JP7250606B2 - 画像形成装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Description

画像形成装置、及びその制御方法に関する。
従来、同じ原稿を表面用の読み取りユニットと裏面用の読み取りユニットで読み取り、それぞれで取得される色値が異なる場合、その差を補正するキャリブレーション技術が提案されている。(特許文献1参照)特許文献1では、差を補正するためチャート原稿をプリンタで出力し、出力したチャート原稿を表面用の読み取りユニットと裏面用の読み取りユニットで読み取り、差を算出して補正値が算出される。
特開2009-239357号公報
コストダウンのために使用頻度の低い裏面用の読み取りユニットの性能を落とすことが考えられる。具体的には、表面用には600dpiの読み取りユニットを用いるのに対し、裏面用には300dpiの読み取りユニットが用いられる。
一方、画像を高精細に印刷するために画像形成装置が印刷する画像の解像度が読み取りユニットの読み取り解像度より高く設定されている場合がある。
上記の読み取りユニットを有する画像処理装置において、例えば190lpiのチャート原稿を読み取った場合、読み取り解像度の1/2の値がチャート原稿の解像度より低い読み取りユニットが読み取った画像にモアレが発生する。
それにより、チャート原稿の印刷時に印刷される画像の解像度の設定をそのまま用いると、表面用の読み取りユニットと裏面用の読み取りユニットで読み取ったときの差分を正確に求めることができず、補正精度が低下する可能性がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、チャート原稿を複数の読み取りユニットで読み取って、得られた色値の差分を補正する画像形成装置において、補正精度の低下を防ぐことを目的とする。
本発明の画像形成装置は、原稿を読み取る読取手段と、印刷処理を実行する印刷手段と、ユーザによる指示に基づいて、前記印刷手段による前記印刷処理で使用される解像度として閾値以下の第1の解像度もしくは前記閾値より高い第2の解像度を設定する設定手段と、前記印刷手段は、前記読取手段によって前記原稿が読み取られることによって取得される色値を補正するための所定の画像を印刷するための印刷処理を前記設定手段が前記指示に基づいて設定した前記第2の解像度を使用せずに、前記設定手段が前記ユーザの指示に基づいて設定していない前記第1の解像度を使用して実行し、前記所定の画像とは異なる画像を印刷するための印刷処理を前記設定手段が前記指示に基づいて設定した前記第2の解像度を使用して実行することを特徴とする。
チャート原稿を複数の読み取りユニットで読み取って、得られた色値の差分を補正する画像形成装置において、補正精度の低下を防ぐことができる。
画像処理システムの一例を示す図 MFP101のスキャナ107の一例を示す図 画像データに行う画像処理の一例を示すフローチャート スキャナ107の色変換処理に用いる3D-LUTの補正処理の一例を示すフローチャート 補正用チャートとLab空間上の補正用チャートの一例を示す図 サンプリング周波数(ナイキスト周波数)とスクリーン設定との関係の一例を示す図 補正用のチャートを出力する処理の一例を示すフローチャート モアレ発生リスクの判定処理の一例を示すフローチャート 設定画面と設定値とモアレ発生リスクの関係の一例を示す図 補正用のチャートを出力する処理の一例を示すフローチャート MFP101のC、M、Y、Kいずれかの色の入力信号値と出力濃度の関係の一例を示す図 補正用のチャートを出力する処理の一例を示すフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施例において示す構成は一例であり本発明は図示された構成に限定されるものではない。
本実施例では、表面の読み取りユニットと裏面の読み取りユニットの信号値差を補正するためのチャートを出力する際にモアレが発生するリスクを判別する手法について説明する。
図1は画像処理システムの一例を示す図である。MFP(Multi Function Peripheral)101はネットワーク119を介してPC120と接続されている。また情報処理装置の一例であるPC120はネットワーク130を介して画像形成装置の一例であるMFP101と接続されている。PC120内のCPU121からの指示により、MFP101へ印刷データを送信する。
MFP101のハードウェア構成について詳細に説明する。MFP101は、CPU102、ROM103、RAM104、HDD105、プリンタ106、スキャナ107、ネットワークI/F(Inter Face)108、操作部109を備える。
また、MFP101は給紙部110、排紙部111、RIP(Raster Image Processor)112も備える。
CPU102は、MFP101を構成する各種ハードウェア103~112の制御を行うことで、MFP101が備える各機能を実現する。なおCPU102はバスラインにより各種ハードウェアに信号を送り、他のハードウェアと相互にデータ通信を行う。
ROM103は、CPU102が使用するプログラムや各種データを格納する。RAM104は、プログラムや、CPU102が演算に用いるデータを一時的に格納するためのワークメモリである。HDD105は、各種データや各種プログラム等を記憶する。本実施例のMFP111は補助記憶装置としてHDDを使用することを例として説明するが、補助記憶装置はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリを用いても良い。
プリンタ106は、印刷機能を実現するユニットであって、PC120からネットワーク130を介して送信された印刷ジョブに含まれる画像データに基づいて画像を用紙に印刷する処理を行う。また、プリンタ106は後述する所定の画像である補正用チャートを印刷可能である。
スキャナ107はADF(Auto Document Feeder)を含むスキャナである。またスキャナはスキャン機能を実現するユニットであって、原稿を光学的に読み取り画像データに変換する処理を行う。スキャナ107は束状のあるいは一枚の原稿の画像を図示しない光源で照射し、原稿反射像をレンズでCCD(Charge Coupled Device)センサ等の固体撮像素子上に結像する。そして、固体撮像素子からラスター状の画像読み取り信号に基づいて画像データを生成する。スキャナ107の詳細は後述する。
MFP101のCPU102は、MFP101内の制御プログラムに従ってMFP101の動作を制御する。より詳細には、MFP101の制御を行うオペレーティングシステム(OS)と、ハードウェアインタフェースを制御するためのドライバプログラムをCPU102が実行する。そしてOS上に配置されたアプリケーションプログラムらが相互に動作することにより、ユーザの所望する機能の動作、制御が行われる。これらのOSや各種プログラムはROM103に記憶されており、ROM103からRAM104に読み出されることで実行される。
なお、MFP101は1つのCPU102が1つのメモリ(RAM104)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のCPU、RAM、ROM、及びストレージを協働させて、後述するフローチャートに示す各処理を実行しても良い。またASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェア回路を用いて処理を実行するようにしてもよい。
MFP101のネットワークI/F108は有線接続用のLAN_I/Fであってもよいし、USB(Universal Serial Bus)-LANアダプタで接続されてもよい。なお、ネットワークI/F108は、無線接続用のLAN_I/Fであってもよい。
MFP101のネットワークI/F108はネットワーク130を介してPC120に接続されている。
操作部109は、MFP101を利用するユーザがプリンタ106、スキャナ107などを利用するためのユーザインタフェースであり、例えばタッチパネルとして操作・入力の受付を実行する。また、操作部109はMFP101の情報を表示する表示部としても使用することができる。なお、本実施例のMFP101は操作装置、表示装置が外部に接続されていてもよい。
RIP112はページ記述言語(Page Description Language:PDL)をラスタイメージに展開するラスタライズ処理を行うためのハードウェアモジュールである。なお、本実施例ではRIP112がハードウェアとして組み込まれている例を説明するが、ソフトウェアとしてROM103に格納されていてもよい。
給紙部110は、プリンタ106が画像を印刷する用紙を給紙する。排紙部は、プリンタ106が画像を印刷した用紙を不図示の廃止トレイに排紙する。
MFPのスキャナ107について図2を用いて説明する。図2はMFP101のスキャナ107の一例を示す図である。
原稿台201は内部に表面用の読み取りユニット204を持つ。読み取りユニット204は内部に光源や固体撮像素子が内蔵されており、ガラス台203を通して画像読み取り信号を取得する。
用紙206はローラ202等によって搬送される。用紙を搬送する際は読み取りユニット204は固定されており、読み取りユニット204の読み取り位置に到達した用紙に光源を照射し、反射像を固体撮像素子に結像する。
読み取りユニット205は用紙の裏面を読み取るための装置であり、位置が固定されている。読み取りユニット204と同様に、搬送され読み取りユニット205の読み取り位置に到達した用紙に光源を照射し、反射像を固体撮像素子に結像する。読み取りユニット205は読み取りユニット204と異なり、用紙206の裏面に光源を照射する。
このように、2種類の読み取り装置を用意することで1回の搬送で用紙の表面(片面)と裏面(片面とは異なる面)を同時に読み取ることが可能になる。
読み取りユニット204と読み取りユニット205は独立した装置であるため、性能が異なる装置にすることが可能である。本実施例では、読み取りユニット204は600dpiまでの解像度の画像データが取得でき、読み取りユニット205は300dpiまでの解像度の画像データを取得できるものとする。
スキャンして生成した画像データに基づいて画像を用紙に印刷するコピー処理時の画像処理とPC120等から受信したPDLデータの画像処理について図3を用いて説明する。図3は画像データに行う画像処理の一例を示すフローチャートである。CPU102がROM103に記憶されたプログラムをRAM104に読み出し、実行することで図3のフローチャートの処理は実現される。また、図3のフローは例えばPC120からネットワーク130を介して印刷ジョブを送信された時や、ユーザにより操作部109を用いてコピー処理の実行を指示され、スキャナ107により原稿の画像を読み取られ、画像データが生成された際に開始される。なお、図3のフローは、生成されたもしくは受信された1ページ分の画像データに対しての処理を示しており、未処理の画像データがなくなるまで、処理は繰り返される。
S301にいて、CPU102はRAM104もしくはHDD105に記憶されている画像データが、CPU102がスキャナ107を制御し、原稿の画像を読み取り生成された画像データ(スキャン画像データ)であるか否かを判定する。スキャン画像データである場合、S302に進む。そうでない場合、つまり、PC120等から受信した印刷ジョブである場合、S311に進む。
S302において、CPU102はS301の画像データが表面のスキャン画像データか否かを判定する。つまり、読み取りユニット204で読み取られて、信号が取得されることにより生成された画像データであるか否かを判定する。読み取りユニット204もしくは読み取りユニット205で読み取られたときに、どちらの読み取りユニットで読み取られたかどうかを示す情報がRAM104もしくはHDD105に記憶される。この時、どちらの読み取りユニットで読み取られたかどうかを示す情報がスキャン画像データと対応づけて記憶されていてもよい。
表面のスキャン画像データである場合、S303に進む。そうでない場合、S306に進む。
S303において、CPU102はスキャン画像データに色変換処理を実行する。ここでは3次元のLUT(LookUpTable)(3D-LUT)を用いて読み取りユニット204に依存したRGB画像データ(スキャン画像データ)がデバイスに依存しないRGB画像データに変換される。なお、この3D―LUTはHDD105に記憶されている。
S304において、CPU102はS303で生成されたRGB画像データに文字判定処理を行う。ここでは画像のエッジ等を検出して文字判定データを生成する。
S305において、CPU102はRGB画像データに対してフィルタ処理を行う。ここではS304で生成された文字判定データを用いて、文字と判定された部分とそれ以外で異なるフィルタ処理が行われる。
S302で表面のスキャン画像データでないと判定された場合は、S306において、CPU102は裏面のスキャン画像データに色変換処理を行う。ここでは3D-LUTを用いて読み取りユニット205に依存したRGB画像データをデバイスに依存しないRGB画像データに変換する。読み取りユニットが異なるため、S303とは異なる3D-LUTを用いる。
S307において、CPU102はS306で生成されたRGB画像データに文字判定処理を行う。ここでは画像のエッジ等を検出して文字判定データを生成する。
S308において、CPU102はRGB画像データに対してフィルタ処理を行う。ここではS307で生成された文字判定データを用いて、文字と判定された部分とそれ以外で異なるフィルタ処理が行われる。
S309においてCPU102はRGB画像データに解像度変換処理を行う。読み取りユニット205は300dpiの読み取り解像度で読み取るため、読み取りユニット204が600dpiの読み取り解像度で読み取った場合は、読み取りユニット204に合わせるために、600dpiに解像度変換する。
S310において、CPU102はRGB画像データに下地飛ばし処理を行い、地色成分を除去する。
S312において、CPU102はRGB→CMYKの3D-LUTを用いてCMYK変換処理を行い、RGB画像データからCMYK画像データを生成する。
S313にて1D-LUTを用いてC、M、Y、Kの各単色の階調特性を補正する。1D-LUTはC、M、Y、Kのそれぞれの色を補正する1次元のLUTである。
S314においてスクリーン処理を用いて画像形成処理を行い、2値のCMYK画像を作成する。
S301でスキャンデータでないと判定された場合は、S311において、CPU102はPC120から受信した印刷データに含まれる画像データにて色変換処理を行う。ここでは、3D-LUTを用いてsRGBの画像データが、デバイスに依存しないRGB画像データに変換される。
読み取りユニット204、読み取りユニット205の特性に合わせてS303、S306で色変換処理を実施しているため、原理的には同じ原稿を読み込んだ際に同じ信号値が出力される。しかし、読み取り装置の個体差や経年劣化によって読み取り装置によって得られるスキャン画像データの信号値が変化し、読み取り装置ごとに差が発生することがある。その差を少なくするために色変換処理に用いる3D-LUTを補正する処理を行う。
本実施例におけるスキャナ107の色変換処理に用いる3D-LUTの補正処理について図4を用いて説明する。図4は、スキャナ107の色変換処理に用いる3D-LUTの補正処理の一例を示すフローチャートである。CPU102がROM103に記憶されたプログラムをRAM104に読み出し、実行することで図4のフローチャートの処理は実現される。また、図4のフローはユーザにより操作部109を操作され、3D-LUT補正用のチャートを印刷する指示を受け付けたことによって開始される。
S401において、CPU102は操作部109に表示されている不図示の画面において、3D-LUT補正用のチャートを印刷する指示を受け付け、プリンタ106を制御し、プリンタ106が補正用チャートを用紙に印刷する。この処理の詳細については、図7で説明する。ユーザはこの補正用チャートをスキャナ107にセットし、不図示の画面において、スキャンを実行する指示を行う。
S402において、CPU102はスキャナ107を制御し、スキャナ107はセットされた原稿の画像(チャート)を、表面を読み取るための読み取りユニット204を用いて読み取り、画像データ(スキャン画像データ)を生成する。
S403において、CPU102はS402で生成された画像データに対して表面読み取り用の読み取りユニット204用の色変換処理を行う。ここではS303と同じ色変換処理が実行される。
S404において、CPU102はS403で生成されたRGB画像データ(チャート)の各パッチの平均信号値を算出する。カラーチャートである補正用チャートは複数のパッチから構成されている。またパッチは複数の画素で構成されているため、その平均値を算出する。チャート及びパッチについては後述する。
S405において、CPU102はスキャナ107を制御し、スキャナ107は裏返してセットされた原稿の画像(チャート)を、裏面を読み取るための読み取りユニット205を用いて読み取り、画像データ(スキャン画像データ)を生成する。なお、本実施例では補正用のチャートを2回(表と裏)スキャンさせる例を説明するが、両面に補正用チャートを印刷し、一度のスキャンで読み取りユニット204と読み取りユニット205を用いて読み取ってもよい。
S406において、CPU102はS405で生成された画像データに対して裏面読み取り用の読み取りユニット205用の色変換処理を行う。ここではS306と同じ色変換処理が実行される。
S407において、CPU102はS404の処理と同様に生成されたRGB画像データ(チャート)の各パッチの平均信号値を算出する。
S408において、CPU102はS404で生成された表面のパッチの平均信号値とS407で生成された裏面のパッチの平均信号値の差分を算出する。
S409において、CPU102はS408で算出した平均信号値の差分を用いて、差分が最小になるように3D-LUTのパラメータを補正する。ここでは、S306で用いる裏面のスキャン画像データの色変換処理に使用する3D-LUTのパラメータを、色変換処理後のRGB画像データが表面のスキャン画像データに色変換処理を行って生成されたRGB画像データに近くなるように補正する。
図5は補正用チャートとLab空間上の補正用チャートの一例を示す図である図5(a)は補正用チャートの一例を示す図である。図5(a)のチャート501は補正用チャートの一例を示しており、チャート501上に印刷されたパッチ502を含む全てのパッチはC、M、Y、Kを組み合わせた混色で構成されている。パッチは特定の組み合わせの同一の信号値で構成される領域のことである。チャート501のパッチは人間の視覚に対して均等になるように配置されている。
図5(b)はLab空間上の補正用チャートの一例を示す図である。Lab色空間503は人間の視覚特性と対応付けられている色空間であり、L*、a*、b*の3次元の軸で構成されている。格子点504はチャート501のパッチのデータを示しており、プリンタで出力したチャート501を測定器で計測することで算出される。図5(b)に示すようにチャートのデータはLab色空間で均等に配置されているため、人間の視覚に対して均等になるように配置されていることになる。
このように、人間の視覚に対して均等になるようにパッチを配置することで、限られたパッチで全ての色空間を補正することが可能になる。
コストダウンのために使用頻度の低い裏面用の読み取りユニットの性能を落とすことが考えられる。具体的には、表面用には600dpiの読み取りユニットを用いるのに対し、裏面用には300dpiの読み取りユニットが用いられる。
一方、画像を高精細に印刷するために画像形成装置が印刷する画像の解像度が読み取りユニットの読み取り解像度より高く設定されている場合がある。上記の読み取りユニットを有する画像処理装置において、例えば190lpiのチャート原稿を読み取った場合、読み取り解像度の1/2の値がチャート原稿の解像度より低い読み取りユニットが読み取った画像にモアレが発生する。
それにより、チャート原稿の印刷時に印刷される画像の解像度の設定をそのまま用いると、表面用の読み取りユニットと裏面用の読み取りユニットで読み取ったときの差分を正確に求めることができず、補正精度が低下する可能性がある。
この課題に対して以下の処理を実行することで、チャート原稿を複数の読み取りユニットで読み取って、得られた色値の差分を補正する画像形成装置において、補正精度の低下を防ぐことができる。
図7は補正用のチャートを出力する処理の一例を示すフローチャートである。CPU102がROM103に記憶されたプログラムをRAM104に読み出し、実行することで図7のフローチャートの処理は実現される。また、図7のフローは、ユーザにより操作部109を操作され、3D-LUT補正用のチャートを印刷する指示を受け付けたことによって開始される。
S701において、CPU102はMFP101で選択されている画像形成情報を取得する。ここで、MFP101で選択されている画像形成情報とは、操作部109に表示される図9(a)のスクリーン設定画面において、ユーザにより選択されているスクリーン設定のことである。図9(a)では190線のスクリーン設定が選択されている。
S702において、CPU102はS701で取得した画像形成情報を用いてスキャン時のモアレ発生リスクがあるか否かを判定する。
ここで、スキャン時にモアレが発生する理由について図6を用いて説明する。図6はサンプリング周波数(ナイキスト周波数)とスクリーン設定との関係の一例を示す図である。図6(a)は600dpiの読み取りユニット204と190線のスクリーンで出力したチャートの関係を示した図である。
600dpiの読み取りユニット204はサンプリング周波数が600dpiであり、ナイキスト周波数は半分の300dpiとなる。スキャンした原稿の画像の解像度(線数)がナイキスト周波数より高い場合は折り返しが発生し、モアレの要因となる。スキャンした原稿の線数がナイキスト周波数以下の場合は折り返しが発生しないため、モアレは発生しない。ここで、線数とは印刷線数、スクリーン線数のことであり、1インチに網点が何個入るかを示す値である。また、線数とは解像度の一種である。
図6(a)の例では、領域601はモアレが発生しない領域、領域602はモアレが発生する領域となる。チャートの解像度(線数)が190線の場合は190線であるため、ナイキスト周波数以下となるためモアレが発生しない。図6(a)の例では、チャートの解像度(線数)603が領域601にある。つまり、チャートの解像度(線数)がナイキスト周波数より低いため、モアレが発生しない。
図6(b)は300dpiの読み取りユニット205と190線のスクリーンで出力されたチャートの関係を示した図である。300dpiの読み取りユニット205はサンプリング周波数が300dpiであり、ナイキスト周波数は半分の150dpiとなる。図6(b)の例では、領域604はモアレが発生しない領域、領域605はモアレが発生する領域となる。チャートの線数が190線の場合は、ナイキスト周波数よりも大きいため、モアレが発生する。図6(b)の例では、チャートの解像度(線数)606が領域605にある。つまり、チャートの解像度(線数)がナイキスト周波数より高いため、モアレが発生する。
このように同じチャートであっても読み取り装置の解像度との関係が変わるとモアレが発生し、モアレが原因となって信号値の差が発生してS408の差分を算出する処理に影響を与える。その結果、ステップS409の補正処理の精度が悪化してしまう。よって、モアレが発生しない画像形成を選択することで精度の悪化を防ぐことが可能になる。
この補正用チャートを出力するときの解像度(線数)は、MFP101がユーザにより操作部109に表示された図9(a)の設定画面901を介して、選択を受け付けることによって設定される。
図9は設定画面と設定値とモアレ発生リスクの関係の一例を示す図である。図9(a)はプリンタ106が画像を用紙に印刷するときに使用されるスクリーン設定を受け付けるための設定画面901の一例を示す図である。
図9(b)は各スクリーン設定の設定値を示す対応表902の一例を示す図である。対応表902は、4種類のスクリーンの線数を示し、C、M、Y、Kそれぞれについて設定されている。スクリーン1の場合はCMYKの線数は190線となる。スクリーン3、スクリーン4のように色に応じて線数が異なる場合もある。
図9(c)は各スクリーン設定のモアレ発生リスクの対応表903の一例を示す図である。
対応表903は、4種類のスクリーンのモアレ発生リスクである。モアレ発生リスクを算出する方法は後述する。スクリーン1が選択されている場合、全ての色でモアレ発生リスクがあるため、S703でモアレ発生リスクがあると判定される。
モアレ発生リスクを算出する処理について図8を用いて説明する。図8はモアレ発生リスクの判定処理の一例を示すフローチャートである。CPU102がROM103に記憶されたプログラムをRAM104に読み出し、実行することで図8のフローチャートの処理は実現される。
また、図8のフローはS701の処理が終了したことに従って開始される。
S801において、CPU102はスキャナ107の解像度情報を取得する。ここでは読み取りユニット204、読み取りユニット205から、低い方の解像度の情報を取得する。読み取りユニット204が600dpi、読み取りユニット205が300dpiの場合は300dpiをスキャナ107の解像度情報とする。
S802において、CPU102は設定画面901で選択されたスクリーン設定の情報を取得する。例えば、「スクリーン1」が選択されている場合、「スクリーン1」が選択されていることを示す情報を取得する。ここでは選択されているスクリーン設定の色(C、M、Y、K)うちのまだモアレ発生リスクが判定されていないスクリーン設定の1つの色の情報を抽出する。
S803において、CPU102は取得したスキャナ107の解像度情報とスクリーン設定の情報を比較する。
S804において、CPU102はでクリーン設定の解像度(線数)がスキャナ107の解像度の半分より高い、つまりナイキスト周波数より高いと判定された場合は、S805において、CPU102はモアレが発生するスクリーン設定であると判定する。
また、S804において、CPU102はでクリーン設定の解像度(線数)がスキャナ107の解像度の半分以下、つまり閾値以下(ナイキスト周波数以下)と判定された場合は、S806においてCPU102はモアレが発生しないスクリーン設定であると判定する。
S807において、CPU102は判定結果をスキャン時のモアレ発生リスクを示す情報としてRAM104もしくはHDD105に記憶する。
S808において、CPU102は選択されているスクリーン設定の全ての色(C、M、Y、K)に対して処理を行ったかを判定する。全ての色(C、M、Y、K)に対して処理を行っていると判定した場合は、処理を終了する。そうでない場合は、S802に戻り処理を繰り返す。
本実施例はスクリーンの線数と読み取り装置の解像度を比較してモアレが発生するか否かを判定するが、他の判断情報を付加してもよい。例えばイエローのような明るいトナーは読み取りユニットで読み込んだ際のモアレが発生しづらいため、イエローの場合はスクリーン設定の解像度(線数)に関わらずモアレが発生しないスクリーン設定であると判定するような処理にしてもよい。
ここで、図7のフローに説明を戻す。S702における、モアレ発生リスクがあるか否かの判定は、S807で記憶されたモアレ発生リスクを示す情報をRAM104もしくはHDD105から読み出され、判定が行われる。CPU102は読み出した色(C、M、Y、K)ごとのモアレ発生リスクを示す情報から、すべての色においてモアレ発生リスクがないと認識した場合は、モアレ発生リスクがないと判定する。また、少なくとも1つの色においてモアレ発生リスクがあることを認識した場合は、モアレ発生リスクがあると判定する。
モアレ発生リスクがあると判定された場合は、S703に進む。そうでない場合は、S704に進む。
S703において、CPU102はS801で取得したスキャナ107の解像度のナイキスト周波数より低い解像度のスクリーン設定を選択する。
S704において、CPU102はS703で選択されたスクリーン設定もしくは、事前に設定画面901で設定されているスクリーン設定に基づいて補正用チャートを用紙に印刷する。ここで、補正用チャートの画像データは工場出荷時にROM103もしくはHDD105に記憶されていてもよいし、PC102からネットワーク130を介して受信したものをROM103もしくはHDD105記憶してもよい。
なお、S703で選択されたスクリーン設定はS704の処理が終了したことに従って、S703で選択される前のスクリーン設定に戻してもよい。その際、前のスクリーン設定はHDD105に記憶されている。また、S703で選択される前のスクリーン設定に戻す際は、ユーザによる操作部109の操作を必要としない。
以上の処理を実行することにより、チャート原稿を複数の読み取りユニットで読み取って、得られた色値の差分を補正する画像形成装置において、補正精度の低下を防ぐことができる。
実施例1では表面用の読み取りユニットと裏面用の読み取りユニットの信号値差を補正する際に、出力しようとしている補正用チャートにモアレ発生リスクがあるか否かを判定し、リスクがある場合はスクリーン設定を切り替える例について説明した。
本実施例では、スクリーン設定を変更することによって、出力される補正用チャートの視覚均等性が損なわれないようにするために、モアレが発生しないスクリーン設定が選択された場合にプリンタ106にキャリブレーション処理を実行する例を説明する。
図11はMFP101のC、M、Y、Kいずれかの色の入力信号値と出力濃度の関係の一例を示す図である。S313の1D-LUT補正処理により生成されたCMYK画像データに基づいて入力信号値と出力濃度の関係を示すと、直線1101に示す関係となる。この時、スクリーン設定はデフォルトのスクリーン1(190線)が選択されているものとする。
しかし、例えばS704の処理でスクリーン設定をスクリーン2(105線)に切り替えると、デフォルトのスクリーン1(190線)とドットの再現性が変わる。そのため、入力信号値と出力濃度が曲線1102のように変化してしまう。その影響により、補正用チャート501の視覚に対する均等性が損なわれ、S409における3D-LUTのパラメータの補正する処理の精度が悪化する。この悪化を防ぐために以下の処理を実行する。
図10は補正用のチャートを出力する処理の一例を示すフローチャートである。CPU102がROM103に記憶されたプログラムをRAM104に読み出し、実行することで図10のフローチャートの処理は実現される。また、図10のフローは、ユーザにより操作部109を操作され、3D-LUT補正用のチャートを印刷する指示を受け付けたことによって開始される。
S1001からS1003までの処理は、図7のS701からS703の処理と同じであるため、説明を省略する。
S1004において、CPU102はS1003で選択されたスクリーン設定の解像度(線数)と、S1003で選択される前のスクリーン設定の解像度(線数)の差を算出し、その解像度(線数)の差が閾値以上か否かを判定する。図9の例では、スクリーン1(190線)からスクリーン2(105線)に変更した場合は線数の差は85線になる。なお、本実施例で50線を閾値とし、線数の差は85線の場合は閾値以上であると判定される。
線数の差が閾値以上であると判定された場合は、S1005に進む。そうでない場合はS1006に進む。
S1005において、CPU102はプリンタ106の発色を調整するキャリブレーション処理を実行する。具体的には、S313の1D-LUT補正処理に使う1D-LUTを曲線1102の特性が直線1101の特性になるよう補正にする。さらに具体的には、MFP101はプリンタ106のキャリブレーションのためのチャートを出力し、スキャナ107でそのチャートを読み取り、入力信号と出力濃度の関係を計算して1D-LUTの補正値を算出し、補正する。S1006において、CPU102はS1003で選択されたスクリーン設定もしくは、事前に設定画面901で設定されているスクリーン設定に基づいて補正用チャートを用紙に印刷する。
以上の処理を実行することにより、線数の差によって発生する補正チャートの視覚均等性の低下を防ぐことができる。
実施例1では表面用の読み取り装置と裏面用の読み取り装置の信号値差を補正する際に、出力したチャートにモアレ発生リスクがあるか否かを判定し、リスクがある場合は画像形成を切り替える手法について説明した。
しかし、Kと同等の色再現をCMYで行うことができるため、選択されたスクリーン設定の色のうち、モアレ発生リスクがある色がKのみの場合は、スクリーン設定を変更せずにKをCMYに置き換える例を説明する。
本実施例におけるスキャナ色補正用のチャートを出力する処理の流れについて図12を用いて説明する。
図12は補正用のチャートを出力する処理の一例を示すフローチャートである。CPU102がROM103に記憶されたプログラムをRAM104に読み出し、実行することで図12のフローチャートの処理は実現される。また、図12のフローは、ユーザにより操作部109を操作され、3D-LUT補正用のチャートを印刷する指示を受け付けたことによって開始される。
S1201、S1202の処理は、図7のS701、S702の処理と同じであるため、説明を省略する。
S1202でモアレ発生リスクがあると判定された場合S1203に進む。そうでない場合はS1204に進む。S1203において、CPU102はS807で記憶されたモアレ発生リスクを示す情報を取得し、選択されたスクリーン設定の色のうち、モアレ発生リスクがある色がKのみであるか否かを判定する。Kのみであると判定された場合、S1205に進む。そうでない場合、S1204に進む。図9の例では、スクリーン4がKのみモアレ発生リスクがあるため、スクリーン4が選択されている場合はモアレ発生リスクのある色がKだけだと判定される。スクリーン1、スクリーン3が選択されている場合はK以外の色にモアレ発生リスクがあるため、モアレ発生リスクのある色がKだけではないと判定される。S1204の処理は、S703の処理と同様のため説明を省略する。
S1205において、CPU102は補正用チャートのCMYK画像データのKをCMYKで置き換える処理を行う。例えばCMYKが(50、30、20、30)の色の場合は、(80、60、50、0)と置き換える。色を置き換える手法はどのようなものであってもよい。S1206において、CPU102はS1204で選択されたスクリーン設定もしくは、事前に設定画面901で設定されているスクリーン設定に基づいて補正用チャートを用紙に印刷する。
以上の処理を実行することにより、モアレ発生リスクのある色がKだけの場合は補正用チャートの色を置き換えることで、スクリーン設定を変えることなく補正処理の精度低下を防ぐことができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 MFP
102 CPU
106 プリンタ
107 スキャナ
109 操作部

Claims (11)

  1. 原稿を読み取る読取手段と、
    印刷処理を実行する印刷手段と、
    ユーザによる指示に基づいて、前記印刷手段による前記印刷処理で使用される解像度として閾値以下の第1の解像度もしくは前記閾値より高い第2の解像度を設定する設定手段と、
    前記印刷手段は、前記読取手段によって前記原稿が読み取られることによって取得される色値を補正するための所定の画像を印刷するための印刷処理を前記設定手段が前記指示に基づいて設定した前記第2の解像度を使用せずに、前記設定手段が前記ユーザの指示に基づいて設定していない前記第1の解像度を使用して実行し、
    前記所定の画像とは異なる画像を印刷するための印刷処理を前記設定手段が前記指示に基づいて設定した前記第2の解像度を使用して実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷手段は、前記所定の画像を印刷するための前記印刷処理を前記設定手段が前記指示に基づいて設定した前記第1の解像度を使用して実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ユーザによる操作を受け付ける受付手段をさらに有し、
    前記受付手段がユーザにより前記印刷手段が前記所定の画像を印刷するための前記印刷処理を実行するための操作を受け付けたことに従って、前記設定手段が事前に設定した解像度を前記第2の解像度から前記第1の解像度に変更することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷手段、前記変更された第1の解像度で前記所定の画像を印刷するための前記印刷処理を実行した後、前記設定手段は解像度の設定を元に戻すことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記設定手段は、前記受付手段がユーザによる操作を受け付けることに従って、前記解像度の設定を行うことを特徴とする請求項またはの記載の画像形成装置。
  6. 前記印刷手段の発色を調整する調整手段をさらに有し、
    前記設定手段が設定した解像度が前記閾値より高いことによって、前記調整手段は前記印刷処理で印刷される画像の発色を調整することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記読取手段は、第1の読み取り部と第2の読み取り部を含み、
    前記所定の画像を前記第1の読み取り部が読み取って得られた色値と前記所定の画像を前記第2の読み取り部が読み取って得られた色値を比較し、差分を補正する補正手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. LUT(LookUpTable)を用いて前記第1の読み取り部と前記第2の読み取り部が取得した色値を変換する変換手段をさらに有し、
    前記補正手段は、前記LUTを補正することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記所定の画像は複数のパッチを含むカラーチャートであることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記閾値は前記第1の読み取り部の読み取り解像度と前記第2の読み取り部の読み取り解像度のうち低い方の読み取り解像度の1/2の値であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  11. 原稿を読み取る読取手段と、印刷処理を実行する印刷手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
    ユーザによる指示に基づいて、前記印刷手段による前記印刷処理で使用される解像度として閾値以下の第1の解像度もしくは前記閾値より高い第2の解像度を設定する設定工程を有し、
    前記印刷手段は、前記読取手段によって前記原稿が読み取られることによって取得される色値を補正するための所定の画像を印刷するための印刷処理を前記設定工程で前記指示に基づいて設定した前記第2の解像度を使用せずに、前記設定工程で前記ユーザの指示に基づいて設定されていない前記第1の解像度を使用して実行し、前記所定の画像とは異なる画像を印刷するための印刷処理を前記設定工程で前記指示に基づいて設定した前記第2の解像度を使用して実行することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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