JP2002271625A - 画像読取装置、および、画像読取方法 - Google Patents

画像読取装置、および、画像読取方法

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JP2002271625A
JP2002271625A JP2001062559A JP2001062559A JP2002271625A JP 2002271625 A JP2002271625 A JP 2002271625A JP 2001062559 A JP2001062559 A JP 2001062559A JP 2001062559 A JP2001062559 A JP 2001062559A JP 2002271625 A JP2002271625 A JP 2002271625A
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English (en)
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克幸 ▲高▼橋
Katsuyuki Takahashi
Fumio Mikami
文夫 三上
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像濃度の自動階調補正処理に関して、作業
効率を向上させると共に、多彩なシステムの組み合わせ
に対しても柔軟に対応させること。 【解決手段】 基準濃度測定手段200を用い、濃度測
定用パターンの濃度を検出して基準濃度値610を測定
して記憶部600に予め記憶しておき、測定に用いた濃
度測定用パターンと同一のパターンを読取手段400で
読み取ってサンプル濃度値を測定し、該読み取りに用い
たパターンに対応する基準濃度値610を記憶部600
内から抽出し、基準濃度値610とサンプル濃度値とを
比較して、機体間のばらつきを補正するための補正値を
算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、カラーの
テストパターンをカラー画像読取装置で読み取って自動
階調の補正を行い、該読取装置の分光特性の個体ばらつ
きを吸収することが可能な、画像処理装置、および、画
像処理方法を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナ機能とプリンタ機能とを
合わせもつ複写機においては、実際の複写を行う前に、
プリンタの経時変化を補正するためにテストパターンを
出力し、そのテストパターンをスキャナで読み取って補
正する自動階調補正が行われている。
【0003】この自動階調補正では、最高濃度をテスト
パターンとして出力し、全体の濃度を抑える最大濃度制
御と、階調パッチをテストパターンとして出力し、階調
を整えるγ制御が行われている。
【0004】しかし、最大濃度制御においては、最高濃
度部は輝度としては最も低いため、スキャナのCCD
(Charge Coupled Device)ライ
ンセンサにおける分光特性の機体毎のわずかなばらつき
の影響が大きく出てしまい、結果として、機体間の読取
値のばらつきが大きくなってしまう。
【0005】そこで、従来の対策法としては、スキャナ
による測定誤差を小さくするため、工場出荷時に最大濃
度測定を行うと共に、そのときに出力したテストパター
ンそれぞれの濃度を濃度計で測定し、その差を最大濃度
測定の補正値としてスキャナ内のバックアップRAM上に
記憶させる、という作業を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な従来の濃度補正処理法においては、全ての機体につい
て画像出しを行うため、作業効率が著しく低下してしま
う。
【0007】さらに、近年では、複写機は、スキャナと
プリンタを分割した機体として構成し、別々に出荷した
り、或いは市場で全く異なるスキャナとプリンタとを組
合わせて使用するような構成になったりしているため、
前述したような方法によって最大濃度測定の補正値を算
出することができない場合も増えてきている。
【0008】そこで、本発明の目的は、画像濃度の自動
階調補正処理に関して、作業効率を向上させると共に、
多彩なシステムの組み合わせに対しても柔軟に対応する
ことが可能な、画像処理装置、および、画像処理方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像の読み取
りに関する機体間のばらつきを補正する装置であって、
濃度測定用パターンの濃度を検出して基準濃度値を測定
する基準濃度測定手段と、前記測定された基準濃度値を
記憶する記憶手段と、前記測定に用いた濃度測定用パタ
ーンと同一のパターンを読み取ってサンプル濃度値を測
定する読取手段と、前記読み取りに用いた濃度測定用パ
ターンに対応する基準濃度値を、前記記憶装置の中から
抽出する抽出手段と、前記抽出された基準濃度値と、前
記読み取られたサンプル濃度値とを比較して、画像の読
み取りに関する機体間のばらつきを補正するための補正
値を算出する算出手段とを具えることによって、画像処
理装置を構成する。
【0010】本発明は、画像の読み取りに関する機体間
のばらつきを補正する方法であって、校正された基準濃
度測定手段を用いて、濃度測定用パターンの濃度を検出
して基準濃度値を測定する工程と、前記測定された基準
濃度値を記憶部に記憶する工程と、前記測定に用いた濃
度測定用パターンと同一のパターンを読取手段によって
読み取ってサンプル濃度値を測定する工程と、前記読み
取りに用いた濃度測定用パターンに対応する基準濃度値
を、前記記憶部の中から抽出する工程と、前記抽出され
た基準濃度値と、前記読み取られたサンプル濃度値とを
比較して、画像の読み取りに関する機体間のばらつきを
補正するための補正値を算出する工程とを具えることに
よって、画像処理方法を提供する。
【0011】本発明は、コンピュータによって、画像の
読み取りに関する機体間のばらつきを補正制御するため
のプログラムを記録した媒体であって、該制御プログラ
ムはコンピュータに、校正された基準濃度測定手段を用
いて、濃度測定用パターンの濃度を検出させて基準濃度
値を測定させ、前記測定させた基準濃度値を記憶部に記
憶させ、前記測定に用いた濃度測定用パターンと同一の
パターンを読取手段によって読み取らせてサンプル濃度
値を測定させ、前記読み取りに用いた濃度測定用パター
ンに対応する基準濃度値を、前記記憶部の中から抽出さ
せ、前記抽出させた基準濃度値と、前記読み取らせたサ
ンプル濃度値とを比較させて、画像の読み取りに関する
機体間のばらつきを補正するための補正値を算出させる
ことによって、画像処理制御プログラムを記録した媒体
を提供する。
【0012】本発明は、画像の読み取りに関する機体間
のばらつきを補正制御するためのプログラムであって、
該プログラムは、コンピュータによって読み取り可能な
記録媒体に記録されており、校正された基準濃度測定手
段を用いて、濃度測定用パターンの濃度を検出して基準
濃度値を測定する工程と、前記測定された基準濃度値を
記憶部に記憶する工程と、前記測定に用いた濃度測定用
パターンと同一のパターンを読取手段によって読み取っ
てサンプル濃度値を測定する工程と、前記読み取りに用
いた濃度測定用パターンに対応する基準濃度値を、前記
記憶部の中から抽出する工程と、前記抽出された基準濃
度値と、前記読み取られたサンプル濃度値とを比較し
て、画像の読み取りに関する機体間のばらつきを補正す
るための補正値を算出する工程とを具えることによっ
て、画像処理制御プログラムを提供する。
【0013】ここで、前記濃度測定用パターンを有する
画像出力装置をさらに具え、前記画像出力装置から出力
された濃度測定用パターンを前記読取手段で読み取って
濃度を測定する際に前記算出された補正値を使用して補
正し、前記補正値によって補正された濃度値を前記画像
出力装置へ転送して画像処理を実行してもよい。
【0014】情報処理装置をさらに具え、当該情報処理
装置は、前記濃度測定に用いる複数の濃度測定用パター
ンと、該パターンに対応する基準濃度値とを記憶する手
段と、画像処理に際して所定の濃度を設定する際に、前
記濃度測定用パターンに対応する基準濃度値を選択する
手段とを有してもよい。
【0015】前記画像の読み取りに関する機体間のばら
つきは、カラー受光センサの分光特性としてもよい。
【0016】前記算出された補正値は、カラー色の輝度
信号に対して加算してもよい。
【0017】前記算出された補正値が所定の値以上のと
きには、該所定の値を補正値としてもよい。
【0018】前記算出された補正値が所定の値以上のと
きには、エラーを操作部に表示してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0020】[概要]まず、本発明の概要について説明
する。
【0021】本発明に係るシステムは、画像読取装置
と、画像出力装置としての画像複写装置と、外部コンピ
ュータと、較正された濃度測定手段とにより構成され、
画像読取装置の画像読み取りに関する濃度測定の機体間
のばらつきを補正することを特徴とする。
【0022】すなわち、本システムにおいて、まず、
較正された濃度測定手段を用いて、濃度測定用パターン
(テストパターン)の濃度を測定し、その測定した濃度
を基準用の測定濃度値として外部コンピュータに記憶し
ておく。次に、実際の画像処理を実行する前処理とし
て、基準用の濃度測定に用いた濃度測定用パターンと同
じパターンを画像読取装置によって読み取ってサンプル
濃度値とし、外部コンピュータに記憶しておいた測定濃
度値を画像読取装置へ送信し、画像読取装置においてそ
の送信された測定濃度値と自ら読み取ったサンプル濃度
値とを比較し、画像読み取りに関する機体間のばらつき
の補正値を計算する。
【0023】そして、実際の画像処理を実行するに際し
て、その計算された補正値を用いて、画像複写装置から
出力された濃度測定用パターンを画像読取装置で読み取
って測定された濃度を補正し、補正された濃度値を画像
複写装置へ転送して画像処理を実行する。
【0024】[具体例]以下、具体的な例を挙げて説明
する。
【0025】(システム構成)まず、本発明に係るシス
テムの構成を、図6〜図8に基づいて説明する。
【0026】本システムは、画像濃度の自動階調補正機
能をもつカラーの複写機1と、外部のコンピュータ60
0と、濃度計200から構成される。
【0027】濃度計200は正確な濃度が測定できるよう
に較正されており、濃度計200を用いて各テストパターン
の正確な濃度を測定する。そして、その測定値をコンピ
ュータ600に入力することにより、コンピュータ600に
は、各テストパターンに対応した基準となる測定濃度値
が予め記憶されている。このコンピュータ600を複写
機1のリーダ400と接続し、テストパターンをリーダ
400で読み込んだサンプル結果とコンピュータ600
内に予め記憶されている測定濃度値とを自動的に比較し
て、この比較による差の値を画像読み取りに関する機体
間のばらつきの補正値として算出する。
【0028】図8は、複写機1の構成を示す。
【0029】複写機1は、リーダ400と、プリンタ4
20とに大別される。
【0030】<リーダ>図8に示すリーダ400の構成
について説明する。
【0031】100は、各種の操作用のキーや表示用パ
ネル等が設けられた操作部である。101は、受光素子
としてのCCD(Charge Coupled De
vice)、311はCCD101の実装されたCCD
基板である。409は、スキャナ装置全体を制御するス
キャナCPUである。
【0032】312は、CCD基板311から送られる
アナログ画像信号をデジタル化した後デジタル画像処理
を行う画像処理部が含まれるIP基板、301は原稿台
ガラス、302は原稿給紙装置(DF)である。なお、
この原稿給紙装置302の代わりに、図示しない圧板を
装着する構成としてもよい。
【0033】303及び304は原稿を照明する光源
(ハロゲンランプ又は蛍光灯等)、305及び306は
光源303,304の光を原稿に集光する反射傘、30
7〜309はプラテン上にセットされた原稿を光学的に
CCD101に導くためのミラーである。310はミラ
ー307〜309の投影光をCCD101上に集光する
レンズ、314はハロゲンランプ303,304と反射
傘305,306とミラー307を収容する第1ミラー
台(キャリッジ)、315はミラー308,309を収
容する第2ミラー台、316は第1ミラー台314と第
2ミラー台315を副走査方向X(図8中の左右方向)
に駆動するステッピングモータ駆動部である。
【0034】313は、他のデバイスとの外部インター
フェイスである。この外部インターフェイス313に
は、本例では図示しないが、ネットワークに接続するた
めのLANインターフェイス装置、パソコン等と接続す
るためのSCSIインターフェイス装置、FAXとして
動作させるためのFAX装置等、本スキャナ画像を用い
ることが要求されるデバイスを接続することが可能であ
り、本インターフェイスを介して、スキャナCPU40
9と外部装置のCPUが通信を行い、取り決められたタ
イミングで、取り決められた画像データを外部インター
フェイス313から出力することができる。
【0035】353は、画像複写装置として本スキャナ
を用いる際に、画像出力を担当するプリンタとの間で画
像および命令をやりとりするための専用のインターフェ
イスである。
【0036】DF302若しくはユーザにより原稿台ガ
ラス301上に置かれた原稿は、図示しないコピーボタ
ン押下等の原稿読み込みイベントにより、スキャナCP
U409が画像読み取りを行うための指示を各所に与え
る。
【0037】具体的には、光源303,304を点灯さ
せ、CCD基板311を動作可能状態にし、画像処理用
のIP基板312に画像処理パラメータを設定する。各
準備が整うと、ステッピングモータ駆動部316を動作
させ、第1ミラー台を副走査方向に等速駆動し、原稿の
全面を順に照射していく。
【0038】このとき、第2ミラー台315は第1ミラ
ー台314の1/2に駆動するようにメカ的に光学設計
されており、的確にCCD101に原稿を光学照射す
る。CCD101は、主走査方向Y(図8中の手前−奥
方向)にライン状の受光センサが並んだものであり、一
定周期に受光センサに対応したレジスタより、光量に比
例したアナログ電圧を順々に取り込むことが可能であ
る。この主走査方向Yの連続した取り込みと副走査方向
Xに駆動する移動の繰り返しにより、原稿全面を2次元
のイメージで取り込むことが可能である(2次元の画像
データは時間軸に1次元の配列をとる)。
【0039】この画像データは、CCD基板311から
画像処理用のIP312に転送され、適切な画像処理を
かけた後に、外部インターフェイス313若しくはプリ
ンタインターフェイス353のいずれかを介して、スキ
ャナ外に画像を出力する。
【0040】<プリンタ>図8に示すプリンタ420の
構成について説明する。
【0041】383はリーダインターフェイスであり、
画像複写装置としてプリンタを用いる際にスキャナデバ
イスを接続するためのインターフェイスとなる。382
は、外部インターフェイスである。この外部インターフ
ェイス382には、図示しないが、ネットワークに接続
するためのLANインターフェイス装置、パソコン等と
接続するためのSCSIインターフェイス装置等、本プ
リンタに画像を出力することが要求されるデバイスが接
続することが可能であり、本インターフェイスを介し
て、プリンタCPU424と外部装置のCPUが通信を
行い、取り決められたタイミングで、取り決められた画
像データを外部インターフェイス382から入力するこ
とができる。
【0042】317はM画像形成部、318はC画像形
成部、319はY画像形成部、320はK画像形成部で
ある。各画像形成部317〜320の構成は、全て同一
なので、以下、M画像形成部317を詳細に説明し、他
の画像形成部318〜320の説明は省略する。
【0043】M画像形成部317において、342(3
43〜345)は感光ドラムで、LEDアレイ210
(211〜213)からの光によって、その表面に潜像
が形成される。321(324,327,330)は一
次帯電気で、感光ドラム342の表面を所定の電位に帯
電させ、潜像形成の準備をする。322(325,32
8,331)は、現像器で、感光ドラム342上の潜像
を現像して、トナー画像を形成する。なお、現像器32
2には、現像バイアスを印加して現像するためのスリー
ブ345が含まれている。
【0044】323(326,329,332)は転写
帯電気で、転写ベルト333の背面から放電を行い、感
光ドラム342上のトナー画像を、転写ベルト333上
の記録紙などへ転写する。本例は、転写効率がよいた
め、クリーナ部が配置されていない。なお、クリーナ部
を装着しても問題ないことは言うまでもない。
【0045】350は、転写紙が排紙されたか否かを検
知するセンサである。360は定着器、361は定着ロ
ーラ、362は転写紙が挿入されてきたことを検知する
センサである。370は排紙トレイである。
【0046】(画像処理部)図6は、図8で示した複写
機1の画像処理部の概略構成を示す。
【0047】<リーダ>リーダ400における画像処理
に係る電気的構成について説明する。
【0048】図6において、200は、濃度測定用パタ
ーンの濃度を検出して基準濃度値610を測定する校正
された濃度計である。基準濃度値610は、後述する外
部のコンピュータ600内の記憶部に記憶される(図4
参照)。なお、本例では濃度計200を複写機本体やコン
ピュータ600とは別途設けたが、これに限定されるもので
はなく、例えばコンピュータ600内に設けたり、リーダ400
やプリンタ420内に設けてもよい。
【0049】401は、CCDイメージセンサであり、
8000画素のラインセンサからなる。402は増幅・
AD変換回路、403はシェーディング回路である。4
04はガンマ変換回路、405はヘッドシェーディング
回路、406は2値化回路である。
【0050】407はプログラムROM、408はプロ
グラムRAMであり、これら記憶媒体には、後述する本
発明に係る制御プログラム(図1〜図3参照)が記憶さ
れている。409は、図8に示したリーダCPUであ
る。410は、ヘッドシェーディング補正用のテーブル
502,503を記憶するRAMである。411は通信
用IC、412はパターン発生回路である。通信用IC
411には、シリアル通信線601を介してコンピュー
タ600が接続されている。
【0051】<プリンタ>プリンタ420における画像
処理に係る電気的構成について説明する。
【0052】図6において、210〜213は、図8に
示したLEDヘッドである。421はLEDヘッドドラ
イバ回路、423は通信用ICである。424は、プリ
ンタCPUである。425はプログラムRAM、426
はプログラムROM、427は2値ページメモリであ
る。CCD101から読み込まれた画像データは各処理
ブロックで処理され、最終的にLEDヘッド422の各
LEDの発光パターンとなる。
【0053】(画像処理)図6において、リーダ400
で読みとった画像をプリンタ420で印字出力する場合
の画像処理の制御手順について説明する。
【0054】まず、リーダ400とプリンタ420の電
源が投入されると、リーダ400側のリーダCPU40
9は、LED各画素の濃度補正処理であるヘッドシェー
ディングのための補正データを、補正データの記憶され
ているRAM410から読み出し、そのデータをヘッド
シェーディングガンマテーブル番号指定テーブル502
へ設定する。
【0055】この補正データは、LEDの各画素に対し
て、濃度補正用のガンマテーブル番号をそれぞれ指示す
るものであり、装置毎に異なった濃度補正値である。次
に、リーダCPU409は、ヘッドシェーディングガン
マテーブルを同じくRAM410から読み出してテーブ
ル503へ書き込む。これは同種のプリンタに共通のテ
ーブルデータである。
【0056】次に、操作部100からコピースタートが
指示されると、スキャナ読み取り部が原稿台の走査を開
始し、CCD101で読み取られる。このとき、ライン
センサで主走査方向Yへ読み取られたデータは、プリン
タ420で主走査方向Yへ印字される。原稿の読み取り
が行われると、CCD101の出力は402で増幅およ
びAD変換され8ビットの画像データとして出力され
る。
【0057】次に、シェーディング回路403で読み取
り画像がシェーディング補正される。ガンマ変換回路4
04でガンマ補正をされ、ヘッドシェーディング回路4
05により濃度補正される。2値化回路406により、
誤差拡散等による2値化処理を行う。
【0058】リーダ400から出力された画像データは
プリンタ420へ入力され、2値ページメモリ427へ
書き込まれる。ページメモリ427からは書き込まれた
順に読み出されてLEDヘッド210〜213へ送られ
る。
【0059】リーダ400から出力された画像データ
は、プリンタ420へ入力され、2値ページメモリ42
7へ書き込まれる。ページメモリ427からはドライバ
421によって書き込まれた順に画像データが読み出さ
れ、LEDヘッド422の各LEDの発光信号へ変換さ
れる。このとき、ドライバ421では、LEDヘッド4
22の機械的な取り付け誤差を考慮した信号出力が行わ
れる。
【0060】(サンプリング)図6に示したシェーディ
ング回路403は、読取り画像輝度を主走査方向Yに平
均化し、各ライン毎に内蔵のメモリへ格納するサンプリ
ング回路を内蔵している。これを利用してパッチパター
ンのサンプリングを行う。
【0061】図7に示すタイミングチャートを用いて、
サンプリングの手順を説明する。
【0062】図7において、VCLK信号50は、画像
クロックであり、1クロックにつき1画素の画像信号が
サンプリング回路に入力される。HSYNC信号51
は、主走査方向Yの画像先端を示す同期信号であり、本
例では7200画素間隔である。VSYNC信号52
は、副走査方向Xの画像先端を示す同期信号である。R
SMP信号53は、R信号の有効サンプリング区間を示
す信号である。メモリアドレス54は、サンプリングデ
ータを格納するメモリアドレスを示す信号である。
【0063】今、VSYNC信号52の立ち下がりエッ
ジの次のHSYNC信号51で、メモリアドレス54が
0に初期化される。そして、サンプリング回路内蔵のカ
ウンタがHSYNC信号51からのVCLK信号50の
数をカウントし、カウント値が所定の値に達したとき、
RSMP信号53がHIGHに変化する。RSMP信号
53がHIGHの間サンプリング回路内蔵の加算器がV
CLK信号50に同期して入力される8ビットのR画像
信号値を加算する。さらに、このカウンタのカウント値
が所定の値に達すると、RSMP信号53はLOWに変
化し、加算器は加算を止める。このとき、この加算器の
加算結果を除算器で8ビットの平均値に計算し、メモリ
アドレス54が指し示すメモリへ計算結果が格納され
る。メモリアドレス54は、次のHSYNC信号51が
来るとインクリメントされ、次のラインのサンプリング
も同様に行う。このように、サンプリング領域の主走査
方向Yの位置は、RSMP信号53を発生するカウンタ
を制御することによって行う。この制御は、CPUバス
を通じてCPU409によって行うことができる。
【0064】そして、スキャンが終了するとサンプリン
グも終了し、シェーディング回路のメモリには、主走査
方向Yに平均されたサンプリング結果が1ライン毎に対
応するアドレスに格納されていることになる。ここで、
CPUによりメモリからサンプリング結果を読み出し、
副走査方向Xに平均することによって所望の領域の平均
信号値を得る。例えば、領域が100ラインから199
ライン目までである場合、CPUによりメモリアドレス
の100から199までに格納されている値を順次読み
出し、加算する。そして、領域のライン数である100
で除算を行い、100ラインから199ライン目までの
平均信号値を得ることができる。
【0065】以上の説明では、R信号について説明を行
ったが、G信号、B信号についても同様の操作でサンプ
リングを行う。
【0066】(システム動作)次に、本システムの動作
を、図1〜図5に基づいて説明する。
【0067】<最大濃度測定および補正>図1は、最大
濃度測定時のリーダCPU409の動作を示す。
【0068】ステップS401でスタート後、操作部1
00からユーザーにより最大濃度測定の開始を通知され
ると、ステップS402では、まず濃度測定用パターン
を出力することを、通信IC411を通じてプリンタC
PU424へ通知する。
【0069】プリンタCPU424は、この通知によ
り、注入バイアスと現像バイアスを標準の値に設定し、
デフォルトの濃度で濃度測定用パターンを出力する準備
を行い、出力準備が完了したらリーダCPU409へ通
知する。
【0070】ステップS403では、リーダCPU40
9は、プリンタ420の出力準備完了を待ち、出力準備
完了通知を受信するとステップS404へ進む。
【0071】ステップS404では、パターン発生回路
412から図5に示すパターンを出力し、これによりプ
リンタ420から濃度測定用パターンが出力される。図
5中に示す各色のパッチの信号値は、最高値(ここでは
255)である。
【0072】出力が完了するとステップS405へ進
み、操作部100に出力された濃度測定用パターンを原
稿台上へ置くようにメッセージを表示すると共に、測定
開始ボタンを表示する。
【0073】ステップS406では、ユーザーが測定開
始ボタンを押すのを待つ。ここで、ユーザーが濃度測定
用パターンを原稿台へセットし、測定開始ボタンを押す
と、ステップS407へ進む。
【0074】ステップS407では、図2に示したサン
プリング領域を、スキャンを行って前述した方法でサン
プリングする。ステップS408では、YMCK各色に
ついて平均輝度を算出する。
【0075】ステップS409では、YMCK各色につ
いて、予めプログラムRAM408上に記憶されている
濃度測定誤差補正値を平均輝度値に加算する。ここで用
いる濃度測定誤差補正値の測定および算出法について
は、後述する図2および図3のフローチャートにおいて
説明する。
【0076】ステップS410では、このようにして補
正された各色の平均輝度値を、濃度値に変換する。この
変換は、プログラムROM407に記憶されている輝度
・濃度変換テーブルを用いて行う。
【0077】ステップS411では、変換された各色の
濃度値を、通信IC411を介してプリンタCPU42
4へ通知し、終了する。
【0078】そして、プリンタCPU424では、その
通知された各色の濃度値に基づいて注入バイアスおよび
現像バイアスを計算し、次の画像出力からその計算値を
用いて画像処理の制御を行うことにより、実際上の最大
濃度の補正が実行される。
【0079】<補正値の測定および算出>次に、本発明
の特徴的な部分である最大濃度測定誤差補正値の測定お
よび算出について説明する。
【0080】図4中のカラースキャナ400は、図8に
示した複写機1のリーダ400に対応するものであり、
シリアル通信線601を通じて外部のコンピュータ61
0に接続される。
【0081】処理の手順としては、まず、基準となるテ
ストパターンの測定濃度値610をコンピュータ610
に記憶し、次に、そのコンピュータ610をカラースキ
ャナ400と接続し、所定のテストパターンをカラース
キャナ400で読み込んだサンプル結果と、その所定の
テストパターンと同一のパターンに対応するコンピュー
タ610内に記憶された測定濃度値とを自動的に比較
し、画像読み取りに関する機体間のばらつきの補正値
(ここでは、最大濃度測定誤差補正値)を計算する。以
下、具体的に説明する。
【0082】<最大濃度測定誤差補正値の測定>図2
は、図1のステップS409の処理に当たり、最大濃度
測定誤差補正値の測定処理を示す。
【0083】ステップS501でスタート後、ステップ
S502では、図5に示したY,M,C,Kの最大濃度
測定用パターン511〜514と同じチャートを用意す
る。
【0084】本例では、同機種のプリンタから出力した
パターンを用いており、これによりトナー等の違いによ
る各色それぞれの分光特性が実際の最大濃度測定と等し
くなるようにし、精度を高めるようにしている。
【0085】ステップS503では、図5のサンプリン
グ領域510内の10点の濃度を濃度計で測定し、それ
を加算平均することにより各色の濃度を算出する。ここ
で用いる濃度計は、正確な濃度を測定できるように較正
されていなければならない。
【0086】ステップS504では、その測定した測定
濃度値610をコンピュータ600内の記憶装置に記録
する。記録するのは10バイトのデータであり、先頭の
2バイトは任意の数で、これはチャートの番号を表す。
このチャート番号は、それまでに記憶装置に記憶されて
いる他の測定濃度データのチャート番号と重ならないよ
うにしておく。残りの8バイトは2バイト毎にYMCK
の測定濃度値である。このように、コンピュータ202
ないには複数のチャートの測定濃度が記憶される。
【0087】ステップS505では、濃度計で濃度測定
されたチャートをカラースキャナ380でサンプリング
を行う。このサンプリングのとき、カラースキャナ40
0とコンピュータ600とは、まだ接続されていなくて
もよい。
【0088】このサンプリングでは、まず、操作者がカ
ラースキャナ400上の原稿台にチャートをセットし、
操作部100から最大濃度測定誤差補正値の測定を指示
する。リーダCPU409は、この通知を受信すると、
スキャンを行って前述した方法で図5に示すサンプリン
グ領域510内をサンプリングし、Y,M,C,K各色
について平均輝度を算出する。算出したYMCK各色の
平均輝度はプログラムRAM408へ格納する。プログ
ラムRAM408は電池でバックアップされているた
め、ここでスキャナ380の電源を切ってもよい。
【0089】このサンプリング後、図4に示すようにカ
ラースキャナ400とコンピュータ600とをシリアル
通信線101で接続する。ここで、操作者は、コンピュ
ータ600を操作して、まず記憶されている複数のチャ
ート濃度値データのチャート番号から、カラースキャナ
400によってサンプリングされたチャートの番号を選
択する。そして、操作者がコンピュータ600を操作し
て最大濃度測定誤差補正値の算出命令を実行する。
【0090】ステップS506では、その算出命令によ
り、コンピュータ600は、記憶されているチャート濃
度値データからチャート番号が一致するデータ、すなわ
ち測定濃度値610を検索する。
【0091】ステップS507では、その検索した測定
濃度値610を、シリアル通信線601を通じて10バ
イトの送信データとして送信する。この送信データにお
いて、先頭の2バイトは補正値算出命令のコードであ
り、ここでは101Hである。続く8バイトは前述した
ように濃度計で濃度測定を行ったチャートの各色の濃度
値である。
【0092】ステップS508では、検索された測定濃
度値610からなる送信データを用いて、最大濃度測定
誤差補正値の算出処理を行う。
【0093】<最大濃度測定誤差補正値の算出>図3
は、図2のステップS508の最大濃度測定誤差補正値
の算出処理を詳細に示す。この算出処理は、リーダCP
U409によって実行される。
【0094】ステップ601でスタート後、ステップ6
02では、シリアル通信線101を監視し、データを受
信するまで待機する。データを受信すると、ステップ6
03に進む。
【0095】ステップS603では、シリアル通信線1
01から送信データを2バイト読み出す。
【0096】ステップS604では、読み出した送信デ
ータが最大濃度測定誤差補正値算出命令を表す101H
であるかどうかを判定し、そうでなければステップS6
02へ戻り、再びシリアル通信線601の監視を続け
る。一方、ステップS604でデータが101Hであれ
ば、ステップS605へ進む。
【0097】ステップS605では、残りの送信データ
をシリアル通信線601上から8バイト読み出し、ステ
ップS606へ進む。
【0098】ステップS606では、送信データである
測定濃度値610を、各色の濃度値に分解してセットす
る。
【0099】ステップS607では、各色の濃度値を輝
度値に変換する。この変換は、プログラムROM407
に格納されている濃度・輝度変換テーブルを用いて実行
する。
【0100】ステップS608では、前述したサンプリ
ングを実行したかどうかを判定するために、サンプリン
グ結果がプログラムRAM408に格納されているかど
うかを判断する。
【0101】ここで、サンプリング結果がプログラムR
AM408に格納されていなければ、ステップS614
へ進んでプログラムを終了し、補正値の計算は行わな
い。一方、サンプリング結果がプログラムRAM408
に格納されていれば、ステップ609へ進む。
【0102】ステップS609では、受信データから算
出した輝度値とサンプリング結果による輝度値の差分を
計算する。
【0103】ステップS610では、計算値が所定の値
(ここでは、20)を超えているかどうかを判断する。
ここで超えている場合には、ステップ611に進む。
【0104】ステップS611では、計算値を所定の値
(ここでは、20)に設定する。さらに、ステップS6
12では、異常な計算値であることを操作部100上に
表示する。
【0105】一方、ステップS610で計算値が所定の
値を超えていなければ、ステップ613へ進む。ステッ
プ613では、得られた計算値を補正値として、プログ
ラムRAM408へ記憶する。
【0106】プログラムRAM408は電池でバックア
ップされており、また、計算して記憶した補正値はカラ
ースキャナ400の電源を切っても保持される。
【0107】そして、再度図1のフローチャートに戻
り、前述した最大濃度測定を実行する際、ステップS4
09において、上記図2および図3により算出した最大
濃度測定誤差補正値をサンプリングした輝度値に加算す
ることにより、精度の高い最大濃度測定を行うことがで
きる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
校正された基準濃度測定手段を用いて、濃度測定用パタ
ーンの濃度を検出して基準濃度値を測定して記憶部に予
め記憶しておき、測定に用いた濃度測定用パターンと同
一のパターンを読取手段で読み取ってサンプル濃度値を
測定し、該読み取りに用いたパターンに対応する基準濃
度値を記憶部内から抽出し、抽出された基準濃度値と読
み取られたサンプル濃度値とを比較して、画像の読み取
りに関する機体間のばらつきを補正するための補正値を
算出するようにしたので、作業効率を向上させることが
できる。
【0109】また、本発明によれば、スキャナとプリン
タとが別々に工場から出荷されたり、市場で全く異なる
スキャナとプリンタとを組合わせて使用するような構成
になっていた場合でも、予め工場での最大濃度測定補正
値の算出を可能にしているので、多彩なシステムの組み
合わせに対しても柔軟に対応することができる。
【0110】さらに、本発明によれば、最大濃度測定補
正値算出用のチャートとその濃度値とを市場に配布して
おくことにより、市場でスキャナの部品交換を行った際
にも最大濃度測定補正値を算出することが可能になり、
常に新品同様に、美しいカラー画像の複写を維持するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である、最大濃度の測定お
よび補正処理を示すフローチャートである。
【図2】最大濃度測定補正値の測定処理を示すフローチ
ャートである。
【図3】最大濃度測定補正値の算出処理を示すフローチ
ャートである。
【図4】最大濃度測定補正値算出時のシステム構成を示
すブロック図である。
【図5】各色の最大濃度測定用パターンを示す説明図で
ある。
【図6】本システムの電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図7】サンプリング時の信号のタイミングチャートで
ある。
【図8】カラー複写機の全体構成を示す断面図である。
【符号の説明】
100 操作部 200 濃度計 210〜213 LEDヘッド 400 リーダ(カラースキャナ) 405 ヘッドシェーディング回路 407 プログラムROM 408 プログラムRAM 409 リーダCPU 410 RAM 411 通信IC 412 パターン発生回路 420 プリンタ 423 通信IC 424 プリンタCPU 600 外部コンピュータ 610 測定濃度値
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA09 DB01 DE02 EA18 EB03 EB04 EC03 EC20 EE08 EE10 EJ13 EJ15 GB07 ZA07 2H030 AA03 AB02 AD11 AD12 AD16 BB02 BB36 BB43 5B057 AA11 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CH07 CH08 5C077 LL04 LL12 LL19 MM03 MM27 MP08 PP06 PP15 PP33 PQ08 PQ12 PQ20 PQ22 SS01 SS06 5C079 HB03 HB04 LA12 LA31 MA01 MA10 MA11 NA05 NA13 PA03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の読み取りに関する機体間のばらつ
    きを補正する装置であって、 濃度測定用パターンの濃度を検出して基準濃度値を測定
    する基準濃度測定手段と、 前記測定された基準濃度値を記憶する記憶手段と、 前記測定に用いた濃度測定用パターンと同一のパターン
    を読み取ってサンプル濃度値を測定する読取手段と、 前記読み取りに用いた濃度測定用パターンに対応する基
    準濃度値を、前記記憶装置の中から抽出する抽出手段
    と、 前記抽出された基準濃度値と、前記読み取られたサンプ
    ル濃度値とを比較して、画像の読み取りに関する機体間
    のばらつきを補正するための補正値を算出する算出手段
    とを具えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記濃度測定用パターンを有する画像出
    力装置をさらに具え、 前記画像出力装置から出力された濃度測定用パターンを
    前記読取手段で読み取って濃度を測定する際に前記算出
    された補正値を使用して補正し、 前記補正値によって補正された濃度値を前記画像出力装
    置へ転送して画像処理を実行することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 情報処理装置をさらに具え当該情報処理
    装置は、 前記濃度測定に用いる複数の濃度測定用パターンと、該
    パターンに対応する基準濃度値とを記憶する手段と、 画像処理に際して所定の濃度を設定する際に、前記濃度
    測定用パターンに対応する基準濃度値を選択する手段と
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像の読み取りに関する機体間のば
    らつきは、カラー受光センサの分光特性であることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記算出された補正値は、カラー色の輝
    度信号に対して加算されることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記算出された補正値が所定の値以上の
    ときには、該所定の値を補正値とすることを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記算出された補正値が所定の値以上の
    ときには、エラーを操作部に表示することを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像の読み取りに関する機体間のばらつ
    きを補正する方法であって、 校正された基準濃度測定手段を用いて、濃度測定用パタ
    ーンの濃度を検出して基準濃度値を測定する工程と、 前記測定された基準濃度値を記憶部に記憶する工程と、 前記測定に用いた濃度測定用パターンと同一のパターン
    を読取手段によって読み取ってサンプル濃度値を測定す
    る工程と、 前記読み取りに用いた濃度測定用パターンに対応する基
    準濃度値を、前記記憶部の中から抽出する工程と、 前記抽出された基準濃度値と、前記読み取られたサンプ
    ル濃度値とを比較して、画像の読み取りに関する機体間
    のばらつきを補正するための補正値を算出する工程とを
    具えたことを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 画像出力装置から出力された濃度測定用
    パターンを読み取って濃度を測定する際に前記算出され
    た補正値を使用して補正し、 前記補正値によって補正された濃度値を前記画像出力装
    置へ転送して画像処理を実行することを特徴とする請求
    項8記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記濃度測定に用いる複数の濃度測定
    用パターンと、該パターンに対応する基準濃度値とを情
    報処理装置に記憶し、 画像処理に際して所定の濃度を設定する際に、前記情報
    処理装置から濃度測定用パターンに対応する基準濃度値
    を選択することを特徴とする請求項8又は9記載の画像
    処理方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータによって、画像の読み取
    りに関する機体間のばらつきを補正制御するためのプロ
    グラムを記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 校正された基準濃度測定手段を用いて、濃度測定用パタ
    ーンの濃度を検出させて基準濃度値を測定させ、 前記測定させた基準濃度値を記憶部に記憶させ、 前記測定に用いた濃度測定用パターンと同一のパターン
    を読取手段によって読み取らせてサンプル濃度値を測定
    させ、 前記読み取りに用いた濃度測定用パターンに対応する基
    準濃度値を、前記記憶部の中から抽出させ、 前記抽出させた基準濃度値と、前記読み取らせたサンプ
    ル濃度値とを比較させて、画像の読み取りに関する機体
    間のばらつきを補正するための補正値を算出させたこと
    を特徴とする画像処理制御プログラムを記録した媒体。
  12. 【請求項12】 画像出力装置から出力させた濃度測定
    用パターンを読み取らせて濃度を測定させる際に前記算
    出させた補正値を使用して補正させ、 前記補正値によって補正させた濃度値を前記画像出力装
    置へ転送させて画像処理を実行させることを特徴とする
    請求項11記載の画像処理制御プログラムを記録した媒
    体。
  13. 【請求項13】 前記濃度測定に用いる複数の濃度測定
    用パターンと、該パターンに対応する基準濃度値とを情
    報処理装置に記憶させ、 画像処理に際して所定の濃度を設定させる際に、前記情
    報処理装置から濃度測定用パターンに対応する基準濃度
    値を選択させることを特徴とする請求項11又は12記
    載の画像処理制御プログラムを記録した媒体。
  14. 【請求項14】 画像の読み取りに関する機体間のばら
    つきを補正制御するためのプログラムであって、該プロ
    グラムは、コンピュータによって読み取り可能な記録媒
    体に記録されており、 校正された基準濃度測定手段を用いて、濃度測定用パタ
    ーンの濃度を検出して基準濃度値を測定する工程と、 前記測定された基準濃度値を記憶部に記憶する工程と、 前記測定に用いた濃度測定用パターンと同一のパターン
    を読取手段によって読み取ってサンプル濃度値を測定す
    る工程と、 前記読み取りに用いた濃度測定用パターンに対応する基
    準濃度値を、前記記憶部の中から抽出する工程と、 前記抽出された基準濃度値と、前記読み取られたサンプ
    ル濃度値とを比較して、画像の読み取りに関する機体間
    のばらつきを補正するための補正値を算出する工程とを
    具えたことを特徴とする画像処理制御プログラム。
  15. 【請求項15】 画像出力装置から出力された濃度測定
    用パターンを読み取って濃度を測定する際に前記算出さ
    れた補正値を使用して補正し、 前記補正値によって補正された濃度値を前記画像出力装
    置へ転送して画像処理を実行することを特徴とする請求
    項14記載の画像処理制御プログラム。
  16. 【請求項16】 前記濃度測定に用いる複数の濃度測定
    用パターンと、該パターンに対応する基準濃度値とを情
    報処理装置に記憶し、 画像処理に際して所定の濃度を設定する際に、前記情報
    処理装置から濃度測定用パターンに対応する基準濃度値
    を選択することを特徴とする請求項14又は15記載の
    画像処理制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008235982A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8139966B2 (en) 2006-09-29 2012-03-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming system having a density correction unit
US8605321B2 (en) 2004-12-06 2013-12-10 Sharp Kabushiki Kaisha Managing device, print processing system, managing device control method, managing device control computer program and storage medium containing managing device control computer program

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