JP4251982B2 - 速度制御装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
速度制御装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4251982B2 JP4251982B2 JP2003431361A JP2003431361A JP4251982B2 JP 4251982 B2 JP4251982 B2 JP 4251982B2 JP 2003431361 A JP2003431361 A JP 2003431361A JP 2003431361 A JP2003431361 A JP 2003431361A JP 4251982 B2 JP4251982 B2 JP 4251982B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- stepping motors
- pulse signal
- practical
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Color Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
一般に,上記ステッピングモータを使用する場合,特許文献1に記載されるように,モータの脱調を防止し,騒音を軽減させるために,いわゆる従来周知のスローアップ/ダウン制御が行われる。このスローアップ/ダウン制御は,予め所定の記憶部に記憶された速度制御パターンに基づいて上記ステッピングモータを駆動させる駆動パルス信号の周波数を段階的に変化させることにより,上記ステッピングモータを所定の実用回転速度に段階的に加速/減速させる制御手法である。
また,上記公知のスローアップ/ダウン制御によると,上記各ステッピングモータはそれぞれの速度制御パターンでそれぞれ別々に制御されるため,CPU等の処理負担が増大し,画像形成装置全体における処理速度が鈍化するという問題がある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,共通の速度制御パターンで複数のステッピングモータを駆動させることにより,上記速度制御パターンを記憶する記憶容量を縮小し,且つ,CPU等の制御処理負担を軽減することが可能な速度制御装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
これにより,上記複数のステッピングモータが上記設定速度に加速されるまでは同一の共通加速パターン基づき加速されるため,ステッピングモータの速度制御(スローアップ制御)に用られる加速パターン等の速度制御データのデータサイズを軽量化することが可能となる。この結果,上記加速パターン等の速度制御データを記憶するメモリ等の記憶装置を縮小化することができる。また,データサイズが軽量化され,上記設定速度に加速されるまでは同一の制御処理がなされるため,CPU等の制御処理の負担が軽減され得る。
また,上記速度制御装置は,複写機やプリンタ装置,特に,カラー複写機やカラープリンタ装置等の画像形成装置に好適に用いられる。
また,上記設定速度に加速されるまで,或いは,上記設定速度から減速されて停止するまでは,上記全てのステッピングモータに対し同一の制御がなされるため,CPU等の制御処理の負担が軽減される。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る速度制御装置Xの概略構成を示すブロック図,図2は上記速度制御装置Xにおいて実行される速度制御処理の手順の一例を説明するフローチャート,図3は上記速度制御装置Xにおいて実行される共通加速周波数情報書込処理の手順の一例を説明するフローチャート,図4はパターンメモリに格納された共通加速パターン及び実用速度補正パターンを示すパターンテーブル,図5は上記速度制御装置Xが適用される画像形成装置の一例であるカラープリンタの断面図である。
ここに,上記カラープリンタAの断面図を図5に示す。図5に示すように,上記カラープリンタAは,イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色の現像剤を記録紙に転写する画像形成部50y,50m,50c,50bを備えたタンデム方式のカラープリンタである。図中の51は上記画像形成部に設けられた感光体ドラム,52は転写ベルト,53は転写ローラ,54は定着装置,57は給紙カセット,56は給紙ローラ,55は排紙ローラである。尚,上記カラープリンタAの基本的構成については周知であるため,ここではその説明を省略する。
なお,本発明の実施形態としては,上記ASIC4内に,上記共通加速パターン41等を記憶する上記パターンメモリ2が搭載された構成も考えられるが,好ましくない。上記ASIC4に上記パターンを記憶するためのメモリ等を搭載することにより,ASIC自体の単価,及び開発コストが高騰するためである。そのため,本実施形態例では,上記ASIC4の外部に上記パターンメモリ2が設けられた構成としている。
その後,後述する印刷完了信号(S40)が入力されない限り上記バッファメモリ5には周波数情報が書き込まれないため,上記各パルス信号出力回路では,上記バッファメモリ5に最後に書き込まれた補正周波数情報(fym,fmm,fcm,fbm)に応じた駆動パルス信号,即ち,上記各モータを実用回転速度に維持するための駆動パルス信号が上記各モータに出力される。
このように,上記各モータが上記共通の設定速度vに加速されるまでは同一の共通加速パターン41に基づき加速され,その後は,上記各モータに応じた実用速度補正パターン42〜45に基づき上記各モータの実用速度まで加速されるため,上記各モータを制御するためのパターンデータ40のデータサイズを軽量化することが可能となる。これにより,上記パターンデータ40を記憶するパターンメモリ2の容量を縮小化することができる。また,上記設定速度vに加速されるまでは上記各モータに共通の共通加速パターンによる共通の制御処理がなされるため,上記速度制御部1の処理の負担が軽減され得る。
尚,上述の実施形態では,各モータが一斉に上記設定速度vに到達(加速)するまでは共通加速パターンで加速され,各モータが一斉に上記設定速度vに到達(減速)された後は共通減速パターンで減速するものについて説明したが,上記各モータが上記設定速度vに完全に一致するまで待つ必要は必ずしもなく,上記設定速度vにある程度近い速度まで到達すれば,上記各モータそれぞれの実用速度補正パターン或いは設定速度補正パターンに基づく制御に移行するものであってもよい。
また,この場合,上記設定速度vは,上記各モータのうち,最も実用速度が低いものであることが望ましい。このように設定されておれば,例えばモータMyが上記設定速度vに加速された後は,他のモータMm,Mc,Mbをそれぞれ実用速度に加速制御すればよく,即ち,減速制御する必要がなくなる。このように,制御処理が単調となることによって,上記速度制御部1による制御処理負担が更に軽減される。
また,上記設定速度vは,上記各モータそれぞれの実用速度の平均値であってもよい。このように設定されることにより,上記設定速度vに達してからの上記各モータそれぞれの加速制御,或いは各モータの実用速度から上記設定速度vに達するまでの上記各モータそれぞれの減速制御が略均一化されるため,上記各モータを個別制御する時間が短縮され得る。
A…カラープリンタ(画像形成装置の一例)
1…速度制御部
2…パターンメモリ
3…カウンタ
4…ASIC
5…バッファメモリ
6…外部インターフェース
50…画像形成部
51…感光体ドラム
52…転写ベルト
53…転写ローラ
54…定着装置
54a…定着ローラ
55…排紙ローラ
56…給紙ローラ
57…給紙カセット
Claims (5)
- 画像形成装置に設けられた複数の駆動系機器それぞれを駆動させる複数のステッピングモータを予め定められた複数の周波数情報からなる加速パターンに基づいて加速させる速度制御装置において,
上記複数のステッピングモータに共通して用いられる共通加速パターンであって,上記複数のステッピングモータを予め定められた設定速度或いはそれに近い速度に加速させるための共通加速パターンを記憶する共通加速パターン記憶手段と,
上記設定速度或いはそれに近い速度で回転する上記複数のステッピングモータを,上記複数のステッピングモータそれぞれの実用速度に加速或いは減速させる複数の実用速度補正パターンを記憶する実用速度補正パターン記憶手段と,
上記複数のステッピングモータを駆動させるための駆動パルス信号を生成して上記複数のステッピングモータの駆動部それぞれに出力するパルス信号出力手段と,
上記複数のステッピングモータが上記設定速度或いはそれに近い速度に加速されるまで,上記共通加速パターン記憶手段から読み出された上記共通加速パターンに応じた駆動パルス信号を上記パルス信号出力手段に出力させ,上記ステッピングモータが上記設定速度或いはそれに近い速度に加速されてから上記実用速度に達するまで,上記実用速度補正パターン記憶手段から読み出された上記実用速度補正パターンに応じた駆動パルス信号を上記パルス信号出力手段に出力させるパルス信号出力制御手段と,
を具備し,
上記複数のステッピングモータを上記設定速度或いはそれに近い速度まで上記共通加速パターンに従って徐々に加速させた後,各ステッピングモータをそれぞれのステッピングモータについて予め定められた実用速度補正パターンに従って徐々に実用回転速度まで変速する変速制御を行うことを特徴とする速度制御装置。 - 画像形成装置に設けられた複数の駆動系機器それぞれを駆動させる複数のステッピングモータを予め定められた複数の周波数情報からなる減速パターンに基づいて減速させる速度制御装置において,
上記複数のステッピングモータそれぞれの実用速度で回転する上記複数のステッピングモータを,予め設定された設定速度或いはそれに近い速度に減速或いは加速させる複数の設定速度補正パターンを記憶する設定速度補正パターン記憶手段と,
上記複数のステッピングモータに共通して用いられる共通減速パターンであって,上記複数のステッピングモータを減速させて停止させるための共通減速パターンを記憶する共通減速パターン記憶手段と,
上記複数のステッピングモータを駆動させるための駆動パルス信号を生成して上記複数のステッピングモータの駆動部それぞれに出力するパルス信号出力手段と,
上記複数のステッピングモータが上記設定速度或いはそれに近い速度に減速或いは加速されるまで,上記設定速度補正パターン記憶手段から読み出された上記設定速度補正パターンに応じた駆動パルス信号を上記パルス信号出力手段に出力させ,上記ステッピングモータが上記設定速度或いはそれに近い速度に減速或いは加速されてから停止するまで,上記共通減速パターン記憶手段から読み出された上記共通減速パターンに応じた駆動パルス信号を上記パルス信号出力手段に出力させるパルス信号出力制御手段と,
を具備してなることを特徴とする速度制御装置。 - 上記複数のステッピングモータが,複数の感光体ドラムそれぞれを駆動させるものである請求項1に記載の速度制御装置。
- 上記設定速度が,上記複数のステッピングモータのいずれかの実用速度である請求項1又は2に記載の速度制御装置。
- 上記請求項1〜4に記載の速度制御装置を備えてなる画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003431361A JP4251982B2 (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | 速度制御装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003431361A JP4251982B2 (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | 速度制御装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005189540A JP2005189540A (ja) | 2005-07-14 |
JP4251982B2 true JP4251982B2 (ja) | 2009-04-08 |
Family
ID=34789410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003431361A Expired - Fee Related JP4251982B2 (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | 速度制御装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4251982B2 (ja) |
-
2003
- 2003-12-25 JP JP2003431361A patent/JP4251982B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005189540A (ja) | 2005-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6488603B2 (ja) | モータ駆動制御装置、モータ駆動制御方法、およびプログラム | |
US20060274384A1 (en) | Image reading apparatus, image forming apparatus incorporating the same, image reading control method therefor, and program implementing the method | |
JP2008012694A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4603785B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4251982B2 (ja) | 速度制御装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP6838452B2 (ja) | 駆動装置および画像形成装置 | |
JP2011035990A (ja) | モータ制御装置及び画像形成装置 | |
JP2006082957A (ja) | モータ制御装置、画像形成装置、モータ制御方法、及びプログラム | |
JP2009060719A (ja) | ステッピングモータ駆動装置および画像形成装置 | |
JP5408868B2 (ja) | モータ制御装置 | |
US8471517B2 (en) | Motor controlling apparatus and motor controlling method thereof | |
US20120008986A1 (en) | Image forming apparatus | |
US7948200B2 (en) | Motor drive device, image reading device, image forming apparatus, and motor drive method | |
US6473195B1 (en) | Image forming apparatus and video data transmitting method therefor | |
JP2007057728A (ja) | 停止動作時のモーター制御方法と、これを行なう画像形成装置 | |
JP4715397B2 (ja) | モータ制御装置、電子機器およびプリンタ装置 | |
JPH11215890A (ja) | モータ駆動制御装置とモータ駆動制御方法および画像形成装置とその制御方法 | |
JP2005351981A (ja) | 回転多面鏡駆動装置及びその制御方法、並びにプログラム | |
JP6962044B2 (ja) | モータ制御装置、画像形成装置及び電子機器 | |
JP2709659B2 (ja) | 平面走査型画像記録装置 | |
JP2006074914A (ja) | パルス列生成装置、およびパルス列生成方法 | |
JP2924906B2 (ja) | カラー画像形成方法 | |
JP2005215525A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08183226A (ja) | プリンタ制御装置およびプリンタ制御方法 | |
JP2005073442A (ja) | ステッピングモータの駆動制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080520 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090120 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130 Year of fee payment: 4 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140130 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |