JPS63124790A - スピンドル制御装置 - Google Patents

スピンドル制御装置

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JPS63124790A
JPS63124790A JP61269154A JP26915486A JPS63124790A JP S63124790 A JPS63124790 A JP S63124790A JP 61269154 A JP61269154 A JP 61269154A JP 26915486 A JP26915486 A JP 26915486A JP S63124790 A JPS63124790 A JP S63124790A
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JP
Japan
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spindle
axis
speed
deviation
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP61269154A
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English (en)
Inventor
Yoshimoto Fujioka
藤岡 良基
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、加減速特性を改善したスピンドル制御装置に
関する。
(従来の技術) 輪郭制御によるフライス削り、各種の固定サイクルによ
る穴明けやタッピングなどができるマシニングセンタが
開発され、多くの工場で使用されるようになった。この
マシニングセンタによるタッピング動作は、スピンドル
にタップを直接装着した後、Z軸の送りモータを動作さ
せて被切削材にあけられた穴の入口にタップの先端を近
づけスピンドルを回転させながらZ軸の送りモータを引
続いて動作させてタップを穴の中に切り込ませて穴の内
面にねじを切る。所定長だけねじ切りしたところでスピ
ンドルを逆回転させるとともにZ軸の送りモータを逆回
転させてタップを抜き去るものである。
次にこのようなタッピング動作の原理について説明する
タッピング加工を行なう際、第3図に示すように、テー
ブルlがタッピング動作時に被切削材2を押し上げ、ま
た切削が終了したとき被切削材2を引き下す速度すなわ
ちZ軸方向の送り速度をfyl [mm/m i nl
 、主軸の回転速度すなわちタップ3の回転速度をNs
 [rpml 、ねじ4のピッチをPとすれば、これら
の間に、 f m=N s IIP         = (1)
という関係が常に得られれば、タップ3は伸び縮みせず
に穴5の中にねじを切りながら押し込み、タップ3が逆
転したときにも同様に伸び縮みせずに引き抜かれるわけ
である。そこで、本発明においては、タッピング動作を
行なうに当り、まずタップの深さdtとピッチPからタ
ップ3が切削を開始してから終了するまでの回転回数N
を割り出し[N= (d t/P)] 、かつ全切削長
文を下式により算出する。
πXdXN=交(d:タップ直径)・・・(2)一方、
タッピング加工時、タップの回転速度NSはいくらでも
上げられるというものではなく、タップの硬さや被切削
材の材質により切削速度VCというものが決められてお
り、ちなみに通常の11−め穴のタッピング時の切削速
度は8m/min以下、軽金属の被切削材でター7プが
超硬の場合の切削速度は25m/min以下である。そ
して、この切削速度により切削時間Tを下記(3)式よ
り得る。
T = l / V c          ・・・(
3)この(3)式の見に(2)式を代入し、N/T=N
sのTに(3)式を代入して、下式によりNSを得る。
N5=(vC/πd)     ・・・(4)このよう
にしてタップの回転速度Nsを得た後、(1)式により
Z軸方向の送り速度fmを回転速度Nsに同期せしめて
タッピング動作を行なうものである。
第4図は、タッピング動作を行なうにあたり、Z軸方向
の送り速度fmと回転速度Nsを上記(1)式により関
係付けるためのスピンドル制御装置のブロック図である
0図において、交流スピンドルモータ13の出力軸14
は、連結装置11を介して、タップ3を先端上取付けた
主軸lOと連結されており、タップ3の位置は、ポジシ
ョンコーダ12により検出される。また、テーブルlは
、テーブル駆動用交流モータ22と連結され、送り速度
fmでZ軸方向に駆動される。
NC制御装置16は、交流スピンドルモータに対する速
度指令信号と、後述するような交流スピンドルモータ及
びテーブル駆動用モータ22に対する同期指令信号を出
力する。切換装置118は。
接点をa側に接続すると、交流スピンドルモータに対し
て位置制御モードを設定し、接点をb側に接続すると速
度制御モードを設定する。スピンドルサーボ回路はデジ
タル回路で構成され、交流スピンドルモータをベクトル
制御する。テーブル駆動用交流モータ22に取付けられ
たパルスコーダ23の信号は、Z軸位置制御回路20及
びZ軸サーボ回路21にフィードバックされる。
一方、NC制御装置16からの出力信号は、Z軸位置制
御回路20に送入され、Z軸位置制御回路20は、テー
ブル駆動用交流モータ22の位置を検出するパルスコー
ダ23からの出力信号と、NC制御装置16からの指令
信号とを比較して、誤差信号をZ軸サーボ回路21に印
加する。テーブル駆動用交流モータ22は、Z軸サーボ
回路21からの出力信号によりデジタル制御される。
なお、交流スピンドルモータとテーブル駆動用交流モー
タは、デジタル化されたサーボ回路により、ベクトル制
御されるので、精度の良い制御が行なえる。
このような従来のスピンドル制御装置においては、デジ
タル値で与えられるCPU等からの指令信号と、モータ
負荷の位置信号との偏差信号を位置レジスタに保持して
スピンドル及びZ軸モータの駆動信号を形成し、この駆
動信号をモータ負荷の移動に合わせて常時調整すること
により、スピンドルとZ軸との同期制御を行なっている
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来のスピンドル制御装置においては、モ
ータ負荷の位置信号をパルスエンコーダにより検出して
フィードバックし、CPUの偏差カウンタによりパルス
をカウントして、累積カウンタの内容が零になるように
直線状加減速の特性でスピンドルモータを制御している
。このような従来回路においては、第5図のスピンドル
モータの加減速特性図において、時刻t2−t5間の定
速状態時に外乱等の影響により、a部のように減算され
ないでパルスが残存する場合があり、この残存パルスは
、時刻1.−14間の減速制御時に減算され、b部のよ
うに減速特性が変化する。このような減速特性の変化に
より、リジットタッピングの精度が悪くなるという問題
があった。
そこで、本発明はこのような従来技術の問題点の解消を
目的として、加減速特性を改善したスピンドル制御装置
を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明のスピンドル制御装置は、サーボドライバにより
制御されるスピンドルモータと、スピンドルとねじ切り
される被加工物との相対的な位置を変更するZ軸モータ
とを同時2軸制御するCNC装置を具備するスピンドル
制御装置において、スピンドルモータの直線状加速、定
速運転、直線状減速の速度パターンを、定速運転から直
線状減速への切替時点でスピンドルの位置偏差分の補正
を行なう特性で形成する速度パターン形成手段、該速度
パターン形成手段により形成された速度パターンを1ブ
ロツク分の命令として記憶する記憶手段、該記憶手段に
記憶された速度パターンを読出しサーボドライバに出力
する制御手段とを有することを特徴とするものである。
(作用) 本発明のスピンドル制御装置は、スピンドルを直線状に
加減速するものにおいて、定常運転から直線状の減速に
特性を切替える時点で、スピンドルの位置偏差分の補正
を行なうように、予めパターン化した命令を1ブロツク
の命令としてCPUに設定するので、精度の良いリジッ
トタッピング処理が行なえる。
(実施例) 以下、図により本発明の実施例について説明する0本発
明によるリジットタッピング処理は1次のような手順で
行なうことを基本としている。
(1)マシニングセンタにおいて、主軸オリエンテーシ
ョン動作を行ない、その際にオーバシュートがなく、オ
リエンテーション動作ができる最高回転数(N o m
 a x)を求める。
(2)最高回転数を所定の定数で除算した値を、その主
軸でとれる最高のポジションゲインとして求める0例え
ば、N o m a xを165Orpm、定数を55
とすると、ポジションゲインは、1650÷55=30
 (1/5ee)となる。
(3)Z軸のポジションゲインを、主軸のポジションゲ
インと同じ値に設定する。
(4)主軸とZ軸の時定数を決定するために、使用する
最高回転数から主軸のイナーシャをもって加速減速でき
る最短の時間を計算する。この例では、Tacui=1
13m5ecとすると、この値にマージンをとって実際
の時定数としてTa=150msecを設定する。
(5)サーボモータをこの時定数により加減速運転する
第1図(a)は、本発明が適用されるスピンドル制御装
置の概略のブロック図である0本発明においては、CN
C装置によりスピンドルとZ軸の同時2軸制御を行なう
ものであるが、第1図(a)によりその制御の概略につ
いて説明する。
なお、説明の便宜のため、X軸とY軸の2軸制御につい
て説明するが、これは、本発明のスピンドルとZ軸とに
対応させることができる。第1図(a)に示したCNC
同時2軸制御装置は、X軸及びY軸の2軸サ一ボモータ
Mについての位置パラメータ及び速度パラメータを設定
するホストコンピュータAと、位置決め制御アルゴリズ
ム(a)及び偏差カウンタアルゴリズム(b)が設定さ
れるCPUBと、サーボアンプ、パルス幅変yJ(PW
M)部、ドライバからなるサーボドライバブロックCを
主要な構成要素としている0次に、このブロック図の動
作について説明する。ホストコンピュータAは、X軸、
Y軸各負荷の移動量を設定し、CPUBでは、位置決め
制御アルゴリズムでX軸、Y軸それぞれについて速度パ
ターンに分解する。速度パターンに分解されたパルスの
重み関数は、サイクルタイムTsec毎にパラレル(ま
たはシリアル)に偏差カウンタに送られ、パルスエンコ
ーダ出力が入力される移動量カウンタの内容と比較され
、偏差カウンタ出力を形成する。この偏差カウンタ出力
はサーボドライバブロックCに送出され、TSeC毎に
サーボ側ではカウンタ内容に従った、即ち、設定された
速度(加減速)パターンに従った動作を繰返し、目標値
に達した時点で作動を停止する。
なお、図においてDAはデジタル信号をアナログ値に変
換するDA変換器、CTはサーボモータの電流を検出す
る変流器で、検出した電流により電流制御のマイナール
ープを構成する。TGは速度検出器、PCはパルスエン
コーダで、それぞれ速度信号と位R信号とを検出する。
第1図(b)は、本発明によるスピンドル制御装置の要
部を示すブロック図である。第1図(a)のブロック図
とは、CPUBの構成が異なっているが、その他の構成
は第1図(IL)と同様なので詳細な説明は省略する0
本発明においては、CPUBにパターンメモリ(C1)
〜(C2)を設け、ソフトウェアスイッチ51〜S4に
より、偏差カウンタ(b)とパターンメモリ(CI)〜
(C2)とを、位置決め制御アルゴリズム(a)と切替
え接続できるように構成している。
スピンドルモータに対応するこのパターンメモリ(C)
には、後述するように第2図に示すような直線状加減速
特性の命令が記憶される。
第2図は、本発明によるスピンドルモータの加減速特性
を示す特性図である0図に示すように、時刻t1とt2
の間では直線加速を行ない、時刻t2とt4の間では定
速運転、時刻t4とt5の間では直線減速を行なうが、
本発明においては、フィードバック信号による位置偏差
の誤差分は、従来のように減速時に補正するのではなく
、定常運転から減速運転に切換える最後の部分である時
刻t3において補正を行ない、時刻t1とE2間の斜線
の面積Aと、時刻t3とt5の間の斜線の部分Bの面積
が等しくなるように予めパターン化してlブロックの命
令としてパターンメモリに収納しておくものである。そ
して、リジットタッピング加工時には、スイッチをパタ
ーンメモリ側に切替えて、予め収納されているパターン
命令を読出し、これによって第2図のような直線状加減
速の特性でスピンドルモータを制御する。
以上、この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施
態様について説明したが、その好ましい実施態様の説明
は、構成の詳細な部分についての変形、特許請求の範囲
に記載された本発明の精神に反しない限りでの種々な変
形、あるいはそれらを組み合わせたものに変更できるこ
とは明らかである。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、CNC装置により
スピンドルモータを直線状の特性で加減速制御する際に
、定常運転時に生ずる位置偏差分の補正を、定常運転か
ら減速運転に切替る最後の時点で行なうように予めパタ
ーン化した特性を1ブロツクの命令としてCPUに設定
しておくので、リジットタッピングの精度を良好に保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の基本的構成を示すブロック図、
第1図(b)は本発明の要部を示すブロック図、第2図
は本発明の特性図、第3図はリジットタップの説明図、
第4図はスピンドル制御装置の一例を示すブロック図、
第5図は従来例の特性図である。 1・・・テーブル、3・・・タップ、10・・・主軸、
13・・・交流スピンドルモータ、16・・・NG装置
、22・・・テーブル駆動用交流モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. サーボドライバにより制御されるスピンドルモータと、
    スピンドルとねじ切りされる被加工物との相対的位置を
    変更するZ軸モータとを同時2軸制御するCNC装置を
    具備するスピンドル制御装置において、スピンドルモー
    タの直線状加速、定速運転、直線状減速の速度パターン
    を、定速運転から直線状減速への切替時点でスピンドル
    の位置偏差分の補正を行なう特性で形成する速度パター
    ン形成手段、該速度パターン形成手段により形成された
    速度パターンを1ブロック分の命令として記憶する記憶
    手段、該記憶手段に記憶された速度パターンを読出しサ
    ーボドライバに出力する制御手段とを有することを特徴
    とするスピンドル制御装置。
JP61269154A 1986-11-12 1986-11-12 スピンドル制御装置 Pending JPS63124790A (ja)

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JP61269154A JPS63124790A (ja) 1986-11-12 1986-11-12 スピンドル制御装置

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JP61269154A JPS63124790A (ja) 1986-11-12 1986-11-12 スピンドル制御装置

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JPS63124790A true JPS63124790A (ja) 1988-05-28

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ID=17468429

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JP61269154A Pending JPS63124790A (ja) 1986-11-12 1986-11-12 スピンドル制御装置

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JP (1) JPS63124790A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241694A (ja) * 1988-08-02 1990-02-09 Fanuc Ltd 工作機械の主軸同期運転制御装置及びその方法
JPH04304504A (ja) * 1991-04-02 1992-10-27 Mitsubishi Electric Corp 駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241694A (ja) * 1988-08-02 1990-02-09 Fanuc Ltd 工作機械の主軸同期運転制御装置及びその方法
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