JP2003060925A - 画像形成システム及びその制御方法 - Google Patents

画像形成システム及びその制御方法

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JP2003060925A
JP2003060925A JP2001246213A JP2001246213A JP2003060925A JP 2003060925 A JP2003060925 A JP 2003060925A JP 2001246213 A JP2001246213 A JP 2001246213A JP 2001246213 A JP2001246213 A JP 2001246213A JP 2003060925 A JP2003060925 A JP 2003060925A
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Yuichiro Toyohara
裕一郎 豊原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台の画像形成装置を接続した画像形成シ
ステムにおいて、各装置における画像形成特性が同等と
なるように制御することは困難であった。 【解決手段】 複数の画像形成装置に共通する共通色再
現範囲を生成しておき、入力された画像信号を前記共通
色再現範囲に圧縮し(S803)、共通色再現範囲に圧
縮された画像信号を前記複数の画像信号に配信する(S
804)。すると各画像形成装置においては、該配信さ
れた画像信号に基づく画像を形成して出力する(S80
6)。これにより、各画像形成装置において共通の色再
現性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、選択された複数の
画像形成装置間において同時出力を行う画像形成システ
ム及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク技術の発達に伴い、ネット
ワーク接続された複数の画像形成装置から同じ画像デー
タを出力する機会が増えつつある。そこで、それら複数
の画像形成装置における出力画像の色再現を等しくする
ために、様々な工夫がなされている。
【0003】例えば、ネットワーク接続された各画像形
成装置のフルカラー出力のうちの単色ごとに、入力画像
信号に対する出力濃度をキャリブレート(階調合わせ)
する。キャリブレート手段としては、画像形成装置内の
光センサを用いて像担持体上の階調パッチを読み取るこ
とによって行うものや、階調画像を出力してスキャナで
読みとることによるもの、出力した階調画像を濃度計な
どを用いて測定することによるもの、等が知られてい
る。
【0004】また、色に関しても同様に、画像形成装置
ごとに入力画像信号に対する出力色を測定し、キャリブ
レート(色合わせ)する。
【0005】このように従来の画像形成システムにおい
ては、画像形成装置ごとに個別キャリブレーションを行
うことによって、複数機器による同時出力を行う際に、
同じ画像信号に対しては同じ画像出力を可能にしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
画像形成装置はその機種ごとに色再現範囲が異なる。従
って、複数機器間で正確に色再現を合わせるためには、
上記従来の個別キャリブレーションでは下記のような問
題があった。
【0007】例えば、色再現範囲の広い画像形成装置A
と色再現範囲の狭い画像形成装置Bにおいて、それぞれ
個別に正確なキャリブレーションがなされたとする。こ
の2機種に対して、装置Bでは再現できないが装置Aで
は再現可能な色を含む画像信号が入力された場合につい
て考えると、同じ画像信号が入力されたにも関わらず、
各装置から得られる出力画像は異なったものとなってし
まう。
【0008】これにより、上記従来の個別キャリブレー
ションでは、同じ入力画像信号に対して同品質の出力画
像を得るという目的が達成されないことが分かる。本発
明は上述した問題を解決するためになされたものであ
り、複数の画像形成装置において同じ画像信号に対して
は同品質の色再現出力を可能とする画像形成システム及
びその制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明に係る画像形成システムの制御
方法は以下の工程を備える。
【0010】すなわち、複数の画像形成装置が接続され
た画像形成システムの制御方法であって、前記複数の画
像形成装置に共通する共通色再現範囲を生成する生成工
程と、入力された画像信号を前記共通色再現範囲に圧縮
する色空間圧縮工程と、前記共通色再現範囲に圧縮され
た画像信号を前記複数の画像信号に配信する配信工程
と、を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】<第1実施形態>図1は、本実施形態にお
ける画像形成システムの構成を示すブロック図である。
同図によれば、複数台の画像形成装置(PC21,2
2、プリンタ25,26、複写機27,28)がネット
ワークに接続されており、該ネットワーク上には更に、
クラスタ処理装置24が接続されている。
【0013】詳細は後述するが、本実施形態においてネ
ットワーク上の複数の画像形成装置を選択し、それらに
同じ画像データを入力して同じ画像品質の出力を得る処
理をクラスタプリンティングと称し、クラスタ処理装置
24がこのクラスタプリンティング動作を制御する。
【0014】なお、本実施形態における画像形成装置
(プリンタ25,26、複写機27,28)においては
画像形成方式は特に限定されず、例えば電子写真方式や
インクジェット方式、昇華方式、熱転写方式などが混在
していても問題ない。
【0015】図2に、本実施形態のシステムを構成する
各画像形成装置における簡単な画像形成処理手順を示
す。
【0016】s−RGBやCMYK色空間上の画像信号
がパーソナルコンピュータやスキャナから入力されると
(S201)、これをまず、L*a*b*色空間上に変換
し(S202)、その状態で色空間圧縮を行う(S20
3)。
【0017】以下、本実施形態における色空間圧縮処理
について説明する。色空間圧縮とは、画像形成装置の色
再現範囲を参照し、入力信号をその再現範囲内まで圧縮
する処理である。なお、本実施形態では色空間圧縮をL
*a*b*空間において行うが、L*u*v*やXYZ等、他
の色空間において行っても良い。
【0018】色空間圧縮としては種々の手法があるが、
図3にその一例を概念的にを示す。図3(a)は明度保
存を重視した圧縮方式、図3(b)は色相保存を重視し
た圧縮方式を示している。圧縮方式の選択は一般に、ユ
ーザの任意に行われる。
【0019】色空間圧縮を行った後、L*a*b*色空間
信号から、画像形成装置を駆動する色空間信号(本実施
形態ではCMYK信号)へ、不図示の4次元ルックアッ
プテーブル(以下LUT)を用いて変換する(S20
4)。本実施形態では、この色空間変換の際にICCプ
ロファイルを用いるが、その他の方式を用いても構わな
い。変換されたCMYK信号を用いて画像形成を行うこ
とにより、所望の特性による出力が得られる(S20
5)。
【0020】以下、本実施形態における画像形成装置ご
とのキャリブレーションについて、図4にその処理手順
を示し、説明する。
【0021】ここでは、図5に示す電子写真方式の画像
形成装置を例として説明する。図5に示す画像形成装置
はCMYK毎の画像形成部1,2,3,4に、それぞれ
像担持体5,6,7,8を備える。各画像形成部1,
2,3,4で像担持体5,6,7,8上に形成、現像さ
れた各色のトナー像が、給紙部12から転写ベルト10
によって搬送されてきた記録紙上に重ね転写される。C
MYK4色分のトナー像が転写された記録紙は、定着部
9における定着工程を経て機外に排出される。
【0022】画像形成装置において所定の環境温湿度変
動が検知された場合や、所定の画像出力枚数を超えた場
合、またはユーザ指示があった場合等に、キャリブレー
ション実施命令が発行される。するとその命令を受け
て、像担持体5,6,7,8上に色毎の階調パッチ画像
(例えば256階調中の16階調ごとに17階調分)を
形成する(S401)。そして該パッチ画像を読み取り
(S402)、得られた信号値に対して所望の濃度によ
る出力が得られるように、画像信号変換LUTを作成す
る(S403)。
【0023】該LUTを用いた画像形成を行うことによ
り、当該装置における色再現範囲を維持することができ
る。
【0024】以下、ネットワーク上の複数の画像形成装
置において色再現性を合わせた出力を行うクラスタプリ
ンテングについて説明する。上述したように、本実施形
態におけるクラスタプリンティングは、クラスタ処理装
置24において制御される。
【0025】ここでは、クラスタプリンティング対象と
なる複数の画像形成装置として、色再現範囲の異なる装
置が選択される場合について説明する。この場合、同じ
画像データについて同じ画像品質を得るためには、対象
となる全ての画像形成装置において出力可能な色を認識
し、その色範囲内において画像処理を行う必要がある。
従って、本実施形態のクラスタプリンティングにおいて
はまず、全ての画像形成装置に共通となる色再現範囲を
検知する。図6にこの処理手順を示す。
【0026】ユーザによるクラスタプリンティング命令
は、対象となる複数の画像形成装置の指定を伴ってなさ
れる。クラスタ処理装置24はユーザからのクラスタプ
リンティング命令を受けると、指定された画像形成装置
についての色再現範囲の情報を、各画像形成装置から複
写することによって収集する(S601)。次に、収集
した画像形成装置毎の色再現範囲を重ね合わせて、比較
する(S602)。ここでの比較はL*a*b*色空間上
において行うが、L*u*v*やXYZ等の他の色空間上
であっても構わない。
【0027】以下、図7を参照して、本実施形態におけ
る色再現範囲の比較処理について説明する。なお、色再
現範囲の比較は実際には3次元として行われるが、ここ
では説明の簡便のため、2次元として説明する。
【0028】図7は、本実施形態における色再現範囲の
比較方法を示す概念図であり、画像形成装置Aの色再現
範囲と、画像形成装置Bの色再現範囲を、a*b*平面上
に投影して重ねた際の位置関係を示す。両者は斜線部に
おいて重なっており、この斜線部分の色空間内の信号で
あれば、両方の画像形成装置において同じ色の出力が可
能となる。従って、色再現範囲の比較結果として、この
重複部分を抽出する(S603)。この比較・抽出処理
はa*b*平面だけでなく、実際にはL*a*b*空間にお
いて立体的に行われることは言うまでもない。
【0029】こうして抽出された色再現範囲の重複部分
を、共通色再現範囲としてクラスタ処理装置24に保存
する(S604)。
【0030】クラスタ処理装置24は、図6に示す手順
によって共通色再現範囲が保存されると、入力画像信号
に対する画像処理を行って、選択された複数の画像形成
装置を用いたクラスタプリンティングを実行する。図8
にこのクラスタプリンティングの手順を示し、説明す
る。ここでは、入力画像信号がs−RGB信号である場
合を例として説明するが、CMYK等の他の信号形態で
あっても基本的には同じ作用が得られるため、入力信号
形態は特にs−RGBに限定されるものではない。
【0031】先ずクラスタ処理装置24は、s−RGB
信号を入力し(S801)、これをL*a*b*色空間上
の信号に変換する(S802)。次に、該L*a*b*色
空間を、既に作成され保存されている共通色再現範囲へ
圧縮する(S803)。ここでの色空間圧縮方法として
は様々な手法があるが、該方法はユーザによって指定可
能であるとする。そしてクラスタ処理装置24は、色空
間圧縮後のL*a*b*信号を、クラスタプリンティング
指定された各画像形成装置に配信する(S804)。
【0032】各画像形成装置内においては、受信したL
*a*b*信号を、4次元LUTを用いてCMYK信号へ
変換し(S805)、画像形成を行う(S806)。
【0033】以上説明したように本実施形態によれば、
クラスタプリンティングの際に色再現範囲の異なる複数
の画像形成装置を指定した場合でも、同じ色再現の画像
出力を得ることが可能となる。
【0034】また、入力画像信号に対する色空間圧縮処
理まで(S801〜S803)をクラスタ処理装置24
において一括処理することにより、各画像形成装置内で
の処理負荷を軽減することができ、各画像処理装置にお
いて他のジョブとの間での作業を効率化することが可能
となる。
【0035】ただし、各画像形成装置の処理能力が高
く、高速処理が可能である場合には、クラスタ処理装置
24から共通色再現範囲の情報を各画像形成装置に配信
し、各画像形成装置においてステップS801以降の処
理を行うことも有効である。
【0036】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0037】第2実施形態におけるシステム及び装置構
成は、上述した第1実施形態と同様であるため、説明を
省略する。また、各画像形成装置における画像形成処理
手順も、第1実施形態において図2に示した手順と同様
である。
【0038】第2実施形態においては、さらに、各画像
形成装置の特性が変化した場合においてもそのときの画
像形成装置の状態に応じた最適な色処理を可能とするた
めに、画像形成装置毎に階調のみならず色再現範囲のキ
ャリブレートを行うことを特徴とする。
【0039】図9に、第2実施形態における色キャリブ
レーションの処理手順を示す。
【0040】まず各画像形成装置において、CMYKの
色毎に、階調キャリブレーションを行う(S901)。
階調キャリブレーションは第1実施形態において図4に
示した手順と同様に行い、階調変換LUTを作成する。
【0041】次に、例えば各色9階調でCMYKすべて
の組み合わせを網羅する、図10に示すようなパッチを
出力する(S902)。このパッチの画像信号値の1例
を図11に示す。この場合、94=6561色のパッチ
が形成される。なお、パッチ数はキャリブレーション精
度に応じて決定すればよく、この数に限定する必要は無
い。すなわち、キャリブレーションの精度を上げたい場
合には多くし、逆の場合には少なくすれば良い。
【0042】出力されたパッチをネットワークに接続さ
れたスキャナまたは、画像形成装置に直結された色度計
にて測色する(S903)。この場合、クラスタリング
することが前提であれば、同一の測色手段を用いて各画
像形成装置のパッチを測色することが望ましい。そし
て、読み取ったRGBデータをL*a*b*色空間に変換
する(S904)。なお、色度計による測定を行う場合
には、直接L*a*b*モードによる測定を行えば良い。
【0043】得られたL*a*b*データとパッチを形成
した画像データを対応付けて、色再現範囲データとして
画像形成装置内のメモリに保存する(S905)。
【0044】ここで、第2実施形態における各画像形成
装置においても、最終的な画像形成はCMYK信号によ
って駆動されるため、入力された画像信号は例えばL*
a*b*色空間上に変換された後、最終的にはICCプロ
ファイルを用いてCMYK信号に変換される。第2実施
形態においてはこのICCプロファイルを、上述したよ
うにして得られた色再現範囲データを用いて更新する
(S906)。
【0045】なお、ICCプロファイルを参照しない画
像形成装置であっても、L*a*b*色空間信号をCMY
K信号値に変換するための4次元LUTを備えているた
め、この4次元LUTを色再現範囲データに基づいて書
き換える。
【0046】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、画像形成時の最終的な色変換に係るパラメータを色
再現範囲に基づいて更新することによって、各画像形成
装置において階調キャリブレーションだけでは吸収でき
ない色再現範囲の変動や、ICCプロファイルの変化
分、4次元LUTの不整合等についても、キャリブレー
トすることができる。
【0047】第2実施形態においては更に、各画像形成
装置において作成した色再現範囲、及びそれに基づいて
更新したICCプロファイルや4次元LUT等を用い
て、上述した第1実施形態で説明したクラスタプリンテ
ィングを行うことができる。該クラスタプリンティング
によれば、常にそれぞれの画像形成装置の状態に最適な
色再現範囲による画像形成が可能となる。
【0048】また、各画像形成装置において、それぞれ
の色再現範囲内の色に関しては時間的、場所的に離れた
際の出力であっても、常に同じ色再現による画像形成が
可能となる。
【0049】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0050】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0051】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の画像形成装置において同じ画像信号に対しては同品
質の色再現出力を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の各画像形成装置における画像形成
処理を示すフローチャートである。
【図3】本実施形態における色空間圧縮処理の概念図で
ある。
【図4】本実施形態の各画像形成装置におけるキャリブ
レーション処理を示すフローチャート図である。
【図5】本実施形態における画像形成装置の概略断面図
である。
【図6】本実施形態のクラスタプリンティングにおける
共通色再現範囲の検知処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】クラスタプリンティングの際の色再現範囲の比
較方法を示す概念図である。
【図8】クラスタプリンティングによる画像形成処理を
示すフローチャートである。
【図9】第2実施形態における各画像形成装置の色キャ
リブレーション処理を示すフローチャートである。
【図10】色キャリブレーション時の出力パッチ例を示
す図である。
【図11】出力パッチの信号値の一例を示す図である。
【符号の説明】
21,22 PC 23 スキャナ 24 クラスタ装置 25,26 プリンタ 27,28 複写機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 510 H04N 1/40 D 5C077 H04N 1/32 1/46 Z 5C079 1/46 B41J 3/00 B Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AA15 BA07 BA12 BD31 BD36 BD40 BD41 2C262 AA24 AA30 AB11 AC07 BA09 BC19 DA17 EA03 GA02 GA57 GA59 5B021 BB02 EE02 LG07 5B057 CA01 CA08 CB01 CB08 CE17 CE18 CH01 CH11 CH20 5C075 AB90 CA90 CD20 5C077 MP08 PP15 PP36 PP37 PQ12 PQ22 5C079 HA01 HB08 LA12 LA26 MA01 MA11 NA03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成装置が接続された画像形
    成システムの制御方法であって、 前記複数の画像形成装置に共通する共通色再現範囲を生
    成する生成工程と、 入力された画像信号を前記共通色再現範囲に圧縮する色
    空間圧縮工程と、 前記共通色再現範囲に圧縮された画像信号を前記複数の
    画像信号に配信する配信工程と、を有することを特徴と
    する画像形成システムの制御方法。
  2. 【請求項2】 更に、前記複数の画像形成装置から画像
    形成対象となる少なくとも2台を指定する指定工程を有
    し、 前記生成工程及び前記配信工程においては、前記指定工
    程において指定された画像形成装置を処理対象とするこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の制御方
    法。
  3. 【請求項3】 前記画像形成システムは更に画像処理装
    置を接続し、 前記前記生成工程は前記画像処理装置において実行され
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成システムの
    制御方法。
  4. 【請求項4】 前記色空間圧縮工程は、前記画像処理装
    置において実行されることを特徴とする請求項3記載の
    画像形成システムの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記生成工程においては、前記共通色再
    現範囲をL*a*b*色空間上で生成することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成システムの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の画像形成装置のそれぞれにお
    いては、 前記配信工程によって配信された画像信号に対して色空
    間圧縮を施し、該圧縮された画像信号に基づく画像形成
    を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装シス
    テムの制御方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の画像形成装置のそれぞれは、
    自装置における画像形成を可能とする色再現範囲の情報
    を保持しており、 前記生成工程においては、各画像形成装置の色再現範囲
    情報を収集し、該収集した情報に基づいて前記共通色再
    現範囲を生成することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成システムの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の画像形成装置のそれぞれは、
    単色の階調特性を補正可能とすること特徴とする請求項
    7記載の画像形成システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記複数の画像形成装置のそれぞれは、
    前記色再現範囲情報を補正可能とすることを特徴とする
    請求項8記載の画像形成システムの制御方法。
  10. 【請求項10】 前記色再現範囲情報は、ICCプロフ
    ァイル情報であることを特徴とする請求項9記載の画像
    形成システムの制御方法。
  11. 【請求項11】 前記複数の画像形成装置のそれぞれ
    は、自装置によって記録媒体上に形成された試験画像の
    測定濃度値に基づいて前記色再現範囲情報の補正を行う
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成システムの制
    御方法。
  12. 【請求項12】 複数の画像形成装置が接続された画像
    形成システムであって、 前記複数の画像形成装置に共通する共通色再現範囲を生
    成する生成手段と、 入力された画像信号を前記共通色再現範囲に圧縮する色
    空間圧縮手段と、 前記共通色再現範囲に圧縮された画像信号を前記複数の
    画像信号に配信する配信手段と、を有することを特徴と
    する画像形成システム。
  13. 【請求項13】 更に画像処理装置を接続し、該画像処
    理装置は前記生成手段を備えることを特徴とする請求項
    12記載の画像形成システム。
  14. 【請求項14】 前記画像処理装置は更に、前記色空間
    圧縮手段を備えることを特徴とする請求項13記載の画
    像形成システム。
  15. 【請求項15】 複数の画像形成装置が接続された画像
    形成システムの制御プログラムであって、 前記複数の画像形成装置に共通する共通色再現範囲を生
    成する生成工程のコードと、 入力された画像信号を前記共通色再現範囲に圧縮する色
    空間圧縮工程のコードと、 前記共通色再現範囲に圧縮された画像信号を前記複数の
    画像信号に配信する配信工程のコードと、を有すること
    を特徴とするプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のプログラムが記録さ
    れていることを特徴とする記録媒体。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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