JP2002270672A - アライメント方法及び基板検査装置 - Google Patents

アライメント方法及び基板検査装置

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JP2002270672A
JP2002270672A JP2001066984A JP2001066984A JP2002270672A JP 2002270672 A JP2002270672 A JP 2002270672A JP 2001066984 A JP2001066984 A JP 2001066984A JP 2001066984 A JP2001066984 A JP 2001066984A JP 2002270672 A JP2002270672 A JP 2002270672A
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transfer robot
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semiconductor wafer
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JP2001066984A
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Daisuke Yokoi
大輔 横井
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体ウエハを受け渡すときの載置時間を無く
してタクトタイムの短縮を図ること。 【解決手段】半導体ウエハ1の受渡しの際のウエハ搬送
ロボット5の回転動作中に、4つのアライメント用セン
サー31〜34は、回転している半導体ウエハ1のエッ
ジ、ノッチ又はオリフラを検出し、補正量演算手段36
は、4つのアライメント用センサー31〜34により検
出された半導体ウエハ1の各検出位置でのエッジ、ノッ
チ又はオリフラの各位置に基づいて半導体ウエハ1の検
査部2に対する中心ずれ及び角度ずれをアライメント補
正量として求め、アライメント実行手段37は、当該ア
ライメント用補正量に従ってウエハ搬送ロボット5の各
連結アーム6〜8及びハンド9を動作制御して半導体ウ
エハ1の位置をアライメントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハ等の基板を収納するストッカー(カセット)から半導
体ウエハを搬送ロボットにより取り出して、この半導体
ウエハの検査を行う検査部に載置するときのアライメン
ト方法及びこの方法を適用した搬送ロボットを用いた基
板検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体ウエハの製造工程では、半
導体ウエハ表面における傷、むら、ダスト、汚れなどの
検査が行われている。この基板検査装置では、半導体ウ
エハを収納するストッカーと、半導体ウエハの検査を行
う検査部(検査ステーション)と、これらストッカーと
検査部との間で半導体ウエハの受け渡しを行う搬送ロボ
ットとを備えている。そして、検査部には、半導体ウエ
ハの中心ずれ及び角度ずれをアライメントするためのア
ライメント用ステーションが設けられている。
【0003】このような基板検査装置であれば、搬送ロ
ボットの動作によりストッカーから半導体ウエハが取り
出され、この搬送ロボットの向きが検査部の配置されて
る方向に回転動作され、続いて搬送ロボットの動作によ
り半導体ウエハが一旦アライメント用ステーションに載
置される。ここで、アライメント用ステーションの回転
動作により半導体ウエハの中心ずれ及び角度ずれがアラ
イメントされ、この後に搬送ロボットの動作により検査
部の検査ステージ上に移載される。そして、検査部にお
いて半導体ウエハ表面における傷、むら、ダスト、汚れ
などの検査が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記装
置では、半導体ウエハを搬送ロボットの動作によりスト
ッカーから検査部に受け渡すときに、一旦アライメント
用ステーションに載置してアライメントを行うので、こ
のアライメントに要する時間だけ検査時間が長くなり、
タクトタイムが長くなっていた。又、検査部にアライメ
ント用ステーションを設けなければならないので、その
分だけスペースを取らなければならない。
【0005】そこで本発明は、半導体ウエハを受け渡す
間に搬送ロボットアーム上でアライメントすることによ
りアライメントの専用スペースをなくし検査装置全体小
型化を容易に図るとともに、搬送中にアライメントを実
施することによりタクトタイムの短縮を図ることができ
るアライメント方法を提供することを目的とする。
【0006】又、本発明は、半導体ウエハを受け渡すと
きの載置時間を無くしてタクトタイムの短縮を図り、か
つ装置全体を小型化できる基板検査装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載による本発
明は、搬送ロボットの多関節アームにより基板を収納す
る容器から前記基板を取り出して前記基板の検査を行う
検査部に受け渡す動作にあたって、前記搬送ロボットの
回転中心と当該搬送ロボットの多関節アームで保持して
いる前記基板の中心とをほぼ一致させて前記搬送ロボッ
トを回転動作させ、この回転動作中に前記基板縁部の少
なくとも任意の2点における位置を検出し、これら検出
位置に基づいて前記基板を前記検査部に移載するときの
アライメント補正量を求めて前記基板の少なくとも中心
位置をアライメントすることを特徴とするアライメント
方法である。
【0008】請求項2記載による本発明は、搬送ロボッ
トの多関節アームにより基板を収納する容器から前記基
板を取り出して前記基板の検査を行う検査部に受け渡す
動作にあたって、前記搬送ロボットのハンドに回転テー
ブルを設け、前記ハンド上に保持された前記基板を前記
回転テーブルにより回転させ、この回転動作中に前記基
板の少なくとも任意の2点における位置を検出し、これ
ら検出位置に基づいて前記基板を前記検査部に移載する
ときのアライメント補正量を求めて前記基板の少なくと
も中心位置をアライメントすることを特徴とするアライ
メント方法である。
【0009】請求項3記載による本発明は、基板を収納
する容器と前記基板の検査を行う検査部との間に配置さ
れ、これら容器と検査部との配置位置に応じた角度だけ
回転動作してこれら容器と検査部との間で前記基板の受
け渡しを行う搬送ロボットアームと、前記基板を受け渡
すときに、前記搬送ロボットアームの回転中心と当該搬
送ロボットアームに保持されている前記基板の中心とを
ほぼ一致させて前記搬送ロボットアームを回転動作させ
る手段と、前記搬送ロボットアームの回転動作中に前記
基板の少なくとも任意の2点における位置を検出する手
段と、この手段により検出された前記基板の各検出位置
に基づいて前記基板の前記検査部に対するアライメント
補正量を求める手段と、この手段により求められた前記
アライメント用補正量に従って前記基板の少なくとも中
心位置をアライメントする手段とを具備したことを特徴
とする基板検査装置である。
【0010】請求項4記載による本発明は、請求項3記
載の基板検査装置において、前記アライメント補正量と
して前記基板の中心ずれ及び角度ずれを求める機能を有
することを特徴とする。
【0011】請求項5記載による本発明は、請求項3記
載の基板検査装置において、前記搬送ロボットの多関節
アームにより前記容器内から前記基板を取り出し、回転
動作を行って前記基板を前記検査部に渡す場合、前記基
板縁部に対応する少なくとも4箇所にそれぞれアライメ
ント用センサーを配置したことを特徴とする。
【0012】請求項6記載による本発明は、請求項3記
載の基板検査装置において、前記搬送ロボットにより前
記容器内から前記基板を取り出し、回転動作を行って前
記基板を前記検査部に受け渡す場合、前記基板縁部に対
応する少なくとも2箇所にそれぞれアライメント用セン
サーを配置したことを特徴とする。
【0013】請求項7記載による本発明は、基板を収納
する容器と、前記基板の検査を行う検査部と、前記基板
の受け渡し位置に応じた角度だけ多関節アームを回転動
作し、これら容器と検査部との間で前記基板の受け渡し
を行う搬送ロボットと、前記搬送ロボットのハンドに設
けられ、このハンド上に保持された前記基板を回転させ
る回転テーブルと、この回転テーブルの回転動作中に前
記基板の少なくとも任意の2点における位置を検出する
手段と、この手段により検出された前記基板の各検出位
置に基づいて前記基板の前記検査部に対するアライメン
ト補正量を求める手段と、この手段により求められた前
記アライメント用補正量に従って前記基板の少なくとも
中心位置をアライメントする手段とを具備したことを特
徴とする基板検査装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】(1)以下、本発明の第1の実施
の形態について図面を参照して説明する。
【0015】図1は基板検査装置の構成図である。この
基板検査装置は、半導体ウエハ1に対するマクロ検査と
ミクロ検査とを行うための検査部(検査ステーション)
2と、この検査部2に対して未検査の半導体ウエハ1を
供給すると共に、検査部2により検査済みの半導体ウエ
ハ1を排出するローダ部3をそれぞれ分離独立して設け
た構成となっている。
【0016】ローダ部3は、検査部2の正面側(検査員
4が検査を行う側)から見て左側に配置されている。こ
のローダ部3には、ウエハ搬送ロボット5が設けられて
いる。このウエハ搬送ロボット5は、例えば3つの連結
アーム6〜8を連結してなる多関節型で、その先端の連
結アーム8にはハンド9が設けられている。このハンド
9は、く字形状をなし、半導体ウエハ1の載置面に複数
の吸着孔10が形成されている。このウエハ搬送ロボッ
ト5は、各連結アーム6〜8を伸縮し、かつ軸11を中
心として回転自在に構成されている。このウエハ搬送ロ
ボット5は、検査部2の左面側(矢印A方向)から半導
体ウエハ1を、検査部2に対して供給/排出するように
なっている。
【0017】ローダ部3の前側には、ウエハキャリア1
2が搭載されている。これらローダ部3とウエハキャリ
ア12とは、検査部2の左面側に並設されている。この
ウエハキャリア12内には、複数の半導体ウエハ1が所
定ピッチで収納されている。
【0018】検査部2のベース上には、ウエハ搬送装置
13が設けられている。このウエハ搬送装置13は、回
転軸14を中心に3本の搬送アーム15a、15b、1
5cを等角度(例えば120度)毎に設けたもので、そ
れぞれの搬送アーム15a、15b、15cには、それ
ぞれハンド(ウエハチャック)16a、16b、16c
が設けられている。これらハンド16a、16b、16
cは、一方端が長く、他方端が短く形成された略L字形
となっている。
【0019】このウエハ搬送装置13は、軸14を中心
に例えば図面上左回り(矢印方向)に回転し、各搬送ア
ーム15a、15b、15cがそれぞれウエハ搬送ロボ
ット5とのウエハ受け渡し位置(ポジション)P、マ
クロ検査位置(ポジション)P、ミクロ検査受渡し位
置(ポジション)Pのいずれかにポジショニングされ
るようになっている。
【0020】このうちウエハ受け渡し位置Pの中心位
置は、検査部2の左側壁面と背面側壁面から等距離の関
係にあり、かつウエハ搬送ロボット5の軸11との間隔
がウエハ搬送ロボット5の搬送ストローク範囲内になる
ように形成されている。
【0021】マクロ検査位置Pには、検査員4の目視
により半導体ウエハ1の表裏面をマクロ検査するための
マクロ検査用揺動機構17が設けられている。
【0022】又、検査部2の架台上には、ミクロ検査部
18が設けられている。このミクロ検査部18は、ミク
ロ検査受渡し位置Pにポジショニングされたハンド1
6a、16b又は16c上に保持されている半導体ウエ
ハ1を受け取り、顕微鏡19を用いて半導体ウエハ1を
ミクロ検査するためのものである。このミクロ検査部1
8では、顕微鏡19で拡大された半導体ウエハ1の像を
CCDカメラ等により撮像したり、接眼レンズ20を通
して観察できるようになっている。
【0023】検査部2の前面には、ローダ部3の動作、
及び検査部2でのマクロ検査、ミクロ検査の操作を行う
ための操作部21が設けられるとともに、この操作部2
1の左側にはミクロ検査において顕微鏡19を通して撮
像された半導体ウエハ1の拡大画像等を映し出すモニタ
22が設けられている。
【0024】上記ローダ部3には、そのベース30上に
4つのアライメント用センサー31〜34が配置されて
いる。これらアライメント用センサー31〜34は、ウ
エハ搬送ロボット5により半導体ウエハ1をウエハキャ
リア12から取り出して、検査部2のウエハ受け渡し位
置Pに渡す動作中に、半導体ウエハ1の中心ずれ及び
角度ずれ(ノッチ又はオリフラの位置ずれ)をアライメ
ントするために当該半導体ウエハ1のエッジ、ノッチ又
はオリフラを検出するものである。これらアライメント
用センサー31〜34は、例えばCCD又はラインセン
サが用いられている。ラインセンサの場合、そのライン
方向が半導体ウエハ1のエッジに対して交わる方向、例
えばエッジの接線に対して略90度の方向になるように
配置されている。
【0025】また、これらのアライメント用センサー3
1〜34は、ウエハ搬送ロボット5の軸11の回転中心
から検査対象となる半導体ウエハ1の半径と同じ同心円
上に配置され、隣り合う2つのセンサーの間隔をオリフ
ラの長さより大きく設定する。
【0026】なお、これらアライメント用センサー31
〜34は、ローダ部3のベース30上に設けているが、
半導体ウエハ1の上方の梁等に設けてもよく、又釣り下
げてもよい。又、アライメント用センサーは、半導体ウ
エハ1に近接して設けるとともに、各アライメント用セ
ンサー31〜34はウエハ搬送ロボット5の各連結アー
ム6〜8と干渉しないように考慮することが好ましい。
【0027】一方、ローダ部3の動作や検査部2でのマ
クロ検査、ミクロ検査の動作などの装置全体の制御装置
には、ロボット受渡し制御手段35、補正量演算手段3
6及びアライメント実行手段37の機能が備えられてい
る。
【0028】ロボット受渡し制御手段35は、図2に示
すように半導体ウエハ1を検査部2に渡すときに、ウエ
ハ搬送ロボット5の回転中心と当該ウエハ搬送ロボット
5のハンド9上に吸着保持されている半導体ウエハ1の
中心とを一致させてウエハ搬送ロボット5を略90度回
転動作させる機能を有している。
【0029】補正量演算手段36は、ウエハ搬送ロボッ
ト5がその回転中心とハンド9上に吸着保持されている
半導体ウエハ1の中心とを一致させて略90度回転動作
中に、4つのアライメント用センサー31〜34により
検出された半導体ウエハ1の各検出位置に基づいて半導
体ウエハ1の検査部2に対する中心ずれ及び角度ずれを
アライメント補正量として求める機能を有している。
【0030】アライメント実行手段37は、補正量演算
手段36により求められたアライメント用補正量に従っ
てウエハ搬送ロボット5の各連結アーム6〜8及びハン
ド9を動作制御してウエハ検査受渡し位置Pにおいて
半導体ウエハ1の中心位置をアライメントする機能と、
マクロ検査ステーション又はミクロ検査ステーションの
回転テーブルを動作制御してノッチ又はオリフラの位置
をアライメントする機能を有している。
【0031】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。
【0032】ウエハ搬送ロボットは、ウエハキャリア1
2内に収納されている未検査の半導体ウエハ1をハンド
9上に吸着保持し、各連結アーム6〜8を縮め、図2に
示すようにロボット受渡し制御手段35の制御によっ
て、当該ウエハ搬送ロボット5の回転中心とハンド9上
に吸着保持している半導体ウエハ1の中心とを一致させ
て、この状態からウエハ搬送ロボット5を検査部2のウ
エハ受け渡し位置Pの方向へ向くように例えば左回り
に略90度回転動作する。
【0033】このウエハ搬送ロボット5の回転動作中又
は回転停止位置にて、4つのアライメント用センサー3
1〜34は、回転している半導体ウエハ1のエッジ、ノ
ッチ又はオリフラを検出してその検出信号を出力する。
【0034】補正量演算手段36は、4つのアライメン
ト用センサー31〜34からの各検出信号を受け、これ
ら検出信号により検出された半導体ウエハ1の各検出位
置でのエッジ、ノッチ又はオリフラの各位置に基づいて
半導体ウエハ1の検査部2に対する中心ずれ及び角度ず
れをアライメント補正量として求める。例えば、少なく
ともノッチやオリフラを含まない3つのウエハエッジ位
置情報(座標)から円の中心座標を求める周知の方法を
用いて半導体ウエハ1の中心位置を求め、正規の中心か
らのズレ量からセンタリングするための補正量を求め
る。
【0035】アライメント実行手段37は、補正量演算
手段36により求められたアライメント用補正量に従っ
てウエハ搬送ロボット5の各連結アーム6〜8及びハン
ド9を動作制御して半導体ウエハ1の中心位置をアライ
メントする。
【0036】このようにウエハ搬送ロボットの回転動作
中に中心ずれ及び角度ずれのアライメント用補正量を求
め、半導体ウエハ1をウエハ検査受渡し位置Pに搬送
するまでの間に半導体ウエハ1の中心位置のアライメン
トを行なう。そして、ウエハ搬送ロボットがウエハ受け
渡し位置Pの方向に向くように左回りに略90度回転
した後、再び各連結アーム6〜8を検査部2の左面側か
らの矢印A方向に伸ばしてウエハ受け渡し位置Pに半
導体ウエハ1を搬送する。そして、ウエハ搬送ロボット
5は、未検査の半導体ウエハ1を吸着保持するハンド9
を搬送アーム15aのハンド16aのコ字開口部内に位
置決めし、当該半導体ウエハ1を搬送アーム15aに受
け渡す。半導体ウエハ1のノッチ又はオリフラの位置の
アライメントは、補正量演算手段36により求められた
アライメント用補正量に従ってマクロ検査ステーション
又はミクロ検査ステーションに設けられた回転テーブル
を動作制御して行なう。
【0037】以上のような半導体ウエハ1の検査部2へ
の渡しが行われると、ウエハ搬送装置13の各ハンド1
6a、16b、16c上にはそれぞれ半導体ウエハ1が
吸着保持され、マクロ検査位置Pにポジショニングさ
れた半導体ウエハ1をマクロ検査用揺動機構17に載せ
替え、この半導体ウエハ1を揺動して検査員4の目視に
よりマクロ検査が行われ、ミクロ検査受渡し位置P
ポジショニングされているハンド16c上の半導体ウエ
ハ1は、ミクロ検査部18の検査ステージに受け渡され
る。このとき、半導体ウエハ1は、半導体ウエハ1の検
査部2への渡し中に中心ずれ及び角度ずれがアライメン
トされた状態で3本アームのウエハ搬送装置13に受け
渡されるので、このウエハ搬送装置13からアライメン
トされた半導体ウエハ1をミクロ検査部18の検査ステ
ージに直接受け渡すことができる。そして、ミクロ検査
部18では、検査ステージをXY方向に走査させて顕微
鏡19の対物レンズで拡大し、その像がCCDカメラ等
により撮像されてモニタ22に表示されたり、接眼レン
ズ20を通してミクロ検査が行われる。
【0038】これらマクロ検査及びミクロ検査が終了す
ると、ウエハ搬送装置13は、軸14を中心に例えば図
面上左回りに回転し、今度は搬送アーム15aがマクロ
検査位置P、搬送アーム15bがミクロ検査受渡し位
置P、搬送アーム15cがウエハ受け渡し位置P
それぞれポジショニングされる。
【0039】次に、ウエハ搬送ロボット5は、各連結ア
ーム6〜8を検査部2の左面側から矢印A方向に伸ばし
てハンド9をウエハ受け渡し位置Pに位置決めする
(破線により示す)。このとき、ウエハ搬送ロボット5
のハンド9は、搬送アーム15cのハンド16cのL字
開口部内に位置し、ウエハ受け渡し位置Pにて検査済
みの半導体ウエハ1を搬送アーム15cから受け取る。
【0040】このウエハ搬送ロボット5は、検査済みの
半導体ウエハ1を保持した状態で各連結アーム6〜8を
縮め、例えば右回りに90度回転して停止し、再び各連
結アーム6〜8を伸ばして検査済みの半導体ウエハ1を
ウエハキャリア12内に収納する。
【0041】以下、上記同様に、ウエハ搬送ロボット5
は、ウエハキャリア12内に収納されている未検査の半
導体ウエハ1を吸着保持し、各連結アーム6〜8を縮
め、例えば左回りに90度回転して停止し、再び各連結
アーム6〜8を検査部2の左面側からの矢印A方向に伸
ばして半導体ウエハ1をウエハ受け渡し位置Pに搬送
する。
【0042】このウエハ搬送ロボット5の回転動作中又
は回転停止位置にて、4つのアライメント用センサー3
1〜34は、回転している半導体ウエハ1のエッジ、ノ
ッチ又はオリフラを検出する。補正量演算手段36は、
4つのアライメント用センサー31〜34により検出さ
れた半導体ウエハ1の各検出位置でのエッジ、ノッチ又
はオリフラの各位置に基づいて半導体ウエハ1の検査部
2に対する中心ずれ及び角度ずれをアライメント補正量
として求める。アライメント実行手段37は、当該アラ
イメント用補正量に従ってウエハ搬送ロボット5の各連
結アーム6〜8及びハンド9を動作制御して半導体ウエ
ハ1の搬送中にアライメントする。
【0043】そして、ウエハ搬送ロボット5は、未検査
の半導体ウエハ1を保持するハンド9を搬送アーム15
cのハンド16cのL字開口部内に位置決めし、当該半
導体ウエハ1を搬送アーム15cに受け渡す。
【0044】これ以降、上記同様に、ウエハ受け渡し位
置Pにおいては未検査の半導体ウエハ1と検査済みの
半導体ウエハ1との受け渡しが行われ、ウエハ搬送ロボ
ット5から受け渡された半導体ウエハ1は、ウエハ搬送
装置13によりマクロ検査位置P、ミクロ検査受渡し
位置Pに循環される。
【0045】このように上記第1の実施の形態において
は、ローダ部3を検査部2の正面側から見て左側に配置
し、ローダ部3のウエハ搬送ロボット5を90度回転さ
せて半導体ウエハ1をウエハ検査受渡し位置Pに受け
渡す際に、このウエハ搬送ロボット5の回転動作中又は
回転停止位置にて、4つのアライメント用センサー31
〜34により半導体ウエハ1のエッジ、ノッチ又はオリ
フラを検出し、補正量演算手段36は、4つのアライメ
ント用センサー31〜34により検出された半導体ウエ
ハ1の各検出位置でのエッジ、ノッチ又はオリフラの各
位置(各座標データ)に基づいて半導体ウエハ1の検査
部2に対する中心ずれ及び角度ずれをアライメント補正
量として求め、アライメント実行手段37は、当該アラ
イメント用補正量に従ってウエハ搬送ロボット5の各連
結アーム6〜8及びハンド9を動作制御して半導体ウエ
ハ1搬送中にアライメントするので、半導体ウエハ1を
ウエハ搬送ロボット5の動作により検査部2に受け渡す
ときに、従来のように一旦アライメント用ステーション
に載置してアライメントを行う必要が無くなり、このア
ライメントに要する時間だけ検査時間を短くでき、タク
トタイムを短縮できる。又、検査部2にアライメント用
ステーションを設ける必要がなくなり、その分だけスペ
ースを小さくでき、装置全体の小型化、低価格を図るこ
とができる。
【0046】(2)次に、本発明の第2の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分
には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0047】図3は基板検査装置の構成図である。この
基板検査装置は、検査部2の裏面側にローダ部40及び
2つのウエハキャリア41、42を配置し、検査部2の
裏面側(矢印B方向)から半導体ウエハ1の受け渡しを
行うものとなっている。
【0048】このローダ部40には、シフト機構43が
設けられ、このシフト機構43上にウエハ搬送ロボット
5が設けられている。このシフト機構43は、ウエハ搬
送ロボット5を左右方向(ここでは矢印C方向)に移動
させる機能を有している。このウエハ搬送ロボット5
は、検査部2の裏面側(矢印B方向)から半導体ウエハ
1を、検査部2に対して供給/排出するようになってい
る。
【0049】ローダ部40には、上記2つのウエハキャ
リア41、42がローダ部40の裏面側に載置されてい
る。これらウエハキャリア41、42のうちウエハキャ
リア41内には、未検査の半導体ウエハ1が収納され、
ウエハキャリア42内には、検査済みの半導体ウエハ1
が収納される。
【0050】このローダ部40には、そのベース上にウ
エハ搬送ロボット5のアームが180°の回転位置にて
重ならない位置に2つのアライメント用センサー44、
45が配置されている。例えば、アライメント用センサ
ー44、45の配置位置は、ウエハ搬送ロボット5が移
動する左右方向(矢印C方向)に配置されている。これ
らアライメント用センサー44、45は、ウエハ搬送ロ
ボット5により未検査の半導体ウエハ1をウエハキャリ
ア41から取り出して、検査部2のウエハ受け渡し位置
に渡す動作中に、半導体ウエハ1の中心ずれ及び角
度ずれをアライメントするために当該半導体ウエハ1の
エッジ、ノッチ又はオリフラを検出するものである。こ
れらアライメント用センサー44、45は、例えばCC
D又はラインセンサが用いられている。ラインセンサの
場合、そのライン方向が半導体ウエハ1のエッジに対し
て交わる方向、例えばエッジの接線に対して略90度の
方向になるように配置されている。
【0051】一方、ロボット受渡し制御手段46は、半
導体ウエハ1を検査部2に渡すときに、ウエハ搬送ロボ
ット5の回転中心と当該ウエハ搬送ロボット5のハンド
9上に吸着保持されている半導体ウエハ1の中心とを一
致させてウエハ搬送ロボット5を略180度回転動作さ
せる機能を有している。
【0052】補正量演算手段47は、ウエハ搬送ロボッ
ト5がその回転中心とハンド9上に吸着保持されている
半導体ウエハ1の中心とを一致させて略180度回転動
作中に、2つのアライメント用センサー44、45によ
り検出された半導体ウエハ1の各検出位置に基づいて半
導体ウエハ1の検査部2に対する中心ずれ及び角度ずれ
をアライメント補正量として求める機能を有している。
【0053】アライメント実行手段48は、補正量演算
手段47により求められたアライメント用補正量に従っ
てウエハ搬送ロボット5の各連結アーム6〜8及びハン
ド9を動作制御して半導体ウエハ1の位置をアライメン
トする機能を有している。
【0054】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。なお、検査部2におけるマクロ検査及
びミクロ検査の動作は、上記第1の実施の形態の場合と
同様であり、その詳しい説明は省略する。
【0055】ローダ部40による検査部2への半導体ウ
エハ1の受け渡しについて説明する。
【0056】ウエハ搬送ロボット5は、各連結アーム6
〜8を縮めた状態でシフト機構43の駆動により左側に
移動してウエハキャリア41に対応する位置に停止し、
ここで各連結アーム6〜8を伸ばしウエハキャリア41
内に収納されている未検査の半導体ウエハ1を保持し、
ロボット受渡し手段46の動作により各連結アーム6〜
8を縮め、次に例えば左回りに180度回転する。
【0057】このウエハ搬送ロボット5の回転動作中
に、2つのアライメント用センサー44、45は、ウエ
ハ搬送ロボット5のハンド9に吸着保持されている半導
体ウエハ1のエッジ、ノッチ又はオリフラを検出する。
【0058】補正量演算手段47は、2つのアライメン
ト用センサー44、45により検出された半導体ウエハ
1の各検出位置情報に基づいて周知の方法により半導体
ウエハ1の検査部2に対する中心ずれ及び角度ずれをア
ライメント補正量として求める。
【0059】アライメント実行手段48は、補正量演算
手段47により求められたアライメント用補正量に従っ
てウエハ搬送ロボット5の各連結アーム6〜8及びハン
ド9を動作制御して半導体ウエハ1をアライメントす
る。
【0060】このようにウエハ搬送ロボット5の回転動
作中に半導体ウエハ1のアライメントを行い、ウエハ搬
送ロボット5が左回りに略180度回転すると、その回
転を停止し、再び各連結アーム6〜8を検査部2の裏面
側からの矢印B方向に伸ばして半導体ウエハ1をウエハ
受け渡し位置Pに移動する。そして、ウエハ搬送ロボ
ット5は、未検査の半導体ウエハ1を吸着保持するハン
ド9を搬送アーム15aのハンド16aのL字開口部内
に位置決めし、当該半導体ウエハ1を搬送アーム15a
に受け渡す。
【0061】これらマクロ検査及びミクロ検査が終了す
ると、ウエハ搬送装置13は、軸14を中心に例えば図
面上左回りに回転し、今度は搬送アーム15aがマクロ
検査位置P、搬送アーム15bがミクロ検査受渡し位
置P、搬送アーム15cがウエハ受け渡し位置P
それぞれポジショニングされる。
【0062】次に、ウエハ搬送ロボット5は、各連結ア
ーム6〜8を検査部2の裏面側から矢印B方向に伸ばし
てハンド9をウエハ受け渡し位置Pに位置決めする。
このとき、ウエハ搬送ロボット5のハンド9は、搬送ア
ーム15cのハンド16cのL字開口部内に位置し、ウ
エハ受け渡し位置Pにて検査済みの半導体ウエハ1を
搬送アーム15cから受け取る。
【0063】このウエハ搬送ロボット5は、検査済みの
半導体ウエハ1を保持した状態で各連結アーム6〜8を
縮め、例えば右回りに180度回転して停止し、シフト
機構43の駆動により右側に移動してウエハキャリア4
2に対応する位置に停止し、再び各連結アーム6〜8を
伸ばして検査済みの半導体ウエハ1をウエハキャリア4
2内に収納する。
【0064】このように上記第2の実施の形態によれ
ば、ローダ部3を検査部2の裏面側に配置し、ローダ部
3のウエハ搬送ロボット5を180度回転させて半導体
ウエハ1を受け渡す場合でも、上記第1の実施の形態と
同様に、半導体ウエハ1をウエハ搬送ロボット5の動作
により検査部2に受け渡すときに、従来のように一旦ア
ライメント用ステーションに載置してアライメントを行
う必要が無くなり、このアライメントに要する時間だけ
検査時間を短くでき、タクトタイムを短縮できる。又、
検査部2にアライメント用ステーションを設ける必要が
なくなり、その分だけスペースを小さくでき、装置全体
の小型化、低価格を図ることができる。
【0065】なお、本発明は、上記第1及び第2の実施
の形態に限定されるものでなく、実施段階ではその要旨
を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0066】さらに、上記実施形態には、種々の段階の
発明が含まれており、開示されている複数の構成要件に
おける適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出でき
る。例えば、実施形態に示されている全構成要件から幾
つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとす
る課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で
述べられている効果が得られる場合には、この構成要件
が削除された構成が発明として抽出できる。
【0067】又、上記実施の形態は、次の通り変形して
もよい。
【0068】図4はウエハ搬送ロボット5におけるハン
ド9に回転テーブル50を設けたものである。なお、こ
の回転テーブル50には、半導体ウエハ1を吸着保持す
るための各吸着孔10が設けられている。この回転テー
ブル50は、当該回転テーブル50の回転中心とハンド
9で保持している半導体ウエハ1の中心とを一致させた
状態で半導体ウエハ1を回転動作させるもので、半導体
ウエハ1との干渉を防止するためにハンド9の上面より
回転テーブル50の上面を若干突出させている。
【0069】このようにハンド9に回転テーブル50を
設けた場合、上記第1の実施の形態のようにローダ部3
を検査部2の正面側から見て左側に配置し、ウエハ搬送
ロボット5を90度回転させて半導体ウエハ1を受け渡
す形式であれば、ウエハ搬送ロボット5の各連結アーム
6〜8を図2に示すように縮めて回転テーブル50の中
心をウエハ搬送ロボット5の回転中心に一致させた後に
回転テーブル50を回転させ、このときに4つのアライ
メント用センサー31〜34により回転している半導体
ウエハ1のエッジ、ノッチ又はオリフラを検出し、補正
量演算手段36により各アライメント用センサー31〜
34により検出された半導体ウエハ1の各検出位置での
エッジ、ノッチ又はオリフラの各位置に基づいて半導体
ウエハ1の検査部2に対する中心ずれ及び角度ずれをア
ライメント補正量として求め、アライメント実行手段3
7により当該アライメント用補正量に従ってウエハ搬送
ロボット5の各連結アーム6〜8及び回転テーブル50
を動作制御して半導体ウエハ1の中心位置とノッチ又は
オリフラの位置をアライメントする。
【0070】又、上記第2の実施の形態のようにローダ
部3を検査部2の裏面側に配置し、ウエハ搬送ロボット
5を180度回転させて半導体ウエハ1を受け渡す形式
であれば、ウエハ搬送ロボット5の回転動作中に、回転
テーブル50を回転させ、このときに2つのアライメン
ト用センサー44、45により回転している半導体ウエ
ハ1のエッジ、ノッチ又はオリフラを検出し、補正量演
算手段47により各アライメント用センサー44、45
により検出された半導体ウエハ1の各検出位置でのエッ
ジ、ノッチ又はオリフラの各位置に基づいて半導体ウエ
ハ1の検査部2に対する中心ずれ及び角度ずれをアライ
メント補正量として求め、アライメント実行手段48に
より当該アライメント用補正量に従ってウエハ搬送ロボ
ット5の各連結アーム6〜8及びハンド9を動作制御し
て半導体ウエハ1の中心位置とノッチ又はオリフラの位
置をアライメントする。
【0071】このようにハンド9に回転テーブル50を
設けることにより、上記第1及び第2の実施の形態と同
様の効果を奏することができ、かつ半導体ウエハ1の受
け渡しの際に、ウエハ搬送ロボット5が回転動作してい
ない場合でも、アライメントを行うことができるととも
に、ウエハ搬送ロボット5で半導体ウエハ1の中心位置
とノッチ又はオリフラの位置を同時にアライメントする
ことができるので、回転テーブル50を360°回転可
能にすれば、アライメント用センサーは1でもよい。更
に、半導体ウエハ1のノッチ又はオリフラの位置合せは
ロボットハンドの回転テーブル50以外の回転テーブル
を備えたマクロステーションやミクロステーションで行
ってもよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、半
導体ウエハを受け渡すときの載置時間を無くしてタクト
タイムの短縮を図ることができるアライメント方法を提
供できる。
【0073】又、本発明によれば、半導体ウエハを受け
渡すときの載置時間を無くしてタクトタイムの短縮を図
り、かつ装置全体を小型化できる基板検査装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる基板検査装置の第1の実施の形
態を示す構成図。
【図2】本発明に係わる基板検査装置の第1の実施の形
態における半導体ウエハを受け渡すときのウエハ搬送ロ
ボットの動作を示す図。
【図3】本発明に係わる基板検査装置の第2の実施の形
態を示す構成図。
【図4】本発明の変形例を示す図。
【符号の説明】
1:半導体ウエハ 2:検査部(検査ステーション) 3:ローダ部 5:ウエハ搬送ロボット 6〜8:連結アーム 9:ハンド 10:吸着孔 11:軸 12:ウエハキャリア 13:ウエハ搬送装置 14:回転軸 15a,15b,15c:搬送アーム 16a,16b,16c:ハンド(ウエハチャック) 17:マクロ検査用揺動機構 18:ミクロ検査部 19:顕微鏡 20:接眼レンズ 21:操作部 22:モニタ 30:ベース 31〜34:アライメント用センサー 35:ロボット受渡し制御手段 36:補正量演算手段 37:アライメント実行手段 40:ローダ部 41,42:ウエハキャリア 43:シフト機構 44,45:アライメント用センサー 46:ロボット受渡し制御手段 47:補正量演算手段 48:アライメント実行手段 50:回転テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M106 AA01 BA10 CA38 DB04 DB12 DB18 DB30 DJ07 DJ40 5F031 CA02 FA01 FA11 FA12 FA14 GA05 GA08 GA35 GA43 GA47 GA50 JA03 JA17 JA28 JA29 JA34 JA35 JA36 KA08 KA13 KA14 MA33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ロボットの多関節アームにより基板
    を収納する容器から前記基板を取り出して前記基板の検
    査を行う検査部に受け渡す動作にあたって、 前記搬送ロボットの回転中心と当該搬送ロボットの多関
    節アームで保持している前記基板の中心とをほぼ一致さ
    せて前記搬送ロボットを回転動作させ、この回転動作中
    に前記基板縁部の少なくとも任意の2点における位置を
    検出し、これら検出位置に基づいて前記基板を前記検査
    部に移載するときのアライメント補正量を求めて前記基
    板の少なくとも中心位置をアライメントすることを特徴
    とするアライメント方法。
  2. 【請求項2】 搬送ロボットの多関節アームにより基板
    を収納する容器から前記基板を取り出して前記基板の検
    査を行う検査部に受け渡す動作にあたって、 前記搬送ロボットのハンドに回転テーブルを設け、前記
    ハンド上に保持された前記基板を前記回転テーブルによ
    り回転させ、この回転動作中に前記基板の少なくとも任
    意の2点における位置を検出し、これら検出位置に基づ
    いて前記基板を前記検査部に移載するときのアライメン
    ト補正量を求めて前記基板の少なくとも中心位置をアラ
    イメントすることを特徴とするアライメント方法。
  3. 【請求項3】 基板を収納する容器と前記基板の検査を
    行う検査部との間に配置され、これら容器と検査部との
    配置位置に応じた角度だけ回転動作してこれら容器と検
    査部との間で前記基板の受け渡しを行う搬送ロボットア
    ームと、 前記基板を受け渡すときに、前記搬送ロボットアームの
    回転中心と当該搬送ロボットアームに保持されている前
    記基板の中心とをほぼ一致させて前記搬送ロボットアー
    ムを回転動作させる手段と、 前記搬送ロボットアームの回転動作中に前記基板の少な
    くとも任意の2点における位置を検出する手段と、 この手段により検出された前記基板の各検出位置に基づ
    いて前記基板の前記検査部に対するアライメント補正量
    を求める手段と、 この手段により求められた前記アライメント用補正量に
    従って前記基板の少なくとも中心位置をアライメントす
    る手段と、を具備したことを特徴とする基板検査装置。
  4. 【請求項4】 前記アライメント補正量として前記基板
    の中心ずれ及び角度ずれを求める機能を有することを特
    徴とする請求項3記載の基板検査装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送ロボットの多関節アームにより
    前記容器内から前記基板を取り出し、回転動作を行って
    前記基板を前記検査部に渡す場合、前記基板縁部に対応
    する少なくとも4箇所にそれぞれアライメント用センサ
    ーを配置したことを特徴とする請求項3記載の基板検査
    装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送ロボットにより前記容器内から
    前記基板を取り出し、回転動作を行って前記基板を前記
    検査部に受け渡す場合、前記基板縁部に対応する少なく
    とも2箇所にそれぞれアライメント用センサーを配置し
    たことを特徴とする請求項3記載の基板検査装置。
  7. 【請求項7】 基板を収納する容器と、前記基板の検査
    を行う検査部と、前記基板の受け渡し位置に応じた角度
    だけ多関節アームを回転動作し、これら容器と検査部と
    の間で前記基板の受け渡しを行う搬送ロボットと、 前記搬送ロボットのハンドに設けられ、このハンド上に
    保持された前記基板を回転させる回転テーブルと、 この回転テーブルの回転動作中に前記基板の少なくとも
    任意の2点における位置を検出する手段と、 この手段により検出された前記基板の各検出位置に基づ
    いて前記基板の前記検査部に対するアライメント補正量
    を求める手段と、 この手段により求められた前記アライメント用補正量に
    従って前記基板の少なくとも中心位置をアライメントす
    る手段と、を具備したことを特徴とする基板検査装置。
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