JP3136851B2 - ねじ加工装置 - Google Patents

ねじ加工装置

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JP3136851B2 JP05194845A JP19484593A JP3136851B2 JP 3136851 B2 JP3136851 B2 JP 3136851B2 JP 05194845 A JP05194845 A JP 05194845A JP 19484593 A JP19484593 A JP 19484593A JP 3136851 B2 JP3136851 B2 JP 3136851B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御工作機械にお
けるねじ加工装置に関し、特に、短い加工時間で安定し
たタッピング加工を行うことのできるねじ加工装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、タッピング加工において、その加
工時間を短縮化することが強く要求されている。特に、
アルミニウム等の金属をタッピング加工する場合には、
単に加工時間の短縮化のみならず、高い加工精度が要求
されるため主軸の回転速度とZ軸の送り速度を精確に同
期させなければならない。そのために、従来のフローテ
ィングタッパを使用したタッピング加工に替え、例え
ば、Z軸移動の指令パルスから主軸回転の指令パルスを
生成することにより主軸とZ軸を同期させるねじ加工装
置が、特開昭63−251121号公報に開示されてい
る。また、主軸回転の指令パルスからZ軸移動の指令パ
ルスを生成することにより主軸とZ軸を同期させるねじ
加工装置が、特開昭64−58425号公報に開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のタッピング加工においては、図5に示すように、主軸
モータ及び送りモータの駆動開始後設定速度に到達する
までに要する時間Tは、設定速度の高低にかかわらず絶
えず一定値を用いていたため、設定速度の高低によって
不都合が生じていた。
【0004】例えば、この時間Tが大きい場合(図5
(A)参照)には、タッピング加工を低速Lで行う際加
速度が小さくなるため設定速度Lに到達するまでの時間
が長く必要となり、その結果加工時間が長くなるという
問題があった。一方、この時間Tが小さい場合(図5
(B)参照)には、タッピング加工を低速Lで行う際に
はモータの性能を最大限活用することができるため良好
であるが、高速Hで行う際にはモータの容量を越えた負
荷が課せられることがあり、オーバーシュート等の不具
合が発生するという問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、加工速度の高低にかかわらず短
い加工時間で安定したタッピング加工を行うことのでき
るねじ加工装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、図1に例示するように、主軸を回転させ
る主軸モータM1と主軸に沿って主軸を送る送りモータ
M2とを同期させてタッピング加工動作を行うねじ加工
装置において、予め設定された主軸モータM1の最高回
転速度とその速度に達するに要する最小時間とを用いて
主軸モータM1の最大加速度を演算する主軸最大加速度
演算手段M3と、予め設定された送りモータM2の最高
回転速度とその速度に達するに要する最小時間とを用い
て送りモータM2の最大加速度を演算する送り最大加速
度演算手段M4と、上記主軸モータM1の最大加速度と
上記送りモータM2の最大加速度のうち、いずれか小さ
い方を選択する選択手段M5と、上記選択手段M5によ
り選択された最大加速度に基づいて、上記主軸モータM
1の回転速度又は上記送りモータM2の送り速度を制御
する加減速制御手段M6と、を備えたことを要旨とす
る。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明のねじ加工装置で
は、主軸最大加速度演算手段M3及び送り最大加速度演
算手段M4がそれぞれの最大加速度を演算し、選択手段
M5が主軸最大加速度と送り最大加速度のうちいずれか
小さい方を選択し、加減速制御手段M6がその選択され
た加速度によって送りの送り速度と主軸の回転速度のい
ずれか又は両方を制御する。例えば、主軸モータM1の
回転速度を制御した場合には、制御された回転速度に送
りモータM2の送り速度を同期させることによりタッピ
ング加工を行う。逆に、送りモータM2の送り速度を制
御した場合には、制御された送り速度に主軸モータM1
の回転速度を同期させることによりタッピング加工を行
う。また、主軸モータM1の回転速度と送りモータM2
の送り速度を同時に制御しつつ、タッピング加工を行っ
てもよい。
【0008】本発明のねじ加工装置では、選択手段M5
により小さい方の最大加速度を選択しているため、主軸
モータM1及び送りモータM2のいずれに対してもモー
タの容量を越えて負荷を与えるというおそれがない。従
って、タッピング加工の設定速度が高速の場合でもオー
バーシュート等は防止される。また、タッピング加工の
設定速度が低速の場合でも最大加速度を用いているた
め、設定速度に到達するまでの所要時間が従来に比べて
短縮化され、その結果加工時間が短縮化される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づいて具体的に説明する。図2は本発明に係るねじ加
工装置の実施例を示すブロック図である。ねじ加工装置
の機械本体1はたて型のタップ盤をなすものであり、基
台2に直立配置したコラム3にスライダ4を介して主軸
ヘッド5が上下に摺動自在に支持され、主軸ヘッド5は
ボールねじ6に係合されている。ボールねじ6は、AC
サーボモータからなる送りモータ7に連結されて回転駆
動され、主軸ヘッド5を昇降する。送りモータ7には、
回転位置を検出するパルスゼネレータ9が設けられてい
る。このパルスゼネレータ9は、主軸ヘッド5の送り位
置を検出する。
【0010】主軸11は、主軸ヘッド5に回転自在に軸
支され、ACサーボモータからなる主軸モータ12によ
り回転駆動される。主軸モータ12には、回転位置を検
出するパルスゼネレータ14が設けられている。このパ
ルスゼネレータ14は主軸11の回転位置を検出する。
【0011】タップ工具15は、タッパを介することな
く直接主軸11の下端に取付けられ、下孔16の開けら
れた被加工物17にねじ加工を施す。次に、主軸ヘッド
5を上下する送り系(Z軸と称する)の制御回路につい
て説明する。
【0012】数値制御装置20は、図2に示すように、
演算器22、パルス分配回路23、主軸加速度演算回路
24、Z軸加速度演算回路25、比較回路26、加減速
制御回路27、偏差カウンタ28,29、Z軸パルス変
換回路31,32、加算器33を備えている。この数値
制御装置20は、入力装置21から入力されたデータに
基づき各処理を実行し、Z軸サーボアンプ34及び主軸
サーボアンプ35に出力する。
【0013】演算器22は、入力装置21から入力され
たデータに基づき、Z軸の送り速度F、タッピング加工
すべきねじのピッチP、主軸の最高回転速度Sm、Z軸
の最高移動速度Zm、主軸の最高回転速度に達するに要
する最小時間St、Z軸の最高速度に達するに要する最
小時間Ztをそれぞれ所定の回路に出力する。尚、最小
時間St及びZtは、それぞれ主軸モータ12及び送り
モータ7の容量に依存して決定される値である。また、
主軸の最高回転速度Smは、Z軸の移動速度に同期すべ
く補正され、Z軸の最高移動速度Ztと共にパルス/秒
として出力される。
【0014】パルス分配回路23は、演算器22から入
力されたZ軸の送り速度Fに基づき、Z軸の移動を行う
ための分配パルスPzを加減速制御回路27に出力す
る。主軸加速度演算回路24は、本発明の主軸最大加速
度演算手段に相当し、演算器22から入力された主軸の
最高回転速度Smを最小時間Stで除した値である主軸
の最大加速度Asを、比較回路26に出力する。
【0015】Z軸加速度演算回路25は、本発明の送り
最大加速度演算手段に相当し、演算器22から入力され
たZ軸の最高移動速度Zmを最小時間Ztで除した値で
あるZ軸の最大加速度Azを、比較回路26に出力す
る。比較回路26は、本発明の選択手段に相当し、主軸
の最大加速度AsとZ軸の最大加速度Azとを比較して
いずれか小さい方を加速度Aとして加減速制御回路27
に出力する。ここで、いずれか小さい方を選択するの
は、主軸モータ12と送りモータ7とを同期運転してい
るため、いずれかのモータの容量を越えることのないよ
うに負荷を与える必要があるからである。
【0016】加減速制御回路27は、本発明の加減速制
御手段に相当し、パルス分配回路23から入力された分
配パルスPz、及び、比較回路26から入力された加速
度Aによって、後述する加減速制御を行い、偏差カウン
タ28に出力パルスQzを出力する。
【0017】偏差カウンタ28は、加減速制御回路27
から入力された出力パルスQzによってカウントアップ
され、後述の帰還パルスによってカウントダウンされ
る。従って、偏差カウンタ28の内部には出力パルスQ
zと帰還パルスの差分があり、これを図示されていない
DAコンバータでアナログ指令信号に変換し、Z軸サー
ボアンプ34に出力する。Z軸サーボアンプ34は、送
りモータ7を回転制御する。送りモータ7は、ボールね
じ6に結合されており、これによって、主軸11がZ軸
方向に移動する。送りモータ7に結合されたパルスゼネ
レータ9は、送りモータ7の回転に応じて帰還パルスを
発生する。尚、図2においては速度帰還ループは省略し
てある。これらは公知の方法で速度帰還ループを構成し
ている。
【0018】一方、主軸11の回転速度をZ軸の移動速
度に同期させるために、Z軸パルス変換回路31は、Z
軸の偏差カウンタ28の出力パルスをタッピング加工す
べきねじのピッチPによって主軸パルスに変換し、加算
器33に出力する。また、Z軸パルス変換回路32は、
Z軸のパルスゼネレータ9の帰還パルスをタッピング加
工すべきねじのピッチPによって主軸パルスに変換し、
偏差カウンタ29に送られる。偏差カウンタ29は、Z
軸の帰還パルスによってカウントアップされ、後述の主
軸の帰還パルスによってカウントダウンされる。従っ
て、偏差カウンタ29の内部にはZ軸と主軸の帰還パル
スの差分があり、これを加算器33に出力する。そし
て、加算器33の出力を図示されていないDAコンバー
タでアナログ指令信号に変換し、主軸サーボアンプ35
に出力する。主軸サーボアンプ35は、主軸モータ12
を回転制御する。主軸モータ12は、主軸11に結合さ
れており、これによって、主軸11が回転する。主軸モ
ータ12に結合されているパルスゼネレータ14は、主
軸モータ12の回転に応じて帰還パルスを発生する。
尚、図2においては速度帰還ループは省略してある。こ
れらは公知の方法で速度帰還ループを構成している。
【0019】尚、主軸加速度演算回路24、Z軸加速度
演算回路25、比較回路26等の各回路や偏差カウンタ
28,29を設ける代わりに、これらをコンピュータの
機能として実現してもよい。次に、加減速制御回路27
について図3及び図4に基づいて詳細に説明する。図3
は加減速制御をコンピュータの機能として実現したフロ
ーチャートである。
【0020】加減速制御回路27では、所定の周期ごと
にこの処理が繰り返し実行される。第n番目の処理を実
行するときの分配パルスをPz(n)、出力パルスをQ
z(n)、比較回路26から入力される最大加速度をA
(定数)とする。まず、ステップ110では加速、定
速、減速状態のいずれかを判断する。具体的には、Pz
(n)とQz(n−1)の大小比較を行い、Pz(n)
>Qz(n−1)ならば加速、Pz(n)=Qz(n−
1)ならば定速、Pz(n)<Qz(n−1)ならば減
速と判断する。
【0021】そして、ステップ110で加速と判断され
ると、Qz(n)←Qz(n−1)+Aを行い(ステッ
プ120)、処理を終える。また、ステップ110で定
速と判断されると、Qz(n)←Pz(n)を行う(ス
テップ130)、処理を終える。
【0022】更に、ステップ110で減速と判断される
と、Qz(n)←Qz(n−1)−Aを行う(ステップ
140)、処理を終える。図4は、このようにして加減
速制御された速度パターン図である。図4(A)はタッ
ピング加工の設定速度が高速のとき、また、図4(B)
はタッピング加工の設定速度が低速のときの分配パルス
Pz(n)及び出力パルスQz(n)を図示したもので
ある。
【0023】図4(A)は、Pz(n)=H(n=1〜
s、Hは高速の設定速度),Pz(n)=0(n>s)
とし、n=tにてQz(t)=Pz(t)となる場合に
ついて図示したものである。従って、n=1〜tではQ
z(n−1)<Pz(n)であるので、ステップ110
で加速と判断され、ステップ120でQz(n)←Qz
(n−1)+Aが実行される。また、n=(t+1)〜
sではQz(n−1)=Pz(n)であるので、ステッ
プ110で定速と判断され、ステップ130でQz
(n)←Pz(n)が実行される。更に、n=(s+
1)〜(s+t)ではQz(n−1)<Pz(n)であ
るので、ステップ110で減速と判断され、ステップ1
40でQz(n)←Qz(n−1)−Aが実行される。
【0024】このとき、加速度Aは、主軸モータ12と
送りモータ7のいずれか小さい容量の最大加速度である
ため、送りモータ7の容量を越えることはないし、ま
た、送りモータ7と同期させている主軸モータ12の容
量を越えることもない。従って、オーバーシュート等の
不具合が発生するおそれはない。
【0025】図4(B)は、Pz(n)=L(n=1〜
u,Lは低速の設定速度(L<H)),Pz(n)=0
(n>u)とし、n=vにてQz(v)=Pz(v)と
なる場合について図示したものであり、図4(A)とほ
ぼ同様であるため、その説明は省略する。但し、Qz
(n)が設定速度Lに到達するまでの時間は、設定速度
Hに到達するまでの時間(図3(A)参照)と比べて短
縮化される。このため、加工時間の短縮化が図られる。
【0026】本実施例の効果について以下に述べる。 主軸モータ12又は送りモータ7のいずれか小さい方
の最大加速度Aに基づいてタッピング加工が行われるた
め、タッピング加工の設定速度が高速の場合でもモータ
の容量を越えて駆動されることがなくオーバーシュート
等を防止できる。また、タッピング加工の設定速度が低
速の場合でも設定速度に到達するまでの所要時間が短縮
化されるため加工時間が短縮化される。 特に、ねじのピッチPが大きいときには、主軸モータ
12の回転速度が低速でも送りモータ7の送り速度が高
速となるが、こうした場合でも、本発明のねじ加工装置
によれば、オーバーシュート等の不具合を防止でき、ま
た加工時間を短縮化することができる。 また、最大加速度Aを用いて加減速制御を行っている
ため、処理自体が簡素であり、処理速度を十分速くする
ことができる。
【0027】尚、本発明は、上記実施例に何ら限定され
ることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々の態様で実施できることはいうまでもない。例えば、
本実施例では送りモータに主軸モータを追従させること
により同期運転を行ったが、この逆、即ち、主軸モータ
の速度を加減速制御回路で制御しつつ送りモータをこの
主軸モータに追従させることにより同期運転を行っても
よい。また、送りモータと主軸モータの両方を制御して
もよい。
【0028】また、本実施例では加速度Aを一定値とし
て取り扱うことにより直線型の加減速制御を行ったが、
加速度Aを外部から入力あるいは内部に記憶された変数
として取り扱うことにより例えば指数関数型あるいは s
in関数型等の任意の関数の加減速制御を行うことも可能
である。この場合、モータの容量特性からみて加速度が
一定の場合よりも瞬間的にならば大きな加速度を設定す
ることができるため、加工時間は一層短縮化されること
になる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のねじ加工装置によれば、加工速度の高低にかか
わらず短い加工時間で安定したタッピング加工を行うこ
とができる。
【0030】即ち、タッピング加工の設定速度が低速の
場合、その設定速度に到達するに要する時間は、主軸モ
ータ又は送りモータの最大加速度を用いて制御している
ため、短縮化される。また、タッピング加工の設定速度
が高速の場合、モータの容量を越えて駆動するおそれが
ないため、オーバーシュート等の不具合が発生すること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を例示するブロック図である。
【図2】 本実施例のブロック図である。
【図3】 本実施例の加減速制御回路のフローチャート
である。
【図4】 本実施例の速度パターン図であり、(A)は
タッピング加工の設定速度が高速のとき、(B)はタッ
ピング加工の設定速度が低速のときの速度パターン図で
ある。
【図5】 従来技術の速度パターン図であり、(A)は
モータの駆動開始後設定速度に到達するまでに要する時
間Tが大きいとき、(B)は時間Tが小さいときの速度
パターン図である。
【符号の説明】
1・・・機械本体、 2・・・基
台、3・・・コラム、 4・・
・スライダ、5・・・主軸ヘッド、
7・・・送りモータ、9・・・パルスゼネレータ、
11・・・主軸、12・・・主軸モータ、
14・・・パルスゼネレータ、15
・・・タップ工具、 20・・・数値
制御装置、21・・・入力装置、
22・・・演算器、23・・・パルス分配回路、
24・・・主軸加速度演算回路、25・・・Z
軸加速度演算回路、 26・・・比較回路、2
7・・・加減速制御回路、 28,29・
・・偏差カウンタ、31,32・・・Z軸パルス変換回
路、 33・・・加算器、34・・・Z軸サーボアン
プ、 35・・・主軸サーボアンプ、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸を回転させる主軸モータと主軸に沿
    って主軸を送る送りモータとを同期させてタッピング加
    工動作を行うねじ加工装置において、 予め設定された主軸モータの最高回転速度とその速度に
    達するに要する最小時間とを用いて主軸モータの最大加
    速度を演算する主軸最大加速度演算手段と、 予め設定された送りモータの最高回転速度とその速度に
    達するに要する最小時間とを用いて送りモータの最大加
    速度を演算する送り最大加速度演算手段と、 上記主軸モータの最大加速度と上記送りモータの最大加
    速度のうち、いずれか小さい方を選択する選択手段と、 上記選択手段により選択された最大加速度に基づいて、
    上記主軸モータの回転速度又は上記送りモータの送り速
    度を制御する加減速制御手段と、 を備えたことを特徴とするねじ加工装置。
JP05194845A 1993-08-05 1993-08-05 ねじ加工装置 Expired - Lifetime JP3136851B2 (ja)

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