JP2712881B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、数値制御装置に関
し、さらに詳しく言えば、マシニングセンタなどの工作
機械において主軸とZ軸の同期制御を行なう数値制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタでタップ加工を行なう
場合に、主軸とZ軸(主軸に沿う方向の軸)を同期制御
する技術は従来より公知であり、例えば特開昭62−2
28323号公報、特開昭63−89904号公報に開
示されている。
【0003】図4は、特開昭62−228323号公報
に開示された、マシニングセンタの主軸制御装置の構成
を示すブロック図である。図4のマシニングセンタで
は、主軸駆動用のサーボモータ(57)は、切換装置
(53)が接点a側に接続されると「位置制御モード」
に設定され、接点b側に接続されると「速度制御モー
ド」に設定される。
【0004】図4において、数値制御装置(以下、NC
装置という)(51)は、「位置制御モード」では、加
工プログラムPから読み取ったZ軸(テーブル(64)
を上下方向に移動させる軸)の位置情報を、主軸位置制
御回路(52)とZ軸位置制御回路(55)にそれぞれ
出力する。主軸位置制御回路(52)は、そのZ軸の位
置情報を主軸(60)の位置情報に変換し、ポジション
コーダ(58)で検出されてフィードバックされた主軸
(60)の位置情報との偏差情報を、切換装置(53)
を介して主軸サーボ回路(54)に出力する。主軸サー
ボ回路(54)は、その偏差情報をD/A変換してサー
ボモータ(57)に送る。サーボモータ(57)は、送
られた偏差情報にしたがって回転し、その回転は連結装
置(59)を介して主軸(60)に伝達される。こうし
て、主軸(60)およびその先端に取り付けたタッパ
(61)が回転する。
【0005】Z軸位置制御回路(55)は、NC装置
(51)から出力されたZ軸の位置情報と、サーボモー
タ(62)に取り付けたパルスコーダ(63)からフィ
ードバックされたテーブル(64)の位置情報との偏差
情報を、Z軸サーボ回路(56)に出力する。Z軸サー
ボ回路(56)は、入力された偏差情報をD/A変換し
てサーボモータ(62)に送る。サーボモータ(62)
は、送られた偏差情報にしたがって回転し、その回転は
ボールネジを介してテーブル(64)に伝達される。こ
うして、テーブル(64)がZ軸方向に移動する。
【0006】「速度制御モード」では、NC装置(5
1)から出力される主軸速度情報は、切換装置(53)
を介して主軸サーボ回路(54)に入力される。主軸サ
ーボ回路(54)は、入力された主軸速度情報をD/A
変換してサーボモータ(57)に送り、サーボモータ
(57)はその速度情報にしたがって回転する。その結
果、主軸(60)およびタッパ(61)がその速度で回
転する。
【0007】図4のマシニングセンタでタップ加工を行
なう場合、まず、主軸(60)にタッパ(61)を取り
付けた後、Z軸駆動用サーボモータ(62)を作動さ
せ、ワーク(W)を載置したテーブル(64)を上昇さ
せてワーク(W)に形成された穴の入口にタッパ(6
1)の先端を近づける。次に、タッパ(61)を回転さ
せながらテーブル(64)をさらに上昇させ、タッパ
(61)をワーク(W)の穴の中に入り込ませてその穴
の内面にネジを切る。所定長のネジ切りが終了すると、
タッパ(61)を逆回転させるとともにテーブル(6
4)を下降させ、タッパ(61)をワーク(W)の穴か
ら抜き取る。
【0008】図4の主軸制御装置は、主軸駆動用のサー
ボモータ(57)とテーブル駆動用のサーボモータ(6
2)の加減速時に、NC装置(51)に内蔵されたラン
プ関数発生器からランプ関数を発生させ、そのランプ関
数の指令情報を主軸位置制御回路(52)とZ軸位置制
御回路(55)に入力する。こうして、ランプ関数に基
づくフィードフォワード制御により主軸(60)とテー
ブル(64)の同期制御を行なう。なお、主軸サーボ回
路(54)は、主軸駆動用サーボモータ(57)をベク
トル制御する。
【0009】図5は、特開昭63−89904号公報に
開示された、マシニングセンタのNC装置の構成を示す
ブロック図である。CPU(71)は、加工プログラム
Pを読み取って主軸回転数情報を主軸駆動部(73)に
出力する。主軸駆動部(73)は、その主軸回転数情報
に基づいて主軸駆動用サーボモータ(77)を駆動し、
主軸(78)およびその先端に取り付けたタップ(8
0)を正方向または逆方向に回転させる。主軸駆動部
(73)に設けた主軸演算部(75)は、CPU(7
1)から与えられる主軸(78)の回転角度情報に基づ
いて主軸駆動用サーボモータ(77)の加減速パターン
を演算する。
【0010】Z軸駆動部(72)は、CPU(71)が
出力する移動速度・移動量情報に基づいてZ軸駆動用サ
ーボモータ(79)を駆動し、主軸(78)およびその
先端に取り付けたタップ(80)をZ軸方向(上下方
向)に移動させる。Z軸駆動部(72)に設けたZ軸演
算部(74)は、主軸駆動用サーボモータ(77)の加
減速パターンと主軸駆動部(73)のゲインとにより、
Z軸駆動用サーボモータ(79)の加減速パターンを演
算する。なお、(76)は、主軸演算部(75)とZ軸
演算部(74)とを同時スタートさせる同期信号を送る
同期信号ラインである。
【0011】図5のマシニングセンタでタップ加工を行
なう場合、まず、主軸(78)の先端にタッパ(80)
を取り付けた後、主軸(78)を所定の回転速度で回転
させる。次に、その主軸(78)を下降させ、テーブル
上に載置したワーク(W)の穴の中にタッパ(80)を
入り込ませてその穴の内面にネジを切る。所定長のネジ
切りが終了すると、主軸(78)を逆回転させるととも
に上昇させ、タッパ(80)をワーク(W)の穴から抜
き取る。加工中、CPU(71)は演算した加減速パタ
ーンを考慮して、主軸駆動用サーボモータ(77)とZ
軸駆動用サーボモータ(7)の補間制御を行なう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一般に、主軸とZ軸の
構成が異なるマシニングセンタでは、同じ制御方式で主
軸とZ軸を同期させてタップ加工を行なっても加工精度
が異なる。そこで、主軸とZ軸の構成に応じて加工精度
の高い制御方式を設定するのが好ましい。しかし、上述
した従来のマシニングセンタでは、主軸とZ軸の制御方
式は一つに決まっているため、主軸とZ軸の構成が異な
る場合でも同じ制御方式で加工を行なわざるを得ず、そ
の結果、高精度のタップ加工ができない場合がある問題
点がある。
【0013】そこで、この発明の目的は、主軸とZ軸の
構成に応じて制御方式を選択することができる数値制御
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の数値制御装置
は、主軸駆動用モータおよびZ軸駆動用モータの加減速
時にランプ関数に基づくフィードフォワード制御により
主軸とZ軸との間で同期制御をしながらタップ加工を行
なう第1制御手段と、Z軸の加減速パターンおよびゲイ
ンを主軸の加減速パターンおよびゲインと一致させて主
軸とZ軸との間で同期制御をしながらタップ加工を行な
う第2制御手段と、前記第1制御手段および第2制御手
段を切り換える切換手段とを具備することを特徴とす
る。
【0015】
【作用】この発明の数値制御装置では、制御方式の異な
る2個の制御手段を備えているとともに、それらを切り
換えできるようにしているので、制御する主軸とZ軸の
構成を考慮して加工精度の高いものを選択することがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、この発明のNC装置の機能ブロッ
ク図である。
【0017】この発明のNC装置(10)は、演算・制
御部(10a)、切換部(10b)、第1制御部(10
c)、第2制御部(10d)、主軸駆動用サーボモータ
(10e)、およびZ軸駆動用サーボモータ(10f)
を備えている。
【0018】演算・制御部(10a)は、加工プログラ
ムPから読み取った加工指令情報に基づいて演算および
制御を行ない、切換部(10b)を介して第1制御部
(10c)または第2制御部(10d)に制御情報を出
力する。
【0019】切換部(10b)は、第1制御部(10
c)および第2制御部(10d)を切り換え、演算・制
御部(10a)が出力する制御情報を第1制御部(10
c)または第2制御部(10d)に転送する。
【0020】第1制御部(10c)は、主軸駆動用モー
タおよびZ軸駆動用モータの加減速時にランプ関数に基
づくフィードフォワード制御により主軸とZ軸との間で
同期制御を行なう。第1制御部(10c)で得た制御情
報は、主軸駆動用サーボモータ(10e)およびZ軸駆
動用サーボモータ(10f)に送られ、これら両モータ
(10e)(10f)はその制御情報に基づいて作動す
る。
【0021】第2制御部(10d)は、Z軸の加減速パ
ターンおよびゲインを主軸の加減速パターンおよびゲイ
ンと一致させて主軸とZ軸との間で同期制御を行なう。
第2制御部(10d)で得た制御情報は、主軸駆動用サ
ーボモータ(10e)およびZ軸駆動用サーボモータ
(10f)に送られ、これら両モータ(10e)(10
f)はその制御情報に基づいて作動する。
【0022】図2は、この発明のNC装置をマシニング
センタに適用した一実施例の構成を示すブロック図であ
る。この発明のNC装置(10)は、演算・制御部(1
1)、主軸位置制御回路(12)、主軸サーボ回路(1
4)、Z軸位置制御回路(15)、Z軸サーボ回路(1
6)、Z軸演算回路(34)、主軸演算回路(35)、
および切換装置(41)(42)(43)を備えて構成
されている。
【0023】演算・制御部(11)、主軸位置制御回路
(12)、主軸サーボ回路(14)、Z軸位置制御回路
(15)、およびZ軸サーボ回路(16)は「第1制御
部」を構成する。演算・制御部(11)、Z軸演算回路
(34)、および主軸演算回路(35)は「第2制御
部」を構成する。
【0024】図2のマシニングセンタの機械側の構成
は、図4のマシニングセンタの構成と同じであり、主軸
側は、主軸駆動用サーボモータ(17)、主軸(20)
の位置を検出するポジションコーダ(18)、主軸駆動
用サーボモータ(17)の回転を主軸(20)に伝達す
る連結装置(19)、主軸(20)、主軸(20)の先
端に取り付けられたタッパ(21)を備えている。テー
ブル側は、Z軸駆動用サーボモータ(22)、テーブル
(24)の位置を検出するパルスコーダ(23)、ワー
ク(W)を載置するテーブル(24)を備えている。
【0025】三つの切換装置(41)(42)(43)
は、連動するようにしてあり、切換装置(41)の接点
a、切換装置(42)の接点pおよび切換装置(43)
の接点uがそれぞれ接続されると、「第2制御部」が作
動状態となり、図5で示したのと同じように、Z軸の加
減速パターンおよびゲインと主軸(20)の加減速パタ
ーンおよびゲインとを一致させ、Z軸と主軸(20)と
が同期制御される。
【0026】切換装置(41)の接点b、切換装置(4
2)の接点qおよび切換装置(43)の接点vがそれぞ
れ接続されると、「第1制御部」の「位置制御モード」
となり、図4で示したのと同じように、主軸駆動用サー
ボモータ(17)とZ軸駆動用サーボモータ(22)の
加減速時に、ランプ関数に基づくフィードフォワード制
御により主軸(20)とZ軸が同期制御される。
【0027】切換装置(41)の接点c、切換装置(4
2)の接点rおよび切換装置(43)の接点wがそれぞ
れ接続されると、切換装置(41)(43)が切り離さ
れ、切換装置(42)のみがつながって、「第1制御
部」の「速度制御モード」となり、図4で示したのと同
じように、主軸(20)の回転速度が制御される。
【0028】演算・制御部(11)は、「第1制御部」
の「位置制御モード」では、加工プログラムPから読み
取ったZ軸の位置情報を、主軸位置制御回路(12)と
Z軸位置制御回路(15)にそれぞれ出力する。主軸位
置制御回路(12)は、そのZ軸の位置情報を主軸の位
置情報に変換し、ポジションコーダ(18)で検出され
てフィードバックされた主軸(20)の位置情報との偏
差情報を、主軸サーボ回路(14)に出力する。主軸サ
ーボ回路(14)は、その偏差情報をD/A変換してサ
ーボモータ(17)に送り、その偏差情報にしたがって
サーボモータ(17)を回転させる。その回転は、連結
装置(19)を介して主軸(20)に伝達され、主軸
(20)およびタッパ(21)が回転する。
【0029】Z軸位置制御回路(15)は、演算・制御
部(11)から出力されたZ軸の位置情報と、パルスコ
ーダ(23)からフィードバックされたテーブル(2
4)の位置情報との偏差情報を、Z軸サーボ回路(1
6)に出力する。Z軸サーボ回路(16)は、入力され
た偏差情報をD/A変換してサーボモータ(22)に送
り、その偏差情報にしたがってサーボモータ(22)を
回転させる。その回転は、ボールネジを介してテーブル
(24)に伝達され、テーブル(24)がZ軸方向(上
下方向)に移動する。
【0030】「第1制御部」の「速度制御モード」で
は、演算・制御部(11)から出力された主軸速度情報
は、直ちに主軸サーボ回路(14)に送られる。主軸サ
ーボ回路(14)は、入力された主軸速度情報をD/A
変換してサーボモータ(17)に送り、その速度情報に
したがってサーボモータ(17)を回転させる。その結
果、主軸(20)およびタッパ(21)がその速度で回
転する。
【0031】「第2制御部」が作動状態となると、演算
・制御部(11)は、加工プログラムPから読み取った
Z軸の位置情報をZ軸演算回路(34)に出力する。Z
軸演算回路(34)は、そのZ軸の位置情報に基づいて
Z軸の加減速パターンおよびゲインを演算し、それらを
考慮したZ軸の位置情報を算出してZ軸サーボ回路(1
6)と主軸演算回路(35)に出力する。Z軸サーボ回
路(16)は、算出したZ軸の位置情報をD/A変換し
てサーボモータ(22)に送り、その位置情報にしたが
ってサーボモータ(22)を回転させる。こうして、テ
ーブル(24)がZ軸方向に移動する。
【0032】主軸演算回路(35)は、主軸の加減速パ
ターンおよびゲインが上記Z軸の加減速パターンおよび
ゲインに一致するように、上記Z軸の位置情報を主軸用
の位置情報に変換し、主軸サーボ回路(14)に出力す
る。主軸サーボ回路(14)は、その主軸の位置情報を
D/A変換してサーボモータ(17)に送り、その位置
情報にしたがってサーボモータ(17)を回転させる。
こうして、主軸(20)およびタッパ(21)が回転す
る。
【0033】切換装置(41)(42)(43)の操作
は、NC装置(10)の操作パネルより行なう。
【0034】次に、以上の構成としたNC装置(10)
の動作を説明する。図3は、上記NC装置(10)の動
作を示すフローチャートである。
【0035】ステップS1では、演算・制御部(11)
が加工プログラムPを読み取り、Z軸の位置情報を出力
する。
【0036】ステップS2では、このZ軸の位置情報を
Z軸演算回路(34)に転送するか否かを判断する。転
送する場合はステップS3に進み、「第2制御部」を作
動状態とする。転送しない場合はステップS6に進み、
「第1制御部」の「位置制御モード」を作動状態とす
る。
【0037】ステップS3では、Z軸演算回路(34)
で、演算・制御部(11)から出力されたZ軸の位置情
報に基づいてZ軸の加減速パターンおよびゲインを演算
し、それらを考慮したZ軸の位置情報を算出する。
【0038】ステップS4では、ステップS3で算出し
たZ軸の位置情報を主軸演算回路(35)に転送する。
【0039】ステップS5では、主軸演算回路(35)
で、Z軸演算回路(34)から転送されたZ軸の位置情
報を主軸用の位置情報に変換する。
【0040】ステップS6では、主軸駆動用サーボモー
タ(17)およびテーブル駆動用サーボモータ(22)
の加減速時のそれらの位置情報を、ランプ関数に基づい
て変換する。
【0041】ステップS7では、ランプ関数に基づいて
変換した上記位置情報により、フィードフォワード処理
を行なう。
【0042】ステップS8では、フィードフォワード処
理して得られた結果を主軸とZ軸の位置情報に変換す
る。
【0043】ステップS9では、得られた主軸とZ軸の
位置情報を、主軸サーボ回路(14)およびZ軸サーボ
回路(16)にそれぞれ転送し、そこでD/A変換す
る。
【0044】ステップS10では、D/A変換された主
軸とZ軸の位置情報を、主軸駆動用のサーボモータ(1
7)およびZ軸駆動用のサーボモータ(22)にそれぞ
れ転送する。両サーボモータ(17)(22)は、これ
らの位置情報に基づいて回転する。
【0045】なお、上記実施例ではマシニングセンタに
ついて説明したが、この発明はマシニングセンタ以外の
工作機械にも適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のNC装
置によれば、主軸とZ軸の構成に応じて制御方式を選択
することができる。このため、主軸とZ軸の構成が異な
る工作機械においても、高精度の同期タップ加工を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のNC装置の機能ブロック図である。
【図2】この発明のNC装置をマシニングセンタに適用
した一実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のNC装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】従来のマシニングセンタの主軸制御装置の構成
の一例を示すブロック図である。
【図5】従来のマシニングセンタのNC装置の構成の一
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 数値制御装置 10a 演算・制御部 10b 切換部 10c 第1制御部 10d 第2制御部 10e 主軸駆動用サーボモータ 10f Z軸駆動用サーボモータ 11 演算・制御部 12 主軸位置制御回路 14 主軸サーボ回路 15 Z軸位置制御回路 16 Z軸サーボ回路 17 主軸駆動用サーボモータ 18 ポジションコーダ 19 連結装置 20 主軸 21 タッパ 22 Z軸駆動用サーボモータ 23 パルスコーダ 24 テーブル 34 Z軸演算回路 35 主軸演算回路 41、42、43 切換装置 W ワーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸駆動用モータおよびZ軸駆動用モー
    タの加減速時にランプ関数に基づくフィードフォワード
    制御により主軸とZ軸との間で同期制御をしながらタッ
    プ加工を行なう第1制御手段と、Z軸の加減速パターン
    およびゲインを主軸の加減速パターンおよびゲインと一
    致させて主軸とZ軸との間で同期制御をしながらタップ
    加工を行なう第2制御手段と、前記第1制御手段および
    第2制御手段を切り換える切換手段とを具備することを
    特徴とする数値制御装置。
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