JP4158101B2 - モータ制御用パルス発生ic - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、指定された速度パターンでパルス駆動モータ(ステッピングモータ、サーボモータなど)を位置決め動作させるモータ制御用パルス発生ICに関し、特に、複数の位置決め動作を連続的に実行可能なモータ制御用パルス発生ICに関する。
【0002】
【従来の技術】
ステッピングモータに代表されるパルス駆動モータ(以下、単にモータという。)の普及に伴い、その駆動パルスを発生させるモータ制御用パルス発生ICが種々提案されている。この種のモータ制御用パルス発生ICによれば、制御データ(動作コマンド、目標位置データ、動作速度データなど)を入力するだけで、所望のモータ駆動パルスが出力されるため、モータを容易に駆動制御することが可能になる。
【0003】
また、モータ制御用パルス発生ICのなかには、複数の位置決め動作を連続的に実行するブロック制御機能を備えるものがある(例えば、特許文献1参照。)。ブロック制御機能は、プリレジスタ(プリバッファ)に次動作の制御データを予めセットすることにより実行されるものであって、この機能における各位置決め動作の速度パターンには、図6の(A)、(B)に示す2種類がある。
【0004】
図6の(A)に示す第一速度パターンは、モータを、スタート位置から目標位置まで定速駆動させる速度パターンであり、図6の(B)に示す第二速度パターンは、モータを、加速スタート後、減速開始位置まで定速駆動させ、その後に減速停止させる速度パターンである。従って、モータを高速で位置決め動作させる場合は、第二速度パターンを指定することにより、スタート時及び停止時の振動を抑制することができる。尚、第二速度パターンでは、減速開始位置(目標位置を基準とする相対位置)の設定値を0にすることによって、モータを減速無しで停止(以下、定速停止という。)させることも可能となっている。
【0005】
上記ブロック制御機能は、例えば、補間動作を連続的に実行する場合に利用されている。補間動作は、例えば、X−Y動作装置(位置決めテーブルなど)のX軸モータ及びY軸モータを相関的に駆動制御することによって、X−Y座標における任意方向の直線動作(直線補間機能)や円弧動作(円弧補間機能)を可能にするものであり、ブロック制御機能と補間機能を複合的に実行すれば、図7に示すように、コーナーをスムーズに回るような動作パターンが可能になる。
【0006】
上記のような動作パターンを高速で行う場合、最初のブロック(直線補間A)では、モータを加速スタートさせ、最後のブロック(直線補間B)では、モータを減速停止させることが望ましい。しかしながら、従来のモータ制御用パルス発生ICは、前述のように、ブロック制御用の速度パターンを2種類しか持たないため、ブロック間に停止動作が入り、スムーズな連続動作ができないという問題がある。
【0007】
即ち、図8に示すように、直線補間Aを第二速度パターン(加速スタート、定速停止)、円弧補間を第一速度パターン(定速スタート、定速停止)とすれば、円弧補間の完了位置まではスムーズな動作が可能であるが、直線補間Bを第二速度パターン(加速スタート、減速停止)とした場合、円弧補間と直線補間Bとの間に停止動作が入り、スムーズな連続動作が困難になる。
【0008】
【特許文献1】
特開平8−320719号公報(第3頁、第1図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、指定された速度パターンでパルス駆動モータを位置決め動作させると共に、複数の位置決め動作を連続的に実行可能なものでありながら、最後のブロック(直線補間B)に第二の速度パターンを用いる必要を無くし得て、円弧補から直線補への連繋動作に対して、従来の直線補から円弧補へのコーナーを回る動作パターンと同様の連繋動作をもって行うことができるようになり、連続位置決め動作の最後にモータの減速停止が行われても、位置決め動作ブロック間に停止動作が入ることを回避し、スムーズな連続位置決め動作を実行することができ、もって、動作スタートから動作完了までの一連の動作において、加速−定速−減速の理想的な台形曲線による速度パターンをもってブロック制御を行うことができ、動作パターンが高速で行われてもモータへの負荷を軽減し耐久性を高めることができるモータ制御用パルス発生ICを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のモータ制御用パルス発生ICは、指定された速度パターンでパルス駆動モータを位置決め動作させると共に、複数の補間動作を連続的に実行可能なモータ制御用パルス発生ICであって、前記複数の補間動作は、前記パルス駆動モータを、定速スタート後、目標位置まで定速駆動させて停止する第一速度パターンを用いた動作ブロックと、前記パルス駆動モータを、加速スタート後、目標位置まで定速駆動させて停止する第二速度パターンを用いた動作ブロックとに加え、前記パルス駆動モータを、定速スタート後、減速開始位置まで定速駆動させ、その後に減速停止させる第三速度パターンを用いた動作ブロックを備え、前記各動作ブロックにより補間を連続的に行うに、最初の動作ブロックに前記第二速度パターンの補間動作を用い、中間の動作ブロックに前記第一速度パターンの補間動作を用い、さらに、最後の動作ブロックに前記第三速度パターンの補間動作を用いて、加速−定速−減速停止の速度パターンをブロック制御することを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明のモータ制御方法は、指定された速度パターンでパルス駆動モータを位置決め動作させながら、複数の補間動作を連続的に実行するモータ制御方法であって、前記複数の補間動作は、前記パルス駆動モータを、定速スタート後、目標位置まで定速駆動させて停止する第一速度パターンを用いた動作ブロックと、前記パルス駆動モータを、加速スタート後、目標位置まで定速駆動させて停止する第二速度パターンを用いた動作ブロックとに加え、前記パルス駆動モータを、定速スタート後、減速開始位置まで定速駆動させ、その後に減速停止させる第三速度パターンを用いた動作ブロックを備え、前記各動作ブロックによって補間を連続的に行うにあたり、最初の動作ブロックに前記第二速度パターンの補間動作を用い、中間の動作ブロックに前記第一速度パターンの補間動作を用い、さらに、最後の動作ブロックに前記第三速度パターンの補間動作を用いることにより、加速−定速−減速停止の速度パターンをブロック制御することを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示するモータ制御用パルス発生ICを図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るモータ制御用パルス発生ICを用いたモータ制御システムのブロック図である。この図に示すように、モータ制御システム1は、モータ10と、該モータ10の駆動パルスを発生させるモータ制御用パルス発生IC20と、該モータ制御用パルス発生IC20に制御データを入力するCPU30とを備えて構成されている。尚、図1の符号40は、モータ制御用パルス発生IC20の出力で動作する駆動回路であり、11は、指令に基づくモータ10の動作をエンコーダ(またはレゾルバ)等のセンサー12により監視し、その動作結果を駆動回路40に出力するフィードバックループである。
【0012】
モータ10は、ステッピングモータ、サーボモータなどのパルス駆動モータであり、本実施形態で採用されるステッピングモータは、駆動パルスの周波数に比例する速度で回転し、また、回転量が駆動パルス数に比例するという特性を備えている。
【0013】
CPU30は、例えば、16ビットのデータ入出力端子及び4ビットのアドレス出力端子を備える。データ入出力端子は、モータ制御用パルス発生IC20との間で制御データの入出力を行い、また、アドレス出力端子は、制御データの書き込み先指定や読み込み先指定に使用される。CPU30が出力する制御データには、動作コマンド、レジスタ制御コマンド、レジスタ書き込みデータなどがある。
【0014】
動作コマンドは、スタートコマンド(第一〜第三速度パターン)、停止コマンド、速度変更コマンドなど、モータ10の動作を指定するコマンドである。また、レジスタ書き込みデータは、目標位置(移動量)データ、初期速度データ(FL速度:加速スタート初期速度)、目標速度データ(FH速度:定速駆動目標速度)、加速レートデータ、減速レートデータ、減速開始位置データ、補間動作条件データなどであり、レジスタ制御コマンドによって書き込み先のレジスタが指定される。
【0015】
図2は、本発明の実施形態に係るモータ制御用パルス発生ICのブロック図である。この図に示すように、モータ制御用パルス発生IC20は、CPUインタフェース部21、レジスタ部22、コントローラ部23、パルス発生部24、カウンタ部25、入出力ラインインタフェース部26などを備える。
【0016】
CPUインタフェース部21は、CPU30が出力した動作コマンド、レジスタ制御コマンドなどを格納するコマンド格納部や、CPU30が出力したレジスタ書き込みデータなどを一時的に格納する入出力バッファを備えており、入出力バッファに格納されたレジスタ書き込みデータは、レジスタ制御コマンドに基づいて、レジスタ部22の所定アドレスに書き込まれる。また、入出力バッファに格納された動作コマンドは、モータ停止時であれば、直ちにコントローラ部23へ送られ、モータ動作中であれば、次動作用として待機する。
【0017】
レジスタ部22は、目標位置データ、初期速度データ、動作速度データ、加速レートデータ、減速レートデータ、減速開始位置データ、補間条件データなどのモータ動作パラメータを記憶保持する各種のレジスタを備える。各レジスタには、モータ動作完了時(一つの動作ブロック完了時)にFIFO動作(ファーストイン・ファーストアウト動作)する第一プリレジスタ及び第二プリレジスタが接続されており、各プリレジスタに、次動作、次々動作のデータを予め書き込むことができる。これにより、動作条件が異なる複数の位置決め動作を連続的に実行することが可能になる(ブロック制御機能)。
【0018】
コントローラ部23は、動作コマンド、レジスタ値、カウンタ値などに基づいて、パルス発生部24にモータ駆動パルスの発生を指示する部分である。パルス発生部24は、コントローラ部23からの指示に従い、各種パラメータに応じた速度、移動量のモータ駆動パルスを発生させ、これを入出力ラインインタフェース部26を介してモータ10(駆動回路40)に出力する部分である。カウンタ部25は、パルス発生部24が出力するモータ駆動パルス、又は、モータ10からフィードバックされるモータ回転検出パルスをカウントする部分である。
【0019】
図3は、本発明の実施形態に係るモータ制御用パルス発生ICの速度パターンを示す説明図である。この図に示すように、モータ制御用パルス発生IC20における位置決め動作の速度パターンには3種類ある。図3の(A)に示す第一速度パターンは、モータ10を、スタート位置から目標位置まで定速駆動させる速度パターンである。この速度パターンによる位置決め動作は、第一スタートコマンドの入力により実行でき、定速駆動速度(FH速度)には動作速度レジスタ値が適用される。
【0020】
図3の(B)に示す第二速度パターンは、モータ10を、加速スタート後、減速開始位置まで定速駆動させ、その後に減速停止させる速度パターンであり、モータ10を高速で位置決め動作させる場合、スタート時及び停止時の振動を抑制することができる。この速度パターンによる位置決め動作は、第二スタートコマンドの入力により実行でき、加速スタート初期速度(FL速度)には初期速度レジスタ値が適用され、定速駆動速度(FH速度)には動作速度レジスタ値が適用される。また、この速度パターンでは、減速開始位置レジスタにおいて減速開始位置(目標位置を基準とする相対位置)を設定でき、この設定値を0にすれば、モータ10を減速無しで定速停止することになる。
【0021】
図3の(C)に示す第三速度パターンは、モータ10を、定速スタート後、減速開始位置まで定速駆動させ、その後に減速停止させる速度パターンである。この速度パターンによる位置決め動作は、第三スタートコマンドの入力により実行でき、定速駆動速度(FH速度)には動作速度レジスタ値が適用される。また、この速度パターンでも、減速開始位置レジスタにおいて減速開始位置を設定することができる。
【0022】
このように本発明のモータ制御用パルス発生IC20は、従来からの2種類の速度パターンに加え、第三の速度パターンを備えるため、例えば、図7に示す連続位置決め動作を行う場合、図4に示すような速度パターンでモータ10を駆動させることが可能になる。つまり、直線補間A、円弧補間及び直線補間Bを連続的に高速で行う場合には、最初の動作ブロック(直線補間A)を第二速度パターン(減速開始位置レジスタ値=0)、中間の動作ブロック(円弧補間)を第一速度パターン、最後の動作ブロック(直線補間B)を第三速度パターン(減速開始位置レジスタ値>0)とする。これにより、動作ブロック間に停止動作が入ることなく、モータ10をスムーズに連続動作させることが可能になる。
【0023】
次に、モータ制御用パルス発生IC20に第三速度パターンを追加するための構成を、従来例を参照しながら説明する。図5は、本発明の実施形態に係るモータ制御用パルス発生ICの要部を示すブロック図、図9は、従来例に係るモータ制御用パルス発生ICの要部を示すブロック図である。これらの図に示すように、前記パルス発生部24には、第二速度パターンの加速スタートなどを行うための加減速制御部27が設けられている。この加減速制御部27は、モータ10の目標速度がセットされる目標速度レジスタ27aと、現在のモータ駆動速度を決める速度カウンタ27bと、目標速度レジスタ値と速度カウンタ値とを比較して、速度カウンタ27bに加算信号又は減算信号を出力するコンパレータ27cとを備えて構成されている。
【0024】
第二速度パターンの位置決め動作を実行する場合は、目標速度レジスタ27aに動作速度レジスタ値(FH速度)がセットされ、速度カウンタ27bに初期速度レジスタ値(FL速度)がロードされる。この場合、コンパレータ27cは、FH速度に達するまで速度カウンタ値を所定の加速レート(加速レートレジスタ値)で加算させるため、モータ10が所定の所定の加速度で加速スタートし、その後、定速駆動することになる。以上の構成は、従来の加減速制御部27と同様である。
【0025】
本実施形態の加減速制御部27は、図5に示すように、セレクト信号(速度パターン選択信号)に応じて、速度カウンタ27bに初期速度レジスタ値又は動作速度レジスタ値を選択的にロードするセレクタ27dを更に備えている。つまり、セレクタ27dは、第二速度パターンに対応したセレクト信号を入力すると、速度カウンタ27bに初期速度レジスタ値をロードし、モータ10を加速スタートさせる一方、第三速度パターンに対応したセレクト信号を入力すると、速度カウンタ27bに動作速度レジスタ値をロードし、モータ10を定速スタートさせる。これにより、加減速制御部27にセレクタ27dを設けるだけで、前述した第三速度パターンを追加することが可能になる。
【0026】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、複数の位置決め動作を高速で連続的に行う場合、スタート時及び停止時の振動を抑制するために、最初の動作ブロックでは、モータ10を加速スタートさせ、最後の動作ブロックでは、モータ10を減速停止させることが要求される。従来のモータ制御用パルス発生ICによる位置決め動作の速度パターンは、モータ10を、定速スタート後、目標位置まで定速駆動させる第一速度パターンと、モータ10を、加速スタート後、目標位置又は減速開始位置まで定速駆動させる第二速度パターンとの2種類であったため、最後の動作ブロックで第二速度パターンを指定した場合、連続動作の途中に停止動作が入り、スムーズな連続動作が困難であったが、本発明のモータ制御用パルス発生IC20は、上記2種類の速度パターンに加え、モータ10を、定速スタート後、減速開始位置まで定速駆動させ、その後に減速停止させる第三速度パターンを備えるため、最後の動作ブロックで第三速度パターンを指定することにより、円弧補から直線補への連繋動作に対して、従来の直線補から円弧補完へのコーナーを回る動作パターンと同様の連繋動作をもって行うことができ、連続動作の途中に停止動作が入らないスムーズな連続動作を行うことが可能になる。従って、動作スタートから動作完了までの一連の動作において、加速−定速−減速の理想的な台形曲線による速度パターンをもってブロック制御を行うことができ、動作パターンが高速で行われてもモータへの負荷を軽減し耐久性を高めることができる。
【0027】
また、モータ制御用パルス発生IC20の加減速制御部27は、モータ10の目標速度がセットされる目標速度レジスタ27aと、現在のモータ駆動速度を決める速度カウンタ27bと、目標速度レジスタ値と速度カウンタ値とを比較して、速度カウンタ27bに加算信号又は減算信号を出力するコンパレータ27cとを備えて構成されており、目標速度レジスタ27aに動作速度レジスタ値(定速駆動目標速度)をセットすると共に、速度カウンタ27bに初期速度レジスタ値(加速スタート初期速度)をロードして、第二速度パターンの加速スタートを実行するのであるが、初期速度レジスタ値又は動作速度レジスタ値のいずれかを、速度カウンタ27bに選択的にロードするセレクタ27dを更に備え、該セレクタ27dによって、第二速度パターンと第三速度パターンとの切り換えを行う。これにより、加減速制御部27にセレクタ27dを設けるだけで、第三速度パターンを追加することができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、指定された速度パターンでパルス駆動モータ10を位置決め動作させると共に、複数の補間動作を連続的に実行可能なモータ制御用パルス発生IC20であって、前記複数の補間動作は、前記パルス駆動モータ10を、定速スタート後、目標位置まで定速駆動させて停止する第一速度パターンを用いた動作ブロックと、前記パルス駆動モータ10を、加速スタート後、目標位置まで定速駆動させて停止する第二速度パターンを用いた動作ブロックとに加え、前記パルス駆動モータ10を、定速スタート後、減速開始位置まで定速駆動させ、その後に減速停止させる第三速度パターンを用いた動作ブロックを備え、前記各動作ブロックにより補間を連続的に行うに、最初の動作ブロックに前記第二速度パターンの補間動作を用い、中間の動作ブロックに前記第一速度パターンの補間動作を用い、さらに、最後の動作ブロックに前記第三速度パターンの補間動作を用いて、加速−定速−減速停止の速度パターンをブロック制御することにより、
指定された速度パターンでパルス駆動モータを位置決め動作させると共に、複数の位置決め動作を連続的に実行可能なものでありながら、最後のブロック(直線補間B)に第二の速度パターンを用いる必要を無くし得て、円弧補から直線補への連繋動作に対して、従来の直線補から円弧補へのコーナーを回る動作パターンと同様の連繋動作をもって行うことができるようになり、連続位置決め動作の最後にモータの減速停止が行われても、位置決め動作ブロック間に停止動作が入ることを回避し、スムーズな連続位置決め動作を実行することができ、もって、動作スタートから動作完了までの一連の動作において、加速−定速−減速の理想的な台形曲線による速度パターンをもってブロック制御を行うことができ、動作パターンが高速で行われてもモータへの負荷を軽減し耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るモータ制御用パルス発生ICを用いたモータ制御システムのブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るモータ制御用パルス発生ICを示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るモータ制御用パルス発生ICの速度パターンを示す説明図である。
【図4】本発明の実施形態に係るモータ制御用パルス発生ICの作用説明図である。
【図5】本発明の実施形態に係るモータ制御用パルス発生ICの要部を示すブロック図である。
【図6】従来例に係るモータ制御用パルス発生ICの速度パターンを示す説明図である。
【図7】ブロック制御(連続補間動作)の例を示す説明図である。
【図8】従来例に係るモータ制御用パルス発生ICの作用説明図である。
【図9】従来例に係るモータ制御用パルス発生ICの要部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 モータ制御システム
10 モータ
20 モータ制御用パルス発生IC
21 インタフェース部
22 レジスタ部
23 コントローラ部
24 パルス発生部
25 カウンタ部
26 入出力ラインインタフェース部
27 加減速制御部
27a 目標速度レジスタ
27b 速度カウンタ
27c コンパレータ
27d セレクタ
30 CPU
40 駆動回路

Claims (3)

  1. 指定された速度パターンでパルス駆動モータを位置決め動作させると共に、複数の補間動作を連続的に実行可能なモータ制御用パルス発生ICであって、前記複数の補間動作は、
    前記パルス駆動モータを、定速スタート後、目標位置まで定速駆動させて停止する第一速度パターンを用いた動作ブロックと、
    前記パルス駆動モータを、加速スタート後、目標位置まで定速駆動させて停止する第二速度パターンを用いた動作ブロックとに加え、
    前記パルス駆動モータを、定速スタート後、減速開始位置まで定速駆動させ、その後に減速停止させる第三速度パターンを用いた動作ブロックを備え
    前記各動作ブロックにより補間を連続的に行うに、最初の動作ブロックに前記第二速度パターンの補間動作を用い、中間の動作ブロックに前記第一速度パターンの補間動作を用い、さらに、最後の動作ブロックに前記第三速度パターンの補間動作を用いて、加速−定速−減速停止の速度パターンをブロック制御することを特徴とするモータ制御用パルス発生IC。
  2. 請求項1記載のモータ制御用パルス発生ICにおいて、前記パルス駆動モータの目標速度がセットされる目標速度レジスタと、現在のモータ駆動速度を決める速度カウンタと、目標速度レジスタ値と速度カウンタ値とを比較して、速度カウンタに加算信号又は減算信号を出力するコンパレータとを備え、前記目標速度レジスタに定速駆動目標速度をセットすると共に、前記速度カウンタに加速スタート初期速度をロードして、前記第二速度パターンの加速スタートを実行するにあたり、加速スタート初期速度又は定速駆動目標速度のいずれかを、前記速度カウンタに選択的にロードするセレクタを設け、該セレクタによって、前記第二速度パターンと第三速度パターンとの切り換えを行うことを特徴とするモータ制御用パルス発生IC。
  3. 指定された速度パターンでパルス駆動モータを位置決め動作させながら、複数の補間動作を連続的に実行するモータ制御方法であって、前記複数の補間動作は、
    前記パルス駆動モータを、定速スタート後、目標位置まで定速駆動させて停止する第一速度パターンを用いた動作ブロックと、
    前記パルス駆動モータを、加速スタート後、目標位置まで定速駆動させて停止する第二速度パターンを用いた動作ブロックとに加え、
    前記パルス駆動モータを、定速スタート後、減速開始位置まで定速駆動させ、その後に減速停止させる第三速度パターンを用いた動作ブロックを備え、
    前記各動作ブロックによって補間を連続的に行うにあたり、最初の動作ブロックに前記第二速度パターンの補間動作を用い、中間の動作ブロックに前記第一速度パターンの補間動作を用い、さらに、最後の動作ブロックに前記第三速度パターンの補間動作を用いることにより、加速−定速−減速停止の速度パターンをブロック制御することを特徴とするモータ制御方法。
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