JPH04304504A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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Publication number
JPH04304504A
JPH04304504A JP3069748A JP6974891A JPH04304504A JP H04304504 A JPH04304504 A JP H04304504A JP 3069748 A JP3069748 A JP 3069748A JP 6974891 A JP6974891 A JP 6974891A JP H04304504 A JPH04304504 A JP H04304504A
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JP
Japan
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servo
motor
current
unit
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP3069748A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Matsumoto
英彦 松本
Yoshikazu Takizawa
義知 滝沢
Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のモータを選択
的に制御する、また、複数の演算部で複数のサーボモー
タの制御を実行する位置決めコントローラに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、モータを制御する機器として、イ
ンダクションモータの速度制御を実行するインバータや
、ACサーボモータの位置・速度・トルク制御を実行す
るサーボアンプがある。
【0003】図6は、インバータのブロック構成を示す
説明図であり、図において、23はコンバータ部、24
はインバータ部を示し、この詳細が図8に示されている
。また、14はPWM発生回路、15は電流検出回路、
16は演算回路であり、以上のPWM発生回路14、電
流検出回路15、演算回路16、コンバータ部23、イ
ンバータ部24を含んでインバータ22が構成されてい
る。また、21はインバータ22に速度指令を与えるコ
ントローラであり、例えば、シーケンサ等が考えられる
。7は制御対象であるインダクションモータである。ま
た、図8において、26は整流用ダイオード、27は平
滑コンデンサ、28は電力スイッチング素子である。
【0004】図7は、サーボアンプ25のブロック構成
を示すブロック図であり、図6に示したインバータ22
のブロック図と異なる部分のみ説明する。制御対象がA
Cサーボモータ8となり、ACサーボモータ8には、位
置・速度を検出するためのエンコーダ9が接続されてお
り、該エンコーダ9からの信号を取り込むために位置・
速度検出回路20が含まれて構成されている。
【0005】図9は、サーボアンプ25の演算回路の概
要を示す回路図であり、点線で囲まれた部分が演算回路
16で実行される内容に相当している。
【0006】インバータ22の動作について説明する。 インバータ22は、モータからの出力の周波数と電圧を
制御してモータの速度を制御するもので、各種の方式が
存在するが、PWM方式が一般的に用いられる。図6に
ついてその動作を説明すると、三相交流電源1をコンバ
ータ部23で直流化し、インバータ部24の電力スイッ
チング素子28をON/OFFしてインダクションモー
タ7に電流を供給する。
【0007】演算回路16で演算処理した指令電圧をP
WM発生回路14に出力することにより、PWM発生回
路14内で作成する三角波と比較することで、PWM出
力波形を得ることができる。この方式は一般的に三角波
比較法と呼ばれている。該PWM波形によりインバータ
部24をスイッチングすることでインダクションモータ
7を駆動することができる。即ち、直流をPWMスイッ
チングすることにより任意の周波数の正弦波電流をイン
ダクションモータ7に供給することができ、これにより
、インダクションモータ7の速度を制御するものである
【0008】汎用インバータは、外部のコントローラ2
1より速度指令を得るが、この指令は通常、電圧を可変
することにより与えられる。専用インバータでは、デジ
タル値により指令を与えるものもある。図6には、電流
検出回路15が示されているが、これはインダクション
モータ7に流れる電流値を積算し、インダクションモー
タ7が加熱しすぎる値に達した場合に動作を停止させる
電子サーマル等の保護機能のために存在する。その他、
この電流値を使用してモータトルクの制御を実行する場
合もあるが、インバータとしては、電流検出回路15が
なくても動作する。しかしながら、各種機器の保護のた
めに装備されているのが一般的である。
【0009】次に、サーボアンプ25について説明する
。ACサーボモータ8も基本的にはPWM制御により制
御することが可能で、インバータの動作で説明した部分
と基本的に同じである。インバータは速度を制御するが
、オープンループ制御のため、実行のモータ速度が指令
速度と正確に合致しているとは限らない。一方、ACサ
ーボモータ8は、実行のモータの位置・速度を検出して
フィードバック制御を実行するため、指令・速度位置を
正確に制御することが可能となる。
【0010】図7を例に説明すると、ACサーボモータ
8に接続されているエンコーダ9によりACサーボモー
タ8の位置・速度を検出している。該エンコーダ9から
の信号を位置/速度検出回路20でデジタル値に変換し
、演算回路16に取り込む。ここで、演算内容の概要が
図9に示されている。
【0011】従来、図9に示した内容は、H/Wにより
構成されていたが、近年はマイクロプロセッサの性能が
向上したことにより、S/Wによる演算処理により点線
内の処理を実行しており、一般にソフトウェアサーボと
呼ばれている。ここでは、エンコーダ9より取り込んだ
位置・速度のデータを各々フィードバックし、位置アン
プ29、速度アンプ30で増幅し、電流アンプ31に出
力する。また、ACサーボモータ8への電流値も検出し
、これもフィードバックして電流アンプ31で増幅した
結果の電圧指令をPWM発生回路14へ与える。上記一
連の処理をソフトウェアで実行するため、ハードウェア
として演算回路16があれば足りることになる。
【0012】ここで、インバータとサーボアンプを比較
した場合、ハードウェア的にはサーボアンプの方が位置
/速度検出回路20を余分に持っているが、他の構成は
同じである。但し、ソフトウェア的には、サーボアンプ
の方が、より複雑な処理を必要とするため、演算回路1
6の能力はサーボアンプの方が高いものが使用され、そ
のため、コストも高いものとなっている。
【0013】サーボアンプへの指令は、位置と速度を与
える必要があり、通常は外部のコントローラ21からパ
ルス列で与え、パルス数が移動距離をパルス周波数が速
度に対応する。中には、デジタルバスで接続し、位置と
速度をデータとして与えるものも存在する。
【0014】一般的に組立ライン等を構築する場合、上
記インバータやサーボモータは必要不可欠なものであり
、各種組み合わされて使用されることになる。
【0015】図10〜図12は、他の従来例を示す説明
図であり、図10において、81は位置指令装置、82
は該位置指令装置81から位置指令を受け取り、サーボ
ドライバに対する電流/電圧の指令値を演算するサーボ
コントローラ、90a〜90cはサーボコントローラ8
2からの指令に基づいてサーボモータに流す電流を制御
するサーボドライバ、83a〜83cはサーボモータ、
84a〜84cはサーボモータ83a〜83cの各々に
結合された位置検出器(エンコーダ)である。
【0016】図11は、図10に示したサーボコントロ
ーラ82の構成を示す詳細図であり、86は位置指令装
置81からの位置指令に基づきサーボドライバに対する
90a〜90cに対する電流/電圧の指令を演算するた
めのCPU、87は演算用プログラム等を記憶するメモ
リであり、88はサーボモータ83a〜83cに流れる
電流値をCPU86での演算に使用できるようにアナロ
グ/デジタル変換するA/D変換器、92はサーボモー
タ83a〜83cに流れる電流のうち、一つを選択して
A/D変換器88に電流値を出力するマルチプレクサで
ある。
【0017】次に動作について説明する。図10におい
て、位置指令装置81はサーボモータ83a〜83cに
対する位置指令値をサーボコントローラ82に対して与
える。上記の位置指令値を基にサーボコントローラ82
は、1台で3台のサーボモータ83a〜83cに対する
速度制御、電流制御を実行する。サーボドライバ90a
〜90cは、例えば、電圧形PWMインバータであり、
この場合は、サーボコントローラ82から電圧指令を受
け取り、PWM制御によりサーボモータ83a〜83c
を駆動するために必要な形に電力変換を実行する。
【0018】次に、図11を用いてサーボコントローラ
82の動作を説明する。上記の如き、サーボコントロー
ラ82は位置指令装置81よりI/O85を介してサー
ボモータ83a〜83cに対する位置指令値を受け取る
。また、サーボモータ83a〜83cの各々に結合され
た位置検出器84a〜84cからサーボモータ83a〜
83cの回転位置を位置検出I/F89を介して受け取
る。このようにして得られたサーボモータ83a〜83
cに対する位置指令値及び回転位置を基にしてCPU8
6はサーボモータ83a〜83cの各々に対する速度指
令値を算出する。
【0019】サーボコントローラ82は、一定時間毎に
位置検出器84a〜84cからサーボモータ83a〜8
3cの回転位置を受け取るため、前回の回転位置情報と
今回の回転位置情報の差を求めれば、サーボモータ83
a〜83cの回転速度が得られる。このように得られた
サーボモータ83a〜83cの回転速度と先に求めた速
度指令値を基にして、CPU86はサーボモータ83a
〜83cに対する電流指令値を求める。
【0020】更に、各サーボモータ83a〜83cに実
際に流れる電流をサーボドライバ90a〜90c側にあ
る電流センサ91a〜91cによって検出し、アナログ
信号のまま、サーボコントローラ82に受渡し、サーボ
コントローラ82は、マルチプレクサ92によっていず
れかのサーボモータの電流フィードバックを選択し、A
/D変換器88でアナログ/デジタル変換を実行して、
これと上記の電流指令値とからCPU86はサーボドラ
イバ90a〜90cに対する電圧指令値を算出する。
【0021】次に、図12を用いてサーボコントローラ
82がサーボモータ83a〜83cに実際に流れる電流
値を取り込む手順を説明する。三相の交流モータの場合
、三相のうちの二相の電流値が判明すれば、CPU86
によって電流制御を実行することが可能である。そこで
、U相、V相、W相と3層あるうちの2相分の電流、例
えば、U相とV相の電流を電流センサ91d、91eを
用いて検出する。CPU86はマルチプレクサ92に選
択信号を付与して、第1軸〜第3軸のいずれかのサーボ
モータの電流を選択する。
【0022】次に、2個のA/D変換器88d、88e
を用いてU相の電流の大きさとV相の電流の大きさを同
時にA/D変換し、CPU86はこのデータを取込み、
上記の電流制御に用いる。CPU86は一定時間毎に第
1軸〜第3軸の電流制御演算処理を時分割で実行するの
で、それに合わせて一定時間毎にマルチプレクサ92で
第1軸〜第3軸を切り換えながらA/D変換を実行する
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバータやサ
ーボアンプは以上のように構成されているため、1つの
モータに対し、1つの制御機器が必要であった。インバ
ータにしてもサーボアンプにしても全ての機能が1つに
まとめられているため、多数のモータを制御する場合、
その空間を多く必要とし、またコストも高くなるという
問題点があった。また、組み合わせて使用する場合、各
々形状の異なるインバータとサーボアンプを別々に配置
しなければならないという問題点もあった。
【0024】また、従来の位置決めコントローラは以上
のように、単独のCPUにより全ての制御を実行するよ
うに構成されているため、全体的な処理速度が遅延し、
迅速な処理が図れなかったという問題点があった。
【0025】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、インダクションモータやAC
サーボモータをコンパクトで低コストに、更に、1種類
のアンプで駆動できる位置決めコントローラを得ること
を第1の目的とする。
【0026】また、全体的な処理速度を向上させ、迅速
な処理を実現することを第2の目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる位置決
めコントローラは、電源(コンバータ)ユニットと、P
WM発生手段、インバータ回路、電流検出手段とからな
る複数のアンプユニットと、モータ制御の演算処理を実
行するモータ制御ユニットと、位置検出ユニットとを備
え、制御するモータの種類を選択する選択手段を具備し
たものである。
【0028】また、この発明に係わる位置決めコントロ
ーラは、サーボモータに流れる電流値を検出する電流検
出手段と、前記電流検出手段により検出した電流値をデ
ジタル値に変換するA/D変換手段と、前記サーボモー
タの回転位置を検出する位置検出手段からの出力信号を
入力する位置検出インタフェースと、各種演算を実行す
る複数の演算手段と、前記サーボモータを駆動するため
の電力変換を行うサーボドライバと、複数の前記サーボ
モータの電流フィードバックを選択する選択手段とを備
えた位置決めコントローラにおいて、前記演算手段の1
つが速度制御、電流制御の演算処理を実行し、他の演算
手段が前記A/D変換器及び前記選択手段の制御、前記
サーボドライバに対す電圧指令の分配を実行するもので
ある。
【0029】
【作用】この発明においては、互換性を持った電源(コ
ンバータ)ユニットと、PWM発生回路、インバータ回
路、電流検出回路とからなる複数のアンプユニットと、
モータ制御の演算処理を実行するモータ制御ユニットと
、位置検出ユニットとを備えたことにより、複数のモー
タ制御が可能となり、また、制御するモータの種類を選
択する選択手段を備えたことにより、インダクションモ
ータ、ACサーボモータのいずれも制御することが可能
となる。
【0030】この発明においては、第1のCPUが速度
制御、電流制御の演算を実行し、第2のCPUがA/D
変換器及びマルチプレクサの制御、サーボドライバに対
する電圧指令の分配を実行する。
【0031】
【実施例】以下、この発明の一実施例として、2つのイ
ンダクションモータと、2つのACサーボモータの計4
つのモータを制御する場合を図について説明する。図1
は、多軸位置決めコントローラのシステム構成を示す実
施例であり、1は三相或いは単相交流電源、2はコンバ
ータ部を含む電源ユニット、3a、3bはアンプユニッ
ト、4はモータコントロールユニット、5は位置検出ユ
ニット、6は位置決めCPUユニット、7は制御対象で
あるインダクションモータ、8はACサーボモータ、9
はACサーボモータ8に取り付けられたエンコーダ、1
0は位置決めCPUユニット6のプログラミングを行う
ための周辺装置である。
【0032】図2は、各ユニットの内部ブロック構成を
示しており、11は各ユニットを装着し、バス接続する
ためのマザーボードであり、12はコンバータ部、13
はインバータ部、14はPWM発生回路、15は電流検
出回路、16は演算回路、17はA/D変換器、18は
複数のアンプユニットからの電流値を切り換えるマルチ
プレクサ、19は位置決めCPUユニット6の更新を実
行するための2ポートRAM、20は位置/速度検出回
路である。図2においては、説明の簡略化のためにアン
プユニット3bを1つのみ示してある。
【0033】次に動作を説明する。図2に示した3bは
アンプユニットであるが、このユニット内部には、PW
M発生回路14と、インバータ部13があり、PWM発
生回路14に電圧指令、この場合には、モータコントロ
ールユニット4からのデジタル値で指令が与えられるこ
とにより、インバータ部13を駆動し、ACサーボモー
タ8を駆動する。モータ電流は、電源ユニット2のコン
バータ部12で三相交流電源1を整流した直流から外部
配線により得ている。
【0034】上記の動作は、従来例と同様であるが、1
つのコンバータ部12で、複数のインバータ部13を駆
動するだけの電源容量を有する。また、アンプユニット
3bには、電流検出回路15が含まれ、モータ電流を検
出し、アナログ電圧に変換し、絶縁した後、モータコン
トロールユニット4へ出力している。アンプユニット3
bはモータを駆動する最低限の回路を有しており、イン
ダクションモータ7、ACサーボモータ8に関係なく、
PWMスイッチングを行うパワー的な部分のみで構成さ
れている。モータを実際に制御する演算処理は、モータ
コントロールユニット4で全て実行されている。
【0035】インバータとして動作する場合には、所望
のモータ速度となるように基準電圧指令を作成し、PW
M発生回路14にバス経由で出力される。複数のアンプ
ユニット3がある場合、全てこの共通バスでデータが授
受されることになる。電流検出回路15からのアナログ
電圧は、A/D変換器17により、デジタル値に変換さ
れた後、演算回路16に取り込まれ、電子サーマル等の
保護演算処理のために使用される。
【0036】マルチプレクサ18は、複数のアンプユニ
ット3からのアナログ電圧を順次切り換えるために使用
されており、従って、単独のA/D変換器17を持てば
良いことになる。上記の如くインバータとして使用する
場合には、位置検出ユニット5は必要ない。
【0037】サーボアンプとして動作する場合には、演
算回路16では、図9に示された内容の演算処理を実行
し、この結果である電圧指令をデジタル値としてPWM
回路14に出力する。この演算に必要なフィードバック
である電流値は電流検出回路15により、インバータと
して動作する場合と同様に与えられる。また、位置・速
度量は、位置検出ユニット5内の位置/速度検出回路2
0によってエンコーダ9からの信号をデジタル値に変換
して得ている。該位置検出ユニット5には、必要軸数分
の位置/速度検出回路20が含まれる。また、演算回路
16では、必要軸数分のモータ制御演算処理を1つで全
て行っている。即ち、この構成にあっては、モータ軸数
を増加したい場合、演算回路16の能力が許す範囲内に
おいてアンプユニット3bのみを増加すればよいことに
なる。
【0038】上記実施例にあっては、外部からの指令は
、バス接続された位置決めCPUユニット6から出力さ
れている例を示している。通常、位置決めCPUユニッ
ト6には、所望の動作を変更できるような位置決めプロ
グラムが格納されており、このプログラムを書き換える
ことにより、モータの動作を様々に変え、組立ライン等
を制御する。
【0039】このプログラムを位置決めユニット6は実
行し、位置指令や速度指令をモータコントロールユニッ
ト4内の2ポートRAM19に書き込む。モータコント
ロールユニット4はこの値を基に演算を開始する。位置
決めCPUユニット6には、各種パラメータが格納され
ており、モータの種類を選択するパタメータが存在する
。このパラメータも2ポートRAM19に書き込まれ、
演算回路16は、この情報を読み取ることにより任意の
アンプユニット3をインバータとして動作させるか、サ
ーボアンプとして動作させるかを決定する。
【0040】図3及び図4はインバータ/サーボアンプ
の切換え動作を示すフローチャートであり、図3におい
て、まず、位置決めCPUユニット6内から各種パラメ
ータを読み出し(S1)、パラメータの判別を実行する
(S2)。該判別処理において、インバータと判別され
た場合には、0(インバータを示す)をモータコントロ
ールユニット4の2ポートRAM19に書き込む(S3
)、反対に、サーボアンプと判別された場合には、1(
サーボアンプを示す)をモータコントロールユニットの
2ポートRAM19に書き込む(S4)。その後、書込
処理終了後、位置決めプログラムが実行される(S5)
【0041】次に、図4において、上記2ポートRAM
19からパラメータを読み出し(S6)、その後、パラ
メータ判別処理を実行する(S7)。その結果、パラメ
ータが0(インバータ)と判別した場合には、インバー
タ制御処理プログラムを実行する(S8)。反対にパラ
メータ1(サーボアンプ)と判別した場合には、サーボ
アンプ制御処理プログラムを実行する(S9)。
【0042】位置決めCPUユニット6の位置決めプロ
グラムパラメータは図1の周辺装置10により作成され
、位置決めCPUユニット6に書き込まれる。図1の例
では、アンプユニット3aは、インバータ動作、3bは
サーボアンプ動作を行っているものである。従って、位
置検出ユニット5には、2つ以上の位置/速度検出回路
20が含まれるものを装着しておけばよい。
【0043】各ユニットは図2に示すマザーボード11
に装着され、マザーボード11内のデジタルバスにより
データの授受を行っている。また、電源ユニット2から
の直流は、外部配線により複数のアンプユニット3へ供
給される。
【0044】上記実施例にあっては、4軸の例を示した
が、演算回路の能力により、さらに多くのモータを駆動
することが可能となる。また、ここでは、CUユニット
が同じマザーボードに装着されている例を示したが、独
立した状態にしておき、通信によってデータの授受を実
行してもよい。
【0045】また、上記実施例にあっては、モータコン
トロールユニットにA/D変換器、マルチプレクサが存
在する例を示しているが、アンプユニット内に1つ宛A
/D変換器を配置し、このデータを演算回路が読み取る
ように構成しても同様の効果が得られる。
【0046】次に、第2の実施例について図5について
説明する。  図5は、図10に示したサーボコントロ
ーラ82の構成を示す詳細図であり、86dは位置指令
装置81からの位置指令に基づき速度制御、電流制御の
演算処理を実行する第1のCPU、86eはA/D変換
器88及びマルチプレクサ92の制御、サーボドライバ
90a〜90cに対する電圧指令の分配を実行する第2
のCPU、87d及び87eは演算用プログラム等を記
憶するメモリであり、88はサーボモータ83a〜83
cに流れる電流値をCPU86eでの演算処理に使用で
きるようにアナログ/デジタル変換するA/D変換器、
92はサーボモータ83a〜83cに流れる電流のうち
、一つを選択してA/D変換器88に電流値を出力する
マルチプレクサである。
【0047】次に動作について説明する。図5において
、位置指令装置81はサーボモータ83a〜83cに対
する位置指令値をサーボコントローラ82に対して与え
る。上記の位置指令値を基にサーボコントローラ82は
、1台で3台のサーボモータ83a〜83cに対する速
度制御、電流制御を実行する。サーボドライバ90a〜
90cは、例えば、電圧形PWMインバータであり、こ
の場合は、サーボコントローラ82からPWMパターン
を受け取り、サーボモータ83a〜83cを駆動するた
めに必要な形に電力変換を実行する。
【0048】上記の如き、サーボコントローラ82は位
置指令装置81よりI/O85を介してサーボモータ8
3a〜83cに対する位置指令値を受け取る。また、サ
ーボモータ83a〜83cの各々に結合された位置検出
器84a〜84cからサーボモータ83a〜83cの回
転位置を位置検出I/F89を介して受け取る。このよ
うにして得られたサーボモータ83a〜83cに対する
位置指令値及び回転位置を基にしてCPU86eはサー
ボモータ83a〜83cの各々に対する速度指令値を算
出する。
【0049】サーボコントローラ82は、一定時間毎に
位置検出器84a〜84cからサーボモータ83a〜8
3cの回転位置を受け取るため、前回の回転位置情報と
今回の回転位置情報の差を求めれば、サーボモータ83
a〜83cの回転速度が得られる。このように得られた
サーボモータ83a〜83cの回転速度と先に求めた速
度指令値を基にして、CPU86eはサーボモータ83
a〜83cに対する電流指令値を求める。
【0050】更に、各サーボモータ83a〜83cに実
際に流れる電流をサーボドライバ90a〜90c側にあ
る電流センサ91a〜91cによって検出し、アナログ
信号のまま、サーボコントローラ82に受渡し、サーボ
コントローラ82は、マルチプレクサ92によっていず
れかのサーボモータの電流フィードバックを選択し、A
/D変換器88でアナログ/デジタル変換を実行し、こ
れと上記の電流指令値とからCPU86dはサーボドラ
イバ90a〜90cに対する電圧指令値を算出する。
【0051】また、上記実施例では、サーボモータが3
軸であったが、サーボモータの軸数は3軸に限定される
ものではなく、任意である。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、同一
のアンプユニットで、モータコントロールユニットのソ
フトウェアのみを切り換えることにより、インバータに
も、サーボモータにも構成できるため、複数のサーボに
1つだけインバータが混じったようなシステムの場合、
1つだけ別にインバータを用意することなく、インダク
ションモータやACサーボモータをコンパクトで低コス
トに、更に、1種類のアンプで駆動できる位置決めコン
トローラを得ることができる。
【0053】また、第1のCPUが速度制御、電流制御
の演算を実行し、第2のCPUがA/D変換器及びマル
チプレクサの制御、サーボドライバに対する電圧指令の
分配を実行するため、全体的な処理速度を向上させ、迅
速な処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る位置決めコントロー
ラのシステム構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した内部の具体的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】この発明の一実施例に係る位置決めコントロー
ラのインバータ/サーボアンプの切換動作を示すフロー
チャートである。
【図4】この発明の一実施例に係る位置決めコントロー
ラのインバータ/サーボアンプの切換動作を示すフロー
チャートである。
【図5】この発明の他の実施例に係る位置決めコントロ
ーラの構成を示すブロック図である。
【図6】従来のインバータの内部を示すブロック図であ
る。
【図7】従来のサーボアンプの内部を示すブロック図で
ある。
【図8】図6、図7に示したコンバータ部とインバータ
部の具体的構成を示す回路図である。
【図9】サーボアンプ内部の演算処理の概要を示すブロ
ック図である。
【図10】従来の位置決めコントローラの構成を示すブ
ロック図である。
【図11】図10に示したサーボコントローラの具体的
な構成を示すブロック図である。
【図12】図11に示したA/D変換器、マルチプレク
サの具体的な構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1  三相(単相)交流電源          2 
 電源ユニット(コンバータ部) 3  アンプユニット               
 4  モータコントロールユニット 5  位置検出ユニット              
6  位置決めCPUユニット 9  エンコーダ                 
   12  コンバータ部 13  インバータ部               
 14  PWM発生回路 15  電流検出回路               
 16  演算回路17  A/D変換器      
          18  マルチプレクサ 19  2ポートRAM              
20  位置/速度検出回路 81  位置指令装置               
 82  サーボコントローラ 83  サーボモータ               
 84  位置検出器86d  CPU       
             86e  CPU87  
メモリ                      
88  A/D変換器 90  サーボドライバ              
92  マルチプレクサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電源(コンバータ)ユニットと、PW
    M発生手段、インバータ回路、電流検出手段とからなる
    複数のアンプユニットと、モータ制御の演算処理を実行
    するモータ制御ユニットと、位置検出ユニットとを備え
    、制御するモータの種類を選択する選択手段を具備した
    ことを特徴とする位置決めコントローラ。
  2. 【請求項2】  サーボモータに流れる電流値を検出す
    る電流検出手段と、前記電流検出手段により検出した電
    流値をデジタル値に変換するA/D変換手段と、前記サ
    ーボモータの回転位置を検出する位置検出手段からの出
    力信号を入力する位置検出インタフェースと、各種演算
    を実行する複数の演算手段と、前記サーボモータを駆動
    するための電力変換を行うサーボドライバと、複数の前
    記サーボモータの電流フィードバックを選択する選択手
    段とを備えた位置決めコントローラにおいて、前記演算
    手段の1つが速度制御、電流制御の演算処理を実行し、
    他の演算手段が前記A/D変換器及び前記選択手段の制
    御、前記サーボドライバに対す電圧指令の分配を実行す
    ることを特徴とする位置決めコントローラ。
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