングモータを駆動させる制御パターンと、を対応付けて記憶する制御パターン記憶手段と、
    前記励磁モードに対応するオフセット値を前記アドレスに加算することによって、前記ロータが次回移動する位置に対応するアドレスを取得するアドレス取得手段と、
    前記制御パターン記憶手段から、前記アドレス取得手段によって取得された前記アドレスに対応する前記制御パターンを取得する制御パターン取得手段と、をさらに備え、
    前記モータ制御手段は、前記制御パターン取得手段によって取得された前記制御パターンをモータドライバに送出することにより、前記位置に前記ロータが移動するよう制御すること、を特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  9. 前記制御パターン記憶手段は、前記アドレスに対応付けた加減アドレス値を記憶し、
    前記アドレス取得手段は、前回のアドレスに、前記アドレスに対応して記憶された加減アドレス値を加算することによって、前記ロータが次回移動する位置に対応するアドレスを取得すること、を特徴とする請求項8に記載のモータ駆動装置。
  10. 前記モータ制御情報記憶手段は、前記ロータが同一位置に停止する回数である繰返回数を前記励磁モードに対応付けて記憶し、
    前記モータ制御手段は、前記制御パターン取得手段によって取得された前記制御パターンを、前記モータ制御情報記憶手段に記憶された前記繰返回数に従って送出することにより、前記ロータが移動する位置を制御すること、を特徴とする請求項8に記載のモータ駆動装置。
  11. 前記制御パターン記憶手段は、読み書き可能な記憶部に格納されていること、を特徴とする請求項8に記載のモータ制御装置。
  12. 請求項1に記載のモータ制御装置によって制御された前記ステッピングモータによって画像読取部を駆動することにより、原稿を読取ること、を特徴とする画像読取装置。
  13. 請求項12に記載の画像読取装置、を備え、
    前記画像読取装置によって読取られた画像情報を画像処理すること、を特徴とする画像形成装置。
  14. 複数の励磁モードを備え、一つの励磁モードから他の励磁モードに遷移可能であり、回転軸に取り付けられたロータを有するステッピングモータを駆動するモータ駆動装置で実行されるモータ駆動方法において、
    モータ制御手段が、前記励磁モードに対応する位置に前記ロータを移動させるよう制御して、前記ステッピングモータを駆動するモータ制御ステップと、
    停止制御手段が、前記ステッピングモータを停止する場合に、前記ロータの停止が指示された後で、かつ、前記モータ制御ステップによって前記複数の励磁モードにおいて共通に前記ロータが移動する位置に前記ロータを停止制御する停止制御ステップと、
    を含むことを特徴とするモータ駆動方法。
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